発行:医療生協わたり病院看護長室 ℡/Fax :024-521-6848 発行日:2015 年 8 月 10 日 7 月 30~31 日・8 月 3~4 日の 4 日間、高校生 1 日看護師体験が行われました。今回は 7 校から 34 名の高校生が参加しました。参加者の自己紹介を行った後、医療スタッフが行う スタンダードプリコーション(標準予防策)を体験しました。手洗いの方法、マスクやビ ニールエプロン、手袋を装着。付け方や外し方には順番があり、外すときは外側の不潔な 所を触らない工夫を学びました。 指の間も気を付けて よく洗うように・・・ マスクやエプロンを着 けるとこんな感じ。意外 と暑いです。 終了後、病院内を見学し、いよいよ病棟体験です。病棟と外来に分かれ、患者さんの足 を洗ったり、詰所の中の機械を触ったり、血糖測定をしたり、医療器具の説明を聞きまし た。午後は看護師の話や学校の選び方、看護師の体験や学校の受験について等交流を行い ました。 白衣を着て 足を洗いますね‼ にっこり‼ 救急室の説明を聞く 配膳のお手伝い 病棟体験では、食事の配膳、介助をやりま した。食事を配膳したとき、ある患者さん 高校1年生の終わりに進路を看護師に変 に「新人さんかい?」と声をかけてもらっ えました。もともと人に関わる仕事や福祉 たときはすごく嬉しかったです。 の仕事に興味があり、病院で働いて患者さ (S 高校 んの役に立つ人になりたいという思いが R さん) あります。大学の説明会やオープンキャン パスには参加したことがありましたが、体 とても緊張しましたが、患者さんが優しく接してくれて安心して介護をす 験をしたことはありませんでした。みなさ ることができました。体験以外にも他校の人たちと仲良くできて、とても んとても親切に接していただいて、1 人で 充実した一日を送ることができました。 (S 高校 K さん) 参加しましたが安心しました。 (S 高校 自分は患者さんの生きがいや好きなことを尊 N さん) 重し、辛いことがあっても助けてあげられるよ 看護師になるためには、いろ うな看護師になりたいと強く思いました。この いろな道がありますが、最終 ようなきっかけをもらえたことにとても感謝 的には国家試験に合格しな しています。 (N 高校 S さん) ければ一人前の看護師には なれないことがわかりまし た。大学を卒業したからいい 看護師になれるわけではな く、患者さんの小さな違いに 今回の体験で学んだことは、看護師さんは周りをよく見て、自分自身にできること もすぐに気づき、対応できる をすること、ただ何でもやってあげるのではなく、患者さんが自分でできるように 人がいい看護師なのだろう サポートしてあげることも必要なんだと思いました。 (T 高校 S さん) と思いました。 (H 高校 Y さん) わたり病院では、看護学生さんが、経済的な心配をせず勉強に専念してもらうために、奨学金制度を設けています。 お気軽にご相談ください。 *対象:看護大学・短大・専門学校(レギュラーコース・進学コース)に進学が決定した 高校 3 年生 *奨学金:月額 6 万円(入学金相当金額の貸与制度もあり) *返済:看護学校卒業後、当生協に採用され、奨学金の貸与を受けた年数の期間勤務された 場合返済は免除 お問い合わせ:℡/Fax 024-521-6848 mail [email protected] 担当:看護長室 松川
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