4 2015年 7月 1日ワイドアングル㊹マリンシティ「シネマ通り」海雲台の潮風を浴びながら…映画の世界に飛び込もう!! 海雲台(ヘウンデ)区マリンシティの「シネマ通り」には、映画関連のトリックアートやポスター、オブジェなどが並ぶ。そばには青い海と白い波。海の向こうには、美しい造形美を誇る広安大橋が見える。爽やかな潮風を浴びながら“映画都市”釜山の魅力を満喫できるスポットだ。海沿い800mにポスター･オブジェ海雲台区マリンシティにあるホテル「パークハイアット釜山」から、高層マンション「The# Adeles」までの海岸沿いの800mの道路は「シネマ通り」として整備された。映画関連のオブジェやポスターなどが展示されているほか、映画の主人公をモチーフにしたトリックアートが描かれている。シネマ通りのテーマは「映画と遊び、楽しむ」。メガホンを握る監督や、カメラを構える撮影スタッフ、カチンコを持つ人などをデザインしたオブジェを、通りに設置。海沿いの護岸塀には『グエムル－漢江の怪物－』、『7番房の奇跡』『、弁護人』『、鳴梁』など、観客1千万人を動員した大ヒットど、釜山を舞台にした8作品のポスターや、名場面の写真パネルが、フィルムのコマのように並んでいる。映画にまつわるエピソードも紹介されている。例えば、大ヒット作の『猟奇的な彼女』で主役を演じたチャ･テヒョンは当初、マネージャーに出演を反対されたが、シナリオに強くひかれたため、反対を押し切って出演を決断したという。あまり知られていない話ばかりだ。夜はおしゃれにライトアップシネマ通りは昼間だけでなく、夜も楽しめる。日が暮れると、シネマ通り一帯は間接照明でほんのりと照らされ、昼間とはまた違った表情を見せる。ライトアップされた広安大橋や、明かりの灯った高層マンショ写真・文鎮優風景映画9作品と、『友へ－チング』『、TSUNAMI－ツナミ－』『、新しき世界』なンも眺められる。この日、シネマ通りを訪れた人々は、オブジェやポスターの前で記念写真を撮るなど、楽しそうに過ごしていた。ソウルから来たという観光客は「友だちと海雲台に遊びに来て、偶然ここを通りかかったのですが、海の景色もきれいで素敵な場所ですね。映画のポスターや裏話も紹介してあって、映画を見たときの感動がよみがえるようでした」と感想を述べた。シネマ通りの一角には、ファン･ジョンミン、ソル･ギョング、キム･ヘスなどの有名俳優や、映画監督の手形12点を展示。その近くには、まるで、マリンシティの高層ビルから飛び降りてきたようなスパイダーマン “映画の都市”釜山の雰囲気を楽しめる通りが、海雲台区マリンシティにある。釜山で撮影された映画のポスターや、俳優と監督の手形、映画関連のオブジェ、トリックアートなどがある「シネマ通り」だ。夜、明かりが灯ってロマンチックな雰囲気の「シネマ通り」を歩いてみた(大きい写真は「シネマ通り」の夜の風景。下の小さい写真は、俳優や監督の手形を見物する観光客＝左＝と、昼間のシネマ通りの風景)。のオブジェもある。トリックアート･ゾーンも人気だ。地面を突き破って地中から現れるスーパーマンや、ツタにぶらさがって滝を越えるターザンなどが、リアルに描かれている。観光客はトリックアートの登場人物になりきってポーズを決め、写真撮影を楽しんでいた。行き方：都市鉄道2号線冬柏駅1番出口から海の方向へ徒歩約10分