平成2 0年9月 ー 6日

平成20年9月16日
淡路市長 門 康彦 様
淡路市東浦地域審言編『琴琴曾
会長 多田
壷塾、塗
淡路市地域審議会の諮問について(答申)
平成20年7年25日付け淡企発1160001号をもって諮問のありまし
た件について、別紙のとおり答申します。
なお、審議にあたり委員より建設的な意見や提案があり、今後の市地域振興
施策に際して、これら意見の主旨を反映されるようお願いします。
●総括意見
当地域は、文教施設や福祉施設など多くの施設を有する一方で、淡路の玄関
口として積極的事業を展開してきたところであり 、今後も地域の特性を生かし
たまちづくりの推進が望まれる。
よって、当審議会は下記のとおり答申する。
記
陳,
1. 公共交通のあり方について。
1)スクールバスー般住民混乗方式について
学校再編成が計画段階の中での、スクールバスへの一般住民の混乗
(案)については、児童の安全で安心な通学が確保出来るのかが最も重
要であり賛成しがたい。
南北に狭長な地形の当地域では、国道28号線の路線バス存続及び利
便性向上等の考えからも、効率的な利用を考えられたい。
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2)地域主体のコミバス運行について。
東浦地域の地理的条件等から鑑みて、地域主体のコミバス運行は緊急
的な必要性は無いと考えるが、公共交通機関の空白地域は有る。
この、空白地域や自ら交通手段を持たない住民のために、既存のタク
シーなどを、安価で運行出来るように予約制などの工夫を行ったほうが、
乗るか乗らないかわからないバスを運行するよりも経済的と考えるので、
既存のタクシー等を安価で効率よく利用出来るようなシステム構築を図
られたい。
また、当地域を運行している花バスについても、機動性を良く生かし、
利便性を高めた運行の検討をお願いしたい。
3)東浦バスターミナル及び山田原公園駐車場の拡充について
山田原公園駐車場の利用者は増加の一途をたどっており、最近では手
狭になっている。また、東浦バスターミナルにおいても慢性的駐車場不
足である。
地域の公共交通のあり方を考えたとき、公共交通機関の基地となるべ
き駐車施設の充実が最重点課題と考えるので、両施設の拡充整備を図ら
れ利便性の向上に努めること。
また、本四道下り車線の山田原ICバス停と駐車場間の連絡橋の新設
をお願いしたい。
4)東浦バスターミナルを利用するバスの運行について
東浦バスターミナル発、舞子・三宮行き高速バスについて、現在、
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淡路IC経由で運行を行っているが、海峡シャトルバス線休止により、
東浦バスターミナル及び同施設発便利用者が大幅に増加するものと考
えられる。
利用者の利便性を高めるため、東浦バスターミナル発の増便を働き
掛けていただき、増便の中から、東浦IC経由、舞子・三宮行きなど
直行便を設ける必要がある。
2. 未利用施設の活用について
1) 総合事務所等の空室利用について
現在、総合事務所には、旧町時代に比べ職員数が減り、多くの空室
が見られるようになっている。
しかし、この空室を一般住民に貸し出す場合、施設の構造悩乱キュ
リティが守れないなど、多くの問題があるので、空室等の利用を計画
する場合、施設の改修や条件面を整備された上で貸し出すようにされ
たい。
●し
2) 競合施設等の統廃合による施設の活用について
5町が合併し淡路市となった中で、利用目的が競合する施設は少な
くないと考える。
財政的に全施設の維持は困難であるし、一部施設の廃止は仕方ない
ことと考えるが、廃止し経費を節約するだけでなく、存続させた施設
の充実を図るように配慮されたい。
また、廃止された施設については、企業誘致にも繋がるかと思うの
で、多くの情報を発信して活用者を探していただきたい。
3) 久留麻会館の活用について
東浦総合事務所管内で現在閉鎖中の大型施設は、久留麻会館で有
るが、周辺町内会等のコミュニティーの場として大いに活用出来る
と考えられる。また、災害時等には避難所等にも活用できるので、
久留麻会館の早期再開をお願いしたい。
4) 資料館としての活用について
旧5町時代の歴史的資料が現在、各所に点在している状況を考え
ると、早期に歴史的資料の集約・保管を行い、併せて未利用施設を
資料館として活用する事も検討していただきたい。
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●審議会記録
淡路市(代表者会)地域審議会
開催日 平成20年7月25日(金)
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場所淡路市役所第3会議室
第1回淡路市東浦地域審議会
開催日 平成20年8月18日(月)
場所淡路市東浦防災センター大会議室
第2回淡路市東浦地域審議会
開催日 平成20年9月3日(水)
場 所 淡路市東浦総合事務所第1会議室
●
第3回淡路市東浦地域審議会
開催日 平成20年9月16日(火)
場 所 淡路市東浦総合事務所第1会議室
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