広域土地利用プログラム 改定概要

広域土地利用プログラム
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改定概要
改定の趣旨
・大規模な集客施設の立地誘導・抑制に係る指針として定めた広域土地利用プログ
ラムの運用によって、大型店舗等の適正な立地に相応の効果があった。
・一方で、近年は都市部においても人口減少が進むなど、集客施設を取り巻く社会
情勢が変化。今後の人口減少社会において活力ある地域社会を構築・維持するた
めには、集客施設の事業者が地域の構成員として、これまで以上に社会的責任・
役割を果たすことが期待される。
・このため、広域土地利用プログラムについて、制度の基本的枠組みは維持しなが
ら、地域創生の推進等の観点から必要な見直しを行う。
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改定の概要
(1) 内容の見直し(※下記以外の基本的内容は従前から変更なし)
①地域創生に資する取組を行う場合の上限床面積緩和の拡大
地域の活力向上等につながる施設整備を促すため、事業者が特に地域創生に
資すると認められる取組を行う場合に、商業ゾーンにおける上限床面積の緩和
を1.5倍まで拡大
上限床面積
準広域商業ゾーン
2万㎡
2.4万㎡(2割増)
3万㎡(5割増)
地域商業ゾーン
1万㎡
1.2万㎡(2割増)
1.5万㎡(5割増)
特に地域創生に資する
取組を行う場合の特例
※「特に地域創生に資する取組」と認められるか否かは、取組の内容や周辺の状況
等を踏まえ、市町と協議の上、個別に判断
※事業者がこの特例を受ける場合は、県は、当該取組の履行等に関する協定を事業
者と締結し、その内容を公表
地域創生に資すると認められ得る取組の一例(参考)
項目
地域の活性化
都市・地域の
魅力向上
災害への対策
市街地環境の
改善
地域雇用の確保
取組例
・地域の活力向上に資する施設(病院、老人福祉施設等)の併設
※当該施設が不足している地域に立地する場合に限る
・駅周辺等のまちの顔となる地区において、敷地の一部を用いて、歩行者
デッキ、交流広場等のまちなかの回遊性を高める空間を創出
・大地震等の災害の発生に備え、帰宅困難者のための滞留場所の確保、物
資の備蓄等を実施
・駅周辺等の公共駐車場・駐輪場が不足する地域において、敷地内に相当
規模の公共駐車場・駐輪場を整備
・従業員のうち相当数を地域住民(UJIターン者含む)から正社員とし
て採用し、安定的な雇用を確保
今回追加部分
地域貢献の取組を行う場合の上限床面積
区分
②既存施設の建替えに係る取扱いの明確化
老朽施設の今後の建替え需要の増加に対応するため、従前のプログラムには
定めのなかった既存施設を建て替える場合の上限床面積の取扱いについて、以
下のとおり明確化
・プログラムの適用日(基準時)時点で既に立地していた既存施設が建替
えを行う場合は、「プログラムの上限床面積」又は「基準時の床面積」
のいずれか大きい方を上限とする。
・ただし、事業者が地域貢献の取組を行い、かつ、県・市町がまちづくり
の見地から支障ないと認めた場合は、基準時の床面積の1.2倍の範囲
内であれば、プログラムの上限を超える建替えを可とする。
※まちづくり計画等に基づき建替え又は増築を行う場合で、知事が特に認めるも
のはこの上限によらないことができることとする
③商業ゾーンの追加
JR播但線の野里駅の周辺地区について、姫路
市都市計画マスタープランでの位置づけ(「副核」)
や交通の拠点性(4車線の幹線道路(国道312号)
に接続)、商業集積の状況(イオン姫路店等が立
地)などからみて、商業ゾーンの設定方針に適合
すると認められるため、広域商業ゾーン(=上限
床面積なし)に指定
(2) 全体構成等の見直し
○分かりやすさ、使いやすさ等を考慮し、策定年次・対象区域の異なる二つのプ
ログラム、及び運用指針として定めた取扱い方針を一つに統合
○名称を「大規模な集客施設の立地誘導・抑制に係る広域土地利用プログラム」
に改称
○その他文章表現の修正など、所要の整備
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改定日
平成28年3月23日(同日施行※)
※同日以降に「大規模集客施設の立地に係る都市機能の調和に関する条例」に基づく基本計画書
の提出をする施設について改定後のプログラムを適用