1月号

家庭・地域と学校を結ぶ
宮崎市立生目台中学校
チャレ ンジ
1月号
平成27年 1月
8日
2年生が心待ちにしていた修学旅行は 12 月 10 日(水)~12 日(金)の2泊3
日で実施されました。病気や怪我もなくたくさんのことを学習し、学年が一段とま
とまってひとつ大きくなって帰ってまいりました。一生忘れることのできない素晴
らしい充実した旅行だったことでしょう。
実行委員長としてやはり始めは不安でした。楽しい
修学旅行にできるかどうか。しかし、修学旅行当日、
皆の顔から笑顔が見えてきました。怒られることもあ
ったけど、この修学旅行で自分自身を変えることがで
きた思い出深い旅になったと思います。先生方、保護
者の皆様、本当にありがとうございました。
(修学旅行実行委員長 壹岐 翼くん)
今回実行委員をやったことでいろいろな作業
を協力してやることの大切さ、そしてみんなの
前で発言する機会を多くいただきました。今ま
で積極的に行動できませんでしたが、注意をす
ることができ、よい修学旅行になったし、私自
身成長することができました。
(修学旅行副実行委員長 湯地妃夏さん)
2年生の修学旅行中1・3年生は 12 月 10 日(水)恒例になっている
生目台東小学校・生目台西小学校との合同クリーン作戦を実施しました。
小学生は一生懸命活動しましたし、中学生は自覚をもって小学生の面倒を
見ながら同じく一生懸命に作業を行いました。1時間程度で 30 袋ほどの
ゴミが集まりましたが、本来こんなにゴミが落ちているのは信じられない
状況です。児童生徒は今後もゴミを落とさないこと、見つけたら拾うこと
を胸に刻んだようです。明らかに大人が捨てたと思われるゴミもかなりあ
り、特に、煙草のポイ捨てがあまりにも多かったようです。生目台地区は
公園も多くその雰囲気もよく、「坂の街」というデメリットにも成り得る
要素が歩道に立って眺めるには素敵な雰囲気を醸し出しています。是非ゴ
ミのない美しい街を作り上げたいものです。きっとこうしてクリーン作戦
を続けている子どもたちが将来的にその任を担ってくれるのだろうなと
頼もしく思った時間でした。
・今日は小学生と中学生が力を合わせてゴミ拾いができたので良かったと思います。班の人の名前を覚え合
ってみんなの名前を覚えられました。ゴミ拾いを一生懸命しながら小学生との交流をし、気軽に話せたと
思います。最初の方はゴミがあまりなくて「ないねぇ」と言っていましたが、ちゃんと探していくと袋に
入らないくらいのゴミの量がありました。特に、お菓子のゴミ、ペットボトル、カンなどが多くてお菓子
のゴミなどは私たち子どもも捨てているんだなと、悲しく思いました。今日頑張って地域をきれいにした
のでゴミが増えないでほしいです。
(1年1組 椎原萌々子さん)
・3校合同クリーン作戦で、小学生とふれあいながら楽しくゴミを拾うことができました。始めは小学生も
緊張していたけれどゴミを拾っていくうちに小学生からどんどん声かけをしてくれました。そして草むら
の中に手、足をつっこんで、たまには、身体を低め、身体ごと入ってゴミを拾っている小学生がいて「生
目台地区をきれいにしたい!」という思いがとても伝わってきました。このように普段から見つけたゴミ
を拾うようにし、ゴミを捨てないような、きれいな生目台地区にしていきたいと思いました。
(1年3組 ファブロ舞美さん)
毎年、生目台地域まち 1/11 日(日)生目台地区成人式
づくり推進協議会の青少
14 日(水)2年実力テスト(~15 日)
年育成部がおやじ会を中
14 日(水)1年CRT(~15 日)
心に門松を作っておられ
19 日(月)給食感謝週間(~23 日)
ます。
「子ども歳時記」で
20 日(火)英単語コンテスト
小学生と一緒に作成して
23 日(金)英語検定試験
生目台中学校の玄関にも
27 日(火)私立高校入試事前指導
飾っていただいています。 28 日(水)私立高校入試(鵬翔・日大・第一・
いつも清々しい新年をあ
宮学・頴学館)
りがとうございます。身
29 日(木)私立高校入試(学院・日章・宮学音)
の引き締まる思いです。 2/ 5 日(木)県立高校推薦入試
(前略)
県中学校駅伝でも印象的な場面があった。女子2位の生目台1区鎌田香織は、入学時
トラックレースの県大会で最下位だった。だが各校のエースが集う1区で堂々の4位。
急成長を見せ九州大会出場に大きく貢献した鎌田は「先生(村北政彦監督)を信頼して
練習してきた」と満面の笑みを浮かべた。
厳しい練習でも「この人に付いていけば大丈夫」。そんな監督と選手の強い信頼関係
を強く感じ、取材をしていてさわやかな気持ちになった。
(宮崎日日新聞 H26.11.27 付け 運動部 高橋正一郎 氏
なお、鎌田香織さんは、都道府県駅伝の最終候補選手にも選ばれて合宿に参加いたしました。
○ 宮崎県作文コンクール
第3学年 二席 小出水真穂さん
第1学年 三席 大木 佳尚くん
○ 河川愛護ポスター
中学校の部 銅賞 2年 長谷 春菜さん
準入賞 1年 大木 佳尚くん
○ 2014ざぶん賞(八女市)
特別賞 3年 松田伸介くん
文化賞 2年 吉田匡宏くん
文化賞 3年 山元瑞紀さん
環境賞 3年 渕脇佳子さん
○ 県アンサンブルコンテスト
金賞 打楽器五重奏(九州大会出場)
金賞 サクソフォン四重奏
○ 宮崎地区バスケットボール1年生大会
男子優勝
三校合同クリーン作戦を通して仲良くなった児童生徒ですが、小中連携のひとつとし
て中学生による小学生への読み聞かせも行われました。12 月 12 日(金)は生目台西小
学校へ、17 日(水)は生目台東小学校へ、中学1年生の代表が朝の時間に出かけ、絵
本の読み聞かせを行いました。小学生には大変喜んでもらったようです。小学生と中学
生との交流を深める上でも、小学生に本に対する興味を持ってもらう(読む方の中学生
も本への関心が高まるものと思いますが)上でも、よい取組だと考えます。読み聞かせ
を担当した生徒は小学生のためにと一生懸命練習して実施しました。今後も、あるいは
他の人も、また、こういう機会があるとよいと思っています。
(今回参加してくれた生徒)
1年1組
松浦悠太くん
横瀬健斗くん
黒木美佑さん
齊藤風音さん
1年2組
神田幸祐くん
原田 楓くん
黒木美聡さん
藤澤ひなたさん
1年3組
荒木優尋くん
井上貴博くん
石井可南さん
長友桜香さん
1月19日(月)宮崎市の教育委員との意見交換会に代表として2年生の吉田匡宏くんと長鶴美さんが参加
します。中学生として大人にはない発想で宮崎のこと、教育のこと、しっかり話をしてきてくれるものと思い
ます。本人たちにとってもいい経験になることと思います。生目台中学校というよりも宮崎市の中学生を代表
して参加することになりますので頑張ってきてほしいものです。
最後に、もうひとつ宮崎日日新聞から…
11月30日。中学生も一緒になっての防災訓練がありました。生目台です。地域婦人連絡協議会も研修
を兼ねたボランティアとして関心を持って参加しました。午前中、生目台中学校生は駅伝大会を行い、地区
住民は各避難所で防災スリッパ作りなどの訓練を行い、午後、中学校に合流です。雨の中、小さな子供や年
配の方の姿も…。訓練内容は9種。学年ごとに三つずつ3年かけて行い卒業時には全て終了というもの。
きっかけは、9年前の台風 14 号による 18 日間の断水生活。給水車だけが頼りの日々で、働き手世代の
いない日中、給水の大きな担い手になったのが中学生でした。放課後の時間を使って、自主的に高齢者の家
庭へ水を運んでくれたそうです。
冷たい雨を避けつつ、照れながらも一生懸命訓練に取り組んでいる中学生たちがとても頼もしく輝いて見
えました。防災担当者の閉会あいさつの中の言葉、
「…もし何かあったとき、君たちが、おじいちゃん、おば
あちゃんの生命を助けてください。
」強く心に残りました。
(宮崎日日新聞 H26.12.17 付け 「窓」への投稿 国富町 嘱託職員 宮本紀世 様)
一人一人が輝く学校
顔が見える学校 進化する学校