< 参 考 資 料 > 2016年3月25日 東京電力株式会社 高温焼却炉建屋内における堰内漏えいについて(続報) 推定原因:セシウム吸着装置に接続されている配管(工事中のため切断された状態)の上流に設置 されている弁が開いている状態でセシウム吸着装置を起動したため、当該系統の内包水※ が流出したものと推定。 (※内包水:起動直後であり、装置内の水張水と処理水が混合) 漏えい範囲図 北側扉(床面がスロープ) 南側扉(床面がスロープ) セシウム吸着塔装置(処理水移送配管) :漏えいを発生させた接続ライン ろ過水配管 F418 漏えい検知器 :通常の処理水が流れるライン サプレッションプール水サージタンク(SPT)の(B)へ ※ 今回漏えいした場所は、 床面がスロープ状になっており 水が漏えいした場合でも建屋内 に留まる構造。 漏えい箇所 プロセス主建屋地下 セシウム 吸着装 置 漏えい範囲※ 約35m×約5m ×約3cm(約5.25m3) ろ過水ライン SPT F418 * 切断箇所 滞留水 漏えい検知器 (発報) 第二セシウム吸着装置 ポンプ :通常の処理水が流れるライン 高温焼却炉建屋1階 *当該作業は設備改造のため実施計画変更認可申請中 対策:切断した配管は、溶着させ、切断前の状態に復旧。なお、上流側のF418弁は、念のため、チェーンロックに より閉で固定している。今後、原因の詳細調査を行い、再発防止対策を検討していく。
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