水質浄化のための活性炭の開発

水銀除去プロセス用活性炭の高機能化
水銀 石油や天然ガス中に含まれる水銀は、爆発事故や装置
の劣化を誘引する。
排水基準(日本) : 0.005 mg/L以下 (公共用水域、下水道)
国際的な水銀管理が重要(水俣条約)
活性炭吸着法
表
面
積
当
た
り
水
銀
吸
着
量
Amount of adsorption per surface area (mg/m2)
表面が疎水性である活性炭は、排水中の有機物や重金属除去に適している。
低コストで簡易的であり、コンパクトなシステムの設計が可能である。
0.04
0.03
A社-1
B社-1
B社-2
C社-1
C社-2
D社-1
D社-2
金属水銀吸着において
酸性官能基と表面積の両者が水銀
除去特性と関係している
0.02
0.01
0.00
0.0
0.5
1.0
1.5
2.0
2.5
Amount of acidic groups (mmol/g)
表面酸性官能基量
橘香, E. Karagianni, 山浦弘之, 八尋秀典, 幾島將貴, 幾島嘉浩, 日本化学会第95春期年会, 4B5-15 (2015).