送水タンク MAJ-1603

**2016 年 3 月 (第 3 版)(新記載要領に基づく改訂)
*2015 年 1 月 (第 2 版)
医療機器届出番号 13B1X00277000358 号
機械器具 25 医療用鏡 一般医療機器 内視鏡用送水タンク JMDN コード 36500042
送水タンク MAJ-1603
**【使用目的又は効果】
【禁忌・禁止】
適用対象
使用目的
**下記【使用目的又は効果】に示した目的以外には使用しないこ
と。
**本品は、当社指定の内視鏡用送水装置、または内視鏡用送気送水
装置と組み合わせて、体腔内に送液するために貯水することを目
的とする。
併用医療機器
本製品は『取扱説明書』に記載している周辺機器との組み合わせ
で使用すること。記載していない機器との組み合わせで使用した
場合には患者漏れ電流が増加するなど、人体への傷害、機器の破
損につながるおそれがあり、また機能の確保ができない。
使用方法
・本製品は、医師または医師の監督下の医療従事者に使用されるも
のであり、臨床手技については使用者の側で十分な研修を受けて
使用することを前提としている。上記条件に該当しない者は、使
用しないこと。
・分解や改造をしないこと。また、本製品は修理できない構造にな
っている。
**【使用方法等】
1.消毒、滅菌
決められた方法で消毒または滅菌を行う。
**2.滅菌水、脱気水、または生理食塩液の注入
**(1)送水タンクの指定水位まで滅菌水、脱気水、または生理食塩液
を入れる。
(2)キャップを送水タンクに締め付ける。
**3.内視鏡用送水装置、または内視鏡用送気送水装置への接続
**当社指定の内視鏡用送水装置、または内視鏡用送気送水装置に取
り付ける。
4.消毒、滅菌
**使用後は、内視鏡用送水装置、または内視鏡用送気送水装置から
取り外し、1項と同様に消毒、滅菌を行う。
【形状・構造及び原理等】
【使用上の注意】
構造・構成ユニット
**重要な基本的注意
1.構成
・送水タンク
MAJ-1603
**2.包装
**送水タンク MAJ-1603 ・・・・・・・・3個/単位
**3.各部の名称
2.準備と点検
・使用前に必ず本添付文書と『取扱説明書』に従って点検するこ
と。また本製品と組み合わせて使用する関連機器についても、
それらの『添付文書』と『取扱説明書』に従って点検すること。
なんらかの異常が疑われる場合は使用しないで、『取扱説明
書』に従って対処すること。それでも異常が疑われる場合は使
用しないこと。異常が疑われる本製品を使用すると、正常に機
能しないだけでなく、人体への損傷、機器の破損につながるお
それがある。
**・本製品を光源装置などの機器の熱源から十分に遠ざける、また
は、排気される温風にさらされない位置に配置すること。本製
品を内視鏡光源装置からの排気などの温風に長時間さらされる
環境に置いた場合、もしくは近接した機器などの遮へい物など
により熱気がこもる環境に長時間置いた場合、送水タンク内の
滅菌水、脱気水、または生理食塩液が高温となることがある。
高温となった滅菌水、脱気水、または生理食塩液を使用した場
合、患者がやけどを負うおそれがある。
**4.仕様
**奥行き
**幅
**高さ
**容量
**:
**:
**:
**:
1.一般的要求事項
・本添付文書には、本製品を安全かつ効果的に使用するうえで必
要不可欠な情報が盛り込まれている。使用に先立ち、必ず本添
付文書と本製品の『取扱説明書』および同時に使用する機器の
『添付文書』と『取扱説明書』を熟読し、その内容を十分に理
解し、その指示に従って使用すること。本添付文書と『取扱説
明書』および同時に使用する機器の『添付文書』と『取扱説明
書』は、すぐに読める場所に保管すること。
**・本製品は、出荷前に洗浄、消毒および滅菌されていない。洗浄、
消毒(または滅菌)せずに使用すると感染するおそれがある。
・必ず使用前に滅菌し、毎日交換すること。
・必ず使用前に送水タンクとキャップに磨耗や破損がないことを
定期的に確認し、必要に応じて交換すること。
**320mm
**87mm
**205mm
**2000ml
作動・動作原理
**本製品は、当社指定の内視鏡用送水装置、または内視鏡用送気送
水装置に接続して、体腔内に送液するための貯水タンクである。
3.使用方法
**・内視鏡と組み合わせて使用する場合は、必ず滅菌水、脱気水を
使用すること。
**・内視鏡用処置具と組み合わせて使用する場合は、必ず生理食塩
液を使用すること。
**・送液時は、常に滅菌水、脱気水、または生理食塩液の残量を確
認し、空気を送気しないようにすること。
取扱説明書を必ずご参照ください。
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**4.手入れ、保管、廃棄
・洗浄、消毒または滅菌時には、適切な保護具を着用すること。
保護具の着用を怠ると、内視鏡に付着した患者の血液や粘液な
どにより感染するおそれがある。また、手入れ時に使用する化
学薬品は人体に悪影響を及ぼすおそれがある。保護具としては、
ゴーグル、フェイスマスク、防水性の保護服またはガウン、適
当なフィット感があり肌がさらされない長さの耐薬品性のある
防水性手袋などがある。手袋は感染防止と皮膚の保護のため、
必ず十分な長さのものを使用すると共に破れる前に交換するこ
と。
・汚れた保護服またはガウンは、洗浄エリアから出る前に脱ぐ必
要がある。
・滅菌効果は、被滅菌物の包装方法、滅菌装置内の位置、置き方、
積載量などの影響を受ける。生物学的指標または化学的指標を
用いて、滅菌効果を確認すること。また、医療行政当局、公的
機関、各施設の感染管理部門の滅菌ガイドライン、および、滅
菌装置の『取扱説明書』に従うこと。適切に滅菌しないと、患
者の安全を損なうおそれがある。
・高圧蒸気滅菌の乾燥工程や高圧蒸気滅菌装置の扉を開けて滅菌
パックを空気に当てたりして、高圧蒸気滅菌装置の中で滅菌パ
ックを乾燥させること。ぬれた滅菌パックを取り扱うと、滅菌
効果が損なわれる。
・送水タンクの洗浄、消毒または滅菌は、必ず送水タンクからキ
ャップを取り外して行うこと。
・送水タンクの充填中に送水チューブが汚染した場合は、新しい
チューブに交換すること。
・指定条件以外で高圧蒸気滅菌を行わないこと。指定条件以外の
方法で高圧蒸気滅菌を行うと、機器に損傷を与えるおそれがあ
る。
【保管方法及び有効期間等】
保管方法
使用後は、『取扱説明書』に従って、洗浄/消毒/滅菌および保管
すること。
耐用期間・使用期間
(1)耐用期間
**本製品は、消耗品(修理不可能)である。本添付文書や『取扱説
明書』に示す使用前点検および定期点検を実施し、点検結果によ
り必要であれば新品と交換すること。
(2)廃棄
感染などのおそれがあるため、廃棄する際は、国または地域の法
律およびガイドラインに従って安全に廃棄すること。
【製造販売業者及び製造業者の氏名又は名称等】
製造販売元:
オリンパスメディカルシステムズ株式会社
*〒192-8507 東京都八王子市石川町 2951
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お問い合わせ先
TEL 0120-41-7149(内視鏡お客様相談センター)
外国製造元:
キーメド(メディカル アンド インダストリアル イクイッ
プメント)
**KeyMed (Medical & Industrial Equipment)/UK
国名:イギリス
GT5034 03
取扱説明書を必ずご参照ください。
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Printed in Japan 20160314 *0000