防犯カメラPC詳細調整設定マニュアル

防犯カメラPC詳細調整設定マニュアル
※ 本マニュアルは防犯カメラの各高等機能と詳細設定の説明を行うものである為、監視画面の確認だけではなく、物
体探知の強さと範囲、画質の良さ、アラームの反応方式等の各項目の設定を細かくに調整したいお客様は、最後まで
読んで頂くことをお勧め致します。
一、カメラのIPアドレスを見つけ出す
◆ IPカメラの高等な機能を使うには、SecuStation独自のWebブラウザ版の管理ツールを使わなければいけません
が、そのWebブラウザ版の管理ツールを使う前にまずカメラのIPアドレスを知る必要があります。
◆ カメラのIPアドレスを調べるには、予めカメラをネット環境に繋がる必要があります。
1.IPアドレス検索ソフト「IPCSearch」のインストール
①付属のCDディスクをPCに入れて、読み込まれたら図1のような画面が出ます。次は「Search tool」フォルダを
開いて、中の「IPCSearch2.1」セットアップファイル(図2)をWクリックしてインストール作業に入ります。
図2 IPCSearch2.1ファイルをWクリック
図1 「Search tool」フォルダを開く
※IPCSearchは当店のお客様サポートページからでも(最新版)ダウンロードできます。
当店のサポートページ:http://www.rakuten.ne.jp/gold/secupcs/service/index.html
②インストール言語を英語に選択し、「Next」をクリック
※現在日本語OSのパソコンにIPCSearch2.1をインストールする際、言語選択画面が文字化けしているBUG
を確認しました。言語を選択したら下の二つのボタンの左のボタンをクリックしてインストールを始めます
図3 言語を選んでNextをクリック
③そして図4と図5の画面で全部「Next」ボタンをクリックします。
※インストールする場所を指定したい場合は図5で指定してから「Next」ボタンをクリックしてください。
図4 Nextボタンで次へ
図5 インストール場所を指定してからNext
④図6の画面が出てきたら下の「Install」ボタンをクリックしてIPCSearchのインストールを開始する。インストール
が完了したら、図7のIPCSearchをサポートするプログラム「WinPcap」のインストール画面が出てきます。
図6 IPCSearchをインストール
図7 「WinPcap」のインストールが自動的に開始
⑤図7で「OK」をクリックすると、図8のようにWinPcapのインストール画面が現れます。「Next」をクリックしたら、
図9の画面で「Install」ボタンをクリックしたらインストールが始まります。完了したら図10のように「Finish」を
クリックしてWinPcapのインストールが完了し、更にもう一回「Finish」で全体のインストールが完了します。
図8 「WinPcap」のインストール画面で「Next」をクリック
図10 WinPcapのインストールが完了
図9 そして「Install」をクリック
図11 全体IPCSearchのインストールが完了
2.カメラのIPアドレスを検索する
①パソコンディスクトップにあるIPCSearchアイコン(図12)
をWクリックしてプログラムを起動する。
図12 IPCSearchを起動
②IPCSearchが開いたら、5秒~10秒で自動的ローカル環境の防犯カメラの情報を見つけ出してくれます。(自動
的に検索しない場合は、上の「Search」ボタンをクリックしてください)。見つけたカメラ情報をWクリックすれば
IEブラウザが自動的に開き、図14のようなipCAMカメラ管理設定ページのログイン画面が出てきます。これで
IPカメラのIPアドレスの検索サイクルが終了しました。
Wクリック
図13 IPCSearchの検索画面
図14 ipCAMカメラ管理設定ページ
二、ipCAMカメラ管理設定ページを使う事前準備を行う
1.ipCAMに必要なサポートツールをインストール
①まずipCAMカメラ管理設定ページに必要なサポートツールIPCameraをダウンロードしてインストール必要があり
ます。図15のように「Playerをダウンロード」(1)をクリックしたら、ページの下の部分に細長のダウンロード画面
が表示されます。そしてダウンロード画面の「ファイルを開く」をクリックするとダウンロードが始まります。
1
2
図15 ipCAMカメラ管理設定ページ
②ダウンロードした「IPCameraSetup」フォルダが自動的に開き、中の「IPCamera」セットアップファイルをWクリックし
たら、図17の警告画面が出てきます、その画面で「実行」を押したらインストール画面が出てきます。
図16 IPCameraセットアップファイルをクリック
図17 警告画面で「実行」
③図18のようなIPCameraインストール画面が現れたら、「Next」をクリックして図19の画面に進みます。そして更に
「Next」ボタンもう一回クリックしますと、インストールの準備が整え、図20の画面で「Install」をクリックしたら、イ
ンストールが開始します。
※インストールする場所を指定したい場合は図19で指定してから「Next」ボタンをクリックしてください。
図18 IPCameraのをインストール、まず「Next」
図19 もう一回「Next」
図20 そして「Install」でインストールを完了させる
2.ipCAMカメラ管理設定ページのログイン
①もう一度「一-2-②」の作業でもう一回図21のipCAMカメラ管理設定ページを出してください。ユーザーとパスワ
ード両方「admin」を入力して、「ログイン」をクリックしてください。
1
2
3
図21 ipCAMにログイン
②「ログイン」ボタンをクリックした後、図22のようにブラウザの下に二回分けて出て来るアドオンを実施する提示
が表示すれば、両方とも「許可」してください。そうしたら、図23のようにipCAMカメラ管理設定ページにはカメラの
監視映像が映ります。
図22 二つアドオンの実施を許可する
図23 カメラの監視画面が映す
注意事項:カメラの監視画面が確認できない場合は、下記のご確認をお願いします。
①IEブラウザーからツール⇒インターネットオプション(図24)⇒セキュリティ⇒レベルのカスタマイズ(図25)
※「インターネット オプション]項目が見つからない場合は、IEブラウザの歯車アイコンをから選択できます 図24 「ツール」から「インターネット オプション」を選択
② ActiveXコントロールとプラグインの項目に該当する部分を全て「有効」にして下さい(図26)。
図25 「セキュリティ」から「レベルのカスタマイズ」を選択
図26 該当項目を「有効」に
三、ipCAMカメラ管理設定ページによるカメラの詳細設定を行う(このページをお気に入りに登録してください)
1.「ホームページ」の管理画面
①画面左上の四つのアイコンは、手動でPCに録画したり、スクリーンショットを撮ったり、カメラ監視現場に声を流
したり、監視現場の音を聞いたりするツールボタンです。(カメラの型式により使えない機能もあります)
2
1
図27 カメラ監視効果詳細設定
②画面の右部分のコントロールパネルでは、カメラの撮影角度、ズーム、色合い、画面サイズ、等を調整する機
能が揃っています。
2.「録画再生」機能
ここではmicro SDカード(別売)に保存した録画の再生ができます。もちろん、再生したい日と時間帯も選択でき
ますし、アラームになった映像のみでも選択できます。※現在のバージョンのファームウェアには、録画した映像
をここでは再生できないBUGがありますので、映像の再生は「システム設定」項目のストレージで閲覧して再生
してください。ファームウェアの更新によるBUGが修正された次第、ここでは再び再生できるようになります。
図28 録画の再生
3.「高級設定」を行う(主要機能のみ説明いたします。)
①メディアの下の三項目(図27)は映像の映り効果に関する詳細設定項目です。特別な要求がなければ、初期
状態のままにした方がお勧めします。 図29 映像映り効果の詳細設定
図29 映像映り効果の詳細設定
②「ネット」によるネット関係の詳細設定
②-(1)「DDNS」を設定して、PCでどこでもいつでもこのツールでカメラの監視画面の確認と編集を出来るよう
にしましょう。なお、遠隔でipCAMを使うにはお客様ご自身でDDNSドメインの契約を結ぶ必要があります。
図30 DDNS設定
②-(2)「メール」を設定したら、アラームになった際に、メールで知らせや異常写真が届きます。
【1】「サーバー名称」には現在使用しているメールサービスのサーバー名称を入れます。【2】「サーバーポ
ート」にはメールサービスのポート数字を入れます。【3】「暗号化」項目の選択します。 【4】「認証」のONと
OFFを選択します。 【5】「ユーザー名」と「パスワード」欄にメールアドレスと登録パスワードを入力します。 【6
】 「宛先」にはアラーム時に送信するメールアドレスを入力します(3つまで入力できます)。 【7】更に下の「差
出人」欄にテストとして送ってみたいアドレスを入力して、右の「Test」ボタンをクリックすると、テストメールが
送信されます。 【8】「応用」をクリックしすると、設定が保存されます。
【1】
【2】
【3】
【4】
【5】
【6】
【7】
※ メールの送信設定は各メールサービス(yahoo、Gmail、
hotmail、outlook等)によっては、設定がそれぞれ違う為、
詳細は各メールサービスの説明ページを参考してください。
また、初期入力された情報はGmailサービスの情報で、
Gmailを使っているお客様はそのままアドレスとパスワード
及び発信宛先を入力して頂ければ、すぐ使えるようになりま
す。
【8】
図31 メール設定
図31 メール設定
②-(3)「Wi-Fi」項目ではWi-Fi機能のON/OFFや、繋ぎたいアクセスポイントに変更するする事ができます。
図32 Wi-Fi設定
③「事件」項目で防犯を強めよう
③-(1)「移動検出」項目でカメラの物体感知の範囲(エリア)、感度の強さ、アラーム知らせ方法などの詳細設
定ができます。 【1】
【2】
【3】
【4】
【5】
【6】
【7】
図33 移動検出
【1】「状態」項目のチェック入れる事で、移動検出機能が有効になります。 【2】監視画面を赤く塗り潰す事
で、感知区域が決められます。 【3】感知する感度を調整します。 【4】「メール」の送信メールアラーム機能
にチェックを入れる事で、アラームになった時に知らせ(空)メールが届きます。【5】「アラーム」項目にはアラ
ームになった時の動作を設定出来ます。お勧めとしては、ドリガアラームキャプチャとドリガアラームビデオ
及びメール送信この三つののチャック入れます。そうするとアラームになった時、カメラは異常に対する自動
録画と自動撮影を開始して、データをSDカードに保存すると共に、メールで異常写真も送ってくれます。【6】
アラームプランで移動検出を有効にしたい日時を指定できます。【7】「応用」をクリックしすると、設定が保存
されます。
4.「システム設定」で出来る事
①「初期化」項目の便利機能を紹介します
【1】
【2】
【3】
【1】「再起動」でカメラを手動で再起動させる事ができます。【2】「初期値回復」でカメラ本体の全ての設定を
クリアして、工場出荷時の設定に戻せます。【3】「アップグレード」でファームウェアの更新等できます。「閲覧
」で予めPCに保存したファームウェアを選択して、「確認」をクリックすると、更新が開始されます(カメラの使
用上特に問題なければ、更新する必要がありません)。
②「ストレージ」項目でSDカードを管理し、保存された録画/写真データを確認しましょう。
録画フォルダ
状態のところではSDカード現在の使用状況を確認できます。「残存容量/全容量」で表示しています。主に
使う機能は「閲覧」です。「閲覧」をクリックすると、SDカードに保存されている録画/写真データのフォルダが
表示されます。八桁の日付で表示されたフォルダをダブルクリックで開いて行きますと異常時の写真を確認
をできます。三桁の数字で構成されたフォルダは録画データのフォルダで、ダブルクリックして開いていきま
すと、録画データの再生及びPCに保存する事ができます。