HRC MSDS MATERIAL SAFETY DATA SHEET(材料安全データシート) 日本語訳 ************************************** セクション1-材料 ************************************** 供給者 :Regenesis Bioremediation Products,Inc 1011 Calle Sombra San Clemente,CA92673 電話 :1-949-366-8000 ファックス:1-949-366-8090 E-Mail :[email protected] 化学物質名 :Propanoic acid,2-[2-[2(2-hydroxy-1-oxopropoxy)-1oxopropoxy]-1- oxopropoxy-1,2,3-propenetriyl ester 化学ファミリー :有機化学製品 製品名 :Hydrogen Release Compound®(HRC®) グリセロール・トリポリラクテート 用途 :土壌・地下水汚染のバイオレメデイエーション促進剤 ************************************** セクション 2-化学成分 ************************************** CAS No.: 化学物質 201167-72-8 グリセロール・トリポリラクテート 56-81-5 グリセロール 50-21-5 乳 酸 ************************************** セクション 3-物性値 ************************************** 融点 :NA 沸点 :ND 引火点 :ND 密度 :1.3g/cm3 溶解度 :アセトンと DMSO(ジメチルスルホキシド) 外観 :蜂蜜状の粘性液体 臭い :検出不可能 蒸気圧 :不明 ************************************** セクション 4-火災・爆発危険データ ************************************** 消化剤:二酸化炭素、ドライケミカルパウダー(消火器用)または適切な泡 曝露した容器は水で冷やすことができます。 大量の HRC が火災に巻き込まれた場合は、作業員は完全防護服を身につけておく必要があります。 それは、酸欠状態や高温状況で、呼吸装置が装着されており NIOSH で承認されている完全フルフ ェースの防護装備をしており、圧力要求モードあるいは積極圧力モードで作動する防護服を着用す る必要があります。 ************************************** セクション 5-毒性情報 ************************************** 急性症状:吸入、経口摂取、あるいは皮膚吸収によって有害になる可能性はあります。 懸念される症状:グリセロール・トリポリラクテートに関する化学的、物理的、毒物学的特性を調査す ることは実施していません(化審法上良分解性物質と判定されたため)。以下に、グリセロール・トリポ リラクテートの分解生成物であるグリセロールと乳酸に関する毒物学的情報を示します。 RTECS 番号:MA8050000 <グリセリン> 刺激データ; 皮膚(ラビット)500mg/24H MLD 85JCAE-,207,1986 眼 (ラビット)126mg MLD BIOFX*9-4/1970 眼 (ラビット)500mg/24H MLD 85JCAE-,207,1986 毒性データ; 経口(マウス)LD50(50%致死量)4090mg/kg FRZKAP(6),56,1977 皮下投与(ラビット)LD50:100mg/kg NIIRDN6,215,1982 経口(ラット)LD50:12600mg/kg FEPRA7 4,142,1945 吸入(ラット)LC50(50%致死濃度):>570mg/M3/1H BIOFX*9-4/1970 腹腔内投与(ラット)LD50:4420mg/kg, RCOCB856,125,1987 静脈内投与(ラット)LD50:5566mg/kg, ARZNAD 26,1581,1976 腹腔内投与(マウス)LD50:91mg/kg, NIIRDN6,215,1982 視交又上核投与(マウス)LD50:91mg/kg, NIIRDN6,215,1982 静脈内投与(マウス)LD50:4250mg/kg NIIRDN6,215,1982 経口(ラビット)LD50:27g/kg DMDJAP31,276,1959 皮膚(ラビット)LD50:>10g/kg BIOFX*9-4/1970 静脈内投与(ラビット)LD50:53g/kg NIIRDN6,215,1982 経口(モルモット)LD50:7750mg/kg JIHTAB23,259,1941 対象器官データ:行動(頭痛)、胃腸(吐き気または嘔吐)、男性への影響(精子発生、精巣、精 巣上体、精液導管)、妊性への影響(男性の妊性インデックス etc) RTECS 番号:MA8050000 <乳酸> 刺激データ; 皮膚(ラビット)5mg/24H SEV 85JCAE-,656,86 眼 (ラビット)750UG SEV AJOPAA29,1363,46 毒性データ 経口(ラット)LD50:3343mg/kg FMCHA2-,C252,91 皮膚(ラビット)LD50:>2g/kg FMCHA2-,C252,91 経口(マウス)LD50:4875mg/kg FAONAU40,144,67 経口(モルモット)LD50:1810mg/kg JIHTAB23,259,41 経口(うずら)LD50:>2250mg/kg FMCHA2-,C252,91 化学物質データ(RTECS)の毒性効果の選択された登録だけがここで提示されています。 乳酸とグリセロールについての完全な情報は RTECS を参照してください。 ************************************** セクション 6-健康危険データ ************************************** 取り扱い:皮膚との連続した接触を避けてください。目との接触も避けてください。 症状の程度によらず、いかなる曝露経路においても、すぐに医師に相談すべきです。 応急の手順: 吸入:新鮮な空気の場所まで移動してください。呼吸が止まっている場合は、人工呼吸器をつけてく ださい。息遣いが荒い場合は、酸素を供給してください。すぐに医師に相談してください。 口からの摂取:口に入れてしまった場合はすぐ医師に相談してください。問題意識のない人に触らせ ないでください。 皮膚接触:多量の水で洗浄してください。汚れた衣服はすぐに洗浄するかドライクリーニングしてくださ い。 目との接触:まばたきをしながら、少なくとも 15 分以上多量の水で洗浄してください。 すぐに医師に連絡してください。 ************************************** セクション 7-反応データ ************************************** 避けなければならない状態:強酸化剤、塩基および酸との接触 危険な重合:不明 詳細:水中で乳酸とグリセリンに加水分解する。 ************************************** セクション8-流出、漏洩あるいは事故時の対応手順 ************************************** 流出・漏洩後:中和の必要はない。この可燃材料はアフターバーナーとスクラーバーのついた化学焼却 炉で焼却できると考えられる。 処分:処分のための法と規制は地域によって大きく異なる。適用される規制・法律を遵守して処分 すべきである。本物質は固形廃棄物として処分できる可能性がある。 本物質は数時間で容易に分解されるかあるいは加水分解される。 CERCLA(総合的環境対策・補償および義務に関する法律;The Comprehensive Environmental response, Compensation and Liability Act)では、漏洩に関して報告すべき漏洩・流出量について の要求はありません。 ************************************** セクション9-特別の防護あるいは取り扱い ************************************** 内側がプラスチック製の鉄鋼、プラスチック、ガラス、アルミニューム、ステンレス、強化繊維でできた容 器に保管することを勧めます。 防護手袋:ビニールやゴム製 目の防護:スプラッシュゴーグルあるいはフルフェース防具 周辺には目を洗う場所があることを勧めます。 換気:一般排気 保管:涼しく、乾燥した、風通しのよい場所に保管 一緒にできない物質から遠ざけて保管 ************************************** セクション 10-他の情報 ************************************** この物質は環境中で乳酸とグリセリンに加水分解により分解します。 反応性のある化学物質を取り扱う際には、化学物質に関する訓練を受けた人間が使用すべきで す。 この記載内容は、本書が作成された時点で更新された内容で記載してあります。 いくつかの危険性は類似した化学物質から推測して決められています。本物質固有の毒性試験は 実施しておりません。この文章内の項目は、今後の情報の集積により書き換えられたり、分類が変 更されることはあります。 Copyright(C)Regenesis Bioremediatrion Products.1996-2000. All Rights reserved. (R) Registered Trademark of Regenesis Bioremediation Products, Inc.
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