西之表市 汚泥再生処理センター「西京苑」運転管理業務 技術評価基準 平成 27 年7月 西之表市 - 目 次 - 1.審査の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 1)審査方法 2)審査の流れ 2.資格審査・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 3.技術提案書の確認・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 1)確認の方法 2)確認する内容 4.定量化審査・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 1)基本方針 2)審査の方法 3)審査項目及び配点 4)技術提案書の審査 1.審査の概要 西之表市汚泥再生処理センター「西京苑」運転管理業務(以下「運転管理業務」 という。)は、受託者が、施設の運転管理に関する専門的な技術やノウハウを保有 していることが前提となる業務であることから、その受注者決定に係る契約方式 は、企業の組織力や技術力、技術提案事項を総合的に評価するプロポーザル随意 契約方式(プロポーザル方式)を採用している。 そこで、本業務に係る募集要項、関係書類に基づき、応募者に対し西之表市汚 泥再生処理センター「西京苑」運転管理業務技術評価基準(以下「技術評価基準」 という。)を示すものである。 1)審査方法 次の方法により技術提案書の審査を行い、優秀提案者を選定する。 (1)資格審査 西之表市(以下「市」という。)は、参加表明書及び参加資格確認申請書に より、応募者が備えるべき参加資格要件(以下「参加資格要件」という。)の 審査を行う。 (2)技術提案書類の確認 市は、提出期限までに技術提案書類が提出され、その書類が募集要項に沿 って提出されていることを確認する。その結果、提出期限までに必要な書類 が提出されない場合は、失格とする。 (3)定量化審査 西之表市汚泥再生処理センター施設整備業者選定委員会(以下「委員会」 という。)は、次の方法により技術提案内容の定量化審査を行い、優秀提案を 選定する。なお、技術提案事項は、市が運転管理業務の全般に求める技術水 準に関する提案事項(以下「一般要求事項」という。)と、その中から市が設 定した特定のテーマに対し応募者の専門性や独自性に関する提案事項(以下 「特定要求事項」という。)に分けるものとする。 ①一般要求事項に関する提案内容の定量化 一般要求事項に関する提案内容(運転管理業務計画書)の定量化につい ては、技術評価基準に示す得点化の基準に基づき、西之表市汚泥再生処理 センター「西京苑」運転管理業務要求水準書(以下「要求水準書」という。) - 1 - との整合性や、提案書類間の齟齬・矛盾を評価し、得点化を行う。 ②特定要求事項に関する提案内容の定量化 特定要求事項に関する提案内容の定量化については、技術評価基準に示 す得点化の基準に基づき、審査項目ごとにその優劣を評価し、得点化を行 う。 ③総合点数の算出 本プロポーザル方式においては、一般要求事項と特定要求事項に関する 審査結果を加算する方式を採用し、各得点を合計した総合点数を算出する。 ④優秀提案の選定 総合点数の最も高い提案を、優秀提案として選定する。 (4)契約者の決定 市は、委員会での優秀提案選定結果を踏まえ、契約者を決定する。 - 2 - 2)審査の流れ 募集要項、技術評価基準の公告 参加資格確認申請書類の受理 資格審査 参加資格審査 参加資格を満たしていない場合 失格 要求水準書の提示 技術提案書の確認 技術提案書の受理 書類に重大な不備、不足がある場合 定 特定要求事項に関する 提案内容の審査 失格 一般要求事項(運転管理業務計 画書)に関する提案内容の審査 量 化 重大な不整合がある場合 審 査 改善指示及び改善提案 内容の確認 優秀技術提案者の選定 契約者の決定 - 3 - 失格 2.資格審査 参加表明書及び参加資格確認申請書の記述内容、添付資料などにより、応募 者が参加資格要件を満たしているかどうかを審査する。 この結果、参加資格要件を満たさない場合は、失格とする。 3.技術提案書の確認 1)確認の方法 技術提案書の記述内容、添付資料が、募集要項で要求している事項を満たし ているかどうかを確認する。 この結果、書類に重大な不備、不足がある場合は、失格とする。 2)確認する内容 (1)提出された書類が募集要項の要求事項を満たしている。 (2)技術提案書の構成、項目が、募集要項に示された定量化審査の審査項目を 満たしている。 4.定量化審査 1)基本方針 本運転管理業務の目的を達成する上で必要となる事項を審査項目とし、提案 内容の定量化を図ることにより、客観的な視点から最も優秀な提案を選定する。 2)審査の方法 応募者から提出された技術提案書について、審査項目ごとに得点化を行い、 それらを加算する方式とする。 - 4 - 3)審査項目及び配点 審査項目及び配点については、次のとおりとする。 審査項目 一般要求事項 配点 技術提案事項と要求水準書の整合性に関する事項 20 小計 20 人員配置、業務体制に関する事項 20 運転管理技術に関する事項 20 維持管理技術に関する事項 20 その他管理体制に関する事項 20 小計 80 (運転管理業務計 画書) 技術提案書 特定要求事項 合 計 100 - 5 - 4)技術提案書の審査 (1)点数化方法 技術提案書の内容について審査項目ごとに5段階で評価し、その評価結果と 審査項目ごとの配点を基に点数化する。 (2)一般要求事項の審査 ① 評価段階と評価内容 一般要求事項の評価段階、評価内容及び点数化方法については、次のとお りである。 評価段階 A B C D E 一般要求事項の評価内容 当該評価項目において、要求水準書を全て満足しており、提案書類間に齟 齬がない。 当該評価項目において、要求水準書との不整合及び提案書類間に齟齬がわ ずかに(全体の 10%未満)認められるが、改善が確認できる。 当該評価項目において、要求水準書との不整合及び提案書類間に齟齬が認 められる(全体の 10%以上~20%未満)が、改善が確認できる。 当該評価項目において、要求水準書との不整合及び提案書類間に齟齬が多 く(全体の 20%以上)認められるが、改善が確認できる。 当該評価項目において、要求水準書との不整合及び提案書類間に齟齬が認 められ、その改善が確認できない。 点数化方法 配点×1.00 配点×0.75 配点×0.50 配点×0.25 配点×0 ② 評価の視点 一般要求事項に関する技術提案内容を評価する際には、要求水準書と不整 合がないこと、及び提案書類間の齟齬がないことを評価の基本とし、次の視 点に基づき行う。 ア.要求水準書との不整合及び提案書類間の齟齬がない場合に配点の 100% を付与する。 イ.要求水準書との不整合及び提案書類間の齟齬が一部に認められる場合に は、その度合いに応じて減点する。 (3)特定要求事項の審査 ① 評価段階、評価内容 特定要求事項の審査項目に対する評価段階、評価内容及び点数化方法につ いては、次のとおりとする。 - 6 - 特定要求事項の評価内容 評価段階 特定要求事項の評価内容 点数化方法 A 当該評価項目において、大変優れている。 配点×1.00 B 当該評価項目において、やや優れている。 配点×0.75 C 当該評価項目において、一定の評価ができる。(標準) 配点×0.50 D 当該評価項目において、やや劣っている。 配点×0.25 E 当該評価項目において、大変劣っている。 配点×0 ② 評価の視点 特定要求事項に関する技術提案内容を評価する際には、評価項目ごとに次 の視点に基づき行う。 評価項目 評価の視点 配置予定技術者の取得資格、実績 人員配置計画、勤務体制 人員配置、業務体制に関する事項 内容が、具体的に示され、妥 当性を有し、かつ実現可能な 緊急連絡体制 ものであるかどうかを評価 地域貢献 の基本とする。 主処理設備の運転操作 資源化設備の運転操作 運転管理技術に関する事項 受入業務・搬入管理 分析・測定等 各種設備の保守・点検 ①一定の評価ができる場合、 配点の 50%を付与する。 ②より優れた提案と認める場 合に、配点の残りの 50%を 優秀の度合いに応じて加点 する。 ③一定の評価ができない場合 には、その度合いに応じて減 水槽等清掃 点する。 維持管理技術に関する事項 建物及び構内の保全管理 用役及び物品類の保管・在庫管理 労働安全衛生管理・作業環境管理 その他管理体制に関する事項 評価項目に対応する技術提案 緊急時対応及び防災管理 見学者等対応支援、住民対応への 協力 - 7 -
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