水稲耐暑性新品種「恋の予感」(中国201号) の導入経過から名称決定について 1.導入の経過 低標高地帯の瀬戸内沿岸部から県中部地域に作付けられている一部におい て耐暑性の低い品種があり、品質低下が大きな問題となってきており、今後も 想定される温暖化の進行に対しても不安を残す状況が続いている。 そのため、将来的な温暖化への被害を避けるため、より耐暑性に優れた品種 導入が必要なことから、本県に適した耐暑性品種の改良を農研機構 近畿中国 四国農業技術センターにて実施されました。 2.名称選考について 「恋の予感」 (中国201号)は近畿中国四国農業研究センターにて育成さ れた品種であり、正式な名称がないことから、育成者と協力のうえ、チラシ やインターネット媒体を通じ、名称募集を行い最終的に以下の名称で決定さ れた。 新名称 (読み仮名) 恋の予感 (こいのよかん) 由来 ひとたび食べると恋するときめきや情熱が溢れ出てく る気持ちになるような、お米になって欲しいという期待 を込めて ~「恋の予感」の由来~ 名称の由来は、ひとたび食べると恋するときめきや情熱が溢れでてくる気持ちに なるような、お米になって欲しいという期待を込めています。炊飯米の特徴として は、白くて艶もあり、外観は良く、やや大きめなご飯粒。やや柔らかめでもちもち するような食感であっさりめなご飯です。JA/JA全農ひろしまでは、「恋の予 感」をきっかけに、「作る人は食べる人を想い、食べる人も作る人を想う」という 関係づくりを目指しています。
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