第4回定例会(1.52MBytes)

平 成 26 年 12 月
9 日開会
第 4 回定例会会議録
美波町議会
見
出
12 月
表
頁
9 日(火)
■議長開会の挨拶
5
■町長提案理由の説明
7
■議案審議
25
12 月 10 日 ( 水 )・ 12 月 11 日 ( 木 )・ 12 月 12 日 ( 金 )
12 月 13 日 ( 土 )・ 12 月 14 日 ( 日 )・ 12 月 15 日 ( 月 )
休
会
12 月 16 日 ( 火 )
■一般質問
・6 番議員
30
河川の堆積土砂について
・1 番議員
32
日和佐小野線、恵比須浜字田井バイパス道路の早期実現を
・7 番議員
33
医療保健センターの地震津波対応
・8 番議員
38
人材育成について
木岐小学校の今後の方向性について
1
見
出
表
・ 12 番 議 員
頁
50
町臨時職員の勤務条件の改善
・4 番議員
54
「人材育成基本方針」改定について
地方公務員法等の一部を改正する法律(平成 26 年法律第 34 号)について
・9 番議員
65
一部地域の町名・字名の取り扱い変更について
防災と都市計画町づくりについて
12 月 17 日 ( 水 )
■議案審議
78
■意見書
90
■請願書
98
■閉会中の継続調査申出書について
102
■閉会
103
2
平 成 26 年 12 月
9 日開会
平 成 26 年 12 月
9 日美波町議会第 4 回定例会を美波町役場議場に招集された。
1番
舛田
4番
北山
7番
10 番
美波町議会第 4 回定例会会議録
2番
岩瀬
公
3番
江本
昇
朝彦
5番
川尻
竹藏
6番
松本
晋児
永本善次郎
8番
寺下
博子
9番
向山
篤宏
11 番
丸龍
孝敏
12 番
中川
尚毅
戎野
博
1、不応召議員は次のとおりである。
な
し
1、出席議員は次のとおりである。
1番
舛田
4番
北山
7番
10 番
2番
岩瀬
公
3番
江本
昇
朝彦
5番
川尻
竹藏
6番
松本
晋児
永本善次郎
8番
寺下
博子
9番
向山
篤宏
11 番
丸龍
孝敏
12 番
中川
尚毅
戎野
博
1、本会の書記は次のとおりである。
議会事務局長
木里
茂樹
1 、 地 方 自 治 法 第 121 条 の 規 定 に よ り 説 明 の た め に 会 議 に 出 席 し た も の は 次 の と
おりである。
町
長
影治
信良
副
町
長
山路
和秀
長
寺内
康博
支
所
長
今津
秀貴
支 所 次 長
海司
広幸
会計管理者兼会計課長
丸岡
武
総務企画課長
礒野
晴幸
住民生活課長
岩瀬
和夫
保健福祉課長
花木美名子
高齢者福祉監
島田
修
税 務 課 長
豊崎
浩司
建 設 課 長
鶴木
敏夫
産業振興課長
小坂
進
消防防災係長
橋本
一晴
水 道 課 長
中林
伸次
日和佐病院事務長
岡本
照彦
由岐病院事務長
木本
節
学校教育課長
武田
和幸
社会教育課長
藤井
隆司
教 育 委 員 長
原田
村美
監 査 委 員
青木
昭夫
教
育
3
1.会 議 事 件 は 次 の と お り で あ る 。
【専決議案】
1件
議 案 第 62 号
専決処分報告について
専 決 第 10 号
平 成 26 年 度
【指定管理者の指定議案】
美波町一般会計補正予算(第 3 号)
2件
議 案 第 63 号
木岐聖ヶ丘農林漁業体験施設の指定管理者の指定について
議 案 第 64 号
美波町体験活動施設の指定管理者の指定について
【条例議案】
議 案 第 65 号
2件
美波町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につ
い て ( 条 例 第 21 号 )
議 案 第 66 号
美波町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
( 条 例 第 22 号 )
【補正予算議案】
3件
※人件費関係
議 案 第 67 号
平 成 26 年 度
美波町一般会計補正予算(第 4 号)
議 案 第 68 号
平 成 26 年 度
美 波 町 国 民 健 康 保 険 事 業 特 別 会 計 補 正 予 算( 第 3 号 )
議 案 第 69 号
平 成 26 年 度
美波町国民健康保険阿部診療所特別会計補正予算
(第 2 号)
【補正予算議案】
4件
※その他
議 案 第 70 号
平 成 26 年 度
美波町一般会計補正予算(第 5 号)
議 案 第 71 号
平 成 26 年 度
美 波 町 国 民 健 康 保 険 事 業 特 別 会 計 補 正 予 算( 第 4 号 )
議 案 第 72 号
平 成 26 年 度
美波町国民健康保険阿部診療所特別会計補正予算
(第 3 号)
議 案 第 73 号
平 成 26 年 度
美波町病院事業会計補正予算(第 3 号)
4
12 月
(時に
議
長
9 日(火)
9 時 00 分 )
おはようございます。
本 日 、 平 成 26 年 第 4 回 美 波 町 議 会 定 例 会 が 招 集 さ れ ま し た
と こ ろ 、議 員 各 位 に は 何 か と ご 多 忙 の 折 ご 出 席 下 さ い ま し て あ
りがとうございます。
只 今 の 出 席 議 員 は 12 名 で す 。定 足 数 に 達 し て お り ま す の で 、
こ れ よ り 平 成 26 年 第 4 回 美 波 町 議 会 定 例 会 を 開 会 致 し ま す 。
(時に
議
長
9 時 00 分 )
会 議 に 先 立 ち ま し て 諸 般 の 報 告 を 行 い ま す 。10 月 8 日 四 国 四
県町村長・議長大会が徳島市で開催され議長が出席しました。
10 月 9 日 ケ ア ン ズ 市 と 姉 妹 都 市 を 結 ん で お り ま す 栃 木 県 小 山 市
議会の大山議長が来町し議長・副議長が応対しました。
10 月 21 日 ・22 日
東京都で開催された議会広報研修会に議会
広 報 特 別 委 員 会 の 委 員 3 名 が 参 加 し ま し た 。 10 月 27 日 四 国 8
の字ネットワーク整備促進四国東南部連盟総会が高知県安芸
市 で 開 催 さ れ 議 長 が 出 席 し ま し た 。 10 月 28 日 徳 島 県 町 村 議 会
女性議員連盟の研修事業として兵庫県播磨町議会議員との意
見 交 換 会 に 寺 下 議 員 が 出 席 し ま し た 。 10 月 30 日 兵 庫 県 多 可 町
議 会 が 行 政 視 察 に 来 町 し ま し た 。 10 月 6 日 ・ 14 日 ・ 20 日 ・ 24
日 ・ 28 日 ・ 29 日 ・ 31 日 議 会 広 報 特 別 委 員 会 を 開 催 し ま し た 。
11 月 7 日 四 国 地 区 町 村 議 会 研 修 会 が 高 知 市 に お い て 開 催 さ れ 議
員 8 名 が 参 加 し ま し た 。 11 月 11 日 テ レ ビ 中 継 特 別 委 員 会 が 那
賀 町 で 視 察 研 修 を 行 い ま し た 。11 月 12 日 か ら 14 日 東 京 都 で 第
58 回 議 長 大 会 及 び 徳 島 県 町 村 議 会 議 長 会 の 視 察 研 修 に 議 長 が
参 加 し ま し た 。 11 月 17 日 由 岐 中 学 生 に よ る 中 学 生 議 会 が 行 わ
れ ま し た 。 11 月 18 日 阿 南 ・ 那 賀 ・ 美 波 定 住 自 立 圏 懇 談 会 が 阿
南 市 で 開 催 さ れ 議 長 ・ 副 議 長 が 出 席 し ま し た 。 11 月 20 日 海 部
郡・高知県安芸郡議長連合会が、高知県知事及び高知県議会議
長に阿南安芸自動車道・高知東部自動車道・四国横断自動車道
の 早 期 完 成 、 一 般 国 道 55 号 整 備 促 進 を 国 へ 強 く 要 望 ・ 陳 情 す
る よ う 要 望 活 動 及 び 要 望 書 を 提 出 し て き ま し た 。 11 月 25 日 文
教 厚 生 委 員 会 が 学 校 訪 問 を 行 い ま し た 。12 月 3 日 第 4 回 定 例 会
の 日 程 等 に つ い て 議 会 運 営 委 員 会 を 開 催 し ま し た 。12 月 3 日 全
員協議会、文教厚生委員会を開催しました。以上で、諸般の報
告を終わります。
本日の会議を開きます。
5
日程第 1
会議録署名議員の指名を議題と致します。
会 議 録 署 名 議 員 の 指 名 を 行 い ま す 。本 定 例 会 の 会 議 録 署 名 議
員 は 、 会 議 規 則 第 115 条 の 規 定 に よ り 、 議 長 に お い て 指 名 致 し
ます。
8 番寺下議員、9 番戎野議員
日程第 2
両名を指名致します。
会期決定の件を議題と致します。
会 期 に つ き ま し て は 、去 る 12 月 3 日 に 議 会 運 営 委 員 会 を 開 催
し て お り ま す の で 議 会 運 営 委 員 長 よ り 、ご 報 告 お 願 い 致 し ま
す。
丸龍議員
1 1
番 議 員
議 会 運 営 委 員 長 報 告 を 行 い ま す 。 去 る 、 12 月 3 日 議 会 運 営
委員会を開催致しました。委員 6 名の出席のもと、理事者側か
らは影治町長・山路副町長・磯野総務企画課長の出席を求め、
平 成 26 年 美 波 町 議 会 第 4 回 定 例 会 に 上 程 予 定 の 議 案 、 会 期 日
程 等 に つ き ま し て 慎 重 に 審 議 い た し ま し た 。な お 上 程 予 定 の 議
案 の 内 、 議 案 第 62 号 専 決 第 10 号 ・ 条 例 議 案 議 案 第 65 号 、 補
正 予 算 議 案 第 67 号 ・ 68 号 ・ 69 号 の 計 5 件 に つ き ま し て は 、 町
長から早期の議決をお願いしたいとの要望があります。結果、
会 期 は 本 日 12 月 9 日 よ り 12 月 17 日 ま で の 9 日 間 に 開 催 す る
ことに決定いたしました。
なお一般質問の通告は本日の正午までと致しておりますの
で、よろしくお願い致します。以上議会運営委員長報告を終わ
ります。
議
長
お諮り致します。
本定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、本日か
ら 12 月 17 日 ま で の 9 日 間 と す る こ と に
ご異議ございません
か。
(異議なし)
「異議なし」と認めます。
よ っ て 会 期 は 本 日 か ら 12 月 17 日 ま で の 9 日 間 と 決 定 い た し
ま し た 。な お 、会 議 予 定 に つ き ま し て は 、お 手 元 に ご 配 布 の 日
程表により進めたいと思いますのでご了承願います。
日程第 3
町長提案理由説明を議題と致します。
本 定 例 会 に 提 出 さ れ て お り ま す 議 案 は 、議 案 一 覧 表 に あ り ま
すとおり専決議案 1 件、指定管理者の指定議案 2 件、条例議案
2 件 、補 正 予 算 議 案 7 件
6
計 12 件 で あ り ま す 。こ れ を 一 括 し て
議題と致します。
影治町長に提案理由の説明を求めます。
町長
町
長
おはようございます。
本日、美波町議会第 4 回定例会を招集いたしましたところ、
議 員 各 位 に は 公 私 何 か と ご 多 用 の 中 、全 員 の ご 出 席 を 賜 り ま し
て 、ご 審 議 を 頂 け ま す こ と 大 変 有 り 難 く 存 じ て い る と こ ろ で ご
ざいます。
さ て 、本 定 例 会 に お き ま し て ご 審 議 を お 願 い す る 議 案 に つ き
ま し て は 、専 決 処 分 報 告 議 案 1 件 、指 定 管 理 者 の 指 定 議 案 2 件 、
条 例 改 正 議 案 2 件 、 平 成 26 年 度 の 一 般 ・ 特 別 ・ 企 業 会 計 の 補
正 予 算 に 関 す る 議 案 7 件 の 計 12 議 案 を 提 出 し て い る と こ ろ で
ございます。
議案説明に先立ちまして、第 3 回定例会以降の町政の動き、
また、各課における事務事業の進捗状況について、それぞれご
報告を申し上げ、議員各位のご理解を賜りたいと存じます。
はじめに、総務企画課関係でございますが、地域おこし協力
隊 員 に つ い て は 、新 た に 9 月 か ら 1 名 の 方 に 着 任 し て 頂 い て お
り ま す 。 お 名 前 は 本 郷 比 朗 竜 さ ん で 、「 伊 座 利 の 未 来 を 考 え る
推進協議会」が受入団 体となり、共に漁業を中心とした活動に
取り組んで頂いております。この事業は、過疎・高齢化が進む
中 、新 た な 地 域 の 再 生 と 活 性 化 を 図 る こ と を 目 的 と い た し て お
り 、本 郷 さ ん を 含 め 現 在 3 名 の 方 々 に 活 動 し て 頂 い て お り ま す 。
来年 1 月には、東京ビッグサイトで開催されます「JOIN移
住・交流&地域おこしフェア」にも参加し、地域おこし協力隊
員の募集活動も行うことといたしております。
新 病 院 建 設 事 業 に つ い て は 、 杭 工 事 が 11 月 に 完 了 し 、 現 在
免震躯体工事に取り掛かっております。免震躯体工事には約 2
ヶ 月 程 度 か か り 、そ の 後 免 震 工 事 を 行 い 、 来 年 4 月 頃 か ら 本 体
1 階部分の躯体工事に取り掛かる予定といたしております。
また、医療保健センター建設事業については、現在実施設計
に入り、各部門別のヒアリングを重ねており、完成については
来 年 の 5 月 頃 を 予 定 い た し て お り ま す 。 そ の 後 、工 事 に 取 り 掛
かる予定といたしております。
地 域 が キ ャ ン パ ス 推 進 事 業 に つ い て は 、10 月 11 日( 土 )・12
日(日)の両日、徳島大学及び阿南高等専門学校に留学してい
る 11 ヶ 国 24 名 の 留 学 生 と 徳 島 大 学 、徳 島 市 立 高 等 学 校 の 学 生
15 名 が 、異 文 化 交 流 キ ャ ラ バ ン と し て 、日 和 佐 八 幡 神 社 秋 祭 り
7
に 参 加 し 、ち ょ う さ の 協 力 や 地 元 中 学 生 と の 協 働 に よ る 日 和 佐
地区の魅力の探索などを行っております。
ま た 、 11 月 15 日 ( 土 ) に は 「 全 国 丼 サ ミ ッ ト 」 に 四 国 大 学
の 学 生 10 名 が 観 光 イ ベ ン ト へ の 共 同 参 画 と し て 、 参 加 協 力 を
頂きました。
11 月 12 日 ( 水 ) に 四 国 大 学 及 び 四 国 大 学 短 期 大 学 部 と 包 括
的連携に関する協定の締結を行いました。これは、相互の知
的 ・ 人 的 資 源 の 相 互 連 携 な ど に よ り 、地 域 の 活 性 化 や 教 育 研 究
活 動 の 充 実 を 図 る こ と を 目 的 と し て お り ま す 。昨 年 の 7 月 に は
徳 島 大 学 と も 連 携 協 定 を 結 ん で お り ま す の で 、美 波 町 で は 四 国
大学が 2 校目の連携大学となります。なお、同日、四国大学南
部地区スーパーサテライトオフィスの開所式が南部総合県民
局美波庁舎で行われました。これは、四国大学が今年度文部科
学省の「地(知)の拠点整備事業」の採択を受け、地域活性化
などの社会貢献を自治体と連携して行うため設置されたもの
で、常駐の職員 1 名を置き、事業期間は 5 年間となっておりま
す。県西部では美馬市に設置されており、今後、地域との連携
拠点として活用されることとなっております。
サ テ ラ イ ト オ フ ィ ス 誘 致 事 業 に つ い て は 、こ の 度 県 内 で は 初
と な る 建 築 関 係 の オ フ ィ ス に 進 出 し て 頂 い て お り ま す 。こ の 事
業 所 は 横 浜 市 港 北 区 の 建 築 事 務 所 で あ る 「 マ チ デ ザ イ ン 」、 神
奈 川 県 愛 川 町 の 「 長 谷 川 明 建 築 設 計 事 務 所 」、 美 波 町 医 療 保 健
セ ン タ ー の 設 計 を 行 っ て 頂 い て い る「 株 式 会 社 カ ワ グ チ テ イ 建
築計画」の 3 社となっております。3 社共に、現在美波町で取
り 組 ん で い る「 ま ち 中 再 生 事 業 」に ご 協 力 を 頂 い て い る 方 々 で 、
今後も引き続きご協力頂くこととなっております。
地 方 創 生 関 係 で は 、 ま ち ・ ひ と ・ し ご と 創 生 法 が 去 る 11 月
26 日 に 成 立 い た し ま し た 。こ の 法 案 の 概 要 に つ い て は 、少 子 高
齢 化 の 進 展 に 的 確 に 対 応 し 、人 口 減 少 に 歯 止 め を か け る と と も
に、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で
住 み よ い 環 境 を 確 保 し て 、将 来 に わ た っ て 活 力 あ る 日 本 社 会 を
維持していくための施策を総合的かつ計画的に実施すること
を目的といたしております。
今 後 は 、国 か ら 示 さ れ ま す 総 合 戦 略 に 基 づ き 徳 島 県 及 び 美 波
町においても地方創生に係る目標や施策に関する総合戦略を
策定する予定となっております。そのような中、地方創生に積
極 的 に 取 り 組 む 市 町 村 に 対 し て 国 家 公 務 員 や 大 学 研 究 者 、民 間
人 材 を 地 域 に 最 大 で 2 年 間 派 遣 す る「 日 本 版 シ テ ィ ー マ ネ ー ジ
8
ャー派遣制度」が創設されております。
美 波 町 に お い て も 、こ の 地 方 創 生 を 積 極 的 に 推 し 進 め よ う と
考 え て お り 、こ の シ テ ィ ー マ ネ ー ジ ャ ー 派 遣 制 度 に 応 募 い た し
ております。美波町のみならず、海部郡 3 町の共通課題である
1 次産業の衰退や若年層の人口流出、過疎高齢化などに対して
地 域 が 持 続 で き る よ う な 施 策 を 美 波 町 、 牟 岐 町 、海 陽 町 の 3 町
が 連 携 共 同 し て 取 り 組 む こ と と い た し て お り 、代 表 と し て 美 波
町が受入団体となっております。
今 後 、首 長 ヒ ア リ ン グ を 経 て 来 年 の 2 月 頃 に 内 定 団 体 が 選 定
さ れ る こ と と な っ て お り ま す が 、 全 国 で 100 人 の 枠 で 、美 波 町
が 申 し 込 ん で お り ま す 国 家 公 務 員 の 枠 に つ い て は 全 国 で 25 人
の枠となっていることから、非常に狭き門となっております。
次回定例会に、良いご報告が出来ればと思っております。
姉 妹 都 市 交 流 関 係 で は 、 オ ー ス ト ラ リ ア ケ ア ン ズ 市 か ら 、 12
月 8 日 か ら 来 年 1 月 13 日 の 間 、 奨 学 生 と し て 1 名 の 女 生 徒 を
受 け 入 れ る こ と と な っ て お り ま す 。名 前 は イ モ ジ ェ ン ・ コ ォ ー
カ ー さ ん 16 才 で 、 町 内 で ホ ー ム ス テ イ し 、 由 岐 ・ 日 和 佐 両 中
学校で学校生活を体験することとなっています。
地 方 公 務 員 法 の 改 正 に 伴 い 、 平 成 28 年 4 月 か ら 人 事 評 価 制
度 が 導 入 さ れ る こ と に 伴 い 、人 事 評 価 制 度 の 目 的 の 一 つ で あ る
人 材 育 成 に つ い て 、現 在 の 美 波 町 人 材 育 成 基 本 方 針 の 見 直 し を
行い、適正な人事評価制度に繋げることといたしております。
見直しに当たっては、住民の意見も取り入れるため、町関係の
各種委員の方々にアンケートを行うことといたしております。
議 員 各 位 に も 案 内 さ せ て 頂 い て お り ま す の で 、ご 協 力 の 程 よ ろ
しくお願いを致します。
過疎、少子高齢化が進み空き家・空き店舗が増える中、まち
な か の 活 性 化 を 目 的 と し た 組 織 づ く り な ど を 目 的 に 、神 奈 川 大
学と連携して行っておりますまち中再生支援事業についてで
あ り ま す が 、 12 月 5 日 に 美 波 町 コ ミ ュ ニ テ ィ ホ ー ル に お い て 、
「 こ の ま ち で や っ て み た い こ と 」と 題 し て 町 内 の 各 種 団 体 な ど
で 地 域 活 性 化 に 取 り 組 ん で い る 方 々 16 名 に よ る プ レ ゼ ン 大 会
を実施いたしております。ゲストには高松・仏生山を拠点に地
域 づ く り を 実 践 さ れ て い る 建 築 家 の 岡 昇 平 氏 を お 招 き し 、各 取
り 組 み に 対 す る ア ド バ イ ス 等 を 頂 き 、今 後 の 取 り 組 み の ヒ ン ト
や地域の将来を考える機会にもなったかと思っております。
平 成 28 年 1 月 か ら ス タ ー ト す る マ イ ナ ン バ ー 制 度 に 対 応 す
る た め 、徳 島 県 の 主 導 に よ る 市 町 村 シ ス テ ム ク ラ ウ ド 化 を 進 め
9
て参りましたが、この度「美波町・海陽町・板野町」が徳島県
内では初となる基幹系システムを共同利用する自治体クラウ
ド を 導 入 す る こ と と な り 、 11 月 12 日 に 徳 島 県 庁 に お き ま し て
「 基 幹 系 シ ス テ ム の 共 同 利 用 に 関 す る 協 定 書 」の 締 結 式 を 行 い
ました。このクラウド化に伴い、維持管理費の削減や負担の軽
減、セキュリティレベルが高くなると共に「南海トラフの巨大
地 震 」や 津 波 な ど の 災 害 に も 強 い 行 政 基 盤 を 構 築 す る こ と が で
きることとなります。また、同時期に「阿波市・佐那河内村」
も、共同利用協定を締結いたしております。
由岐地区において 8 月から実施いたしておりますデマンド型
乗 合 タ ク シ ー の 実 証 運 行 に つ い て は 、 10 月 末 時 点 で 77 名 の 方
が 登 録 さ れ 、 現 在 ま で に 延 べ 34 回 、実 人 数 で は 14 名 の 方 々 に
ご 利 用 頂 い て お り ま す 。運 行 の 要 望 が あ り ま す 志 和 岐 地 区 に つ
き ま し て は 、来 年 1 月 頃 か ら 実 施 さ せ て 頂 く 予 定 と い た し て お
り ま す 。地 域 公 共 交 通 は 新 し く 出 来 ま す 新 病 院 並 び に 医 療 保 健
センターへの交通手段も含めた町の公共交通体制の構築を目
指し、今後も取り組んで参ります。
赤 松 小 学 校 跡 地 利 用 に つ い て は 、解 体 工 事 は 10 月 30 日 に 完
了 し 、 進 入 路 及 び 解 体 跡 地 の 舗 装 と 消 火 栓 工 事 に つ い て は 12
月 12 日 に 入 札 予 定 で 、工 期 は 来 年 3 月 13 日 と い た し て お り ま
す。なお、防災機能を有した複合施設については、今年度中に
設計を発注する予定といたしております
次に、住民生活課関係では、臨時福祉給付金について、8 月
25 日( 月 )か ら 申 請 を 受 付 て お り ま す が 、申 請 受 付 締 め 切 り 日
の 11 月 28 日( 金 )現 在 の 申 請 者 数 が 2,046 人 で 、対 象 者 数 2,397
人 の 85.4% で あ り ま し た 。こ の こ と か ら 、更 に 多 く の 対 象 者 に
申 請 を し て い た だ く た め に 、当 初 予 定 の 申 請 受 付 期 間 の 締 め 切
り 日 を 平 成 27 年 1 月 30 日 ( 金 )ま で 延 長 す る こ と と い た し て
おります。
8 月 の 台 風 12 号 被 害 に 係 る 生 活 再 建 支 援 に つ い て は 、床 上 浸
水被害に遭われた 6 世帯に案内をしておりましたが、その内 3
世 帯 か ら 申 請 が あ り ま し た の で 、事 務 を 進 め て い く こ と と い た
し て お り ま す 。 ま た 、 台 風 11 号 ・ 12 号 で 被 災 さ れ た 方 々 を 支
援するため、徳島県をはじめ関係機関が連携し、義援金の募集
を行い、県内外の多くの方々から義援金が寄せられたことか
ら 、平 成 26 年 徳 島 県 台 風 11 号・12 号 災 害 義 援 金 配 分 委 員 会 に
よ り 、美 波 町 の 6 世 帯 に 対 し て も 義 援 金 が 配 分 さ れ る こ と と な
り、送金があり次第贈呈することといたしております。
10
次に、保健福祉課関係では、子育て世帯臨時特例給付金の申
請 状 況 は 締 め 切 り 日 の 11 月 末 現 在 で 申 請 者 数 が 285 人 で 、 対
象 者 290 人 の 98.3% と な っ て お り ま す が 、臨 時 福 祉 給 付 金 の 申
請 受 付 期 間 の 延 長 に 合 わ せ て 、 平 成 27 年 1 月 30 日 ( 金 ) ま で
延長することといたしております。
平 成 27 年 度 施 行 の 子 ど も 子 育 て 支 援 新 制 度 実 施 に 向 け て 、
子 ど も 子 育 て 支 援 計 画 を 策 定 中 で あ り ま す 。本 年 度 第 3 回 目 の
子 ど も 子 育 て 会 議 を 12 月 3 日 に 開 催 し 、 子 ど も ・ 子 育 て 支 援
法 第 61 条 に 基 づ く 市 町 村 子 ど も・ 子 育 て 支 援 事 業 計 画 と し て 、
「 幼 児 期 の 学 校 教 育 ・ 保 育 の 総 合 的 な 提 供 」、「 保 育 の 量 的 拡
大 ・ 確 保 」、「 地 域 の 子 ど も ・ 子 育 て 支 援 の 充 実 」 に 取 組 み 、 美
波 町 の 子 ど も ・ 子 育 て 支 援 を 推 進 す る た め 、「 美 波 町 子 ど も ・
子 育 て 支 援 事 業 計 画 」素 案 に つ い て 協 議 を 行 っ た と こ ろ で あ り
ま す 。 ま た 、来 年 度 か ら 町 内 各 保 育 園 及 び 幼 稚 園 を 認 定 こ ど も
園 に 移 行 す る 予 定 で あ り ま し て 、こ の 会 議 開 催 の 前 に 開 催 し た
全 員 協 議 会 で 今 後 の ス ケ ジ ュ ー ル や 新 制 度 で の 利 用 料( 案 ) 等
について、説明をさせて頂いた内容について、子育て会議の委
員 の 皆 様 に も 説 明 を さ せ て 頂 き 、ご 理 解 を 得 た と こ ろ で ご ざ い
ます。
次に、産業振興課関係では、8 月の台風被害に対する復旧支
援 に つ い て で あ り ま す が 、 台 風 11 号 に よ り 被 害 を 受 け て い た
赤 松 地 区 の 農 業 用 ハ ウ ス に つ い て 、国 の 経 営 体 育 成 支 援 事 業 補
助 金 が 、 台 風 12 号 で 被 害 の あ っ た 木 岐 地 区 の 菊 栽 培 農 家 2 軒
に つ い て は 県 の 産 地 重 要 種 苗 緊 急 導 入 事 業 補 助 金 が 、ま た 、西
の地地区の椎茸栽培農家については県の地域農林水産業再建
特 別 支 援 事 業 補 助 金 を 受 け る こ と が で き る こ と と な り 、今 回 の
補正予算に計上させて頂きました。
商 業 関 係 で 被 害 を 受 け て い ま し た う み が め 荘 に つ い て は 、徳
島県中小企業向け融資制度の中に新設した「緊急災害対策資
金」利子補給事業に美波町が参加することにより、事業者が金
融 機 関 か ら 借 り 入 れ る に 伴 っ て 発 生 す る 利 息 に つ い て 、県 と 町
がその半額をそれぞれ負担することによって金利ゼロで融資
を 受 け る こ と が で き る こ と と な っ て お り 、こ の 予 算 に つ い て も
同 様 に 計 上 さ せ て 頂 い て お り ま す の で 、よ ろ し く お 願 い 致 し ま
す。
次 に 、 農 業 関 係 で あ り ま す が 、 平 成 24 年 度 補 正 予 算 に よ り
平 成 25 年 度 工 事 と し て 一 部 完 成 し た 木 岐 聖 ヶ 丘 農 林 漁 業 体 験
施設については、7 月から木岐まちづくり協議会により暫定的
11
な 維 持 管 理 を 行 い つ つ 、運 営 体 制 の 確 立 を 模 索 す る 1 泊 2 日 の
体 験 事 業 や 魚 さ ば き 体 験 な ど も 試 み て 頂 い て お り ま す が 、12 月
初 め ま で に 11 回 、延 べ 56 人 に 宿 泊 室 の 利 用 を 体 験 し て 頂 き ま
した。
他 方 、11 月 7 日 に 徳 島 新 聞 で 取 り 上 げ ら れ た よ う に 、平 地 の
乏しい小規模漁村における二次避難所や復旧復興拠点として
の 参 考 事 例 と し て 、 取 材 や 視 察 等 で の 来 訪 が あ り ま す 。 11 月
21 日 に は 、 第 26 回 木 造 住 宅 フ ォ ー ラ ム と い う 全 国 規 模 の 研 究
会 の 現 地 研 修 先 と し て 70 名 余 り が 来 町 さ れ ま し た 。
な お 本 施 設 は 、 平 成 26 年 度 分 の 第 二 宿 泊 棟 新 築 工 事 等 は 早
期 の 完 成 を 目 指 し て 行 っ て お り ま す が 、施 設 が 完 成 し た 際 に は
木 岐 ま ち づ く り 協 議 会 に 指 定 管 理 を 行 い た く 、議 案 を 提 案 さ せ
て頂いておりますので、よろしくお願い致しします。次に、水
産 関 係 に つ い て は 、 平 成 17 年 度 に 水 産 庁 の モ デ ル 事 業 に よ り
更新し、海部上灘漁業振興会が運用しておりました「漁港漁場
高度利用システム」について、サーバーならびにレーダー制御
装 置 の 老 朽 化 に よ り 、少 し 前 か ら 作 動 し な い 状 態 と な っ て お り
ました。メーカーの修理サポート対応期間がすでに過ぎてお
り 、不 具 合 の あ る 機 械 を 全 て 新 規 に 入 れ 替 え る ほ か 復 旧 方 法 は
ないとのことであり、漁業振興会で協議した結果、機器の入れ
替え費用やランニングコスト、システムの利用頻度、その効果
等を総合的に判断した結果、廃止することといたしました。機
器 等 は 設 置 し た ま ま と な っ て お り ま す が 、通 信 回 線 等 を 順 次 解
約 し 、今 年 い っ ぱ い で 通 信 費 用 等 の 支 払 い を 終 え る 予 定 と な っ
ております。
次 に 、昨 年 度 に 引 き 続 き 徳 島 県 の 補 助 を 受 け て 行 う 予 定 と な
っ て お り ま す ク エ 稚 魚 の 放 流 事 業 に つ い て で す が 、例 年 仕 入 れ
ております業者のクエ種苗生産が芳しくなく放流に適さない
こ と が 判 明 し 、四 国 内 を 中 心 に ク エ 種 苗 生 産 業 者 を 探 し ま し た
が、入手が困難で、今 年度のクエ種苗放流は断念せざるを得な
い状況であります。そこで、別の魚種の選定を試みるべく、現
在、各漁協対して、放流したい種苗やその入手方法等の調査を
行 っ て お り ま す 。水 産 課 の 指 導 も 仰 ぎ な が ら 、 漁 業 振 興 会 で 今
年度の放流種苗を決定していきたいと考えております。
続いて、美波町の漁業者らが中心となって、明日の新たな漁
業をめざす「美波の海の恵み研究会」では、今年度の海藻養殖
の 準 備 を 進 め て お り 、今 年 度 は 県 水 産 研 究 課 な ら び に 徳 島 大 学
の ご 協 力 の も と 、ヒ ジ キ に 加 え て 、 ウ ス バ ア オ ノ リ と 高 水 温 で
12
も育つ種別のワカメも養殖試験することとなりました。なお、
ヒ ジ キ 種 苗 の 挟 み 込 み は 、 12 月 6 日 に 実 施 致 し ま し た 。
商工・観光関係では、海部郡 3 町で組織する「南阿波よくば
り 体 験 推 進 協 議 会 」が 行 っ て い る 体 験 型 観 光 や 修 学 旅 行 受 入 に
つ い て は 、本 年 度 5 月 か ら 9 月 ま で の 間 に 、11 校 1,610 人 を 受
け 入 れ て お り ま す 。10 月 以 降 の 修 学 旅 行 の 受 け 入 れ 実 績 と し て
は 、 10 月 16 か ら 17 日 に 福 山 市 立 培 遠 中 学 校 170 名 、 11 月 20
か ら 21 日 福 山 市 立 大 成 館 中 学 校 160 名 を 受 け 入 れ ま し た 。 今
年 度 の 予 約 状 況 は 、 12 月 に 1 校 76 名 が 訪 れ る こ と に な っ て お
り ま す 。 ま た 、 来 年 度 も 仮 予 約 を 含 め て 、 9 校 1,258 名 の 予 約
が 入 っ て お り ま す 。 な お 、 平 成 26 年 10 月 24 日 ( 金 ) か ら 27
日 ( 日 ) に か け て 岩 手 県 で 行 わ れ た 第 12 回 全 国 ほ ん も の 体 験
フ ォ ー ラ ム に 、南 阿 波 よ く ば り 体 験 と し て 美 波 町 の 職 員 2 名 を
含 む 合 計 15 名 が 参 加 致 し ま し た 。 朝 の 連 続 ド ラ マ 「 あ ま ち ゃ
ん 」の 舞 台 地 で あ り 東 日 本 大 震 災 の 被 災 地 で も あ る 久 慈 市 で 開
催された「全体フォーラム」や隣の野田村での分科会に参加致
し ま し た 。 今 年 で 24 回 目 と な る 「 由 岐 伊 勢 エ ビ ま つ り 」 に つ
き ま し て は 、商 工 会 由 岐 支 所 を 事 務 局 と す る 実 行 委 員 会 を 実 施
主 体 に 、 例 年 ど お り 10 月 の 第 4 日 曜 日 で あ る 26 日 に 開 催 し 、
約 2 万 人 の 来 場 者 で 賑 わ い ま し た 。「 四 国 の 右 下 」 右 上 が り 協
議 会 関 係 で は 、 11 月 15 日 (土 )・ 16 日 ( 日 ) の 二 日 間 、「 全 国
丼サミットinみなみ」が「四国の右下」右上がり協議会の第
4 回食博覧会と第 2 回美波町商工祭を同時開催する形で、薬王
寺 第 3 駐 車 場 を 主 会 場 と し て 開 催 さ れ ま し た 。 11 県 29 種 の ご
当地丼が集結し、阿南市、那賀町、海部郡 3 町を中心に、スイ
ー ツ コ ー ナ ー を 含 め て 合 計 100 の 各 種 ブ ー ス は 、二 日 間 と も 好
天 に 恵 ま れ 、 予 想 を 遙 か に 上 回 る 来 場 者 で 会 場 は 溢 れ 、最 終 日
の 終 了 後 の 国 道 55 号 は 、 上 り 車 線 が 1 時 間 近 く も 渋 滞 す る ほ
ど で あ り ま し た 。こ の イ ベ ン ト 成 功 の た め に 、 長 期 に わ た り 準
備を行い、またスムーズな運営にご尽力を頂いた多くの方々
に、感謝と敬意を表するものであります。なお、全国丼サミッ
ト の よ う な 大 規 模 な イ ベ ン ト と は 趣 を 変 え た 、新 た な 賑 わ い づ
くりの方策として、道の駅日和佐を会場として、小規模ながら
「四国の右下」の魅力を詰め込むようなイメージの「四国の右
下 ・ ま け ま け マ ル シ ェ 」 を 今 年 度 か ら 試 験 的 に 12 月 か ら 3 月
まで、毎月 1 回のペースで実施される予定となっております。
第 1 回 目 に つ い て は 、12 月 7 日( 日 )に 開 催 さ れ 、約 200 人 が
参 加 し 、南 阿 波 サ ン ラ イ ン 活 性 化 協 議 会 と 南 部 総 合 県 民 局 が 共
13
催 す る 室 戸 阿 南 海 岸 国 定 公 園 指 定 50 周 年 記 念 「 南 阿 波 サ ン ラ
インウォーキング」と同日開催でありました。マルシェについ
て は 、天 候 が 売 り 上 げ に 大 き く 影 響 す る と い う 点 で は 道 の 駅 日
和 佐 と 同 じ か も 知 れ ま せ ん し 、そ ん な に 簡 単 に い く も の で は な
い と 思 わ れ ま す が 、道 の 駅 日 和 佐 に 新 た な 魅 力 が 付 加 で き る も
の と 期 待 し て い る と こ ろ で あ り 、そ れ を よ り 有 効 に す る よ う な
施設整備等も「地方創生」の波に乗る形で検討してみたいと思
っております。
な お 、 来 年 1 月 18 日 (日 )に は 第 6 回 千 羽 海
崖 ト レ イ ル ラ ン ニ ン グ レ ー ス 2015 を 、 美 波 町 観 光 協 会 会 長 が
実 行 委 員 長 と な っ て 開 催 す る こ と が 決 定 し 、現 在 参 加 者 を 募 集
し て お り ま す 。「 美 波 町 観 光 協 会 」 が そ の 活 動 と し て 、 徳 島 市
木工会館で開催されたオンリーワンマーケットの物産販売に
11 月 20 日 か ら 24 日 ま で 参 加 し て お り ま す 。1 階 に 冷 蔵 庫 を 設
置して水産加工品を販売、3 階の特設会場では、木工・手工芸
品 、椎 茸 、菓 子 類 な ど を 並 べ 展 示 販 売 を 行 い ま し た 。23・ 24 日
にはかめたろうファミリーが、PR大使として参加、美波町の
PR と 対 面 販 売 を 行 い ま し た 。産 業 施 策 検 討 懇 話 会 に つ い て で あ
り ま す が 、 第 1 回 会 合 を 平 成 25 年 10 月 31 日 に 開 催 し 、 平 成
26 年 1 月 23 日 の 第 2 回 会 合 で は 商 工 関 係 の 現 状 と 課 題 に つ い
て 、 3 月 19 日 の 第 3 回 会 合 で は 林 業 の 現 状 と 課 題 に つ い て 、 5
月 12 日 の 第 4 回 会 合 に お い て は 漁 業 の 現 状 と 課 題 に つ い て 、6
月 19 日 の 第 5 回 会 合 で は 観 光 の 現 状 と 課 題 に つ い て 、 10 月 7
日 の 第 6 回 会 合 で は 農 業 の 現 状 と 課 題 に つ い て 、そ れ ぞ れ 意 見
交 換 を 実 施 し て お り ま す 。 今 後 は ア ド バ イ ザ ー の 招 聘 、先 進 地
視察研修の実施を考えております。
次に、建設課関係でございますが、はじめに町工事関係に つ
い て ご 報 告 致 し ま す 。地 籍 調 査 事 業 で は 、25 年 度 3 月 補 正 分 で
繰 越 し た 地 籍 調 査 ( そ の 2) に つ い て 、 赤 松 新 発 谷 地 区 で は 、
一 筆 地 測 量 を 完 了 し 、日 和 佐 浦 の 一 部 及 び 奥 河 内 字 本 村 地 区 で
は 、一 筆 地 調 査 の 日 程 を 終 了 、11 月 か ら 一 筆 地 測 量 を 実 施 し て
お り 、 27 年 3 月 に 業 務 完 了 予 定 で あ り ま す 。 ま た 、 26 年 度 分
の由岐地区湾内の港町字西・東、西由岐字西・東、西の地字西
地 ・ 東 地 に つ い て は 、 10 月 中 旬 か ら 12 月 下 旬 に か け 一 筆 地 調
査 を 実 施 中 で あ り ま し て 、赤 松 新 発 口 地 区 は 、9 月 29 日 に 地 元
説 明 会 を 開 催 し 、 11 月 上 旬 か ら 12 月 中 旬 に か け 一 筆 地 調 査 を
実 施 中 で あ り ま す 。道 路 の 老 朽 化 や 大 規 模 な 災 害 発 生 の 可 能 性
を 踏 ま え 道 路 の 適 正 な 管 理 を 図 る た め 、 町 内 の 主 要 道 路 約 30
k m に つ い て 、道 路 法 面 等 調 査 を 行 う た め の 調 査 業 務 を 10 月 1
14
日 に 発 注 し て お り ま す 。 8 月 の 台 風 11 号 ・ 12 号 に よ る 災 害 復
旧 事 業 で は 、耕 地 災 害 復 旧 事 業 4 件 及 び 公 共 土 木 施 設 災 害 復 旧
事 業 5 件 に つ い て は 、国 の 査 定 が 終 了 し 、12 月 か ら 1 月 中 の 発
注 を 予 定 し て お り ま す 。日 和 佐 浦 地 区 に お け る 老 朽 排 水 路 の 改
修 工 法 及 び P P P /P F I 手 法 に よ る 官 民 連 携 の 可 能 性 を 調 査
す る 先 導 的 官 民 連 携 支 援 事 業 は 国 庫 補 助 事 業 に 採 択 さ れ 、業 者
を 公 募 型 プ ロ ポ ー ザ ル に よ り 選 定 す る こ と と し て 、 11 月 19 日
のプロポーザル審査委員会において優先交渉権者を株式会社
日 水 コ ン と 特 定 し 、11 月 27 日 に 10,195,200 円 で 契 約 致 し ま し
た。県単急傾斜地崩壊対策事業では、北河内北分・山中宅裏と
寺前・松坂宅裏及び西河内永田・上田宅裏の擁壁・防護柵設置
工 事 を 12 月 中 に 発 注 す る 予 定 で あ り ま す 。 赤 松 総 屋 敷 の 総 屋
敷 1 号 線 1 号 橋 復 旧 工 事 は 、12 月 中 の 発 注 を 予 定 し て お り ま す 。
港 町 2 号 ・ 10 号 線 の 道 路 補 修 工 事 に つ い て は 、 12 月 中 の 発 注
を 予 定 し て お り ま す 。 公 共 下 水 道 事 業 で 平 成 25 年 度 繰 越 分 の
寺前排水区管渠整備工事については、桜町・カメラのマツモト
前 付 近 で 雨 水 排 水 管 渠 埋 設 工 事 を 12 月 中 に 発 注 す る 予 定 で す 。
次 に 県 工 事 の 主 な も の に つ い て ご 報 告 申 し 上 げ ま す 。ま ず 、
道路関係ですが、赤松由岐線の赤松耳瀬道路改良工事は、8 月
中旬の舗装工事完了により、事業が完了したと聞いておりま
す。赤松由岐線久望の西川、山岡奥の道路維持修繕は、擁壁工
事 が 11 月 に 完 了 し 、 ま た 、 残 る 舗 装 工 事 は 来 年 2 月 に 完 了 予
定と聞いております。日和佐小野線・恵比須浜字田井のバイパ
ス 工 事 は 、来 年 1 月 に 田 井 側 の 用 地 境 界 立 会 を 行 う 予 定 と 聞 い
て お り ま す 。日 和 佐 小 野 線 ホ テ ル 白 い 灯 台 手 前 の 法 面 コ ン ク リ
ー ト 吹 き 付 け の ひ び 割 れ 箇 所 は 、詳 細 設 計 が 9 月 に 完 了 し た と
聞いております。また、日和佐小野線・田井の田井ノ浜第 2 踏
切 か ら 田 井 川 樋 門 の 現 道 対 策 と し て 、通 行 車 両 の 視 距 を 確 保 す
る た め の 枝 の 伐 採 は 9 月 末 に 完 了 し 、第 2 踏 切 付 近 の 国 有 地 部
分 へ の 待 避 所 設 置 は 、予 算 が 確 保 で き 次 第 行 う と 聞 い て お り ま
す。由岐大西線の阿部でのお水荘の手前、改良工事 6 は 9 月上
旬 に 完 了 し 、 阿 部 大 井 の 盛 土 工 区 改 良 工 事 5 は 、 11 月 下 旬 に
完 了 、 山 中 み か ん 畑 下 付 近 の 改 良 工 事 1 は 27 年 1 月 の 完 了 予
定 と 、 改 良 工 事 6 の 手 前 の 改 良 工 事 2 は 27 年 3 月 完 了 予 定 、
お 水 荘 付 近 の 舗 装 は 11 月 中 旬 完 了 し た と 、 そ れ ぞ れ 聞 い て お
り ま す 。日 浦 野 田 線 の 道 路 維 持 修 繕 の 第 4 分 割 は 、10 月 に 完 了
し た と 聞 い て お り ま す 。阿 南 鷲 敷 日 和 佐 線 深 瀬 の 不 動 の 滝 付 近
の視距改良は、家屋調査が完了し、今後の用地買収及び工事発
15
注に向け、現在予算要望中と聞いております。日和佐上那賀線
山 河 内 の 路 面 陥 没 は 、用 地 測 量 及 び 用 地 買 収 を 完 了 し 、10 月 に
は河川内の擁壁工事を発注したと聞いております。なお、擁壁
工事は年度内完成予定また、その後の道路工事については、来
年 度 の 発 注 予 定 と 聞 い て お り ま す 。由 岐 港 線 の 西 由 岐 で の 道 路
維持修繕は、用地測量が完了し、現在、用地関係者の内 1 名と
契約が完了し、残る 2 名と交渉中と聞いております。なお、工
事につきましては、現在、予算要望を行っており、来年度発注
を予定しております。
次に、河川・砂防・治山関係では、県営の急傾斜地崩壊対策
事 業 は 、 日 和 佐 小 学 校 裏 付 近 (奥 河 内 )で 予 定 工 期 を 12 月 末 か
ら 27 年 3 月 末 に 延 伸 し 、 擁 壁 、 法 面 工 事 を 進 め て お り 、 金 毘
羅 神 社 南 側 斜 面 (奥 河 内 )で は 、 修 正 設 計 を 9 月 末 に 完 了 し 、 用
地 交 渉 、寄 付 登 記 等 の 発 注 の 準 備 を 行 っ て い る と 聞 い て お り ま
す 。県 単 砂 防 事 業 の 津 波 避 難 階 段 は 12 箇 所 の う ち 、9 箇 所 は 既
に完成し、未発注箇所の伊座利、志和岐天王、恵比須浜田井の
う ち 志 和 岐 天 王 が 11 月 末 に 完 成 し 、 残 り 2 箇 所 は 、 準 備 が 整
えば発注すると聞いております。山王谷の通常砂防事業は、国
定公園内の工作物の新築許可、台風等の天候不良、立木の搬出
等 に よ り 予 定 工 期 を 27 年 1 月 上 旬 か ら 3 月 末 に 延 伸 し 、 堰 堤
工事を進めていると聞いております。
次に港湾、漁港関係ですが、日和佐港海岸の海岸高潮対策事
業 の 南 防 波 堤 改 修 工 事 は 、25 年 度 繰 越 分 は 当 初 分 、補 正 分 を 併
せ て 8 月 末 に 発 注 し 、 工 事 完 了 は 平 成 26 年 度 末 の 予 定 と 聞 い
ております。防潮堤については、大浜地区と港内戎地区の詳細
設計中で、今後、県と町とで協議して大浜地区については文化
庁へ申請中で、年度内には許可を得る予定と聞いております。
ま た 、 大 浜 地 区 に つ い て は 、 12 月 18 日 に 地 元 代 表 へ の 説 明 を
行 う 予 定 と 聞 い て お り ま す 。港 湾 の 陸 閘 閉 鎖 方 法 新 技 術 提 案 事
業では、実証実験による自動閉鎖の動作確認後、実証実験検討
委 員 会 の 結 果 を 踏 ま え 、今 後 の 活 用 を 検 討 す る と 聞 い て お り ま
す。
志 和 岐 地 区 の 藻 場 造 成 は 、 7 月 下 旬 に 発 注 し 、 27 年 1 月 末 の
完成予定と聞いております。由岐漁港由岐地区の耐震診断は、
12 月 末 完 了 予 定 で 、準 備 が 整 え ば 詳 細 設 計 を 実 施 と 聞 い て い ま
す。
次に、消防防災課関係でございますが、まず災害関係では、
10 月 5 日 に 台 風 18 号 が 接 近 し 、 10 時 30 分 に 波 浪 警 報 が 発 令
16
さ れ 、災 害 等 が 予 想 さ れ た た め 、5 日 12 時 30 分 か ら 町 内 13 か
所 の 避 難 所 を 開 設 し 、 自 主 避 難 を 呼 び か け ま し た 。 5 日 16 時
30 分 に 大 雨 暴 風 警 報 が 発 令 さ れ 、自 主 避 難 さ れ た 方 は 、3 か 所 、
14 名 で し た 。 し か し 、 大 き な 被 害 も な く 、 6 日 3 時 42 分 に 大
雨 警 報 が 、5 時 52 分 に 暴 風 警 報 が 、 10 時 10 分 に 波 浪 警 報 が そ
れ ぞ れ 解 除 さ れ ま し た 。 ま た 、 一 週 間 後 の 10 月 12 日 に は 、 台
風 19 号 が 接 近 し 、 災 害 等 が 予 想 さ れ た た め 、 12 日 12 時 30 分
か ら 町 内 13 か 所 の 避 難 所 を 開 設 し 、 自 主 避 難 を 呼 び か け ま し
た 。 18 時 45 分 に 波 浪 警 報 、 翌 13 日 3 時 47 分 に 大 雨 洪 水 暴 風
警 報 が 発 令 さ れ た た め 、11 時 30 分 に は 避 難 準 備 情 報 を 発 令 し 、
さ ら な る 警 戒 を 呼 び か け ま し た 。 14 時 00 分 に は 、 高 潮 警 報 が
発 令 さ れ 、 浸 水 が 心 配 さ れ ま し た が 、 被 害 は な く 、 21 時 00 分
に 避 難 準 備 情 報 を 解 除 し 、22 時 30 分 に は 大 雨 洪 水 高 潮 警 報 が 、
23 時 1 分 に 暴 風 警 報 が 、14 日 3 時 16 分 に は 波 浪 警 報 が そ れ ぞ
れ 解 除 さ れ ま し た 。 自 主 避 難 を さ れ た 方 は 、 5 か 所 、 14 名 で し
た。8 月に続き、2 つの台風が連続して接近しましたが、今回
は幸いにも特段の被害はありませんでした。
次に、防災関係では、9 月 8 日に美波町自主防災会役員会を
開催し、自主防災会事業である避難所運営「現地訓練」及び防
災 ま ち づ く り 住 民 意 向 調 査 な ど に つ い て 協 議 を 行 い ま し た 。ま
た 、10 月 29 日 午 前 10 時 か ら 美 波 町 自 主 防 災 会 連 合 会 、徳 島 大
学地域づくりセンター及び美波町が共催し、地震・津波避難場
所から 2 次避難所へ避難するための防災訓練が開催されまし
た。この防災訓練は、沿岸地区の自主防災会と内陸地区の自主
防災会が①津波避難場所で1日(一夜)を過ごす際に必要な知
識・技術の取得、②津波避難場所(1 次)から避難所(2 次)
ま で 移 動 す る た め の 知 識・技 術 の 取 得 、③ 津 波 避 難 場 所( 1 次 )
から避難所(2 次)へ受入するための知識・技術の取得、④沿
岸地区と内陸地区との情報・連絡方法の確認、⑤沿岸地区と内
陸地区との合同での避難所開設、運営に必要な知識・技術の確
認 、 な ど を 目 的 に 30 数 名 が 参 加 し 、 10 時 に 開 会 し た 後 、 金 比
羅山へみんなで避難し、沿岸地区の自主防災会の人々は、東屋
の テ ン ト の 張 り 方 を 確 認 し た り 、避 難 時 の 生 活 に つ い て 協 議 を
行いました。
また、内陸地区の自主防災会のメンバーは、仮の避難所とし
て西河内公民館へ移動し、津波災害時、避難所としてどのよう
な 対 応 を す れ ば よ い か な ど に つ い て 協 議 を 行 い ま し た 。両 津 波
避難場所、避難所で昼食をとったあと、沿岸地区の自主防災会
17
のメンバーが、西河内公民館へ移動し、仮の避難生活を行うた
め の シ ュ ミ レ ー シ ョ ン を 行 っ た り 、課 題 な ど に つ い て 協 議 を 行
い ま し た 。ま た 、11 月 7 日 に は 、阿 部 地 区 に お い て 、避 難 所 生
活 を 考 え る ワ ー ク シ ョ ッ プ が 実 施 さ れ ま し た 。こ の ワ ー ク シ ョ
ップは、徳島県保健福祉部、南部総合県民局、美波町、阿部自
主 防 災 会 が 共 催 し 、 開 催 し た も の で 、孤 立 が 懸 念 さ れ る 地 区 で
の避難所生活の場面をテント設営などのハード面、食事、医
療・健康の 3 つの課題についてワークショップを行いました。
美 波 町 自 主 防 災 会 連 合 会 役 員 会 を 11 月 27 日 開 催 し ま し た 。
各自主防災会の方々にお願いし、配布回収して頂いた「事前復
興 ま ち づ く り 住 民 意 向 調 査 」の 回 収 状 況 の 報 告 と 今 後 の ス ケ ジ
ュール等について協議を行いました。なお、アンケートの回収
率 は 84.7% と 大 変 高 い 回 収 率 と な り 、こ の 場 を お 借 り し て ご 協
力 し て い た だ い た 皆 様 方 に お 礼 申 し 上 げ ま す 。ま た 、12 月 6 日
実 施 の 地 震 ・ 大 津 波 避 難 訓 練 、 自 主 防 災 会 の 26 年 度 上 半 期 の
事業報告、下半期の事業計画について協議を行い、最後に「仙
台市避難所運営マニュアル」のDVDによる研修を行いまし
た。
危 機 管 理 プ ロ ジ ェ ク ト 幹 事 会 を 11 月 28 日 に 開 催 し 、事 前 復
興 ま ち づ く り 住 民 意 向 調 査 の 件 、12 月 6 日 実 施 の 地 震・大 津 波
避難訓練の件、個別危機管理マニュアルの件、災害対策本部、
備 蓄 に つ い て 協 議 を 行 っ て お り ま す 。12 月 5 日 に は 、社 会 福 祉
法 人 柏 涛 会 と 美 波 町 が 、災 害 時 物 資 供 給 を 迅 速 か つ 円 滑 に 供 給
するための協定を締結いたしました。当日は、柏涛会の市塚理
事 長 と 、私 が 、協 定 書 を 取 り 交 わ し ま し た 。12 月 6 日( 土 )午
前 8 時 30 分 に 徳 島 県 南 部 を 非 常 に 強 い ゆ れ を 感 じ る 地 震 が 発
生し徳島県沿岸付近では大津波が発生する恐れがあるとの想
定で地震・大津波避難訓練を実施しました。今回は阿部、東由
岐、西の地、西由岐、木岐、奥河町、奥潟の各地域においてI
C カ ー ド を 用 い た 避 難 訓 練 を 実 施 し ま し た 。訓 練 参 加 者 に つ き
ま し て は 、 現 在 集 計 中 で ご ざ い ま す 。 ま た 、 11 時 30 分 か ら 海
陽町まぜのおかにおいて、大規模災害を想定し、防災関係機関
が連携した南部圏域防災訓練が実施されました。
次 に 、交 通 関 係 で は 、9 月 23 日 に 美 波 町 交 通 安 全 協 会 由 岐 分
会 会 員 15 名 参 加 の も と 、 由 岐 地 区 の カ ー ブ ミ ラ ー の 清 掃 と ス
ト ッ プ マ ー ク の 張 り 替 え を 行 い ま し た 。 ま た 、 9 月 30 日 に は 、
秋の交通安全キャンペーンを、美波町交通安全協会が主催、牟
岐 警 察 署 と 共 催 し 、「 道 の 駅
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ひわさ」において実施しました。
今 回 も 日 和 佐 幼 稚 園 の 園 児 19 名 に も 参 加 し て 頂 き 、国 道 55 号
を通行していた運転手の方々に最中とチラシを配布しながら、
交通安全を呼びかけました。
次 に 、消 防 関 係 で は 、10 月 31 日 、午 後 6 時 15 分 ご ろ 、牟 岐
署 よ り 行 方 不 明 者 の 連 絡 が あ り 、19 時 に 防 災 無 線 に よ り 行 方 不
明者の情報提供放送を行い、消防団幹部等を招集すると共に、
家族から不明となった時の状況を確認し、対策を協議しまし
た 。 当 日 、 天 候 が 悪 か っ た た め 、 翌 朝 7 時 30 分 よ り 捜 索 を 開
始 す る こ と と し 、日 和 佐 第 1・第 3・第 4・第 8 分 団 へ 連 絡 す る
と 共 に 、海 上 保 安 本 部 日 和 佐 分 室 及 び 海 部 消 防 組 合 に も 捜 索 の
応援依頼をし、翌日の捜索態勢を整えた上で解散したところ、
11 月 1 日 午 前 0 時 ご ろ 、家 族 が サ ン ラ イ ン を 歩 い て い る 本 人 を
発見したとの連絡があり、無事に保護されたため 、翌日の捜索
は取りやめとなりました。
次に、教育委員会関係でございますが、学校教育関係では、
11 月 17 日 、中 学 生 議 会 を 開 催 し 、由 岐 中 学 校 1 年 生 23 名 、伊
座 利 分 校 1 年 生 4 名 、 合 計 27 名 が 参 加 し 、 特 産 品 や 文 化 を 使
っての美波町のPR提言、新病院や防災対策、美波町の人口問
題 対 策 な ど に つ い て の 質 問 が あ り ま し た 。参 加 さ れ た 生 徒 の 皆
様 方 に は 、貴 重 な 体 験 と な っ た と 思 っ て お り ま す 。ま た 、11 月
21 日 に は 第 35 回 徳 島 県 小 学 校 書 写 教 育 研 究 大 会 が 、 由 岐 小 学
校 で 開 催 さ れ 、 県 内 か ら 小 学 校 教 諭 約 120 名 の 参 加 が あ り 、 公
開授業、授業研究会等が行なわれております。
次 に 、 社 会 教 育 関 係 で は 、 10 月 18 日 (土 )に 、 阿 南 市 ・ 那 賀
町・美 波 町 で 実 施 し て い る「 定 住 自 立 圏 事 業
阿南市成人大学」
が美波町日和佐地区で特別講座が開催されました。メニュー
は、マリンクルーズ、日和佐浦の散策、美波町老人クラブ連合
会 と 交 流 を 兼 ね た ニ ュ ー ス ポ ー ツ 体 験 が 行 わ れ ま し た 。阿 南 市
か ら は 、24 名 が 参 加 し 、 美 波 町 か ら は 老 人 ク ラ ブ 連 合 会 か ら 8
名参加し、体験の手助けを行いました。また、スポーツイベン
ト で は 、10 月 19 日 (日 )の 第 42 回 う み が め 杯 争 奪 野 球 大 会 を 皮
切 り に 、 第 49 回 地 区 分 館 対 抗 野 球 大 会 、 分 館 対 抗 ソ フ ト バ レ
ーボール大会が開催され、それぞれ熱戦が繰り広げられまし
た 。 ま た 、 11 月 3 日 (月 )に は 、 第 53 回 由 岐 共 楽 運 動 会 を 開 催
し 、 町 民 の 皆 様 多 数 の ご 参 加 を 得 て 、盛 大 に 開 催 す る こ と が 出
来ました。なお、日和佐地区の町民運動会は天候不順により中
止 と な り ま し た 。 ま た 、 文 化 関 係 で は 、 10 月 24 日 (金 )か ら 11
月 3 日 (月 )ま で 、 由 岐 地 区 文 化 祭 が 、 11 月 12 日 (水 )に は 、 日
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和 佐 地 区 の 芸 能 発 表 会 が 、12 月 5 日( 金 )か ら 7 日( 日 )ま で
日 和 佐 地 区 文 化 祭 が 開 催 さ れ 、多 く の 皆 様 に 鑑 賞 し て 頂 き ま し
た 。 11 月 13 日 (木 )に は 文 化 講 演 会 を 開 催 し 、 落 語 家 の 「 橘 家
蔵 之 助 」 師 匠 を お 迎 え し 、「 笑 い と 健 康 」 と 題 し て ご 講 演 を し
て頂きました。参加者からは、笑いが絶えず、心に残る講演に
なったと思っております。また、公民館が主催しております女
性 大 学 の 第 2 回 で は 、 講 師 に 、N P O 法 人 日 本 パ ー ソ ナ ル 協 会
認 定 講 師 「 美 馬 和 恵 」 さ ん を 講 師 に 迎 え 、「 似 合 う 色 で お し ゃ
れ を 楽 し も う !」 と 題 し た ご 講 演 を 、 第 3 回 で は 講 師 に 「 徳 島
大学病院
地域神経外科診療部
影治照喜先生」をお迎えし
「 海 部 郡 に お け る 脳 卒 中 診 療 」と 題 し て ご 講 演 を し て 頂 き ま し
た。
また、老人大学では 、第 4 回には講師として学長でもある私
が「美波町の現状と課題」と題して講演をさせていただいてお
ります。第 5 回では、講師に徳島県南部総合県民局美波庁舎の
保 健 福 祉 環 境 部 主 事 多 田 佳 奈 さ ん を お 迎 え し 、「 薬 と 正 し く つ
き合うには?」と題してご講演をして頂き、いずれの講演も多
くの方に聴講して頂きました。その他の公民館関係の行事で
は 、11 月 8 日 (土 )、徳 島 県 教 育 委 員 会 教 育 文 化 政 策 課 主 催 の「 阿
波文化遺産探検隊」事業が開催されました。美波町到着後、日
和 佐 浦 を 散 策 し 、昼 食 後 う み が め 博 物 館 を 見 学 、 そ の 後 コ ミ ュ
ニ テ ィ ホ ー ル に 於 い て「 山 河 内 彦 之 進 音 頭 と 芸 題 お ど り 」と「 赤
松 神 踊 り 」の 見 学 及 び 体 験 を さ れ ま し た 。11 月 21 日 (金 )に は 、
健康料理教室を開催し、講師に町保健福祉課の管理栄養士か
ら 、「 簡 単 に で き る お も て な し 料 理 」 と 題 し て 、 講 義 、 実 習 及
び 試 食 を 行 い 、 参 加 者 か ら 好 評 を 得 ま し た 。 11 月 29 日 (土 )に
は 、 第 16 回 ひ わ さ ・ に こ に こ 人 権 フ ェ ス テ ィ バ ル が 「 み な み
の風にのせて、ひろがれ人権と共生の世界」をテーマとして日
和佐公民館で開催されました。今年は、かめたろうさんの司会
により日和佐小学校太鼓クラブによる日和佐太鼓によるオー
プ ニ ン グ を 皮 切 り に 、日 和 佐 太 鼓 の ワ ー ク シ ッ プ や 人 権 コ ン サ
ート、また、色々な展示やバザー、体験コーナーなどが設けら
れ、大勢の来場者でたいへん賑わいました。また、同日、由岐
公 民 館 で は お た の し み 映 画 大 会 を 開 催 し 、「 そ し て 父 に な る 」
の上映会を行い、多くの皆様に鑑賞して頂きました。
次に、水道課関係でございますが、上水道事業会計では、町
道 中 村 4 号・8 号 線 の 老 朽 管 更 新 工 事 は 9 月 30 日 に 完 了 し 、老
朽管をポリエチレン管に布設替いたしております。また、町道
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弁 財 天 3 号 線 の 老 朽 管 更 新 工 事 は 、11 月 21 日 に 入 札 を 実 施 し 、
前 野 住 宅 設 備 工 事 店 が 1,468,800 円 、請 負 率 94.64% で 落 札 し 、
工 期 は 平 成 26 年 12 月 19 日 ま で と 致 し て お り ま す 。 簡 易 水 道
事 業 特 別 会 計 で は 、 由 岐 ・ 谷 裏 配 水 池 基 本 設 計 業 務 を 11 月 25
日 に 入 札 を 実 施 し 、 光 設 計 株 式 会 社 が 7,668 千 円 、 請 負 率
91.02% で 落 札 し 、 工 期 を 平 成 27 年 3 月 31 日 ま で と 致 し て お
ります。以上「諸般の報告」と致します。議員各位のご理解を
お願い申し上げる次第であります。
続きまして今議会に提案してご審議を賜ります議案につき
まして、その概要を順次ご説明申し上げます。はじめに、議案
第 62 号 「 専 決 処 分 の 承 認 を 求 め る こ と に つ い て 」 は 、 地 方 自
治 法 第 179 条 第 1 項 の 規 定 に よ り 専 決 処 分 し た 事 件 に つ い て 、
同 条 第 3 項 の 規 定 に よ り 議 会 に 報 告 し 、承 認 を 求 め る も の で ご
ざいます。
専 決 第 10 号「 平 成 26 年 度 美 波 町 一 般 会 計 補 正 予 算( 第 3 号 )」
は 、歳 入 歳 出 の 総 額 に 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 10,329 千 円 を 追 加 し 、
歳 入 歳 出 の 総 額 を 5,976,180 千 円 と い た し て お り ま す 。こ れ は 、
11 月 21 日 の 衆 議 院 解 散 に 伴 う 第 47 回 衆 議 院 議 員 総 選 挙 及 び 第
23 回 最 高 裁 判 所 裁 判 官 国 民 審 査 に 係 る 選 挙 経 費 の 追 加 で あ り
ま す 。 12 月 2 日 に 公 示 さ れ 、 12 月 14 日 が 投 開 票 日 と な っ て お
ります。
議 案 第 63 号 「 木 岐 聖 ヶ 丘 農 林 漁 業 体 験 施 設 の 指 定 管 理 者 の
指定について」は、木岐聖ヶ丘農林漁業体験施設を木岐まちづ
く り 協 議 会 に 指 定 管 理 す る た め 、 地 方 自 治 法 第 244 条 の 2 第 6
項 の 規 定 に よ り 議 決 を 求 め る も の で ご ざ い ま す 。農 山 漁 村 活 性
化プロジェクト支援交付金及び地域の元気臨時交付金を主要
な財源として建設いたしております木岐聖ヶ丘農林漁業体験
施設について、木岐まちづくり協議会に指定管理するため、議
会 の 承 認 を 求 め る も の で あ り ま す 。指 定 管 理 期 間 は 平 成 27 年 1
月 1 日 か ら 平 成 29 年 3 月 31 日 ま で の 2 年 3 ヶ 月 間 と し 、地 方
自 治 法 244 条 の 2 第 6 項 の 規 定 に よ り あ ら か じ め 議 会 の 議 決 を
いただく議案であります。
議 案 第 64 号 「 美 波 町 体 験 活 動 施 設 の 指 定 管 理 者 の 指 定 に つ
いて」は、美波町体験活動施設を株式会社あわさんさんに継続
し て 指 定 管 理 す る た め 、地 方 自 治 法 第 244 条 の 2 第 6 項 の 規 定
に よ り 議 決 を 求 め る も の で ご ざ い ま す 。美 波 町 体 験 活 動 施 設 サ
ン ラ イ ン モ ビ レ ー ジ の 指 定 管 理 期 間 が 、 来 年 3 月 31 日 を も っ
て終了致しますので、指定管理者の公募選定を行った結果、現
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在の指定管理者である株式会社あわさんさんが引き続き指定
管 理 者 に 選 定 さ れ ま し た 。 指 定 管 理 期 間 は 平 成 27 年 4 月 1 日
か ら 平 成 32 年 3 月 31 日 ま で の 5 年 間 と し 、地 方 自 治 法 第 244
条の 2 第 6 項の規定によりあらかじめ議会の議決をいただく議
案であります。
議 案 第 65 号 「 美 波 町 職 員 の 給 与 に 関 す る 条 例 の 一 部 を 改 正
す る 条 例 の 制 定 に つ い て ( 条 例 第 21 号 )」 は 、 平 成 26 年 人 事
院 勧 告 に 基 づ き 、 職 員 の 月 給 及 び 通 勤 手 当 を 平 成 26 年 4 月 に
遡 り 引 き 上 げ 、 ボ ー ナ ス を 12 月 分 か ら 引 き 上 げ る た め の 条 例
改 正 で ご ざ い ま す 。 平 成 26 年 人 事 院 勧 告 に 基 づ き 、 月 給 で
0.27% 、通 勤 手 当 は 距 離 に 応 じ て 100 円 か ら 7,100 円 ま で の 範
囲 で 、 平 成 26 年 4 月 に 遡 っ て 引 き 上 げ 、 ボ ー ナ ス に つ い て は
0.15 ヶ 月 分 を 12 月 分 か ら 引 き 上 げ る た め の 条 例 改 正 で ご ざ い
ます。
議 案 第 66 号 「 美 波 町 国 民 健 康 保 険 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条
例 の 制 定 に つ い て ( 条 例 第 22 号 )」 は 、 平 成 27 年 1 月 か ら の
産 科 医 療 補 償 制 度 の 見 直 し に 伴 い 、出 産 育 児 一 時 金 の 額 を 変 更
す る た め の 条 例 改 正 で ご ざ い ま す 。産 科 医 療 補 償 制 度 の 見 直 し
に 伴 い 、 平 成 27 年 1 月 1 日 以 降 の 出 産 育 児 一 時 金 に つ い て 、
産 科 医 療 補 償 制 度 対 象 外 分 娩 に 係 る 支 給 額 を 390 千 円 か ら 404
千円に改正するものであります。
議 案 第 67 号 か ら 議 案 第 73 号 ま で の 7 件 は 、 平 成 26 年 度 一
般会計、特別会計、企業会計の補正予算であります。なお、今
回 の 補 正 予 算 に つ き ま し て は 、先 ほ ど 説 明 を い た し ま し た 議 案
第 65 号 の 給 与 条 例 の 一 部 改 正 に 伴 う 人 件 費 関 係 の み を 抜 粋 し
た補正予算と人件費以外の補正予算とに分けて提案をさせて
い た だ い て お り ま す 。 こ れ は 、職 員 給 与 改 正 に 伴 う 給 与 の 支 払
い 事 務 処 理 の 都 合 に よ り 、人 件 費 関 係 の 補 正 予 算 を 本 日 ご 審 議
をお願いするものでありますので、よろしくお願い致します。
議 案 第 67 号 か ら 議 案 第 69 号 ま で の 3 議 案 は 、 平 成 26 年 人
事院勧告に基づく給与条例の改正に伴う人件費関係の補正予
算 で ご ざ い ま す 。 ま ず 、 議 案 第 67 号 「 平 成 26 年 度 美 波 町 一 般
会 計 補 正 予 算 ( 第 4 号 )」 は 、 歳 入 歳 出 の 総 額 に 歳 入 歳 出 そ れ
ぞ れ 10,191 千 円 を 追 加 し 、 歳 入 歳 出 の 総 額 を 5,986,371 千 円
と い た し て お り ま す 。 平 成 26 年 人 事 院 勧 告 に 基 づ く 給 与 条 例
の改正に伴う一般会計に係る人件費の補正と、4 月の人事異動
に伴う人件費を調整した補正であります。
議 案 第 68 号「 平 成 26 年 度 美 波 町 国 民 健 康 保 険 事 業 特 別 会 計
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補 正 予 算 ( 第 3 号 )」 は 、 歳 入 歳 出 の 総 額 に 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ
158 千 円 を 追 加 し 、 歳 入 歳 出 の 総 額 を 1,161,867 千 円 と い た し
て お り ま す 。 議 案 第 67 号 と 同 じ く 、 平 成 26 年 人 事 院 勧 告 に 基
づく給与条例の改正に伴う国民健康保険事業特別会計に係る
人件費の補正であります。
議 案 第 69 号「 平 成 26 年 度 美 波 町 国 民 健 康 保 険 阿 部 診 療 所 特
別 会 計 補 正 予 算 ( 第 2 号 )」 は 、 歳 入 歳 出 の 総 額 に 歳 入 歳 出 そ
れ ぞ れ 137 千 円 を 追 加 し 、 歳 入 歳 出 の 総 額 を 36,206 千 円 と い
た し て お り ま す 。 こ れ も 先 ほ ど と 同 じ く 、 平 成 26 年 人 事 院 勧
告に基づく給与条例の改正に伴う阿部診療所特別会計に係る
人件費の補正であります。
次 に 、 議 案 第 70 号 か ら 議 案 第 73 号 ま で は 、 一 般 会 計 、 特 別
会計、企業会計に係る人件費以外の補正予算でございます。
ま ず 、議 案 第 70 号「 平 成 26 年 度 美 波 町 一 般 会 計 補 正 予 算( 第
5 号 )」は 、歳 入 歳 出 の 総 額 に 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 225,683 千 円 を
追 加 し 、歳 入 歳 出 の 総 額 を 6,212,054 千 円 と い た し て お り ま す 。
補正額の主なものは、総務費の一般管理費では、繰出金で阿部
診 療 所 特 別 会 計 繰 出 金 と し て 2,039 千 円 、財 産 管 理 費 で は 工 事
請負費で由岐支所の一部を阿波銀行に貸し出すためのOAフ
ロ ア 化 に 係 る 工 事 費 と し て 3,100 千 円 、諸 費 で は 負 担 金 補 助 及
び交付金で徳島バス阿南及び徳島バス南部に対しての地域バ
ス 路 線 運 行 補 助 金 と し て 9,388 千 円 、 企 画 費 で は 、 工 事 請 負 費
で赤松保育所に太陽光パネル及び蓄電池を設置する公共施設
再 生 エ ネ ル ギ ー 導 入 事 業 の 設 計 完 了 に 伴 う 工 事 費 と し て 2,630
千 円 、負 担 金 補 助 及 び 交 付 金 で は 地 域 お こ し 協 力 隊 関 係 の 定 住
促 進 補 助 金 と し て 2,000 千 円 、戸 籍 住 民 基 本 台 帳 費 で は 委 託 料
で基幹系システム更新に伴う戸籍関係のシステム改修委託料
と し て 3,240 千 円 を そ れ ぞ れ 追 加 い た し て お り ま す 。
民 生 費 の 社 会 福 祉 総 務 費 で は 、繰 出 金 と し て 国 保 会 計 へ の 事
務費等、出産育児一時金、国保財政安定化支援事業繰 出金とし
て 2,803 千 円 、 老 人 福 祉 費 で は 、 償 還 金 利 子 及 び 割 引 料 で 地 域
介 護 ・ 福 祉 空 間 整 備 等 事 業 国 庫 返 還 金 と し て 10,910 千 円 、 障
害者福祉費では扶助費で報酬改定及び利用者数の増に伴う障
害 者 介 護 給 付 費 と し て 14,900 千 円 、 保 健 衛 生 総 務 費 で は 、 負
担金補助及び交付金で地方交付税算入分などの病院会計負担
金 と し て 134,481 千 円 、 医 療 体 制 整 備 事 業 費 で は 、 委 託 料 で 医
療保健センター工事に係る水質検査及び実施設計追加費用と
し て 5,100 千 円 を そ れ ぞ れ 追 加 い た し て お り ま す 。
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商 工 費 の 観 光 費 で は 、 賃 金 で シ ル バ ー 人 材 賃 金 と し て 1,340
千 円 、工 事 請 負 費 で 山 河 内 の 玉 厨 子 農 村 公 園 の 進 入 路 目 隠 し フ
ェンス設置の工事費及び阿部公衆トイレ身障者用ドア修繕の
工 事 費 と し て 3,253 千 円 を そ れ ぞ れ 追 加 い た し て お り ま す 。
土 木 費 の 道 路 維 持 費 で は 、工 事 請 負 費 で 町 道 補 修 工 事 と し て
12,500 千 円 、河 川 維 持 費 で は 、工 事 請 負 費 で 土 砂 撤 去 費 用 等 と
し て 1,000 千 円 、住 宅 管 理 費 で は 、 需 用 費 で 町 営 住 宅 の 修 繕 料
と し て 1,500 千 円 を そ れ ぞ れ 追 加 い た し て お り ま す 。
消 防 費 の 災 害 対 策 費 で は 、負 担 金 補 助 及 び 交 付 金 で 自 主 防 災
会 連 合 会 補 助 金 と し て 1,000 千 円 を 追 加 い た し て お り ま す 。
教 育 費 の 海 洋 セ ン タ ー 費 で は 、工 事 請 負 費 で 給 湯 用 ボ イ ラ ー
取 り 替 え の た め の 工 事 費 と し て 1,302 千 円 を 追 加 い た し て お り
ます。
公 債 費 の 利 子 で は 、償 還 金 利 子 及 び 割 引 料 で 地 方 債 利 子 償 還
金 と し て 1,385 千 円 を 減 額 い た し て お り ま す 。
次 に 、 議 案 第 71 号 「 平 成 26 年 度 美 波 町 国 民 健 康 保 険 事 業 特
別 会 計 補 正 予 算 ( 第 4 号 )」 は 、 歳 入 歳 出 の 総 額 に 歳 入 歳 出 そ
れ ぞ れ 2,803 千 円 を 追 加 し 、歳 入 歳 出 の 総 額 を 1,164,670 千 円
といたしております。補正額の主なものは、保険給付費の出産
育 児 一 時 金 で は 、負 担 金 補 助 及 び 交 付 金 で 出 産 者 の 増 加 に 伴 う
出 産 育 児 一 時 金 2,100 千 円 の 追 加 で あ り ま す 。
議 案 第 72 号「 平 成 26 年 度 美 波 町 国 民 健 康 保 険 阿 部 診 療 所 特
別 会 計 補 正 予 算 ( 第 3 号 )」 は 、 歳 入 歳 出 の 総 額 に 歳 入 歳 出 そ
れ ぞ れ 2,039 千 円 を 追 加 し 、 歳 入 歳 出 の 総 額 を 38,245 千 円 と
いたしております。補正額の主なものは、総務費の一般管理費
で は 、備 品 購 入 費 で 診 療 報 酬 シ ス テ ム 機 器 購 入 の た め の 購 入 費
と し て 1,923 千 円 の 追 加 で あ り ま す 。
議 案 第 73 号 「 平 成 26 年 度 美 波 町 病 院 事 業 会 計 補 正 予 算 ( 第
3 号 )」は 、収 益 的 収 入 に 補 正 額 は な く 、収 益 的 収 入 の 収 益 項 目
を 組 み 替 え 、 収 益 的 支 出 で は 17,019 千 円 を 減 額 し 、 収 益 的 支
出 の 総 額 を 1,015,658 千 円 と し 、資 本 的 収 入 で は 3,636 千 円 を
追 加 し 、 資 本 的 支 出 に 7,274 千 円 を 追 加 し 、 資 本 的 支 出 の 総 額
を 665,033 千 円 と い た し て お り ま す 。 補 正 額 の 主 な も の は 、 一
般会計からの地方交付税に係る負担金収入による収益的収入
の 項 目 組 み 替 え と 、収 益 的 支 出 で は 給 与 費 の 減 額 と 資 本 的 支 出
で は レ セ プ ト コ ン ピ ュ ー タ ー の 整 備 に 伴 う 委 託 料 7,274 千 円 の
追 加 で あ り ま す 。以 上 、 提 案 し て お り ま す 議 案 の 概 要 を ご 説 明
申し上げました。
24
なお、議案の詳細につきま しては、担当課長から説明をいた
させますので、ご審議の上、原案のとおりご承認を賜りますよ
うお願いを申し上げまして、提案理由の説明と致します。どう
ぞよろしくお願い致します。
議
長
提案理由の説明が終わりました。
専 決 議 案・条 例 議 案・補 正 予 算 議 案 第 67 号・第 68・ 第 69 号
までの、計 5 件につきましては、町長から早期の議決をお願い
し た い と の 要 望 が あ り ま し た の で 、本 日 、 先 に 審 議 し た い と 思
いますご異議ございませんか。
(異議なし)
「異議なし」と認めます。
休憩にしたいと思います。
(時に
10 時 12 分 )
(休憩中)
(時に
議
長
10 時 30 分 )
再開します。
町長
町
長
先 ほ ど の 提 案 説 明 を さ し て 頂 き ま し た け れ ど も 、一 部 ち ょ っ
と修正をさして頂きたいので、お願いを致します。皆様方にお
配 り を し て あ り ま す 資 料 の 20 ペ ー ジ 、一 番 最 後 で す け れ ど も 、
そ の 中 で 病 院 事 業 議 案 第 73 号 の 説 明 の 一 番 下 の と こ ろ で す が 、
レ セ プ ト コ ン ピ ュ ー タ ー の 整 備 に 伴 う 、皆 様 方 に は 固 定 資 産 購
入費と書いてあります、ほれが正解です。ほれ正解な んですけ
ども、私が委託料というふうに読み上げましたので、訂正をさ
して頂きたいと思いますのでよろしくお願い致します。
議
長
ただ今から議案審議を行います。
日程第 4
議 案 第 62 号 専 決 処 分 報 告 ( 専 決 第 10 号 )、 平 成
26 年 度 一 般 会 計 補 正 予 算 ( 第 3 号 ) に つ い を 議 題 と し ま す 。
当局の説明を求めます。
総務企画課長
総 務 企 画 課 長
( 議 案 第 62 号 の 説 明 を す る )
議
説明が終わりました。質疑を行います。
長
向山議員
1 0
番 議 員
一 つ だ け お 願 い し ま す 。国 の 選 挙 と い う こ と で 、一 般 財 源 が
524 千 円 計 上 さ れ て ま す が 、 充 当 、 ど れ に 充 当 し て お る の か 、
すいません、説明お願いします。
議
長
総 務 企 画 課 長
総務企画課長
524 千 円 で ご ざ い ま す け れ ど も 、消 耗 品 費 等 で 対 象 に な ら な
25
い 分 に つ い て 一 般 財 源 で 組 ま さ し て い た だ い て お り ま す 。内 容
に つ い て は 、ど の よ う な も の が 必 要 に な る か っ て い う と こ ろ も
あるんですけれども、そのまだ執行はまだでございますので、
選挙期間中にですね、そういった必要な、選挙以外のもので対
象にならないもの等が発生するのを予備的な費用として一般
財源で見込んでいます。
議
長
他に質疑ありませんか。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(な
し)
「討論なし」と認めます。
こ れ か ら 、 専 決 第 10 号 平 成 26 年 度 一 般 会 計 補 正 予 算 ( 第 3
号)を採決します。
お諮りします。
本件を承認することに賛成の方は、起立願います。
(賛成
11・ 反 対
0
)
「起立多数」です。
専 決 第 10 号 は 、 承 認 す る こ と に 決 定 さ れ ま し た 。
日程第 5
議 案 第 65 号 美 波 町 職 員 の 給 与 に 関 す る 条 例 の 一 部
を 改 正 す る 条 例 の 制 定 に つ い て ( 条 例 第 21 号 ) 議 題 と 致 し ま
す。
当局の説明を求めます。
総務企画課長
総 務 企 画 課 長
( 議 案 第 65 号 の 説 明 を す る )
議
説明が終わりました。質疑を行います。
長
松本議員
6
番
議
員
ち ょ っ と 教 え て 下 さ い 。現 在 、通 勤 距 離 が 今 総 額 な ん ぼ 出 と
うか、今度アップでどんなけされて、される のか。後、それと
遠距離は一番遠いところは何キロぐらいのところから来よう
職員がおいでるんか、その 3 つをちょっと教えて下さい。
議
長
総 務 企 画 課 長
総務企画課長
通勤手当の今回の改定によります影響額でございますけれ
ど も 、 全 体 で 1,199,100 円 。 こ れ に つ い て は 今 年 の 4 月 か ら 来
年 の 3 月 ま で の 影 響 額 と な っ て お り ま す 。そ れ か ら 遠 距 離 の 方
の 距 離 で ご ざ い ま す け れ ど も 、現 在 一 番 距 離 が 遠 い 方 で 55.4km
の距離の方がおられますが、その方が一番遠い方でございま
す。以上です。
議
長
松本議員
26
6
番
議
員
私は 3 つ聞いたんですけど、現在の総額と今回アップの額
と 、 そ れ と 今 教 え て い た だ い た 55,4km で す か 。 ほ な け ん 一 つ
今年のアップ分の金額ちょっとまだ聞いてないんですけど。
議
長
小休します。
(時に
10 時 38 分 )
(小休中)
(時に
議
長
10 時 51 分 )
再開します。
総務企画課長
総 務 企 画 課 長
先 ほ ど の 通 勤 手 当 の 金 額 で ご ざ い ま す け れ ど も 、一 般 会 計 分
で 6,790 千 円 、 決 算 額 で ご ざ い ま す け れ ど も 、 後 、 病 院 会 計 ・
企業会計分についてはちょっと急ぎ間に合いませんでしたの
で、後程またご報告させていただけたらと思います。
議
長
ほかに質疑はありませんか。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(な
し)
「討論なし」と認めます。
こ れ か ら 、美 波 町 職 員 の 給 与 に 関 す る 条 例 の 一 部 を 改 正 す る
条 例 の 制 定 に つ い て ( 条 例 第 21 号 ) を 採 決 し ま す 。
お諮りします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願い
ます。
(賛成
11・ 反 対
0)
「起立多数」です。
よ っ て 、 議 案 第 65 号 は 、 原 案 の と お り 可 決 さ れ ま し た 。
日程第 6
議 案 第 67 号 平 成 26 年 度 美 波 町 一 般 会 計 補 正 予 算
(第 4 号)を議題とします。
当局の説明を求めます。
総務企画課長
総 務 企 画 課 長
議
長
( 議 案 第 67 号 の 説 明 を す る )
説明が終わりました。質疑を行います。
江本議員
3
番
議
員
こ れ は 少 し 確 認 の た め に お 伺 い し た い ん で す が 、こ れ 企 画 費
の 一 般 給 与 の 5,000 千 円 の 減 額 、こ れ に 伴 っ て 期 末 勤 勉 手 当 の
減 額 っ て い う よ う に 書 か れ て お り 、ま た も う ひ と つ 民 生 費 の 中
の 保 育 園 費 の 中 で 一 般 給 与 費 5,000 千 円 の 減 額 と あ り ま す 。こ
れ は 多 分 、人 事 異 動 か 、ど う い う よ う な な に と か と 思 い ま す が 、
27
ほの理由について分かれば教えて頂きたいんですが。
議
長
総 務 企 画 課 長
総務企画課長
今 回 の 予 算 案 で 減 額 に な っ て お り ま す の は 、議 員 仰 ら れ る と
おり人事異動に伴う人件費の減というかたちになっておりま
す。
議
長
ほかに質疑はありませんか。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(な
し)
「討論なし」と認めます。
こ れ か ら 、議 案 第 67 号 平 成 26 年 度 美 波 町 一 般 会 計 補 正 予 算
(第 4 号)を採決します。
お諮りします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願 い
ます。
(賛成
11・ 反 対
0)
「起立多数」です。
議 案 第 67 号 は 、 原 案 の と お り 可 決 さ れ ま し た 。
日程第 7
議 案 第 68 号 平 成 26 年 度 美 波 町 国 民 健 康 保 険 事 業
特別会計補正予算(第 3 号)を議題とします。
当局の説明を求めます。
総務企画課長
総 務 企 画 課 長
議
長
( 議 案 第 68 号 の 説 明 を す る )
説明が終わりました。質疑を行います。
質疑はありませんか。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(な
し)
「討論なし」と認めます。
こ れ か ら 、議 案 第 68 号 平 成 26 年 度 美 波 町 国 民 健 康 保 険 事 業
特別会計補正予算(第 3 号)を採決します。
お諮りします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願い
ます。
(賛成
11・ 反 対
0)
「起立多数」です。
議 案 第 68 号 は 、 原 案 の と お り 可 決 さ れ ま し た 。
日程第 8
議 案 第 69 号 平 成 26 年 度 美 波 町 国 民 健 康 保 険 阿 部
28
診療所特別会計補正予算を(第 2 号)議題と致します。
当局の説明を求めます。
総務企画課長
総 務 企 画 課 長
議
長
( 議 案 第 69 号 の 説 明 を す る )
説明が終わりました。質疑を行います。
質疑はありませんか。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(な
し)
「討論なし」と認めます。
こ れ か ら 、議 案 第 69 号 平 成 26 年 度 美 波 町 国 民 健 康 保 険 阿 部
診療所特別会計補正予算を(第 2 号)を採決します。
お諮りします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願い
ます。
(賛成
11・ 反 対
0)
「起立多数」です。
議 案 第 69 号 は 、 原 案 の と お り 可 決 さ れ ま し た 。
以 上 で 本 日 の 日 程 を 終 了 し ま し た 。本 日 は こ れ に て 散 会 し ま
す。
ご苦労様でした。
(時に
11 時 10 分 )
29
12 月 16 日 ( 火 )
(時に
議
長
9 時 00 分 )
お は よ う ご ざ い ま す 。 只 今 の 出 席 議 員 は 12 名 で す 。 定 足 数
に 達 し て お り ま す の で 、休 会 前 に 引 き 続 き 本 日 の 会 議 を 開 き ま
す。
日程第 1
一般質問を行います。一般質問の通告者は 7 名で
す。通告順に発言を許可します。
6 番松本議員の一般質問を許可致します。
松本議員
6
番
議
員
お は よ う ご ざ い ま す 。河 川 の 堆 積 土 砂 に つ い て 1 問 質 問 さ せ
て 頂 き ま す 。 今 年 の 台 風 11 号 並 び に 12 号 等 で は 、 河 川 の 氾 濫
は あ り ま せ ん で し た が 、も う 少 し で 住 宅 と か 田 ん ぼ 等 が 冠 水 直
前 で あ り ま し た 。早 急 に 堆 積 土 砂 を 取 り 除 か な い と 甚 大 な 水 害
が 予 想 さ れ ま す 。 ま た 10 月 に は 県 美 波 庁 舎 へ 土 砂 の 採 取 の お
願いに参りましたが、担当者は「検討します」のみで 2 か月に
な り ま す が 何 の 連 絡 も あ り ま せ ん 。私 も 一 応 連 絡 先 と し ま し て
名 刺 等 を お 渡 し し て あ り ま す が 、こ ん な 理 由 に よ り で き な い と
か 、新 年 度 に 予 算 を 組 む と か 一 言 も 電 話 一 本 の 連 絡 も あ り ま せ
ん。河川管理の徳島県もこんな状況であります。美波町としま
しては堆積土砂についてどのように考えているのかお聞かせ
下さい。よろしくお願いします。
議
建
長
設
課
長
建設課長
私 か ら は 松 本 議 員 の ご 質 問 に お 答 え を さ せ て 頂 き ま す 。日 和
佐川及び北河内谷川における堆積土砂の撤去につきましては、
議 員 が ご 心 配 さ れ ま す よ う に 、町 と し て も 以 前 か ら 冠 水 等 の 水
害 発 生 を 憂 慮 し 、浚 渫 工 事 な ど を 徳 島 県 へ 要 望 し て き た と こ ろ
であります。
河 川 管 理 者 で あ る 徳 島 県 の 回 答 と し ま し て は 、日 和 佐 川 と 北
河 内 谷 川 の 土 砂 堆 積 状 況 に つ い て は 以 前 か ら 認 識 し て お り 、特
に 今 年 8 月 の 台 風 12 号 ・ 11 号 に よ る 増 水 で 上 流 か ら 更 な る 土
砂 の 供 給 が あ っ た も の と 考 え て お り 県 と し て も 、土 砂 の 流 入 に
より河川の流水断面積が減少、洪水の流下能力が低下するた
め 、 近 年 大 型 化 し て い る 台 風 に よ り 、周 辺 地 域 が 冠 水 す る 危 険
性は今後増大するものと懸念しております。
こ の よ う な こ と か ら 、当 該 河 川 の 堆 積 土 砂 の 掘 削 は 急 が れ る
状況ではありますが、現在のところ、掘削土砂の搬出先がなく
掘削工事が行えていないのが現状とのことであります。一方、
30
海 部 川 に お い て も 異 常 堆 積 砂 利 の 問 題 を 抱 え て お り ま す が 、こ
の度、海陽町の協力により新たな残土処理場が設置され、よう
や く 土 砂 受 け 入 れ 準 備 が 整 っ た た め 、一 定 量 の 河 床 掘 削 が 可 能
となったことをお聞き致しました。
掘削土砂の搬出先が美波町内で確保できれば河川工事によ
り 除 去 す る こ と が 可 能 と の 見 解 を お 聞 き し て お り ま す 。現 在 美
波 町 内 に お い て は 、大 量 残 土 の 処 分 可 能 な 場 所 が 確 保 で き て い
ない状況です。近隣の 海陽町や那賀町では、国や県が実施する
公 共 工 事 等 に 伴 う 残 土 を 受 け 入 れ る た め 、残 土 処 理 場 の 設 置 及
び 管 理 に 関 す る 条 例 に 基 づ き 、町 内 に 町 営 残 土 処 理 場 を 設 置 し
ているところもございます。
町 と 致 し ま し て も 、河 川 の 堆 積 土 砂 や 建 設 残 土 の 処 分 場 の 確
保は、早急に取り組むべき課題と受け止めております。今後、
徳 島 県 と も 連 携 し 、残 土 処 分 場 と し て 活 用 可 能 な 適 地 調 査 を 行
い、関係住民のご理解・ご協力を得ながら町内に残土処分場の
早期設置を検討してまいります。
議 員 に お か れ ま し て は 、ご 理 解・ご 協 力 の 程 よ ろ し く お 願 い
致します。以上答弁とさせて頂きます。
議
6
番
議
長
松本議員
員
自 席 か ら 発 言 さ せ て 頂 き ま す 。今 、建 設 課 長 が ご 回 答 頂 き ま
し て 、 そ れ は 私 も 了 承 し て お り ま す 。土 砂 の 置 き 場 所 が 必 要 な
こ と は 私 も 理 解 し て お り ま す 。ご 存 知 と 思 い ま す が 、11 月 7 日
の 徳 島 新 聞 で は 、 今 も 課 長 が 仰 っ た よ う に 、 海 陽 町 で は 4.4h
a の 置 き 場 所 を 購 入 し ま し て 、徳 島 県 が 来 年 1 月 よ り 海 部 川 の
堆 積 土 砂 を 取 る こ と に な っ て お り ま す 。他 町 で は こ の よ う に 積
極的に実施されております。常に美波町影治町長は「町民の安
全を最優先に」と明言されており、日和佐川 や北河内谷川の流
域の住民が安心して生活できるよう、安全を確保して頂きた
い 。 私 が 撮 っ て き た 写 真 な ん で す が 、こ れ は 西 河 内 の 原 ケ 野 地
区 で ご ざ い ま す 。見 て 頂 け れ ば 分 か る と 思 い ま す が 、 堤 防 の 高
さと堆積土砂の高さが同等もしくは堆積土砂の方が高いんで
す。つまりこれ、流れた場合にはここを除いてこの低いところ
を 通 る と い う こ と は 、半 分 以 下 し か 水 が 流 れ な い と 思 い ま す の
で、こういう写真を 一応撮ってきました。それとこれこの写真
は 宝 木 橋 か ら 北 河 内 谷 川 の 上 流 を 撮 影 し た も の で す 。こ れ も ご
存じのとおり中州には堆積土砂に雑木・ススキ等が自生してお
ります。これでは水源も半分しか流れません。今後、課長の回
答 も 分 か り ま し た が 、大 き な 雨 が 降 り ま す と 必 ず 水 害 が 起 こ る
31
と 思 い ま す 。 こ れ を 町 と 致 し ま し て 、河 川 の 流 域 の 住 民 の 立 場
に立って早急に置き場所並びに土砂の取り除きをお願いした
いと思います。よろしくお願いします。
一般質問を終わります、ありがとうございました。
議
長
以上で、松本議員の一般質問は終了しました。
続いて、1 番舛田議員の一般質問を許可します。
舛田議員
1
番
議
員
私は地域住民長年の悲願であります日和佐小野線恵比須浜
字田井バイパス道路の計画が現在どのようなかたちで進んで
い る の か 、ま た そ れ が 早 期 に 実 現 さ れ る の か を お 聞 き を 致 し ま
す 。 田 井 恵 比 須 浜 の 住 民 達 は 過 去 半 世 紀 以 上 に 亘 っ て 、バ イ パ
ス道路の開通を望んでおりました。度重なる落石・崩落・転落
事故・長期の通行止め・工事に伴う時間制限など、また敷設さ
れ て い る 水 道 管 も 亀 裂 を 起 こ し 修 理 も 後 を 絶 ち ま せ ん 。な に せ
断 崖 に つ く ら れ た 道 、懸 念 さ れ て い ま す 南 海 ト ラ フ 巨 大 地 震 に
は 落 石 や 一 部 の 崩 落 な ど で は 済 ま な い こ と は 明 ら か で あ り 、電
気や水道・電話などのライフラインも寸断され、地域が孤立す
ることは必至であります。
今 ま で に バ イ パ ス 道 路 推 進 の 話 が 数 回 あ り ま し た 。い ろ い ろ
な 事 情 で と ん 挫 中 止 と な っ て お り ま し た が 、今 回 県 主 体 で 計 画
されていますバイパス道路。特に防災上の観点から 、そして叫
ばれています地域創世・地域活性また観光等の観点からも早期
の 実 現 を 強 く 望 む も の で あ り ま す 。バ イ パ ス の ル ー ト 選 定 ・ 測
量・設計などの調査業務が着々と行われているのを聞きます
が 、約 2 年 が 経 と う と し て い る 今 、町 が 知 り え た 最 新 の 情 報 と 、
さ て こ れ か ら ど う 展 開 し て い く の か 、今 後 の 見 通 し に つ い て お
聞きを致します。よろしくお願いします。
議
長
町
長
町長
それでは日和佐小野線恵比須浜バイパスについて私の方か
ら 答 弁 を さ せ て 頂 き ま す 。日 和 佐 小 野 線 恵 比 須 浜 バ イ パ ス に つ
きましては、日和佐小野線の大浜・田井区間 が南海トラフ巨大
地 震 発 生 時 に 崩 落 す る 危 険 性 が 高 く 、田 井 恵 比 須 浜 地 区 が 孤 立
す る 恐 れ が あ る こ と か ら 、田 井 か ら 山 越 え で 北 河 内 に 抜 け る 道
路 開 設 を 当 初 、町 の 事 業 主 体 に よ る 林 道 事 業 と 自 衛 隊 の 協 力 の
組 み 合 わ せ に よ り 実 施 で き な い か 、ま た そ の 財 源 確 保 に つ い て
県に協力依頼をしながら事業の実現性を検討していましたと
こ ろ 、 平 成 24 年 に 飯 泉 知 事 の ご 英 断 に よ り 徳 島 県 が 県 道 と し
て 整 備 し て 頂 け る と い う こ と に な っ た も の で あ り ま し て 、平 成
32
25 年 度 か ら 県 の 方 で は 新 規 事 業 と し て 予 算 計 上 を さ れ 、事 業 が
進 め ら れ て い る と こ ろ で あ り ま す 。概 要 に つ き ま し て で ご ざ い
ますが、整備区間は、北河内字本村から 恵比須浜字田井に至る
延 長 約 1.7k m 、 幅 員 は 5m か ら 7m で 予 定 さ れ て お り ま す 。
次 に 進 捗 状 況 に つ い て で ご ざ い ま す が 、 平 成 25 年 度 に 既 存
の地形図をもとに道路の概略設計を実施し、ルート選定を行
い 、 今 年 度 26 年 度 は 測 量 と 道 路 予 備 設 計 、 北 河 内 谷 川 を 渡 る
橋 梁 の 予 備 設 計 、環 境 調 査 及 び 地 質 調 査 が 行 わ れ て お り 、 作 成
し た 平 面 図 を も と に 、道 路 概 略 設 計 で 選 定 さ れ た ル ー ト の 平 面
線形、縦 横断線形の比較案を策定し、施工性や経済性 ・維持管
理・走行性や安全性及び環境等において総合的な検討を 現在行
っているというふうに伺っております。
ま た 道 路 予 備 設 計 と 並 行 し て 用 地 立 会 の 準 備 中 で あ り 、年 明
けには、田井側の用地境界立会を行い、来年度には詳細設計を
行 っ た 後 、丈 量 図 を 作 成 し 用 地 交 渉 に 入 る と い う 予 定 と 伺 っ て
お り ま す 。バ イ パ ス が 完 成 致 し ま す と 、災 害 時 の 孤 立 化 の 解 消 、
避 難 路 及 び 復 興 復 旧 に 資 す る 道 路 と し て 、ま た 平 時 は 地 域 住 民
の安全性・利便性の向上など、住民生活に及ぼす影響も大きい
こ と か ら 、町 と 致 し ま し て も 早 期 整 備 に 向 け て 県 と 協 議 し な が
ら地元協議を進めてまいりますので、議員におかれましても、
ご支援賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせて頂きます。
議
1
番
議
長
舛田議員
員
町長から説明を受けて、いよいよかなぁと思います。これか
らもですね、町としても県当局にですね、これが、仕事が後回
しになることなく、まさかと思いますが中止となることなく、
この必要性・緊急性をですね、強く強く ですね、訴えて欲しい
と 思 い ま す 。期 待 を 致 し ま し て で す ね 、私 の 質 問 は 終 わ り ま す 。
議
長
以上で、舛田議員の一般質問は終了しました。
続いて、7 番永本議員の一般質問を許可致します。
永本議員
7
番
議
員
お は よ う ご ざ い ま す 。医 療 保 健 セ ン タ ー の 地 震 津 波 対 策 に つ
い て お 尋 ね を 致 し た い と 思 い ま す 。旧 日 和 佐 高 校 跡 地 に 建 設 予
定の医療保健センターは立地場所にかなりの不安を抱えたま
まの出発となっております。南海トラフ連動、三連動地震。さ
ら に そ れ に 伴 う 大 津 波 レ ベ ル 2 の 場 合 、 大 浜 海 岸 で 最 大 9.8m
と 公 表 さ れ て お り ま す 。 立 地 場 所 は 大 浜 海 岸 か ら 約 600m 海 抜
3m ぐ ら い で 津 波 浸 水 深 が 1m か ら 4m と 公 表 さ れ て お り ま す 。
日和佐河川敷の延長部分で河川の土砂が集積してできた土層
33
で 地 盤 は 相 当 軟 弱 な も の と 思 わ れ ま す 。一 般 的 に こ の よ う な 地
層 で は 震 度 6 強 か ら 7 と い う 大 き な 揺 れ が 長 く 続 い た 場 合 、地
盤 沈 下 と 地 盤 の 液 状 化 現 象 が 発 生 す る と 言 わ れ て い ま す 。ま た
津 波 の 威 力 は 50 ㎝ で 人 は 歩 行 で き な く な り 、2m で 木 造 家 屋 は
ほ と ん ど が 流 出 す る と 言 わ れ て お り ま す 。 海 岸 か ら 600m 津 波
浸 水 予 測 4m と い っ た 危 険 な 場 所 に 、 町 民 の 健 康 と 安 全 ・ 安 心
のよりどころである医療保健センターを建設するのはかなり
心 配 が あ り ま す 。基 本 設 計 が 出 来 上 が り 、 完 成 予 想 図 と 機 能 の
概 要 が 町 内 全 戸 に 配 布 さ れ ま し た が 、こ れ か ら 実 施 設 計 に 向 か
っ て 南 海 ト ラ フ 三 連 動 地 震 の 大 き な 揺 れ や 10m の 大 津 波 に 対
して耐えられる念には念を入れた考えられる万全の対策を求
めたいと思います。
その後具体的などのような安全対策を講じられたのかお示
し頂きたいと思います。それから本町で現在進行中の他の事
業、町民からの要望が強く、将来着工する予定の事業。具体的
に 申 し ま す と 町 立 病 院 は 由 岐 イ ン タ ー チ ェ ン ジ 近 く の 海 抜 23
m の と こ ろ に 建 設 さ れ て お り ま す 。以 前 か ら 関 係 者 か ら 要 望 の
強 い 日 和 佐 幼 稚 園・ 保 育 園 の 位 置 に つ い て は 先 の 議 会 で サ ン ク
ス の 西 側 の 山 林 、海 抜 40m の と こ ろ に 建 設 し た い 旨 、先 の 議 会
の 冒 頭 町 長 か ら 提 案 説 明 が あ り ま し た 。 そ の 他 、町 役 場 と 公 共
施設についてもこの場所に移転したい旨、説明がありました。
医 療 保 健 セ ン タ ー の み 津 波 浸 水 深 3m か ら 4m と 公 表 さ れ て い
る旧日和佐高校跡地に建設するのはどういう理由からによる
のか、議論に整合性がないのではないかと思います。この点に
ついても説明を求めたいと思います。
大 浜 海 岸 防 潮 堤 の 高 さ が 7.3m レ ベ ル 2 で 発 生 す る 大 浜 海 岸
の 津 波 高 が 9.8m 、 つ ま り 2.5m の 高 さ の 大 津 波 が 大 浜 防 潮 堤
を 乗 り 越 え て く る と い う 計 算 に な り ま す 。予 測 で は 日 和 佐 浦 及
び奥河内本村では木造家屋のほとんどが流出することになり
ま す 。当 局 の 発 表 に よ り ま す と 本 町 で は 2,400 人 の 人 命 が 失 わ
れ 、 3,000 戸 の 家 屋 が 流 出 ま た は 消 失 す る と さ れ て お り ま す 。
つまり医療保健センター周辺は木造家屋のほとんどが流出し、
瓦 礫 の 山 と な る こ と が 考 え ら れ ま す 。仮 に 施 設 の 建 物 が 残 っ た
としても医療保健センターとしての機能がはたして果たされ
るのかどうか心配になるところでございます。
ま と め ま す と 1 点 目 、地 盤 沈 下 と 液 状 化 に 対 し て は ど の よ う
な対応をするのか。2 点目、高台移転を進めている他の施設と
の議論の整合性についてお答え願いたいと思います。3 点目、
34
瓦礫の山の中で医療保健センターがうまく機能するのかどう
か、この点についてもお伺い 致したいと思います。以上 3 点よ
ろしくお願い致します。
議
長
総 務 企 画 課 長
総務企画課長
た だ 今 の 永 本 議 員 か ら の ご 質 問 に お 答 え さ せ て 頂 き ま す 。医
療 保 健 セ ン タ ー の 建 設 地 に つ き ま し て は 、設 計 に 当 た り ま し て
地質調査及び解析調査を行っております。調査結果では 、議員
仰られるとおり建設地については日和佐川と北河内谷川の合
流部にあたりまして、沖積堆積物である川及び海の礫・砂・シ
ルト層が深くまで分布している地質となっております。
こ の こ と か ら 、 地 表 か ら 地 下 水 位 が あ る マ イ ナ ス 2.2m か ら
マ イ ナ ス 10.8m ま で の 砂 の 層 は 大 地 震 時 に 液 状 化 す る 可 能 性
が高く、液状化に伴い地盤沈下も発生する可能性があります。
こ の よ う な こ と か ら 、液 状 化 し て も 建 物 を 支 持 で き る 層 が あ る
地 表 か ら マ イ ナ ス 25.9m 以 下 の 深 さ に 杭 基 礎 を 支 持 さ せ る 方
法が挙げられております。今後、詳細な設計を行うこ ととなり
ますが、地質調査や液状化解析等の結果を踏まえ、杭の種類・
杭の直径・杭の本数・杭の長さを決めることとなります。
建 設 場 所 に つ き ま し て は 、選 定 に つ い て は 以 前 か ら 議 会 の 方
で ご 説 明 さ せ て 頂 い て お り ま す よ う に 、病 院 に つ き ま し て は 入
院 患 者 が お ら れ る と い う こ と と 、医 療 保 健 セ ン タ ー に つ き ま し
て は 常 時 入 院 患 者 等 は い な い と い う こ と で 、現 在 の 場 所 に 選 定
が さ れ て お り 、議 会 で の ご 承 認 も 頂 い て い る こ と と 思 っ て お り
ます。
瓦礫の山の場合の医療保健センターの機能ということでご
ざ い ま す け れ ど も 、周 囲 に 瓦 礫 等 が 道 路 等 に 散 乱 し た 場 合 は も
ちろん車での利用っていうのは出来ないかと思いますけれど
も 、ピ ロ テ ィ 方 式 と い う こ と で 2 階 以 上 の 部 分 に つ き ま し て は
機 能 は 保 全 さ れ る と い う こ と で 、屋 上 等 に も 避 難 で き る よ う な
仕組みとなっております。そういうことで、瓦礫等がどういう
段 階 で 除 去 さ れ る か 分 か り ま せ ん け れ ど も 、そ う い っ た 整 備 が
できましたら早い段階で機能が再開されるというように認識
致しております。以上でございます。
議
7
番
議
長
永本議員
員
自 席 か ら お 願 い 致 し ま す 。地 盤 沈 下 に 対 す る お 答 え が な か っ
た よ う で ご ざ い ま す が 、こ れ に 対 す る 対 策 を お 願 い し た い と 思
います。それか ら町長にお聞きをしたいんですが、この町立病
院 23m の と こ ろ 高 い 台 に 移 転 す る と 、こ れ は ま ぁ そ れ で 素 晴 ら
35
し い こ と だ と 思 う ん で す が 、さ ら に ま た サ ン ク ス 西 の 40m の と
こ ろ に 高 台 開 発 を 進 め た い と い う こ と で す が 、そ れ も ま た 良 か
ろうと思うんであります。しかしこの保健センターのみ、医療
保 健 セ ン タ ー の み 浸 水 深 3m か ら 4m の と こ ろ に ど う し て 建 設
をするのか、そういうことであればですね、町立病院も現在の
日 和 佐 病 院 の と こ ろ 、あ る い は そ の 隣 の 高 校 グ ラ ウ ン ド あ た り
で も よ か っ た の で は な い か と 言 う こ と に な り ま す け れ ど も 、そ
の あ た り の 説 明 を お 願 い し た い と 思 い ま す 。そ れ か ら こ の ピ ロ
ティ方式、これは高床式ということですが、これについては既
に 民 間 の 福 祉 法 人 東 紅 会 が 採 用 し て お り ま す 。東 紅 会 の 場 合 は
海 抜 9m の と こ ろ に 4m の ピ ロ テ ィ 、 つ ま り 高 床 に し て 2 階 3
階 4 階を事務所・入所室という ふうにしております。それから
同 じ く 民 間 福 祉 法 人 由 岐 福 祉 会 ね ん り ん で は 、既 に も う 高 台 移
転 と い う こ と を 計 画 し て お る よ う で ご ざ い ま す 。こ う い う ふ う
に で す ね 、民 間 の 方 が 万 全 の 態 勢 を と っ て 絶 対 に 人 命 を 守 る ん
だ と い う よ う な 姿 勢 で 取 り 組 ん で い る 中 で で す ね 、こ う い っ た
ちょと不安定な場所に建設をするということはまぁ議会の決
定 と い え ど も で す ね 、や は り ち ょ っ と 問 題 が あ る の で は な い の
か。
昨 年 高 知 県 の 中 土 佐 町 を 視 察 し た 時 に は 、同 じ よ う な 問 題 で
7.1 億 円 の 温 泉 セ ン タ ー を 議 会 が 決 定 し て お き な が ら 、 ま た 議
会 が 白 紙 に 返 し た と い う 例 を 聞 い て お り ま す 。本 町 の 場 合 は 既
に 基 本 設 計 も 出 来 て 進 ん で お る わ け で ご ざ い ま す か ら 、白 紙 に
返 せ と い う こ と は ち ょ っ と 不 善 だ と 思 い ま す が 、万 全 の 対 策 を
ですね、取って頂きたい。先ほどの地盤沈下に対してどのよう
に 対 応 す る の か お 願 い し た い と 思 い ま す 。よ ろ し く お 願 い し ま
す。
議
長
総 務 企 画 課 長
総務企画課長
失礼しました。地盤沈下につきましては解析等の結果、マグ
ニ チ ュ ー ド 8.5 で 設 計 用 水 平 加 速 度 が 見 込 350g a l の 場 合 で
ご ざ い ま す け れ ど も 、約 12.1 ㎝ 沈 下 さ れ る 可 能 性 が あ り ま す 。
こ う い っ た こ と か ら 先 ほ ど 申 し 上 げ ま し た よ う に 、杭 の 強 度 と
い い ま す か 、建 物 を 支 持 で き る 深 さ マ イ ナ ス 25.9m の 以 下 の と
ころに杭基礎を支持させるといった方法によって地盤沈下が
起こっても建物支持できるような設計とさせて頂くことと致
しております。以上です
議
7
番
議
長
永本議員
員
再度お願い致します。地盤沈下に対しては提言です が、これ
36
はあらかじめ埋め立て作業をしておけばその分が保障される
というふうに思いますが、これについてはどうでしょうか。
議
長
総 務 企 画 課 長
総務企画課長
先 ほ ど 申 し 上 げ ま し た 通 り 、地 下 水 位 マ イ ナ ス 2.2 か ら マ イ
ナ ス 10.8m ま で の 間 の 砂 の 層 が 液 状 化 す る と い う こ と で 、そ の
部分を全部地質を改良するっていう方法であれば液状化は防
げると思いますけれども、ここの部分をですね、全て地質を変
え て し ま う と い う こ と に な り ま す と 、地 下 水 を ご 利 用 の ご 家 庭
とかですね、まだございます。そういった面でそういったこと
も 考 慮 致 し ま し て 、今 回 に つ い て は 杭 基 礎 で 設 計 さ し て 頂 く こ
とと致しております。
議
7
長
番
議
員
永本議員
再 々 質 問 で こ れ で 最 後 に し ま す け れ ど も 、町 長 に お 聞 き し た
い 。こ う い う こ と で あ れ ば で す ね 、日 和 佐 病 院 も 無 理 に 23m の
ところに移転しなくてもそういうような方法でできたのでは
な い の か な ぁ と い う よ う な 感 じ を 持 つ わ け な ん で す が 、そ れ に
ついてどうでしょうか。
議
長
町長
町
長
今 回 議 員 か ら ご 質 問 の あ る 件 に つ き ま し て は 、今 ま で に も も
う 既 に 何 回 も お 答 え も し て お り ま す し 、議 論 は 十 分 尽 く さ れ て
き た と い う ふ う に 認 識 を 致 し て お る と こ ろ で あ り ま す 。そ ん な
中で当時由岐病院・日和佐病院を統合して、1 病院 1 診療所に
す る と い う 基 本 方 針 の も と で 、新 し い 美 波 病 院 を 高 台 に す る と
い う ふ う に 至 っ た 経 緯 に つ き ま し て は 、住 民 説 明 会 で も 申 し 上
げましたけれども、いわゆる入院患者がいること、その方達が
東 日 本 大 震 災 の 教 訓 に よ り ま し て 、特 に 南 三 陸 の 志 津 川 病 院 で
は 3 階に入院されていた患者さんが屋上に移動できれば助かっ
て い た 命 が 多 く 奪 わ れ た と 、そ し て 看 護 師 さ ん も 含 め 多 く 奪 わ
れ た と い う こ と で ご ざ い ま す 。そ う い っ た こ と で 入 院 患 者 さ ん
につきましては、自分で歩行が出来ない方が多くいらっしゃ
る 、そ し て そ の 方 を 安 全 な い わ ゆ る 屋 上 ま で 動 か す こ と も 非 常
に 難 し い と い う よ う な こ と も ご ざ い ま し て 、今 回 の 病 院 の 整 備
に当たりましては、津波の影響を受けないところということ
で 、由 岐 イ ン タ ー を 降 り た 標 高 23m の と こ ろ と い う こ と に さ し
て頂いたところでございます。
議員から以前から仰る日和佐高校の跡地に医療保健センタ
ーを建設するのは整合性が取られないんでないんかっていう
よ う な こ と を 仰 ら れ て お る わ け で ご ざ い ま す け れ ど も 、当 初 の
37
1 病院 1 診療をするときに、申し上げましたように診療所部分
については病床数がないいわゆる無床の診療所であることか
ら、いわゆる活動的な時間帯の利用ということになりますの
で 、そ の 避 難 の 経 路 を 確 保 す る こ と に よ り 人 命 を 救 う と い う こ
と を も っ て 整 備 方 針 と さ し て 頂 き 、住 民 の 方 々 の 利 便 性 を 考 慮
し 、あ の 場 所 に 決 め さ し て い た だ い た と い う こ と で ご ざ い ま す
の で 、当 局 と 致 し ま し て は 整 合 性 が 取 れ て い な い と は 考 え て い
な い と こ ろ で ご ざ い ま す 。ご 理 解 の ほ ど を よ ろ し く お 願 い を 致
します。
議
長
以上で、永本議員の一般質問は終了しました。
続いて 8 番寺下議員の一般質問を許可致します。
寺下議員
8
番
議
員
議 長 の 許 可 を 得 ま し た の で 私 の 方 か ら は 大 き く 2 問 、人 材 育
成についてと木岐小学校の今後の方向性についてを質問致し
ます。
ま ず 1 問 目 の 人 材 育 成 に つ い て で す が 、小 さ く 3 点 に 分 け て
質問致します。まず 1 点目、現在人材育成基本方針改定のため
に ア ン ケ ー ト 調 査 が 行 わ れ て い ま す 。ア ン ケ ー ト に は 見 直 し の
最大の目的は住民に信頼される職員の育成と書かれています
が、配布対象が町内在住の職員と接する機会の多い審議会・委
員会等の委員、議員という限定された範囲になっています。本
来 の 目 的 に 照 ら し 合 わ せ る と も っ と 対 象 を 広 げ 、幅 広 く 行 う 方
が よ り 多 い 意 見 の 収 集 に 繋 が る と 考 え ま す 。限 ら れ た 対 象 に ア
ン ケ ー ト を 行 う の は な ぜ な の か 、そ の 意 義 と そ の 結 果 を ど の よ
うに活用・反映させるのかお伺いします。そして美波町職員人
材 育 成 推 進 委 員 会 と し て は 、他 に ど の よ う な 手 順 を 経 て 見 直 し
を行うのか、いつまでに行うのかについてもお伺いします。
2 点目、阿南・那賀・美波定住自立圏共生ビジョンには圏域
内における人材の育成や圏域内市町の職員等の交流等が掲げ
ら れ て い ま す が 、具 体 的 な 事 業 は 実 施 さ れ て い る の か お 伺 い し
ま す 。例 え ば 那 賀 町 の ケ ー ブ ル テ レ ビ 運 営 等 の ノ ウ ハ ウ を 本 町
の 職 員 が 得 る よ う な 機 会 は 作 れ な い の か 、工 夫 次 第 で 広 域 行 政
の 学 習 実 践 機 会 で も あ り 、有 用 だ と 考 え ま す が い か が で し ょ う
か。
3 点 目 、毎 年 毎 年 数 名 の 定 年 退 職 を 迎 え ら れ る 職 員 さ ん が い
ら っ し ゃ い ま す 。彼 ら は 長 年 町 民 に 寄 り 添 い 、 こ の 町 の 実 情 を
十 分 に 把 握 し た 職 員 で あ り 、そ れ ら の 職 員 が 減 る と い う こ と は
大 き な 人 材 の 喪 失 に 繋 が る と 考 え ま す 。退 職 者 の ノ ウ ハ ウ 等 は
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長 年 時 間 を か け 、積 み 上 げ ら れ た 経 験 に 基 づ く 貴 重 な 財 産 で あ
り ま す 。そ れ ら の 引 き 継 ぎ 等 に つ い て ど の よ う に 考 え ら れ て い
る の か お 伺 い し ま す 。以 上 、答 弁 の 方 よ ろ し く お 願 い 致 し ま す 。
議
副
長
町
長
副町長
私 の 方 か ら 1 点 目 の 人 事 育 成 に つ い て お 答 え を 致 し ま す 。ま
ず 1 番 目 の ご 質 問 で ご ざ い ま す が 、現 在 行 っ て お り ま す 人 材 育
成 基 本 方 針 改 定 の た め の ア ン ケ ー ト 調 査 に つ い て 、そ の 目 的 と
結果の活用・反映方法、また美波町職員人材育成推進委員会で
の 今 後 の 手 順 等 に つ い て の ご 質 問 で ご ざ い ま す が 、人 材 育 成 基
本 方 針 に つ き ま し て は 、地 方 分 権 の 進 展 や 少 子 高 齢 化 等 の 諸 環
境 の 変 化 に よ り 、住 民 ニ ー ズ は 複 雑 化 ・ 多 様 化 し な が ら 増 大 し
て お り 、こ う し た 変 化 に 適 切 に 対 応 し て い く た め に は 職 員 の 職
務 遂 行 能 力 の 向 上 が 不 可 欠 と な っ て き て お り ま す 。ま た 一 方 で
は厳しい財政状況からコスト削減や組織変革による職員数の
減 少 が 避 け ら れ な い 状 況 で あ り ま し て 、少 数 精 鋭 の 組 織 体 制 に
よ り 、様 々 な 変 化 や 住 民 ニ ー ズ に 対 応 し て い く こ と が 求 め ら え
ております。このような状況を踏まえまして、美波町では、平
成 18 年 4 月 に 「 美 波 町 人 材 育 成 基 本 方 針 」 を 策 定 し 、 求 め ら
れる職員像を明らかにして取り組みを進めてきました。しか
し、この基本方針策定から 8 年を経過し、この間の諸環境の変
化 も 大 き い こ と 、ま た 平 成 26 年 5 月 14 日 に 地 方 公 務 員 法 の 一
部 改 正 法 が 公 布 さ れ ま し て 、 平 成 28 年 4 月 か ら 施 行 さ れ る こ
とと合わせて、人事評価制度を導入し、職員の能力及び実績に
基 づ く 人 事 管 理 の 徹 底 を 図 る 必 要 が あ り 、こ れ ら を 踏 ま え ま し
て総合的に見直すことと致しました。
また、アンケート調査については、議員の 皆様をはじめとし
て 、職 員 と 接 す る 機 会 の 多 い 各 種 の 委 員 会 あ る い は 審 議 会 の 委
員 の 皆 様 方 で あ り ま す と か 、町 内 会 長 等 の 方 々 に ア ン ケ ー ト を
依頼を致しております。
こ れ ら の 皆 様 方 か ら 、役 場 職 員 の 人 材 育 成 に 繋 が る ご 意 見 を
多 数 頂 け る も の と 思 っ て お り ま し て 、皆 様 方 か ら 頂 き ま し た 回
答 を 整 理 さ せ て 頂 く こ と に よ り 、現 在 の 問 題 点 と 住 民 の 期 待 す
る 職 員 像 を 把 握 致 し ま し て 、そ れ を 踏 ま え た 上 で 人 材 育 成 推 進
委員で組織として求められる職員としてのあるべき姿を定め
ることと致しております。
次に、2 番目の阿南・那賀・美波定住自立圏構想共生ビジョ
ン に 掲 げ ら れ て い る 、圏 域 内 に お け る 人 材 の 育 成 や 圏 域 内 市 町
の職員等の交流事業についてお答えを致します。阿南・那賀・
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美 波 定 住 自 立 圏 共 生 ビ ジ ョ ン で は 、圏 域 内 の 職 員 等 の 交 流 の 対
応策について、さまざまな行政課題に対応するため、圏域内の
自治体で専門的な知識や経験を共有し、研修や交流活動によ
り、圏域全体の行政力の向上を図ることと 致しております。現
在、行っております人事交流については、各担 当者部会での交
流 が 主 で ご ざ い ま す 。 こ れ は 、各 部 門 別 で 毎 年 1 回 か ら 2 回 程
度 行 わ れ て い る も の で 、各 市 町 の 取 り 組 み 内 容 な ど の 情 報 交 換
や 研 修 会 へ の 参 加 な ど を 行 っ て お り ま す 。ケ ー ブ ル テ レ ビ 運 営
に限らず各種事業において、相手側の都合にもよりますけど
も 、そ の ノ ウ ハ ウ を 情 報 共 有 す る こ と は 可 能 で あ る と 考 え て お
り、必要であれば研修的なことも考え ております。今後も、職
員 派 遣 の 検 討 も 含 め 、各 種 部 会 を 通 し て の 人 事 交 流 を 深 め て 参
りたいと考えております。
次に、3 番目の定年退職者の経験やノウハウの引き継ぎに対
する考えでございますが、議員が申されますように、職員が 長
年に渡って職務を通じて培ってきた経験・技術・ノウハウ等は
非 常 に 貴 重 な 財 産 で あ り ま し て 、町 と し て も 失 い た く な い と い
う 思 い で ご ざ い ま す 。 し か し な が ら 、 現 在 、 役 場 の 定 年 は 60
歳 と な っ て お り ま す 。こ れ は 、地 方 公 務 員 法 に 定 め ら れ た 制 度
である以上、それに従うしかございません。定年退職による事
務 の 引 き 継 ぎ に つ き ま し て は 、事 務 継 ぎ 書 に よ る こ と を 基 本 と
致しておりますが、退職するまでの 間、日常業務において上司
か ら 部 下 へ 、日 々 の 業 務 や 実 務 を 通 し て 指 導 と か 助 言 を 行 う こ
と に よ り 、そ れ ぞ れ の 職 場 や 業 務 に お い て 引 き 継 が れ て 参 り ま
した。
こ れ だ け で 、退 職 ま で に 培 っ て き た ノ ウ ハ ウ を 全 て 引 き 継 ぐ
こ と は 出 来 な い か も 知 れ ま せ ん が 、退 職 者 の 後 を 受 け 継 ぐ 者 も
役 場 に 勤 務 し て か ら の 経 験 も あ り 、更 に 経 験 を 積 み 重 ね る こ と
により熟練した職員になるものと思っております。特に、長年
勤 務 さ れ た 課 長 が 定 年 退 職 す る 場 合 な ど 、後 任 と な る 課 長 に と
っ て 事 務 引 き 継 ぎ 等 が 大 変 な 場 合 も ご ざ い ま す 。そ の よ う な 時
には、退職後に臨時的 職員として勤務して頂くことにより、ス
ムーズな事務引き継ぎができるよう、配慮も致しております。
また、スムーズな事務引き継ぎを行うため には、退職者の 後任
の 人 事 を 早 め に 決 め る と い う こ と も 考 え ら れ ま す が 、全 体 の 人
事 を 考 え る 上 で 、特 定 の 部 署 だ け を 先 に 決 め る と い う こ と は 大
変難しく、どうしても 退職間際の人事となってしまいます。こ
の よ う な こ と か ら 、特 に 4 月 の 定 期 異 動 の あ り 方 で あ り ま す と
40
か 、方 法 等 に つ い て も 、今 後 、検 討 は し て 参 り た い と 思 い ま す 。
ま た 、 公 的 年 金 の 支 給 開 始 年 齢 が 平 成 25 年 度 以 降 段 階 的 に
60 歳 か ら 65 歳 へ と 引 き 上 げ ら れ る こ と に 伴 い ま し て 、 今 年 度
から再任用制度を施行することと致しております。現在、美波
町において再任用職員はおりませんけれども 、今後、増えるこ
とが予想されます。この場合には、再任用期間において、更に
経 験 を 発 揮 し て い た だ く と と も に 、再 任 用 職 員 が 培 っ て き た 豊
富 な 知 識 や 技 術 を 生 か せ る よ う 配 慮 し 、後 任 者 と か 若 手 職 員 へ
知識等の継承ができる期間にもなるかと考えております。
しかし、いつかは退職する訳で ございます ので、退職後にお
いては役場で培った経験等を地域などで生かして頂くと共に、
一住民として町に貢献して頂けるものと期待しているところ
でございます。以上答弁とさせて頂きます。
議
8
番
議
長
寺下議員
員
そ れ で は 自 席 か ら 再 問 を さ せ て 頂 き た い と 思 い ま す 。先 ほ ど
アンケートであったりとか、答弁頂いたんですけれども、アン
ケートについては今現在は町内の在住者になっていると思う
ん で す け れ ど も 、例 え ば 町 外 在 住 の 町 出 身 者 っ て い う の は 、 手
続 き 等 で 関 わ り を 持 つ 可 能 性 も あ り 、そ の 人 が 住 ま れ る 市 町 村
の 職 員 と の 比 較 に な る と い っ た 点 で 、そ う い う 人 対 象 に し た り
とか、職員と接する機会の逆に少ない人である住民、様々な立
場の視点から職員に求められるものが見つけられるのではな
いかという視点から、そいう人であったり、また中学生や高校
生 等 の 若 い 世 代 。こ れ は 彼 ら に と っ て は 町 職 員 は 係 る 機 会 も 多
く 、大 人 の 代 表 格 の 立 場 と し て 職 員 を 見 て い る の で は な い か と
い う こ と か ら 、そ う い う 世 代 で あ っ た り 、町 職 員 の O B や O G 、
や っ ぱ り 退 職 し た か ら こ そ 引 き 継 ぐ こ と も あ る と 思 う の で 、そ
う い う 人 と か も 対 象 に し て 同 じ 見 直 し を 行 う の だ っ た ら 、少 し
でもいいものにするためにも幅を広げて意見を聴取するって
い う 方 法 も あ る の で は な い か と 思 う ん で す け れ ど も 、今 後 そ れ
らを行う考え等はないのか、まず 1 点お伺いします。
そ れ と ア ン ケ ー ト の 内 容 に お い て も 、項 目 が あ っ た ん で す け
れ ど も 、町 職 員 に 対 す る 悪 い 印 象 を 選 ぶ 項 目 の 1 つ に 挨 拶 を し
ないというのがありました。それを見たときに、挨拶をすると
いうのは小さい頃から家庭でも学校でも教わる最も基本中の
基 本 で あ っ て 、本 町 を 代 表 す る 町 職 員 が そ れ も 出 来 て い な い と
いう職場であるとすれば、それは余りにもお粗末ではないか
と、アンケートに答えること自体、私の気持ちは萎えました。
41
真剣にアンケート調査を行い、その結果を活用・反映させてい
くのであれば、もっと違う内容になるのではないでしょうか。
具 体 的 に 言 え ば 、今 回 の 質 問 は 個 々 の 職 員 に 対 す る 確 か に 個 々
の 能 力 を 向 上 さ せ る っ て い う 部 分 が る の で 、個 々 の 職 員 に 対 す
る 質 問 項 目 の よ う に 感 じ ま す が 、人 材 育 成 面 か ら 考 え る と 以 前
に比べて縦割りではなく、横軸の連携が重要視される昨今、
個 々 の 能 力 の 向 上 は も ち ろ ん の こ と 、そ れ 以 上 に 課 ご と の 組 織
体制であったり、課の雰囲気、役場や現場の雰囲気、そこら辺
ま で も っ と 踏 み 込 ん だ 質 問 項 目 に し て 、そ の 意 見 を 新 た な 方 針
に反映するべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。
また内部から変わろうとする動きの方がよっぽど効果がある
と考えます。職員対象、先ほども 職員の中でもという話もあっ
たんですけれども、職員対象に意見の集約であったり、策定・
方 針 の 策 定 だ け で な く 、課 ご と の 業 務 改 善 マ ニ ュ ア ル づ く り 等
を行うといったような考えはないのでしょうか。
次 に 定 住 自 立 圏 共 生 ビ ジ ョ ン に お い て で す が 、先 ほ ど の 答 弁
では、やはり私が受け取ったのは、まだまだそういう事業って
い う の を 活 か し き れ て い な い の で は な い か と 感 じ ま す 。阿 南 市
長 は 今 年 6 月 の 市 議 会 の 一 般 質 問 に お い て 、職 員 の 資 質 及 び 政
策 課 題 へ の 対 応 能 力 を 高 め る た め 、ま た 地 域 を け ん 引 す る 人 材
育成するため 1 市 2 町が合同で研修するとの事業を実施してい
る と い う ふ う に 答 弁 さ れ て い ま す 。中 心 市 ば か り が 人 材 能 力 と
い う か そ う い う も の を 吸 い 上 げ る こ と の な い よ う 、十 分 に こ の
事 業 の 機 能 を 活 用 し て 、本 町 に と っ て プ ラ ス に な る よ う に 活 用
して頂きたいと思います。中心市主体のため、出来ないとあき
ら め ず 、何 か で き る 方 法 は な い か と 考 え る こ と か ら 町 民 か ら の
信頼を得るその一歩は始まると考えますが、いかがでしょう
か 。ま た 市 町 村 行 政 は 民 間 と 大 き く 異 な り コ ピ ペ が い く ら で も
可能な世界です。先進事例はさまざまなメディア・書物・ネッ
ト を 通 じ て 日 々 発 信 さ れ て い ま す 。そ れ を ど ん ど ん 活 用 し 、 実
践 し 、本 町 に あ う 独 自 の も の に 変 化 さ せ て い く こ と が 大 切 だ と
思います。国の地方創世ビジョンの町・人・仕事・創世法にお
い て は 市 町 村 が 独 自 で 総 合 戦 略 を 作 成 す る 。言 い 換 え れ ば 地 方
から知恵を出したところに予算を付けるということだと思い
ま す 。本 町 に お い て は 初 日 の 町 長 提 案 理 由 の 説 明 に も 具 体 的 取
り 組 み を 進 め る と の 報 告 が あ り ま し た が 、こ の タ イ ミ ン グ に い
か に 主 体 的 に 対 応 で き る か が 大 事 で あ り 、町 民 の 活 力 に 繋 が る
内容を知恵を出し提案できる職員の育成を進めて欲しいと思
42
います。現状で今、何かを検討されていることはありますか。
あれば具体的にお聞かせ下さい。
議
副
町
長
副町長
長
寺 下 議 員 の 再 問 に お 答 え を し た い と 思 い ま す 。ア ン ケ ー ト の
対 象 者 を 町 外 の 者 で あ る と か 、或 は 若 者 に っ て い う よ う な 広 げ
る考えはないのかと言うことであったかと思うんですけども、
今回につきましては先ほど申し上げたように直接的に町と関
わ り の 深 い 方 に 限 定 を し て い る わ け で す け ど も 、そ れ で 今 回 見
直 し を さ し て 頂 こ う と い う ふ う に 考 え て お り ま す 。そ れ と ア ン
ケ ー ト の 内 容 で す け ど も 、そ の 挨 拶 が で き て い な い っ て い う よ
う な 個 々 の 問 題 の ご 指 摘 だ っ た か と 思 う ん で す け ど も 、そ の 点
に つ き ま し て は 町 長 の 方 か ら も で す ね 、常 に 職 員 に 対 し て そ の
挨 拶 を す る よ う に と い う よ う な こ と の 訓 示 が ご ざ い ま し て 、そ
れ を 受 け て で す ね 、課 長 会 等 で も そ う い う 挨 拶 に つ い て の 徹 底
を 図 っ て い る と こ ろ で は ご ざ い ま す け ど も 、な お ま だ そ れ が 徹
底 し て い な い と い う よ な ご 指 摘 か と 思 い ま す の で 、そ の 点 に つ
き ま し て は 再 度 で す ね 、徹 底 し て 挨 拶 が で き る よ う な 職 員 を 育
てていきたいというふうに思っております。
後 、定 住 自 立 圏 の 事 業 の 関 係 で ご ざ い ま す け れ ど も 、先 ほ ど
申し上げたように、今のところはその研修でありますとか、が
主 な も の に な っ て お り ま し て 、研 修 会 の 主 体 が 現 在 の と こ ろ 阿
南市が主になってそこへいろんな研修の項目があるわけです
けども、そこに先ほど言った職員を派遣して、研修をさしてい
る と い う よ う な と こ ろ が 主 な と こ ろ で ご ざ い ま す の で 、そ の あ
り方といいますか、やり方についてもですね、今後それぞれの
部 会 等 で 検 討 致 し ま し て 、例 え ば こ ち ら の 美 波 町 で あ り ま す と
か 、あ る い は 那 賀 町 で あ る と か い う と こ ろ で も 必 要 な 研 修 と か
が で き れ ば と 言 う ふ う に も 思 っ て お り ま す の で 、そ の あ た り に
ついてはまた今後検討してまいりたいというふうに思ってお
ります。
そ れ と 地 方 創 世 絡 み で あ り ま す け ど も 、そ の あ た り に つ き ま
しても、今現在対策、地方創世の対策会議というのも立ち上げ
て ご ざ い ま し て 、そ れ と 合 わ せ ま し て き ち っ と し た 対 応 が で き
るように取り組んでまいりたいというふうに思っております。
抜けている点があったら仰って頂けたらと思います。
議
8
番
議
長
寺下議員
員
アンケートについては別の議員からも通告が出てますので、
そ の ぐ ら い に 私 の 方 は 置 き た い と 思 い ま す 。職 員 さ ん は 時 代 の
43
流れと共に複雑化する業務内容に皆真剣に取り組んで頂いて
おります。今後も職員数が減るという厳しい現実があります
が 、 頑 張 っ て 頂 き た い と 思 い ま す し 、先 ほ ど 副 町 長 が 言 わ れ た
定 住 自 立 圏 の 部 会 研 修 に お い て も 、し っ か り と 検 討 し て 、 検 討
だけに留まらずに実践に繋げるようにこれからも実施に向け
ていろいろな知恵とかそういうものを出して頂きたいと思い
ます。
ところで今年度と言うのは町長は攻めの姿勢でという表現
を 使 わ れ た こ と が あ る ん で す け れ ど も 、こ れ か ら の 取 り 組 み を
考える中で具体的に事例を含めて提案したいと思うんですけ
ど も 、 大 分 県 の 国 東 市 は 平 成 25 年 度 に 基 金 運 用 利 回 り 1.96%
を 実 現 し ま し た 。一 般 的 に 地 方 自 治 体 の 財 務 環 境 に お い て は 効
率 性 を 追 求 す る こ と は リ ス ク を 伴 う 可 能 性 も あ り 、意 識 が 薄 い
と 思 い ま す 。し か し 自 治 体 を 経 営 す る と い っ た 観 点 か ら 考 え る
と、工夫次第でプラスを生むことが できる ということです。美
波 町 の 基 金 残 高 が 約 3,500,000 千 円 と し て 、そ れ を 国 東 市 と 同
じ 運 用 を 行 っ た と 単 純 計 算 す る と 、 約 70,000 千 円 の プ ラ ス に
な り ま す 。 人 件 費 を 7,000 千 円 と 考 え る と 運 用 だ け で 10 人 が
雇えるということになります。もちろんこれは単純計算であ
り、同じような運用の可能性は低いかもしれません。それでも
それを実践した自治体があるということは発想の転換により、
様 々 な 取 り 組 み の 可 能 性 は 広 が ら な い で し ょ う か 。ま た 大 阪 府
の八尾市では国民健康保険料の未納付者に対して納付の案内
を 電 話 に よ っ て 実 施 し て い ま す 。そ の 取 り 組 み に よ り 約 70% 納
付 に 繋 が る 成 果 が 出 て い る よ う で す 。八 尾 市 の 場 合 は 対 象 人 数
も 多 く 、民 間 の コ ー ル セ ン タ ー に 委 託 し て 実 施 し て い る よ う で
すが、本町のような規模であれば広報等による案内だけでな
く 、職 員 同 士 の 工 夫 に よ っ て そ の よ う な 対 応 は で き な い も の で
しょうか。未収金が減れば滞納も減ります。つまり滞納の予防
策 と し て 先 手 先 手 の 対 策 を 講 じ る 、そ れ は 小 さ な 自 治 体 だ か ら
こ そ で き る 強 み で は な い か と 考 え ま す 。現 状 で 具 体 的 に そ う い
うこう事務レベルでなにか良くなるように検討されているこ
とが事業とかがあればお伺いしたいと思います。
議
副
町
長
副町長
長
先 ほ ど あ り ま し た 先 進 事 例 で ご ざ い ま す け れ ど も 、国 東 市 の
例 を 仰 ら れ ま し た け れ ど も 、そ れ に つ い て ち ょ っ と 私 勉 強 不 足
で 承 知 し て お り ま せ ん の で 、ま た い ろ ん な こ と を 確 認 を さ し て
頂 き た い と 思 い ま す 。そ れ と 八 尾 市 の 件 で 国 保 の 滞 納 の 件 だ っ
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た か と 思 う ん で す け ど も 、コ ー ル セ ン タ ー 等 で の 活 用 し た 未 納
対策で効果が上がっているというようなところでございます
け ど も 、そ の あ た り の 国 保 税 に 限 ら ず 町 税 全 体 の 対 策 に つ き ま
し て は 、こ れ ま で も い ろ い ろ と 申 し 上 げ て き て い る と こ ろ で ご
ざ い ま す け ど も 、な お 来 年 度 に つ き ま し て は 県 の 方 か ら ち ょ っ
と 徴 収 専 門 の っ て い う か 職 員 、県 の 職 員 で ご ざ い ま す け れ ど も
短 期 の 派 遣 と か い う 制 度 が ご ざ い ま す の で 、そ の あ た り の と こ
ろを少し検討をしたいというふうに考えております。以上で
す。
議
8
番
議
長
寺下議員
員
職員の人材育成とは資質の向上であり政策課題への対応能
力を高めることであります。ヒントは常に地方にあります。是
非いろいろな面から積極的に取り組む職場づくりも合わせて
行 っ て 頂 き た い と 思 い ま す 。こ れ で 1 問 目 の 質 問 は 終 わ り ま す 。
議
8
番
議
長
寺下議員
員
続 い て 2 問 目 、木 岐 小 学 校 の 今 後 の 方 向 性 に つ い て 質 問 致 し
ま す 。現 在 木 岐 小 学 校 の 現 状 報 告 や 地 域 の 方 と の 意 見 交 換 会 が
木 岐 の 各 地 区 で 実 施 さ れ て い ま す 。そ の 内 容 に つ い て ど う い う
状況であるのかをお伺いします。
次 に 将 来 的 に 木 岐 小 学 校 が 休 校 と な っ た 場 合 、校 舎 の 利 活 用
は ど の 範 囲 で 行 え る の か に つ い て も お 伺 い し ま す 。最 後 に 木 岐
の 保 育 園 に つ い て 、子 育 て を す る 中 で 選 択 肢 は 大 い に 越 し た こ
とはありませんし、孫を送り迎えするおじいちゃん・おばあち
ゃ ん も い ま す 。す べ て の 人 が 車 に 乗 れ る わ け で は な い こ と を 考
えると、現状の由岐保育園との交流も継続しなが ら、現体制で
維 持 し て も ら い た い と 考 え ま す が 、ど の よ う に 考 え て お ら れ る
のかお伺いします。以上答弁、よろしくお願いします。
議
教
長
育
長
教育長
それでは私の方から質問要旨の 1 点目につきましてお答えを
致します。教育委員会 としまして、木岐小学校 の今後を考える
上 で 、木 岐 地 域 で 生 活 さ れ て い る 皆 さ ん の ご 意 見 を 直 接 お 聞 き
し た い と 考 え 、木 岐 地 域 内 に お い て 会 を 開 催 さ せ て 頂 い て お り
ま す 。 会 は 、「 木 岐 小 学 校 の 今 後 に 関 す る 会 」 と い う こ と で 、
幼児・児童の保護者の方、木岐地域における町内会、各種団体
の代表を務められている方、そして住民の皆様という順序で、
ご意見をお聞かせ頂いています。特に保護者の方との会では、
今後、子どもたちにどのような 義務教育環境 を求めるのか、と
いうことをお尋ねするために、無記名のアンケートをお配り
45
し 、 回 収 さ せ て 頂 き ま し た 。 会 の 内 容 と し ま し て は 、「 木 岐 小
学 校 の 児 童 数 の 推 移 に つ い て 」 と い う こ と で 、 平 成 32 年 度 ま
で の 児 童 数 の 推 移 を 資 料 を 用 い て 説 明 し 、児 童 数 の 減 少 に 伴 い
ます、学級 数の推移と教員の 配当定員数 や事務職員、養護教諭
の 引 き 上 げ 条 件 に つ い て ご 説 明 致 し ま し た 。 そ の 後 、「 小 規 模
校 に お け る 教 育 の 良 い 面 と 悪 い 面 」と い う こ と で 、 資 料 を 用 い
て 、児 童 へ の 影 響 と 学 校 経 営 面 へ の 影 響 に つ い て ご 説 明 さ せ て
頂き、ご意見をお聞かせ頂いています。
次 に 、 日 程 と 出 席 者 の 状 況 で す が 、 11 月 12 日 に 保 護 者 を 対
象 に 開 催 し 、 12 人 の 出 席 を 頂 き ま し た 。 28 日 に は 地 域 の 代 表
者を対象に開催し、3 町内会の会長・副会長・老人会会長、副
会長・木岐在住の町議さん・PTA会長・副会長・在校生保護
者の代表・保護者会会長・副会長の他、施設関係者として学校
長・教 頭・保 育 園 長 に ご 出 席 を 願 い 、19 人 の ご 出 席 を 頂 き ま し
た 。 こ の 後 、 12 月 か ら 3 町 内 会 を 対 象 に お 伺 い し 、 8 日 に 白 浜
町 内 会 で 開 催 し 9 人 、 9 日 は 奥 町 内 会 で 12 人 、 10 日 は 木 岐 町
内 会 の 西 地 区 で 13 人 、 11 日 が 木 岐 町 内 会 の 東 地 区 で 5 人 と い
う出席者の状況でした。
ご 出 席 の 皆 様 か ら 頂 き ま し た ご 意 見 に つ き ま し て は 、現 在 整
理中でして、多くは 保護者の意見を尊重して欲しい、子ども の
ためを考えて欲しい、というご意見だった と思いますが、一方
では、統合されるのは 寂しい、できるのであれば存続 して欲し
い、分校という在り方も考えて欲しい 、という ご意見を頂いて
います。
教育委員会としましては、今回頂きました意見を踏まえて、
木岐小学校の今後について検討することとしております。
議
長
学 校 教 育 課 長
学校教育課長
そ れ で は 私 か ら 2 つ 目 の 将 来 的 に 休 校 と な っ た 場 合 、校 舎 の
利活用はどの範囲で行えるのかというご質問についてお答え
致します。休校等の学校校舎を活用する場合、国庫補助を受け
て 整 備 し た 建 物 等 に つ き ま し て は 、構 造 等 に よ り 処 分 制 限 期 間
と い う の が あ り 、そ の 期 間 内 で の 利 用 に つ い て は 文 部 科 学 大 臣
への報告や承認申請が必要となります。
木 岐 小 学 校 は 、 昭 和 56 年 度 に 国 庫 補 助 を 受 け て 建 設 し て お
り、鉄筋コンクリート造の構造となっており、補助を受けてか
ら 現 在 33 年 経 過 し て い ま す 。 鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 造 の 構 造 の 場
合 、 処 分 制 限 期 間 は 60 年 と な っ て お り 、 仮 に 木 岐 小 学 校 が 休
校 と な り 校 舎 を 利 活 用 す る 場 合 は 、処 分 制 限 期 間 内 と な り ま す
46
ので、校舎の貸与や転用・譲渡等行う場合は、無償・有償に関
わらず、文部科学大臣への、報告・承認申請等の手続きが必要
となります。その利用の仕方により、報告でよいか、承認申請
が 必 要 に な る か は 違 っ て き ま す が 、将 来 的 に 休 校 と な っ た 場 合
の 校 舎 の 利 活 用 に つ い て は 、 有 効 な 活 用 が で き る よ う 、地 域 住
民の方と相談しながら進めたいと考えております。以上です。
議
長
保 健 福 祉 課 長
保健福祉課長
それでは私の方からは 3 つ目の木岐保育園は今後も現体制で
維持してもらえるのかというご質問についてお答えをさせて
頂きます。
保育園は、親御さんが働いている、病気の状態にある等の理
由 に よ り ま し て 、家 庭 に お い て 十 分 に 子 ど も を 保 育 で き な い 場
合に、家庭に 代わって 保育する為、児童福祉法に位置付けられ
ました児童福祉施設でございます。
子どもの健全な育ちを支え、子どもの保育 のみならず、親や
家 庭 に 対 し て も 必 要 に 応 じ て 助 言 や 支 援 を 行 っ た り 、保 育 園 を
利用していない子育ての家庭に対しても子育ての相談を受け
るなど地域の子育て支援も行っていく役割がございます。
木 岐 保 育 園 で は 、 平 成 26 年 12 月 現 在 で す が 1 歳 児 で 1 人 、
2 歳 児 で 3 人 、 3 歳 児 で 1 人 、 4 歳 児 で 5 人 、 合 計 10 人 の 児 童
を お 預 か り し て お り ま す 。 平 成 27 年 度 の 入 園 予 定 者 に つ い て
も、9 名の入園を予定しているところでございますので、働き
な が ら 子 育 て し 易 い 環 境 づ く り 進 め る こ と か ら 、来 年 度 に お い
て も 引 き 続 き 現 体 制 で 維 持 し て い く 事 と 考 え て お り ま す 。以 上
で答弁を終わります。
議
8
番
議
長
寺下議員
員
た だ 今 そ れ ぞ れ 答 弁 を 頂 い た ん で す け れ ど も 、 13 日 付 の 徳
島 新 聞 の 朝 刊 に 徳 島 市 の 飯 谷 小 学 校 が 16 年 度 か ら 休 校 に な る
方 針 で あ る と い う 記 事 が あ り ま し た 。新 聞 記 事 か ら は 保 護 者 か
らの休校の要望が今年の 7 月に出て、その後、私自身は市教委
指 導 の 決 定 の よ う に 感 じ た ん で す け れ ど も 、実 際 の と こ ろ は 地
域 の 説 明 会 も あ っ た よ う な ん で す け れ ど も 、地 域 に と っ て は 学
校 は 中 心 と な る 拠 点 で あ り 、子 ど も 達 は 地 域 の 人 達 か ら 教 室 で
の勉強以外のさまざまな学びや体験を育んでもらっています。
私 が 木 岐 に 戻 っ た 11 年 前 に は 木 岐 小 学 校 も 30 人 程 度 の 児 童 が
いました。先生も保護者も地域の皆さんも熱心で、1 年を通し
て行事も多く、保護者の 出役もかなり多かったのですが、子育
てをする身としては木岐の教育環境はとてもありがたいもの
47
だ っ た と 思 っ て お り ま す 。 娘 が 小 学 校 を 卒 業 し て 6 年 、児 童 数
が 少 な く な る こ と は 頭 で は 分 か っ て い た も の の 、子 育 て に 追 わ
れてどうすればこの教育環境を守れるかという大きな命題に
対し地域で暮らすものとしてほとんど取り組めなかったこと、
私 自 身 反 省 も し て い ま す 。 新 聞 記 事 に も あ り ま し た が 、教 室 内
の学習に関してはどんなに小規模になってもそんなに大きな
差 は 生 ま な い と 私 は 思 い ま す 。た だ 学 校 生 活 に お い て は 集 団 生
活 の 中 で 社 会 性 を 養 う 重 要 な 役 割 が あ り ま す 。児 童 た ち に と っ
て 何 が 一 番 優 先 さ れ る べ き か を し っ か り と 考 え な が ら 、地 域 に
おいては休校により過疎が一層進む可能性も考えられること
から、今もとても心配りを頂きながら対応して頂いています
が、今後も丁寧な話し合いを重ねて頂きたいと要望します。
そ こ で 教 育 委 員 会 と し て こ の 後 、ど の よ う に 対 応 を 重 ね て い
くのかお伺いしたいと思います。
議
教
育
長
教育長
長
今 回 の 説 明 会 で す け れ ど も 、そ の 目 的 は ま ず 今 の 木 岐 小 学 校
の現状を皆様に知って頂きたいということがまず始めにあり
まして、それを知って 頂いた上でご意見を 頂き、また今後につ
い て 考 え て 頂 き た い と い う 意 味 を 持 っ て お り ま し た 。今 回 地 域
を 回 ら し て い た だ い た ん で す け れ ど も 、思 っ て い た 以 上 に 出 席
の少ない地域もございました。ただ教育委員会としましては、
そ の 会 の 案 内 に つ き ま し て 、各 戸 に 配 布 し て で き る だ け 多 く の
皆様に参加して頂きたいと思いながらお配りをして頂いた結
果 で す の で 、そ れ は も う や む を 得 な い か と 私 の 方 で は 考 え て お
ります。
今 後 の 進 め 方 な ん で す け ど も 、 一 番 近 い と こ ろ で は 22 日 に
今 回 地 域 を 回 ら せ て 頂 き ま し た 説 明 会 の 状 況 と 、そ れ と そ こ で
頂 き ま し た ご 意 見 を ま と め ま し て 、先 に 会 に 出 席 頂 き ま し た 地
域各種団体の代表者の皆様にその結果をご報告させて頂きた
いと考えております。それをそのご報告と合わせて今後の対
応・取り組みにつきましても、ご意見を 頂きたいと考えており
ま す 。そ こ の 中 に は 先 に 各 戸 に ご 案 内 を お 配 り し て お り ま す の
で 、 そ の 会 、説 明 会 の 結 果 も 各 戸 に ま た 配 布 を さ し て 頂 く と い
うような方法についてもその代表者の会でご相談さして頂こ
うかと考えております。
後 そ の 後 に つ き ま し て は 今 回 の 状 況 は 当 然 な が ら 12 月 の 定
例 教 育 委 員 会 で 教 育 委 員 の 皆 さ ん に ご 報 告 を さ せ て 頂 き 、ま た
そ の 後 に は 町 長 に も そ の 状 況 に つ き ま し て お 伝 え し て 、そ の 後
48
ま た 話 し 合 い が 進 ん で い く と い う 状 況 か と 考 え て お り ま す 。以
上でございます。
議
8
番
議
長
寺下議員
員
それではここでちょっと将来を見据えて質問をしたいと思
う ん で す け れ ど も 。将 来 的 に 由 岐 小 学 校 と 木 岐 小 学 校 が 統 合 し
た と し て も 、 現 況 は 厳 し く 1 学 年 10 人 程 度 、 全 校 生 徒 60 に 程
度 の 学 校 規 模 に な り ま す 。ま た 日 和 佐 小 学 校 に お い て も そ れ ぞ
れ の 中 学 校 に お い て も 他 人 事 で は あ り ま せ ん 。そ れ が 美 波 町 の
現実です。数字では頭で分かっていても、今から対策を考えて
行 か な い と 、子 ど も 達 に 最 良 の 教 育 環 境 を つ く れ な い 状 態 に な
る 可 能 性 が あ り ま す 。町 長 は 中 学 生 議 会 で も 中 学 生 か ら の 質 問
に 対 し 、人 口 減 少 問 題 に 対 し 移 住 に 力 を 入 れ て い く と 答 弁 さ れ
ました。生徒たちは人口減少を自分達の将来の課題として考
え、質問したのだと私は重く受け止めています。移住といって
も定年退職を迎えた世代であるとか、子育て世代であるとか、
独身世代であるとか、さまざまな対象がいるかと思います。こ
れ か ら の 重 点 政 策 と し て の 移 住 に つ い て 、具 体 的 に ど の よ う に
推進させるのか、今、実施されていること、今後考えられてい
ることがあればお伺いしたいと思います。
議
長
町長
町
長
移 住 対 策 に つ い て と い う ご 質 問 で し た け れ ど も 、現 在 移 住 に
ついて、移住に特化してですね、移住に 特化して現在行ってい
る と い う の は 、今 年 3 月 そ れ か ら 6 月 に 東 京 都 内 に お い て 田 舎
暮らしセミナーというようなイベントをさして頂いておりま
す 。こ れ に つ い て は 継 続 し て 行 っ て い き た い と 言 う ふ う に 思 っ
て お り ま す 。そ れ か ら 移 住 に 特 化 し て で は ご ざ い ま せ ん け れ ど
も 、サ テ ラ イ ト オ フ ィ ス の 誘 致 を 現 在 進 め て い る と こ ろ で あ り
ま し て 、そ れ ぞ れ の 企 業 に こ ち ら に こ ら れ て い る 人 数 と 言 う の
は 2 人・3 人というふうに少数ではございますけれども、現在
9 業 者 と い う こ と で 約 20 人 強 の 方 々 が こ ち ら の 方 に 住 民 票 を 移
し て 頂 き 、そ し て 活 動 し て 頂 い て い る と い う よ う な こ と で ご ざ
い ま す の で 、そ う い っ た こ と を こ れ か ら も 進 め て 行 き た い と い
うふうに思っております。
そ れ か ら も う 1 つ 現 在 行 っ て い る 事 業 で 、地 域 お こ し 協 力 隊
の 事 業 が ご ざ い ま す 。も と も と の 目 的 は 最 大 3 年 間 の 地 域 お こ
し協力隊の期間が済んだのちはこの美波町に定住していただ
くっていうようなことで行っているものでございますけれど
も、現在はまだ定住された方はございません。現在 3 名の方が
49
地域おこし協力隊として現在活動をして頂いておりますので、
そういった方達が定住していけれるようなっていうようなこ
とで期待もしているところであります。
も う 1 つ は 最 近 に な っ て で ご ざ い ま す け れ ど も 、町 外 か ら 美
波町に郷を移し、そしてその中で起業、起こす業の方ですね、
を や り た い と い う よ う な 申 出 が あ り 、私 ど も の 制 度 を 使 い た い
というような申出があったというふうに聞いておりますけれ
ども、それを今後どのようにしていくかと、今回たまたまです
けれども、そういったことで田舎暮らしセミナーの中なので、
そ の 美 波 町 で 起 業 し て み ま せ ん か と か 、言 う よ う な こ と も 含 め
ながら行ってもいいのかなぁというふうに考えているところ
で ご ざ い ま し て 、そ う い っ た 現 在 の 事 業 を 推 進 し て い く こ と と
大 き く は 企 業 誘 致 な ん か が で き る と い い ん で す け れ ど も 、こ れ
に つ き ま い て は 前 々 か ら 言 っ て お り ま す よ う に 、町 内 の 宅 地 の
多 く の 部 分 が 浸 水 区 域 に 入 る と い う こ と で 、用 地 を 構 え れ て な
い と い う よ う な と こ ろ が ご ざ い ま す 。そ う い っ た こ と も 対 策 を
練 り な が ら そ う い っ た こ と 、企 業 誘 致 等 に つ き ま い て も 進 め て
行きたいと思っております。以上です。
議
8
番
議
長
寺下議員
員
今 、移 住 推 進 に 向 け て い ろ い ろ な 事 業 に 取 り 組 ま れ て い る と
い う 答 弁 も 頂 き ま し た 。ち ょ っ と 通 告 か ら ち ょ っ と ず れ て し も
うて、申し訳なかったんですけれども、やはり今、過疎の進む
こ の 町 の 現 状 っ て い う の は 移 住 を 推 進 さ せ る こ と に よ っ て 、ま
た 新 た な 活 力 を 外 か ら も も た ら し て も ら っ て 、う ち の こ こ に い
る皆もその活力を持って行動していかなければ本当にこの町
は 人 が い な い 静 か な 暗 い 町 に な っ て し ま う と 思 い ま す 。学 校 は
地域全体で守らなければ保護者だけでどうにかなる問題では
決してありません。頭では分かっていても、何か行動に移さな
ければ、過疎はますます進むばかりです。地方創世、今だから
こそ町が元気になるような政策に本気で取り組んで頂けるよ
う強く要望し、私からの質問は終わります。
議
長
以上で、寺下議員の一般質問は終了しました。
小休します。
(時に
10 時
17 分
)
10 時
40 分
)
(小休中)
(時に
議
長
再開します。
続 い て 12 番 中 川 議 員 の 一 般 質 問 を 許 可 致 し ま す 。
50
中川議員
1 2
番 議 員
私 は 通 告 し て あ る と お り 、町 の 臨 時 職 員 の 処 遇 の 改 善 に つ い
て 質 問 し た い と 思 い ま す 。ち ょ と 要 旨 が は っ き り せ ん の ん で す
が、申し訳ありません。先日、徳島県労連が各自治体に 県下各
自 治 体 に ア ン ケ ー ト を 取 り ま し た 。そ の 中 で こ の 美 波 町 に つ い
て は 非 正 規 職 員 が 39.9% 約 4 割 、 そ れ か ら 保 育 士 に つ い て は
53.7% と 半 数 以 上 が 非 正 規 の 職 員 で あ り ま す 。こ う い う 非 正 規
職員の方が多いということは町のサービスが非正規職員なし
に は 業 務 が こ な せ な い と 、非 常 に 社 会 の 中 で 占 め る 割 合 が 高 く
な っ て お る と 。し か も 中 に は 10 年 余 っ て 従 事 し て お ら れ る と 、
そ う い う 中 で や は り 処 遇 の 改 善 が 重 要 に な っ て く る と 、そ う 考
えています。そこで 3 つの点について質問を致します。
1 つ は 正 規 職 員 に は 定 期 昇 給 と い う の が あ り ま す 。先 日 も 予
算、補正予算審議したように、これは長年勤めておると仕事に
対 し て 熟 練 し て き ま す 。そ の 熟 練 に 対 す る 報 酬 と し て 昇 給 が あ
るわけですが、一方臨時職員にはそれ がないと。同じ職場で同
じ よ う に 仕 事 を し て い る の に 非 常 に 不 公 平 で あ る と 、そ う い う
ことで臨時職員にも昇給を設けるべきではないかということ
で 、今 後 そ れ を 町 と し て は 昇 給 を 取 り 入 れ る そ う い う 考 え は あ
るのかということをお聞きしたいと思います。
2 つ 目 は 年 休 に つ い て で あ り ま す 。正 規 職 員 の 場 合 は 採 用 さ
れ た 時 に は 年 間 10 日 間 、 そ れ か ら 毎 年 増 え て 行 っ て 最 終 に は
20 日 と い う こ と に な っ て お り ま す が 、臨 時 職 員 の 場 合 は 雇 用 期
間 が 半 年 で 、そ の 半 年 に つ い て 5 日 間 と こ う い う 状 況 で あ り ま
す。しかも正規職員の場合は翌年に繰り越すことができると、
それに対して臨時職員の場合は繰越の制度はあるのかという
ことをお聞きしたい。
次 に 3 つ 目 に そ の 任 用 期 間 が 半 年 と い う こ と で す が 、ま た 1
年 も あ る か も 分 か り ま せ ん が 、そ の 臨 時 職 員 が 再 び 任 用 さ れ る
場合に本町では半年の任用期間の次には 1 日中断期間を置くと
い う こ と が 募 集 要 項 に あ る よ う で あ り ま す が 、こ れ に つ い て は
中断期間というのは法的には明確にそれを求める記述という
の が 一 切 存 在 し な い と い う こ と で 、な く し て は ど う か と 、 そ う
いう中断期間をなくすというそういう考え、町にはあるのか
と、以上の 3 点についてお聞きをしたいと思います。私も正規
雇 用 が 当 た り 前 の 社 会 を 目 指 す と 、そ う い う 考 え で あ り ま す の
で、ぜひともこの問題にも取り組みたいと考えておりますの
で、答弁よろしくお願い致します。
51
議
長
総 務 企 画 課 長
総務企画課長
中 川 議 員 の ご 質 問 に お 答 え さ せ て 頂 き ま す 。初 め に 御 質 問 の
1 点目、昇給についてでございますけれども、臨時職員につき
ま し て は 、 地 方 公 務 員 法 第 22 条 第 5 項 に 基 づ き 雇 用 し て お り
ま す の で 、雇 用 期 間 は 1 年 を 超 え ら れ な い こ と と な っ て お り ま
すので、昇給はございません。
次 に 2 点 目 の 年 休 に つ い て で ご ざ い ま す け れ ど も 、臨 時 職 員
の 取 り 扱 い に つ き ま し て は 、美 波 町 臨 時 職 員 等 の 身 分 お よ び 賃
金 等 取 扱 い 要 綱 の 規 定 に 基 づ き ま し て 、年 次 有 給 休 暇 や 親 族 の
葬 儀 に 利 用 で き る 忌 引 き 休 暇・夏 季 休 暇 を 取 得 で き る よ う に な
っております。有給休暇の日数につきましては、6 ヶ月につい
て 5 日 、 年 度 計 10 日 と な っ て お り ま す 。 有 給 休 暇 に つ き ま し
て は 、労 働 基 準 法 で は 雇 用 し て か ら 6 ヶ 月 間 連 続 勤 務 し 8 割 以
上 出 勤 し た 者 に 最 低 10 日 を 与 え る こ と と な っ て お り ま す け れ
ど も 、取 得 出 来 や す い よ う に 前 倒 し で 雇 用 時 か ら 有 給 休 暇 を 取
得 で き る こ と と 致 し て い ま す 。有 給 休 暇 の 繰 り 越 し に つ き ま し
ては年度内に限り繰り越すことができることと致しておりま
す。また 夏季休暇につきましては、職員と同じく 3 日となって
おります。
次にご質問の 3 点目、中断期間についてですが、1 点目で述
べ ま し た よ う に 、臨 時 職 員 の 採 用 に つ き ま し て は 、 地 方 公 務 員
法 第 22 条 第 5 項 に 基 づ き 行 っ て お り ま す 。地 方 公 務 員 法 で は 、
臨時的任用を行う場合の任用期間として、「6 ケ月を超えない
ものとし、6 月を超えない期間で更新することができるが、再
度更新はできない」とされております。美波町では、法に基づ
き、6 月以内の期間で任用しまして、1 回に限り 6 月を超えな
い 期 間 の 更 新 を 致 し て お り ま し て 、最 長 1 年 の 雇 用 期 間 と 致 し
ております。また、雇用を中断した後改めて、同一の者を任命
す る 場 合 に は 、 中 断 期 間 の 後 に 雇 用 を 致 し て お り ま す 。近 隣 市
町の臨時職員の再度の任用にかかるご指摘のありました中断
期 間 の 状 況 に つ き ま し て 問 い 合 わ せ た と こ ろ 、美 波 町 と 同 様 に
中断期間を設けておりました。
臨時職員につきまして、期間を中断することなく、繰り返し
任 用 す る と い う こ と は 、任 期 の 定 め の な い 職 員 と 同 様 の 勤 務 形
態 と な り ま す の で 、地 方 公 務 員 法 の 趣 旨 か ら し て 慎 重 に 検 討 し
な け れ ば な ら な い と 考 え て お り ま す 。身 分 や 処 遇 が 固 定 化 さ れ
ることを避けるため、また、できるだけ多くの方に雇用機会の
確保を計る観点から町におきましては、1 日の空白期間を空け
52
る今のような運用を行っているところでございます。
美波町では、1 年を上限として雇用しており、これは次年度
の 雇 用 を 約 束 す る も の で は ご ざ い ま せ ん 。雇 用 機 会 の 公 平 性 及
び 雇 用 の 透 明 性 の 確 保 の 面 か ら 、毎 年 度 臨 時 職 員 の 募 集 を 行 い
試 験 を 行 っ て お り ま す 。臨 時 的 に 雇 用 す る 職 員 は で き る だ け 多
く の 方 に 雇 用 の 機 会 を 提 供 す る と い う 趣 旨 も あ り 、雇 用 期 間 に
一 定 の 期 限 を 設 け て い ま す の で 、ご 理 解 を 頂 き ま す よ う お 願 い
致します。
なお厚生年金保険及び健康保険の被保険者資格につきまし
て は 、有 期 の 雇 用 契 約 又 は 任 用 が 1 日 な い し 数 日 の 間 を 空 け て
再 度 行 わ れ る 場 合 に お い て も 、雇 用 契 約 又 は 任 用 の 終 了 時 に あ
ら か じ め 、事 業 主 と 被 保 険 者 と の 間 で 次 の 雇 用 契 約 又 は 任 用 の
予 定 が 明 ら か で あ る よ う な 事 実 が 認 め ら れ る な ど 、事 実 上 の 使
用関係が中断することなく存続していると就労の実態に照ら
し て 判 断 さ れ る 場 合 に は 、被 保 険 者 資 格 を 喪 失 さ せ る こ と な く
取 り 扱 う 必 要 が あ る と さ れ て お り 、再 度 の 任 用 を 行 う 場 合 の 適
切 な 対 応 に 留 意 す べ き と し て 、 平 成 26 年 7 月 4 日 付 で 総 務 省
より、臨時・非常勤職員及び任期付職員の任用等についての通
知 を 受 け て い る こ と か ら 、健 康 保 険 の 被 保 険 者 資 格 に つ き ま し
ては、来年度から継続運用の方向で考えております。
社会保険及び労働保険の適用について言及している厚生労
働 省 通 知 は 、任 用 が 数 日 空 け て 再 度 行 わ れ る 場 合 の 厚 生 年 金 保
険及び健康保険の被保険者資格についての考え方について示
さ れ た も の で あ り 、地 方 公 務 員 法 に お け る 任 用 の 考 え 方 と は 区
別 す べ き も の で あ る と の 見 解 も 示 さ れ て い る こ と か ら 、任 用 期
間については現在のとおりとさせて頂きたいと考えておりま
す。以上答弁とさせて頂きます。
議
1 2
長
番 議 員
中川議員
こ の さ っ き の 今 年 の 7 月 4 日 の 総 務 省 の 公 務 員 課 長 通 知 、議
論 さ れ て い る と 思 う ん で す が 、そ こ で 来 年 度 か ら 健 康 保 険 は 中
断 せ ん よ う に す る と い う こ と で す ね 。と に か く 処 遇 に つ い て は
非 正 規 職 員 と の 平 等 取 り 扱 い の 原 則 と か 、国 と の 均 衡 あ る い は
情勢、社会情勢を取り入れ、そういったあるいは生活費の社会
の 変 化 に よ る 生 活 費 の 変 化 と 、そ い う い う の も 含 め て で き る だ
け均衡するような処遇をお願いしたいと思います。
昇 給 に つ い て も 現 在 臨 時 職 員 は 時 給 800 円 と か 、あ る い は 保
育 所 で 日 額 10 千 円 で す か 、と い う ふ う に 決 ま っ て お り ま す が 、
ボ ー ナ ス を 含 め て も 年 収 が 2,000 千 円 ち ょ っ と と い う こ と で 、
53
非 常 に 経 済 情 勢 が 厳 し く な っ て き て い ま す の で 、そ う い う の も
勘 案 し て 今 後 と も 改 善 に 取 り 組 ん で も ら い た い と 思 い ま す 。以
上で終わります。
議
長
以上で、中川議員の一般質問は終了しました。
続いて 4 番北山議員の一般質問を許可致します。
北山議員
4
番
議
員
そ れ で は 一 般 質 問 を さ せ て 頂 き ま す 。私 は 通 告 し て あ り ま す
よ う に 大 き く 2 点 に つ い て 質 問 し ま す 。一 部 同 僚 議 員 か ら 同 じ
よ う な 質 問 が あ り ま し た が 、具 体 的 な 答 弁 が な か っ た と 感 じ ま
す の で 、 私 な り に 質 問 を し ま す の で 、丁 寧 な 答 弁 を よ ろ し く お
願い致します。
ま ず 第 1 点 目 、人 材 育 成 基 本 方 針 の 改 定 に つ い て 。12 月 の 始
めに美波町職員人材育成推進委員会の名前で人材育成基本方
針 改 訂 の た め の ア ン ケ ー ト 調 査 依 頼 が あ り ま し た 。そ れ に よ る
と住民ニーズに応えるには、職員の資質向上が不可欠なので、
人 材 育 成 基 本 方 針 を 見 直 す こ と に な っ た 。そ の た め に 住 民 の 意
見 を 調 査 し た い と い う こ と で し た 。そ こ で お 聞 き を し ま す 。 ま
ず 1 つ 目 、職 員 の 資 質 向 上 を 目 指 し て 作 ら れ た 人 材 育 成 基 本 方
針 の ど こ を 見 直 し 、ど の よ う に 改 訂 し よ う と す る の か お 聞 か せ
を下さい。
2 点目、住民の意識調査(アンケート)と言いますが、前に
私が人材育成基本方針に書かれているつぶやき手帳について
質 問 し た と き に「 手 帳 の 名 称 は ど う あ れ 住 民 の 言 葉 を 書 き 残 す
ことは、職員はやっている」という答弁が ありました。とすれ
ば、このたびのアンケート調査以前に、職員手持ちの 住民の言
葉 記 録 を 集 約 し た 住 民 意 見 集 と も 言 う べ き も の を 作 り 、ア ン ケ
ートと併用して活用すべきと考えるがどうですか。
3 点目、調査の対象を審議会・委員会などの委員に限ってい
るが、余りにも作為的 すぎて、統計的には 住民の意見調査には
なっていないと思うがどうですか。
4 点目、総務省は人材育成の推進に際しては委員会を設置す
るなどして、人事管理・研修専門の学識経験者や民間企業の人
事 担 当 者 の 意 見 を 広 く 聞 い た り し て 、地 域 の 実 情 に 即 し 実 効 性
あ る も の に す る こ と と 注 意 し て い る 。今 回 の 人 材 育 成 推 進 委 員
会 委 員 の 選 任 は 、総 務 省 の 注 意 と か け 離 れ て い る よ う に 思 い ま
すがどうですか。
議
副
長
町
長
副町長
私 か ら 、1 項 目 目 の 人 材 育 成 基 本 方 針 改 定 に つ い て お 答 え を
54
致します。1番目の 改定すべき箇所は何処か、そしてその理由
を示されたいというご質問につきましては、先程、寺下議員の
一 般 質 問 で も お 答 え を 致 し ま し た よ う に 、美 波 町 で は 、平 成 18
年 4 月 に 美 波 町 人 材 育 成 基 本 方 針 を 策 定 を い た し ま し た が 、策
定 か ら 8 年 を 経 過 し 、こ の 間 の 社 会 経 済 環 境 の 変 化 あ る い は 地
方 分 権 が 大 き く 進 ん だ こ と 、ま た 平 成 26 年 5 月 14 日 に 地 方 公
務 員 法 の 一 部 が 改 正 さ れ 、 平 成 28 年 4 月 か ら 施 行 さ れ る こ と
に 合 わ せ ま し て 、人 事 評 価 制 度 の 導 入 が 義 務 づ け ら れ た こ と な
ど か ら 、現 在 の 人 材 育 成 基 本 方 針 を 総 合 的 に 見 直 す こ と と し た
も の で あ り ま し て 、現 在 の 基 本 方 針 の 特 定 の 箇 所 を 改 定 す る と
いうものではないことをご理解願いたいと思います。
ま た 、北 山 議 員 か ら 本 年 6 月 の 議 会 に お き ま し て 人 材 育 成 基
本方針について職員育成方針の実践状況というようなことで、
一般質問を頂いております。その際にも 、実践状況等について
お 答 え を さ せ て 頂 い て お り ま す け ど も 、取 り 組 み 等 が 出 来 て い
な い 項 目 も ご ざ い ま し て 、「 引 き 続 き 必 要 な 取 り 組 み を 図 る と
共に、人材育成に努めて参りたい 」と言うことで お答えをさせ
て頂いておりますので、この点についても 、合わせて 見直し を
行いたいと言うふうに考えております。
次に、2 番目のアンケート調査の対象者についてでございま
す け ど も 、現 在 行 っ て お り ま す 人 材 育 成 基 本 方 針 改 定 の た め の
ア ン ケ ー ト に つ き ま し て は 、議 会 議 員 の 皆 様 を は じ め と い た し
ま し て 、 町 に 関 係 す る 20 の 審 議 会 あ る い は 委 員 会 な ど の 委 員
の 皆 様 約 150 名 の 方 々 に お 送 り さ せ て 頂 き ま し て 、ア ン ケ ー ト
のご協力をお願いを致しております。
調査対象者の選定でございますけども、日常生活は基より、
役 場 と 関 係 の あ る 組 織 の 中 で も 、特 に 役 場 と 何 ら か の 関 わ り を
持 っ て お ら れ る 委 員 の 方 々 を 選 定 さ せ て 頂 い て お り ま す 。各 種
委 員 の 方 々 の 中 に は 、町 内 会 長 さ ん で あ り ま す と か 民 生 委 員 さ
ん 、 日 頃 か ら 行 政 と の 関 わ り が 深 く 、ま た 行 政 な ど へ の 住 民 の
声 な ど も 聞 か れ て い る 方 も 数 多 く お い で に な る こ と か ら 、役 場
職員の人材育成に繋がるご意見を数多く頂けるものと考えて
おります。議員が申されるように 、決して作為的な ものではな
いことを、ご理解賜りたいと思います。
それと委員会の委員に民間の意見を聞くべきでないかとい
う よ う な こ と も ご ざ い ま し た け ど も 、こ れ に つ き ま し て は 当 面
今 現 在 組 織 し て お り ま す の が 各 課 長 を 中 心 と す る 課 長 会 、そ れ
と 職 員 組 合 か ら 2 名 の 委 員 で 構 成 を し て お り ま す の で 、当 面 は
55
このかたちでまいりたいというふうに考えております。
議
4
番
議
長
北山議員
員
今、副町長から答弁がありました。この中でちょっと順番、
質 問 の 順 番 ち ょ っ と お か し い よ う に 思 っ た ん で す が 。ま ず 1 点
目です。1 点目については、どこを見直しどこを改定しようと
す る の か を お 聞 き し ま し た 。そ の 答 え が 合 併 後 8 年 が 経 過 し て 、
状況が変わっている。それと人事評価制度が導入される、そん
な中で総合的に改定すると。それからどこをどう、どの場所を
改 定 す る ん で は な い と い う よ う な 、そ う い う 答 弁 だ っ た よ う に
思うんですが、これは人材育成基本方針を見直す、改定 をする
と い う こ と で は な い ん で す か 。総 合 的 に 改 定 す る ん だ と い う お
話 と 、ど こ を ど こ の 場 所 を 改 定 す る っ て い う ん で は な い ん だ と
い う よ う な お 話 。こ れ ち ょ っ と 私 理 解 が し に く い ん で す が 、 そ
このところもう少し具体的に分かりやすくお答えを願えたら
と思います。
次 に 2 番 目 で す が 、こ れ に つ い て は 今 ま で の 人 材 育 成 基 本 方
針 で き て お る こ と と で き て い な い こ と が あ っ て 、こ れ か ら も 努
力 し て い く う ん ぬ ん っ て い う よ う な 、そ う い う 答 弁 だ っ た よ う
に 思 う ん で す が 、私 が お 聞 き し た い の は 今 回 ア ン ケ ー ト を 取 る
と い う こ と を や ら れ て ま す が 、前 に 私 が 質 問 を さ せ て い た だ い
たつぶやき手帳について、これ再度いいますが、手帳の名称は
どうあれ、住民の言葉を書き残すことは職員はやっていると。
そ う 答 弁 さ れ て い ま す 。あ る な ら ば 町 民 の 意 見 っ て い う ん は あ
る程度集約されておる、記録に残されておるというんであれ
ば 、そ れ の 住 民 の 意 見 集 っ て い う ん で す か 、住 民 の 意 見 の 集 約 、
こ れ は 当 然 で き て お る と 思 い ま す 。こ れ と 併 用 し て 今 回 ア ン ケ
ートを取られる結果とをやっぱり併用してどのようにこう反
映 し て い く の か 、そ こ ら の と こ ろ を お 聞 き し て お る ん で す 。 こ
れが 2 番です。
先ほど次の 3 番目のんを 2 番と仰っておったように思うんで
すが、3 番目につきましてはこれは同僚議員も言われておりま
した。調査の対象ですよね、これについては同僚議員に答弁さ
れた中で何かほういうことを町外の方とか住民にもやってい
くっていうような答弁をされたやに私はちょっと聞いたんで
すが、これはどうなのか、作為的ではないんだというような、
そ う い う よ う な 答 弁 も あ り ま し た が 、や は り こ の 人 材 育 成 基 本
方 針 に つ い て は 、こ れ の 中 に も 書 か れ て ま す よ う に 時 代 の 変 化
に 即 応 で き る 人 材 の 育 成 を 積 極 的 に や っ て い く ん だ と 、住 民 に
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対 す る 住 民 の ニ ー ズ の 変 化 に 対 応 で き る よ う な 、住 民 の た め の
職 員 を 育 成 を し て い く ん だ と い う こ と で 、こ れ 作 ら れ て お り ま
す 。 18 年 の 合 併 、 旧 の 町 に も あ っ た や に 聞 い て お る ん で す が 、
で あ れ ば や は り 当 然 職 員 と 係 り の 深 い 方 、こ れ は 当 然 や る べ き
と私も思います。しかし住民全体の職員を育成するんであれ
ば 、や は り 住 民 全 体 か ら 意 見 を 聞 く と い う よ う な ア ン ケ ー ト の
手 法 が 無 作 為 で 取 る 方 が 私 は 職 員 の 意 見 を 聴 取 し や す い と 、聴
取できると、そのように考えます。なぜこの住民と 係りの深い
方 だ け に ア ン ケ ー ト を す る の か 、少 し 私 に は 理 解 し に く い と こ
ろがありますんで、そこらのところ再度、今後住民にもやると
い う ん で あ れ ば そ れ で 結 構 な ん で す が 、そ こ の と こ ろ も う 少 し
具体的にお答えを頂けたらと思います。
次 に 4 番 目 で す 。4 番 目 に つ い て は「 民 間 の 意 見 を 聞 く べ き
だが、こういうかたちでやるんだ 」というような、そういうよ
う な 答 弁 だ っ た や に 私 は 理 解 す る ん で す が 、私 が 聞 き た い の は
最 初 の 18 年 の 美 波 町 の 人 材 育 成 基 本 方 針 、 こ れ は 合 併 で 旧 の
両 町 の ん を ま と め て 作 っ た と い う よ う な 、そ う い う 答 弁 も 前 の
質 問 で 伺 っ て お り ま す が 、こ れ っ て い う ん は 総 務 省 が 平 成 9 年
ですか、9 年にこれからの多様な住民ニーズに即応するために
総 務 省 か ら 人 材 の 基 本 方 針 を 策 定 す べ き と い う こ と で 、総 務 省
か ら の こ れ は 通 達 っ て い う ん で す か 、が あ っ た よ う に 伺 っ て ま
す。その中で委員会を設置するんであれば、やはり人事管理・
研修を専門とする学識経験者や民間企業の人事担当者の意見
を 広 く 聞 い た り 、他 の 地 方 自 治 体 の 事 例 を 参 考 と す る こ と に よ
って地域の実情に即した具体的かつ実効性のある基本方針を
立てるべきだと言うように総務省からこういう通達で書かれ
て お り ま す 。そ れ と 今 回 の 委 員 会 を 選 任 さ れ た 内 容 が 少 し か け
離れているんではないかと、こういうことを伺ったんですが、
た だ た ん に 今 回 は や り ま せ ん っ て い う よ う な 、そ う い う 答 弁 で
は ち ょ っ と 具 体 性 に 欠 け る ん で 、そ こ ら の と こ ろ も う 少 し 住 民
に も 分 か り や す い よ う な 、そ う い う 答 弁 を し て 頂 け た ら と 思 い
ます。よろしくお願いします。
議
副
町
長
副町長
長
お 尋 ね の 再 問 の 件 で ご ざ い ま す け れ ど も 、つ ぶ や き 手 帳 に 関
す る こ と に つ き ま し て は 、手 帳 そ の も の に つ き ま し て は で き て
な い っ て い う こ と が ご ざ い ま す 。で そ の 意 見 を 常 に ま と め た よ
う な 状 況 の も の を 住 民 意 見 集 で す か ね 、と し て 把 握 で き と る の
で は な い か と い う よ う な こ と で ご ざ い ま す け ど も 、そ れ に つ き
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ま し て は 必 要 に 応 じ て 連 絡 調 整 会 議 等 を 設 け て お り ま し て 、そ
の 場 で 改 善 す べ き 点 で あ り ま す と か 、そ の 頂 い た 意 見 等 に つ い
て内部で協議をしてそれを有効に生かしているというような
と こ ろ で ご 理 解 願 え た ら と 思 い ま す 。そ れ と 住 民 の ア ン ケ ー ト
についてはもっと他の意見も聞くべきでないかと言うところ
で ご ざ い ま す け ど も 、こ れ に つ き ま し て も 先 ほ ど 申 し 上 げ ま し
た よ う に そ れ ぞ れ の 委 員 で あ り ま す と か 、あ る い は 議 員 の 皆 様
方は常に住民の意見を把握というかお聞きしてるという立場
の か た で あ ろ う か と 思 っ て お り ま す の で 、そ う い う 方 々 か ら ご
意見を頂くことでよいのかなというふうには考えております。
それと今回のアンケートの見直しのどこをと具体的にという
話 な ん で す け ど も 、議 員 仰 る よ う に 美 波 町 人 材 育 成 基 本 方 針 に
つきましては、合併時につくっております。それを基本として
先ほど申し上げましたように、8 年が経過してきているという
よ う な こ と も ご ざ い ま す の で 、現 在 の 社 会 情 勢 で あ り ま す と か
経済情勢等変化に応じて見直すべきところがあるというよう
なところで、どこをって先ほど言いましたように、どこを見直
す と か い う ん で は な し に 、こ の 基 本 方 針 そ の も の は 柱 と し て あ
るわけでございますけども、それをですね、見直すべきところ
があれば改定をしていくということでご理解をして頂けたら
と言うふうにございます。一例申し上げますと、例えば言葉の
中でですね、若干地方分権が進んだというようなこともあっ
て 、適 切 で な い 言 い 回 し が あ っ た り す る と い う よ う な と こ ろ で
ご ざ い ま す 。具 体 的 に 申 し 上 げ ま す と 例 え ば 新 ゴ ー ル ド プ ラ ン
と い う よ う な こ と が あ る ん で す け ど も 、そ れ に つ い て は 地 域 包
括 ケ ア と 言 う よ う な 言 葉 が 適 当 で あ ろ う と い う よ う な 、こ れ は
細 か な こ と に な る ん で す け ど も 、そ の よ う な と こ ろ も 含 め ま し
て 全 体 的 に で す ね 、見 直 し を 行 っ て い く と い う と こ ろ で ご ざ い
ま す 。そ の た め に 今 現 在 住 民 の 皆 様 か ら ア ン ケ ー ト を 頂 い て お
り ま し て 、そ の 中 で も 自 由 意 見 を 書 い て い た だ く 欄 が ご ざ い ま
す。そこにはまだ集計途中ではございますけども、いろいろな
ご 意 見 を 頂 い て お り ま す 。そ の よ う な こ と も 踏 ま え て あ る べ き
職 員 像 、あ る い は 人 材 育 成 に つ い て ど の よ う に し た ら い い の か
というようなところの方針を再度全体的に見直しを図ってい
くということでご理解を願えたらというふうに思います。
そ れ と 先 ほ ど あ り ま す 4 つ 目 で す か ね 、委 員 会 の 中 に 民 間 の
委員が入ってないのはおかしいのでないかというようなこと
で ご ざ い ま す け ど も 、今 回 の 見 直 し に あ た り ま し て は 先 ほ ど 申
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し上げたような体制で今回の見直しを行っていくということ
で、必要に応じてですけども、例えば外部からの意見、有識者
で ご ざ い ま す と か 、そ う い う よ う な 方 を 招 へ い な り あ る い は 呼
ん で で す ね 、い ろ い ろ ご 意 見 を 頂 く と い う こ と に つ い て は 検 討
してまいりたいというふうには考えております。以上です。
議
4
番
議
長
北山議員
員
それでは再再問をさせて頂きます。まず 1 点目については、
見 直 す 個 所 が あ れ ば 見 直 す ん だ 、そ れ か ら 具 体 的 に な る ん で す
か ね 。言 葉 、言 葉 に つ い て 今 の 時 代 に 合 わ な い 言 葉 が あ る ん で
見 直 す ん だ っ て い う よ う な 、そ う い う 答 弁 だ っ た よ う に 感 じ ま
す が 、副 町 長 が 仰 る よ う に 合 併 、18 年 度 に 合 併 し て こ の 美 波 町
人 材 育 成 基 本 方 針 を 作 ら れ た 。そ れ か ら 8 年 実 施 さ れ て 8 年 経
っ て い る 。こ れ を 変 え る ん で あ れ ば 普 通 上 常 識 の 話 に な る ん で
な い ん か な ぁ と 私 感 じ る ん で す が 、8 年 間 町 の 方 が 実 施 さ れ て 、
ま ず 職 員 の 方 が 理 事 者 の 方 が 実 施 さ れ と ん だ か ら 、そ の 中 で 何
が悪い、何が今と違うっていうことについては、一番理事者の
方 が 、現 場 に お ら れ る 職 員 の 方 が 一 番 感 じ て お る こ と だ ろ う と
思います。それを質問したわけなんですが、それがただ言葉だ
け が 今 の ん に 合 わ ん 、言 葉 の 合 わ ん っ て い う ん は 基 本 的 に も う
そ の 都 度 都 度 改 正 す べ き し な も ん と 思 う ん で 、そ の 一 番 の 根 幹
を な す 人 材 育 成 の 方 針 、こ こ ら に つ い て は ほ ん ま に こ の 8 年 間
や っ て き た 中 で 本 当 に 住 民 の 為 に な っ と た ん だ ろ う か と か 、い
ろいろそういうことは一番まず理事者の方が検証すべきしな
もんだと私は思います。そんな中でこれ 2 番ですか、つぶやき
手帳等々施策についてはできていないというようなお答えを
伺 っ た ん で す が 、や は り で き て い な い の な ら ほ れ を ど ん ど ん 実
施 し て い く と か 、た だ 今 の 答 弁 だ け で つ ぶ や き 手 帳 は で き て な
い 、し か し 意 見 に つ い て は 審 議 し て や っ て い る ん だ と い う よ う
な そ う い う 答 弁 だ っ た や に 思 わ れ る ん で す が 、こ の つ ぶ や き 手
帳 の 一 番 の 良 い と こ ろ っ て い う ん は 、住 民 の 生 の 声 を ず っ と 半
永 久 的 に 残 せ て い く と い う こ と に な る ん だ ろ う と 思 い ま す 。た
だ そ の 時 に 意 見 を 聞 い て 、そ れ で 議 論 し て も う 終 わ っ た ん だ と
い う ん で な し に 、つ ぶ や き 手 帳 の 意 義 っ て い う ん は 職 員 の 皆 さ
んが書いてきた住民の意見をそれをまとめてまた文章で残し
て お く と い う こ と が 一 番 重 要 な 問 題 だ ろ う と 。そ う い う こ と を
やることによって何が一番この基本方針の中で落ちておった
の か 、こ れ か ら 改 定 を し て い か な け れ ば な ら な い の か と い う こ
と が お の ず と 浮 か び 上 が っ て く る ん だ ろ う と 私 は 思 い ま す 。だ
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か ら そ う い う こ と を き ち っ と や っ た 上 で 、な お か つ 住 民 の 方 に
ア ン ケ ー ト を と る と 、そ の ア ン ケ ー ト の 取 り 方 も で き る だ け 住
民の方に接する機会の多い住民の方と言うような答弁をされ
て お り ま す が 、 私 考 え る に 住 民 の 方 、こ の 方 が 窓 口 に 来 ら れ た
時に、その時に職員の方の対応、これが一番の問題だと思うん
で す よ 。 職 員 は 住 民 の 方 に こ れ に も 書 い と ん で す か ね 、公 僕 と
してというような奉仕者としてというようなことも人材育成
基本方針に書かれておりますが、やはり一番ね、接する機会っ
て い う よ う り も や は り 窓 口 に 来 る 住 民 の 方 、こ の 方 を 対 象 に ア
ンケートを取らなければやはり住民の生の声っていうんは聞
こ え て こ な い と 思 い ま す 。そ れ を 私 ち ょ っ と こ う 偏 っ た や り 方
だ な ぁ と い う こ と で 、作 為 的 か な ぁ と い う よ う な 表 現 を し た ん
で す が 、や は り 窓 口 に 来 る 住 民 一 人 一 人 の 方 に 対 し て 無 作 為 に
ア ン ケ ー ト を 取 る 。こ れ が 住 民 の 意 見 を 統 計 的 に と る っ て い う
基 本 に な る と 思 う ん で す よ 。そ こ ら の と こ ろ 再 度 お 聞 か せ を 願
いたいと思います。
そ れ と 第 4 番 目 の 総 務 省 が 書 か れ て お る こ と 、こ の こ と に つ
いて私はできるだけ総務省がこの人材育成基本方針の策定す
るときに対しても一つのひな型を平成 9 年に各町村にちゃんと
配っておって、それを見て旧の由岐町・旧の日和佐町が人材育
成 基 本 方 針 を 策 定 し た ん だ ろ う と 思 う ん で す 。そ れ を 合 併 時 に
双 方 が 持 ち 寄 っ て 、新 た な 美 波 町 の 基 本 方 針 を 作 ら れ た ん だ ろ
う と 思 う ん で す が 、そ こ の 中 で き ち っ と や っ ぱ り 委 員 会 を 開 催
す る に つ い て は 、先 ほ ど 私 が 言 い ま し た よ う な 、 そ う い う こ と
をちゃんと総務省がやりなさいよと、これが重要ですよと、こ
れ に 注 意 し な さ い よ と 、い う よ う な こ と を 書 か れ て お り ま す ん
で、そのことについて必要があればやりますよとか、必要があ
っ て や る ん で あ れ ば も う 最 初 か ら ほ う い う こ と を や っ て 、総 務
省 が い う よ う な 一 番 最 良 の 基 本 方 針 に 改 定 す る の で あ れ ば 、そ
ういう方向でやっていくべきだと私は感じるんで、再度その 4
点についてお考えをお聞かせを願いたいと思います。以上で
す。
議
副
町
長
副町長
長
今 の ご 質 問 で ご ざ い ま す け ど も 、ま ず ち ょ っ と 順 番 が 前 後 す
る か も 分 か り ま せ ん け れ ど も 、な ぜ 見 直 す の か と い う こ と に つ
きましては、先ほどお 答え申し上げてますけども、策定後につ
いては状況の変化に応じて適宣見直しを行うということが大
変重要であるというようなことで今回の見直しに至っており
60
ます。なお、それとアンケートの対象者につきまして は、直接
住民が窓口に来た声を聞くのが一番でないのかと言うような
ご 意 見 で ご ざ い ま す け ど も 、そ う い う よ う な こ と に つ き ま し て
た し か に あ る か と は 思 う ん で す け ど も 、そ う い う 内 容 に つ き ま
し て は 例 え ば 議 員 さ ん で あ り ま す と か 、そ の 他 の 委 員 の 各 委 員
さ ん の 方 か ら も い ろ い ろ お 声 掛 け を い た だ い て お り ま す し 、直
接 私 ど も の 方 に 意 見 を 頂 く 場 合 も ご ざ い ま す 。そ う い う よ う な
ところを踏まえてこの先ほど言いました策定委員会でござい
ますけども、各担当の課長が委員となっております。そういう
ようなところで必要な情報っていうのは集約できていくとい
う ふ う に 考 え て お り ま す 。そ う い う よ う な こ と を 踏 ま え な が ら
見直しを図ってまいりたいということでございます。
それと委員会への外部の委員ということでございますけど
も、これにつきましても今回策定、新たに策定すると言うので
はなく、見直しをするということでございます。そういうよう
な 中 で 必 要 に 応 じ て で す ね 、例 え ば 外 部 か ら 意 見 を 頂 く と い う
ことについては検討をしてまいりたいということでございま
す。以上です。
議
4
番
議
長
北山議員
員
第 1 点 目 の 件 に つ き ま し て は 、る る 答 弁 が あ り ま し た が 、や
はり住民の生の声ていうんは住民一人一人できるだけ聞いて
い く っ て い う 手 立 て を 講 じ る べ き と 私 思 い ま す ん で 、再 度 そ こ
のところは十分にもう少し検討して頂ければと考えますんで
よろしくお願い致します。
続 き ま し て 第 2 点 目 の こ と に つ い て お 聞 き を し ま す 。地 方 公
務 員 法 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 。平 成 26 年 法 律 第 34 号 に つ い て 、
こ の 法 律 は す で に 公 布 さ れ て い て 、今 後 2 年 間 に 施 行 し な け れ
ばならないと聞きますが、その内容についてお聞きをします。
ま ず 1 点 目 、こ の 法 律 は 一 口 に 言 え ば 何 を し よ う と す る 法 律
なのかお聞かせを願いたいと思います。
2 点目、人材育成基本方針とどのような関係があるのかお聞
かせを願いたいと思います。
3 点 目 、 全 国 1,722 自 治 体 中 約 3 分 の 1 の 563 団 体 が 既 に 国
の人事評価制度と同様の取り組みを行っていると聞きますが、
本町の今後のスケジュールはどのように計画されているのか
お聞かせを願いたいと思います。
議
長
総 務 企 画 課 長
総務企画課長
た だ 今 の 北 山 議 員 の ご 質 問 に お 答 え さ せ て 頂 き ま す 。地 方 公
61
務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の概要
に つ き ま し て は 、国 か ら 示 さ れ て お り ま す 資 料 か ら 引 用 致 し ま
す と 、地 方 公 務 員 に つ い て 人 事 評 価 制 度 の 導 入 等 に よ り 能 力 及
び 実 績 に 基 づ く 人 事 管 理 の 徹 底 を 図 る と と も に 、再 就 職 に よ る
依 頼 等 の 規 制 の 導 入 等 に よ り 、退 職 管 理 の 適 正 を 確 保 す る た め
の措置を講ずるとなっております。
次 に 人 材 育 成 へ の 活 用 等 、人 材 育 成 方 針 と の 関 連 を 検 討 す べ
きであると考えるがどうかということでございますけれども、
地方公務員法の一部改正に伴い実施される人事評価について
は 、職 員 が 発 揮 し た 能 力 及 び 達 成 し た 業 務 成 績 を 適 切 に 評 価 す
るとともに、評価結果に基づき職員の特性を踏まえ、効果的に
職 員 の レ ベ ル ア ッ プ を 図 り 、職 員 の 意 欲 や チ ャ レ ン ジ 精 神 を 最
大限に引き出せる人材育成に繋がる人事評価制度を目指すこ
と か ら 、見 直 し を 行 い ま す 人 材 育 成 基 本 方 針 の 中 に も 人 事 評 価
制度は盛り込まれることになろうかと思われます。
次 に 今 後 の ス ケ ジ ュ ー ル 等 で ご ざ い ま す け れ ど も 、現 在 の 流
れといたしましては、人材育成基本方針の見直し、それから人
事 評 価 制 度 の 基 本 方 向 の 決 定 、給 与 等 の 処 遇 に 差 を つ け る こ と
を目的とする処遇管理型とするか職員の能力向上を図ること
を 目 的 と す る 人 材 育 成 型 と す る の か 、そ れ か ら 人 事 評 価 制 度 の
基 本 項 目 の 決 定 。そ れ か ら 詳 細 設 計 と い う こ と で 、 人 事 評 価 の
スケジュールと様式等の検討、それからマニアル等の作成、制
度説明会を複数回実施、評価者・非評価者両方に対して説明会
を行います。以上を年度内にできればと考えております。平成
27 年 度 に つ き ま し て は 、施 行 と し て 一 部 職 員 の み を 対 象 と し て
実施できればと考えております。施行後見直しを行いまして、
ア ン ケ ー ト 等 を 行 い ま し て 、 調 整 を 行 っ た 後 に 平 成 28 年 度 に
実施させて頂けたらと考えております。以上です。
議
4
番
議
長
北山議員
員
ま ず 第 1 編 目 、こ の 法 律 の 内 容 を 一 口 に と い う よ う な こ と で
お 聞 き を し た ん で す が 、こ れ は 1 つ は 能 力 本 位 の 任 用 制 度 の 確
立 、 も う 1 つ は 人 事 評 価 制 度 の 導 入 、と も う 1 つ は こ れ は ち ょ
っと番外っていうんか今回の人材育成にはちょっとそぐわん
ことになろうと思うんですが退職管理の適正確保っていうこ
と 。基 本 的 に 1 番 と 2 番 っ て い う こ と の 答 弁 だ っ た と そ う 理 解
してもいいですか。お答えを願いたいと思います。
次に人材育成基本方針とこの地方公務員法及び地方独立法
人 法 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 と の 関 係 に つ い て で す が 、評 価 を す
62
ることによって人事評価をすることによって人材育成が進ん
で い く と 、 そ う い う ふ う な 答 弁 だ っ た と 思 う ん で す が 、も う 少
し 分 か り や す く っ て い う ん か な 、ち ょ っ と 私 理 解 が し に く か っ
たんで、再度お聞かせを 願えたらと思います。それと今後のス
ケジュールについて、これも人事評価の内容っていうんかな、
評 価 の 内 容 を 今 後 決 め る っ て 、そ う い う ふ う な 話 だ っ た ん で す
か 。 そ れ と ス ケ ジ ュ ー ル の 決 定 、 あ る 程 度 26 年 度 中 に そ こ ら
す べ て を 決 め て し ま う と い う よ う な 答 弁 だ っ た ん で す が 、も う
少 し こ う い つ い つ ま で に 12 月 で あ と 3 か 月 で す か 、1 月・2 月・
3 月 い っ ぱ い 、先 ほ ど の 総 務 課 長 の 答 弁 で は 27 年 度 か ら も う 一
部の職員については人事評価をやっていくという試験的にや
っ て い く ん だ と い う よ う な 答 弁 だ っ た ん で 、そ こ の と こ ろ も う
少 し あ と 時 間 が な い ん で 、具 体 的 に 教 え て 頂 け れ ば あ り が た い
と思うんで、再度お答えを願えたらと思 いますんで、よろしく
お願い致します。
議
長
総 務 企 画 課 長
総務企画課長
お答え致します。まず始めにこの法律の概要ということで、
先ほど北山議員さんから仰られたとおり、この能力主義、実績
に 基 づ く 人 事 管 理 の 徹 底 、そ れ か ら 人 事 評 価 っ て い う の が 大 き
な 柱 か な ぁ と 思 い ま す 。も う 1 つ は 退 職 管 理 の 確 保 い う こ と が
言 わ れ て お り ま す 。そ れ と 人 事 評 価 と 人 材 育 成 の 関 係 で ご ざ い
ま す け れ ど も 、こ れ に つ き ま し て は 人 事 評 価 制 度 を 行 う に あ た
りまして、先ず目標というのを決めます 。その目標に向かって
職 員 が 行 う 業 務 等 に つ い て 評 価 を 行 う わ け で あ っ て 、そ の 目 標
設定につきましては各担当課長等がチェックをするわけなん
で す け れ ど も 、そ う い っ た 目 標 を 定 め て そ の 目 標 に 向 か っ て 職
員 が 頑 張 る と い う か た ち で 、そ う い っ た と こ ろ で ま ぁ 頑 張 っ て
も 報 わ れ な い っ て い う よ う な 状 況 が な い よ う に で す ね 、そ の 能
力に発揮した業務については適切な評価をすることによりま
し て 職 員 の ス キ ル ア ッ プ と い い ま す か 、や る 気 が 出 て く る と い
う点で人材育成にも繋がるということが分かりやすい説明か
なぁと思います。
そ れ か ら ス ケ ジ ュ ー ル に つ き ま し て は 、一 番 大 き な 問 題 と い
いますか、人材育成基本方針を策定するのもありますけれど
も、今の評価の仕方っていうのが非常になんていうんですか
ね、統一性がもたれない、業務によっては発揮ができない業務
があるんじゃないかとか、職員、担当部署がそれぞれあります
け れ ど も 、そ う い っ た 中 で ど う い っ た 評 価 の 仕 方 が い い の か っ
63
て い う の が 非 常 に 難 し い と こ ろ で 、そ れ を ま ぁ 来 年 度 、今 年 度
ですかね、3 月中にはできれば決めたいということを思ってお
り ま す 。 た だ そ れ と い う の も 28 年 度 法 律 が 施 行 と い う こ と が
決 ま っ て お り ま す の で 、ど う し て も ス ケ ジ ュ ー ル 的 に は 来 年 の
3 月を目指していくべきであって、それ以後になりますと年度
の 目 標 が 立 て れ な い と い う こ と で 、途 中 で な か な か そ う い っ た
目 標 が 立 て れ な い と い う こ と か ら 、今 回 少 し 前 倒 し で は ご ざ い
ますけれども、そういうスケジュールで考えております。以上
です。
議
4
番
議
長
北山議員
員
再 再 問 で 最 後 な ん で 、再 度 確 認 だ け を し て い き た い と 思 い ま
す。まずこの法律、能力本位の任用制度の確立、それと人事評
価制度の導入。これについてはもう美波町はやるんだと、そう
い う 認 識 で い い の か ど う か 。 当 然 も う 28 年 度 か ら 施 行 し て い
くんだから、もうそ ういうことになろうとは思うんですが、再
度 お 答 え を 頂 き た い と 思 い ま す 。人 材 育 成 基 本 方 針 と の 関 係 に
ついても、目標をつくってそれで評価をしていくと、そうする
ことによって人材育成に繋がっていくんだというような答弁
で、これについては今後見守っていきたいなぁと考えます。そ
れともう最後のスケジュールなんですが、3 月中には評価の仕
方 の 統 一 性 を 確 立 す る と い う よ う な 答 弁 だ っ た ん で 、こ れ に つ
い て は 頑 張 っ て や っ て 頂 き た い と 思 い ま す 。こ の 件 に つ き ま し
て は 、先 ほ ど 課 長 も 仰 っ て ま し た が 、28 年 度 期 限 に な っ て お り
ま す 、こ れ は 理 事 者 は 当 然 大 き な 責 任 が で き て こ よ う と 思 い ま
す が 、住 民 の 付 託 を 受 け て お る 議 会 に つ い て も 行 政 を チ ェ ッ ク
す る 機 関 と し て 、な お 一 層 の 責 任 が 生 ま れ て こ よ う と 思 い ま す
んで、今後機会をとらえてできるだけチェックというか、質問
をして、状況についてお聞きをしていきたいと思いますんで、
どうぞ頑張ってこの法律に沿うていけるような対応をしてい
た だ い て 、住 民 に 対 す る よ り 良 い 職 員 を 育 成 し て い く こ と を お
願いして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうござ
いました。
議
長
以上で、
北山議員の一般質問は終了しました。
休憩します。
(時に
11 時
35 分
)
13 時
00 分
)
(小休中)
(時に
議
長
再開します。
64
9 番戎野議員の一般質問を許可します。
戎野議員
9
番
議
員
私 の 方 は 、質 問 の 方 は 2 点 さ せ て 頂 き ま す 。ま ず 始 め に で す
ね、1 点目は地域の一部町名の取り扱いの変更等についてでご
ざ い ま す 。美 波 町 奥 河 内 地 域 の 一 部 地 区 の 町 名 に つ い て の 表 記
を 分 か り や す く 書 き や す く す る た め に 議 会 の 議 決 を 経 て 、知 事
への町・字の廃止変更の取り組みをまず対象地域の住民へのア
ン ケ ー ト を 実 施 し た の ち 、取 り 組 ん で 頂 け な い か の 検 討 と 質 問
でございます。
先 ず こ の 質 問 の 提 案 理 由 と し て 、ま す ま す 高 齢 化 が 進 み 新 聞
紙 上 で 死 亡 欄 の 案 内 が 出 さ れ て も 、奥 河 内 と 書 か れ る の み で 地
域が広すぎて字以降での判断ができず、場所が特定しにくい、
分 か り に く い と い う 住 民 の 声 で ご ざ い ま す 。高 齢 化 で お 年 寄 り
を 含 め て 、年 賀 状 や 公 式 文 書 類 の 届 出 等 の 記 入 時 に 奥 河 内 字 が
付 く た め に 面 倒 だ と い う 声 も た び た び 聞 き 及 ん で お り ま す 。そ
こ で 具 体 的 に は 美 波 町 奥 河 内 字 、次 に 続 く の が 井 ノ 上 で あ っ た
り弁財天・櫛ケ谷であったりとか、それの何番地のなにという
ふ う に 奥 河 内 字 に 続 き 各 地 域 、井 ノ 上・弁 財 天・櫛 ケ 谷・奥 潟 ・
寺 前 と 記 さ れ て い る わ け で ご ざ い ま す 。奥 河 内 字 本 村 地 域 は そ
の ま ま に し て 、他 の こ れ ら の 地 域 で は 奥 河 内 字 を 省 略 し て 美 波
町井ノ上とか弁財天・櫛ケ谷と言う何番地といったような 方が
分 か り や す く 書 き や す く な り 、利 便 性 か ら も 便 利 な の で 考 え て
欲 し い と い う 住 民 の 声 が た び た び 寄 せ ら れ て お り ま す 。そ こ で
こ れ ら の 奥 河 内 地 区 の 住 民 に 一 度 ア ン ケ ー ト を 実 施 し て 、い わ
ゆ る 意 向 調 査 を 行 っ て 、大 半 の 住 民 が 望 む よ う で あ れ ば 町 長 が
地 方 自 治 法 第 260 条 に の っ と り 町 議 会 の 決 議 を 経 て 知 事 へ の 届
出を町長のみが提出することができるとなっておりますので、
こ れ ら の 変 更 希 望・ 意 向 調 査 の 上 で の 取 り 組 み を 進 め ら れ な い
かということでございます。よろしくお願いを申し上げます。
議
長
総 務 企 画 課 長
総務企画課長
戎 野 議 員 の ご 質 問 に お 答 え さ せ て 頂 き ま す 。字 の 廃 止 に つ き
ま し て は 、地 方 自 治 法 及 び 住 居 表 示 に 関 す る 法 律 に 規 定 さ れ て
おり、仰られるように議会の議決が必要となります。ただし、
地 区 住 民 の 方 々 へ の 影 響 が 大 き い こ と か ら 、手 続 き 方 法 が 定 め
ら れ て お り ま す 。手 続 き に つ い て は 、議 決 を 経 る 前 に そ の 案 に
つ い て 公 示 す る こ と と さ れ て お り 、 公 示 の 日 か ら 30 日 を 経 過
す る ま で に 50 人 以 上 の 連 署 を も っ て 、 理 由 を 附 し て そ の 案 に
対する変更の請求ができることとなっております。また、この
65
変 更 の 請 求 が あ っ た 場 合 は 公 聴 会 を 開 催 し 、意 見 を 聞 い た 後 で
なければ議決が出来ないこととなっております。ちなみに、個
人などで住所変更の手続きが必要なものと致しましては、土
地・建物など登記物件の所有者、法人と代表者、運転免許証の
所持者、自動車・オートバイの所有者、国民・厚生年金受給権
者、国民健康保険加入者、住民基本台帳カードをお持ちの方、
身体障害者手帳をお持ちの方、その他各種の許可・認可・免許
及び登録証などの所有者、郵便貯金・銀行預金・保険・電気・
ガス・電話等、これらの手続きの変更が必要と考えられます。
全 国 的 に も 、市 町 村 合 併 や 町 名 や 区 画 整 理 が 行 わ れ た 場 合 に
何 丁 目 と か を 付 け て い る 場 合 も ご ざ い ま す 。一 方 で 従 来 か ら の
歴 史 的 な 地 名 が 失 わ れ た り す る ケ ー ス も あ り 、旧 町 名 の 復 活 活
動が起こり、実際に町名を復活させたケースもあります。日和
佐 町 史 に よ り ま す と 、 明 治 12 年 郡 区 町 村 編 成 法 が 施 行 さ れ た
ときの日和佐地区の村の構成では、日和佐浦村・奥河内村・恵
比須浜村・北河内村・西河内村・山河内村・赤松村の 7 村とな
っ て お り ま し た 。そ の 後 明 治 21 年 に 町 村 制 が 公 布 さ れ ま し て 、
日 和 佐 村 と 赤 河 内 村 と な り 旧 村 の 区 分 は 大 字 村 と な り 、明 治 40
年 の 町 制 施 行 に よ り 日 和 佐 村 は 日 和 佐 町 と な り 、大 正 4 年 に 大
字 奥 河 内 村 を 廃 止 し 大 字 奥 河 内 と し 、 昭 和 31 年 の 赤 河 内 村 と
の合併時に大字を外し現在の奥河内となっております。
なお、保存されている棟付帳では奥河内村の一部が最も古
く 、 延 宝 年 度 江 戸 前 期 で ご ざ い ま す け れ ど も 1673 年 か ら 1681
年 の 延 宝 年 度 で あ る こ と か ら 現 在 か ら 330 年 以 前 の も の で あ
り、歴史ある地名であるかと思います。
今 の と こ ろ 、奥 河 内 の 大 字 名 の 廃 止 を 望 ま れ て い る 方 は ま だ
少なく、町として諸事情 を考慮しますと、その必要性は少ない
と感じており、意向調査の予定は現在いたしておりません。以
上答弁とさせて頂きます。
議
9
番
議
長
戎野議員
員
自 席 か ら 失 礼 さ せ て 頂 き ま す 。今 仰 ら れ た よ う に 歴 史 的 な 文
化 的 、そ う い う 由 来 が あ っ て 地 名 と 村 残 さ れ 使 わ れ て き た も の
だ と 良 く 分 か り ま す 。 し た が い ま し て 50 人 以 上 の 連 署 の 請 求
があって、公聴会で意見を聞いて、議会での議決というふうに
仰 ら れ ま し た け ど 、 こ の 50 人 以 上 の 連 署 と い う も の は 有 権 者
と い う ふ に 考 え て い い ん で し ょ う か 。そ れ と も 対 象 地 区 の 有 権
者 に 限 定 さ れ る と い う こ と で し ょ う か 。そ れ か ら も し 公 聴 会 で
い ろ ん な 意 見 が 出 た り し て で す ね 、そ の 場 合 公 聴 会 で 出 て も 全
66
体の意見を聞くためにアンケートを取ってみるというふうな
考えはあるのかないのか、お答え願いたいと思います。
議
長
総 務 企 画 課 長
総務企画課長
先 ほ ど 申 し 上 げ ま し た 50 人 の 連 署 を も っ て 変 更 の 請 求 が で
き る と い う と こ ろ で ご ざ い ま す け れ ど も 、 こ の 50 人 の 連 署 を
も っ て 議 案 が 提 出 と い う 意 味 合 い で は な く て で す ね 、も ち ろ ん
議 案 と な る 大 字 名 の 変 更 の 内 容 に つ い て 公 示 し た 場 合 、そ の 内
容 に つ い て 変 更 で き る 、 変 更 の 意 見 を 述 べ る 場 合 に 50 人 と い
うことで、ちょっと今手持ちの資料の中でその請求権の資格
者、区分については書いてはないんですけれども、たぶん選挙
権 等 の 資 格 者 の 連 署 と な る と 思 わ れ ま す 。私 か ら は 以 上 で ご ざ
います。
議
長
総 務 企 画 課 長
総務企画課長
失 礼 し ま し た 。ア ン ケ ー ト に つ き ま し て は 、先 ほ ど も 申 し 上
げましたけれども、今、そういった住民の方々からのご要望に
つ い て は 今 回 初 め て と い い ま す か 、住 所 変 更 ま で を さ れ る と い
う お 声 を 聞 い た の は 私 の 方 で は 初 め て だ っ た も の で す か ら 、今
後まぁそういったご意見が多いようであればアンケートの必
要も出てこようかと思います。以上です。
議
9
番
議
長
戎野議員
員
私 は 住 民 の 意 向 に 沿 っ て と い う ん が 大 前 提 で あ り ま し て 、決
し て 町 の 我 々 議 会 だ け っ て い う わ け で な く て 、も ち ろ ん こ れ 住
民 の 意 向 を 知 る た め に 公 聴 会 を 開 く と 。そ し て 開 い て も 限 ら れ
た 人 で も 参 加 と い う こ と な の で 、ア ン ケ ー ト を す る か ど う か と
いうことをお尋ねしたわけでございます。この場合、公示をす
る 場 合 30 日 の 公 示 と な っ て お り ま す け ど 、 こ れ は 連 署 の 前 に
そ う い う こ と が あ れ ば 公 示 す る と い う こ と で す か 。そ う い う ふ
う に 理 解 し た ら え え ん で し ょ う か 。そ の 場 合 に 公 示 を し て 下 さ
いというふうな届と言うか願いというものはどういうふうな
仕組みになっとんでしょうか。
議
長
総 務 企 画 課 長
総務企画課長
手 続 き と 、法 的 な 手 続 き と 致 し ま し て は も ち ろ ん 議 決 が 必 要
な事項でございますので、その今回であれば大字、奥河内をの
け る っ て い う よ う な 変 更 内 容 を 公 示 す る っ て い う こ と は 、町 が
そ う い し た い と い う こ と を 決 め た 場 合 に 、そ う い っ た 公 示 が 必
要 に な っ て ま い り ま す 。で す か ら 手 順 と い た し ま し て は 議 会 と
の先ほども言われたように住民の方々の意見ももちろんなん
ですけれども、議会の方々ともお話合いの上で、そういった変
67
更をする旨を町として決めた場合にそういった公示を行って、
住民の方々の意見を聞くというような手続きになります。
議
9
番
議
長
戎野議員
員
ちょっと答弁が分かりにくいんですが、最終的に自治法の
260 条 で 書 い て あ る の は 議 会 の 議 決 を 経 て 町 長 が 知 事 に 申 請 ・
届 出 し て い く ん は 書 い て あ る ん で す け ど 、議 会 の 議 決 と 言 う も
のは町がこの公示をするその要請を住民から来た場合に議会
の議決をするということですか、そうではなくて公示をして、
そ れ か ら さ ら に 50 人 以 上 の 連 署 の 請 求 が あ っ て 公 聴 会 を 開 い
て 、そ の 意 見 を 参 考 に 議 会 が 議 決 を す る と い う ふ う に 理 解 し て
いいんでしょうか。
議
長
総 務 企 画 課 長
総務企画課長
すいません、説明の方が下手だったかと思うんですけれど
も 、議 会 の 議 決 に つ き ま し て は い わ ゆ る 最 終 の 議 決 で ご ざ い ま
し て 、そ の 公 示 を し て な に も な け れ ば そ の ま ま 議 会 に 提 案 さ し
て い た だ く よ う な か た ち に な り ま す の で 、途 中 そ う い っ た 変 更
の意見書とか公聴会っていうのは影響を受ける度合いといい
ま す か 、 住 民 の 方 々 非 常 に 影 響 が 大 き い と い う こ と で 、そ う い
っ た 手 順 を 定 め ら れ て い る も の で あ っ て 、も し そ こ で 何 も な け
れば議会の議決へ移るといったようなかたちでございます。
議
9
長
番
議
員
戎野議員
だ い た い は 分 か っ た の で 、こ れ ぐ ら い で 再 々 再 問 は 辞 め た い
と思うんですが、最後にちょっと確認をしておきたいんです
が 、 公 示 を し て 30 日 、 公 示 す る と な っ と ん で す が 、 こ れ は 本
来 は 住 民 か ら の 50 人 以 上 の 連 署 が あ っ て 、 そ れ に つ い て こ う
い う ふ う に し た い 、そ い う 住 民 の 請 求 が あ り ま し た い う ん を 公
示 を し て 、 そ れ か ら 公 聴 会 を 開 い て 、最 終 的 に 議 会 議 決 を 受 け
てから届出していくというふうに私は考えておったんですが、
そ こ ら は ほ の 最 後 に お 聞 き し て お き た い ん で す が 、連 署 の 請 求
が あ っ て か ら 公 示 を す る の か 、い き な り 誰 が ど う い う こ と の き
っ か け 請 求 で い き な り 公 示 を す る の か 、そ こ ら が ち ょ っ と 分 か
りにくいんですが、いかがでしょうか。
議
長
小休します
(時に
13 時
17 分 )
13 時
20 分 )
(小休中)
(時に
議
長
再開します。
戎野議員
68
9
番
議
員
そ れ で は 2 問 目 の 質 問 に 移 ら さ せ て 頂 き ま す 。2 問 目 は で す
ね 、防 災 と 都 市 計 画 い わ ゆ る ま ち づ く り に つ い て 質 問 を し て い
きたいと思います。はじめに①してですね、1 号・2 号用水路
の排水及び浸水対策であります。初めにこの東南海・南海地震
が予測される中で、大地震時には崩落・陥没が予想される 1 号
用水及び 2 号用水路の整備・改修をどのように進めて行く計画
か 示 さ れ た い と 思 い ま す 。 特 に 1 号 用 水 の 大 雨 や 洪 水 、高 潮 等
におきましての浸水対策であります。1 つは小学校入口の排水
が お ぼ つ か な く 、い つ も 浸 水 を き た し て い る こ の 地 区 へ の 対 策
はどのように考えているのか。2 つ目に河川に近い日和佐浦い
わ ゆ る 50 番 地 付 近 、 い わ ゆ る 用 水 の 出 口 、 河 川 に 繋 ぐ 付 近 で
も大雨・大潮時には路上まで雨水・下水が溢れ浸水をきたして
おります。3 点目にですね、2 号用水も以前から東町、いわゆ
る日和佐浦地区におきましてもその付近での浸水被害が解消
されず以前にも要望をいたしましたが放置されたままでござ
い ま す 。対 策 と し て 用 水 路 の 拡 幅 改 修 へ の 調 査 が 今 回 予 算 化 さ
れ 行 わ れ よ う と し て お り ま す が 、都 市 計 画 道 路 と 分 離 し て 用 水
の 改 修 を 先 に 進 め よ う と す る の か 、公 共 下 水 道 を 含 め た 用 水 路
の拡幅・道路整備を総合的にやる方が技術的にもコスト的にも
よ い の で は な い か と い う 点 で あ り ま す 。町 と し て は ま ず 用 水 を
現状のままのかたちで現在その用水の中へいわゆる管更生工
法 と い う ん で す か 、S P R 工 法 に よ る 改 修 を 進 め て 行 き た い の
か、工事方法の実演の説明が先日住民にも示されましたが、そ
の工法でも問題点は十分検証されているのか説明を受けたい
と思います。
続いて避難路の整備と都市計画道路、いわゆる日和佐浦西
線・東線の今後の取り組みと進め方についてでございます。1
号 用 水 路 上 と 関 係 す る 日 和 佐 浦 西 線 の 展 望 に つ い て 、津 波 改 修
の建設改修のこといついて始めに説明を求めたいと思います。
1 号用水路上の避難路の整備としては道路東側の拡幅が予定さ
れ て い る と は 思 い ま す が 、高 齢 化 の 社 会 背 景 を 伴 っ て 緊 急 車 両
の 進 入 さ え も 不 可 能 な 現 在 の 状 態 の た め 、用 水 の 拡 幅 と 都 市 計
画道路を合わせて待っているわけにはいかない状況でありま
す。特に予想される地震津波の際、日和 佐浦西線道路のいわゆ
る 日 和 佐 浦 228 番 あ た り に で す ね 、お 年 寄 り が 今 も 一 人 住 ん で
お る 方 が お ら れ ま す 。そ の お 家 の 裏 に 石 積 み 塀 の 塀 が つ ら な っ
て お り ま す 。そ れ が も し 倒 壊 に よ り 避 難 路 が 通 行 不 能 と な る 可
能 性 が 大 で あ り ま す 。地 主 は 撤 去 へ の 話 し 合 い も 可 能 で あ る と
69
の 町 内 会 へ の 打 診 も あ る よ う な こ と で あ り ま す の で 、十 分 に 条
件を話し合って道路拡幅の為に先行して石積みの撤去と等番
地の電柱と合わせて施設撤去を早急にできないかと言う点で
あります。今後都市計画道路予定地図上で空家が生じた場合
は 、先 行 的 に 買 収 を 考 え て い く 考 え で い る の か ど う か お 尋 ね し
たいと思います。
そ れ か ら で す ね 、日 和 佐 3 点 目 の 日 和 佐 浦 地 区 へ の 公 共 下 水
道 の 取 り 組 み の 進 め 方 と 防 災 対 策 に つ い て で あ り ま す 。今 日 一
般家庭がほとんど狭隘な日和佐浦地区への公共下水道を今後
進 め る に あ た っ て の 問 題 点 。今 後 の そ の 進 め 方 の 中 で 見 直 し 部
分 が あ れ ば 説 明 を さ れ た い と 思 い ま す 。公 共 下 水 道 事 業 の 財 政
圧迫が懸念される中、過疎高齢化が進む地区だけに空家も増
え、下水道の需要も減少していくのか、その需要予測と展望を
ど の よ う に と ら え て い る の か お 聞 き し た い と 思 い ま す 。す で に
先 日 新 聞 紙 上 で も 発 表 さ れ て お り ま し た け れ ど も 、人 口 5 万 人
以 下 の 町 、人 口 の 少 な い 郡 部 で は 下 水 道 は 不 向 き で 合 併 浄 化 槽
が 最 適 と 言 わ れ 、 三 好 市 で は 合 併 浄 化 槽 の 普 及 へ 向 け て 2015
年度以降に家庭や事業所に新設される合併浄化槽を市が整備
運 営 す る 市 町 村 設 置 型 に し た 上 で 、民 間 資 金 を 活 用 す る い わ ゆ
る P F I 方 式 を 導 入 し 、市 の 一 連 の 業 務 を 民 間 業 者 に 委 ね る と
発 表 報 道 が な さ れ て お り ま す 。こ れ は 下 水 道 を 所 管 す る 国 土 交
通 省 の 個 別 処 理 で は 管 理 が 心 配 と 、浄 化 槽 の 欠 点 を 上 げ て お り
ま す が 、市 町 村 の 責 任 で 管 理 状 態 を 点 検 す る 仕 組 み を 作 る 方 式
と し て 、環 境 省 も 推 奨 し て い る よ う に こ れ ら 三 好 市 の よ う な 市
町村設置型合併浄化槽を地域事情に合わせて進めて行く取り
入 れ る 考 え は あ る の か ど う か お 聞 き し た い と 思 い ま す 。ま た で
すね、台風・大雨・洪水時の停電時及び浸水時、集中処理ゆえ
に公共下水道のトイレの使用に支障をきたいた経過がありま
し た が 、そ の 改 善 の た め に 防 災 対 策 と し て は ど の よ う に し て い
くのかお聞きしたいと思います。
最 後 の 4 点 目 の ま ち づ く り 都 市 景 観・公 衆 ト イ レ 等 で ご ざ い
ますが、地震津波により電柱倒壊による道路・避難路への支障
を き た し て い る 状 況 が 各 地 で 起 こ っ て お り ま す 。町 内 の 道 路 が
狭い街並みの中で、電柱倒壊により通行ができなくなる。また
街並み景観にも支障をきたしてくると思います。電柱の撤去・
電 線 地 下 埋 設 化 へ イ ン フ ラ 整 備 、社 会 責 任 を 果 た す 意 味 で も 電
力 会 社 に も 要 請 し 、特 に 都 市 計 画 道 路 を 進 め る に あ た っ て は 始
めから電柱のない道路計画を進めるべきではないかという点
70
で あ り ま す 。ま た 避 難 路 両 側 に 倒 壊 の 恐 れ が 高 い ブ ロ ッ ク 塀 等
を 防 災 上 避 け る だ め に 、生 垣 化 を 進 め る 条 例 や 補 助 制 度 を 取 り
入 れ て は ど う か と い う こ と で あ り ま す 。最 後 に 避 難 時 に 必 要 と
される防災トイレを兼ねた公衆トイレを大浜海岸から日和佐
駅 の 間 に 被 災 時 の 対 応 は も ち ろ ん 、遍 路 観 光 客 に も 日 和 佐 地 区
で の 休 憩 所 を 兼 ね た 公 衆 ト イ レ を 街 中 に つ く り 、住 民 や 観 光 客
の 利 便 性 を 上 げ て は ど う か と 言 う 点 で ご ざ い ま す 。こ れ ら の 点
についてお答えをよろしくお願い申し上げます。
議
建
設
課
長
建設課長
長
それでは私から戎野議員のご質問にお答えをさせて頂きま
す。まず 1 点目の 1 号・2 号用水の排水路整備と浸水対策の取
り組みについてでありますが、現在、日和佐浦地区及び奥河内
字 本 村 地 区 の 道 路 下 の 排 水 路 の 老 朽 化 耐 震 対 策 を 図 る た め 、P
P P /P F I に よ る 重 点 密 集 市 街 地 改 善 事 業 の 可 能 性 調 査 業 務
により、水路の老朽化調査と改築・更新方 法、また下水道整備
等 他 事 業 と の 連 携 の 可 能 性 等 に つ い て 、調 査 検 討 致 し て お る と
ころでございます。この調査結果をもとに、水路の改修事業を
順次行なう予定と致しております。
ま た 、浸 水 被 害 の 改 善 策 と し て は 、山 王 谷 の 県 営 通 常 砂 防 事
業 に よ る 砂 防 堰 堤 工 事 で は 、溜 池 の 堆 積 土 砂 の 撤 去 に よ り 調 整
池 と し て の 従 前 の 機 能 を 回 復 さ せ る 予 定 で ご ざ い ま す 。こ の こ
とにより、従来の浸水懸念が緩和されるものと考えておりま
す。
議 員 ご 指 摘 の 日 和 佐 浦 本 村 地 区 は 標 高 が 低 く 、大 雨・洪 水 時
に お い て 排 水 路 勾 配 の 関 係 か ら 、満 潮 時 と 重 な っ た 場 合 に 浸 水
被 害 が 発 生 を し て お り ま す 。現 在 の と こ ろ 有 効 な 対 応 策 が な い
状況でございますが、考えられる浸水被害対策としましては、
日 和 佐 川 河 口 部 の 流 末 排 水 溝 に ゲ ー ト を 設 置 し 、海 水 の 流 入 を
食 い 止 め 、大 型 排 水 ポ ン プ に よ り 強 制 排 水 を さ せ る 方 法 等 が 考
え ら れ ま す が 、こ れ は 非 常 に 現 実 的 に 費 用 対 効 果 か ら 難 し い と
思われます。また家屋等のかさ上げも考えられるんですけど
も、これも個人の財産ということで難しいと、あと 1 件もしく
は団地ごとにブロックで囲って小型ポンプによって排出させ
ると、費用の何割かを町がですね、負担をする町単制度の検討
等も考えられますが、費用対効果とか、制度面から今後の検討
課題として地域住民や町内会とも協議をさせて頂きたく考え
ております。
次に避難路整備と都市計画道路の展望と具体的進め方につ
71
い て で あ り ま す が 、重 点 密 集 市 街 地 に 指 定 さ れ ま す 日 和 佐 浦 及
び 奥 河 内 字 本 村 地 区 は 、細 長 い 路 地 や 倒 壊 が 心 配 さ れ る 家 屋 や
ブ ロ ッ ク 塀 等 が あ り 、建 物 の 約 8 割 が 木 造 家 屋 で そ の 内 昭 和 56
年 以 前 の 建 物 の 比 率 は 、約 8 割 で あ り 災 害 に 対 し て 脆 弱 な 状 況
に あ り ま す 。去 る 9 月 議 会 一 般 質 問 で も 答 弁 を さ せ て 頂 き ま し
たが、都市計画道路は、地震・津波発生時の避難経路として、
また火災時等の防災・減 災の観点から大変重要な幹線道路とな
ることから早期に整備する必要があります。
現 在 、地 震 津 波 対 策 の 一 環 と し て 、日 和 佐 浦 及 び 奥 河 内 字 本
村 地 区 の 地 籍 調 査 を 実 施 し て お り 、効 率 的 な 基 盤 整 備 が 行 え る
よう取組んでおります。現段階では、地籍調査により境界及び
相 続 人 を 把 握 す る と と も に 、老 朽 住 宅 解 体 費 支 援 事 業 等 と 合 わ
せて、都市計画道路をはじめとした狭隘道路沿いの空き地・空
き 家 対 策 等 に よ り 徐 々 に 道 路 の 拡 幅・ 延 伸 を 行 う 予 定 で あ り ま
す。また住居箇所の道路拡幅に関しては、直接関係者の高齢化
や代替え地、用地取得及び家屋補償費等の課題がございます。
今後、地元関係者のご理解とご協力及び財政状況を見ながら、
随時進める予定と致しております。
次 に 日 和 佐 浦 地 区 等 、公 共 下 水 道 未 整 備 区 域 の 取 り 組 み と 防
災対策についてでありますが、現在、公共下水道整備事業は、
集中豪雨等の雨水対策として寺前地区の雨水管路整備及び寺
前ポンプ場の長寿命化工事を行っているところでございます。
本 町 の 公 共 下 水 道 事 業 ( 汚 水 整 備 ) は 、 全 体 計 画 95h a の
内 、第 1 期 計 画( 40h a )が 平 成 22 年 度 に 完 了 し 、残 り 55h a
について、次期認可候補区域を日和佐浦・本村地区として、整
備を進める予定としておりますが、汚水整備に関しましては、
来 年 度 に 美 波 町 汚 水 適 正 処 理 構 想 の 見 直 し を 予 定 し て お り 、地
域特性や社会情勢の変化に応じた効率的な汚水整備並びに運
営管理の見直しを日和佐浦・本村地区におきましても検討して
まいります。
ま た 防 災 対 策 と し て 、地 震 動 に 耐 え ら れ る よ う 耐 震 構 造 の 設
計・施工に努めてまいり たく考えており ます。住宅が密集する
当 地 区 で は 、個 別 に 合 併 浄 化 槽 が 設 置 で き な い 家 屋 が 多 く 早 期
に実施をする必要があります。しかしながら、路地が多く避難
路 整 備 等 の 防 災 事 業 、雨 水 排 水 路 の 改 修 ま た 都 市 計 画 道 路 の 計
画、狭隘道路の改良等、現状での 下水管を埋設しても 手戻りに
なります。今後、汚水適正処理構想の見直しと合わせて、都市
計 画 道 路 の 整 備 等 、他 の 事 業 と の 調 整 を 図 り な が ら 汚 水 整 備 を
72
進める予定と致しております。
次 に 町 づ く り 、都 市 景 観 等 に つ い て で ご ざ い ま す が 、平 成 17
年に景観法が施行され、景観を整備・保全するための基本理念
や住民や事業者及び行政の責務が示されました。本町には、未
来 に 引 き 継 ぐ べ き 多 く の 良 好 な 景 観 が あ り ま す 。住 民 の 共 有 財
産として、保全・活用に努めるとともに、防災事業とも重ね合
わせ、よりよい町づくりを推進してまいります。
今後とも各種事業の計画的・効率的な整備推進に努めてまい
り た く 考 え て お り ま す 。議 員 に お か れ ま し て は ご 理 解 と ご 協 力
の程よろしくお願いを致します。以上答弁とさせて頂きます。
議
9
番
議
長
戎野議員
員
自席から失礼させてもらいます。今回用水の調査という、1
号用水 2 号用水を含めた排水路の調査ということで取り組んで
い く と い う こ と な ん で す が 、そ の 先 ほ ど 質 問 し ま し た よ う に い
わゆる管更生の工法いわゆるSPR工法による改修を進めて
いこうとするのか、一部だけに取り入れようとするのか、その
点 の 答 弁 も 全 く あ り ま せ ん で し た の で 、先 に そ れ を お 聞 き し た
いと思います。
議
建
設
課
長
建設課長
長
再 質 問 に お 答 え さ せ て 頂 き ま す 。今 現 在 、そ の 改 修 の 手 法 と
して工法の調査をして頂いております。今、議員が 仰いまいた
ようにSPR工法という工法は改修工法の1つでございます。
現 場 現 場 で ど の 工 法 を 用 い て い く か と い う こ と は 、調 査 結 果 を
踏まえて検討していきたいと考えております。以上です。
議
9
番
議
長
戎野議員
員
そ し た ら そ の 工 法 に つ い て は 今 後 ま ぁ 調 査 を し 、住 民 の 意 見
を聞いたりいろいろ現場で決めていくと言われるわけでござ
い ま す が 、先 日 私 達 住 民 が そ の 工 法 の 見 学 を さ せ て も ら っ た ん
で す が 、い わ ゆ る そ の 用 水 の 排 水 路 に 螺 旋 状 の プ ラ ス チ ッ ク を
巻 き な が ら 挿 入 し て 、外 側 を 特 殊 コ ン ク リ ー ト で 固 め る と い う
こ と を 説 明 が あ り ま し た の で 、そ う な れ ば 当 然 四 隅 の 部 分 と 現
在の用水の構造上、へこんだ、低くなった部分のところで流量
が 排 水 流 量 が 減 っ て で す ね 、現 状 よ り 排 水 が 少 な く な る よ う に
思 わ れ る ん で す が 、そ れ は 今 後 減 少 部 分 の 排 水 対 策 を 含 め て 検
討 し て い く と い う こ と で 、単 に 工 法 上 の や り や す さ か ら 進 め よ
う と し て い る ん で は な い と 、私 達 住 民 が 特 に 心 配 す る の が 対 応
年 数 が こ れ も 40 年 余 り と い う こ と を お 聞 き し た も ん で す か ら
流 木 や 遺 物 の 混 入 や 土 砂 の 堆 積 等 が 生 じ た 場 合 で す ね 、そ う い
73
っ た も の を や り か え る と な っ た ら 、さ ら に 開 削 工 法 で 上 か ら 開
け て い か な け れ ば な ら な い と 聞 か さ れ ま し た 。特 に 2 号 用 水 路
は 細 く 途 中 も 曲 が っ て お り ま す の で 、こ の 工 法 で は 対 応 年 数 を
含 め て 維 持 管 理 、そ う い う 面 は 問 題 な い の か 、 こ の 広 報 に よ る
改修で浸水は今よりも改善されるのか改善されないのかお聞
きしたいと思います。
議
建
設
課
長
建設課長
長
議 員 仰 い ま す よ う に S P R 工 法 で 行 っ た 時 に で す ね 、そ の 排
水 断 面 の 縮 小 と い う も の が 生 じ ま す 。ど こ か で ま た 広 げ な け れ
ば い け な い と い う こ と で 、そ れ は ま た 余 地 を 見 つ け て 対 応 を す
る こ と に な ろ う か と 思 い ま す 。そ れ と こ の 地 区 は 非 常 に 標 高 が
低いというこもございますので、その勾配自体がですね、なか
なか変えることは難しいかと思います。後、その断面積を広げ
る に し ま し て も 、や は り そ の 用 地 と の 問 題 で ど こ ま で い け る の
かというのもございますし、それと後、河口部からの海水ので
す ね 、浸 水 と い う こ と で 以 前 も 議 会 で 答 弁 さ せ て い た だ い た と
思 う ん で す が 、一 部 そ の 日 和 佐 川 河 口 部 の 排 水 溝 の 流 末 部 分 に
ですね、ゲートを設置して高潮等のですね、浸水、高潮とか満
潮時ですね、後、津波等の浸水を防ぐゲート設置の要望もさせ
て い た だ い て お り ま す 。 そ う い う こ と で 浸 水 の で す ね 、対 策 を
ですね、図っていきたいと考えております。以上です。
議
9
番
議
長
戎野議員
員
今、その排水路の工法の中で排水上は問題があるかないか、
いわゆる今よりか排水上支障があるのかないかという返事が
ありませんでしたけど、やはり勾配のことも大事かと思いま
す 。そ れ か ら そ の 勾 配 と い う こ と は 満 潮 時 い わ ゆ る 河 川 へ の 引
込 が 少 な い と い う こ と で 、先 ほ ど そ れ ら の 対 策 の 中 で ゲ ー ト を
設 置 し た り で す ね 、そ れ か ら 費 用 体 効 果 は あ る が 排 水 ポ ン プ の
設置で効果があるかないかっちゅうことのお返事がありまし
た が 、 現 在 、日 和 佐 川 へ の 用 水 出 口 に 排 水 ポ ン プ を 設 置 し て で
すね、いわゆる 3 号用水路ですか、漁協の横の水路とそれと 2
号 用 水 の 排 水 を 繋 げ て ポ ン プ ア ッ プ を し て 河 川 へ 放 流 、河 川 へ
流 し て 行 く と 。そ う い う こ と は 先 ほ ど は 費 用 対 効 果 と 言 い ま し
たが、2 号と 3 号を繋げて排水を図っていくと、そういう検討
の余地はあるんでしょうか。
議
建
設
課
長
建設課長
長
現 在 の と こ ろ で す ね 、検 討 は 致 し て お り ま せ ん が 、今 後 た だ
今 議 員 か ら ご 要 望 頂 き ま し た よ に 、検 討 し て ま い り た い と 思 っ
74
ております。以上です。
9
番
議
員
それはだいたい今後の検討に委ねるということで期待をし
た い と 思 い ま す 。そ れ か ら 先 ほ ど お 尋 ね し ま し た 、 町 づ く り 都
市 景 観 を 含 め た 問 題 で あ り ま す 。 い わ ゆ る 電 柱 の 問 題 、そ れ か
ら 避 難 路 の 両 側 に お け る ブ ロ ッ ク 塀 等 の 倒 壊 、そ う い う も の を
防災上変えていく、それから避難、防災の時に使える公衆トイ
レについて答弁を願いたいと思います。
議
長
小休します。
(時に
13 時
45 分 )
13 時
45 分 )
(小休中)
(時に
議
長
再開します。
消防防災課長
消 防 防 災 課 長
私 の 方 か ら は 、災 害 時 の 公 衆 ト イ レ に つ い て お 答 え さ せ て 頂
きます。東日本大震災の発災時の課題と致しまして、食料や
水・衣料などの問題となっておりましたが、それ以上に深刻だ
っ た の が ト イ レ の 問 題 だ と 聞 い て お り ま す 。避 難 所 で の 長 期 避
難 を 強 い ら れ る 中 、ラ イ フ ラ イ ン の 寸 断 に よ り 水 洗 便 所 が 機 能
せず、不衛生な状態が続き病原菌の発生など、2 次災害の拡散
な ど も あ っ た と 聞 い て お り ま す 。そ の 教 訓 か ら 最 近 で は 汚 水 を
排 水 せ ず 、浄 化 し 水 洗 ト イ レ の 洗 浄 水 と し て 再 利 用 で き る 循 環
型 の 防 災 ト イ レ の 開 発 が 進 ん で お り ま す 。そ の よ う な こ と か ら
美波町では災害時でも機能する循環型防災トイレの設置を進
め て 行 く 予 定 に は 致 し て お り ま す 。現 在 こ の 循 環 型 の 防 災 用 の
ト イ レ に つ き ま し て は 急 速 に 開 発 が 進 ん で お り ま し て 、性 能 が
良いもの・多人数に対応できるものが徐々に開発いたしており
ま す 。今 後 浸 水 区 域 外 の 避 難 所 を 中 心 に こ の よ う な 防 災 ト イ レ
の 整 備 を 進 め て 行 く 予 定 と 致 し て お り ま す が 、先 ほ ど 議 員 の ご
指摘にありました大浜海岸から日和佐駅の間って仰ったんで
す か ね 、そ の 辺 の 間 に つ き ま し て は ほ と ん ど が 浸 水 区 域 内 に ご
ざいまして、平常時の利用はできると思われますが、津波発災
時につきましては浸水し利用できなくなる可能性が考えられ
ま す の で 、現 在 浸 水 区 域 内 に は 防 災 用 ト イ レ の 設 置 は 検 討 致 し
ておりません。以上でございます。
議
9
番
議
長
戎野議員
員
先 ほ ど も 言 い ま し た が 、社 会 的 な イ ン フ ラ 整 備 に あ た っ て で
す ね 、い わ ゆ る 都 市 計 画 道 路 に お け る 電 柱 の 地 下 埋 設 化 を 含 め
た対応についてまちづくりのひとつの考え方としてどういう
75
ふ う な 取 り 組 み を 呼 び か け て い く の か 、そ の 点 に つ い て の 答 弁
が議長ありませんので、そのように言うて下さい。
議
長
小休します。
(時に
13 時
48 分 )
13 時
48 分 )
(小休中)
(時に
議
長
再開します。
町長
町
長
電柱の地中化につきましては以前から防災対策の観点から
もそれを推進していきたいというふうな考えを持っておりま
す け れ ど も 、地 中 化 に 対 し て は 非 常 に 事 業 費 が 高 い と い う ふ う
に 聞 い て お り ま す 。美 波 町 と し て 電 力 会 社 等 へ の 要 望 っ て い う
の は 行 っ て い っ て お り ま す け れ ど も 、 今 回 街 中 の 再 生 、い わ ゆ
る街中のプロジェクトを今現在行っているところでございま
して、その中で美波町として保存すべき建物、それから建物群
と い う と こ ろ に つ き ま し て 、あ る 程 度 の 方 向 性 が 決 ま り ま し た
ら景観上も電柱は好ましくないというようなところもござい
ま す の で 、そ う い っ た 事 業 と 組 み 合 わ せ な が ら 全 体 す べ て を す
る と い う の は な か な か 難 し い か も 分 か り ま せ ん け れ ど も 、一 部
の地域に限ってそういったことを進めて行くというのはでき
る の で は な い か と い う ふ う に 考 え て お り ま す の で 、そ う い っ た
ことで議員がご要望またご提言のありました電柱の地中化に
ついてはそういった景観上の問題と合わせて取り組んでいき
たいというふうに考えております。
議
9
番
議
長
戎野議員
員
町 長 の 仰 ら れ る と お り 、や は り 景 観 と い う こ と は 非 常 に 大 事
な 環 境 権 の ひ と つ で ご ざ い ま す 。し た が い ま し て 保 存 す べ き 建
物 群 と い う ん か 、と り わ け 観 光 地 と し て こ の 門 前 町 と し て 商 店
街 の 筋 に は で す ね 、で き る か ぎ り そ う い う 電 柱 を 少 な く し て い
く、そして合わせて防災上の問題をないようにしていく。それ
と合わせてもちろんこのブロック塀を少なくするために防災
上 生 垣 化 を 進 め る 条 例 や 補 助 制 度 に つ い て で す ね 、考 え る 余 地
はあるのかどうか、その点最後、先ほど の答弁がありませんで
したので、お伺いしたいと思います。
議
長
町長
町
長
ブロック塀を生垣化するというのもありえない話ではない
の で は な い の で は な い か と い う ふ う に 考 え て お り ま す 。そ れ を
条例化して進めるっていうところまで、私どもの町の状況、ま
76
た 住 民 の 方 の 考 え 方 、そ う い っ た と こ ろ は ま だ そ こ ま で は い っ
て い な い っ て い う ふ う に 思 っ て お り ま す け れ ど も 、議 員 か ら 仰
ら れ た そ う い っ た 先 進 地 の 事 例 も ご ざ い ま す か ら 、検 討 は し て
いくということで答弁さして頂きたいと思います。
議
9
番
議
長
戎野議員
員
最 後 に し て い き た い と 思 う ん で す が 、街 並 み と い う も の は ひ
と つ だ け で な く 町 全 体 の 景 観 、そ れ か ら そ う い う 歴 史 的 な 文 化
的な保存の仕方ということが大きく影響されていくと思いま
すので、防災と合わせてそういう町づくりに対して今後も住
民 、そ し て 観 光 客 に も 誇 れ る よ う な 町 づ く り に し て 頂 き た い と
思 い ま す 。以 上 で 時 間 も 来 ま し た の で 質 問 を 終 わ り た い と 思 い
ます。
以上で、戎野議員の一般質問は終了しました。
以 上 で 通 告 者 の 一 般 質 問 は 終 了 し ま し た 。こ れ に て 一 般 質 問
を終わります。
以 上 で 本 日 の 日 程 は 終 了 し ま し た 。本 日 は こ れ に て 散 会 し ま
す。ご苦労様でした。
(時に
13 時
77
50 分 )
12 月 17 日 ( 水 )
(時に
議
長
9 時 00 分 )
おはようございます。
只 今 の 出 席 議 員 は 全 員 12 名 で す 。 定 足 数 に 達 し て お り ま す
ので、休会前に引き続き本日の会議を開きます。
ただ今から、議案審議を行います。
日程第 1
議 案 第 63 号 木 岐 聖 ヶ 丘 農 林 漁 業 体 験 施 設 の 指 定 管
理者の指定についてを議題とします。
当局の説明を求めます。
産業振興課長
産 業 振 興 課 長
( 議 案 第 63 号 の 説 明 を す る )
議
説明が終わりました。質疑を行います。
長
江本議員
3
番
議
員
共 用 が 始 ま る と し て ま ぁ 、前 段 で も 資 料 に 頂 い た ん が あ る ん
で す が 、高 校 生 が 3,000 円 、小 学 生 2,500 円 、小 学 生 未 満 が 2,000
円 と い う こ と で 、 約 最 大 で 今 の 話 で す と 20 人 の 利 用 者 を 見 込
ん で い る と い う こ と で 、そ の 年 間 の 維 持 費 に 960 千 円 充 当 と い
う こ と で 、将 来 的 に 亘 っ て ず っ と こ れ は 見 て い く べ き で あ ろ う
とは思うんですが、もし仮にこれそれ以上に費用が掛ったり、
こ れ だ け の 利 用 者 が で き な か っ た り っ て い う 場 合 に は 、新 た に
補 正 と か 何 と か い う よ う な こ と は な い ん で し ょ う ね 。こ れ 少 し
ほこの確認だけお願いします。
議
長
産 業 振 興 課 長
産業振興課長
お 答 え 致 し ま す 。基 本 的 に は 、仮 に 利 用 が 少 な く て と い う こ
と が あ っ た と し て も 、町 と し て 負 担 す る 金 額 に つ き ま し て は あ
くまでも津波避難施設としてのその機能を維持していく経費
と い う こ と だ け で 考 え て お り ま す の で 、増 額 を す る と い う こ と
は現時点ではまったく考えておりません。
議
9
長
番
議
員
戎野議員
こ れ は 町 長 に 聞 い た 方 が い い の か 、再 確 認 の 意 味 で お 願 い し
た い ん で す が 、そ れ ぞ れ 指 定 管 理 者 し た と こ ろ は 年 1 回 な り の
総 会 を し て 収 支 報 告 が な さ れ て い る と 思 う ん で す が 、こ れ は や
は り 議 会 へ の 報 告 と い う か た ち で 、議 会 へ も そ れ ら の 報 告 は な
されるんでしょうか。その点について、それとというのも伊座
利カフェの私も収支の状況を見たことがあまりなかったので、
や は り 町 が 補 助 を し て い る 以 上 、収 支 の 報 告 を 道 の 駅 の よ う に
受 け て い く の が 普 通 か と 思 い ま す の で 、そ の 点 を お 伺 い し た い
と思います。
78
議
長
産 業 振 興 課 長
産業振興課長
先ほど具体的に伊座利カフェについての収支を見たことが
な い と 言 う お 話 が あ り ま し た の で 、事 務 的 な 面 で 申 し 上 げ ま す
と 、年 に 1 回 の 利 用 状 況 の 報 告 並 び に 収 支 の 報 告 に つ き ま し て
は 町 に 対 し て 義 務 付 け て お り ま す の で 、町 に 対 し て 出 て き て お
り ま す 。そ れ に つ き ま し て 一 応 私 の 方 で 所 管 し て お る も の に つ
き ま し て は 、年 に 確 実 に 行 わ れ て お り ま す 定 例 監 査 の 中 に 資 料
と し て 添 え て 、監 査 委 員 の 方 に は 提 出 は さ せ て 頂 い て い る と い
う状況であります。議会の方につきましては、またちょっと別
の 次 元 の 話 に な ろ う か と 思 う ん で す が 、事 務 的 に は そ の よ う な
かたちで対応させて頂いております。
議
長
町
長
町長
今、ご質問のあった件ですけれども、道の駅の場合は地方自
治 法 に 基 づ い て 、法 律 に 基 づ い て 議 会 の 報 告 義 務 と い う の が ご
ざ い ま す の で さ し て 頂 い て お り ま す け れ ど も 、指 定 管 理 に つ き
ま し て は 、例 え ば 町 内 会 へ の 地 域 公 民 館 あ た り の 指 定 管 理 も 含
め て あ り ま す け れ ど も 、全 て を 議 会 の 方 に 報 告 と 言 う の は 致 し
ておりません。今、産業振興課長が申したとおり、町の方へは
こ う い っ た 体 験 施 設 で あ り ま す と か 、い ろ ん な 産 業 施 設 に つ い
て は 年 間 1 回 収 支 の 報 告 等 を 頂 い て お り ま す け れ ど も 、ど う す
る か っ て い う の は ま た 議 会 と 相 談 さ し て 頂 い て 、そ れ を 提 出 せ
よということであれば提出するのは全然やぶさかではござい
ませんので、そのあたりはまた相談して 、さして頂きたい と思
います。
議
5
番
議
長
川尻議員
員
こ の 指 定 管 理 者 と な る 木 岐 ま ち づ く り 協 議 会 、ち ょ っ と 課 長
の説明、ちょっと聞き漏れなんかちょっと分からんけんど、組
織はできて、作るいうたん、これできとんでしょ。
議
長
産 業 振 興 課 長
産業振興課長
木 岐 ま ち づ く り 協 議 会 に つ き ま し て は 、正 確 な 日 付 は ち ょ っ
と 私 き ち っ と 覚 え て ま せ ん け れ ど も 、 平 成 20 年 の 3 月 下 旬 に
形 成 さ れ た 組 織 で あ り ま し て 、も う 何 年 も の 活 動 実 績 が ご ざ い
ます。
議
5
番
議
長
川尻議員
員
課 長 、こ の 組 織 は も う き っ ち り で き と う と い う こ と 、会 長 ・
副会長をはじめ。
議
長
産 業 振 興 課 緒
産業振興課長
運営母体であるまちづくり協議会につきましては先ほど申
79
し 上 げ た と お り で す 。即 現 実 に 稼 働 さ せ て い く た め の グ ル ー プ
っ て い い ま す か 、そ れ に つ き ま し て は 先 ほ ど 説 明 し ま し た よ う
に会長・副会長・事務局長を中心にして 、さらに現実に様々な
ことをやっていただく。これは体験であったり、あるいは例え
ば 布 団 の 例 え ば シ ー ツ を 洗 っ た り だ と か 、そ う い っ た こ と に つ
きましてはそれぞれいろんな方が関係していただくようにな
り ま す の で 、そ う い っ た 組 織 グ ル ー プ に つ き ま し て は そ の 先 ほ
ど 言 い ま し た 方 々 を 中 心 に し て 、徐 々 に 形 成 し て い っ て い た だ
い て い る と 。 今 議 会 の 諸 般 の 報 告 の 中 で も た し か 56 名 の 利 用
があったということを報告さしていただいておりますけれど
も、そういった取り組みを通じて、順次形成して行っていると
いう状況ではございます。
議
長
他に質疑はございませんか。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(な
し)
「討論なし」と認めます。
こ れ か ら 、 議 案 第 63 号 木 岐 聖 ヶ 丘 農 林 漁 業 体 験 施 設 の 指 定
管理者の指定について採決します。
お諮りします。
本案は、原案のとおり 決定することに賛成の方は、起立願い
ます。
(賛成
11・ 反 対
0)
「起立多数」です。
議 案 第 63 号 は 、 原 案 の と お り 可 決 さ れ ま し た 。
日程第 2
議 案 第 64 号 美 波 町 体 験 活 動 施 設 の 指 定 管 理 者 の 指
定について議題と致します。
当局の説明を求めます。
総務企画課長
総 務 企 画 課 長
議
長
( 議 案 第 64 号 の 説 明 を す る )
説明が終わりました。質疑を行います。
永本議員
7
番
議
員
同 じ よ う な 施 設 で 期 間 が 2 年 と 5 年 違 う ん で す が 、こ れ は ど
ういう理由からですか。
議
長
総 務 企 画 課 長
総務企画課長
こ の 体 験 活 動 施 設 に つ き ま し て は 、こ れ ま で の 経 緯 か ら 言 い
ま す と 、も と も と は 県 の 観 光 施 設 と し て 運 営 さ れ て お り ま し た
け れ ど も 、ま ぁ 運 営 が な か な か う ま く い か な い と い う こ と で 町
80
の 方 で 移 管 を 受 け て お り ま す 。そ れ で 当 初 は 町 で 運 営 は 致 し て
お り ま し た け れ ど も 、な か な か 運 営 が う ま く い か な い と い う こ
とで、民間にお願いするということで、民間にお願いする場合
に、あまり期間が短いとですね、なかなか運営の先行きといい
ますか、見通しが立たないということで、初めて指定管理した
時 に 5 年 と 言 う か た ち で 長 期 に 渡 る 期 間 を 設 定 致 し ま し て 、安
定 し た 運 営 を し て い た だ く と い う こ と で 、期 間 は 5 年 と さ せ て
頂いております。
議
長
ほかに質疑はありませんか。
中川議員
1 2
番 議 員
聖 ケ 丘 は 避 難 施 設 と い う こ と で ま ぁ 維 持 に 960 千 円 い う こ
とだったんですが、ここは報告とかほんなんはどんなんです
か 。ほ れ か ら 普 通 公 民 館 だ っ た ら 300 千 円 ま で は 管 理 委 託 料 で
賄 え っ て ち ゅ う ん や け ど 、ほ れ に 対 し て こ こ は ど ん な ん で し ょ
うか、報告と修理とかそういう関係です。
議
長
総 務 企 画 課 長
総務企画課長
こちらの施設につきましても指定管理の契約の中で年 1 回
の報告を義務付けておりまして、報告も受けております。それ
か ら 修 繕 に つ き ま し て も 300 千 円 の 負 担 は い た だ い て お り ま
す。以上です。
議
長
他に質疑はございませんか。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(な
し)
「討論なし」と認めます。
こ れ か ら 、 議 案 第 64 号 美 波 町 体 験 活 動 施 設 の 指 定 管 理 者 の
指定についてを採決します。
お諮りします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願い
ます。
(賛成
11・ 反 対
0)
「起立多数」です。
よ っ て 議 案 第 64 号 は 、 原 案 の と お り 可 決 さ れ ま し た 。
日程第 3
議 案 第 66 号 美 波 町 国 民 健 康 保 険 条 例 の 一 部 を 改 正
す る 条 例 の 制 定 ( 条 例 第 22 号 ) に つ い て を 議 題 と 致 し ま す 。
当局の説明を求めます。
保健福祉課長課長
保 健 福 祉 課 長
( 議 案 第 66 号 の 説 明 を す る )
81
議
長
説明が終わりました。質疑を行います。
質疑はありませんか。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(な
し)
「討論なし」と認めます。
こ れ か ら 、 議 案 第 66 号 美 波 町 国 民 健 康 保 険 条 例 の 一 部 を 改
正 す る 条 例 の 制 定 に つ い て ( 条 例 第 22 号 ) を 採 決 し ま す 。
お諮りします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願い
ます。
(賛成
11・ 反 対
0)
「起立多数」です。
議 案 第 66 号 は 、 原 案 の と お り 可 決 さ れ ま し た 。
日程第 4
議 案 第 70 号 平 成 26 年 度 美 波 町 一 般 会 計 補 正 予 算
(第 5 号)を議題と致します。
当局の説明を求めます。
総務企画課長
総 務 企 画 課 長
( 議 案 第 70 号 の 説 明 を す る )
議
説明が終わりました。質疑を行います。
長
戎野議員
9
番
議
員
老 人 福 祉 費 ペ ー ジ の 14 ペ ー ジ で し た か ね 、 こ の 中 で 先 ほ ど
申 さ れ ま し た 福 祉 空 間 整 備 事 業 返 還 金 と い う こ と で 、グ ル ー プ
ホ ー ム と い う よ う な 感 じ の 福 祉 施 設 へ に 10,910 千 円 で す か 、
そ れ だ け 支 払 う と い う こ と で 、事 業 が 中 止 に な っ て そ の 国 庫 の
ま た 検 討 を 含 め た 返 還 金 と い う こ と で 、こ れ を 町 が 立 て 替 え て
支 払 う と い う ふ う に 理 解 を し と ん で す が 、も し こ の 事 業 体 が 支
払 え な い と い う 状 態 が 続 い た 場 合 、固 定 資 産 税 の よ う に 督 促 を
し 、さ ら に 継 続 し て 求 め て い く に し て も 払 え な か っ た 場 合 は で
すね、町が負担をすると、そうなった場合に住民からの本来自
治 法 で い う 最 小 の 経 費 の 最 大 の 効 果 と 言 わ れ て ま す け ど 、い わ
ゆ る そ の 認 可 書 類 が 整 っ て い た と し て も 、そ の 認 可 の 甘 さ と い
う も の が 住 民 か ら の で す ね 、監 査 や ま た 町 長 へ の 返 還 請 求 を 求
められるようなことに繋がらないのかと言う懸念であります。
し た が い ま し て 、こ の 返 還 金 を 町 が 負 担 す る 以 外 に は も う 他 の
方法は考えられなかったか言うことも合わせてお伺いしたい
と思います。
そ れ と も う 1 点 で す ね 、 ペ ー ジ 13 ペ ー ジ の い わ ゆ る 財 産 管
82
理費の中の阿波銀行が由岐支所に入るに伴っての工事請負費
と し て ま ぁ 3,100 千 円 が 上 げ ら れ て お り ま す 。す べ て の 商 業 行
為というか商業的なところは公共性を持っているかと思うん
で す が 、阿 波 銀 行 に つ い て は や は り 収 益 も 含 め た 良 好 な 経 営 を
し て い る の で 、こ れ に つ い て 阿 波 銀 行 が 由 岐 の 支 所 に 入 り た い
と い う の で あ る し 、そ の た め に は や は り そ の 工 事 費 の 負 担 を で
すね、仕合半額 なりもしくは全額、本来はすべきだと考えるん
ですが、そういう貸し出しに伴う費用をですね、の支出につい
て、これは本当に適正なのか ということで、私は工事費を銀行
に 求 め る べ き だ と 、と い う の も も し 将 来 的 に 他 銀 行 が 入 り た い
とか、もしくはATMを含めた施設を入れたい。それからいわ
ゆる他の施設としてローソンとかそういったところの施設が
入りたい場合には同様な補助なりそれから配慮をしていくか、
その公平性についてもお伺いしたいと思います。
議
長
町長
町
長
ま ず 1 点 目 の 福 祉 空 間 の 件 で ご ざ い ま す け れ ど も 、町 の 方 で
は 現 在 は 町 の 交 付 要 綱 等 に 基 づ き ま し て 、そ の 規 定 に 基 づ い て
現在やらさしていただいているというようなところでござい
ます。ですから立て替えて払う というのは、考え方の中ではそ
の よ う な 感 じ に な り ま す が 、現 実 に は 国 か ら 町 の 方 へ の 返 還 請
求 が あ っ た こ と に よ っ て 町 が お 支 払 す る 。町 は 町 で 事 業 者 に 対
して請求をしているというようなところでございます。将来、
議 員 が 仰 る よ う な 新 た な 展 開 に な っ た と き に は 、ま た 議 会 の 方
にご相談をさしていただくというふうにさして頂きたいと思
っております。
2 点目の阿波銀行の由岐支所への中に入ることについてでご
ざいますけれども、議員がおしゃるのもちろんでございます
し 、前 回 の 全 員 協 議 会 の 中 で も そ の よ う な ご 意 見 を い た だ い た
と こ ろ で 、私 ど も も 相 手 方 に 対 し て は そ の よ う な こ と も 申 し て
おります。ただ事業のいわゆる中身がですね、支所も私どもの
希 望 で 模 様 替 え を す る よ う に 致 し て お り ま す 。そ れ は 床 を い わ
ゆ る 張 替 え を や ら さ し て 頂 く と 、そ れ は 入 る 銀 行 側 の 方 が 新 し
くなるので、支所はずいぶんそういったことをやってなくて、
差 が あ る と い う が 差 が あ る よ う に な っ て き ま す の で 、そ う い っ
た と こ ろ の 町 側 の 分 っ て い う ん で す か ね 、の 都 合 の 分 っ て い う
のはうちが持たなくてはいけないと思っておりますけれども、
移動に伴う経費については極力銀行側で持って下さいという
よ う な 交 渉 を 今 現 在 行 っ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す の で 、そ の
83
ようなかたちでご理解を頂きたいというふうに思っておりま
す。以上です。
議
9
番
議
長
戎野議員
員
これはやはり銀行が入るにしたがって伴うそこの部分につ
いてはですね、当然銀行に求めてもいいのではないかと、町が
古くなった庁舎のフロアーとかそれは町が負担するとしても、
銀行が必要としてそれに伴う工事費はやはり求めるべきだと
い う ふ う に 考 え ま す 。将 来 的 に は じ ゃ ぁ ほ な コ ン ビ ニ を 入 り た
い と い っ た 場 合 に は 、 そ う い う ふ な 同 じ 様 に 補 助 を し 、そ し て
その面積におうた収入ということで契約していくんだろうと
思いますが、そういう ひとつのですね、基準と言うかやはりそ
の商業施設が入るに伴うその費用については負担してもらう
というふうな基本というものがいるんではなかろうかと思う
んですが、その点もう一回お願いしたいと思います。
議
長
町長
町
長
仰るとおりで、私どももその様なかたちで行っております。
以上です。そうです。
議
7
番
議
長
永本議員
員
町長にお聞きしたいと思うんですが、玉厨子農村公園の利
用・・に つ い て で す が 、55 号 か ら 完 全 な 道 路 が で き て お り ま す
し 、海 抜 90m で あ り ま す し 、先 般 自 主 防 災 会 の 方 か ら 西 河 内 公
民館を 2 次避難所に協力してくれるかというお話が来とるそう
で す が 、い か せ ん ち ょ っ と 小 さ す ぎ て で す ね 100 人 か そ こ ら か
入 れ な い と い う と こ ろ で 、 玉 厨 子 農 村 公 園 の と こ ろ は 1h a ぐ
ら い あ り ま す し 、町 有 に な っ て お り ま す し 、 ト イ レ は ち ょ っ と
小 規 模 で す が あ り ま す 。そ れ か ら 飲 み 水 は 谷 水 で す が 水 量 は あ
る ん で す が 、ま ぁ 塩 素 殺 菌 し な け れ ば い け な い と い う と こ ろ あ
るんですが、2 次避難所をもしつくるのであれば屋根と壁があ
れ ば 使 え る と 、か な り の 面 積 が あ る の で 現 在 は 山 河 内 地 域 が 年
に1回運動会をしておる、それだけの利用しかしてない。それ
に 対 し て 山 河 内 地 域 に 360 千 円 だ っ た で す か ね 、何 か 管 理 費 を
出 さ れ と う と 思 う ん で す が 、こ れ に つ い て 何 と か 利 用 方 法 を 考
えて頂きたいと思います。いかがでしょうか。
議
長
町長
町
長
今後、検討していきたいと思います。
議
長
江本議員
員
こ れ 14 ペ ー ジ の 障 が い 者 福 祉 費 に つ い て で す ね 、 介 護 障 が
3
番
議
い者介護給付費というところで、金額的に上がっております
84
が 、途 中 で こ う 上 が っ て く る と い う と こ ろ は ど う い う こ と で こ
れが増えてきたのか、そこの説明ひとつお願いしたいのと、も
う 1 つ こ れ は 13 ペ ー ジ の 地 域 バ ス 路 線 運 航 費 補 助 金 で 、 ま ぁ
今 年 も 9,388 千 円 で す か ね 、 こ れ 出 て お り ま す 。 さ ま ざ ま な 地
域交通っていうところでデマンドバスとかいろいろなかたち
で形態も変わってきておりますが、この中でも国庫支出金で
3,441 千 円 と い う 国 か ら の 補 助 金 が 入 っ て お り ま す 。 も し こ れ
が地域バスとかコミニティとかデマンドバスに変わった場合
に で す ね 、や っ ぱ り こ の よ う な 補 助 金 体 制 っ て い う も の が 続 く
の か ど う か 、そ こ の と こ ろ は お 伺 い し た こ と あ る か な い か ち ょ
っとお願いします。
議
長
保 健 福 祉 課 長
保健福祉課長
私 の 方 か ら は 介 護 給 付 費 、障 が い 者 の 介 護 給 付 費 の 増 に つ い
て ご 説 明 さ せ て 頂 き ま す 。平 成 26 年 4 月 よ り 消 費 税 が 8% に 引
き上げられたことによります報酬額・診療報酬額の増加、それ
と後サービスを受けられる方が増となったために 3 月の見込を
し た と こ ろ 、こ れ ぐ ら い 不 足 が 生 じ る と い う こ と で 補 正 を さ せ
て頂いております。以上です。
議
長
総 務 企 画 課 長
総務企画課長
地 域 バ ス の 路 線 運 航 費 補 助 金 で ご ざ い ま す け れ ど も 、徳 島 バ
ス阿南、いわゆる伊座利・阿部・由岐駅前まで、それから徳島
バ ス 南 部 、こ れ に つ い て は 赤 松 か ら 日 和 佐 駅 ま で の 区 間 で ご ざ
い ま す け れ ど も 、こ の 補 助 金 に つ き ま し て は 県 の 補 助 を 頂 い て
お り ま す 。そ れ で 補 助 金 の 率 に つ き ま し て は 以 前 ま で は 2 分 の
1 で ご ざ い ま し た け れ ど も 、平 成 19 年 あ た り か ら 補 助 率 が 下 が
りまして、現在は 3 分の 1 程度の補助金となっております。で
す か ら こ の 制 度 に つ き ま し て は 、今 の と こ ろ は 補 助 金 の 制 度 が
続 け て 頂 け る と い う こ と で 、廃 止 と か そ う い っ た 県 か ら の こ と
は聞いておりません。ただデマンド、いわゆるデマンドタクシ
ーでありますとか、タクシー助成でありますとか、美波町全体
の 交 通 体 制 を 見 直 す 中 で は で す ね 、こ う い っ た バ ス の 補 助 等 に
つ い て も 議 論 の ひ と つ に な ろ う か と は 思 っ て お り ま す 。以 上 で
す。
議
1 0
長
番 議 員
向山議員
20 ペ ー ジ な ん で す が 公 債 費 、 元 金 の 増 と 利 息 ・ 利 子 の 減 、
こ れ は 繰 り 上 げ 償 還 を し た 結 果 な ん で し ょ う か 。教 え て 頂 き た
いと思います。
議
長
総務企画課長
85
総 務 企 画 課 長
公 債 費 に つ き ま し て は 、 10 年 間 が 経 過 致 し ま し て 利 率 の 見
直しに伴う減額でございます。
議
長
他に質疑は
舛田議員
1
番
議
員
19 ペ ー ジ の 博 物 館 費 で ウ ミ ガ メ 情 報 等 発 信 シ ス テ ム が 中 止
と な っ た と 認 識 し た ん で す が 、こ の 中 止 と な っ た 理 由 は な ん で
しょうか。
議
長
社 会 教 育 課 長
社会教育課長
ウ ミ ガ メ 情 報 発 信 シ ス テ ム 製 作 料 2,200 千 円 全 額 減 額 し た
のは、この事業は大浜海岸上陸のウミガメに発信器を取り付
け、行動を追跡調査し、生体の解明や減少要因を究明するもの
で あ り 、2011 年 よ り 8 頭 行 っ て き て お り ま し た 。そ し て 今 回 で
すね、上陸個体 2 頭に取り付け放流したんですが、情報受信不
能であり、調査が実施できませんでした。それに日本ウミガメ
協 議 会 委 託 先 な ん で す が 、そ こ で 原 因 究 明 し た と こ ろ 発 信 器 の
不 良 と の 回 答 が あ り ま し た 。そ れ で 日 本 ウ ミ ガ メ 協 議 会 と 協 議
致 し ま し て 、本 年 度 の 委 託 料 の 支 払 い は し な い こ と に な り ま し
た。以上です。
議
長
ほかに質疑はございませんか。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(な
し)
「討論なし」と認めます。
こ れ か ら 、議 案 第 70 号 平 成 26 年 度 美 波 町 一 般 会 計 補 正 予 算
(第 5 号)を採決します。
お諮りします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願い
ます。
(賛成
10・ 反 対
1)
( 賛 成 議 員 : 1 番 ・ 3 番 ・ 4 番 ・ 5 番 ・ 6 番 ・ 7 番 ・ 8 番 ・ 10 番 ・ 11 番 ・
12 番 )
(反対議員:9 番)
「起立多数」です。
議 案 第 70 号 は 、 原 案 の と お り 可 決 さ れ ま し た 。
日程第 5
議 案 第 71 号 平 成 26 年 度 美 波 町 国 民 健 康 保 険 事 業
特別会計補正予算(第 4 号)を議題と致します。
当局の説明を求めます。
保健福祉課長
86
保 健 福 祉 課 長
議
長
( 議 案 第 71 号 の 説 明 を す る )
説明が終わりました。質疑を行います。
質疑はありませんか。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(な
し)
「討論なし」と認めます。
こ れ か ら 、議 案 第 71 号 平 成 26 年 度 美 波 町 国 民 健 康 保 険 事 業
特別会計補正予算(第 4 号)を採決します。
お諮りします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願い
ます。
(賛成
11・ 反 対
0)
「起立多数」です。
議 案 第 71 号 は 、 原 案 の と お り 可 決 さ れ ま し た 。
日程第 6
議 案 第 72 号 平 成 26 年 度 美 波 町 国 民 健 康 保 険 阿 部
診療所特別会計補正予算(第 3 号)を議題と致します。
当局の説明を求めます。
支所次長
支
議
所
次
長
長
( 議 案 第 72 号 の 説 明 を す る )
説明が終わりました。質疑を行います。
質疑はありませんか。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(な
し)
「討論なし」と認めます。
小休します。
(時に
10 時
05 分 )
10 時
08 分 )
(小休中)
(時に
議
長
再開します。
こ れ か ら 、議 案 第 72 号 平 成 26 年 度 美 波 町 国 民 健 康 保 険 阿 部
診療所特別会計補正予算(第 3 号)を採決します。
お諮りします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願い
ます。
(賛成
11・ 反 対
0)
「起立多数」です。
議 案 第 72 号 は 、 原 案 の と お り 可 決 さ れ ま し た 。
87
日程第 7
議 案 第 73 号 平 成 26 年 度 美 波 町 病 院 事 業 会 計 補 正 予
算(第 3 号)を議題と致します。
当局の説明を求めます。
病院事務長課長
日和佐病院事務長
議
長
( 議 案 第 73 号 の 説 明 を す る )
説明が終わりました。質疑を行います。
永本議員
7
番
議
員
町 長 に 伺 い た い と 思 い ま す 。最 初 の 計 画 で は 医 療 保 健 セ ン タ
ー と な っ て お り ま す が 、以 前 は 日 和 佐 診 療 所 と い う は ず で あ っ
た と 思 う ん で す が 、 そ れ は 急 に 7 億 の 予 定 が 5 億 追 加 し て 12
億になって、医療保健センターの説明書を見て見ますと内科・
外科・整形外科、もうひとつあったんですか、ほういうふうに
し ま す と で す ね 、何 か 町 立 病 院 を 2 つ こ っ さ え た よ う に な る ん
ですが、このあたりこの医師の確保とか、あるいは医業経営の
立 場 か ら で す ね 、心 配 な い の か ど う か 、 お 聞 き し た い と 思 い ま
す。
議
長
町長
町
長
今 の ご 質 問 で ご ざ い ま す が 、私 の 記 憶 と い い ま す か 、で は も
ともと保健センターという名前があったというふうに思って
おります。ちょと資料がないのであれですけれども、説明会の
時もですね、1 病院 1 診療所に集約するというような中で、病
院 に つ い て は 病 床 数 を 今 の 両 病 院 の 80 床 か ら 50 床 と い う こ と
で 美 波 病 院 。 当 時 は ま だ 名 前 は 決 ま っ て ま せ ん で し た 。医 療 保
健センターについても当然名前は決まってなかったわけです
け れ ど も 、診 療 所 部 門 に つ い て は 無 床 と す る と い う よ う な こ と
で、説明会の中では私自身は今の日和佐病院がですね、1 階が
外来、2 階が病棟になっておりますけれども、病棟をのけたと
い い ま す か 、外 来 部 分 は 変 わ り ま せ ん と い う よ う な 表 現 を さ し
ていただいたように思っております。ですから今現在ある内
科・外科・整形の 3 診について、そのまま引き継ぐというよう
な こ と で 、 私 ど も は 理 解 し て ま す し 、住 民 の 方 に も ま た 議 会 に
対してもそのように説明をさしていただいたというふうに思
っております。ですから今後の医師の確保でありますとか、そ
れから看護師・病院スタッフのことにつきましては、今後にな
っ て い き ま す け れ ど も 、そ れ ぞ れ の 整 備 方 針 の 中 で 人 数 に つ い
て は 出 て お り ま す の で 、そ の 中 で や っ て い き た い と い う ふ う に
考 え て い る と こ ろ で ご ざ い ま す の で 、議 員 の ご 質 問 の あ っ た 医
88
療保健センターのいわゆる診療所の方の医師については現在
の 日 和 佐 病 院 で や っ て い た だ い て い る 医 師 の 数 で す ね 、に つ い
て診療所の方でも病棟がないわけですから、それで、それでと
い い ま す か そ の よ う な か た ち で や ら さ し て い た だ く と 、い う よ
うに今は思っております。
議
7
番
議
長
永本議員
員
介 護 報 酬 そ れ か ら 医 療 報 酬 に し て も 、ど ん ど ん ど ん ど ん 5% 、
7% 近 く 下 げ ら れ る 見 通 し な ん で す ね 。 だ か ら こ う い う こ と で
や っ て い け れ ば そ り ゃ そ れ で 結 構 で す け ど 、病 院 の 利 用 者 と い
うのは高齢化と人口減ということで増える可能性はほとんど
な い と い う よ う な と こ ろ で 、こ れ で や っ て い け れ ば そ れ は ま ぁ
そ れ で 結 構 な ん で す け ど ね 。・ ・ ・ 全 部 、 内 科 ・ 外 科 ・ 整 形 外
科 と い う て 、そ う い う 医 師 が 配 置 す る っ ち ゅ う ん は な か な か 大
変 な こ と で な い ん か な ぁ と 思 う ん で す が 、そ こ ら あ た り を 何 か
工 夫 を し て い か な い と で す ね 、大 変 で な い ん か な ぁ と 思 う ん で
す。よろしくお願いしたいと思います。
議
長
他に質疑ありませんか。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
北山議員
4
番
議
員
私 は 例 年 と お り 、高 い 外 来 収 益 の 交 付 金 の た め に 、ぜ ん ぜ ん
異質である医業収益、入院収益及び外来収益を減額する、こう
い う や り 方 は 正 し い 会 計 処 理 と は 思 わ な い の で 、反 対 を 致 し ま
す。以上です。
議
長
他に討論はありませんか。
(な
し)
「討論なし」と認めます。
こ れ か ら 、議 案 第 73 号 平 成 26 年 度 美 波 町 病 院 事 業 会 計 補 正
予算(第 3 号)を採決します。
お諮りします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願い
ます。
(賛成
10・ 反 対
1)
( 賛 成 議 員 : 1 番 ・ 3 番 ・ 5 番 ・ 6 番 ・ 7 番 ・ 8 番 ・ 9 番 ・ 10 番 ・ 11 番 ・
12 番 )
(反対議員:4 番)
「起立多数」です。
議 案 第 73 号 は 、 原 案 の と お り 可 決 さ れ ま し た 。
小休します。
89
(時に
10 時
31 分 )
11 時
00 分 )
(小休中)
(時に
議
長
再開します。
日程第 8
意見書について議題と致します。意見書が 4 件提
出されております。
発 議 第 7 号 ヘ イ ト ・ ス ピ ー チ (憎 悪 表 現 )を 含 む 人 種 及 び 社 会
的少数者への差別を禁止する法整備を求める意見書(案)を議
題と致します。
提出者の説明を求めます。
戎野議員
9
番
議
員
発 議 第 7 号 ヘ イ ト・ス ピ ー チ (憎 悪 表 現 )を 含 む 人 種 及 び 社 会
的少数者への差別を禁止する法整備を求める意見書(案)につ
いて読み上げて提案させてもらいます。
提 出 者 、戎 野 博 。賛 成 者 、永 本 善 次 郎・北 山 朝 彦・中 川 尚 毅 ・
向 山 篤 宏 さ ん で す 。別 紙 の 意 見 書 を 議 決 い た だ く よ う 会 議 規 則
第 13 条 第 1 項 及 び 第 2 項 の 規 定 に よ り 提 出 致 し ま す 。 文 案 意
見書について読み上げて提案させて頂きます。
さる 7 月 8 日、大阪高等裁判所は、在日コリアンの子どもら
が 通 学 す る 京 都 朝 鮮 第 一 初 級 学 校 付 近 に お い て「 朝 鮮 人 を 保 健
所 で 処 分 し ろ 」「 日 本 か ら 叩 き 出 せ 」 等 大 音 量 で 連 呼 す る ヘ イ
ト ・ ス ピ ー チ を 行 っ た 団 体 及 び そ の 構 成 員 ら に 対 し て 、こ れ ら
の 行 為 を 差 し 止 め る 判 決 を 一 審 に 続 い て 言 い 渡 し た 。大 阪 高 裁
判 決 は ヘ イ ト・ ス ピ ー チ が 憲 法 及 び 我 が 国 も 批 准 す る 人 種 差 別
撤廃条約の趣旨に照らして許されないと、初めて、明確に判断
し て い る と こ ろ で あ る 。国 連 人 種 差 別 撤 廃 委 員 会 は 8 月 29 日 、
日本政府に対して、ヘイト・スピーチ(憎悪表現)問題に「毅
然と対処」し、法律で規制するよう勧告する「最終見解」を公
表 し た 。 日 本 が 1995 年 に 加 入 し た 「 人 種 差 別 撤 廃 条 約 」 で は 、
参加国で差別が行われていないか、一定の期間を置きながら、
国 連 の 人 種 差 別 委 員 会 が 審 査 し て い る 。今 回 の「 最 終 見 解 」は 、
日本のヘイト・スピーチの状況にも言及しており、特に在日韓
国・朝鮮人(コリアン)への人種差別的デモ・集会をする団体
によるヘイト・スピーチによる蔓延や、政治家・公 人によるヘ
イト・スピーチが報告されたことや、メディアでのヘイ ト・ス
90
ピ ー チ の 広 が り な ど に つ い て 、懸 念 が 表 明 さ れ て い る 。さ ら に 、
そ う し た 行 為 が 適 切 に 捜 査 ・ 起 訴 さ れ て い な い こ と も 、懸 念 点
だとしている。こうした懸念状況に対して、最終見解は、ヘイ
ト・スピーチを規制するための措置が抗議する権利を奪う口実
に な っ て は な ら な い と 指 摘 す る と と も に 、「 弱 者 が ヘ イ ト ・ ス
ピ ー チ や ヘ イ ト ク ラ イ ム (憎 悪 犯 罪 )か ら 身 を 守 る 権 利 」を 再 認
識するよう指摘している。一刻も早く、人種差別撤廃委員会の
31 項 目 の 勧 告 を 誠 実 に 受 け 止 め 、ヘ イ ト・ス ピ ー チ を 含 む 人 種
及び社会的マイノリティーへの差別を禁止する新たな法整備
を 進 め る よ う 強 く 求 め る 。 以 上 、 地 方 自 治 法 第 99 条 の 規 定 に
よ り 意 見 書 を 提 出 す る 。 平 成 26 年 12 月 17 日 、 美 波 町 議 会 議
長 、岩 瀬 公 。提 出 先 は 衆 議 院 議 長・参 議 院 議 長・内 閣 総 理 大 臣 ・
内閣官房長官・法務大臣宛てでございます。よろしくお取り扱
いをお願い申し上げます。
議
長
説明が終わりました。質疑を行います。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(な
し)
「討論なし」と認めます。
これから発議第 7 号を採決します。
お諮りします。
本案は、議案どおり決定することに賛成の方は 、起立願い
ます。
(賛成
11・ 反 対
0)
「起立多数」です。
発議第 7 号は、原案のとおり可決されました。
続 き ま し て 発 議 第 8 号「 手 話 言 語 法 」制 定 を 求 め る 意 見 書( 案 )
を議題と致します。
提出者の説明を求めます。
北山議員
4
番
議
員
発 議 第 8 号 、 こ の 件 に つ き ま し て は 12 月 3 日 に 文 教 厚 生 委
員会を開催し、ここに書かれておりますことについて調査・研
究 し 、12 月 議 会 に 委 員 会 か ら 提 案 す る こ と を 賛 成 多 数 に よ り 決
っしましたので、提案致します。
91
そ れ で は「 手 話 言 語 法 」制 定 を 求 め る 意 見 書( 案 )を 朗 読 し 、
提案理由とさせて頂きますので、よろしくお願い致します。
平 成 26 年 12 月 17 日 美 波 町 議 会 議 長 、 岩 瀬 公 殿 。 提 出 者 、
北山朝彦。賛成者、戎野議員。賛成者、寺下議員。賛成者、岩
瀬議員。賛成者、中川議員。賛成 者、永本議員。賛成者、川尻
議員。賛成者、丸龍議員。賛成者、舛田議員。賛成者、向山議
員。の賛同を得まして、別紙の意見書(案)を決議 頂くよう会
議 規 則 第 13 条 第 1 項 及 び 第 2 項 の 規 定 に よ り 提 出 致 し ま す 。
「手話言語法」制定を求める意見書(案)について、手話と
は、日本語を音声ではなく手や指、体などの動きや顔の表情を
使 う 独 自 の 語 彙 や 文 法 体 系 を も つ 言 語 で あ る 。手 話 を 使 う ろ う
者にとって、聞こえる人たちの音声言語と同様に、大切な情報
獲得とコミュニケーションの手段として大切に守られてきた。
しかしながら、ろう学校では手話は禁止さ れ、社会では手話を
使 う こ と で 差 別 さ れ て き た 長 い 歴 史 が あ っ た 。 2006 ( 平 成 18
年 ) 年 12 月 に 採 択 さ れ た 国 連 の 障 が い 者 権 利 条 約 に は 、「 手 話
は言語である」ことが明記されている。障害者権利条約の批准
に 向 け て 、 日 本 政 府 は 国 内 法 の 整 備 を 進 め 、 2011( 平 成 23 年 )
年 8 月に成立した「改正障害者基本法」で「全て障がい者は、
可 能 な 限 り 、 言 語 ( 手 話 を 含 む 。) そ の 他 の 意 思 疎 通 の た め の
手段についての選択の機会が確保される」と定められました。
ま た 、 同 法 第 22 条 で は 国 ・ 地 方 公 共 団 体 に 対 し て 情 報 保 障 施
策 を 義 務 付 け て お り 、手 話 が 音 声 言 語 と 対 等 な 言 語 で あ る こ と
を広く国民に広め、きこえない子どもが手話を身につけ、手話
で学べ、自由に手話が使え、さらには手話を言語として普及、
研究することのできる環境整備に向けた法整備を国として実
現 す る こ と が 必 要 で あ る と 考 え る 。 よ っ て 本 町 議 会 は 、政 府 と
国 会 が 下 記 事 項 を 講 ず る よ う 強 く 求 め る も の で あ る 。記 、 手 話
が 音 声 言 語 と 対 等 な 言 語 で あ る こ と を 広 く 国 民 に 広 め 、き こ え
な い 子 ど も が 手 話 を 身 に つ け 、手 話 で 学 べ 、自 由 に 手 話 が 使 え 、
更 に は 手 話 を 言 語 と し て 普 及 、研 究 す る こ と の で き る 環 境 整 備
を 目 的 と し た 「 手 話 言 語 法 ( 仮 称 )」 を 制 定 す る こ と 。 以 上 地
方 自 治 法 第 99 条 の 規 定 に よ り 意 見 書 を 提 出 す る 。 提 出 先 は 、
内閣総理大臣・衆議院議長・参議院議長・厚生労働大臣・文部
科学大臣・内閣官房長官以上です。
最後に本日傍聴に来ていただいております町内の聴覚障が
い者の方々に、知る権利など保障される環境を確立するため、
国 に 提 案 す る も の で あ り ま す の で 、な に と ぞ 可 決 頂 き ま す よ う
92
心からお願い致します。
議
長
説明が終わりました。質疑を行います。
松本議員
6
番
議
員
少 し 教 え て 下 さ い 。意 見 者 の 提 出 者 に お 尋 ね し ま す 。こ の 障
が い 弱 者 に 対 す る 法 整 備 は 大 変 良 い こ と と 私 も 思 い ま す 。こ の
手 話 言 語 法 に 該 当 す る ろ う 者 の 方 、全 国 で ど の ぐ ら い 、ま た 徳
島 県 で ど れ ぐ ら い の 方 が お い で て 、こ の 法 律 の ま ぁ 分 か れ ば こ
の法律の趣旨、また及び基本理念が分かれば教えて 下さい。よ
ろしくお願いします。
議
4
番
議
長
北山議員
員
松 本 議 員 の 質 問 に 答 え た い と 思 い ま す 。聴 覚 障 が い 者 が 全 国
に ど れ だ け お い で る か 、ま た 徳 島 県 で ど れ だ け お い で る か に つ
きましては、今、その資料を持ち合わせておりませんので、後
日許して頂けるのであれば、後日必ず提出したいと思います。
その中で今回、こういう意見書を提案して、してもらいたいと
いうようなかたちで要請がありました構成団体を少し発表し
た い と 思 い ま す 。そ れ は 特 定 非 営 利 活 動 法 人 徳 島 県 聴 覚 障 が い
者福祉協会、それから特定非営利活動法人聴覚ろう
議
長
ちょっと小休します。
(時に
11 時
13 分 )
11 時
14 分 )
(小休中)
(時に
議
4
番
議
長
再開します。
員
まぁほういうことであれば構成団体の方は報告するのは辞
め ま す 。私 は 構 成 団 体 を 報 告 し た 方 が あ る 程 度 県 内 で ど の ぐ ら
いの方がおいでるんかのアバウトなところが分かるんでない
んかなぁと思いましたんで、言っただけなんです。
この環境整備につきましての具体的なことにつきまして報
告 を さ し て 頂 き ま す 。そ れ に つ き ま し て は 先 日 の 参 考 人 の 方 の
お 話 を も と に 報 告 を さ し て 頂 き た い と 思 い ま す 。こ れ に つ き ま
し て は 、東 日 本 大 震 災 が 起 こ っ た 際 に 官 房 長 官 が テ レ ビ に 映 り
ました。その時に国の放送では手話通訳者が付きまして、聴覚
障 が い 者 の 方 に も 分 か る よ う な 配 慮 が さ れ て お り ま し た が 、現
実 は 冒 頭 の 部 分 だ け で あ っ た と い う よ う に 先 日 伺 い ま し た 。国
会 の 中 継 に お き ま し て も 手 話 の 通 訳 者 が 付 い て お り ま す が 、放
送 は さ れ て い な い 状 況 で あ り ま す 。そ の 理 由 っ て い う ん は や は
り 立 法 が そ の 手 話 通 訳 を 一 緒 に 同 時 に 映 さ な い と 、映 す 保 証 は
ないということでそういうことになっておるというようなか
93
た ち で 、最 終 聴 覚 障 が い 者 の 方 に も 知 る 権 利 が 完 全 に 保 証 さ れ
る 、そ う い う 環 境 を つ く る と い う こ と が こ の 法 整 備 の 趣 旨 だ と
私は考えます。以上です。
議
長
他に質疑はありませんか。
松本議員
6
番
議
員
私が聞いたことのちょっと解答とは違うように思うんです
けど、もう何か資料も持ってないし、結構です。またほのかわ
り私の聞いたこと、後日また教えて下さい 。よろしくお願いし
ます。
議
4
番
議
長
北山議員
員
す い ま せ ん 、私 の 認 識 不 足 な の か も 分 か り ま せ ん が 、も う 少
し聞きたいことも具体的に教えて頂ければ必ず調べてご期待
に添うように致しますんで、よろしくお願い致します。
議
長
他に質疑ございませんか。これで質疑終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(な
し)
「討論なし」と認めます。
これから発議第 8 号を採決します。
お諮りします。
本案は、議案どおり決定することに賛成の方は 、起立願いま
す。
(賛成
11・ 反 対
0)
「起立多数」です。
発議第 8 号は、原案のとおり可決されました。
続 き ま し て 発 議 第 9 号「 森 林・林 業 基 本 計 画 」の 推 進 に 係 る
意見書(案)を議題と致します。
提出者の説明を求めます。
戎野議員
9
番
議
員
「 森 林・林 業 基 本 計 画 」の 推 進 に 係 る 意 見 書( 案 )に つ い て
読 み 上 げ て 提 案 を さ せ て 頂 き ま す 。 平 成 26 年 12 月 17 日 美 波
町 議 会 議 長 、岩 瀬 公 殿 。提 出 者 、戎 野 博 。賛 成 議 員 、永 本 議 員 ・
北山議員・中川議員・川尻議員です。
別 紙 の 意 見 書 ( 案 ) を 議 決 い た だ く よ う 会 議 規 則 第 13 条 第
1 項及び第 2 項の規定により提出します。
「 森 林・林 業 基 本 計 画 」
の推進に係る意見書(案)でございます。読み上げて提案させ
て頂きます。
「 森 林 ・ 林 業 基 本 計 画 」 の 推 進 及 び 、 平 成 27 年 度 予 算 に 係
94
り 、 下 記 の 事 項 を 実 現 す る よ う 強 く 要 望 す る 。 1.「 森 林 ・ 林 業
基本計画」に基づく森林・林業の再生と、森林の多面的機能の
持 続 的 発 揮 に 向 け 、森 林 整 備 の 推 進 と 地 球 温 暖 化 防 止 森 林 吸 収
源となる森林の拡大・機能向上に必要な森林整備加速化・林業
再 生 基 金 事 業 の 継 続 と 、 そ の 予 算 を 確 保 す る こ と 。 ま た 、「 地
球 温 暖 化 対 策 の た め の 税 」の 使 途 に 森 林 吸 収 源 対 策 を 追 加 す る
等 、 森 林 吸 収 源 対 策 に 係 る 安 定 的 財 源 確 保 を 図 る こ と 。 2.地 球
温 暖 化 防 止 に 係 る 森 林 吸 収 源 対 策 に つ い て は 、森 林 資 源 の 循 環
に よ る 吸 収 量 確 保 に 向 け 、 皆 伐 跡 地 の 確 実 な 更 新 及 び 、再 造 林
に 必 要 と な る 苗 木 の 安 定 供 給 体 制 の 確 立 、種 苗 事 業 体 の 育 成 対
策を強化すること。また、造林木保護のための鳥獣害対策の強
化 を 図 る こ と 。 3.民 有 林 に お け る 森 林 経 営 計 画 の 定 着 に 向 け 、
境界確定、路網整備、不在村者対応を初めとする集約化促進に
対するさらなる支援の拡充を図ること。また、計画作成率の促
進 を 図 る た め 、市 町 村 へ の 林 務 担 当 職 員 の 配 置 に 向 け た 検 討 を
行うとともに、計画を作成する人材の育成・確保等の対策を強
化 す る こ と 。 4.「 木 材 自 給 率 50% 以 上 」 の 達 成 に 向 け 、「 公 共
建築物等木材利用促進法」に基づく、地域材を利用したCLT
工 法 等 を 用 い た 公 共 建 築 物 整 備 の 促 進 を 図 る と と も に 、販 売 コ
ーディネート機能をあわせ持つ官民共通のストックヤードの
整備など、地域材の計画的供給体制・販売体制の確立を図るこ
と 。未 利 用 資 源 を 活 用 し た 木 質 バ イ オ マ ス 等 再 生 可 能 エ ネ ル ギ
ー 政 策 の 推 進 に 当 た っ て は 、適 正 な 原 木 買 取 価 格 を 山 元 へ 還 元
をすること。また、地域林業の確立、地域雇用の確保を図るこ
と 。5.国 の 事 業 の 発 注 に 当 た っ て は 、都 道 府 県 を 基 本 単 位 と し
た 入 札 参 加 資 格 、植 栽 か ら 下 刈 り ま で 一 括 し た 複 数 年 契 約 の 導
入など、山村地域の振興、林業における地元雇用の安定的な確
保を初め、事業体の育成・確保の見立てに立った入札制度に見
直すとともに、地域雇用の拡充と雇用改善に向け、地元企業な
ど に 対 す る 優 遇 措 置 を 講 じ る こ と 。6.条 件 不 利 地 域 な ど 適 正 な
整 備 が 進 ま な い 森 林 に つ い て は 、水 源 林 造 成 事 業 に よ る 公 的 森
林整備の拡充を図ること。あわせて、森林農地整備センターに
係 る 受 け 皿 法 人 の 検 討 に 当 た っ て は 、事 業 実 施 に 係 る 組 織 の 早
期 具 体 化 と 体 制 の 充 実 を 図 る こ と 。ま た 、 不 在 村 所 有 森 林 な ど
の 集 約 施 業 が 困 難 な 森 林 に つ い て は 、地 方 公 共 団 体 等 の 買 い 入
れ 促 進 を 図 る 管 理 代 行 制 度 を 進 め る た め 、全 額 国 費 に よ る 予 算
措 置 を 講 じ る こ と 。 7.国 有 林 野 事 業 に つ い て は 、 公 益 重 視 の 管
理経営を一層推進する一方、組織・技術力・資源を活用した民
95
有林への指導とサポートを通して地域貢献を果たせる体制の
確 立 を 図 る こ と 。 以 上 、 地 方 自 治 法 第 99 条 の 規 定 に よ り 意 見
書 を 提 出 す る 。 平 成 26 年 12 月 17 日 美 波 町 議 会 議 長 、岩 瀬 公 。
提出先は衆議院議長・参議院議長・内閣総理大臣・財務大臣・
農林水産大臣・環境大臣・総務大臣・国土交通大臣・文部科学
大臣・厚生労働大臣・経済産業大臣・林野庁でございます。な
にとぞ皆さんのご理解を得て提出をしていきたいと思います。
よろしくお願いします。
議
長
説明が終わりました。質疑を行います。
中川議員
1 2
番 議 員
私も賛成をしておるんですが、ちょっと質問いいですか。4
番目のCLT工法やいうんあるんやけんど。
議
4
番
議
長
戎野議員
員
板 の 層 を 積 層 し て 、そ れ を で す ね 接 着 し た も の を 木 材 と し て
使おうと、まぁ言えば積層板の構造体を使っていこうという、
そういう新たな工法ですね。
議
長
他に質疑ございませんか。これで質疑終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(な
し)
「討論なし」と認めます。
これから発議第 9 号を採決します。
お諮りします。
本案は、議案どおり決定することに賛成の方は 、起立願いま
す。
(賛成
11・ 反 対
0)
「起立多数」です。
発議第 9 号は、原案のとおり可決されました。
続 き ま し て 発 議 第 10 号 地 域 林 業 ・ 地 域 振 興 の 確 立 に 向 け た
「山村振興法」の延長と施策の拡充に係る意見書 (案)を議
題と致します。
提出者の説明を求めます。
戎野議員
4
番
議
員
地域林業・地域振興の確立に向けた「山村振興法」の延長と
施策の拡充に係る意見書 (案)を提案させて頂きます。先ほ
ど の 意 見 書 と の 関 連 し た も の で ご ざ い ま す 。平 成 26 年 12 月 17
日美波町議会議長、岩瀬公殿。提出者、戎野博。賛成議員、永
本議員・北山議員・中川議員・舛田議員・川尻議員でございま
96
す 。 別 紙 の 意 見 書 ( 案 ) を い た だ く よ う 会 議 規 則 第 13 条 第 1
項及び第 2 項の規定により提出します。
地域林業・地域振興の確立に向けた「山村振興法」の延長と
施策の拡充に係る意見書 (案)です。
山 村 に お け る 経 済 力 と 住 民 の 福 祉 の 向 上 を 図 り 、あ わ せ て 地
域格差の是正と国民経済の発展に寄与することを目的として、
昭 和 40 年 に 「 山 村 振 興 法 」 が 制 定 さ れ 、 こ れ ま で 国 の 政 策 支
援が行われてきた。山村地域は、国土と自然環境の保全、水源
の涵養、地球の温暖化防止等、多面的で公益的な役割を果たし
ている。しかし、山村を取り巻く環境は、主要産業である農林
業の低迷や就業機会の減少、生活環境整備の遅れと過疎化・高
齢 化 に 伴 う 集 落 機 能 の 低 下 な ど 多 く の 課 題 を 抱 え 、依 然 と し て
厳 し い 状 況 に あ る 。 そ の よ う な 中 で 、山 村 振 興 法 の 期 限 が 平 成
27 年 3 月 末 に 切 れ る こ と か ら 、山 村 地 域 の 振 興 や 地 域 林 業 の 確
立、そして就業機会の拡大や雇用の確保、若者定住等、今後一
層の施策の拡充に向け、国におかれては、次 の事項を実現する
よ う 強 く 要 請 す る 。 記 、 1. 「 山 村 振 興 法 」 を 延 長 し 、「 森 林 ・
林業基本法」による施策の展開(第 2 条:多面的機能の発揮、
第 15 条 : 定 住 の 促 進 、 第 17 条 : 都 市 と 山 村 の 交 流 ) を 踏 ま え
た 都 市 と 山 村 の 較 差 是 正 を 主 眼 に 置 い た 対 策 に 加 え 、地 域 山 村
が 果 た す 多 面 的 機 能 の 発 揮 に 係 る 国 の 責 務 を 明 確 に し 、対 策 を
講じること。また、山村振興法第 3 条(山村振興の目標)に、
林業・木材産業の振興による地域資源を活用した地域林業の確
立 、就 業 機 会 の 増 大 と 雇 用 確 保 及 び 若 者 定 住 に 向 け た 条 件 整 備
を 明 確 に 位 置 づ け 、 対 策 を 講 じ る こ と 。 2.森 林 吸 収 源 対 策 、 森
林資源を活用した再生可能エネルギー対策の推進を通じた雇
用 の 創 出 及 び 、「 固 定 価 格 買 取 制 度 」 に 係 る 、 原 木 の 買 取 価 格
保 証 等 の 制 度 化 を 図 る こ と 。 3.地 域 林 業 を 指 導 す る 「 フ ォ レ ス
タ ー 」「 森 林 施 業 プ ラ ン ナ ー 」 の 育 成 ・ 確 保 及 び 山 村 市 町 村 へ
の 林 務 担 当 職 員 の 配 置 に 向 け た 国 の 支 援 措 置 を 講 じ る こ と 。4.
林業事業体従事者、特に若者の定住対策として、所得補償を行
うための林業就業給付金(仮称)の制度化及び住居に関する自
治 体 の 優 遇 措 置 へ の 支 援 を 講 じ る こ と 。以 上 、地 方 自 治 法 第 99
条 の 規 定 に よ り 意 見 書 を 提 出 し ま す 。 平 成 26 年 12 月 17 日 美
波町議会議長、岩瀬公。提出先は、衆議院議長・参議院議長・
内閣総理大臣 ・財務大臣・農林水産大臣・環境大臣・総務大
臣・国土交通大臣・文部科学大臣・厚生労働大臣・経済産業大
臣・林野庁長官でございます。どうぞなにとぞ皆さんのご理解
97
に よ り 、採 択 さ れ る よ う お 願 い 申 し 上 げ て 提 案 と さ せ て も ら い
ます。
議
長
説明が終わりました。質疑を行います。
質疑ありませんか。これで質疑終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(な
し)
「討論なし」と認めます。
こ れ か ら 発 議 第 10 号 の 意 見 書 案 を 採 決 し ま す 。
お諮りします。
本案は、議案どおり決定することに賛成の方は 、起立願いま
す。
(賛成
11・ 反 対
0)
「起立多数」です。
発 議 第 10 号 は 、 原 案 の と お り 可 決 さ れ ま し た 。
日程第 9
請願について議題と致します。
請願第 1 号公共施設等へのLPガス設備の導入に関する請
願を議題と致します。
請 願 第 1 号 に つ い て は 会 議 規 則 第 89 条 第 2 項 の 規 定 に よ っ
て、委員会の付託を省略したいと思います。ご異議ありません
か。
(異議なし)
「異議なし」と認めます。
し た が っ て 請 願 1 号 に つ い て は 、委 員 会 の 付 託 を 省 略 す る こ
とに決定致しました。
提出者の説明を求めます。
江本議員
3
番
議
員
請 願 第 1 号 美 波 町 議 長 、岩 瀬 公 殿 。公 共 施 設 等 へ の L P ガ ス
設備の導入に関する請願。請願者、一般社団法人徳島県エルピ
ーガス協会海部・那賀地区長、三浦佳展。紹介議員、江本昇。
受 理 年 月 日 、 平 成 26 年 12 月 1 日 、 公 共 施 設 等 へ の L P ガ ス 設
備 の 導 入 に 関 す る 請 願 。請 願 要 綱 に つ き ま し て は 別 紙 の 方 で 報
告させて頂きます。これにつきましては、本町におかれまして
も 25 年 9 月 26 日 付 で 同 協 会 等 、災 害 時 に お け る 応 急 生 活 物 資
の 供 給 関 す る 協 定 書 を 締 結 す る こ と と し て 、既 に も う 協 定 が 締
結 さ れ て お り ま す 。そ の 中 で こ れ か ら 進 め る 公 共 施 設 等 へ の L
P ガ ス 設 備 の 要 望 と い う こ と で あ り ま す の で 、紹 介 議 員 と し て
今から書面にて朗読で説明に代えさせて頂きたいと思います。
98
美 波 町 議 会 、岩 瀬 公 殿 。公 共 施 設 等 へ の L P ガ ス 設 備 の 導 入
に 関 す る 請 願 書 。時 下 ま す ま す の ご 清 栄 の こ と と お 喜 び 申 し 上
げます。平素は私ども協会に対しまして格別のご高配を賜り、
厚 く 御 礼 申 し 上 げ ま す 。 さ て 、L P ガ ス は 国 民 生 活 に 密 着 し た
エ ネ ル ギ ー と し て 、全 国 で 約 2,500 万 世 帯 の 消 費 者 に 供 給 し て
お り 、 本 県 に お い て も 約 22 万 世 帯 の 方 々 に ご 利 用 い た だ い て
おります。そして、大地震等の災害時には、いわゆる「軒下在
庫 」と い う 特 性 も あ っ て 迅 速 な 災 害 復 旧 が 可 能 で あ る こ と に 加
え、避難所等に対しても「持ち運び可能」な熱源として、東日
本 大 震 災 な ど の 過 去 の 大 規 模 災 害 発 生 時 に お い て も 、L P ガ ス
が『 災 害 に 強 い エ ネ ル ギ ー 』で あ る こ と が 実 証 さ れ て お り ま す 。
このため本年 4 月、閣議決定された「エネルギー基本計画」の
中でも、LPガスは 災害時におけるエネルギー供給の『最後の
砦 』と し て 、備 蓄 の 着 実 な 推 進 と と も に 供 給 体 制 の 強 靭 化 を 進
め る 必 要 が あ る と 明 記 さ れ ま し た 。当 協 会 に お い て も 、地 域 の
防災活動への積極的な参加やさらなる支援体制を構築するた
め 、協 会 の 地 方 組 織 で あ る 11 地 区 会 と 地 元 市 町 村 と の 間 で ,
「災
害 時 に お け る 応 急 生 活 物 資 の 供 給 に 関 す る 協 定 書 」を 締 結 す る
こ と と し 、 既 に 県 下 24 市 町 村 全 て と 協 定 の 締 結 を 完 了 し て お
り ま す 。美 波 町 と は 先 ほ ど 申 し ま し た 平 成 25 年 9 月 26 日 付 で
同協定を締結済みです。このことを受けて、私ども地区会とし
て も 、災 害 時 に お け る 地 元 美 波 町 か ら の 支 援 要 請 に 対 し て 迅 速
に か つ き め 細 か く 対 応 で き る よ う 、L P ガ ス ボ ン ベ や コ ン ロ 等
必要な応急支援物資について、最低「1 会員 1 セット」の準備
を義務づけるとともに、協会本部との連携を確認するなど、体
制の整備に努めているところであります。つきましては 、美波
町 議 会 に お か れ て も 、切 迫 す る 南 海 地 震 な ど 大 規 模 災 害 へ の 備
え の 一 環 と し て 、避 難 場 所 等 に 指 定 さ れ る こ と が 多 い 学 校 ・ 公
民館・病院を初め、災害対策の拠点となる町庁舎なども含めた
公 共 施 設 等 に 対 し て 、災 害 に 強 い L P ガ ス 設 備 を 率 先 し て 導 入
す る よ う 、行 政 に 対 し て 強 く 求 め て い た だ く こ と を 要 望 致 し ま
す。LPガス設備の設置に関する具体的な要望事項としては、
次 の と お り で あ り ま す が 、こ れ ら の 設 備 は 平 時 か ら ご 利 用 い た
だ く こ と に よ り 、円 滑 な 災 害 対 応 を 可 能 に す る も の で あ る 。 要
望 事 項 と い た し ま し て は 、大 規 模 災 害 発 生 時 に は 避 難 所 と な る
公 共 施 設 に 対 し て は 、平 時 か ら の 備 え と し て 下 記 設 備 等 の 常 設
化 を 特 に お 願 い し た い 。 1.L P ガ ス 機 器 ( ガ ス コ ン ロ ・ ガ ス 炊
飯器・ガス給湯器・ガスストーブ)持ち運びが容易で復旧が 早
99
い L P ガ ス に よ り 、避 難 所 へ の 炊 き 出 し や 避 難 生 活 に 必 要 な シ
ャ ワ ー ・ 暖 房 等 へ の 活 用 を 迅 速 に 行 う こ と が で き る 。 2.L P ガ
ス発電機、平時は停電時のバックアップ電源となり、災害時に
は燃料調達が容易な電源として、避難所での照明・パソコン・
携 帯 電 話 等 の 電 源 に も 活 用 で き る 。 3.G H P ( ガ ス エ ン ジ ン ヒ
ートポンプ:ガス冷暖房空調機)平時は節電型の空調設備とし
て 活 用 し 、災 害 時 に は 復 旧 が 早 い こ と か ら 避 難 生 活 の 環 境 を 早
期 に 改 善 す る こ と が で き る 。 4. エ ネ フ ァ ー ム ( 家 庭 用 燃 料 電
池 )・ エ コ ウ ィ ル ( 家 庭 用 ガ ス 発 電 機 ) ガ ス で 発 電 す る 給 湯 設
備 で 天 候 に か か わ ら ず 発 電 が 可 能 で あ り 、災 害 時 に も 給 湯 が で
き る こ と 、 太 陽 光 発 電 と の 併 設 も 有 効 で あ る 。 5.災 害 用 L P ガ
ス供給バルクシステム、平時は調理や給湯・暖房に利用し 、災
害 時 に は 大 容 量 の L P ガ ス 貯 蔵 タ ン ク で あ る こ と か ら 、多 数 の
避 難 者 等 の 熱 源 と し て 有 効 に 活 用 で き る 。内 容 は 十 分 理 解 し て
頂 き ま し て 、皆 さ ん の 慎 重 な る ご 審 議 を お 願 い し た い と 思 い ま
す。よろしくお願いします。
議
長
説明が終わりました。質疑を行います。
戎野議員
9
番
議
員
教 え て 頂 き た い 。私 も ち ょ っ と 分 か ら な い も の で す の で 、最
後の 5 の災害用LPガス供給バルクシステムっていうんは初め
て の 用 語 な の で ち ょ っ と 分 か り に く い ん で す が 、バ ル ク シ ス テ
ムについて教えて頂きたいと思います。
議
3
番
議
長
江本議員
員
バ ル ク シ ス テ ム 、私 も 少 し 知 識 が 十 分 で な か ろ う・・・ま た
詳 細 に つ い て は お 答 え し た い と 思 い ま す が 、ガ ス の 充 て ん 設 備
の 概 要 で な か ろ う か と 思 い ま す の で 、そ の 辺 ま た 詳 細 を 後 に 報
告させて頂きたいと思います。
議
長
戎野議員
9
番
また教えて頂きたいと思います。この文案を見た限りでは、
大容量のLPガス貯蔵タンクということで書かれております
か ら 、 普 通 の 家 庭 用 の L P ガ ス で な く て 大 き な も の で 、何 か P
L ガ ス の 車 等 が き て 充 填 し た り し て で す ね 、大 き な か た ち で 貯
蔵 す る と い う ふ う に 理 解 し て お き た い と 思 い ま す 。そ れ で ま た
後で教えて頂きたいと思います。以上です。
議
長
他に質疑はありませんか。
中川議員
1 2
番 議 員
私 分 か ら ん こ と よ う け あ る け ん 。行 政 に 要 望 す る と い う こ と
は美波町に要望するということでしょうか。
100
議
3
番
議
長
江本議員
員
内 容 に あ り ま し た よ う に 、町 の 方 に 要 望 す る と い う こ と で あ
ります。
議
長
他にありませんか。
永本議員
7
番
議
員
基 地 で す ね 、ガ ス 基 地 の 防 災 対 策 は 十 分 に 行 わ れ て お る か ど
うか、私も賛成しますが、今でなくても結構ですから調べて 頂
きたいと思います。
議
3
番
議
長
江本議員
員
詳 細 に つ い て は ま た 後 程 報 告 さ せ て 頂 き ま す が 、L P 協 会 っ
て い う と こ ろ か ら の 要 望 で あ り ま す の で 、全 て 供 給 で き る と こ
ろからの要望であるというように私は認識しております。
議
7
番
議
長
永本議員
員
そ う い う こ と で な く て で す ね 、主 の ガ ス 基 地 の 防 災 対 策 、ち
ょっと見たら海岸部地にほとんど大きなタンクがあるようで
す が 、そ れ の 防 災 対 策 を き ち ん と や っ て お ら れ る の か ど う か を
今でなくて結構ですから、調べて頂きたい。
議
3
番
議
長
江本議員
員
そ の 件 に つ き ま し て 、ま た 協 会 の 方 に 確 認 と 取 っ て お き た い
と思います。
議
長
他にありませんか、これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
中川議員
1 2
番 議 員
こ れ ガ ス 、便 利 な ん や け ん ど 、災 害 の 時 に い け る ん か い な ぁ
という心配があるんやけんど。これは、だからガスだけにね、
偏 っ た ら い か ん の ん ち ゃ う ん か い な ぁ と 思 う ん で す ね 。今 の と
ころは整備するんはかんまんのんやけんどね、
議
長
小休します
(時に
11 時
45 分 )
(小休中)
(時に
議
1 2
議
長
番 議 員
長
11 時
45 分 )
再開します。
僕はちょっとこれは無理でないかと思うので反対します。
討論ありませんか。
(な
し)
「討論なし」と認めます。
これから請願第 1 号を採決します。
お諮りします。
101
請願第 1 号を採決することに賛成の方は起立願います。
(賛成
10・ 反 対
1)
( 賛 成 議 員 : 1 番 ・ 3 番 ・ 4 番 ・ 5 番 ・ 6 番 ・ 7 番 ・ 8 番 ・ 9 番 ・ 10 番 ・
11 番 )
( 反 対 議 員 : 12 番 )
「起立多数」です。
請願第 1 号公共施設等へのLPガス設備の導入に関する請願
は採択することに決定しました。
請願第 2 号
介護従事者の処遇改善を求める請願を議題と致
し ま す 。 請 願 第 2 号 に つ い て は 請 願 書 の 写 し の と お り 、文 教 厚
生委員会に付託致します。
日 程 第 10
「常任委員会の閉会中の所管事務の調査の件」
を議題と致します。
各 常 任 委 員 長 か ら 所 管 事 務 の う ち 、 会 議 規 則 第 73 条 の 規 定
によって、お手元に配りました「所管事務の調査事項」につい
て、閉会中の継続調査の申し出があります。
お諮りします。
委 員 長 か ら の 申 し 出 の と お り 、閉 会 中 の 継 続 調 査 と す る こ と
に、ご異議ございませんか。
(異議なし)
「異議なし」と認めます。
したがって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査
とすることに決定しました。
日 程 第 11
「議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件」
を議題と致します。
議 会 運 営 委 員 長 か ら 、 会 議 規 則 第 73 条 の 規 定 に よ っ て 、 お
手 元 に 配 り ま し た「 本 会 議 の 会 期 日 程 等 議 会 の 運 営 に 関 す る 事
項」について、閉会中の継続調査の申し出があります。
お諮りします。
委 員 長 か ら の 申 し 出 の と お り 、閉 会 中 の 継 続 調 査 と す る こ と
に、ご異議ございませんか。
(異議なし)
「異議なし」と認めます。
し た が っ て 、委 員 長 か ら 申 し 出 の と お り 、閉 会 中 の 継 続 調 査
102
とすることに決定しました。
日 程 第 12
「委員会の閉会中の継続調査の件」を議題と致
します。
各 委 員 長 か ら 、目 下 、委 員 会 に お い て 調 査 中 の 事 件 に つ い て 、
会 議 規 則 第 73 条 の 規 定 に よ っ て 、 お 手 元 に 配 り ま し た 申 出 書
のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。
お諮りします。
委 員 長 か ら の 申 し 出 の と お り 、閉 会 中 の 継 続 調 査 と す る こ と
に、ご異議ございませんか。
(異議なし)
「異議なし」と認めます。
したがって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査
とすることに決定しました。
以上で本日の日程は終了しました。
お諮りします。
本 定 例 会 の 会 議 に 付 さ れ た 事 件 は 、す べ て 終 了 し ま し た 。 会
議規則第 6 条の規定によって、本日で閉会したいと思います。
ご異議ございませんか。
(異議なし)
「異議なし」と認めます。
本 定 例 会 は 、本 日 で 閉 会 す る こ と に 決 定 し ま し た 。 こ れ で 本
日の会議を閉じます。
平 成 26 年 第 4 回 美 波 町 議 会
定例会を閉会します。
お疲れ様でした。
(時に
11 時
103
48 分 )
104