青山クーリエ 172号/2015年3月

CONTENTS
Front-Page Message
巻頭言「疑似科学」宮田 雅智
1
Topics
No.172
卒業特集 卒業・修了するいま
2
卒業生へ贈る言葉
3
Campus Report
鹿倉先生を偲ぶ・クリスマスチャリティコンサート
4
学生の活躍
5
スタディツアー・語学研修
6
特研発表会/卒業演習発表会・ブックレビュー
7
Information
卒業後のご案内・新年度案内 他
2015.3.2
[発行]青山学院女子短期大学 〒150-8366 渋谷区渋谷 4-4-25 / Tel.03-3409-7145 / http://www.luce.aoyama.ac.jp/
クーリエ(Courrier)はフランス語で「使者」、
「定期便」を意味し、英語ではCourierと綴ります。青山クーリエは本学のホームページからもご覧いただけます。
疑似科学 現代教養学科人間社会専攻 教授 宮田
雅智
現代は科学の時代と言われながら、大震災では自然の
私たちはこれらの疑似科学に対し、どのように対峙して
計り知れない力を思い知らされ、それに影響された原発事
いるでしょうか? 例えば、SNS などで「いいね」の反応が多
故では一見無防備とも思えるような事態を目の当たりにし
ければ何となく信じてしまったり、信じていいような錯覚に
ました。
「想定外」という言葉で議論を頓挫させてしまった
陥ったりしていないでしょうか? また、理解の外にある問
科学への不信感、それに輪をかけるように、科学にかかわ
題に対しては一観客として高みの見物に終始していること
る様々な疑惑も頻発しました。また、いかにも尤もらしい、
はないでしょうか。こういった振る舞いは慢性的な進歩の
「科学」という衣を装った事柄や素人目にも首を傾げたくな
欠如を生み出します。
るような事柄も多々あります。一方で、事象を要素に分解
「人間の知恵が科学の進歩に追いついていない」とはよ
し評価し、局所的な解を積み重ね問題の解決を図る、いわ
く言われることです。知恵を発揮するためには知識や経験
ゆる要素還元論では解決し得ない複雑な事象もあります。
が必要です(もちろん多くの知識を持っていても知恵を欠
池内了は著書『疑 似科 学入門』の中で、様々な科 学的、
いている人もいます)。知識は特定の分野のものでは視点
非科学的現象あるいは話を三つの「疑似科学」としてまと
が偏ってしまいます。その意味では本学で用意された学習
めています。それらは①血液型占いや超能力といった科学
環境は最適な環境といえます。人文、社会、自然などあら
的に何ら根拠のない「科学」という衣をまとった疑似科学、
ゆる分野の知識を総動員して、問題を俯瞰し、本質がどこ
②やたらと科学的専門用語を使ったり、数字を使って尤も
にあるかしっかりと見据えていく必要があると思います。
らしい理屈を展開して、科学を悪用あるいは誤用している
その過程があって初めて不合理の正体を看破することがで
疑似科学、③環境問題や地震予知など、多くの要因が複雑
き、さらには局所的であっても最適解を見つけることがで
に影 響し合っていて原因の特定が困難ないわゆる「複雑
きるのです。ですから興味ある分野はもちろんのこと、自
系」と称される疑似科学です。
「複雑系」は「疑似」と呼ぶ
身の興味から少し距離のある分野にも関心を持ち、おおい
には少々抵抗がありますが、偏った議論で隘路に誘導して
に知識を吸収し経験を積み重ねていただきたいと思いま
しまう危うさをもっているがゆえに「疑似科学」と位置付け
す。知恵を働かせ、単に批判のみに終始するのではなく、
ているようです。
批判的思考を鍛えていただきたいと思っています。
8
02
Topics
卒 業・修 了するいま
青短での出会い
出逢いと成長
現代教養学科日本専攻2年
現代教養学科国際専攻2年
守山 みゆき
阿部 由美香
私の短大生活 2 年間は本当にあっというまの2 年間でした。
先生方、副手さん、友人、そして両親、多くの人に支えられ、卒業を迎え
ゼミでは古典文学を専攻し、
『源氏物語』を通読することで古典文学に
られることを嬉しく思い、感謝の気持ちでいっぱいです。現代教養学科の
対する興味関心が高まり、自分が学びたいことが明確になりました。これ
目標とする、人間力の成長を、今、実感しています。それは、日々の学びが
には担当の先生による丁寧なご指導と、ともに『源氏物語』通読に励んだ
充実しており就職活動にも真剣に取り組んだからだと思います。
ゼミの友人の存在が欠かせないものでした。
短大生活では、分野の違う授業のなかに共通点を見つけることで、学ぶ
また、私は卒業後の進路に編入学を選択したことで楽しいだけではな
ことの楽しさを感じたり、違いを受け入れられる価値観を形成したりする
い2 年間でした。それでも私が努力することができたのは、同じ目標に向
ことができました。精神世界に興味があった私は、キリスト教、仏教、神道
かってがんばる友人がいたためです。彼女たちと切磋琢磨し、時には不安
について学び、アメリカと日本の宗教比較について英語で卒論を書くこと
を共有できたことで進路が実現できたのだと思います。
で、この2 年間を締めくくることができました。短大生活で得た経験や、出
私はこの2 年間で素晴らしい友人、先生との出会いを経験し、この出会
逢った人との良い縁は、社会人になっても私の心の支えとなるでしょう。
いのおかげで学校生活を存分に楽しむことができました。
ありがとうございました。
卒業後も青短での経験を大切にし、がんばります。
「地には平和、この私から。」
かけがえのない3年間
現代教養学科人間社会専攻2年
子ども学科3年
浅見 早紀
川上 智子
『地には平和』という曲があります。アメリカでの同時多発テロを受けて
私はこの 3 年間で新たにさまざまな挑戦をし、自分自身と向き合うこと
作られた曲であり、
その歌詞は平和を求めるだけでなく、
平和を作り出して
ができました。入学すると同時に一人暮らしとアルバイトを始めた私は、
いく力が自分に与えられるようにと、神に祈ることから始められています。
慣れない土地での勉強と家事の両立で、何もかもが初めての連続でした。
私は 2 年間の間に、3 度岩手県の宮古市を訪れました。被災地の今の
短大では保育の専門知識はもちろんのこと、障がい者施設での実習や
様子を実際に目で見て、そこで暮らしている人々に出会う中で知ったこと
ボランティア、器楽の授業で選択したアコーディオン、沢山悩んだ就職活
は、復興は経済からだけではなく、人の心と心の結びつきによって起こさ
動に卒業論文等、今までに経験したことのないことに挑戦することがで
れていくものだということです。
「地には平和、この私から。」という歌詞に
き、人としても成長できたと感じています。
自らの祈りを重ねて歌い、また多くの人と交流した日々は、私の財産です。
いつでも私を応援し励ましてくださった素敵な先生方や副手のみなさ
卒業後は、神学大学に編入学します。被災地でのこの経験を握りしめ
ん、かけがえのない友人と過ごした学生生活は、私にとって宝物となりま
つつ、平和の種を蒔く力を身に着ける学びが出来たらと思います。今まで
した。この出会いを大切にし、これからも自分で選んだ道を進んでいきた
お世話になった先生方、友達の皆さん、本当にありがとうございました。
いと思っています。素敵な日々をありがとうございました。
人として成長できた4年間
私の青山学院女子短期大学
専攻科子ども学専攻
専攻科多元文化専攻
板井 里歩
小林 鈴沙
2014 年度から、子ども学科認定専攻科子ども学専攻ができることにな
短期大学に入学したときは思いもよりませんでしたが、驚いたのは 4 年
り、私は就職するか進学するか悩みましたが、進学を選びました。社会に
間があっという間であったということです。多角的にいろいろなことが学
出る前にもっと学びたいこと、研究したいことがあり、これらは 3 年間私を
べると思った教養学科(旧課程)で、何を学ぶか迷った時期もありました。
1人の人として大きく成長させてくれた青短でしかすることができない事
しかし、2 年間通った中で、学童保育のアルバイトを経験し、もっと深く学
だと思ったからです。
びたいと思い、専攻科教養専攻(1年制認定専攻科)に入学。今年度、新し
そして修了するいま、私は専攻科に入って本当に良かったと思っていま
く多元文化専攻が設置され、2 年次入学ができることを知り、学士の学位
す。専攻科では、
子ども学科 3 年間の学びを生かし、
授業形態は座学という
取得の目標を立て、挑戦することにしました。青山学院女子短期大学の自
よりは自分たちで考え、話し合うことが多く、とても充実したものでした。
由で温かい環境が挑戦しようと思わせてくれたのだと思います。
たくさん支えてくださった先生方、副手のみなさん、大好きな友達に感
この 4 年間で、自分が学びたいと思えることを学べる喜び、授業で先生
謝し、子ども学科での 3 年間、認定専攻科子ども学専攻での1年間の学び
方から多大な知識や影響を受けること、得て無駄な知識はないということ
に誇りを持って、幼稚園教諭として歩み始めたいと思います。
を知ることができました。
温かく見守ってくださった先生方に感謝いたします。
Topics
卒 業 生へ 贈る言 葉
勝海舟、林芙美子、そして〈仕事〉
現代教養学科日本専攻 教授 小林
正明
車引き車引きつつ過ぎにけり―勝海舟
労働が交換になる日々。満足できるなら、君に祝福あれ。迷う人
ふーちゃんにも、何か売らせませうたいな―林芙美子
にも祝福あれ。現状を単純再生産するために働いているだけと感
人力車の車夫がいつかは立派な仕事をしたいと思いながら結
じるなら、転職・進路変更も悪くはない。勝負の時である。ただし、
局は車引きだった、それは俺のことさ、と明治まで生き延びた海
根拠なき自分の力を空想することは禁物。鏡を見て判断するしか
舟は語る。林芙美子12 歳、行商人の義父の言葉は、剥き出しの生
ない。
存である。
仕事は、
一面において、
あなたの生の表現活動である。在学中に
進路はさまざまだが、結局は、仕事が待っている。早晩、給料と
培った諸般の可能性を確信して、前向きに発展していただきたい。
Always look on the bright side of life!
現代教養学科国際専攻 准教授 梅垣
千尋
ご卒業・修了にあたり、Always look on the bright side of life
この言葉に学ぶべき意味があると思うのは、第一に、人生に明
という言葉を贈りたいと思います。
るい面だけでなく、暗い面もあることをしっかり見据えているか
これは、モンティ・パイソンというイギリスの伝説的なコメディ・
ら(「複眼的思考法」)。第二に、その上であえて、つねに明るい面
グループが 1979 年につくった歌の 題名です。2014 年 7月、約 30
を見ていこうとする強い意志があるから(「戦略的楽観主義」)。
年ぶりにモンティ・パイソンの復活公演がおこなわれたときも、
ネットで検索すると、どこかで曲が聴けると思いますので、ぜひ音
最後はこの曲の大合唱で締め括られました。訳すとすれば、
「いつ
楽つきで覚えてください。できれば鼻歌で歌えるくらいに。
も人生の明るい面を見ていこう」。
ご卒業・修了、おめでとうございます。
感動をするということ、感動を与えるということ
現代教養学科人間社会専攻 教授 橋本
典子
2 年間、そして 3 年間の学業を終えてご卒業される皆様、そして
身感動することができるのです。さらに人を感動させることもで
専攻科を修了される皆様、ご卒業、ご修了、おめでとうございま
きるのでしょう。卒論の途中で、書き上げた瞬間、大きな充実感
す。新しい短期大学になってからの第 2 回目の卒業生をお送りす
を味わったことと思います。テキストの作者と対話し、自分と対話
ることは大きな喜びです。1月に日本に帰国した時、青山学院大
して自己を深め、他の文献と対話をし、友達と対話をし、そこで新
学が新春の東京箱根間往復大学駅伝競走で往路・復路を共に征
たな発見をすることができたでしょう。卒論発表会でのコミュニ
して総合優勝をしたことを知りました。誰もが口をそろえて「本当
ケーションがきっと聞き手を感動させたと思います。自ら感動し、
に感動した」と言ってくれています。自分 達自身感動したことで
他者を感動させる様々な芽をこの大学できっと得たことでしょう。
しょう。でも、人を感動させることは意図してできるものではあり
これから進まれる場でそれらが育てられ展開し、実際の生活で発
ません。まず常日頃の努力、それを超えたところで初めて自分自
揮されることを祈っております。
芽を愛する人として
子ども学科 教授 浅見
均
子ども学科を卒業されるみなさん、そして、今年度より開設さ
人を「芽を愛する人」と言い、花を愛でる人は多いけれど芽を愛す
れた認定専攻科子ども学専攻を修了されるみなさんおめでとうご
るという人は本当に稀有な存在であり、心友であると言っていま
ざいます。
す。みなさんは、まさにその目を愛する人なのです。また、青山学
みなさんの多くは幼稚園、保育園、施設等で、子どもたちの幸
院は創立 140 周年を迎え、サーバント・リーダーとして社会に貢
せを願い、子どもの傍らで共に生活を創っていく人になられるこ
献していくことを掲げています。みなさんが、教育、福祉の世界で
とと思います。倉橋惣三は子どもと共に生活する事を生業とする
サーバント・リーダーとして活躍されることを切に願っています。
専攻科第一期修了生の皆さんに
現代教養学科国際専攻 教授 松村
伸一
現代教養専攻修了生の皆さん、そして二年制の多元文化専攻を
もしれません(まもなく誰も気にしなくなるでしょうが)。そんな
今年早くも修了する小林鈴沙さん、修了おめでとうございます。
時、澄まし顔で波しぶきを分け進む船首像(figurehead)のよう
専攻科という課程自体、まだまだ一般には知られていないこと
に、ただ涼しげに前へ進むことで、皆さんが青短で過ごした時間
は否めません(短大の努力も足りないかもしれません)。そんな中、
で身につけたものを示してください。そして、ほかの人より少し長
本科の学科再編に対応した新専攻科の一期生となることを、皆さ
く一緒の時間を過ごしてくれた皆さんを誇らしく思う、私たち教職
んは選択し、今その課程を終えます。しばらくは、専攻科修了とい
員がいることを思い出してください。航路の平安を祈りつつ。
う学歴と、
「専攻科って何?」という問いが、皆さんにつきまとうか
03
04
Campus Report
鹿 倉 秀典 先 生を 偲 んで
青山学院女子短期大学 学長 八耳
俊文
私たちの敬愛する鹿倉秀典先生が 2014 年 11月3日にご召天されました。
病床にあってもご自分の様子や考えをブログを通じて発信されていまし
先生は下咽頭がんと闘いながらも再び元気に教壇に立つという強い意志を
た。昨年 4 月には新版・池田香代子訳『夜と霧』を読了したと書かれており、
持って、2012 年 8 月に声帯摘出手術に挑まれました。手術により声は失わ
強制収容所にあって人間を精神的にしっかりさせるには、自分が「何かの目
れましたが、人工咽頭と筆談を用いて 2013 年 4 月より念願の教壇に復帰。
的」をいつも持っていることが大切との一節を取り上げられました。お見舞
しかし11月に再入院となり、1年の闘病生活が続き、夢半ばで神のもとに旅
いに伺う度に先生は教壇に復帰する日を口にされ、厳しい闘病生活の中で
立たれました。
その前向きなお姿にむしろ私たちが励まされるばかりでした。
「人間らしさ」
先生とはさまざまな場面で語り合ったことを思い出します。ロンドンの日
とは何かを教えて下さった鹿倉先生、在りし日の先生の教えを胸に、先生が
本料理店、近世史の研究者、近世文学者、そして大好きな江戸文化のこと、
青山学院女子短期大学に在職されたことを心より誇りに思います。安らか
先生は文学、私は科学史と専門は違っていましたが、共通の話題から先生の
なお眠りをお祈り申し上げます。
世界観に触れる楽しい時間でありました。
「わたしにとっての西 国 分 寺 教 会」(先生が所属される教会の会報に掲載された文章です)
現代教養学科日本専攻 教授 鹿倉
秀典
初めて西国分寺教会に来たのは、青山学院
年の教会標語が「地の塩、世の光」だったことである。これは、青山学院
に奉職して、二年目の春だったと思う。それよ
のスクール・モットーと同じではないか。ここに来たのは偶然ではない。
り半年ほど前、宮西達也兄が、私の勤務する
青山学院に招かれなければ「キリスト教」に将来も無縁だったろう。
短期大学礼拝で講演をされた。その時、宮西
「宗教活動委員」を勤めていなければ、宮西達也兄と遇わなかった。宮
兄から、西国分寺教会を教えて頂いた。道路
西兄に教えて頂かなければ、西国分寺教会も知らなかった。そして、吉
をひとつ間違え、娘と迷いながら探し、やっ
田先生の教えを受けることも出来なかった。私は今、この道筋に不思議
と辿りついた「小さな教会」ということが、今
な「導き」を感じている。
でも印象に残っている。
四十年ぶりに教会に戻り、クリスチャンとなった私に、昨年退職され
ところで、私は、幼い頃ミッション系の保育
た大学の教授(米国合同メソジスト教会宣教師)がこう言われた「将に
園で育ち、小学校低学年までは日曜学校に通っていた。だが、故あって
『荒野の四十年』だったんですね」と。そう、この西国分寺教会は、私に
教会からは離れていた。いやむしろ、避けていたというのが正しいかも
とって「荒野の果て」にあたる処なのだろう。
(どうしても「論文調」になっ
知れない。ただ、小学校の時に、C・S ルイスの『ナルニア国物語』を愛読
てしまいます。ごめんなさい)
書としていたし、中高生の時にはリルケやノヴァリースを耽読し、ダンテ
『神曲』、ミルトン『失楽園(楽園喪失)』などにも手を伸ばしていたから、
存外、幼い頃の想いは継続していたのだろう。そんな私は、青山学院で
「宗教活動委員」を勤めることになっていた。これを契機に、私は今一度
『聖書』を丹念に読み直すことにした。そうすると、また、教会に行って
みたいという気持ちが湧いてきたのだ。そんな時、偶々、宮西兄に出会い、
近隣に教会があるという事を知ったのである。これは、行かなければな
らない。
西国分寺教会を訪れた時、幼い頃の私の記憶が甦ってきた。アット
ホームな雰囲気、唱う賛美歌、吉田先生の説教、このようにして、四十年
前、私は「主の御言葉」を学んでいた。それと、
何よりも驚いたのは、
その
▲「がんばって 人としてね」
(鹿倉先生が病床で書かれた、
学生のみなさんへのラスト・メッセージです。)
クリスマス・チャリティ・チャペル・コン サート
本学の聖歌隊、そしてハンドベル・クワイアは、短大講師・オルガニストの飯靖子
氏の指導のもと、東日本大震災被災地支援ボランティア活動の一環として、岩手県
宮古市において様々な形で演奏の奉仕を行っています。これらのボランティア活動
支援のためのチャリティーコンサートが、2014 年12 月19 日(金)青山学院大学ガウ
チャー記念礼拝堂にて、開催されました。
ゲストに佐々木正利(指揮・テノール)、鳥海寮(テノール)、飯靖子(オルガン・ピ
アノ)、新宮央子(アルト)、飯顕(ヴィオラ)、東京 21合唱団を迎え、聖歌隊とハンド
ベル・クワイアが参加し、宗教曲や讃美歌、クリスマスソングの演奏が行われました。
演奏の前には、8 月に派 遣された東日本大 震 災被 災地支援ボランティア Blue
Bird 第 7 期の活動がスライドショーで報告され、被災された方々を覚えました。
来場者による献金は、3月 8日∼12日に宮古市で行われるBlue Bird 第 8 期の活
動に使われます。11日には宮古市の追悼式でハンドベルの演奏奉仕も予定されて
おり、多くの方々の「震災を忘れない」という思いが、音楽を通して被災地に届けら
れることと思います。ご協力いただいたゲスト出演者、ご来場の皆様に感謝申し上
げます。
現代教養学科日本専攻 准教授/宗教主任
吉岡 康子
Campus Report
学 生の 活 躍
東京都私立短期大学協会主催「第 41 回 学生英語スピーチコンテスト」
2014 年 11月29 日に本学にて開催された東京都短期大学協
会主催の「第 41回 学生英語スピーチコンテスト」において、
現代教養学科国際専攻2年生の小金澤理沙さんが見事優勝い
たし まし た。本 コ ン テスト は 共 通 テ ー マ Looking to the
Future の もとに 行 わ れ、小 金 澤 さん は Are you an ethical
person? と題して、モノを消費する上での選択は、自分自身に
向けた選択だけではないことを述べ、消費者としてのあり方を
提案しました。さらに社会貢献をかねたビジネスについても言
及したすばらしいスピーチでした。
第 55 回 東京都私立短期大学体育大会で輝かしい成績を収める
東京都私立短期大学体育大会は毎年、本学を会場に開
催されています。2014 年度は 9 月29 日(月)に開会式、10
月中の各日曜日にバスケットボール、バレーボール、卓球、
バドミントン、テニス競技が行われました。結果は、団体戦
女子の部門で、バドミントン団体Aチームが優勝、バスケッ
トボールとバレーボールは準優勝、個人戦女子の部門では、
テニスシングルスで関口里美さんが優勝を収めました。
年ごとに参加短大が減少傾向にあるとはいえ、大会で入
賞を果たすことは容易ではありません。各クラブの輝かし
い成果に拍手を送りたいと思います。
▲開会式
青山学院140 周年記念事業 第 32 回
2014 年 12 月2日(火)に青山学院 140 周年記 念事 業
の一つとして現代教養学科国際専攻主催による青山学
院女子 短 期大学「第 32 回スピーチコンテスト」が梅津
順一院長、薦田博常務理事、シュー土戸 ポール宗教部
長そして八耳俊文学長他多数の御臨席を得て開催され
ました。
予選を通過した14 名の国際専攻の一年生が参加し、
16 名の2 年生・卒業生の活躍がこの開催を支えました。
参加者は Happiness という統一テーマのもとで原稿
を作成し、インターナショナル・ティーチャーズの個別
指導を受けながら熱心に練習を重ねました。スピーチ
は、英語力、内容、表現方法の観点から評価され、下記
の 4 名が受賞いたしました。
1 位 東 はるか
The Power of Love
2 位 坂内 祐香
Laughter is Contagious
3 位 渡邉 真衣
The Kingdom of Bhutan
審査員特別賞 上野 麻夏
Knowledge is Happiness
英 語スピー チコンテスト
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06
Campus Report
スタディツアー・語学研修 の 報告
共働学舎(共生社会実習A)
子ども学科 准教授 菅野
幸恵
2014 年 9 月 5日∼11日にかけて信州共 働学舎におい
ニワトリの世話を分担します。朝食後はまた別の作業に
て「共生社会実習 A」の実習を行いました。
「共生社会実
入ります。今回実習中に体験した作業は、畑の草取り、
習 A」は「自然」
「共生」について考えることを目的として
干し草つくり、カボチャやキュウリの種取り、藁葺補修の
いる現代教養コア科目のひとつで、今年度から信州共働
ための足場づくりなどさまざま。なかでも足場づくりの
学舎で実習をすることになりました。信州共働学舎は、
ために大量のパイプ等を運ぶ作業は、体力勝負だったよ
長野県小谷村にある、いろいろなハンディをもつ人々が
うで、実習後のふりかえりでは、みな口をそろえて一番大
自給自足の生活を目指しながら、ともに働き、ともに生
変な作業だったと言っていました。パイプを運ぶことが
きるコミュニティです。今年度は 3 名の受講生が学内で
「自然」や「共生」とどうつながるのだろうと思ったかも
の事前学習を経て、1週間の実習に臨みました。
しれません。しかしこの「建てる」
「直す」という作業は
最初の難関は初日にやってきました。実習先である信
共働学舎の暮らしのなかで大切なことのひとつです。パ
州共働学舎のある集落(真木)には最寄り駅から徒歩で
イプも下から運んでこなければならず、初日に苦労した
1 時間半かけて行かねばなりません。大きな荷 物を背
山登りも必要なものを運ぶ暮らしの一部なのです。
負っての山登りは、あいにくの雨もあって、学生たちには
1週間という限られた期間でしたが、実習中に体験し
大きな試練でした。それでも迎えに来てくださったメン
たひとつひとつのことが共働学舎の暮らしとどう結びつ
バーの方や仲間の励ましもあって、びしょ濡れになりな
いているかを、これから考えていってもらいたいと願っ
がらも無事にたどり着きました。
ています。
メンバーの方々と寝食共にした あらやしき
翌日からは早朝から作業です。朝はヤギの乳しぼりや
干し草つくりの1コマ
ACEFスタディーツアーに参加して(共生社会実習D)
現代教養学科国際専攻1年 浦川
実咲
夏の ACEF スタディーツアーに参加して、多くの発見と学び
なぜ一緒?と最初は笑ってしまいましたが、苦手でも勉強が
がありました。初日のダッカの空港の駐車場で、片足のない
好きだから好きになれるんだなぁ、と感心しました。おそらく
物乞いの男の子が私に近づいてきたとき、私はとっさに目を
日本の子どもたちは苦手なものは嫌い、できないから嫌い、
逸らしてしまいました。私は無力ですが、目を逸らしてしまっ
なのではないでしょうか。私もそうでしたので、バングラデ
ていいのか、自分にできることは何か、考えても答えに行き
シュの子どもたちには頭が上がりません。バングラデシュに
つかず何もできない自分が情けなくなりました。あの子がそ
は初等教育が必要。しかし、それは発展した今の日本も同じ
の後どうしているか今でも気掛りです。
ではないでしょうか。むしろ、私たちはバングラデシュから見
小学校を訪問した時は子どもたちの様子に感心しました。
習うべきところがあると思うのです。
当たり前であるべきですが、皆本当に真剣に勉強に打ち込ん
ここには書ききれないくらいの発見と学びがありました
でいたのです。熱意をもって教える先生方、それに応える勉
が、もっと学べたのでは、学びたい、という思いで一杯です。
強の大好きな生徒たち。日本では勉強が好きか聞かれて YES
自分はまだまだ未熟でまだまだ学べることが沢山あります。
と答える人はどれくらいでしょうか。5年生に好きな科目を聞
次に参加する時にはもっと視野を広げられるように、今のう
いたとき、大多数 が「English !」と答えました。次に何の科
ちから頭と五感を鍛えておきたいです。
目が一番苦手か聞くと、半数が「English !」と答えたのです。
夏期語学研修に参加して
(短期語学留学/オーストラリア アデレード大学付属語学学校)
現代教養学科国際専攻2年 鈴木
麻衣
私は 2014 年度のオーストラリア・アデレードにおける
先生と様々なことについて語り合ったり、授業の一環と
夏期語学研修に参加しました。1カ月という短い期間で
して美術館やマーケットに行ったりと、とても充実してい
したがさまざまな体験をすることができました。オースト
ました。放課後は、現地で仲良くなった友人と海に行っ
ラリアに行くのは 2 回目でしたが、ホームステイという形
たり買い物をしたり、カフェに行ったりととても楽しかっ
で海外に行くのは初めての経験であり、英語を十分に話
たです。
すことができない私がホストファミリーとコミュニケー
休日はホストファミリーに観光名所に連れて行っても
ションをとることができるのかという緊張や不安もたくさ
らったり、友達の家のパーティーに参加したり、ホストマ
んありました。最初は簡単な会話をすることも難しく、待
ザーと料理をしたりしました。現地の家族の一員として
ち合わせ場所を聞き取るのにも時間がかかったり、質問
オーストラリアの食文化や生活習慣を実際に体感するこ
しても通じなかったりと苦労しました。しかし、1週間を
とによって、学んだことがたくさんありました。オーストラ
過ぎた頃から段々聞き取りができるようになり会話がで
リアで過ごした約 3 週間は、本当に毎日が充実しており
きた時は大変嬉しかったのを覚えています。
英語だけでなくコミュ二ケーション力や、自分の意思を
授業は午前に行われることが多く、午後は自由時間と
きちんともつこと、そして明るく笑顔でいることの大切さ
して友達と有意義に過ごすことができました。すべての
について学ぶことができました。この語学研修で学んだ
授業は英語で行われ、分からないこともありましたが、
ことを今後の生活に生かしていきたいと思っています。
Campus Report
子ども学 科 子ども学 特 別 研 究「特 研 発 表 会」、
現 代 教 養 学 科「 卒 業 演 習 発 表 会」開 催
現代教養学科が 2012 年度にスタートし、本学では卒業研究が全員必修に
翌 30 日の現代教養学科「卒業演習発表会」では、日本専攻、国際専攻、
なりました。後期定期試験終了後に開催されてきた子ども学科の発表会に続
人間社会専攻合わせて 38 ゼミの論文発表が各教室、実習室、礼拝堂など
けて、現代教養学科も第一期の卒業生を送り出した昨年度から発表会を行う
で、また造形系 3 ゼミ合同のギャラリートークが卒業展会場で行なわれま
ようになり、今年度は 1月29 日(木)に子ども学科「特研発表会」、30 日(金)
した。この日は、東京都心部でこの冬初めて積雪を観測するというあいに
に現代教養学科「卒業演習発表会」が開催されました。
くの天気で、朝は交通機関の乱れもありましたが、1年生も参観者として
29 日、子ども学科「特研発表会」では、午前中、L402 において作品発表会と
参加し、自らの卒業演習のゼミ選択の参考にする者、志望を決めているゼ
してクレイアニメーションの映像作品の上映、ファッションショー、絵本にあ
ミの雰囲気を確認しようとする者など、真剣に先輩たちの発表を聴く姿が
わせて作曲された楽曲の演奏や、音楽劇、ミュージカル作品の上演などが行
各会場で見られました。またゼミごとの論文集、造形系ゼミ合同の記録集
なわれました。午後の論文発表会では多岐にわたるテーマの研究成果の口頭
も編纂され、配布されました。
発表が行われ、質疑応答も活発にされました。また同じく午後からは卒展会
このように 2 年間、3 年間の学びを振り返り、成果を味わい、自分自身は
場近くの美術室でギャラリートークが行なわれました。どの会場も司会やタ
もちろんのこと、ゼミの仲間たちや後輩とそれを共有する時間を持つこと
イムキーパーとして 2 年生が協力し、質疑応答には 3 年生や1、2 年生が積極
により、学生一人ひとりが大きく成長するであろうと感じた 2日間でした。
的に参加して、充実した研究発表の場になりました。今年度の卒業論文と制
作の概要を記録したレジュメ集『児童教育研究 52 号』は 3月に発行されます。
クーリエ・ブックレビュー
子ども学科 教授 岸井 慶子
『幼児理解の現象学 メディアが開く子どもの生命世界 』 幼児教育知の探究 13
矢野 智司 著(萌文書林)
扉を開くと、いきなり片山健の絵が目に飛びこんでくる。
ている危険性に警鐘を鳴らす。有用性に偏った視点で遊び
なんとも表現しがたい絵だ。
「ザリガニ1」というタイトル
を取り扱うことによって、子どもが遊びの中で経験するであ
の絵だが、本文を読み進めるうちになぜ著者がこだわって
ろう生命感や自由感や幸福感を台無しにしてしまう、と言
載せたのかがわかってくる。ザリガニは幼児の背中にへばり
うのである。その有用性からの離脱として「溶解体験」の大
つき、今しも陸に上がってきたかのように指先から水を滴
切さを主張する。
「おお!」とか「ああ!」とか「ワッ― !」と
らせる。幼児とザリガニの境界線はあいまいで、幼児(人間)
しか言い表せないような、自分と世界との境界線がとろけ
でありながら人間を超えた存在を感じさせる。
だすような体験が、有用性の原理と結びつく「発達の論理」
幼児教育にかかわる人々は、誰しも「遊び」の重要性や「幼
を越えた生を実現すると述べている。
児理解」の重要性を説く。確かに、子どもを理解することな
幼児教育は、一人前の人間になることと人間を超えて生
しに幼児教育は成り立たない。幼児教育の特性が遊びを通
命に触れることの二つの次元を抱え、しかも、後者の生命
して行われることは自明であろう。しかし、本書は従来の
論的側面は、実感されているにもかかわらず言葉に表すこ
幼児教育学や発達心 理学のテクストの中で語られてきた
とが困難であるという特徴がある。ここにも、本書の目的
「幼児理解」とは異なる「幼児の生」を語ろうとする。そして、
いつの間にか「遊び」を「有用性」という軸で考えてしまっ
である「幼児教育の独自性とは何か」を解く鍵がある。
07
08
Information
同窓会のご案内
昨年度同窓会は設立40 年を迎え、5月の定期総会後に記念の茶話会を開催いたしました。皆様を
新会員としてお迎えし、全国の会員は 58,000 名を超えることとなります。卒業時に入会金と年会費 5
年分を学校側で代理徴収していただいておりますが、卒業後の皆様の住所等は同窓会が厳重な管理
のもと随時更新しておりますので、変更がありましたら必ず同窓会までお知らせください。同窓会は
母校への貢献、ボランティア精神、生涯学習の3 本柱を基本理念とし、青山祭でのバザー、クリスマス
礼拝、さつき会展(卒業生の作品展)、講座や講演会など活発に活動しています。現在、現代教養学
科会の設立に向け準備を進めています。今後春、秋(年 2 回)同窓会会報をお届けしますので、詳細
40 周年茶話会
をご覧ください。また全国には7つの支部があり、出身地に帰られた卒業生が交流を深めています。
同窓会の扉はいつも開いています。年代を超えた素敵な出会いをお待ちしています。
(同窓会会長 塚田 博美)
40 周年に関わった同窓会運営委員
卒業後のご案内
問い合わせ内容
担当部署
電話番号
証明書・再入学・科目等履修生・編入学・留学
女子短期大学教務課
03-3409-7045
専攻科・短期大学士/学士・社会人入試
女子短期大学入試広報課
03-3409-7145
就職相談
女子短期大学学生課就職担当
03-3409-7097
教会案内
女子短期大学宗教活動センター
03-3409-7120
卒業後の住所変更
女子短期大学同窓会
03-3499-3149
図書館利用※
女子短期大学図書館
03-3409-7103
青山学院万代奨学金返還方法・口座振替
青山学院本部財務部資金課
03-3409-6547
青山学院万代奨学金返還猶予・住所変更等
青山学院本部総務部総務課
03-3409-6463
日本学生支援機構奨学金
日本学生支援機構奨学金返還相談センター
0570-666-301
ホームページアドレス
http://www.luce.aoyama.ac.jp/
http://www.agulin.aoyama.ac.jp/
http://www.jasso.go.jp/
※月・水・金 9:00∼17:00開館 3月19日
(木)
∼3月22日
(日)
:休館 短大図書館以外に所蔵のない資料については休館中も利用希望に対応いたします。
新2・3年生、専攻科生への新年度案内
卒業式・卒業礼拝の案内
◆2015年度2・3年生 書類配付
4月1日(水)10時∼11時
◆ 2014年度卒業礼拝(青山学院講堂)
3月19日(木)13時30分(13時20分集合)
※礼拝後クラス会にて卒業証明書・成績証明書を配付します。
◆2015年度新入生・専攻科生 学生証・書類配付
4月2日(木)10時∼11時30分
◆ 2014年度卒業式・修了式(青山学院講堂)
3月20日(金)13時(12時開場、12時40分までに着席)
※卒業生・修了生以外の学生が参列する必要はありません。
◆2015年度新入生・専攻科生入学式(青山学院講堂)
4月2日(木)13時(12時40分集合)
◆2015年度始業礼拝(青山学院講堂)
4月3日(金)10時(9時50分集合)
青山学院エバーグリーン募金
新2・3年生:2015年度の学費は以下のとおりです。
2年
学科
前 期
後 期
現代教養(日本) 606,500
409,000
現代教養(国際) 612,500
409,000
現代教養(人間社会) 606,500
409,000
3年
子ども
628,000
405,500
子ども
543,500
427,000
前期
納付書発送: 4月下旬(予定)
納 付 期 限: 5月中旬(予定)
後期
納付書発送: 9月下旬(予定)
納 付 期 限:10月中旬(予定)
保証人の皆様方には、平素より青山学院の教育研究活動にご理解とご協
力を賜り、感謝申し上げます。昨年 11月に創立 140 周年を迎えた本学院は、
「AOYAMA VISION」を掲げ、150 周年へ向けて更なる飛躍を遂げる所存です。
青山学院エバーグリーン募金では、在校生が世界に一つしかないこの学び
舎で神様の愛に守られ、充実した学生生活を送れるよう、現在、①維持協力
会募金、②奨学金募金、③使途指定型募金の3 つの募金活動を行っておりま
す。皆様には既に「教育振興資金」のお願いをしているところでありますが、
青山学院が 21世紀に人類の希望となる次世代を輩出していくために、同募金
の趣旨と意義にご理解とご協力を賜りたく、お願い申し上げます。
青山学院エバーグリーン募金推進本部
(円)
※後期に、教職課程料・諸資格課程料が加算されます。
問合せ先:金額、振込用紙再発行など/03-3409-7088(庶務課経理担当)
延納について
/03-3409-7091(学生課厚生担当)
編 集
後 記
様には、会場へご入場いただけない場合があります。あらかじめご了承ください。
創立140周年を迎えた今 ∼飛躍の150年に向かって∼
2015年度学費について
学年
※ご父母の皆様には別途ご案内申し上げます。なお、座席数の関係上、ご父母の皆
TEL:03-3409-6208 FAX:03-3409-3890
Mail:bokin@aoyamagakuin.jp
http://www.aoyamagakuin.jp/support/index.html
卒業生・修了生の皆さまおめでとうございます。
「青短」での学生生活は今後の貴女たちの 5 年後、10 年後にあの時学
んだことはこの瞬間のためにあったのだと感ずることがあるはずです。今年のお正月の箱根駅伝では「青学」の笑顔でタ
スキリレーする姿が印象に残っていると思います。彼らは箱根駅伝に勝つために計画的に目標設定し、それを実行するた
めに修正し、実行し、そして実現させています。皆さんも「青山学院」の卒業生だと胸をはって、5 年後10 年後の自分の理
想の姿を思い浮かべながらこれからの日々を大切に過ごしてください。 安藤 弘敏
★クーリエの感想やご意見をお寄せください [email protected]
※次回発行は4月の予定です
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