個人投資家様向け会社説明会(日本橋)

アネスト岩田株式会社
会社説明会
2015年2月25日
(於: 株式会社日本投資環境研究所)
(証券コード6381 東証1部)
1
説明者 ・ 目次
■説明者
代表取締役 社長執行役員
■目次
Ⅰ.当社の概要
Ⅱ.成長戦略
中期経営計画と年度方針
Ⅲ. 前期2013年度実績と今期の状況
Ⅳ.株主還元政策について
Ⅴ.参考資料
壷田 貴弘
2
社 名
Ⅰ当社の概要
1996年に岩田塗装機工業(株) から アネスト岩田(株)に改名
旧銘柄略称 『岩田塗』
現 東証1部 (機械) 6381 『アネスト岩田』
アネスト「ANEST」 の意味は ?
① 「ANEST」は『開発型企業集団』を表す。
Active(活力) & Newest(新規性) Technology(技術力)
活力と新規性のある技術力を持った 『開発型企業集団』 を目指す。
② 「ANEST」は、社是「誠心(まことのこころ) 」の精神を表す造語。
「誠心」の精神は、真摯 EARNESTであれ、正直HONESTであれ。
ANEST
= EARNEST
+
HONEST
会社沿革
■創業1926年(大正15年)
日本の塗装機器・空気圧縮機をリードし続けて90年目になります。
■世界で初めての製品を開発し続けています。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
1926年
1927年
1928年
1948年
1961年
1962年
1969年
1973年
1985年
1991年
1993年
1995年
1996年
1999年
2003年
2005年
2009年
2010年
2013年
2014年
3
Ⅰ当社の概要
国産第1号スプレーガン
当社の前身、岩田製作所創立
国産第1号のスプレーガンの製造・販売を開始
小形コンプレッサの製造・販売を開始
スクロール圧縮機構
岩田塗装機工業株式会社を設立
東京証券取引所第二部に上場
塗装設備分野に本格進出
国産初の空冷二段・中形コンプレッサを発売
東京証券取引所第一部に上場
世界初の多関節電動塗装ロボットを発売
世界初のオイルフリースクロールコンプレッサー開発
世界初のドライ(オイルフリー)スクロール真空ポンプを開発
世界初の樹脂製ピストンのオイルフリーコンプレッサー開発
CIを実施し、アネスト岩田株式会社に社名変更
世界初のV溝付塗料ノズルを採用した低圧スプレーガンLPH-400発売
国産初の外部帯電方式の静電ハンドガンを発売
世界初のオイルフリーブスターコンプレッサ開発
WS-400スプレーガンが世界大手塗料メーカーのグローバル認証を受ける
オイルフリーブスターコンプレッサが省エネルギー機器表彰を受賞 小形バイナリー発電装置を開発。NEDOの依託・開発テーマに採択 世界最大出力の7.5kWオイルフリースクロールコンプレッサー開発
4
会社概要
社
名
創
業
資 本 金
上
場
発行済株式
主 要 株 主
Ⅰ当社の概要
従 業 員 数
拠
点
関 係 会 社
アネスト岩田株式会社
1926年5月1日(大正15年)
3,354百万円
東京証券取引所 第一部 1973年上場
41,885,505株
日本トラスティ・サービス信託銀行
9.1%
第一生命保険株式会社
5.4%
アネスト岩田仕入先持株
5.0%
アネスト岩田得意先持株会
4.7%
日本マスタートラスト信託銀行
3.7%
汎用機械器具製造業 (一般機械器具の製造販売)
・空気圧縮機とその周辺機器
・塗装機器 及び液圧機器とその周辺機器
・真空ポンプとその周辺機器
1,293名(グループ総人員 国内569名・海外724名・・・2014年12月31日現在 )
国内拠点・・・本社・2工場・20販売拠点
子会社35社(海外31社) 関連会社 6社(海外4社)
決 算 期
ホームページ
3月31日
http://www.anest-iwata.co.jp
事
業
本社
5
多⽬的運動場
Ⅰ当社の概要
研修センター
エァソリューションルーム
本社 (横浜市)
市営地下鉄ブルーライン新⽻駅から徒歩10分
新横浜駅から⾞で10分
所在地 : 横浜市港北区新吉田町3176
⾳響試験室
設立
: 1948年6月
機能
: 本社・研究開発・お客様相談室
コミュニケーション・ラボ & ショールーム
4子会社本社
従業員数 : 約250名
敷地面積 : 約36,000㎡
建物面積 : 約17,400㎡
Lab Room
Showroom
6
Copyright© 2013, ANEST IWATA Corporation
Ⅰ当社の概要
福島工場
第一工場
第二工場
 圧縮機・真空機器事業の
マザー工場。
 グローバル物流の拠点。
 ユニークな受注生産方式。
無人加工設備
福島県西白河郡矢吹町丸の内227-1
■所在地
■操業開始 1975年9月
空気タンク製造ライン
■生産品目 圧縮機および関連機器
真空機器および関連機器
■従業員数 約200名
■敷地面積 約143、000㎡
(福島第二工場22、700㎡含む)
■建物面積 約20,000㎡
(福島第二工場3、200㎡含む)
秋田工場
SLセル本体組立場
7
Ⅰ当社の概要
洗浄機
秋田工場
■所在地
秋田県大仙市藤木字下野中21番地
■設立
1972年10月
■生産品目
塗装機器とその付属品
■人員
約60名
■敷地面積
約32,500㎡
■建物面積
約7,980㎡
NC旋盤
自動組立機
8
国内営業拠点
Ⅰ当社の概要
9
グローバルネットワーク
Ⅰ当社の概要
グローバルネットワーク
■ ■
■
■■
■
■
アネスト岩田グループ 42社
・子会社 35社(海外31社)
・関連会社 6社(海外 4社)
10
当社の製品
Ⅰ当社の概要
真空機器事業
圧縮機事業
気体を扱う 54%
液体を扱う 46%
塗装機事業
液圧機器事業
塗装設備事業
11
空気圧縮機とは?
Ⅰ当社の概要
空気圧縮機とは?
「自転車の空気入れ」は人力で圧縮空気を作りますが、
「空気圧縮機」はモーターなどの動力で機械的に
大気の10倍程度の圧縮空気を作る機械です。
圧縮機本体
モーター
空気タンク
圧縮機とその圧縮機構
12
空気圧縮機とは?
圧縮空気の用途は?
Ⅰ当社の概要
空気圧縮機は、表には見えませんが、
生活のあらゆる場面で世界中で使われています。
・物作りの現場(工場)では、電気・水道・ガスと同様に
圧縮空気は工場中に配管され、オートメーション用の空圧機器
(SMC様、CKD様製品など)を作動させる動力として利用しています。
・自動車修理工場やガソリンスタンドでは、タイヤの空気充填、
インパクトレンチ(タイヤのねじ締め)等に使われています。
・病院では各病室に圧縮空気が配管で配られています。
人工呼吸器、麻酔装置等。 ベット脇に設置されたガス取出口 ⇒
・公共交通機関(電車・バス)の車輌では、ドアの開閉
ブレーキの制御などで利用されています。
・郵便局では手紙の自動仕分けに。
(その他の様々な自動機械に組み込まれている。)
・圧縮空気から作る窒素ガスはポテトチップス・フリカケの
袋にいれて食品の鮮度を保持しています。
(窒素ガス発生装置も当社製品です。)
13
当社の圧縮機の特徴は?
1.製品シェア・・・国内2位 4台の内1台は弊社製
Ⅰ当社の概要
競合は日立・東芝・神戸製鋼所
④応用が進むスクロール技術。
2.製品の特徴
スクロール技術を基に用途を拡大
①世界初を作る技術開発力。
・世界初のオイルフリースクロール圧縮機
・世界初の樹脂ピストンオイルフリー圧縮機
・世界初のオイルフリーブースタ圧縮機
②地球に優しい圧縮機が得意。
世界初のオイルフリースクロール圧縮機
世界初のドライスクロール真空ポンプ
バイナリー発電装置
2013年新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
の 依託・開発テーマに採択され開発を進めています。
・オイルフリー圧縮機(油を使わない)
食品・医薬品・病院等で使用可能
・省エネ提案で、CO2削減に貢献。
バイナリー発電装置
③豊富なバリェーション (出力60W~75kW)
・多様な圧縮機構を開発
・世界最大出力7.5kWスクロール圧縮機本体
( 0.75kW ・2.2Kw ・3.7kW ・5.5kW ・7.5kW機を保有)
分析現場で活躍する
0.75kW圧縮機本体
を搭載した圧縮機
温泉や工場排熱など90℃未満の
低温温水の熱エネルギーを利用して、
発電できる小型発電装置。
7.5kW
圧縮機本体
14
Ⅰ当社の概要
真空ポンプとは?
真空ポンプとは、圧縮機とは逆に空気の圧力を減らす機械です。
真空ポンプとは?
・気体を吸引するポンプ
家庭の掃除機も一種の真空ポンプ。
当社の真空ポンプは、掃除機の100倍以上の能力。
真空の性質とその利用
①熱が伝わりにくくなる (魔法瓶)
②空気(酸素)がないと痛みにくい。小さくなる。(真空パック・太陽電池パネル・圧縮布団袋)
③気圧が低くなると蒸発が速くなる (乾燥食品・半導体製造装置)
④気圧が低い所に物は移動する。 (吸着パット・窯業用土脱泡機・調味料充填)
⑤気圧が低いと、移動の抵抗が少なくなり高速移動が可能になる。
(先端科学 放射光施設※1 ) ※1放射光施設については、後のページで解説しています。
魔法瓶
真空包装
フリーズドライ
半導体製造装置
プラズマ/液晶
15
当社の真空機器の特徴は?
Ⅰ当社の概要
1.シェア・・・600リッター以下のドライ真空ポンプの特定分野で国内の50%以上
2.製品の特徴
■世界初を実現した技術開発力。
ドライスクロール真空ポンプ (オイルを使わないポンプ)
全長1.4kmの輪の中を真空状態
■高い評価の製品性能
・NASA(アメリカ航空宇宙局)が選んだ技術力
NASAが世界中の真空ポンプ13機種を評価し
当社の真空ポンプを採用。
・世界の最先端科学分野の放射光施設で認められ性能
放射光施設SPring-8
最上位クラスの放射光施設である兵庫県播磨SPring-8に、
ノーベル賞で有名になった高エネルギー加速器機構に、
茨城県東海村のJ-PARC(大強度陽子加速器施設)に、
海外(アメリカ・ヨーロッパ・アジア)の放射光施設に、 使用されています。
【放射光施設】真空中で高いエネルギーまで加速された陽子を衝突させると中性子、ニュートリノ、
反陽子などの量子ビームが生成します。 この量子ビームを利用して、原子核物理、素粒子物理、物質科学、
生命科学等の分野において、基礎科学から応用まで最先端の研究が行われます。
16
塗装機器
霧化機器―塗料を霧化
Ⅰ当社の概要
塗装は
自動車・家電品・金属・プラスチック・木工・家具
建築・鉄工・橋梁・皮製品・更にネールアートなど
身の回りの様々な製品に使用されています。
国内の塗装工程では、ほぼ100%のユーザーが
何らかの当社製品を使用しています。
供給機器―塗料の搬送
国産第1号のスプレーガンを製造した弊社は、
霧化装置から環境装置まで塗装に関する
幅広い製品群を約90年間提供し続けています。
環境装置―作業環境保護
17
Ⅰ当社の概要
電気製品部品 液晶TVフレーム
自動車塗装
自動車部品塗装 アルミホィール
エアブラシ(ネールサロン・絵画等)
18
塗装機器の特徴は?
Ⅰ当社の概要
1. シェア・・・塗装機器スプレーガン
国内トップ≒75%が当社製品を使用、 世界2位 (欧米の≒30%が当社製品)
2. 製品の特徴
■世界に先駆けた環境対応技術
・欧州・北米の環境規制に適合する製品を開発。
■圧倒的なシェアに裏付けられた製品品質
国内≒75% 欧米≒30%
・世界の塗料メーカーが当社を推奨しています。
・国内塗料メーカー推奨モデルも同様。
世界の塗料メーカー
が当社製品を推奨
■歴史に裏付けられた総合提案力と技術力
・塗装機器総合メーカーとしての90年近い実績と
技術力で、お客様の満足する製品を提供。
19
塗装設備の導入事例
Ⅰ当社の概要
90年近い歴史と豊富な経験と実績を基に、塗装と
塗布の総合コンサルティングを行い、塗装ロボットや
塗装機器をシステム化した塗装設備を提供しています。
■小物・スピンドル方式
・携帯電話(動画) ・カメラ ・めがね ・ドア取手等
■中物・コンベア方式等
・テレビの枠(動画) ・冷蔵庫
・自動車(バンパー ・ドア ・ライト)
■大物部品
・電車(動画) ・車両台車 ・建築資材
※写真は新幹線自動塗装装置
20
液圧機器事業
Ⅰ当社の概要
塗装で磨き上げた高い専門技術を、塗料以外の液体で応用する新事業です。
『塗装(塗料)』以外の全ての液体市場に対して、
① 低圧力から高圧力
② 低粘度から高粘度
③ 液体から液体/固体混合流体
を搬送するポンプ類と、その液体の最終使用目的の実現
(塗布/霧化/接着等)を含めて 【総合コンサルテーション】
を行なう事業として、お客様へ最適商品を提供して参ります。
当面 30億円事業に育成
食品衛生法に準拠したスプレーガン
食用油・チョコレート塗布などに使用される。
将来は塗装機器を上回る事業に
ゴム商品製造
金属商品製造
薬品製造
樹脂商品製造
液圧機器事業
自動車関連
食品製造
印刷関連
畜産、農業関連
21
Ⅱ.成長戦略
中期経営計画と年度方針
Airzap ANEST IWATA INDUSTRIA E COMERCIO LTDA. (ブラジル)新会社
ブラジルの圧縮機製造会社を買収して子会社化したアネスト岩田エアザップ社
22
中期経営計画(2013年度~2015年度)
Ⅱ成長戦略
■目指す業績
・売上高 280億円
・営業利益率 12%以上を目指す。
6,000
35,000
5,000
30,000
経常利益
25,000
当期純利益
20,000
売上高
4,000
3,000
2,000
1,000
0
26,739
28,096
●
22,435
17,886
22,540
20,171 21,212
営業利益
15,000
10,000
5,000
0
23
中期経営計画(2013年度~2015年度)
Ⅱ成長戦略
■当社グループは、世界中のお客様のニーズを集め、市場毎に最適なマーケティング・
開発・販売・生産&調達・経営管理体制を保有する「真のグローバル企業」となる。
■生産拠点
①主たる生産工場
日本・中国・台湾・インド・イタリア
②ノックダウンの生産工場
中国・韓国・タイ・インド・イタリア
ドイツ・アメリカ・ブラジル
■開発拠点
①塗装機
開発本部
其の他開発
②塗装設備
開発本部
其の他開発
③圧縮機
開発本部
その他開発
イタリア
日本・中国
日本
中国・タイ
日本
中国・インド
24
Ⅱ成長戦略
2014年度計画
■グローバル化の推進
2013年度
国内市場を維持しつつ、海外市場も拡大(海外売上比率 46.4%→目標60%)
方針
①国内は付加価値の高い製品作り
高度技術の流出を防止のため、基幹部材を生産し世界の工場へ供給する。
②海外はローカルに徹する(現地化)・・・開発拠点・生産拠点・販売拠点
現地化=現地の市場情報を収集し、現地に合った物づくりを実践する。
グローバルネットワーク
◎ 2013年度設立
ベトナム ・インドネシア ・ミャンマー ・ドバイ
★ 2014年度設立
ポーランド ・ドイツ ・ブラジル
★
★
◎
◎◎
◎
★
■ 既存会社
当社製品を販売できない地域の最小化を目指しています。
25
2014年度の方針
Ⅱ成長戦略
①生産性の向上
・国内工場は無人化・省人化を進め
→世界のマザー工場に
・グローバルな生産技術
世界の工場を支援する生産技術部門
中国・杭州阿耐思特岩田友佳空圧機有限公司
・最適地生産&最適地調達の推進
世界の最適地工場で生産(日本・インド・中国・台湾・イタリア等)
グローバルな調達の推進 (海外調達部門を強化 海外駐在配置)
②経営管理課題
・グローバル経営理念の浸透 (右図参照)
・グローバル経営管理システム(SAP)の展開
国内は4月カットオーバー済 → 次は海外子会社に展開
・グローバル人事制度の構築
・事業部制の採用で意思決定のスピードUP
・ガバナンス体制の強化
③製品
26
製品別対応-圧縮機
① 圧縮機事業グローバル化の促進
Ⅱ成長戦略
(海外比率26.3%→30%へ)
「グローバルな圧縮機メーカ」としての基盤を固める。
圧縮機は、国によりモーターや圧力タンクの規格が異なるので、現地体制を整備しの伸長する。
● 世界市場では、まだ2%弱のシェアであり伸長の余地有
世界8,000億円規模の市場において、オイルフリー機で高い技術力の当社は成長を見込める
オイルフリー技術を武器に世界で戦う
● グローバル化のための圧縮機拠点を整備して伸長
現地のニーズを具体化できるマーケティング・開発・販売・サービス・生産・調達能力を
保有する拠点作りを急ぎ進める
● 先駆的な製品開発で差別化をはかり、適切な利益を確保する。
•
縮機製品は各国でモーターや圧力タンクの規格が異なり、国内製品をそのまま輸出できないため海外展開には制約があ
圧縮機の市場規模 (合計7,500百万ドル≒8,000億円)
りました。当社も
27
Ⅱ成長戦略
製品別対応-圧縮機
②製品開発
先駆的な製品開発を軸とした事業成長の確保
● 新形高出力スクロールコンプレッサ(5.5kW/7.5kW)のシリーズ拡大
● 技術者を海外生産子会社に配置、ローカル仕様の製品開発
● アネスト岩田にしか出来ない特定市場戦略製品 (カスタム事業) の開発
(医療システム事業・ブレーキシステムなどで製品領域拡大と海外展開加速)
● 事業領域拡大に向けた技術開発 (バイナリー発電機等)
● エンジニアリングへの展開
圧縮機セット化
世界で初めて2MPa
世界最高出力7.5kW
初めての
国産スクロール式
温泉旅館に納入
国内外で伸長
28
Ⅱ成長戦略
製品別動向- 真空機器
製品領域を拡大し成長を狙う
ISP-500C-THT(低リーク仕様)
(低振動仕様)
航空機CFRPリペア専用
可動式ユニット
クリーンな真空・排気
29
GVSC-500B(中国専用モデル)
GVSC-500B(タイ専用モデル)
製品別動向- 塗装機器
GVSC-500B(北米専用モデル)
Ⅱ成長戦略
世界のNO.1を目指す。
30
Ⅱ成長戦略
製品別動向-液圧機器
『塗装(塗料)』以外の全ての液体市場に対して、
①低圧から高圧へ ②粘度から高粘度 ③液体から液体/固体混合流体を搬送する
ポンプ類と、その液体の最終使用目的の実現 (塗布/霧化/接着/離型等)を含めて
総合コンサルテーションを行なう事業として、お客様へ最適商品を提供します。
塗装の技術を他の液体塗布に活用し、新製品を続々と開発・発売し、売上高が伸長。
塗装市場より大きい液体塗布市場で、新たな30億円事業に。
・ 食液加温ユニット
ケーキの上の透明なゼリーに似た
ナパージュの塗布等に使用
加温式スプレーガン
チョコレート等を塗布
・離型剤塗布用スプレーガン
・ チューブポンプ
(FOU-T1)
31
製品別動向-塗装設備
Ⅱ成長戦略
塗装システム事業(塗装設備)を再強化
利益を確保の体制が整う中、順調に受注が増えており
アジアを中心に活動を強化する 。
32
Ⅲ前期実績
Ⅲ.
前期(2013年度)連結業績概況
ANEST IWATA Babatz GmbH (ドイツ)新会社
ドイツの圧縮機製造会社を買収して子会社化したアネスト岩田ババッツ社
33
Ⅲ前期実績
前期(2013年度)連結業績
当年度2013年度
(単位:百万円)
実績
売上高
2012年度との比較
前年
実績
利益率
25,457
利益率
22,540
営業利益
2,940
11.6%
2,109
9.4%
経常利益
3,579
14.1%
2,638
11.7%
当期純利益
2,181
8.6%
1,780
7.9%
増加額
2,916
831
941
401
予想値対比
利益率
変化P
増加率
12.9%
39.4%
35.7%
22.6%
予想値
増減額
24,000
2.2
2,800
2.4
3,300
0.7
2,100
増減率
1,457
140
279
81
6.1%
5.0%
8.5%
3.9%
■前年比較・・・増収増益
6,000
28,096
30,000
売上高と利益額(百万円)
5,000
17,886
22,435
3,602
3,256
3,000
21,212
20,171
4,000
3,579
2,313
2,017
2,000
2,144
2,030
1,376
15.00
2,325
2,638
2,043
1,379
1,103
896
1,000
25,45725,000
22,540
2,264
2,109
2,940
20,000
15,000
2,181
1,780
・売上高 12.9%増 利益20~40%増
■予想値比較・・修正予想値越え
・売上高,利益とも11月の上方修正値を超え
10,000
1,322
712
5,000
0
利益率(%)
10.0
■2007年度(最高利益時)と比較
・売上高
▲ 9.4% 緩やかに回復
・利益額は ほぼ同等
5.0
・利益率は 2007年を上回る。
0.0
07年度
08年度
経常利益率
営業利益率
当期純利益率
09年度
10年度
11年度
12年度
13年度
営業利益
経常利益
当期純利益
売上高
■リーマンショックの翌年も黒字
・しっかりとした経営
34
今年第3四半期までの業績
今年の3Qまでの実績を
2007年最高利益時3Qと比較
■売上高
2007年度の最高利益時に
1.2% 不足する①売上高
■利益
2007年度の最高利益時を
上回る②利益率と③利益額
今年第3四半期までの市場別売上高
(単位:百万円)
■市場別 (国内 海外)
24,000
20,000
16,000
12,000
8,000
4,000
0
10.1%増
19,518
10年3Q 海外比率38.3%
6.1%増
10,209
14.8%増
9309
12年3Q 海外比率40.7%
13年3Q 海外比率45.7%
全体
日本
海外合計
■市場別 (海外 地域)
10,000
11年3Q 海外比率39.4%
14.8%増
9,309
10年3Q
11年3Q
8,000
6,000
8.3%増
4,000
2,821
12年3Q
21.0%増
4,075
14年3Q 海外比率47.7%
・今年度も現在のところ
国内外ともに順調に伸長している。
各エリアも順調に伸長している。
13年3Q
14年3Q
2014年度3Qの地域別割合
12.8%増
2,411
2,000
0
海外合計
欧州
アジア
北米 他
4
Ⅳ.株主還元政策
ANEST IWATA Polska Sp.zo.o. (ポーランド)新会社
欧州で7ケ国目の塗装機販売子会社として誕生したアネスト岩田ポーランド
37
株主還元政策 (配当と自己株式の消却)
株主の皆様に対する安定的な利益還元に努めることを重要な使命とする。
■ 配当
配当方針・・・・配当性向30%を基準。最低でも1株当り年間3円。
(今年の自社株取得を含めた総還元性向は約40%の見込み)
第2四半期末(中間)
合計
円銭
円銭
7.50
8.00
15.50
配当済み8.00
8.00
16.00
2013年度の配当
2014年度の配当予想
期末
円銭
52,000
発行済株式数
15.5 16
14.5
配当 12.5
13
8
4 4 4 5
6
9.5 10
8
5
50,000
48,000
46,000
44,000
42,000
40,000
発行済株式数(千株)
20
18
16
14
12
10
8
6
4
2
0
00
年
01 度
'0 年度
2年
03 度
年
04 度
年
05 度
年
06 度
年
07 度
年
08 度
年
09 度
年
10 度
年
11 度
年
12 度
年
1 度
※ 3年
14 度
年
度
配当金 (円)
■ 自己株式の消却 1株価値の向上を目的に継続的に実施してきました。
※14年度は予想値
配当金
発行済株式数
自己株式の消却を進め1株価値を
向上させています。
株発行済株式数は2000年に比べ
約18%減少(消却)しています。
・今年自社株買い己株式を
29万株取得
38
Ⅴ.参考
インドネシアのジャカルタに設立した子会社 「アネスト岩田インドネシア」 が入居するビル
財務内容
39
Ⅴ 参考
■高い財務安定性
①高い自己資本比率・・・・・ 67.4%
②高い現金及び現金同等物残高
・・・・・47.4億円
③事実上の無借金経営
短期借入金 1.2億円、長期借入金 0.0億円は、
②に比べ僅かで事実上の「無借金経営」
40
Ⅴ 参考
当社特徴 まとめ
1. 90年を向かえる実績 (創業1926年)
創業以来、信頼ある製品作りで、お客様のご支持を頂き成長してまいりました。
2.高い製品シェア
・塗装機は国内で75%を超える圧倒的なシェア。 欧米で約30%、世界では2位。
・圧縮機は国内2位。 (競合は日立・東芝・神戸製鋼所等)
3.健全な財務体質と経営
・自己資本比率 67.4%
・実質的な無借金経営 ・リーマンショック後の厳しいときも黒字
4.優れた技術開発力
・世界で初めてを作る技術開発力
・最先端科学分野で評価された技術開発力
・この技術開発力をベースに省エネ・CO2削減に貢献する製品提案をしております。
- 優秀省エネルギー機器表彰にて日本機械工業連合会会長賞を受賞
- バイナリー発電機 ( 温泉熱などの再生可能エネルギーを利用した発電機 )
5.グローバル企業・・・・・新興国に海外活動の拡大を図ってまいります。
・子会社 35社 (うち海外31社)
・関連会社 6社 (うち海外4社)
6.明確な株主還元政策
・配当方針・・・・・・・配当性向30%を基準。最低でも年間3円。
・自己株取得・・・・・適時実施 (自己株式消却実績) 2000年基準で現在まで18%消却済み
【お知らせ】
2014年4月より、単元株式数を1,000株から100株に変更しました。
41
Ⅴ 参考
株価推移と経営指標
東証開示 月間株価データより
各種指標
東証データ+当社計算値(連結)
株価 (円)
株価推移
指 標
時価総額
発行済株式数
配当利回り ( 昨年実績15.5円)
配当利回り ( 今年予想16.0円)
値
時点
指 標
≒3 3 3 億円 ( 2 0 1 5 /0 2 / 2 0 ) EPS( 1株利益)
値
時点
5 2 .3 4 ( 2 0 15 / 0 3 予想)
4 1 ,8 8 5 ,5 0 5 ( 2 0 1 5 /0 2 / 2 0 ) B PS( 1 株株主資本)
5 2 7 .5 6
(2014/03)
1 .9 5 % ( 2 0 1 5 /0 2 / 2 0 ) ROA (総資産純利益率)
7 .5 %
(2014/03)
1 1 .0 %
(2014/03)
2 .0 2 % ( 2 0 1 5 /0 2 / 2 0 ) ROE ( 株主資本純利益率)
PER( 株価収益率)
1 5 .1 7
PBR(純資産倍率)
1 .5 1
( 2 0 1 5 /0 2 / 2 0 ) 最低購入代金
( 2 0 1 5 /0 2 / 2 0 ) 2 0 1 5 / 0 2 /2 0 株価終値
7 9 ,4 0 0 ( 2 0 1 5 / 0 2 / 2 0)
7 9 4 円で計算。
42
Ⅴ 参考
ホームページのご案内
経営情報や製品情報など、さまざまな詳しい
情報をご覧いただけます。
ホームページアドレス
http://www.anest-iwata.co.jp
または、
アネスト岩田
製品を説明した製品情報
検索
株主・投資家の皆様向けのIRサイト
43
本日は、ご清聴ありがとうございました。
ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
将来見通しに関する記述及びその他の注意事項
このプレゼンテーション資料で述べられている将来の当社に関する見通しは、現時点で知りうる情報をもとに
作成されたものです。世界経済、為替レートの変動、業界の市況、設備投資の動向など当社業績に影響を与
えるさまざまな外部要因があります。
従いまして、このプレゼンテーション資料に記載の内容と異なる可能性があることをご承知おきください。
また、この資料は投資家一般の皆様への情報伝達を目的としており、当社の株式その他の有価証券等の
売買等を勧誘又は推奨するものではございません。
44