2015年3月定例会資料

ロスジェネ世代の里親確保のために
~育児・介護休業法対象者に里親子等を追加~
文責:埼玉県新座市在住里親
野口 晴隆・純子
平成27年3月
育児・介護休業法が改正されると・・・
現
行
制
度
里親子追加!
「育児休業を取得する者」→
実親・養親
里親等(※)
「養育のための子」
実子・養子
里子等(※)
→
(※)里親等・里子等・・・里親子および特別養子縁組監護期間中の親子
里親の育児休業取得が可能に!
里親となるために会社を辞めずに済む!
里親候補者の増加に繋がらないか?
今なぜ里親子等への育児休業適用が必要か?
里親子の関係構築時間確保
将来に対する不安に対処
➢受託直後一定期間子ども密着
して過ごすことは信頼関係築
くうえで大事!
➢里子に多い「ためし行動」対
応
➢いわゆる「就職氷河期」世代
は非正規社員が多い。
➢老後に対する不安(世帯収入、
年金の減少など)
夫婦共働き前提のライフプラ
ン家庭も里親可能に!
里親のキャリアを失なうことなく里子養育に専念できる環境
整備が必須
里親子等への育児休業法適用により課題解決
法改正詳細案
素
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☞
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案
基本的には、現行の「育児・介護休業法」の対象者に里親子等
を追加することを主旨とする。
対象年齢および育休期間は
①就学前の子ども・・・養育開始から1年間
②就学後の子ども・・・養育開始から6ヶ月間間
養子縁組、里子受託前の引き取り準備期間を出産と同等とみな
す。具体的には、里親の場合については、里子との交流期間を、
特別養子縁組の場合については、監護期間を実子の産前産後と
みなし、その期間を産前・産後の休業と同様の休業とする。
「看護休暇」,「勤務時間の短縮等の措置」,「時間外労働の制
限」,「深夜業の制限」についても適用。
法改正実施のために
要望書提出
意見具申
全国里親会
議員連盟
関係省庁への働
きかけ
法案作成等
厚生労働省
運営推進
関係者の連携により法改正を是非とも実現へ!!