方式審査便覧 28.21 28.21 優先権証明書発行事務の遅滞による 提出期間徒過に関する取扱い 特許法第43条第2項※1 の規定により提出すべき書類(以下「優先権証明書」 と い う 。)の 提 出 期 間 の 徒 過 が 、優 先 権 証 明 書 を 発 行 す べ き 政 府 に よ る 優 先 権 証 明 書の発行に関する事務の遅延により、特許法条約第13条(3)及び第14規則 (6) ( 7 )に 規 定 す る 要 件 に 準 じ た 以 下 の 要 件 を 満 た し た 場 合 に は 、出 願 人 の 責 めに帰することのできない理由により期間内に手続ができなかったものとし、期 間 徒 過 後 の 提 出 を 認 め る ( 特 4 3 条 8 項 ※ 1、 特 施 規 2 7 条 の 3 の 3 第 6 項 1 号 ※ 2 、 商 施 規 7 条 の 2 第 3 項 1 号 )。 た だ し 、 個 別 具 体 的 な 事 例 に お い て 形 式 的 に は 要件を満たさない場合であっても、総合的に勘案して判断を行う。 (要件) 1 . 特 許 法 第 4 3 条 第 2 項 ※ 1に 規 定 す る 優 先 権 証 明 書 提 出 期 間 満 了 の 2 月 前 ま で に、先の出願がされた官庁へ優先権証明書発行の請求をすること。 2 .特 許 法 第 4 3 条 第 7 項 ※ 3 の 規 定 に よ り 優 先 権 証 明 書 を 提 出 す る こ と が で き る 期 間( 特 施 規 2 7 条 の 3 の 3 第 5 項 、商 施 規 7 条 の 2 第 1 項 )内( た だ し 、意 匠においては意匠法第15条第1項において準用する特許法第43条第2項 に 規 定 す る 優 先 権 証 明 書 提 出 期 間 内 )に 、上 申 書 に 、優 先 権 証 明 書 発 行 の 請 求 を 行 っ た 官 庁 及 び そ の 申 請 日 を 記 載 し 特 許 庁 長 官 へ 提 出 す る こ と 。併 せ て 、1 . の 事 実( 先 の 出 願 が さ れ た 官 庁 に 対 し 優 先 権 証 明 書 提 出 期 間 満 了 の 2 月 前 ま で に 優 先 権 証 明 書 発 行 の 請 求 を し た こ と )を 裏 付 け る 証 拠 書 類 又 は 宣 言 書 を 特 許 庁長官へ提出すること。 3.先の出願がされた官庁より優先権証明書を入手してから1月(在外者にあっ て は 2 月 )以 内 に 特 許 庁 長 官 へ 提 出 す る こ と 。そ の 際 、優 先 権 証 明 書 提 出 書 の 【 そ の 他 】欄 に 、 「 特 許 法 第 4 3 条 第 8 項 ※ ²の 規 定 に よ る 優 先 権 証 明 書 の 提 出 」 である旨を記載すること。 (新規平成28・4) ※1 特 4 3 条 2 項 、8 項 : 特 4 3 条 の 2 第 2 項 ( 特 4 3 条 の 3 第 3 項 、実 1 1 条 1 項 に お い て 準 用 )、 特 4 3 条 の 3 第 3 項 ( 実 1 1 条 1 項 、 意 1 5 条 1 項 、 商 1 3 条 1 項 ( 商 6 8 条 1 項 に お い て 準 用 ) に お い て 準 用 ) )、 実 1 1 条 1 項 、 意 1 5 条 1 項 、 6 0 条 の 1 0第2項、商13条1項(商68条1項において準用)において準用 ※ ² 特施規27条の3の3第6項1号:実施規23条2項、意施規19条3項において 準用 ※3 特43条7項:特43条の2第2項(特43条の3第3項、実11条1項において 準 用 )、4 3 条 の 3 第 3 項( 実 1 1 条 1 項 、商 1 3 条 1 項( 商 6 8 条 1 項 に お い て 準 用 ) に お い て 準 用 )、 実 1 1 条 1 項 、 商 1 3 条 1 項 ( 商 6 8 条 1 項 に お い て 準 用 ) に お い て 準用 -1-
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