たすけあいセンター ジ ュ ン ト ス JUNTOS!通信 2015.9.26 発行 JUNTOSは ポルトガル語で “いっしょに” No.10 生活再建や地域復興に向けて、片付け機材の貸 出・困りごとの相談・常設型の地域交流スペース を運営中! ~ どこの国の人も気持ちは一緒だよ ~ 特集 ~ JUNTOSが収集・編集した情報をお届けします~ 「台風18号等により被災された方のお住まいについての意向調査と相談会」参加報告 日時:平成27年9月26日(土)、9:30~17:00 場所:県立水海道第一高等学校 たすけあいセンターJUNTOSでは茨城県が開催した標記事業に参加して、被災された方々の 現在のお悩みなどをお聞きしてきました。 私たちがヒアリングしたかぎりでは、日本人、外国人ともに以下の悩み・不安を抱えている人が多く おられることがわかりました。 悩み① 「住宅」 「引っ越しによる仕事・通学への影響」 ・現在の職場や子どもが通う学校の近くにすぐに入居できる物件がない。 ・(同時に自家用車が被害を受けているケースが多いため)通勤手段が確保 できず、希望の場所に引っ越すことができない。 ・子どもを転校させたくない。長距離の通学にも不安がある。 悩み② 「車両」 「車両の保障や廃車手続きについて」 ・車がないため遠方へ引っ越すと通勤できなくなる。 ・保険に加入していないがなんらかの保障は受けられるのか? ・廃車の手続きがわからない。 悩み③ 「生活費」 「生活費(お金)に関すること」 ・浸水により自宅に保管していたお金を紛失してしまった。 ・収穫した農作物が流された、または売れなくなった。 ・避難所を出た後の生活費の工面に不安がある。 ※裏面に続きます。 問合せ・連絡先 たすけあいセンター「JUNTOS」(運営:NPO法人茨城NPOセンター・コモンズ) ☎ 090-6568-9930(代表)/OPEN・受付時間 10:00~16:30 常総市水海道森下町4346-3 常総線「北水海道駅」 県道357号線「ココス」様近く 特集 ~ JUNTOSが収集・編集した情報をお届けします~ ※表面からのつづき 今後、考えなければならないこと。キーワードは「シェア」 当日同行した高校生ボランティアとともに悩みや不安の解決のためにできそうなことを考えてみました。 解決を行政だけに委ねるのではなく、協力してできること、私たち自身ができることを考えていきましょう! 悩み・不安 考えられる解決策は? 住宅 「ルームシェアしてはどうか?」 孤立防止の観点から高齢者と若者によるルームシェアを促進していくなど。 「民間賃貸物件の有効に活用できないか?」 行政が民間の賃貸物件を一時的に借り上げ、提供するなど。 車両 「カーシェアリングの導入で一時的に交通課題を解決できないか?」 避難所、町などの単位で皆が使用できる車を確保するなど(宮城県石巻市に実例あり)。 生活費 「既存の生活保障制度を有効に活用できないか?」 義援金が支給されるまでに活用できる社会保障制度や貸付制度を積極的に活用する など。 情報・その他 ※特に外国人被災者に向けて 「コールセンターを開設してはどうか?」 相談者、専門家、通訳者が同時に話をすることができる電話相談窓口を開設するなど。 トピックス ~最新の生活情報をお届けします~ 炊き出し情報① 日時:9月27日(日)、12:00~14:00 場所:仲新田公民館 (大生地区) 内容:炊き込みご飯、とん汁(なくなり次第終了) 数量:150食 主催:桐生災害ネットワーク お知らせ 炊き出し情報② 日時:9月27日(日)、17:00~19:00 場所:ボランティアサポートセンター (橋本町/元古谷家具センター) 内容:炊き込みご飯、とん汁(なくなり次第終了) 数量:250食 主催:桐生災害ネットワーク ~JUNTOS!からのお知らせ~ 各種資機材をお貸ししています! ご近所に片付けが進んでいないご家庭などがございましたら、 ぜひご紹介してみてください。 【9月23日時点で貸出可能な機材等】 軽トラック、台車、高圧洗浄機、一輪車(ねこぐるま)、大リヤカーなど ボランティアのコーディネートもしています。お気軽にお問い合わせください。 活動報告 ~JUNTOS!の活動にご参加くださった方々の様子や感想など~ 9月25日(金)は総勢7名のボランティアさんとともに 5件のボランティアニーズへ対応しました。 ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。 現在、ボランティアが不足しています。 今後も多くの方のご参加・ご支援をお待ちしております! ☎090-6568-9930(10:00~16:30)
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