会社案内 016 - JTウェブサイト

会社案内
016
CORPOR ATE BROCHURE
J Tグ ル ープ は 、
私たちJ Tグル ープは、
「 お 客 様を中心として、株 主、従 業員、社 会の
4 者に対 する責任を高 い次 元でバランスよく果たし、
すべ ての お 客 様 一人 ひとり の
『 か け が え の な い ひと と き 』や『 大 切 な 時 間 』を 想 って い ま す 。
4 者の満足 度を高めていく」ことを
経営理 念(4Sモデル)として掲げています。
そ ん な お 客 様 に とっての『 か け が え の な い ひと と き 』や
『 大 切 な 時 間 』を 想 う 企 業 だ か ら こそ 生 み 出 せる 価 値 を 、
これ からも 提 供し 続 け て い きた い 。
そして「自然・社 会・人間の多様 性に価 値を認め、
お 客 様に信 頼される『 J T ならではのブランド』を
生み出し、育て、高め続けていくこと」を
J Tグル ープの 使命(ミッション)としています。
そ して 、すべ ての お 客 様 一人 ひとり の
こころ を より 豊 か にして い き た い 。
また、
「 4Sモデル」を実現し、ミッションを果たすために、
J Tグル ープ 社員の一人ひとりが 徹 底すべき
行 動 指 針(J Tグル ープ WAY)を掲げ、実 践しています。
・お 客 様を第一に考え、誠 実に行 動 すること
・あらゆる品質にこだわり、進化し続けること
・J Tグル ープの多様な力を結 集すること
これからも私たちJ Tグル ープは、
事 業 活 動やその 他さまざまな活 動を通じ、
お 客 様に信 頼される「 J T ならではのブランド」を
お届けしてまいります。
代表取締役社長
1
Corporate Brochure 2016
Message from CEO
2
鳥 居 薬 品( 株 )との 機 能 統 合と
国内事業基 盤強化
1998年12月、
鳥居薬品(株)の発行済株式の過
半数を取得しグループに迎えました。その翌年
1999年10月には、
グループ内での相乗効果を
最大限に発揮すべく、
研究開発機能をJTに集中
し、
プロモーション機能を鳥居薬品(株)に統合す
ることで、
国内の事業基盤を強化しました。
「テ ーブルマー ク( 株 )」へ の 社 名 変 更
「マイルドセブ ン」から「メビ ウス」へ
1999年7月の旭化成工業(株)の食品事業取得に始まり、2002年5月
グローバルNo.1プレミアムブランドへのさらなる躍進に向けて、名称を
には(株)サンジェルマンの全株式を取得。また、2008年に(株)加ト吉お
「メビウス」に変更。発売から30年以上経った今も国内No.1ブランドの
J T 初 のオリジ ナル 新 薬 を含 む
抗 H I V 薬 を国 内 で 販 売 開 始
国内ロングセラーブランドの「キャビン」
「キャスター」を、グローバル・フ
JT初のオリジナル新薬(エルビテグラビル)を
ラッグシップ・ブランドの「ウィンストン」に統合。世界第2位のブランドで
よび富士食品工業(株)の発行済株式の過半数を取得し、加工食品事業
座を維持する強固なブランド
含む、抗HIV薬「スタリビルド配合錠」について、
ある「ウィンストン」は、幅広い味わいのラインアップを持つ強固なブラン
の基盤を強化しました。冷食・常温事業、調味料事業、ベーカリー事業の3
力を活かして、世界での販売
鳥居薬品(株)が国内での販売を開始しました。
ドへと生まれ変わり、日本に限らず
事業を中核とする食品メーカーとして、
「時代のニーズを見据えた食の可
網を拡大しています。
海外では、
ライセンスパートナーのギリアド・サイ
アジア、そして世界の多様なお客様
エンシズ社が、同配合錠の販売を行っています。
の嗜 好に応 えて地 理 的 拡 大・成 長
能性を追求し、笑顔があふれる食卓の
を図っていきます。
いを込め、2010年1月に社名を(株)加
ト吉から「テーブルマーク(株)」へ変更
しました。
「 ナ チュラル アメリカン スピリット 」の
米 国 外たばこ事 業 を取 得
お客様の多様な嗜好やその変化に応えるため、紙巻たばこ以外の新規
米 国 レ イノ ル ズ ア メ リ カ ン グ ル ー プよ り 、
性ある商品の開発に注力しており、2016年3月にはJT独自のたばこペ
「ナチュラル アメリカン スピリット」の米国外
イパーテクノロジー ※1から生まれた「プルー
たばこ事 業 を取 得。日本 市 場で大きな成 長を
ム・テック」の販売を開始 ※2。火を使わずに蒸
遂げ ているブランドとその販 売会 社を仲間に
気でたばこの味わいを楽しめる、新しいスタ
迎えることで、JTグループとしてさらに多くの
イルをお客様に提供し、煙 ※3 のにおいが無く
お客様のニーズに応えていきます。
灰も出ないという製品特徴から、吸う人も吸
わない人も協調して共存できる社会の実現に
貢献しうることを期待しています。
※1 当社では、たばこ葉由来の成分を含む霧状のものを「たばこベイパー」と呼んでいます
※2 2016年3月上旬より、福岡市の一部販売店及び全国オンラインショップで販売開始
※3 ここでいう煙とは、燃焼により発生する煙を指します
たばこ事 業
P.7
たばこ事業
Tobacco Business
お 客 様 に 信 頼 さ れ る「 J T な ら で は の ブ ラ ン ド 」を
最大の財産であるブランドと、世界トップレベルの技術やノウハ
ウを生かし、
120以上の国と地域で商品を販売しています。
生 み 出 し 、育 て 、高 め 続 け る た め に … …
J Tグル ープ は 、さまざ まな 事 業 活 動 の ほか、社 会 へ の 取り組 みや 企 業 イベント・企 業 ス ポーツを展 開して います。
このような 活 動 を 通じ 、お 客 様 にとって価 値 あ る「J T ならで はのブランド 」をお 届 けし 続 け て い きます 。
医薬事業
P.13
医薬事業
Pharmaceutical Business
さまざまな病気から世界の人々を救うために、国際的に通用する
特色ある新薬の創出を目指し研究開発に取り組んでいます。
売上収益
90
(2015 年1月ー12月)
以 上の
加工食品事業
Processed Food Business
たばこブランドを
加工食品事業 7.4%
P.15
加工食品事業
その他 0.8%
「一番大切な人に食べてもらいたい」という想いのもと、お客様
医薬事業 3.4%
に安心してお召し上がりいただける商品づくりを進めています。
国内たばこ事業
30.1%
44,485
人
億円
地球環境保全への取り組みや社会貢献活動を通じて社会の持
続可能な発展に貢献しています。
120
以 上の
コンプライアンス
P.21
コンプライアンス
兆
Environment Activities & Corporate Citizenship Activities
(就業人員ベース)
2 2,529
合計
社会貢献活動
海外たばこ事業
58.5%
P.17
Compliance
コンプライアンス徹底のための仕組みを構築し、JTグループ行
国と地 域 で販 売
JT飲料製品の製造販売事業からの撤退に伴い、2015年度は飲料事業を除外した数値を表示しております
地 球 環 境 保 全・
地 球 環 境 保 全・社 会 貢 献 活 動
従業員数
動規範に基づき、
高い倫理観を持った事業運営に努めています。
※1
多 様 化 推 進・成 長 支 援
※2
6,267
億円
※1 2011−2012年度:調整後EBITDA
調整後EBITDA=営業利益+減価償却費及び
*
償却費±調整項目(収益及び費用)
*調整項目(収益及び費用)=のれんの減損損失
±リストラクチャリング収益及び費用等
※2 2013−2015年度:調整後営業利益
従業員の多様な価値観を尊重し、自律的成長に向けたさまざま
な取り組みを行っています。
110
カ国 以 上
企 業イベント・企 業 スポーツ
P.27
Events & Sports
調整後営業利益=営業利益+買収に伴い生じた
*
無形資産に係る償却費±調整項目(収益及び費用)
*調整項目(収益及び費用)=のれんの減損損失
±リストラクチャリング収益及び費用等
企業スポーツ
6,267
2015
2014
6,126
2013
2011
6,220
2012
5,771
従 業 員の国 籍 数
企 業 イ ベ ン ト・
6,601
Diversity and Inclusion & Human Resources Development
成長支援
(2015 年1月ー12月)
P.23
多 様 化 推 進・
調整後EBITDA/
調整後営業利益
心の豊かさや本物の感動をお届けするために、さまざまな企業
イベントやスポーツを全国各地で展開しています。
JT飲料製品の製造販売事業からの撤退に伴い、2015年度は飲料事業を除外した数値を表示しております
5
Corporate Brochure 2016
Overview
6
たばこ事業
たばこ事業
Tobacco Business
医薬事業
グローバ ル・たばこメーカーとして
世界 中で事 業 を展 開しています
JTは、たばこ事業のグローバル化を積極的に推進し、
現在ではJTグループとして90以上のブランドを120以上の
加工食品事業
国と地域で販売しています。
今後も、長期的視野に立った投資、マーケットごとの特徴に
応じたマーケティング施策の実施、品質向上の推進、
営業体制やコスト競争力の強化などを着実に実行し、
さらなる成長を実現していきます。
社会貢献活動
既 成 概 念 にとら わ れることなく
イノベー ションへ 挑 戦しま す
人 財の多様 性を生かし
持続的な成長を目指します
JTグループは、1999年のRJRナビスコ社からの米国外
JTグループは、世界各地における多様なお客様ニーズにお
お客様の多様な嗜好やその変化にお応えするために、味・
JTグループでは、
人財の多様性を尊重し、人財育成・グロー
たばこ事業の買収、2007年のギャラハー社の買収などを通
応えするために、マーケットごとの特徴に応じた商品を展開
香りなどの品質の向上はもとより、紙巻たばこ以外の新規性
バルレベルでの人 財交流・職場環境の整備などを積極的に
じ た 事 業 基 盤 の 強 化 の み ならず 、2 014 年 ザ ン デ ラ 社 、
しています。なかでも、グローバル・フラッグシップ・ブランド
のある商品の開発にも力を入れています。近年成長を続ける
行っています。
電子たばこ分野においては、欧米諸国で商品展開するほか、
海外たばこ事業を担うJapan Tobacco International
2015年ロジック社(ともに電子たばこ会社)の買収によって
※
(GFB)である「ウィンストン」
「キャメル」
「メビウス」などは、
※
商品バリエーションを拡充してきました。これらに加え、中長
世界各地の主要市場で力強いプレゼンスを有しています。
日本市場においては火を使わずにたばこベイパー でたばこ
(JTI)においては、110カ国以上の国籍の人々が働いており、
期視点に立ったブランドへの投資や地理的拡大により、さら
今後も喫味・パッケージデザイン等の進化を図るなど、商
の味わいを楽しむ「プルーム・テック」という新しいスタイル
異なる文化や価値観を持つ多様な人財が協働することによっ
なる成長を実現していきます。
品力の強化に努めていきます。
の商品を展開しています。
て、
新しい価値を生み出しています。
今後も既成概念にとらわれることなくイノベーションへ挑
JTグループの多様性は、まさに持続的な成長の源なのです。
※「ウィンストン」
「キャメル」
「メビウス」
「LD」
「ベンソン・アンド・ヘッジス」
「シルクカット」
「グラマー」
「ソブラニー」
企業スポーツ
企 業 イ ベ ン ト・
※当社では、たばこ葉由来の成分を含む霧状のものを「たばこベイパー」と呼ん
でいます
成長支援
J Tグル ープ 商 品 販 売 国・地 域
多 様 化 推 進・
戦し、お客様満足の向上に努めていきます。
コンプライアンス
多 彩 な ブ ランド を 武 器 に
世 界 の 主 要 市 場 で プレ ゼ ン スを 発 揮
※「プルーム・テック」は2016年3月上旬より、福岡市の一部販売店及び全国
オンラインショップで発売開始
7
Corporate Brochure 2016
Tobacco Business
地 球 環 境 保 全・
長 期 的 視 野 に 立った 投 資 により中 長 期 で
J Tグル ープの 成 長 を 支 えて い きま す
8
たばこ事業
たばこ事業
Tobacco Business
医薬事業
重要 市 場 である日本におい て
高い 競 争 優位性を保持して い ま す
JTグループの営業利益の約4割を占める日本市場。
最大の財産であるブランドに加え、
加工食品事業
世界トップレベルのたばこ製造・販売・研究の技術・
ノウハウを活かし、約6割の市場シェアを獲得しています。
今後もJTグループの「利益創出の中核」としての
役割を果たしていきます。
社会貢献活動
JTグループはメーカーとして、品質向上に向けた取組みを
JTグループではグローバルな研究開発基盤を活用し、日
場であり、JTはここで約6割のシェアを獲得しています。
に応じた品揃えを提案するなど、お客様満足の向上につなが
追求し続けています。
本で生み出された基礎研究・技術開発成果を世界各国の商
それを支えているのが、私たちの最大の財産であるブラン
る売場づくりに向けた活動を行っています。
たばこ製品にとって重要な原材料である葉たばこを、高品
品に展開しています。
ドです。なかでも、日本No.1 のブランドである「メビウス」
日本市場では、多くのトレードマーケター(営業担当)が、全
質かつ安定的に調達するために、葉たばこ農家への生産性
多様なお客様のニーズにお応えするため、そして研究によ
は、2013年のマイルドセブンからの名称変更以降もアジア
国のたばこ販売店様の売り場の状況を的確に把握し、
お客様
向上支援を行っています。また、高品質な商品を効率的かつ
り得られたシーズを具現化するため、社員一人ひとりの多様
を中心とした世界各地で力強いプレゼンスを発揮していま
にとってより見えやすく買いやすい売場づくりの提案など、
タイムリーに市場へ供給する最適な製造体制の構築に注力
な専門性や個性を活かし、柔軟に連携しながらスピーディー
す。また、2015年に「キャスター」
「キャビン」をブランドに統
売場特性に応じたきめ細やかな営業活動を展開しています。
しています。
な研究開発に努めています。
合した「ウィンストン」も堅調に推移しています。今後も、競争
今後もこれらの活動を通じ、お客様満足の向上に取り組ん
今後も調達から製造・流通までさらなる品質の向上を目指
これからも時代とともに多様化し続けるお客様の嗜好に
力あるブランドを武器に利益と優位性を創出し続けます。
でいきます。
し、
お客様に信頼される高品質な商品をお届けし続けます。
合わせ、新たな価値を創造し続けます。
※
※出典:
(社)
日本たばこ協会
9
Corporate Brochure 2016
Tobacco Business
企業スポーツ
世界各地のお客様のニーズやエリア・販売チャネルの特性
企 業 イ ベ ン ト・
日本はJTグループの営業利益の約4割を創出する重要市
成長支援
研 究 開 発 の 成 果 を もとに
新 た な 価 値 を 創 造して い ま す
多 様 化 推 進・
お客 様に高品質な商品を
お 届 けし 続 け ま す
コンプライアンス
きめ 細 かな 提 案 で
お 客 様 満 足 を 実 現しま す
地 球 環 境 保 全・
競 争 力 あ るブ ランド を 武 器 に
高 い 利 益 を 創 出し 続 け ま す
10
たばこ事業
たばこ事業
Tobacco Business
医薬事業
吸う 人 も 吸わない人も
ここ ち よ い世の中へ
協調して共存できる社会の実現のため、
マナー向上の呼びかけや分煙環境の整備など、
加工食品事業
さまざまな活動を行っています。
これからもさまざまな活動を通じて、
たばこを吸われる方と吸われない方がともに
快適に過ごせる「ここちよい」社会を目指していきます。
皆 が 快 適 に 過ご すことので きる
分 煙 環 境 の 整 備 に 取り組 んで い ま す
社 会 的責任を果たすべく
未成 年者喫 煙防止に取り組んでいます
「ひろえば街が好きになる運動」という市民参加型の清掃
分煙に関するさまざまなご相談にお答えする「分煙コンサ
企業としての社会的責任を果たす観点から、従来より日本
や思いやりを示していただけるよう、たばこを吸われる方々
活動を全国各地で行っています。自治体、学校、ボランティア、
ルティング活動」をはじめ、これまで培ったノウハウを生か
国内の関係団体と連携しつつ、未成年者喫煙防止のための
にお願いしています。たばこを吸われる方ご自身がマナーの
各催事の実行委員会や協働団体など、さまざまな方々とご
し、かつ法令や条例を遵守しながら、たばこを吸われる方と
諸対策を行っています。未成年者の喫煙問題は、たばこ業界
大切さに、
“気づき”
“考え”
“行動”していただけるように、
みを「『ひろう』という体験を通じて『すてない』気持ちを育て
吸われない方の双方を考慮した空間づくり、そして双方が協
だけで解決できる問題ではなく、家庭教育も含め、社会全体
誰もが思い当たる身近なシーンやテーマを数多く紹介してい
たい。もっともっとすてない人を増やしたい。」、そんな願いか
調して共存できる社会の実現に取り組んでいます。
で取り組む必要のある問題です。
ます。
ら生まれたこの活動は、これからも全国各地で展開していき
JTはこれからも全国各地の自治 体や 企業の方々と協働
引き続き関係団体との連携を一層強化しながら、未成年者
JTはこれからもマナー向上に向けた啓発活動に取り組ん
ます。
で、たばこを吸われる方と吸われない方が、ともに快適に過
喫煙防止に積極的に取り組んでいきます。
でいきます。
ごせる「ここちよい」社会を目指した環境づくりに取り組んで
企業スポーツ
企 業 イ ベ ン ト・
Tobacco Business
成長支援
Corporate Brochure 2016
多 様 化 推 進・
いきます。
11
コンプライアンス
日本国内では、マナー広告を通じて、周囲の方々への配慮
社会貢献活動
「 ひろえ ば 街 が 好 き に なる 運 動 」を
全 国 各 地 で 展 開して い ま す
地 球 環 境 保 全・
た ば こを 吸 わ れる方 に
マ ナ ー の 向 上を 呼 び か け て い ま す
12
たばこ事業
医薬事業
Pharmaceutical Business
医薬事業
病気から世界の人々を救う
「オリジナル新薬の創出」に挑み続けます
JTは1987年より医薬事業に進出しました。
自社にとどまらず、ライセンスパートナーをはじめとする
加工食品事業
国内外のネットワークやグループ会社との連携を広く活用した
研究開発を推進するとともに、スムーズな製造・販売体制を
構築しています。世界に通用する画期的なオリジナル新薬を
創出し、一日も早く患者様にお届けすることで、
「JTの薬があってよかった」と言っていただける事業を
社会貢献活動
画 期 的 な 新 薬 創 出 の ため 国 内 外 の 連 携 で
研 究 開 発 に 取り組 んで い ま す
鳥 居 薬 品 ㈱ とのパートナ ー シップ を 通じて
患 者 様 へ 医 薬 品 をお 届 けして い ま す
また、研究開発スピードを加速し、世界の患者様に早期に
1998年、JTは鳥居薬品㈱をグループ会社に迎え、医薬事
究施設「医薬総合研究所」を設立しました。この研究施設を
新薬をお届けするために、海外大手製薬企業へ自社の化合
業の国内基盤の強化を図ってきました。グループ内での相乗
中心に、主に「糖・脂質代謝」
「ウイルス」
「免疫・炎症」の領域で
物を導出(ライセンスアウト)することや、製品・開発品ライン
効果を最大限に発揮すべく、主に、JTが研究開発機能を、鳥
研究開発を行っています。2000年には海外での開発機能を
ナップの充実を図るために、他社の化合物を導入(ライセン
居薬品㈱が製造・販売機能を担っています。
強化すべく、米国ニュージャージー州にある子会社アクロス・
スイン)する機会を積極的に追求することにも取り組んでい
鳥居薬品㈱では、
高度な専門知識を持った医薬情報担当者
ファーマ社に臨床開発機能を付加し、海外での臨床開発の
ます。
コンプライアンス
研究開発力の充実・強化を目的として、1993年に自社研
地 球 環 境 保 全・
目指しています。
(MR)が、医師や薬剤師をはじめとする医療関係者に医薬品
拠点としています。
情報を提供し、適正な使用を推進することで、病気で苦しむ
患者様だけでなく、すべての人々がより良い健康状態を実感
導出先
米国 ギリアド・サイエンシズ社
2006 前臨床試験段階の新規化合物
(MEK阻害剤)
スイス ノバルティス社
2006 前臨床試験段階の抗体医薬候補品
(抗ICOS抗体)
米国 メディミューン社
2014 JAK阻害剤「JTE-052」
デンマーク レオファーマ社
導入実績
年度
医薬総合研究所(大阪府高槻市)
13
Corporate Brochure 2016
品目
導入先
2003 抗HIV薬3品
米国 ギリアド・サイエンシズ社
2007 高リン血症治療薬「JTT-751」
米国 ケリックス・バイオファーマ
シューティカルズ社
2013 アレルギー皮膚テスト試薬
「ヒスタミン二塩酸塩製剤」
デンマーク ALK社
企業スポーツ
品目
2004 抗HIV薬「JTK-303」
企 業 イ ベ ン ト・
年度
成長支援
高リン血症治療剤「リオナ錠250mg」
(2014年5月発売)
導出実績
多 様 化 推 進・
できる社会を目指し、活動を続けています。
抗HIV薬「スタリビルド配合錠」
(2013年5月発売)
Pharmaceutical Business
14
たばこ事業
加工食品事業
Processed Food Business
医薬事業
笑 顔あふれる食卓のトレードマークへ
より一層のおいしさを提 供します
JTグループの加工食品事業では、テーブルマークグループを
通じて、
「 一番大切な人に食べてもらいたい」という想いのもと、
加工食品事業
「お客様においしく、安心してお召し上がりいただける」
商品づくりを進めています。
今後も暮らしの源である「食」の世界を通じて、
お客様から支持され続ける存在を目指していきます。
Ⅰ.フードセーフティ
Ⅱ.フードディフェンス
食品安全マネジメントシステム※
外部からの意図的な攻撃を防ぐ
の 考えに基づき管 理された工
ためフードディフェンスプログ
場から、お客様に安全な商品を
ラム ※ に基づく対応を行ってい
マーク(株)」では、これまで培ってきた技術力・商品開発力を
最大限に生かすことのできる冷凍麺、冷凍米飯、パックご飯、
焼成冷凍パンといったステープル(主食)を事業の柱と位置付
け、より一層のおいしさづくりに取り組んでいます。調味料事
業では、
「富士食品工業㈱」を中心に独自技術を活用した商品
を豊富にラインナップし、幅広い分野で事業展開しています。
また、ベーカリー事業ではベーカリーショップ「サンジェル
お届けしています。それぞれの
ます。
工場での取り組みは監 査を 通
※フードディフェンスプログラム:リスク管
じて確認しています。
コンプライアンス
テーブルマークグループの冷食・常温事業を担う「テーブル
社会貢献活動
お 客 様 に 安 心して 召し上 がって い た だくため
安 全 で 高 品 質の 商 品 をご 提 供して い き ま す
理項目をソフト面(マネジメントシステム)・
ハード面(セキュリティ)それぞれの側面か
開発∼調達∼製造を通じておい
お客様の要望に真摯に耳を傾
しさを追求した商品づくりを行
けるとともに、
トレーサビリティ
う一方、お客様からいただいた
情報の提供や工場見学などを通
お問い合わせやご指 摘をもと
じた積極的な情報公開により、
に、商品の品質やお客様満足度
お客様とのコミュニケーション
の向上に向けた継 続的な 取り
を推進していきます。
企業スポーツ
Ⅳ.フードコミュニケーション
企 業 イ ベ ン ト・
Ⅲ.フードクオリティ
ています。今後も徹底した安全管理のもと、技術革新や商品
開発に努め、皆様の食卓により一層のおいしさを提供してい
成長支援
ら遵守すべき事項を設定し、
管理すること
多 様 化 推 進・
※ISO22000など
マン」等の展開を通じて焼きたてパンのおいしさをご提供し
きます。
組みを行っています。
15
Corporate Brochure 2016
地 球 環 境 保 全・
食 を 支 える 多 様 な 事 業 を 通じて
日 本 の 食 卓 の 未 来 を 創 造しま す
Processed Food Business
16
たばこ事業
地球環境保全
Environment Activities
医薬事業
事業活動と環境との調和の実現に向けた
取り組みを推進しています
JTグループでは、地球環境保全を経営の最重要課題の一つとして
位置づけ、環境マネジメントの基本理念である
加工食品事業
JTグループ環境憲章のもと、持続可能な社会の実現を
目指しています。
より長期的視点での環境保全活動を目指し策定した
JTグループ環境長期計画では、地球温暖化防止、水資源保全、
生物多様性保全、廃棄物削減の4つの重点分野について、
葉 たばこ生 産 地 の自然や 生物 多様 性
の 保 全 に 取り組 んで い ま す
廃 棄 物の発 生 抑制のため
分別の徹 底に取り組んでいます
JTグループでは、2020年までに温室効果ガス排出量を
製造工場では系統別に流量計を設置するなど
「見える化」
を
樹木伐採による森林破壊が懸念されているマラウイ、ザン
資源の有効活用と廃棄 物の発生抑制のため、リデュース
2009年度比で20%削減することを目標として掲げ、地球
行い、
その結果を最適な流量への調整に反映させることで、
水
ビアでは、
森林再生に向けた活動を進めています。
地域の人々
(Reduce: 発生抑制)、リユース(Reuse: 再使用)、リサイク
温暖化防止に取り組んでいます。
使用量の削減を図っています。
あわせて、
水の使用方法や設備
が生活に必要な木材を自分たちで植林し、育てた樹木を使う
ル(Recycle: 再資源化)の「3R」を推進しています。工場にお
工場では、再生可能エネルギーの活用や燃料転換、よりエ
を継続的に見直すことでも無駄をなくしています。また研究
ことで、新たな森林破壊を防ぎます。またブラジルでは、荒廃
いて梱包材の再使用を行うほか、各事業所において処理方
ネルギー効率の高い設備の導入などを進めています。輸送に
所やオフィスでも日常の水使用量を抑えられるよう、
節水型自
の危機に瀕した森の保護プロジェクトを支援しています。
法の見直しや分別の徹底に継続して取り組んでいます。
おいては、よりCO 2 排出量の少ない鉄道・海上船舶に転換す
動水栓の導入やトイレの洗浄水量の節減、再生水の利用に取
このほか、生物多様 性を脅かす農薬の使用を削減するな
また、商品の容器包装材の使用量削減にも取り組み、社会
るモーダルシフトを推進しており、その環境にやさしい鉄道
り組んでいます。
ど、優れた農業慣行の実践を推進し、持続可能な葉たばこ生
全体における廃棄物の発生抑制を目指しています。
輸送への取り組みが評価され、国土交通省より「エコレール
産を目指しています。
企業スポーツ
企 業 イ ベ ン ト・
Environment Activities
成長支援
Corporate Brochure 2016
多 様 化 推 進・
マーク取組企業」
として認定されています。
17
コンプライアンス
限りあ る資 源 を 大 切 に 、水 使 用 量 の
削 減 と再 利 用 に 取り組 んで い ま す
社会貢献活動
長 期 的な目標 を掲げ
地 球 温 暖 化 防 止 に 取り組 んで い ま す
地 球 環 境 保 全・
2020年に向けて目標を設 定し取り組みを進めています。
18
たばこ事業
社会貢献活動
Corporate Citizenship Activities
医薬事業
国内 外 で ニーズに合わせ た
社会 貢 献 活動を展開
社会と共生する「良き企業市民」であることを目指し、
さまざまな社会貢献活動に取り組んでいます。私たちは
加工食品事業
「社会福祉」
「 文化・芸術」
「 環境保全」
「 被災地域への支援」を
社会貢献における4つの重点分野として位置付け、
地域コミュニティの再生と活性化に努めていきます。
海外では、70以上の国と地域で事業を展開する
Japan Tobacco International (JTI) が中心となって、
一定期間借り受けて森づくりに必要な手入れを支援する「JT
で苦しむ人々がよりよい生活を送れるよう、世界中の被災地
の森」
を、
全国各地で展開しています。
で支援を行っています。
毎年 春と秋には、JTグル ープの 社 員とその家 族、地元の
2014∼2015年は、23の協力団体が行う36のプログラ
方々がJTの森に集まり森林整備活動を行う「森づくりの日」
ムを支援しました。南スーダンでは、
紛争で心の傷を負った女
を実施しています。参加者はボランティアとして、地域に合う
性への精神ケアを、インドネシアでは災害に強い家屋の建設
樹種を選び特徴に合わせて植える
「植栽」、苗木の生長を助け
方法を広めるなど、各地のニーズに応じたさまざまなプログ
る「下草刈り」、節のない良質の材を得るために必要な「枝打
ラムを支援しています。
ち」、太く成長させるために混み合った木々を間引く「間伐」な
また、JTI財団が架け橋となり、協力団体同士の連携もサ
ど、
森の状況に合わせた作業を協力して行います。
ポートしています。2015年のネパール大地震では、
倒壊家屋
豊かな森は、木を育て、土壌をつくり、水を蓄えます。さら
からの人命救助を目的に「レスキュー犬」の訓練を行うスイス
に、川や海などの流域に恵みをもたらし、自然災害や気象災
の民間団体「REDOG」と、トルコの災害救助チームが共同で
害から人々の暮らしを守るなど、周辺地域によってなくては
捜索活動を行いました。
ならない重要な役割を担っています。JTは元気な森を育て
近年では、災害後の対応にとどまらず、防災・減災分野への
ることを通じて、
地域コミュニティへ貢献していきます。
支援にも力を入れています。いずれのプログラムでも、協力団
南スーダン
©The JTI Foundation
ネパール
©The JTI Foundation
体と協働してプロジェクトを構築し、その効果を測定するこ
とで、被災者・被災地域にとって、長期的に必要なサポートを
提供できるよう努めています。
企業スポーツ
力しながら、自然災害や人的災害、貧困など、さまざまな原因
企 業 イ ベ ン ト・
支える自然への感謝の想いから、手入れが不足している森を
成長支援
2001年に創設されたJTI財団では、
各国政府やNGOと協
多 様 化 推 進・
JTの事業は自然の恵みによって成り立っています。事業を
コンプライアンス
世 界 各 地 の 団 体 と 協 力し
被 災 地 域 へ の 支 援 を 行 って い ま す
社会貢献活動
自 然 環 境 を 大 切 に 想う気 持 ち から
全 国 で 森 林 保 全 活 動 を 進 めて い ま す
JTグループの詳しい社会貢献活動はじめ、CSR推進の取り組みについては、サステナビリティレポートをご覧ください。 www.jti.co.jp/csr/report/index.html
19
Corporate Brochure 2016
地 球 環 境 保 全・
地域社会の発展に貢献する活動に力を入れています。
Corporate Citizenship Activities
20
たばこ事業
コン プ ライ ア ン ス
Compliance
医薬事業
高い 倫 理 観を持って
業 務に取り組 んでいます
JTグループでは、コンプライアンスの実践を経営の
重要な課題と位置づけ、高い倫理観を持った
加工食品事業
事業運営に努めています。
すべての従業員に対し行動規範を周知、徹底するとともに、
コンプライアンス意識醸成のための研修・啓発、相談・
通報制度の整備など、コンプライアンスの推進に
取り組んでいます。
社会貢献活動
コンプライアンス意識を醸成するため
さまざまな研修を実施しています
社内と社外に相談・通報窓口を
設置しています
J Tグル ープ では、コンプライアンスを「J Tグル ープミッ
JTグループとしての共通の価値観・倫理観をまとめたもの
コンプライアンス意識の醸成や実践を促進するために、階
問題の未然防止やJTグループの自浄 作用が機能するよ
ションを共有し、より良き企業人、より良き社会人であるため
が、JTグループ行動規範です。
層別のコンプライアンス研修に加え、ケース事例を用いた研
う、社内と社外に相談・通報の窓口を設置しています。これら
に求められる価値観・倫理観に基づいた行動の実践」と定義
JTグループ行動規範では、各ステークホルダーに対する責
修・eラーニングやDVDを活用した研修も行っています。こ
の窓口の周知徹底のために「相談・通報窓口利用ガイド」の従
し、従業員一人ひとりがその実践に取り組んでいます。
任を一人ひとりの行動の基本方針「私たちの約束」として明
のほか、コンプライアンス活動上で役立つ知識や情報をイン
業員への配付や、ポスターの掲示などを行っています。
また、外部委員を主要な構成員とするJTグループコンプラ
示しています。そして、従業員の行動は、
「私たちの約束」を実
トラネットやグループ社内報などを通じて発信するなど、さ
また、
お取引先の従業員の方々が、
当社の従業員等による法
イアンス委員会を中心に、
コンプライアンス推進体制を構築・
現するために例示列挙した「具体的な行動」に沿ったもので
まざまな啓発を実施しています。
令やJTグループ行動規範に違反する行為または違反するお
整備しています。
あることが求められています。
また、毎年6月をコンプライアンス強調月間と定めて、コン
それのある行為を発見した場合には、JTウェブサイトに設け
プライアンスセミナーやアンケート、職場ミーティングを実
た専用の相談・通報窓口に相談・通報を行うことができます。
JTIおよび鳥居薬品 ㈱は、
個々の事業の特性や事業環境を
企業スポーツ
企 業 イ ベ ン ト・
• お客様への約束
• 株主への約束
• 社員お互いの約束
• 社会への約束
成長支援
ています。
施し、コンプライアンスの理解、啓発を図っています。
私たちの約束
多 様 化 推 進・
踏まえ、それぞれ独自のコンプライアンス推進体制を構築し
コンプライアンス
J Tグル ープ 行 動 規 範 に 基づ い た
行 動 の 徹 底 を 図って い ま す
地 球 環 境 保 全・
コン プ ライアンス 徹 底 の ため の
仕 組 み を 構 築して い ま す
コンプライアンス相談・通報窓口(お取引先様専用)
ご相談・ご通報
秘密の厳守
ご相談・ご通報者の匿名性を保護します。(調査にあたり、事前の了解なく、お名前を開示することはいたしません)
ご相談・ご通報者のお名前など、ご相談・ご通報のあった事実およびその内容は、調査関係者以外には一切伝えませ
ん。
受付内容
当社との取引に関し、当社の役員・従業員による法令やJTグループ行動規範に違反する行為または違反するおそれのあ
る行為。
JTグループサプライヤー行動規範において、懸念等が生じた際にサプライヤーの皆様に通知・報告をお願いしている事
項。
対象
当社のお取引先の役員、従業員(派遣社員などを含みます)を対象とします。
上記の方々以外の方からのご相談・ご通報は、原則として受け付けできません。
相談・通報窓口利用ガイド
21
Corporate Brochure 2016
JTウェブサイト上のお取引先専用
相談・通報窓口
Compliance
22
たばこ事業
多様化推進
Diversity and Inclusion
医薬事業
多様な人財が能力を最大限に発揮できる組織が
JTグループの成長基盤です
お客様に信頼される「JTならではのブランド」を生み出し、育て、
高め続けていくためには、多様な人財の活躍が不可欠です。
加工食品事業
JTグループでは、社員が互いの価値観を尊重し、
違いに価値を認め、誰もが活き活きと働くことができる
組織風土のさらなる醸成のため、多様化(ダイバーシティ)の
推進に積極的に取り組んでいます。
社会貢献活動
ワー ク・ライフ・バ ラン スを
尊 重して い ま す
多様性の受容と尊重
多様性を活かす組織づくり
女性の活躍に向けた取り組みを積極的に行っています。
社員それぞれが考えるワーク・ライフ・バランスを実現する
JTグループでは、多様性は年齢・性別・国籍だけではなく、
事業競争力を強化し、変化への対応力を向上するために、
ロールモデルの紹介やネットワーク形成の機会をはじめ、
ことは、単に充実感を得るだけではなく、視野や経験を広げ
性格・経験・専門性といった異なる背景や価値観などにある
多様性を活かし価値を生み出す組織であることを大切にし
年齢・職位に応じた社内外研修や他企業との交流など、女性
るチャンスでもあり、より一層の能力の発揮につながると考
と考えています。これらの違いを受容し尊重することが、JT
ています。
を対象とした成長機会の提供を多数行っています。
えています。
グループの持続的成長につながると考えています。
多様性を受容し尊重するためには、さまざまな価値観を知
また、コミュニケーションスタイルや、ライフイベントとそ
そのため、多様な働き方を支える制度を整えるとともに、
れに伴う各種制度利用への理解など、さまざまな研修を管
働き方に対する意識の変革を促す機会を設けるなど、共に働
理職に実施し、一人ひとりに応じた多様なキャリアを支援す
く仲間の多様な働き方を受容する組織風土の醸成に努めて
る環境を整えています。
います。
ることが大切です。
社内外を問わず、
経験やライフスタイルを
共有し、
議論できる機会を設けています。
また、
管理職を対象に、
多様な人財を活かすリーダーシップ
23
Corporate Brochure 2016
Diversity and Inclusion
企業スポーツ
に沿って柔軟に活用することができます。
企 業 イ ベ ン ト・
担保する制度と「働きがい」を実現できる制度を、社員の意志
成長支援
するなど、
多様性を活かす組織づくりを進めています。
また、子育てや介護などが必要な時には、
「働きやすさ」を
多 様 化 推 進・
や仕事と生活に対する価値観の変化についての研修を実施
コンプライアンス
多様 化推進のひとつとして
女性の活躍推進に取り組んでいます
地 球 環 境 保 全・
多 様 な 力 を 結 集した 職 場 の 実 現 の ため に
多 様 性 の 受 容 と 尊 重 を 推 進 する 取り組 み を 行 って い ま す
24
たばこ事業
成長支援
Human Resources Development
医薬事業
「人財の多様性=競争力の源泉」という認識のもと、
従業員の成長支援に積極的に取り組んでいます
JTグループでは、70以上の国と地域で約45,000人の従業員が
働いています。JTグループの持続的な成長を実現するため、
加工食品事業
“人 財の多様性こそ、競争力の源泉である”と認識し、
従業員の自律的な成長意欲への積極的な支援を通じて、
事業競争力の強化と、イノベーション創出力および
変化への対応力の向上を目指しています。
人財マネジメントポリシー
社員と会社の成長を結びつけるマネジメントサイクル
JTグループでは、従業員の自律的な成長意欲を積極的に
JTグループでは、国内外で活躍しうるグローバル人財の輩
私たちは、
JTグループの持続的な成長に資するべく、
“人財
JTの人事制度は、
「 社員と会社は、
『 仕事』を通じて貢献/
支援するため、OJT(On-the-Job Training)を基本として、
出に向け
「JT/JTI Talent Partnership Program」
を実施し、
の多様性こそ、競争力の源泉である”という認識のもと、従業
処遇し、ともに『成長』する」を基本コンセプトとして設計して
社内・社外研修、eラーニングなど、さまざまな学びの場を整
JTとJTIでの合同研修や双方への海外派遣を通じて、グロー
員に対して、次に掲げる責任を中長期にわたり高い次元で果
います。
えています。
バルに活躍する機会を提供しています。
たしてまいります。
具体的には、職務(仕事)の大きさの違いや専門性を重視し
また、キャリア面談やキャリアマネジメント研修などを定
また、
早期に組織をマネジメントしながら成果を生み出すこ
期的に開催し、自らのキャリアの方向性を主体的に考えるた
とが求められる
「JT-Next Leaders Program」
を通じて、
不
めの“気づき”や“刺激”
を得る場を提供しています。
確実性の高いグローバルな環境でJTグループを牽引する次
た給与制度の設定、社員の仕事への貢献の度合いに対する
公正な処遇、社員の自律的な成長意欲を支援するための場
の提供等を行っています。
世代リーダーの輩出にも取り組んでいます。
成長支援
多 様 化 推 進・
企業スポーツ
企 業 イ ベ ン ト・
1.従業員を尊重し、公正な処遇を行います。
コンプライアンス
グ ロ ーバ ルな 事 業 を 牽 引 する
人 財 の 成 長 支 援 を 行 って い ま す
社会貢献活動
成長 意欲に応えるために
さまざまな場を提 供しています
2.透明性の高いルール/基準を策定します。
3.全てのJTグループ従業員に成長の機会を
提供します。
25
Corporate Brochure 2016
地 球 環 境 保 全・
J Tグル ープの 持 続 的 成 長 を 実 現 するため
人 財 マ ネジメントポリシ ー を 基 本 的 な 考 え 方として い ま す
Human Resources Development
26
たばこ事業
企業イベント
Events
医薬事業
さまざまなイベントを通じて、
本 物の 感 動をお届けしています
JTグループは、全国各地の皆様へ心の豊かさ、
そして本物の感動をお届けするために、
加工食品事業
「将棋日本シリーズJTプロ公式戦/テーブルマークこども大会」
「ゴルフ日本シリーズJTカップ」
「JTフォーラム」
などのさまざまなイベントを通じて
“かけがえのないひととき”をご提供しています。
社会貢献活動
地 域 文化 の 発 展 に
貢 献して い ま す
「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」は、地域社会の活性化
国内メジャー大会および男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シ
「良質な文化の芽を地域から育てていきたい。そして地域
に貢献したいという想いのもと、全国11地区で開催していま
リーズJTカップ」は、例年、賞金王争いにも注目が集まるなど
文化に貢献したい」という地方新聞社とJTの考えが一つに
す。1981年に始まり、今年で37回目を迎える伝統ある棋戦
国内最高峰の大会として今年、53回目を迎えます。
なって開催する文化イベントです。
として、タイトルホルダーならびにランキング上位者のトップ
選び抜かれたトッププレーヤーたちが、名門「東京よみうり
「ひとのときを、想う。」をテーマに、作家・文化人をはじめ、
プロ棋士12名による白熱した公開対局をお届けしています。
カントリークラブ」でそれぞれの栄誉とプライドをかけ、本大
映画監督など多彩な分野でご活躍の方々を講師に招き、全
また、同日同会場で開催する「こども大会」は、青少年の健
会のメジャータイトル獲得に向けて白熱したラウンドを繰り
国各地で文化講演会を開催しています。
全育成に貢献したいとの想いのもと、JTグループのテーブル
広げます。
コンプライアンス
最 高 峰 のス ポーツイベ ント を
サ ポートして い ま す
地 球 環 境 保 全・
将 棋 を 通じて 地 域 社 会 の 活 性 化 を
応 援して い ま す
マークが応援しています。
企業スポーツ
企 業 イ ベ ン ト・
Events
成長支援
Corporate Brochure 2016
多 様 化 推 進・
27
28
たばこ事業
企 業 ス ポーツ
Sports
医薬事業
バレーボールを通じて、
熱い想いと感動をお届けしています
JTの男女バレーボールチームは、幾多の名選手を輩出する
伝統と誇りを兼ね備えた日本屈指のチームです。
加工食品事業
勝利へのひたむきな姿勢や想像力豊かで
迫力あるプレーを通じて、
「 最高の勇気と輝き」
そして「最大の感動」をお届けしています。
社会貢献活動
勝 利 へ の ひた む きな 姿 勢 やプレ ー を 通じて
最 大 の 感 動 をお 届 けして い ま す
JTの男女バレーボールチームは、
「JTサンダーズ(男子)」が
多くの方々ともっとスポーツの楽しさ、おもしろさ、そして
JTの男女バレーボールチームは、皆様に「最高の勇気と輝き」、
で優勝するなど、男女ともに輝かしい実績をあげています。
1931年、
「 JTマーヴェラス(女子)」は1956年の創部以来、
歓びを共有したいという想いから、シーズンオフを中心に全
そして「最大の感動」をお届けしたい、という想いを胸に、選手・ス
今後もチーム一丸となり、Vリーグや各大会において、さらなる
日本バレーボール界において頂点に挑みつづけています。オ
国各地でバレーボール教室を開催しています。地域のスポー
タッフがひとつとなって試合に挑んでいます。
高みへ挑み続けます。
リンピックをはじめとする国際 大 会にも故・猫田勝 敏 選 手
ツ振興と発展を目的に、小中学生や、高校生、ママさんチーム
JTサンダーズは2015年に「2014/15V・プレミアリーグ」で
勝利を目指す強い意志とひたむきな姿勢や、想像力豊かで迫
(元全日本男子主将:ミュンヘンオリンピック金メダリスト)や
など幅広い層を対象に実施しています。
初優勝。また、JTマーヴェラスも2011年の「2010/11V・プレミ
力あるプレーを通じて、熱い想いと最大の感動を皆さまにお届け
竹下佳江選手(元全日本女子選手:ロンドンオリンピック銅メ
基礎技術から試合形式の練習など、参加者のレベルに応
アリーグ」で初優勝を遂げるほか、2015年には「第64回黒鷲旗」
していきます。
ダリスト)など、幾多の名選手を輩出する伝統と誇りを兼ね
じてさまざまな指導を行っています。
コンプライアンス
バレ ーボール 教 室 の 開 催 によって
ス ポーツの 歓 び をお 伝 えして い ま す
地 球 環 境 保 全・
幾 多 の 名 選 手 を 輩 出 する
日 本 屈 指 の チ ーム
備えた日本屈指のチームです。
企業スポーツ
企 業 イ ベ ン ト・
Sports
成長支援
Corporate Brochure 2016
多 様 化 推 進・
29
30
会社概要
財務データ
Corporate Data
Financial Information
〒105-8422
■ 本 社
■ 設 立
1985 年 4 月 1 日
■資 本 金
1,000 億円
(2015年12月31日現在)
■ 事業別セグメント情報
(単位:億円)
東京都港区虎ノ門二丁目2番1号
電話 :(03)3582-3111(代表)
Fax :(03)5572-1441
URL:https://www.jti.co.jp
売上収益
調整後営業利益 ※2
営業利益
国内たばこ
6,773
2,541
2,492
海外たばこ
13,172
3,944
3,469
医薬
756
加工食品
■売上収益
※1
連結 2兆2,529億円
■売上収益構成比
※1
その他
加工食品事業
170億円(0.8%)
1,658億円(7.4%)
国内たばこ事業
医薬事業
6,773億円(30.1%)
(23)
1,658
その他/消去
27
170
計
(23)
22,529
32
(222)
(318)
6,267
5,652
756億円(3.4%)
■ 売上収益 ※1
売上収益:※1
2兆2,529億円
■ 調整後EBITDA※2/調整後営業利益※3
(億円)
(億円)
8,000
30,000
6,601
海外たばこ事業
*構成比は小数点以下
第2位を四捨五入
13,172億円(58.5%)
6,000
25,000
23,722
6,220
6,126
2012
2013
6,267
5,771
24,335
22,529
(2016年3月23日現在)
20,000
■国内支社
北海道支社(北海道) ■国内工場
20,338
4,000
21,202
北関東工場(栃木県)
東北支社(宮城県) 東海工場(静岡県)
東京支社(東京都) 関西工場(京都府)
東海支社(愛知県)
九州工場(福岡県)
大阪支社(大阪府)
その他2工場
2,000
2011
2012
2013
2014
2015
2011
2014
2015
中国支社(広島県)
四国支社(香川県)
■国内研究所
葉たばこ研究所(栃木県)
九州支社(福岡県) たばこ中央研究所(神奈川県)
その他7支社 医薬総合研究所(大阪府)
■ 営業利益※1/当期利益(親会社所有者に帰属)※1
6,000
営業利益
6,427
当期 利 益(親 会 社 所有者に帰属)
(2015年12月31日現在)
鳥居薬品㈱
テーブルマーク㈱
日本フィルター工業㈱
富士食品工業㈱
JT International S.A.
㈱サンジェルマン
Gallaher Ltd.
計194社
5,718
5,652
5,322
5,000
ジェイティ物流㈱
4,592
4,430
3,891
4,000
3,209
3,985
3,436
国内たばこ事業
9,470
海外たばこ事業
26,200
医薬事業
1,839
加工食品事業
5,798
全社共通業務等
3,000
31
Corporate Brochure 2016
取締役会長
丹呉 泰健
代表取締役社長
常勤監査役
中村 太
小泉 光臣
常勤監査役
湖島 知高
代表取締役副社長
新貝 康司
監査役
今井 義典
代表取締役副社長
岩井 睦雄
監査役
大林 宏
取締役副社長
宮崎 秀樹
取締役
岡 素之
取締役
幸田 真音
監査役
44,485
2,000
■ 単体従業員数
1,000
取締役
1,178
計
(2016年3月23日現在)
■ 役 員
(就業人員ベース)
(人)
(億円)
■ 主な連結子会社 TSネットワーク㈱
■ 連結従業員数
2011
2012
2013
2014
2015
就業人員ベース
(人)
7,549
※1 JT飲料製品の製造販売事業からの撤退に伴い、
2015年度は飲料事業を除外した数値を表示しております
※2 2011−2012年度:調整後EBITDA
調整後EBITDA=営業利益+減価償却費及び償却費±調整項目(収益及び費用)*
*調整項目
(収益及び費用)
=のれんの減損損失±リストラクチャリング収益及び費用等
* 取締役 岡 素之および幸田 真音は会社法第2条第15号に定める社外取締役です。
※3 2013−2015年度:調整後営業利益
調整後営業利益=営業利益+買収に伴い生じた無形資産に係る償却費±調整項目
(収益及び費用)*
* 監査役 今井 義典および大林 宏は会社法第2条第16号に定める社外監査役です。
*調整項目
(収益及び費用)
=のれんの減損損失±リストラクチャリング収益及び費用等
Corporate Data / Financial Information
32
事業関連データ
JTグループ組織図
Financial Information
JT Group Organization Chart
■ 国内たばこ事業 調整後営業利益※1
■ 国内たばこ販売実績上位10銘柄(2015年4月ー12月)
JT本社組織(2016年3月23日現在)
株主総会
JT拠点事業所(2016年3月23日現在)
(億円)
2,600
銘 柄
+6.4%
2,541
2,500
2,400
2,387
2,300
2,200
1
セブンスター
JT
3.8
2
メビウス・ワン・100's・ボックス
JT
3.2
3
メビウス・スーパーライト
JT
3.0
4
わかば
JT
2.3
5
エコー
JT
2.3
6
メビウス・ライト
JT
2.3
7
メビウス・エクストラライト
JT
2.2
8
メビウス
JT
2.1
■ JT販売数量※2
監査役会
取締役会
9
2014
ブランド所有者 シェア(%)
セブンスター・ボックス
JT
JTグループコンプライアンス委員会
社 長
秘書室
事業企画室
たばこ事業本部
マールボロ ライト メンソール ボックス
PMJ
鳥居薬品㈱
1.9
1.8
CSR推進部
社会貢献室
経営企画部
■ 海外主要市場の市場シェア(%)
(百万ドル)
2014
2015
増減
34.9
33.6
△1.2pt
ロシア
4,712
イタリア
4,500
英国
19.9
21.1
+1.2pt
41.3
42.0
+0.7pt
4,253
4,000
フランス
20.8
21.4
+0.6pt
3,500
トルコ
29.0
30.2
+1.1pt
■ 販売数量
うちGFB数量
2015
スペイン
21.7
22.3
+0.6pt
台湾
38.4
39.2
+0.8pt
3,939億本
※5
経理部
不動産室
調達部
2,736億本
人事企画部
※1 調整後営業利益=営業利益+買収に伴い生じた無形資産に係る償却費+調整項目
(収益及び費用等)*
※2 JT販売数量には国内免税販売分及び中国事業部分を含まない。当該数量は、38億本 ※3 14年1-12月期は実績値、
15年1-12月期は14年1-12月期と同じ現地通貨の対ドルレートを使用した場合の海外たばこ事業調整後営業利益 ※4 製造受託、水たばこ/Emerging Products/Fine cut/Cigar/Pipe/Snus込み ※5「ウィンストン」
「キャメル」
「メビウス」
「LD」
「ベンソン・アンド・ヘッジス」
「シルクカット」
「グラマー」
「ソブラニー」
Corporate Brochure 2016
ジェイティ物流㈱
富士フレーバー㈱
ジェイティエンジニアリング㈱
その他連結子会社6社(国内たばこ事業)
人事サービス部
JT International Group Holding B.V.
労働部
JT International Holding B.V.
JT International S.A.
Gallaher Ltd.
法務部
総務部
パブリックリレーション部
*調整項目
(収益及び費用)=のれんの減損損失±リストラクチャリング収益及び費用等
TSネットワーク㈱
日本フィルター工業㈱
IR広報部
33
支社(15)
生産技術センター
財務部
多様化推進室
※4
その他連結子会社24社
研究所/センター(6)
+10.8%
2014
中国事業部
㈱サンジェルマン
原料本部(2)
人事部
3,000
原料グループ
富士食品工業㈱
たばこ工場等(6)
IT部
5,000
製造グループ
テーブルマーク㈱
地球環境室
5,500
R&Dグループ
テーブルマークホールディングス㈱
監査部
6,000
マーケティング&セールスグループ
その他連結子会社1社
出典:㈳日本たばこ協会
■ 海外たばこ事業 為替一定ベース 調整後営業利益※1 ※3
渉外企画室
医薬総合研究所
医薬事業部
Akros Pharma Inc.
10
■ JT販売数量シェア 59.9%
コンプライアンス統括室
報酬諮問委員会
2015
1,092 億本
グループ企業(2015年12月31日現在)
監査役室
JTI Marketing and Sales CJSC
LLC Petro
Liggett-Ducat CJSC
JT International Germany GmbH
JTI Tutun Urunleri Sanayi A.S.
その他連結子会社135社(海外たばこ事業)
㈱ジェイティ財務サービス
㈱ジェイティクリエイティブサービス
その他連結子会社6社
Financial Information / JT Group Organization Chart
34
〒105 -8422 東京都港区虎ノ門二丁目2番1号
(03)3582-3111
TEL:
FA X:
(03)5572-1441
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発行 2016年 3月