<あずまブロック> No この「大切にしたい 水と緑の憩いマッ プ福井」は、福井市環境パートナーシッ プ会議 水と緑の環境資源調査プロ ジェクト部会が、各地区の水と緑に関す る環境資源情報を収集し、環境教育の 教材や自然に親しむためのマップとして 作成しました。 1 2 名称 環境資源の特性 地区名 分類 丸山 勝山街道の南側にあり、草木がこんもりと茂る小さな山。周囲約500メートル、高さ約56メートル、 山頂には市の貯水池、中腹には神社、桜の巨木も多いが手つかずのところも多く、自然のままのたた ずまいを見せている。啓蒙地区には丸山と結ぶ開発、新保に3箇所の福井市水道源井もある。また周 辺には、以前啓蒙・円山・藤島の水田で稲を乾燥するハサに利用されてきたハンノキ群の名残もみら れ、昔の生活を知ることができる。 啓蒙地区 ⑥ 芝原用水の桜並木 啓蒙地区の中を貫通している芝原用水は、慶長6年(1601)福井の初代藩主結城秀康が本多富正(の ちの府中藩主)に命じてつくらせた上水道で、九頭竜川からの取水口が中世の芝原郷にあたるため、 この名がついた。越前新保駅付近の桜並木は、水量豊かな用水路と景観がベストマッチしており、イ ベント開催地としても適している。地域住民に親しまれており、大切にされている。東新保町∼西開 発1丁目。 啓蒙地区 ③ 啓蒙地区 ① 3 新保町邑の北地係りの伏流水 伏流水はきれいで冷たく豊富である。丸山水源の歴史を知る上で、価値のある場所。 4 福井市企業局浄水管理事務所 福井市企業局の水源地。九頭竜川の左岸に位置し、一年を通じ社会見学、学校の遠足等で多くの人が 見学に来る。福井の水の起源を学習するのに重要な施設である。北野下町。 東藤島地区 ① 5 芝原用水(内輪、外輪) 内輪:昔から福井の生活用水として用いられた。その歴史は400年になる。今日も県庁のお堀に通じ ている。中ノ郷島橋、上中、追分。外輪:九頭竜川左岸の農業用水並びに工業用水として重要な働き をしている。中ノ郷、泉田、堂島、大和田。 この場所は芝原用水内輪外輪の分岐点であり、芝原用水のすばらしさがわかる所である。 東藤島地区 ③ 6 東山 東山(河水山:標高178m)は、岡保地区の緑を象徴している。展望台では、市内を一望でき風景も 良い。展望台付近の芝生広場は軽スポーツにも活用でき、家族連れなどでの憩いの場としても適して いる。遊歩道では森林浴も出来る。河水町・寮町と松岡町吉野の境に位置する。 岡保地区 ⑥ 7 ひづめの滝 戦国時代、朝倉義景が乗馬して滝のかかる岩壁を駆け上り、蹄の跡ができたとの伝えにより、「ひづ めの滝」と命名された歴史ある滝である。それまでは「竹の簾の滝」と呼ばれていた。水の流れもよ く、小型の滝として良い。夏に涼むのに良い。 岡保地区 ② 8 岡の泉 太古の昔から湧き出ている清水は、年中水量・水温が変らず、周辺は夏は涼しく冬は湯気がたちこめ ている。 朝倉時代には岡西光寺や吉備神社の聖水として使われ、地区の農業では一町歩の稲を育てたり、農民 の憩の場として活用されている。 現在は、県内各地からまろやかな水を求めて水汲みにくる人達でにぎわっている。 岡保地区 ① 9 ちぐさ公園の植栽とザリガニ スポーツ施設(テニスコート)があり、地域のイベントなどでも広く市民に活用されている。しだれ 桜、実のなる木など多種にわたる植生はすばらしく、子どもたちが食することもできる。 円山地区 ⑦⑧ ※分類番号は凡例の番号に対応しています。
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