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No.6 発行
H27.7.31
研究主任
夏休み研修(前半)より
夏休みは,外部から講師を招聘しての研修のほかにも,本校教諭の得意分野
を生かした研修を組んでいます。
Ⅰ 特別支援研修
日にち 7 月 22 日(水)
講師
本校教諭特別支援 CO
津村 真由美
内容
○自閉症スペクトラム障害について文献研修
参考文献 自閉症スペクトラム障害―療育と対応を考える
平岩 幹男
岩波新書
○問題行動が起こりにくい環境
どうやったら終了なのか)
・視覚刺激(順序や流れ・手順)
・ポジティブルール(これをやるとこんな楽
しいことがある)
・明確なルール(授業中は席に着くなどの暗
黙のルールをあらかじめ全体に示す)
・子供が活躍できる機会を毎時間設定
・全員に注意を向け,子供を引き付けやすい
机の配置や席順
○事例研修
行
動
後発刺激(C)
・ほしいものが得られる。
B
行
・見通し(何のために課題を行うのか,いつ
動
先行刺激(A)
・他の人の注目が得られる。
適
切
な
行
動
・人と楽しく交流できる。
・楽しい状況を経験できる。
・達成感を得られる。
リラックスできる
適切な行動が増える
Ⅱ ソーシャルスキル研修
ポイント
振り返りシートを使って,自己肯
定感を高める。
(ふりかえり例)
・みんなの意見をまとめようとし
たのは誰ですか。
・友達の考えをほめた人は誰です
か。
・あなたは友達の情報をすすんで
聞こうとしましたか。
日にち 7 月 23日(木)
講師
本校教諭
若山 猛
内容 グループワークトレーニングより
・すきなものビンゴ
・火事だよ
・なぞの宝島
・お誕生日おめでとう
Ⅲ 家庭科研修
日にち 7 月 27日(月)
講師
本校教諭
若山 猛
内容
肉まんづくり
Ⅳ 実験器具の使い方・理科理論研修
日にち 7 月 27日(月)
講師
本校教諭
合原 直登
実験器具の名前を正確に言って
みよう。
メスシリンダーで液
体を50ml はかる。
・50の目盛より少な
めに入れる。
・駒込ピペットで少し
ずつ足す。
・目盛は水平で見る。
実験器具は必ず机中央に
ろうと台
水
50ml
+
アルコー
ル 40ml
=
87ml
なぜ?
生物顕微鏡
理論研修より
○問題解決の能力を習得するためには・・
問題を見いだし,それを解決す
る方法を考え,観察,実験などを実行することにより結果を得て,解決過程
や結果について相互に話し合う中から,結論として科学的な見方や考え方を
もつようになる過程である。
(解説理科編より)
○3 年比較→4 年関係づけ(原因・結果)→5 年条件制限→6 年多面的思考
○見えないもの(例・電流)を見えるようにかく模式図を活用して,イメージ
を明確にし,論理的な推理判断へとつなげていく方法がある。
Ⅴ サテライト研修
日にち 7 月 28日(火)
講師
教育センター 指導主事
村田 耕一先生
講座名 (通年型)授業研究支援「学校全体で取り組もう!授業研究のポイント
(基礎)」《第 2 期》
内容
○授業仮説の見直し
4 学年指導案より
(授業仮説)対比をすることで,登場人物の心情を読み取ることができるであ
ろう。
改善例
ベン図を用いて,ゆみ子が使う「一つだけ」と別れの場面でお父さんが言った「一
つだけ」を対比する活動を行うことによって,お父さんの心情について根拠を明
確にして説明する力が高まるだろう。
6 学年指導案より
(授業仮説)本文の書き換えや主人公の気持ちを読む活動を行うことによって,
物語の内容と人物の心情をとらえる力が高まるであろう。
改善例
最後の一文に着目して,主人公の色について,話し合う活動を行うことによっ
て,ひろしの心情の変化について根拠を明確にして説明する力が高まるだろう。
○1 学年の指導案検討
単元の設定理由
単元観
授業仮説のつけたい力
単元の設定理由
指導観
授業仮説の手だて
○模擬授業
○事後協議会の持ち方
4つのつぼ
■授業仮説を盛り込む
■反応の予測を書き込む
妥当であったかどうかの判断基準にす
るために,反応の予測を書く。
参考 ハンドブック p.18
■事実を基に解釈する
・客観的資料の収集
参考 ハンドブック p.19~p.21
・検討会の発言の原則として,授業で観察した児童の事実を基に発言する。
■仮説の妥当性にしぼる
授業仮説の検証は,付けたい力と指導の工夫の妥当性について検討する。
→具体的な改善策を出す
→学校の研究仮説の見直し
*授業改善のためにやろう!
今回は,村田先生が「釜石の奇跡」に感銘を受け,子供
さんと釜石へ行かれた話から始まりました。
「生きる力」とは・・目の前の子供たちが生きる力をつ
けるためには・・考えさせられる提案でした。一日一日を
大事にしていきたいです。