第 1 回 」 「地域で食べるを支える

2016 年度 摂食嚥下研修会
第1回
「地域で食べるを支える」
~いつまでも口から食べるために~
日本歯科大学附属病院
口腔リハビリテーション科
医長 高橋賢晃
口から食べることは、生きる楽しみや喜びにつながり、また、胃に栄
養を注入する(胃ろう)より生理的であり、人間らしくあります。一方
で、口から食べることにこだわるあまり機能に適さない食事を摂取し、
誤嚥、ムセ込みを繰り返しながら何時間もかかって食事をしている現場
を目にすることがあります。胃ろうも口から食べることもその人自身の
QOLが上がらなくては意味がないと考えます。
摂食嚥下障害を早期に発見して機能に適した食事を摂取することは、
摂食嚥下障害に伴う脱水・低栄養、窒息、誤嚥性肺炎の発症を減らし、
予防にもつながります。
第1回目は、食べることに問題を抱えた方々に対して当科で行ってい
る地域での取組みについて実際の事例を交えて解説致します。
研修会を通して、最期まで口から楽しく食べることを支えていきたい
と考えます。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
日時:平成28年5月26日(木)
場所:日本歯科大学附属病院
午後7時00分~午後8時30分
8階牛込ホール
参加費:500 円
定員:約 100 名
申込締切:5 月 23 日(月)
お問い合わせ・お申し込み:
氏名・職種・連絡先をご記入の上、下記アドレスにメールをお
願いいたします。
E-mail:
[email protected](担当:佐々木・須釜)