平成27年事業計画書

平成２７年度事業計画書
(平成２７年４月１日から平成２８年３月３１日 )
Ⅰ. 事業活動の理念
｢税の啓蒙･地域社会への貢献等､活力ある法人会活動をめざして｣
公益社団法人制度の遵法を念頭に､会員企業の事業の発展を願いつつ､
諸事業の
遂行に努めたい｡
(１ )公益社団法人として､税関連の事業啓発と､地域社会貢献活動事業の実施｡
(２ )会員の増強に努め､組織基盤の整備を目指す｡
(３ )地域社会貢献活動を展開し､地域発展に貢献すると共に､法人会の位置づけ向上に
つとめる｡
(４ )会員企業の事業の活性化に資するため､諸施策を実施したい｡
Ⅱ. 活動の基本方針
(税務行政への協力 )
１. 税務当局との連絡協調を密にして､納税者と税務当局の間の相互理解の醸成に努
める｡さらに､ eーＴ ax普及のための施策を検討し利用向上に努める｡
消費税期限内納付推進運動の一環として､納付のための積立預金制度の推進に当
たる｡
２ .壱岐税務署管内税務連絡協議会を総括する中核団体として､壱岐税務署のご指導
を仰ぎ､
関係団体との協調のもとに､壱岐市内における税務行政の円滑な運営に
努める｡
(租税負担の合理化 )
３ . 中小企業の租税負担の軽減と合理･簡素化及び適正な税制確立のため､会員の要望
意見を徴し､上部機関に進達する｡更に全国機関での決議に基づく､税制の提言
実現を期するための努力を行う。
(記帳と経理知識の普及 )
４ . 企業経営の健全化と､その発展向上に資するため､当会の青年部会･女性部会の税
務研修会等を通じ､労務･税務･保健等の学習会を開催する｡
なお､これら会合には､会員外の一般企業にも参加を呼びかける｡
(ホームページ等掲載 )
(公益と社会貢献 )
５. 健全な納税者団体として､事業の公益性と社会貢献度を高めるとともに､組織の
強化を図る中で､不特定多数の事業者の事業への参加を喚起するとともに､地域
社会の行事等への参画を通じ､公益社団法人としての社会的使命を果たす｡
さら
に､公益社団法人制度改革の要請する要件を充たし､民間が担う公共の目的を果
たすべく取り組む｡
(会務運営の円滑化 )
６. 会務運営の基本に基づき､法人会組織の検討と魅力ある活動の展開､とくに会員
相互での情報交換を図ることにより会務を円滑に運営する｡
Ⅲ. 主要事業計画
(１ ) 税知識の普及を目的とする事業
１. 租税教室
租税の果たしている役割を児童の頃から教え､正しい知識のもとに納税者として
の､成長を期待するため､青年部会･女性部会が､壱岐市内小学校より､５小学
校５･６年生児童を対象に､租税教室を実施し､正しい租税知識の普及に努める｡
２ . 税に関する｢絵はがきコンクール｣
全法連女性部会連絡協議会が､我が国の将来を担う子供達に､税を正しく認識し
てもらうとともに､図工学習にも貢献するため､租税教育活動の一環として､
｢税に関する絵はがきコンクール｣を企画した｡当法人会女性部会においても､壱
岐市内小学校中より､９小学校６年生の児童を対象に当事業を実施する｡官製
ハガキに租税により購入された物品や､税金により運営されているもの等､身近
な事例をハガキに表現しての応募をお願いする｡応募作品より､１校１品の優秀
作品を選び､表彰するとともに､最優秀作品は､県連に上申する｡
３. 租税教育
青年部会が､壱岐市内フットサル大会に参加した小学生児童３８０名余を対象
に｢わたくしたちのくらしと税｣と称したシオリと､クリアファイルを配布しな
がら､税の大切さや､税金によって賄われる小学生の１年間費用等を教え､租
税の大切さを啓蒙する。
４. 青年部会税務研修会
青年経営者としての資質向上を目指して､税務関連･一般教養･保健関係等の学習
会を開催する。講師に､壱岐税務署職員の方､壱岐市健康保健課の方等を招聘し
て､それぞれの分野での講話を静聴する。
なお､これら研修会には､一般企業の希望者にも傍聴を呼びかける｡
５. 女性部会税務研修会
女性部会員としての資質向上を目指して､税務関連･一般教養･保健関連について
学習を行う｡講師には､壱岐税務署職員の方､壱岐市健康保健課の方等を招聘し
て､それぞれの分野での講話を静聴する。なお､これら研修会には､一般住民
の希望者にも､事前に周知し傍聴を呼びかける｡
６. 年末調整説明会
壱岐税務署が行われる源泉徴収説明会に参加して､税に関するシオリ等を､参加
者に配布し､日常業務の参考書として提供し､法人会の活動を周知したい｡
(２ ) 納税意識の高揚を目的とする事業
１ . ｢税を考える週間｣行事
壱岐税務署管内税務連絡協議会 (壱岐市内民間１４団体で構成､壱岐市における
税務関連事業体として運営している｡法人会は､その中核団体として､総括･運
営を行っている ) が行う｡｢税のひろば｣に参加して､行事のリーダーとしての
役割を果たしている。具体的には､壱岐税務署が作成した｢税金クイズ｣によって
地域住民の税に対する意識高揚を図る｡当日は､農協まつり会場において､｢税
金クイズ｣への応募を募り､２日間で２０００名余の応募者が募る｡クイズには
税の果たしている役割や､納税の大切さ等､税の啓蒙にちなんだ内容であり､地
域住民が税に触れるかけがえのない一時ともなっている。後日厳正な抽選を行い
正解者１６０名には､１０００円の商品券を送っている。これら行事には､法人
会役員･青年部会員･女性部会員５０名余が参加している。
２ . 税務連絡協議会･小委員会の開催
税務連絡協議会･小委員会 (傘下１４団体より､税務担当者１０名をもって構成 )
を開催して､壱岐税務署のご指導のもと､税務申告事務の円滑化に寄与すると共
に､消費税期限内納付推進を図っている。
３ . ｢税連協だより｣の配布
壱岐市内､税務関連１４団体の集合体である､税務連絡協議会の活動状況を網羅
した｢税連協だより｣を､１回発行し､関係団体と共に会員にも配布して､広く
税の啓蒙に務める｡
４. 納税表彰式
｢税を考える週間｣行事の一環として､壱岐税務署が行われる｡各種税務功労者に
対する表彰状授与式に当たり､法人会役員が参加･受賞の栄に浴している。
５ . ｢消費税期限内納付｣推進パレード
壱岐間税会が行う､｢消費税期限内納付｣推進パレードに､法人会役員が参加して
消費税の重要性と期限内納付を呼びかける｡パレードは壱岐市内を２班に分かれ
て巡回し､途中数カ所において､シオリや記念品等を配布して､税の大切さと期
限内納付を広報する｡
(３ ) 税制及び税務に関する調査研究
１. 税制改正要望大会
公益財団法人全国法人会総連合においては､毎年､中小企業の租税負担の軽減と
合理･簡素化及び適正公平な税制･税務に関する提言を行うため､会員から税制に
関する意見要望をとりまとめ､税制改正要望大会を行い､関係機関に対し要望活
動を行っている｡当会においても会員から税制に関する意見要望を取りまとめ､
一般社団法人長崎県法人会連合会を通じて､公益財団法人全国法人会総連合に上
申している｡
２. 税制改正要望書の関係機関への提出
公益財団法人全国法人会総連合では､毎年税制改正要望大会を開催し､決議され
た要望事項を有効なものとするため国レベル､県連レベル､単位会レベルで関係
機関等に対し要望活動を行っている｡当会においても､壱岐市長･議会議長･３区
選出衆議院議員に対して要望活動を行っている｡今年度も引き続いて実施致した
い｡
３. 全国青年の集い
全国の青年経営者が集い､税制･財政及び地域社会の健全な発展等法人会の目的
を達成するため､情報交換･意見交換並びに議論を行う。今後の活動をより充実
したものにする目的で毎年開催｡当会からも代表が参加する。
４. 全国女性フォーラム
全国の女性経営者が集い､税制･財政及び地域社会の健全な発展等法人会の目的
を達成するための情報交換､意見交換並びに議論を行う。今後の活動をより充実
したものにする目的で開催｡当会からも代表が参加する。
５. 九州北部法人会連合会定時総会
福岡国税局管内の各単位会が一同に集い､法人会の円滑な運営を目指すため､協
議を重ね､より一層の発展を期するため開催する｡当会からも役員が参加する｡
(４ ) 地域社会への貢献を目的とする事業
１. 老人ホーム慰問
女性部会が｢手作りの慰問｣と称して､毎年老人ホームを慰問している。すなわち
女性部会員が個々に持ち寄った､タオル･石鹸･洗剤､テイッシュ等を持参し贈呈
するとともに､女性部会員独自の舞踊や合唱を披露して､ひとときの慰問に興じ
ている｡帰りには､多くの老人が名残を惜しまれる等､好評を博している。
２ . ｢結の会｣抽選会
知的障害者通所授産施設｢結の会｣が行う､抽選会を盛況ならしむるため､法人会
役員が各自景品を提供して､役員等が参加し法人会独自の抽選会を行っている｡
このことにより一般観衆も年々増加して１０００名を超える盛況となり､社会
的弱者の方々の行事の盛況に､寄与することができている｡
３. 一支国幼児相撲大会
壱岐市内､幼稚園･保育園･更には､福岡市壱岐団地めぐみ幼稚園を招いて行われ
る幼児相撲大会は､幼児の健やかな成長と､正しい礼儀作法を植え付ける目的
で､開催されてきたが､壱岐団地めぐみ幼稚園の参加は､関係者双方の交流を生
むこととなった。法人会は､行事を協賛するとともに､青年部会が行事に参加し､
円滑な運営に寄与している｡
４. チャリティ義援金募集事業
青年部会が募金を募り､財団法人全国法人会総連合を通じ､東日本大震災の被
害者の方々の団体等へ寄贈を行っている｡
５ . ボランティア･ウォーキング大会
女性部会が､壱岐市内の景勝地を選んで､周辺の清掃を行うと共に､体力増進の
ための､ウォーキングを実施する。
６. 「いちごプロジェクト」活動実施
全法連女性部会連絡協議会の､呼びかけに応答して､家庭における｢無理なく節
電｣運動を､女性部会が実施している。具体的には､壱岐市内４町の出逢いの多
い場所において､｢いちごプロジェクト｣のチラシ､うちわ等を配布しながら､家
庭における｢無理なく節電｣の趣旨を周知する。
(５ ) 会員の交流･経営支援並びに､地域企業の発展に資するための事業
１ . 総会時懇談会･記念講演会
定時総会終了後に開催する懇談会は､年１回の貴重な出逢いの場として､会員
相互の交流や､情報交換等､盛況をきわめている。記念講演会も､税制･政治･
経済等､その内容は地域企業主の資質向上に寄与している｡今年度も､会員以
外の地域企業の方々にも参加を呼びかけ､事業効果の拡大に努める｡
２ . 法人会会報｢夢の浮島｣･｢ほうじん｣等､広報
年２回の法人会会報｢夢の浮島｣発行は､法人会活動内容･税務行政全般･更には､
壱岐市健康保健課寄稿による健康に関する広報文･等を網羅したものであり､全
法連発行の｢ほうじん｣とともに､法人会への理解を求めるうえで､貴重な役割
を､果たしているものかと考える｡
｢夢の浮島｣は､市役所窓口等､会員以外の
閲覧にも供するよう､配布方法に改善を要している。
(６ ) 会員の福利厚生等に関する事業
法人会財政の根幹をなす､福利厚生制度の発展は､法人会の存続にとって不可欠
なものとなってきた｡殊に､昨今の厳しい経済環境下では､その手数料収入が法
人会補助金に反映されることとなり､当該制度推進が､より重要性を持つことと
なってきた。こうした事情にかんがみ､平成２７年度においても､委託三社との
協力体制の一層の強化を図り､福利厚生制度の普及･推進に努めたい｡
具体的推進方法
(一 ) 大同生命保険
(１ ) 大型保障制度推進の一環として､加入企業数と加入保障額の純増を図り､
加入率の向上と収入保険料の増加に努める｡
(２ ) ビックハート ,ネットワーク (紹介運動 )を展開し､会員企業に対してより
幅広く｢大型保障制度｣の普及を図る。
(３ ) 青年部会員･女性部会員への､福利厚生制度への理解を呼びかけ､加入者の
拡大に努める｡
(４ ) 会員企業への｢法人会企業保障定期点検活動｣に取り組み､大型保障制度の
普及推進を図る｡
平成２７年度大型保障制度推進目標 (大同生命･ＡＩＵ )
新規企業 (社 )
４社
追加企業 (社 )
３５社
紹介企業数
(二 ) ＡＩＵ損害保険
(１ ) 「ビジネスガード３０周年記念キャンペーン｣２カ年目の増収計画推進。
(２ ) 法人会会員向け､自動車保険の推進｡
(３ ) 経営者大型保障制度の推進｡
(三 ) アフラック保険
(１ ) 法人会会員･従業員への､質の高い保険の提案｡
並びに､保全サービスのための､代理店の開発｡
(２ ) 個人扱いの契約を､法人会扱いの契約への移行推進｡
(３ ) 既存の契約者への､最新保険内容の提案により､顧客の満足度を向上させる
と共に､契約高の増加を図る。
(４ ) 大同生命との連携強化により､市場の深耕を図る。
(５ ) ｢がん保険制度｣｢医療保険制度｣の推進｡
(７ ) 諸会議の開催
１. 定
期
会
５月
会
３回
会
３回
４. 合同役員会
９月
５. 福利厚生委員会
９月
６. 組織委員会
１１月
２. 理
３. 各
総
事
委
員
( ８ ) 外郭団体等との連携･対応
１ . 青年部会･女性部会の育成と事業･催事への支援｡
２. 税務連絡協議会の運営支援｡
３ . その他会員よりの要望･要請のある事項への対応｡
４ . 県連･全法連諸会議への出席｡
５ . 壱岐間税会との連携･協調｡

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