AJRL NETWORK

ラオス国日本人会会報誌
アジャレラネットワーク
Vol. 40 / No.1/ 2015
Issued in March, 2015
AJRL NETWORK
Association of Japanese Residents in LAO P.D. R .
~日ラオス外交関係樹立60周年を迎えて~
岸野博之 日本人会名誉会長からのご挨拶
日本人会の皆さん、こんにち
この他にも、年間を通じて様々な事業を行いながら、
は。本年も宜しくお願いします。
11 月には、当地で「第三回ジャパン・フェスティバル」の
新しい年を迎え、今年が平和
開催を計画しています。これには、皆様のご支援とご協
で安定した、そして日本経済が
力が不可欠ですので、宜しくお願い申し上げます。
力強さを取り戻し、皆さんが元
なお、60 周年関連のイベント・カレンダーを大使館の
気で安心して過ごせる一年とな
ウェブサイトに掲載しています。また、皆さん自身が 60
ることを願っています。
周年関連行事を企画・実施される場合の登録手続きに
昨年は、日ラオス間に大きな
ついても、ご案内しています。ご活用頂ければと思いま
政治外交上の動きはありませんでしたが、多くの日本企
す。
業関係者がこの国を来訪され、日系企業による新たな
最後に、皆様のご健康とご多幸をお祈りし、私のご挨拶
事業展開も 20 件以上ありました。JETRO ビエンチャン事
と致します。
務所も開設されました。その意味で、両国のビジネスパ
ートナーシップが着実に強化された一年、また、「包括的
駐ラオス日本国特命全権大使
パートナーシップ」があらゆる分野で花開いた一年であっ
岸野 博之
たと思います。
そして、この 2015 年は、日本とラオスが外交関係を樹
立してから 60 年の節目に当ります。この記念すべき年を
両国民あげてお祝いし、また、これを飛躍台として日ラオ
ス関係を一段高いレベルに引き揚げたいと考えていま
す。
今年 1 月には、東京から中根外務政務官が来訪し、ト
ンシン首相、トンルン副首相他と会談された他、60 周年
記念夕食会に出席し、60 周年の記念行事の幕開けをさ
れました。その機会に、長年の懸案であった航空協定も
署名されました。
これを皮切りに、2 月には、日本から多数の友好団体
関係者の出席を得て、フアパン県ビエンサイ郡において
桜の植樹式が行われ、また、京都市動物園ではラオス
象4頭のお披露目式が行われました。3 月には、トンシン
首相を日本に迎え、東京で 60 周年記念夕食会が開催さ
れました。また、3 月 6 日の日ラオス首脳会談では、両
国関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げすることが
合意されました。
AJRL40 号内容
(1) 岸野名誉会長からのご挨拶
(2) 活動報告(クリスマス会)
(3) 活動報告(新年会)
(4) 活動報告(バザー収益金の寄付)
(5) 【重要】日本人会会則改定案
(6) 次期総会のお知らせ
(7) 日ラオス60周年ロゴ・キャッチフレーズ
(8) JICA 事業紹介
(9) 補習校便り
(10) 企業便り
(11) NGO・国際機関紹介
(12) 同好会紹介
(13) 会員投稿
(14) 賛助会員
(15) 編集部より
ラオス国日本人会会報 アジャレラネットワーク
Vol. 40/ No.1 / 2015
~2014 年日本人会クリスマス会報告~
~
2014 年 12 月 6 日(土)、LAO PLAZA HOTEL の
最後は、皆様お待ちかねのビンゴゲームでした。例年
VIENTIANE GRAND BALLROOM にて日本人会恒例のク
ビンゴゲームには豪華賞品が集まるため、楽しみにされ
リスマス会が行われました。実際のクリスマスより 2 週間
ている方も多いと思います。本年もタブレット、ホテルの
以上前でしたが、130 名以上の参加者がありました。
宿泊券、航空券、クーポン券などたくさんの賞品が集ま
りました。今年は、コンピューターを使用したビンゴを導
当日の式次第は、次のとおりでした。
入しました。ビンゴの番号が投影されるスクリーンに視線
・会長挨拶
が集中し、その結果に、大人も子どもも一喜一憂してい
・名誉会長挨拶
ました。今年も参加者全員に賞品が行き渡り、皆様に喜
・バザー売上報告
んでいただくことができました。その後、吉行副会長より
・ビエンチャン日本語補習授業校によりパフォーマンス
挨拶をし、閉会となりました。
・お楽しみコーナー(サンタクロースからのプレゼント)
・ビンゴゲーム
最後になりましたが、パフォーマンスを披露いただい
た補習校の皆様、ビンゴゲームに賞品を提供いただい
当会の中村会長より挨拶をし、続いて当会名誉会長
であられる岸野大使より、御挨拶と乾杯の音頭をいただ
た企業様を始め、今回のクリスマス会に御協力いただい
た皆様方に篤く御礼申し上げます。
きました。乾杯後は歓談の時間となり、LAO PLAZA の料
理を楽しみながら、参加者同士で歓談しました。
クリスマス会担当: 鳥澤 裕介
歓談中に、10 月 25 日(土)に武道館で行わったチャリテ
ィーバザーの報告を行いました。中村会長より、売上金
の報告とその使途について報告がありました。売り上げ
の半分をヴィエンチャン日本語補習授業校(以下、補習
校)に、残りの半分をラオスの機関に寄付するとの報告
がありました。報告後、補習校校長の北村様に寄付金
の目録の贈呈を行いました。チャリティーバザーの詳細
については、当会会報誌 AJRL39 号をご覧ください。
補習校によるパフォーマンスでは、児童・生徒の皆さ
んによる、ハンドベルの演奏を行っていただきました。初
めての試みとのことで、会が始まる直前まで熱心に練習
をされていたのが、印象的でした。その成果は充分に発
揮されたと思います。また、演奏終了後、参加者全員に
よる合唱も行われました。演奏をご指導頂いた先生方や、
素晴らしい音楽を聴かせてくれた生徒の皆さん、どうもあ
りがとうございました!
お楽しみタイムでは、坂東・吉行両副会長扮するサン
タクロースから、参加してくれたお子様全員にお菓子を
プレゼントしました。ちびっ子達は、優しくて面白いサンタ
のおじさんたちからプレゼントをもらい、大喜びでした。
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~新年会報告~
Vol. 40/ No.1 / 2015
~バザー収益金の寄付~
2015 年 1 月 25 日に、SENGTAWANG RIVERSIDE HOTEL
日本人会においては毎年秋頃にチャリティーバザーを執
の MAJESTIC VIEW RESTAURANT にて日本人会主催の新
り行い、その収益金の50%をビエンチャン日本語補習授
年会を開催しました。日本人会の行事の多くはファミリー向
業校(以下、補習校)に、残り50%を現地の教育施設に寄
けの企画が多い中、今回の新年会は、主に大人の会員を
付して参りました。補習校の支援、およびラオス現地との交
ターゲットに、日曜日の夕刻に実施しました。
流という日本人会の趣旨に沿った活動となります。
本年度におきましても、2014年10月25日にチャリティ
新年会は、当会の中村会長の挨拶と乾杯の音頭で始ま
ーバザーを行いました。物品をご提供頂いた方々、またバ
りました。当日は、会員・非会員あわせて 30 余名の参加が
ザー開催をご支援頂いた方々により、成功裏にバザーを終
ありました。立食形式のビュッフェにしたため、普段接する
了することが出来ました。ここに深く御礼申し上げます。
ことのない異業種の方とも気軽に話し合える場とすることが
できました。今回の会場はきれいな夕陽を見られることで
有名ですが、参加者の多くは話に夢中になり、夕陽どころ
ではなかったようです・・・。
補習校に対しては、昨年末の日本人会主催のクリスマス
会にて目録を贈呈しております。本寄稿においては、現地
教育機関への寄付に関しますご報告です。
終盤、鈴木在ラオス日本国大使館公使に御挨拶をいた
だき、一旦閉会となりましたが、その後も歓談が盛り上がり、
場を離れがたいという参加者が多数いらっしゃいました。
通常、ゆっくりと話す場がなかなか持てない会員相互の
交流の場を設けるという目的は、今回の新年会で達成でき
たと思います。ただ、初めての試みであったため、お気づき
寄付の第一弾として本年2月20日に日本人会理事が、ビ
の点や、改善できる等あれば、お聞かせ頂ければ幸いです。
エンチャン県の現地小学校に参りました。当日は小学校教
新年会に限らず、定期的に会員の交流の場を提供するの
員、児童達に出迎えられ、贈呈式を行い、先方からの要望
も、当会の役目の 1 つではないかと思いました。
により小学校児童用の書籍、およびサッカーボールを寄贈
しております。校長先生から、「教育資材が足りない我が校
担当理事:鳥澤裕介
において、日本人会からの寄付はとても有り難く思い、大切
に使わせて頂きます。日本人会の皆様に宜しくお伝えくださ
い。」とのお言葉を頂きました。
本活動が日本・ラオス間の友好の架け橋に少しでも繋が
る事を願って止まないです。
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ラオス国日本人会会報 アジャレラネットワーク
Vol. 40/ No.1 / 2015
【重要】日本人会会則 改定案
先般、会員向けメーリングリストにてご案内させて頂い
【日本人会会則 改定案】
たとおり、次回総会では会則改定の審議を予定しておりま
す。メールで送らせて頂いた改定案をここに記載致します。
主な変更点は、賛助会員制度の改定に関わる部分とな
ります。これは、「賛助会員は法人として入会金及び会費を
払っている上に職員が個人としても会費等を支払っており、
いわば二重取りとも感じられる一方で、賛助会員として入
会しているメリットが感じられない」という会員からの声を踏
まえ、前回(2014 年 4 月)の定時総会で会員の方から問題
提起があり、同総会で議論の結果、会則第 12 条に基づき
特別委員会を設置して賛助会員制度を見直す、と決議した
ことを踏まえたものです。なお、賛助会員からの会費収入
は日本人会の収入において大きな割合を占めている上、ク
リスマス会等行事では賛助会員から多くのご支援をいただ
いており、賛助会員数の維持・増加が日本人会の活動・存
続にとって大変重要な課題である旨ご理衍 ください。
特別委員会では、検討の結果、賛助会員の職員 4 名ま
でを普通会員として扱う趣旨の決定がなされました。詳細
は会報誌 38 号に掲載されていますのでご参照ください。
総則
第1条「名称」
本会は、「ラオス国日本人会」と称する。
第2条「目的及び事業」
本会は、会員相互の親睦、福祉の向上、日ラオ親善、並
びに子女教育の向上を図ることを目的とする。この目的の
達成のために、ビエンチャン日本語補習授業校(以下「補
習校」と呼ぶ)の円滑、適正な運営をはじめとする必要な事
業を行う。
第3条「会員及び会員の種類」
会員は普通会員、法人会員、家族会員の3種類とする。
1項 普通会員:ラオスに在住する日本人及びその家族
で満18才以上の者。
2項の1 法人会員:日本人の関係する法人等で本会の
目的及び事業に賛同する者。
http://ajrl.la/ajrl/kaihou/2014ajrl3.pdf
会則改定案では、従来の「賛助会員」を「法人会員」と名
称変更し、上記の決定を反映するよう規定を変更しており
ます。
2項の2 法人会員として入会した団体及び企業には4
票を限度に総会における議決権を与える。4票は当該法人
会員に属し且つラオスに在住する日本人及びその家族で
満18歳以上の者に各々1票を与えるものとする。当該議
以上、改定案をご検討のうえ、ご意見等ございましたら、
決権を与えられたものは会員名簿に登録し、本会に対する
各グループ担当理事までお知らせください。改定案への修
権利と義務において普通会員と同等の者として扱う。ただ
正のご意見があった場合には、理事会で協議の上、妥当と
し、普通会員としての入会金と年会費は免除する。
判断したものについて総会の場で提示したいと存じます。
2項の3 前項の条件に該当する者が4名に満たない場
ラオス国日本人会
合には、実際に該当する人数までを議決権保有者として登
会長 中村 敬一
録できる。
2項の4 年度の途中で議決権保有者として登録したも
のが2項の2に規定する資格に該当しなくなった場合は、日
本人会に届け出をすることで同資格に該当する他の者と交
替することができる。
2項の5 2項の2に規定する資格を満たす者が4名を超
える場合は、当該4名を超える者は普通会員として入会す
ることができる。
3項 家族会員:普通会員又は2項の2に基づき議決権
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保有者として登録された者の家族でラオスに在住する満1
5日以上居住する者の中から自薦・他薦を募り、前年度理
8才未満の者。
事会の推薦に基づき選出し、総会における過半数による議
4項 普通会員は総会における議決権を有する。法人会
員並びに家族会員はこの権利を有しない。ただし、法人会
員おいて議決権保有者として登録されている者は総会にお
いて個人として議決権を行使できる。
決を得て承認される。
2項 会長、副会長は理事の中で互選し、前項同様の総
会における議決を得て承認される。
3項 選出役員に欠員が生じた場合、随時理事会の承
5項 普通会員、法人会員、家族会員は本会の行事に参
加することができる。
認を得て会長が後任役員を任命することができる。後任者
の任期は前任者の残任期間とする。
6項 法人会員は普通会員と同様、日本人会活動に関
する情報の提供を受けることができる。
第9条「名誉会長」
本会に運営上、有益な助言を得るために名誉会長を置く
第4条「入会」
ことができる。名誉会長を置く場合は、原則として駐ラオス
本会に入会を希望するものは、文書を以って会長に届け
るものとする。また、年度を超えても会員の資格は継続され
る。
日本国大使に委嘱する。同大使の同意が得られない場合
は、理事会にて名誉会長を決定することができる。
会議
第5条「退会」
第 10 条「総会」
前年度より継続して会員となっている者のうち、正当な理
1項 本会は総会をもって最高議決機関とする。総会は
由なく当該年度の5月末日まで会費を滞納したものは退会
会長が召集し、定期総会は年に1回、臨時総会は理事会
したものとみなす。
の決議または普通会員の3分の1以上の要求があった場
合、1ヶ月以内に召集する。総会は普通会員の過半数の出
第6条「除名」
席及び委任状を以って成立する。
会員にして本会の秩序を乱し、また不都合と認め得る行
為のあった場合は、理事会の3分の2以上の承認を以って
除名することができる。
2項 次に掲げる事項は総会における3分の2以上の多
数による議決を経なければならない。
1)会則の改正
役員
2)役員及び会計監査人の解任
第7条「役員」
1項 本会に役員として、会長1名、副会長2名、理事数
名を置き、運営にあたるものとする。また、それぞれの任期
は、一会計年度とする。
3項 次に掲げる事項は総会における過半数による議決
を経なければならない。
1)新年度役員及び会計監査人の承認
2項 会長は、本会を代表し、一切の会務を統括する。
2)年次活動及び会計報告の承認
3項 副会長は本会を補佐し、会長に事故ある時はその
3)新年度活動予算計画の承認
職務を代行する。
第 11 条「理事会」
4項 理事は、本会の主たる運営にあたるものとする。
1項 理事会は役員を以って構成し、原則として毎月1回
5項 会長、副会長以外の理事は、渉外、会計、庶務(事
務局)及び補習校をそれぞれ担当する。
定期的に会合し、本会の目的達成のために必要な諸事項
を協議決定するものとする。理事会は理事の3分の2以上
の出席及び委任状を以って成立する。
第8条「役員の選出」
1項 理事は普通会員でビエンチャン市に1ヶ月のうち1
2項 第10条2項及び3項に掲げる総会での議決事項
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については前もって理事会における過半数による議決を経
なければならない。
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第 17 条「発効」
本会則は、1995年4月1日から発効する。
第 12 条「特別委員会」
改正
会長は、必要に応じて特別事項を調査または協議する
ための特別委員会を設置し、委員を委嘱することができ
る。
1995年7月21日、第16条に基づき一部改正
1998年4月30日、第16条に基づき一部改正
第 13 条「会費」
2000年5月23日、第16条に基づき一部改正
1項 本会の運営資金は、年会費又は月会費、入会費
2002年2月24日、第16条に基づき一部改正
及び寄付に頼る。
2004年1月19日、第16条に基づき一部改正
2項 会員は一会計年度を通じての年会費又は月毎の
月会費のいずれかを支払わなければならない。年会費は
普通会員10万キップ、法人会員100万キップとし、会計年
初又は入会時に払い込むものとする。月会費は普通会員1
万キップ、法人会員10万キップとし、会計年初又は入会時
から会計年末又は退会が明確となっている月の分まで、会
計年初又は入会時に一括で払い込むものとする。
2006年3月21日、第16条に基づき一部改正
2008年4月4日、第10条2項1)に基づき一部改正
2009年4月3日、第10条2項1)に基づき一部改正
2010年4月9日、第10条2項1)に基づき一部改正
2012年4月5日、第10条2項1)に基づき一部改正
3項 入会費は普通会員5万キップ、法人会員50万キッ
プとし、入会時に支払う。
2015年4月3日、第10条2項1)に基づき一部改正
4項 家族会員は年会費、入会費とも無料とする。
次期総会のお知らせ
5項 年会費及び月会費の払い戻しは行わない。普通会
員として入会していた法人会員の該当者が、年度の途中で
下記要領にて、日本人会総会を行います。定足数確認の
法人会員の議決権保有者変更に伴い議決権4票の枠内に
ため、ご出欠につき、欠席の場合でも必ず各グループ担当
登録することは出来るが、既払いの入会費、年会費の払い
の日本人会理事宛にご連絡頂くようお願い申し上げます。
戻しはしない。
1 日 時: 2015 年 4 月 3 日(金)午後 6 時 00 分開始
第 14 条「決算」
(午後 5 時 30 分受付開始)
本会の会計年度は、4月1日から翌年3月31日までとす
る。会長は本会の決算を管理し、理事以外から選出された
2名の会計監査人に監査を委嘱し、会計監査を経た後、総
会に報告する。
2 場 所: ラオプラザ・ホテル 中 2 階 プラザホール
3 議 事:
1)
2014 年度活動報告・決算報告
2)
賛助会員制度に関する特別委員会による報告及び
会則の改定
第 15 条「補習校」
本会に、補習校および補習校を管理運営するためのビ
エンチャン日本語補習授業校運営委員会(以下「運営委員
会」と呼ぶ。)を設置する。運営委員会委員は、理事会の承
認に基づき、日本人会会長が任命する。
3)
2015 年度活動計画・予算案
4)
2015 年度理事の選出
5)
報告事項(日本語補習授業校の紹介)
6)
その他
4 参加費: 定期総会:無料
懇親会(総会終了後、19:00~):下記参照
第 16 条「アドバイザー」
・普通会員 20 万キップ
理事会が必要と認めたときには、理事経験者の中からア
ドバイザーを委嘱し、置くことができる。
6 / 10
・7 歳以上の家族会員 10 万キップ
・6 歳以下の家族会員 無料
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日ラオス外交関係樹立60周年
ロゴ・キャッチフレーズの発表
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JICA 事業紹介
ラオス日本センター
ロゴマーク・キャッチフレーズの発表
民間セクター開発支援能力強化プロジェクト
この度、日ラオス双方の政府により、日ラオス外交関係
ラオス日本センタ
樹立 60 周年のロゴマーク及びキャッチフレーズが選定され、
ー(LJI)は、アセア
発表されました。
ン経済統合に資す
ロゴマークの作者は,出淵光一氏(香川県在住,デザイ
るビジネス人材育
ナー)です。日本を象徴する「桜」と、ラオスを象徴する動物
成をめざした MBA
「ゾウ」を組み合わせ、周年の「60」を表現した親しみやすい
コースと実践的ビジ
デザインになっています。
ネスコース(起業家
また,キャッチフレーズについては,公募の結果,志水慶
育成・中小企業人材
一氏(山口県在住,団体役員)の作品,「日ラオス外交関係
育成)を通し、ラオス
樹立 60 周年 輝く未来の一里塚」(60th Anniversary of
中小企業に対し、経営・営業スキルの向上、国際商取引に
Japan-Laos Diplomatic Relations -A Milestone For Our
関する実務知識習得、品質管理・商品管理能力の向上、ラ
Bright Future-)が採用されました。
オス経済の国際化に対応する経済情報の提供等を行なっ
今回作成したロゴマーク及びキャッチフレーズは,日ラオ
MBA 修了証書授与後の記念撮影
ている 15 年目のプロジェクトです。今後も LJI は今まで以上
ス外交関係樹立 60 周年に関連するイベントなど,一連の
にラオス中小企業の支援を行うと共に、これまでご協力い
事業で使用される予定です。
ただいてきた国内日系企業の方々や、新たに進出を考える
企業に対しても JICA 中小企業支援事業をとおした情報提
キャッチフレーズ:
供基地としての役割を担うセンターでありたいと思っていま
「輝く未来の一里塚」
す。
~A Milestone For
また、LJI は国際交流基金の協力を得ながら日本語教育、
Our Bright Future~
ラオス・日本の文化交流も行っています。去る 1 月 17 日は
日・ラオス外交関係樹立 60 周年記念行事の一環として「ラ
オス・日本文化フェスティバル」を開催いたしました。まだま
だ知名度が低いフェスティバルですが、毎年の恒例行事と
ロゴマーク及びキャッチフレーズの使用について
なっており、屋台、餅つき、プロや日本語を勉強している学
大使館では、皆様が毎年行っている事業、これから企画
生中心の歌や踊りなど盛沢山の内容で、訪れる方に楽しん
しようと考えている事業など、日本とラオスにまつわる事業
でいただいています。今年は約 500 名の方々が会場に足を
を、60周年の記念事業として実施し、来年をよりいっそう充
運んでくれました。LJI は街の中心部からちょっと離れたラ
実した、将来につながる1年にしたいと考えています。
オス国立大学キャンパス内にありますが、こらからも多くの
心当たりの事業がありましたら、大使館のホームページ
方々が楽しめるイベントを企画しお知らせしていきますので、
などを通じて、是非大使館に申請して下さい。簡単な審査
その際はぜひご参加ください。
を経て、記念事業として承認された事業は、上記のロゴマ
●LJI ホームページアドレス:
ーク・キャッチフレーズの使用が可能となるほか、大使館ホ
ームページ上のイベントカレンダーに掲載されます。
http://japancenter.jica.go.jp/country/laos/laos.html
●お問い合わせ先:担当 佐藤豊(業務調整員)
記念事業は、文化、芸術、科学、スポーツ、観光、経済
等、幅広い分野が対象です。この機会に是非一度、大使館
のホームページをのぞいてみて下さい!
2014 年度ラオス
皆さまのご応募をお待ちしております。
日本文化まつり
●大使館ホームページアドレス:
の様子
http: //www.la.emb-japan.go.jp
●お問い合わせ先: [email protected]
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ラオス国日本人会会報 アジャレラネットワーク
企業便り
Vol. 40/ No.1 / 2015
NGO/国際機関紹介
イタリアントマト General Manager 吉澤 章継様
IV-JAPAN 草の根事業 木工プロジェクト
弊社は、日本国内外でレストラン・カフェを中心とした飲
IV-JAPAN はラオスの若者の自立支援を目的に美容・調
食店のフランチャイズ展開をしております株式会社イタリア
理・縫製・木工の分野で職業訓練を行っています。
ントマト(東京都品川区)の子会社でございます。今後の東
昨年 4 月から始まりました木工プロジェクトでは、教育を十
南アジア諸国にて店舗展開を図るべく、開業から店舗運営
分に受けられず、職の無い若者を対象に木工家具製作の
全般のノウハウ構築の試金石の位置付けとして 2013 年 3
技術習得のため、日々訓練しています。
月に設立致しました。
近年の東南アジアにおける日本食文化の勢いは目覚ま
しいものがあり、特にラオスと密接な関係にある隣国タイに
おいては、『日本食=ラーメン』という確固たる地位を築い
ておりましたので、ラオスの方々の嗜好の確認・調査を兼
ねて 2013 年 8 月に第 1 号店「東京ラーメン酉圓屋(トリマ
ル)」をビエンチャンに出店致しました。
初級、中級では主に木工所で働けるようになるために、
おかげをもちまして開店一年以上が経過し、日本人会の
基礎知識、基礎技術の習得を目指し、上級では初級、中級
皆様のみならず、多くのラオス人のお客様にもご利用いた
で得た基礎を応用して、修了後は個人で工房を起業できる
だいております。特にラオス人のリピート・来店頻度が増え、
ように指導しています。
お客様全体の 70%超を占めるに至っております。
ラオスでは木工家具が盛んではありますが、まだまだ技
現在、他のブランド含め 2、3 号店の出店計画があり、出
術や知識が足りないと感じることがよくあります。せっかく立
店場所の調査など準備をすすめております。酉圓屋(トリマ
派な木材を使っていても、数年しかもたないような作りにな
ル)においては、本年度も積極的に新メニューの導入や、
っていたり、過剰な大きさと重さで使いづらかったりと「もっ
季節限定メニューを企画し、ご満足いただける店であり続
たいない」と感じます。木材は貴重な資源の一つです。この
けたいと考えております。是非一度、当店のラーメンをご賞
ままでは無駄が多く、資源が枯渇してしまいます。そのため、
味くださいませ。ご来店をお待ちしております。
現状のラオスの木工所で働くための職業訓練だけではなく、
ラオスの木工家具のレベルも少しずつ底上げできるように
進めています。
また、当プロジェクトでは各種注文家具の製作も随時受け
付けています。授業とは違う家具製作に触れることによっ
て、生徒達の技術向上に繋がります。生徒の作った作品を
材料費程度でご購入頂くこともできるのでお気軽にご連絡
ください。
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ラオス国日本人会会報 アジャレラネットワーク
Vol. 40/ No.1 / 2015
同好会紹介
ビエンチャン・テニス愛好会
バドミントン同好会 「バドミントン・モンスターズ」
おもに毎週土日の夕方、ビエンチャンのサマーセット・レ
毎週日曜日、15時〜17時まで、アイ・テック近くのスポ
ジデンス(旧パークビュー)の付属テニスコートでダブルス・
ーツ施設タノンアートでバドミントンをしています。メンバー
ゲームを楽しんでいます。
は経験者が多いですが、初心者の方も大歓迎です。みん
登録メンバーは老若男女合わせて 20 名ほどで、レベ
な毎週楽しんでプレイしています。ダブルスのゲームがメイ
ルは「初~中級者」が中心です。ラケットを握ったばかりの
ンですが、活動している時間帯は比較的空いているので、
「初心者」やシングルスもこなす「上級者」は、独自に練習コ
空いているコートで練習したり、遊んだりすることもできます。
ーチを頼んでいる方が多いです。
(混んでいたらごめんなさい。)
また、毎年数回、懇親テニス大会を開催して、テニス愛
まれに私がビエンチャン不在の場合もありますが、メンバ
好家同士の交流の輪を広げています。大会案内は日本人
ーは、ほぼ毎週活動しています。お気軽にご連絡下さい。
会のメーリングリストでお知らせしています。
お待ちしております。
ご一緒にテニスを楽しみましょう。
お問合わせは懇親会連絡係:藤田昭雄へどうぞ。
吉岡博士
会員投稿
ポンサリ現場歳時記
~雲の湧くところ~
自選 10 句
年の瀬や国境越える行商人
寒の入り未明に届く訃報かな
竹橋を歩ひて渡る年の暮れ
年明けて八十八の大往生
托鉢の僧侶眺めて年惜む
達筆の賀状が此の世の書納め
竹伐りて現場事務所を飾りけり
冬の日や最後に拾ふ喉仏
紙垂(しで)作る後姿に記憶あり
熱燗を浸けて故人を偲びけり
(by 大矢通弘@安藤ハザマ)
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ラオス国日本人会会報 アジャレラネットワーク
Vol. 40/ No.1 / 2015
賛助会員
賛助会員は日本人会の趣旨に賛同し運営にご協力いただいている企業です。
ここでは今回掲載を希望された賛助会員のロゴをご紹介します。(50 音順)
ITALIAN TOMATO ASEAN
AEON Leasing Service (Lao) Co., Ltd
コマツ ビエンチャン事務所
清水建設 ビエンチャン事務所
パスコ ラオス事務所
マルハンジャパン銀行ラオス
《編集部より》
Lao Midori Safety Shoes Co., Ltd.
年が明けたと思いきや、もう3月ですね。「1月往ぬる、2
月逃げる、3月去る」という言葉を実感します。あれ、でも、
そういえば、12月も師走で走り回っていたような。少しは
ラオスの人達を見習って、余裕のある日々を送りたいも
のです・・・。1年間、ご愛読ありがとうございました!
会報誌担当 二元裕子
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