この度，平成２６年度千葉県バスケットボール協会代議員総会の総意を得て，会長の大役を仰せつかることになりました。千葉県のバスケットボール界を推進するという，大きな役割を担う当協会の会長に就任し，その責任の重さを痛感しているところであります。酒井前会長におかれましては，６期１２年の永きにわたり，優れた見識と強いリーダーシップを発揮され，当協会の進むべき方向性を明確に示されました。その間に構築された組織力と，成熟したマンパワー（人的資源）は，当協会の宝物のひとつとなっております。一方，現在，日本のバスケットボール界は，とても大きな岐路に立たされております。ＦＩＢＡからの勧告により『トップリーグの統一』など，様々な高いハードルの課題を突きつけられ大きな改革を求められています。このような出来事を，バスケットボールをこよなく愛する者のひとりとして，関係者の早期合意形成により『日本のバスケットボールのあるべき姿』を，一日も早く会員の皆さんと共有したいと切に願っております。２０２０年には，いよいよ東京オリンピックが開催されます。当協会はもとより，地方協会，各連盟の皆様方と知恵を出し合い，魅力あふれるバスケットボールを発信し，千葉県から若い世代がオリンピックに出場できるよう，協会役員一同『一枚岩』となって職務に精励していく所存です。今後とも，バスケットボールを愛する全ての皆様方より，絶大なる御支援と御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。千葉県バスケットボール協会会長野村俊郎