広島県立総合体育館本館地下売店及び大アリーナ売店管理運営業務契約書 公益財団法人広島県教育事業団を甲とし, を乙として,甲と乙は, 次のとおり契約を締結した。 (目的) 第1条 甲は,乙が売店を甲の管理する場所に設置し,飲食類等を販売管理すること(以下「売店 の設置等」という。 )について,乙に許可した。 (売店の設置等) 第2条 売店の設置等については,別紙「広島県立総合体育館本館地下売店及び大アリーナ売店管 理運営業務仕様書」のとおりとする。 (契約期間) 第3条 この契約の期間は平成27年4月1日から平成28年3月31日までとする。 2 前項の契約期間満了の日の3ヶ月前までに,甲又は乙が何らかの意思表示をしないときは,更 に1年延長されるものとする。以後もまた同様とし,その最終期日は平成31年3月31日と する。 (管理手数料) 第4条 売店の設置販売による管理手数料は,毎月 円(消費税及び地方消費税を含 まない。 )とし,乙は当該月分について,翌月10日までに甲に支払うものとする。 (譲渡などの禁止) 第5条 乙は,この契約に基づく権利及び債務を第三者に譲渡し,または受けさせてはならない。 (契約の解除) 第6条 甲は,乙がこの契約に違反したとき,または不正の行為があったときは,この契約を解除 することが出来る。 2 前項に規定する場合において,乙は,甲に損害を与えたときは,その損害を賠償しなければ ならない。 (損害の負担) 第7条 乙は,自己の責めにより甲または第三者に損害を与えた場合は,乙がその損害を負担する。 (疑義の解決) 第8条 この契約に定める事項に疑義が生じた場合またはこの契約に定めのない事項で必要があ る場合は,甲及び乙が協議して定めるものとする。 この契約の締結を証するため,契約書2通を作成し,甲と乙が記名・押印をして,各自その1 通を所持する。 平成27年 月 日 甲 乙 広島市西区観音新町二丁目 11 番 124 号 公益財団法人広島県教育事業団 理事長 大原 節雄 広島県立総合体育館本館地下売店及び大アリーナ売店管理運営業務仕様書 1 2 目的 この仕様書は,公益財団法人広島県教育事業団(以下「甲」という。)が管理する広島県立総合体 育館の本館地下売店及び大アリーナ売店管理運営業務について,契約者(以下「乙」という。 )が行 うべき業務の範囲と方法について定める。 なお,この仕様書に示さない業務であっても,状況に応じて必要と認められる業務については甲乙 協議の上,契約金額の範囲内において実施するものとする。 業務場所 広島市中区基町4番1号 広島県立総合体育館 本館地下1階売店 大アリーナ1階南・北売店 3 業務期間及び業務実施日 (1) 平成27年4月1日から平成28年3月31日まで。ただし,契約期間満了の日の3ヶ月前ま でに,甲又は乙が何らかの意思表示をしないときは,更に1年延長されるものとする。以後も また同様とし,その最終期日は平成31年3月31日とする。 (2) 利用許可の都合上,業務実施日を臨時開館又は臨時休館により増減する場合は,あらかじめ甲乙 で協議して変更できるものとする。 4 業務時間 業務は,原則として午前9時から午後6時00分まで行うものとするが,あらかじめ甲乙で協議し て変更できるものとする。 このうち,本館地下売店(以下「売店」という。 )の営業時間は,午前10時00分から午後5時 までとする。ただし,施設利用状況により,延長する場合はこの限りでない。 5 業務の内容 (1) 飲食類の販売 乙は,売店において,飲食類の販売・営業を行う。この場合において,乙は,販売場所の設営・ 撤去,販売物,売上金及び販売員の管理等,販売に関する一切については責任を持って行うものと する。 (2) 販売内容 販売する飲食類の内容及び販売価格は,乙が販売物等一覧(任意様式)により甲に申請し,甲が これを決定する。 (3) 売上報告 乙は,甲に対し,毎月の売上報告(別紙様式)を,翌月10日までに甲に行うものとする。 (4) 施設管理 ・ 売店内の清掃・整頓 ・ 売店施設及び売店内の物品の管理(甲の行うべき物品管理規則上の事務を除く。 ) ,亡失・損傷 確認並びに防火・防犯及び安全衛生上必要な措置の実施 ・ 利用者の利便向上のために必要な措置 ・ 施設内における利用者の安全確保のために必要な事項の周知,利用者の事故・ケガ発生時及び 拾得物・遺失物発生時の連絡調整 ・ 来客者等に対する施設利用案内(設備等の利用方法及び各種サービスの利用方法案内。電話・ 文書等による対応を含む。) ・体育館で行う事業・イベントに係る広報の協力(掲示・チラシ等) 6 業務の履行 乙は業務の履行に当たって,次の事項を遵守するものとする。 (1) 業務の実施担当者を定め,業務の趣旨に従い,乙の責任において完遂すること。 (2) 実施担当者に対して,乙の従業員であることを示す服装及び名札を着用させ,その地位を明確に し,業務の迅速かつ適切な遂行を期すること。 (3) 実施担当者に対して,接遇等利用サービスに必要な研修を実施すること。 (4) スポーツ施設である総合体育館の利用者のニーズにあった飲食類等の販売を廉価かつ効率的に 行うこと。 (5) 実施担当者に支障が生じ,臨時に変更する場合には,直ちにその旨及び臨時担当者の名前を甲に 通知し,業務の遂行に万全を期すること。 (6) 釣銭の補充・確保,又は,持ち返り用袋等については,乙の責任において準備すること。 7 業務責任 業務の完遂を期し,乙は,実施担当者の中から業務責任者を選任し,次の事項を行わせるものとす る。 (1) 実施担当者を指揮監督するとともに,円滑な業務の履行を管理し,甲との連絡調整に当たらせる こと。 (2) 業務の履行状況を把握し,甲に定期的に報告すること。 (3) 必要に応じて,甲と使用団体との打合せに参加させること。 8 経費の負担 甲乙の経費負担については乙が仕入経費等の業務遂行上必要な経費を負担するほか,次表のとおり する。 業 務 内 容 甲の負担 商品棚、冷蔵ショーケース等の 設備 乙の負担 ○ 光熱費 ○ 事務所(机いす) ○ 更衣施設 外線用業務電話機及び通信料 外線用電話機器設置費用 害虫駆除 塵芥処理 精算システム(売店レジスタ ー) 事務用品 交通費・通勤費 駐車場代 人件費 保健衛生費(検便、健康診断、 ユニホームの洗濯代) 被服費(ユニホーム購入費) ○ ○ ○ ○ ○ 諸官庁手数料(営業許可書) ○ 行政財産目的外使用料 その他必要な機器 その他の事項 9 備 考 売店に付帯する設備の使用に係る光熱費は実費とし, 乙が負担する。当該実費については,甲の請求により, 毎月15日までに遅延なく甲の指定する口座に納入す ること。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 上記に掲げていない業務の内容、経費が生じた場合には相互協議とする。 その他 (1) 乙は,実施担当者の使用者として,社会保険及び労働保険に係る責任を全て果たすとともに,適 切な教育指導及び指揮監督を行うものとする。 (2) 乙は,この仕様書6(5)の臨時的措置が長期に及ぶときは,速やかに甲に報告するとともに,実 施担当者の変更など所要の管理上の措置を採るものとする。 (3) 乙は,業務終了後であっても,甲が別途定める期間については,後任業者に対し乙の経費で技術 指導を行うものとする。 (4) この仕様書に定める事項に疑義が生じた場合又はこの仕様書に定めのない事項で必要がある場 合は,甲乙協議して定めるものとする。
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