平成27年度短期財源率及び介護財源率の引き下げについて

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町
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平成27年度短期財源率及び介護財源率の引き下げについて
当組合の財源は、組合員の皆さんの掛金と市町村及び一部事務組合の負担金によって賄われています。短期
経理の財政は今後、給料の減収などによる掛金・負担金収入が減少傾向にあり、費用も高齢者医療制度の増額
により先行きは厳しいものがありますが、それでもこれまで積み立てした剰余金が26億円見込まれることから、
これらを有効活用することにより財源率を引き下げても将来的に財政の健全化が図れるものと判断しました。
従って、積立金の余剰分を組合員の皆さんの掛金の負担軽減に活用する方法で対応する考えです。
今後も健全な財政運営に努めてまいりますので、引き続き組合員の皆さんのご協力をお願いします。
短期財源率・・・組合員及びその被扶養者の皆さんの医療費や、育児休業等の休業給付などに要する費用を
賄うための保険料率です。
介護財源率・・・介護保険に係る保険料率で、
40歳以上65歳未満の組合員が負担します。
単位:‰(千分率)
区 分
介護財源率
短期財源率
平成26年度
平成27年度
差
平成26年度
平成27年度
差
給 料 に 係 る 率
1110
. (55.5) 1
090
. (54.5) △20
. (△10
. ) 1
47
. (7.35) 1
. (△0.2)
4.3(71
. 5) △04
期末手当等に係る率
88.8(444
. ) 87.2(436
. ) △16
. (△0.8) 117
. 6(5.88) 114
. 4(57
. 2) △0.32(△0.16)
※( )内は財源率の1/2の率で、組合員の給料から控除する掛金率及び所属所が負担する負担金率です。
なお、特別職組合員は、上記の表の期末手当等に係る率が給料にも適用されます。
※平成27年1
0月からは標準報酬制に移行することとなり、各財源率は期末手当等の率に統一されます。
積 立 金 の イメージ
引き下げ理由となる積立金の状況
当組合では短期経理の剰余金は、法令による「欠損金補てん積立
金」約7億円と独自に積み立てしている「短期積立金」26億円を保有
しています。健全な財政が確保できる「短期積立金」は10億円程度
(月額医療費の2カ月分)と見込んでおり、当面はそれ以上の短期積
立金が確保できるため、財源率を引き下げて健全化を保つこととし
ました。
26億円
(見込)
27億円
(推計)
今回の財源率の引き下げにより組合員の皆さんが負担する掛金額
は、介護保険料を負担する40歳以上の一般組合員(給料月額:321,000
円 期末手当等年額:
1,284,000円)の場合、下記のとおり年額で5,850
円減少します。
なお、平成27年10月からは現在の手当率制から標準報酬制へ移行
し掛金算定の基礎になる額が変更となるため、この掛金の減少額は参
考として示したものです。
●給料に係る掛金の減少額
321,000円×掛金率=掛金(1円未満端数切捨て)
減少額は年額で…(短期321円+介護64円)×12ヵ月=4,620円(A)
9
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7億円
7億円
7億円
欠 損 金 補 て ん 積 立 金
平成27年度 平成28年度
87.2‰ (87.2‰の場合)
給料に係る掛金額(月額)
201
,7
4円
197
, 89円
介護掛金
短期掛金
〈物資経理〉 立替残高と立替金利息の推移
年
金
一
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公
務
員
平成26年度末
(見込)
平成27年度末
(推計)
立 替 件 数
1,208件
1,122件
△86件
立 替 残 高
890,803千円
1,005,644千円
114,841千円
立替金利息
25,612千円
17,966千円
△7,646千円
け
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資
金
を
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財
形
経
比較増減
経過的長期経理の
財源率
(単位:‰)
平成27年10月∼
区分
負担金
全組合員
0.263
理
任意継続組合員の掛金について
短 期 積 立 金
平成 27 年度の任意継続組合員の掛金率と平均給料月額が決定しましたのでお知らせします。
なお、平均給料月額とは毎年 1 月 1 日現在の全組合員の給料月額の平均であり、任意継続掛金を算定するため
の給料月額の最高限度額です。
●任意継続掛金率及び平均給料月額
平成 27 年度
平成 26 年度
短期掛金率
109/1000
111/1000
介護掛金率
14.3/1000
14.7/1000
平均給料月額
321,000 円
314,000 円
●平均給料月額で算定した場合の任意継続掛金額
385円
減少
平成26年度 平成27年度
期末手当等に係る掛金額(1支給期当たり)
32,278円
31,663円
●期末手当等に係る掛金の減少額
1支給期当たり642,000円×掛金率=掛金(1円未満の端数切捨て)
減少額は年額で…
(短期513円+介護1
02円)
×2回分=1,230円(B)
給料月額及び期末手当等の掛金の減少額をあわせると年間で
5,850円(A+B)減額となります。
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方
法
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金
に
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費
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19億円
(推計)
平成26年度
88.8‰
皆さんの掛金はこのように変わります
て
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案
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方
公
共
団
体
が
負
担
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負
担
金
を
収
納
介護掛金
短期掛金
61
5円
減少
平成 27 年 3 月末
退職者
任意継続組合員
更新者
払込方法(前納)
6 ヵ月払
12 ヵ月払
6 ヵ月払
12 ヵ月払
短期掛金
208,229 円
412,414 円
207,549 円
411,068 円
介護掛金
27,316 円
54,102 円
27,227 円
53,926 円
合 計
235,545 円
466,516 円
234,776 円
464,994 円
[月額掛金]短期…34,989 円(321,000 円× 109/1000)介護…4,590 円(321,000 円× 14.3/1000)
○任意継続掛金の払込方法は、加入する際に 「6 ヵ月前納」(年 2 回払)または 「12 ヵ月前納」(年 1 回払)の
どちらかを選択していただきます。
○平成 27 年 3 月末に退職する方と任意継続組合員を更新する方では前納率が異なります。
※任意継続掛金の詳細については、「いばらき共済」平成 27 年 1 月号(№ 291)8 頁をご参照ください。
平成26年度 平成27年度
〈お問い合わせ先〉 共済組合保険課 TEL 029−301−1413
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