算 数 [解答と解説] 中学受験鉄人会

算数-SAPIX 10 月度 マ ン ス リ ー 確 認 テ ス ト 予 想 問 題 タ イ プ Ⅰ 5年
算 数
[解答と解説]
中学受験鉄人会
解 答 1
□
(1) 397
(2) 7.3
(3) 12
(6) 191
(7) 114(㎠)
1
2
(4) 4:6:5
(5) 6(通り)
(8) 196.25(㎤)
2
□
(1) 130(人)
(2) 14(と)22
(3) 5(個)
3
□
(1) 1512(m)
(2) 2850(m)
(3) 2160(m)
4
□
(1) (時速)17.5(km)
5
□
(1) 141(度)
(2) (7 時) 38
6
□
(1) 360(m)
(2) (秒速)20(m)
7
□
(1) 14(問)
(2) 420(m)
8 (1)
□
(2)(時速)6(km)
2
(分)
11
(3) (時速)12(km)
(3) (10 時)21(分) 49
1
(秒)
11
(3) 320(m)
(3) (時速)9(km)
(4) (時速)129.6(km)
午後 2(時)48(分) (2) 5.6(度) (3) 午後 6(時) 8
2
(分) 11
配 点
各 5 点 □
2 (2)両方できて得点、順不同
解 説
1
□
計算問題・基本問題
(4) A:B=2:3、B:C=6:5 より、A:B:C=4:6:5
(5) BC を 1 人と考えて、A、BC、D の 3 人の並べ方は 3×2×1=6(通り)
(6) 1 たせば、8 と 6 の公倍数になることから、24(8 と 6 の最小公倍数)×8-1=191、
24×9-1=215 より、191 が最も近くなる。
(7) 斜線部分の面積は、半径 20cm で中心角の大きさが 45 度の 2 つのおうぎ形の重なり
から直角をはさむ 2 辺の長さが 20cm の直角二等辺三角形の面積をひくことで求めら
れます。よって求める面積は、20×20×3.14×
1
45
×2-20×20× =314-200=114
2
360
(㎠)となります。
(8) おうぎ形の弧の部分が 7.85cm だから、中心角と 360 度の割合を□とすると、
1
10×2×3.14×□=7.85 より、
□=7.85÷3.14÷20=0.125=
1
となります。
8
よって求める体積は、10×10×3.14×
2
□
1
×5=196.25(㎤)です。
8
和と差に関する問題
(1) 1 脚に座る人数を 4 人ずつから 7 人ずつに増やすと、座れる人数が 34+38=72(人) 増えるので、長いすの数は 72÷(7-4)=24(脚)となります。よって、この学年の
人数は、4×24+34=130(人)です。
(2) 差が 216÷27=8、和が 216÷6=36 より、小さい方の整数は、
(36-8)÷2=14、大
きい方の整数は、(36+8)÷2=22 です。
(3) 予定より 60 円高くなったということから、予定では桃よりキウイの方が 60÷(180
-150)=2(個)多かったということになります。よって予定していた桃の数は(12
-2)÷2=5(個)です。
3
□
旅人算
(1) 2 人が出会ったときに、A 君が B 君より、108×2=216(m)多く進んでいるので、
2 人が出会ったのは出発してから、216÷(72-54)=12(分後)ということになりま
す。よって、公園から図書館までの距離は、(72+54)×12=1512(m)です。
(2) A 君と C 君が出会ってから、B 君と C 君が出会うまでに、B 君と C 君が進んだ距離
は合わせて、(60+90)×4=600(m)です。A 君が B 君よりも 600m 多く進むのに
は、600÷(100-60)=15(分)かかることから、A 君と C 君が出会うまでに 15 分
かかったことになります。よって公園から学校までの距離は、
(100+90)×15=2850
(m)です。
(3) 分速 80m と分速 180m の速さの比は 4:9 なので、かかる時間の比は 9:4 になりま
す。時間の差が 5+10=15(分)で、これが比の差の 5 にあたるので、分速 80m のと
きにかかる時間は 15÷5×9=27(分)となります。よって家から駅までの距離は、80
×27=2160(m)です。
4
□
流水算
(1) 下りの速さは 30÷1.5=20(km/時)、上りの速さは 30÷2=15(km/時)なので、
この船の静水時の速さは(20+15)÷2=17.5 より、時速 17.5km です。
(2) 2 つの船が出会うまでに 5 時間かかるので、P 町から Q 町までの距離は、(24+18)
×5=210(km)です(流速は上りの速さと下りの速さをたすと相殺されます)。A 船
が
2
P 町から Q 町まで 5+2=7(時間)かかるので、A 船の下りの速さは 210÷7=30(km
/時)です。よって川の流れの速さは 30-24=6 より時速 6km です。
(3) 上りのときの流速と下りのときの流速の比が 1:2 なので、上りの速さと下りの速さ
の差が、比の 1+2=3 にあたります。上りの速さは 56÷7=8(km/時)、下りの速さ
は 56÷4=14(km/時)より、流速は(14-8)÷3=2(km/時)となります。よっ
てこの船の静水時の速さは 14-2=12 より時速 12km です。
5
□
時計算
(1) 8 時ちょうどのときに、長針と短針のつくる進む方向の(大きい方の)角の大きさは、
30×8=240(度)です。18 分間で長針は短針よりも、(6-0.5)×18=99(度)多く
進むことから、8 時 18 分に長針と短針がつくる角のうち、小さい方の角度は 240-99
=141(度)です。
(2) 7 時ちょうどのときに、長針と短針のつくる角の大きさは、30×7=210(度)です。
長針と短針が重なるのは、210÷(6-0.5)=210×
2
2
2
= 38 より、7 時 38 (分)
11
11
11
です。
(3) 10 時ちょうどのときに、長針と短針のつくる角の大きさは、30×10=300(度)です。
長針と短針が反対方向に一直線になるのは、(300-180)÷(6-0.5)=120×
21
6
□
2
=
11
9
1
1
9
、60× = 49 より、10 時 21 分 49 秒です。
11
11
11
11
通過算
(1) 時速 72km を秒速に直すと、72÷3.6=20(m/秒)となります。鉄橋の長さは、20
×30-240=360(m)です。
(2) 特急列車と貨物列車の速さの和が、
(215+325)÷12=45(m/秒)となることから、
貨物列車の速さは 45-25=20 より秒速 20m です。
(3) 鉄橋の長さの差を、通過するのにかかった時間の差で割ると、列車の速さになります。
(1240-280)÷(39-15)=40 より、列車の速さは秒速 40m です。よって列車の長
さは 40×15-280=320(m)となります。
7
□
応用問題集合
(1) 挑戦者がクイズに全問正解することができたとすると、20×20=400(点)を得るこ
とになります。クイズを 1 問不正解すると、20 点を得られずに、しかも 5 点をひかれ
てしまうので、得点が 20+5=25(点)減ります。ここから、不正解した問題数は(400
-250)÷25=6(問)となり、正解した問題数は 20-6=14 より、14 問となります。
3
(2) P 地点と Q 地点の間の距離は、(90+60)×14=2100(m)です。出発してから 2
人
が R 地点で 2 回目に出会うまでに、2 人合わせて 1 回目に出会うまでの距離の 3 倍を
進んでいることから、R 地点で出会うまでにかかる時間は 14×3=42(分)となりま
す。花子さんがその間に進んだ距離は 60×42=2520(m)となるため、P 地点と R 地
点の間の距離は 2520-2100=420(m)となります。
(3) 上りのときの静水時の速さを○
3 、下りのときの静水時の速さを○
1 とすると、上り の速さは(○
3 -流速)、下りの速さ(○
1 +流速)となり、上りの速さと下りの速さの
和は(○
3 -流速)+(○
1 +流速)=○
4 となります。この船の上りの速さは 42÷7=6
(km/時)、下りの速さは 42÷3=14(km/時)なので、○
4 =6+14=20(km/時)
から、○
1 =5(km/時)となることから、この川の流速は 14-5=9(km/時)にな
り
ます。
(4) 特急列車と貨物列車の速さの差は、
(290+190)÷24=20(m/秒)で、貨物列車の
速さが 25%増した際の速さの差は、(290+190)÷30=16(m/秒)となります。こ
の差の 20-16=4(m/秒)が、貨物列車の速さの 25%にあたることから、貨物列車
の速さは 4÷0.25=16(m/秒)です。よって特急列車の速さは 16+20=36(m/秒)
より、36×3.6=129.6 より、時速 129.6km となります。
8
□
時計算(応用)
(1) 正しい時間で 6 時間に、古時計は,60-36=24(分)遅れています。したがって、正
午 から 3 時間後の午後 3 時には、24×
3
=12(分)遅れて、午後 2 時 48 分をさしていま
6
す。 (2) 古時計は 6 時間で 24 分遅れています。したがって、1 時間(=60 分)では 4 分、1
分では、4÷60=
1
(分)遅れます。正確な時計は 1 分間に 6°回りますから、古時計
15
4
の長針は 1 分間に、6×(1-
1
)=5.6(度)回ることになります。 15
同様にして,短針も 1 分間に,0.5×(1-
も,5.5×(1-
1
)(度)回り,長針と短針の回る角度の差
15
1
77
)=
(度)になることがわかります。
15
15
(3)正しい時刻で午後 6 時に、古時計は 5 時 36 分をさしています。このとき、古時計の
長針と短針のなす角度は、5 時 30 分を示しているときが 15°なので、 15+5.5×6=48(度) になっています。したがって、長針と短針の間の角度が、さらに 42°開けば、90°の
角度をなすことになります。 古時計の長針と短針の間の角度は、正しい時間で 1 分間に、 5.5×
5.6 77
=
(度)ずつ差がつくので、42°差がつくには正しい時間で、 6
15
42÷
77
2
= 8 (分)かかります。したがって、その時刻は正しい時刻で、 15
11
午後 6 時 8
2
分になります。 11
5