営繕積算システム RIBC2 標準単価作成システム/単価登録システム Ver.5 の新機能について 1. 使用されなくなった一次単価、「その他」の率、補正率の行の削除機能 一次単価、または、「その他」の率、補正率の各ファイルにおいて、保守画面の[抜き取り]画面に [下記の歩掛りファイルで計算に使用されていない行を削除する]オプションを追加しました。 例えば、前年度の歩掛りから抜き取りを行った一次単価ファイルに、今年度の歩掛りファイルから [抜き取り]を行う場合、オプションをチェックして実行すると、歩掛りファイルで使われていない一 次単価を自動で削除します。 2. 経年比較機能において前回から追加になった単価の識別とフィルタリングを可能にする 一次単価ファイルまたは標準単価ファイルの前年度単価データ読み込みにおいて、前年度 単価がなかった行は、前年度単価欄や Up 率欄等を[------]で表示するようにしました。 一次単価ファイルは、[Up 率][前回決定単価][単価増減]の各欄、標準単価ファイルは、欄 は[前回 Up 率]欄の増減率及び、各単価欄を[------]で表示します。 [------]表示の単価は、列フィルタで抽出表示させることができます。 一次単価ファイルは[Up 率]欄、標準単価ファイルは[前回 Up 率]欄の列フィルタで[追加]を 選択します。 3. オプション単価(刊行物オプションや特別調査)の表示 材料一次単価データまたは市場単価データの読み込みが行われた単価は、単位欄の上段に[標 準品]または[オプション]を表示する機能を追加しました。 単位欄の列フィルタで、単価提供区分による抽出表示を行うことができます。 材料単価情報リストにも単価提供区分を表示します。 4. ツリー画面の機能追加 単 行のコピーや削除等で複数行を選択する場合、最終行や離れている行をツリー画面から選 択することができるようにしました。歩掛り、一次単価、標準単価、計算条件の各ファイルにお いて、開始行を選択後、ツリー画面を開き、[Shift]または[Ctrl]キーを押しながら細目名称を クリックします。 [ツリー表示]画面下部の[細目コードを表示する]をチェックすると、細目名称の左側に、細目 コードを表示します。 5. 名称ファイルマージ機能の仕様変更 単 異なる工事の名称ファイルをマージ可能にしました。例えば、建築工事の名称ファイルに、電 気設備工事の名称ファイルをマージすることができます。 単位欄の表記を「か所」に置換する機能を追加しました。個別の細目名称に「箇所」や「カ所」 「ヶ所」等が存在した場合、確認メッセージで置換を選択すると、「か所」に置き換えを行いま す。 6. [ヘルプ]メニューに[操作マニュアル]を追加しました。 単 単 アイコンのない機能は単価登録システムには提供されません 営繕積算システム RIBC2 内訳書作成システム/内訳書数量入力システム LITE Ver.5 の新機能について 1. セキュリティ 公開情報のデータ公開内容に、以下の 2 つのオプションを追加しました。 ・ [単価表から取得した単価行のみ 0 円クリア]を設定すると、提供先では、単価表選択で挿入 した行のみを 0 円クリアして表示します。(手入力で単価・金額欄を修正している行は 0 円クリ アされません。) ・ [単価表から取得した単価行のみマスク表示]を設定すると、提供先では、単価表選択で挿入 した行のみをマスク処理して表示します。(手入力で単価・金額欄を修正している行はマスク 処理されません。) 2. 内訳書画面の見直し a) 内訳書の作業スペースを広くするため、[表紙]~[共通費積み上げ等]の見出しを画面の左 に移動しました。 b) 編集、設定、フィルタ等の機能において、以下の操作に対応しました。 c) ・ フィルタ機能で抽出した行を一括削除。 ・ フィルタ機能で抽出した行の標準単価ファイル再設定。 ・ 指定した範囲に含まれる標準単価ファイル再設定。 ・ 異なる中科目等にまたがる仕分け・抜き取り設定。 ・ 異なる中科目等にまたがる共通費分割設定。 [内訳書]と[代価表]を左右に並べて表示する機能を追加しました。 d) [内訳書ツリー][代価表ツリー][ファイル一覧]の各画面に、表示方法と表示位置の設定機 能を追加しました。 ・ 表示方法は、常に表示・クリックしたときに表示・非表示 から選択できます。表示位置は 画面の左側か右側かを選択することができます。 ・ 選択した設定は、次回起動時にも反映されます。 3. フィルタリング機能の強化 a) [細目別・別紙明細]、[共通費積み上げ等]、[代価表]の各画面で、単価欄の区分によるフィ ルタリング(列フィルタ機能)を可能とし、以下に対応しました。 ・ 標準単価ファイルまたは歩掛り区分による行の抽出表示。 ・ 単価表の名称を修正した行、単価表の単価を修正した行の抽出表示。 ・ 見積分類と見積コードによる行の抽出表示。 ・ 代価表番号によるによる行の抽出表示。 ・ 抜き取り名称による行の抽出表示。([細目別・別紙明細]内訳画面のみ。) b) 工事種別~中科目別の名称を選択して、表示する行の抽出表示ができるようにしました。 c) フィルタ機能で抽出表示している行と[内訳書ツリー][代価表ツリー]の表示が連動するように しました。 d) [細目別・別紙明細]または[共通費積み上げ等]画面と、[代価表]画面は、指定した更新日 LITE アイコンの機能は内訳書数量入力システム LITE には提供されません 付の行の背景色を黄色で表示させることができるようにしました。 e) 原設計および変更設計毎に更新日時を保存するようにしました。 4. 印刷 a) 共通費率算定書の印刷機能を追加しました。 [印刷書式]画面で[共通費率算定書]をチェックすると、共通費率の算定根拠を印刷します。 印刷プレビューや印刷画面で Excel 出力、PDF 出力することもできます。 b) 印刷オプションに[変更なき金額一括]を選択した場合でも[小計行][コメント行]の印字有無 選択が有効になるようにしました。 5. 共通費関連 LITE [共通費算定]画面の[一般管理費等]見出しで、以下を変更しました。 a) 契約保証費の入力欄を、[一般管理費等率(Gp)④]列から画面左下のテキストボックスへ移 動しました。 b) 前払い金支出割合補正係数の入力は、メニューから値を選択することもできるようにしました。 6. その他 a) 科目別内訳書の行挿入画面で、中科目も選択できるようにしました。 b) 工事種別、種目別、科目別、中科目別内訳書の行挿入画面に[↑][↓]キーを新設しました。 行挿入画面を表示したまま、行の挿入位置を移動することができます。 c) 外部ファイル出力機能において、[細目別内訳書と別紙明細書の並び]ボックスに[画面表示 順]を追加しました。 ・ チェックすると、細目別内訳行と別紙明細行を[細目別・別紙明細]見出し画面の順に出 力します。 d) 行挿入画面で単価表(または代価表、抜き取り、歩掛り)から項目を選択するとき、[確定]ボタ ンを押した後に選択画面を縮小するかそのまま表示するかを選択できるようにしました。 e) 以下のショートカットキーを追加しました。(この機能は、内訳書作成システム操作マニュアル Ver.5 に記載がありません。お詫びして訂正いたします。) [代価表]または[仕分け]画面から[内訳書]画面へ移動 ........................... [Home] [内訳書]または[代価表]画面から[仕分け]画面へ移動 ........................... [End] f) [ヘルプ]メニューに[操作マニュアル]を追加しました。 LITE アイコンの機能は内訳書数量入力システム LITE には提供されません
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