GUIDE BOOK 2016 学びの道を極めようと努める皆様へ お茶の水女子大学の歴史は、日本初の女性のための高等教育機関として1875 年に「御茶ノ水」の地に東京女子師範学校として設立されたことに始まります。 その後140年にわたる歴史の中で、数多くの優れた女性教育者や研究者を輩出し て来ました。 1949年に新制大学としての「お茶の水女子大学」が発足してから、1963年に大 学院修士課程が、 1976年に博士課程が設置されました。本学の大学院では、専門 性を深めると同時に、分野横断的な視点に基づく教育と研究を進めることで、時 代をリードする学術研究や公教育を担い、それと共に、日本と世界の様々な課題 に取り組み、課題解決に向けて貢献することの出来る人材を育てることを目標 としています。そのために、教職員は、本学独自の多様な教育・研究のプログラ ムを構築して、新たな学術的価値の創造を目指す努力を続け、これまでに21世紀 COE(Center of Excellence)やグローバルCOE事業を実施してきました。現在 は、世界で活躍できる女性博士人材育成のための大学院博士課程教育リーディ ングプログラムが推進されています。 毎年、博士前期課程からは約250名、博士後期課程からは約60名の修了者が社 会に巣立っていきます。修了生の就職先は、企業やその研究所、初等・中等学校、 大学、国・公立の研究所、府省や県庁・市役所等の行政機関、裁判所などの司法 機関、テレビ局や新聞社などの報道機関、独立行政法人や社会福祉法人などと、 2015年 4月 様々ですが、修了生たちはそれぞれに、多様な場で活躍し、周囲からの信頼も集 お茶の水女子大学長 めて、後に続く女性たちのために道を拓いてくれています。また、海外の大学や 室伏 きみ子 国立大学法人 研究所等に留学したり、博士研究員として研鑽の場を求めるなどして、数多くの 修了生が、さらに上を目指して自己研鑽に励んでいます。 お茶の水女子大学は、真摯に学びの道を極めようと努力する皆さんを支援す るために、様々な仕組みを用意し、皆さんが、お茶の水女子大学大学院での学び を通じて、世のため人のために何をなすべきかを知り、人生の目標に向けて羽ば たいてくださることを願っています。 新たなる知の創成を目指して 大学を卒業して進学する大学院、そこは知識の創成の場である。ただ単に、知 識を吸収するだけではなく、それを消化し、さらなる価値を付加することが求め られている。 大学での専門教育を通して、新たな知識を探し出すための鍵を手に入れた。 その鍵を使って目の前の部屋の扉を開け、その中の知識を探す。しかし、部屋の 中がさらなる小部屋に分かれているかも知れない。また、たどり着いた知識が、 必ずしも求めたものと一致するとは限らない。そうするとまた鍵を手に入れな ければならない。しかし、手にした鍵で開けられる部屋はここだけなのだろう 2015年 4月 お茶の水女子大学大学院 か?そのままの鍵で開けられる部屋は他にもあるかも知れない。ひょっとする と、鍵にちょっとした細工をすることで、もっと多くの扉を開けることができる 人間文化創成科学研究科長 最上 善広 ようになるかも知れない。 大学院での教育と研究は、より能動的でダイナミックである。それを理解し、 自分の力で知識の海を泳ぎきることで、新たな知識の創成がなされる。 1 人間文化創成科学研究科 博 士 後 期 課 程 人間発達科学専攻 ジェンダー学際研究専攻 理学専攻 ライフサイエンス専攻 13名 ※ 生 活 工 学 共 同 専 攻︵ 仮 称 ︶ 比較社会文化学専攻 13名 入学 定員 4名 専攻名 14名 2名 27名 人間発達科学専攻 ジェンダー社会科学専攻 理学専攻 ライフサイエンス専攻 40名 ※ 生 活 工 学 共 同 専 攻︵ 仮 称 ︶ 比較社会文化学専攻 70名 入学 定員 18名 専攻名 27名 7名 60名 疾患予防科学領域 遺伝カウンセリング領域 食品栄養科学領域 人間・環境科学領域 生命科学領域 情報科学領域 化学・生物化学領域 物理科学領域 数学領域 ジェンダー論領域 保育・児童学領域 社会学・社会政策領域 発達臨床心理学領域 心理学領域 教育科学領域 表象芸術論領域 比較社会論領域 言語文化論領域 国際日本学領域 領域名 領域横断的な進学も可能です 博 士 前 期 課 程 遺伝カウンセリングコース 食品栄養科学コース 人間・環境科学コース 生命科学コース 情報科学コース 化 学・生 物 化 学 コ ー ス 物理科学コース 数学コース 開 発・ジ ェ ン ダ ー 論 コ ー ス 地理環境学コース 生活政策学コース 保育・児童学コース 応用社会学コース 発達臨床心理学コース 心理学コース 教育科学コース 音楽表現学コース 舞踊・表現行動学コース 生活文化学コース 歴史文化学コース 思想文化学コース 日本語教育コース 英 語 圏・仏 語 圏 言 語 文 化 学 コ ー ス アジア言語文化学コース 日本語日本文学コース コース名 各講座・研究室・教員構成の詳細は http://www.dc.ocha.ac.jp/ ※平成28年度設置予定。 (設置認可申請中) 。 2 比 較 社 会 文 化 学 専 攻 http://www.dc.ocha.ac.jp/comparative-cultures/m_index.html 所属研究者情報 http://researchers2.ao.ocha.ac.jp/search?m=home&l=ja 前期課程 後期課程 比較社会文化学専攻 日本語 日本文学 コース アジア 言語文化学 コース 英語圏・仏語圏 言語文化学 コース 国際日本学領域 日本語教育 コース 思想文化学 コース 言語文化論領域 歴史文化学 コース 生活文化学 コース 舞踊・表現 行動学 コース 比較社会論領域 音楽表現学 コース 表象芸術論領域 ● 日本語母語話者と英語母語話者の基本動詞CUTの意味構造の違いについて ● 韓国における韓国人保育士が持つ 「多文化家庭」に対するイメージと共感性及び き、 21世紀のグローバルな課題の解決に寄与する能力と意欲を持った女 ● 日中接触場面の初対面会話における相づちの考察 性を育てるべく、前後期一貫した教育体制をとっています。学術研究にお ● 中国語を母語とする日本語学習者による多義動詞「切る」 の意味理解 いて指導的役割を果たす若手研究者育成と、社会において高度な専門知 ● タイ-日日本語接触場面の会話に見られる話題転換 ● 中国人日本語学習者の二字漢字熟語の聴覚、視覚処理過程 ● 接触場面における中国人日本語学習者のほめと返答スタイル ● フォーカス・オン・フォームはJSLの子どもの日本語習得を促進するか ● 久松真一における人間の在り方 ―禅と茶道の関連性を通して― ● 共同体外存在としての王と全体性の構造―折口信夫の天皇論を中心として ● フレーゲ的観点による言語の意味について ● 中江藤樹における「孝」 ● 室町幕府と宗氏―応永六年の被虜人送還について― ● 曾我蕭白《雪山童子図》―「雪山童子譚」という観点から― ● づき、他大学の科目を特別聴講学生として履修できる制度もあります。ま ジャック=ルイ・ダヴィッドの作品における男性身体 ● 江戸幕府における書物方組織と文書管理 た、平成22年度より、ロンドン大学東洋・アフリカ学院とのダブル・ディ ● 棺桶か骨壺か―The Undertakers' Journalを中心として見る19世紀から20 【研究教育の目的及び特色】 比較社会文化学専攻は、人文社会科学分野において新たな知の地平を開 識・技術を発揮できる資質の養成を目的とします。海外派遣にも力を入れ、 国際的視野や国際的コミュニケーション能力の養成もおこなっています。 前期課程 9つの専攻コースがあり、学部における専門研究の基礎的教育の成果を 踏まえて、より高度な専門教育の訓練を受け、併せて領域横断的な共通科 目や副専攻科目履修により、幅広い教養に基づく豊かな知識を獲得し、後 期課程における学際的研究に対応できるようにします。大学間協定に基 異文化接触体験との関連 世紀初頭にかけてのイギリス火葬問題― グリープログラムも実施しています。 ● 第二帝政期におけるアレクサンドル・カバネルの室内装飾画について ● 摂関期の源氏に対する一考察―醍醐源氏を中心として― 公務員 (東京都庁・岡谷市役所・兵庫県教育委員会) 、法人職員 (国民生活 ● 京都府知事北垣国道と京都府会―明治前期の京都府政をめぐって センター・NHK サービスセンター)、教職 (雙葉中高校・駒込中高校・星 ● 日中戦争・第二次世界大戦期における学生の戦時動員および学校教育の変容 稜中高校)、 (株)さなる・ (株) ネットワンシステムズ・ (株) データホテル・ ● 日清戦後における清国陸軍の日本留学生派遣について ● 既製服とそのサイズ規格の普及による消費者の購買行動・購買意識の変容 ● 同人雑誌『童魚』 にみられる童謡舞踊(1935.4 ∼ 1937.9) ● 中学校ダンス授業実施状況と教員の意識―A市を事例として― ● 身体表現活動における教諭と子どもの主観的体験の様相 ● 女子学生を生涯スポーツへ導く高校体育授業の調査研究 ● NHKラジオ番組『音の風景』の研究―番組における音・声・ナレーションの扱 【就職先例】 (株)日本ヒューレッド・パッカード・ (株) 日本マクドナルド・ (株)パソナ・ (株)パルディア など 後期課程 前期課程の9コースを再編成した4つの領域で、前期課程からの一貫し た教育指導を受け、専門知識の深化を図るとともに、領域横断的な創造的 能力を涵養します。主任指導教員の他に、関連分野の複数教員が指導する 副指導教員体制をとっています。海外での調査研究や研究発表の機会が いについて― 【博士論文】平成26年9月 ● ニューカマーの子どもの困難対処とその資源―ソーシャルサポートとハーディネ ● 中国人日本語学校生の自己効力を活かした進路選択―日本語教師のサポートに着 スを中心に― 与えられます。標準修業年限での学位取得を目指した指導、支援もおこな っています。 【課程別就職先例】 早稲田大学、日中経済協会、 (株) ビーンズ、 など ※いずれも修了直後の就職のみ記載してあります。 目して― ● 文法化についての共時的・通時的研究―日本語と英語の修飾語の分析― 【博士論文】平成27年3月 ● 16世紀前半スペインの対イングランド外交交渉―ウスタシュ・シャピュイ大 使を中心に― 【学位論文題目例】 ● 継続的な文字チャットによる日本語学習者の話しことばの変化 ● 日本におけるピアノの普及に関する研究―-三木楽器の帳簿(1902-1940)の分 【修士論文】(いずれも平成27年3月修了) 『古事記』研究―天皇と皇子の関係性を巡って 析にもとづいて― ● 『源氏物語』 の老女の研究―源典侍を基点に ● アメリカ大衆消費社会の形成とモリムラ・ブラザーズの日本陶磁器販売 ● ショパンのピアノ作品の調性構造−調的参照点としての強調音の構造的機能− ● 踊ることによって生成される身体−その様相と構築課程− ● 元禄赤穂事件における 「義」の観念について ● 日本中世社会における相続と文書―「処分状」の役割に着目して― ● 近代日本服飾とモードの関係をめぐる歴史的研究 ● 長期舞踊経験者の運動制御―下肢随意運動の神経生理学的特性― ● 「おネエキャラのことば」研究 ● 『御伽草子』 の接続詞について―大系本所収28作品を中心に― ● ● ● ● テクストを構成する語の研究―「問題」を中心に― 梶井基次郎―感覚の分離と統合 中島敦論―異文化・文化混淆へのまなざし― ● 泉鏡花の自己像幻視―視線の効力を視座に― ● 若松賤子訳 『小公子』の文体について ● 大伴坂上郎女における枕詞の用法について ● 詩にみる程顥の世界観 ● 敦煌写本 『葉浄能詩』研究―説話の構造を巡って ● 李清照の人間像について ● 中国語擬声語の動詞化について ● 閉ざされた女性たち―張愛玲前期研究 ● 多義動詞 「みる」の意味構造―心理実験によって内省分析を検証する― ● 日韓国際結婚夫婦の葛藤場面における解決方略と原因帰属および結婚満足度の 関連 ● 3 非漢字圏出身生徒の未知漢字語の意味推測と指導の効果についての検証 人 間 発 達 科 学 専 攻 http://www.dc.ocha.ac.jp/human/m_index.html 所属研究者情報 http://researchers2.ao.ocha.ac.jp/search?m=home&I=ja 前期課程 心理学コース 発達臨床心理学コース 応用社会学コース 保育・児童学コース 後期課程 人間発達科学専攻 教育科学コース 教育科学領域 心理学領域 発達臨床心理学領域 社会学・社会政策領域 保育・児童学領域 社会的かつ個人的存在としての人間と、その発達過程を対象として、下 記のような多様なコース (博士前期課程)/領域 (博士後期課程)を設け、学 問的、学際的、応用的にアプローチし、高度な女性研究者、職業人を育成し ます。博士前期課程から博士後期課程まで一貫した教育指導を保持し、特 に後期課程ではステージ制により、博士号取得に向けた系統的な教育をお こなっています。 【就職先一例】 <前期>公務員 (家庭裁判所調査官補、法務省心理技官、都や県の心理職) 、 公立・私立病院等の心理職、 公立・私立のスクールカウンセラー <後期>大学常勤職 (福井大学、鹿児島大学、白梅女子大学など) 、公務員 (警視庁心理職、 法務省心理技官) 【学位論文題目例】 <前期>● 高機能広汎性発達障害における「心理化」の障害について―TAT [教育科学コース/領域] 教育学の諸領域を様々なアプローチで研究できます。幼児期から成人 物語産出時の認知・思考プロセスの分析から― ● 自閉症であるわが子の問題に気づいてから診断に至るまでの親 の心理的体験 期、日本や海外、過去から今現在の教育事象まで幅広く学ぶことができま す。前期課程の修了者の半数は博士後期課程に進学し、半数は学校教員や ● アジア貧困地域における親子プログラムの検討―地域に根付く持 続可能な支援を目指して― 公務員職、民間企業に就職しています。 【就職先一例】 <前期>文部科学省、 東京都庁、 家庭裁判所調査官、 横浜市立中学校 <後期>大学教員 (金沢大学、東京学芸大学、信州大学、秋田公立美術大学、 江南大学 (中国) 【学位論文題目例】 <前期>安井俊夫の社会科教育における授業論―「西アジアの遊牧」の分析を中 心に―、 アーレントの公共思想における尊厳と教育∼ヤスパースの実 存思想との関係を手掛かりに∼、 ケニアの初等教育における地域間格差 <後期>子どもの不適応・逸脱の医療化―日本の学校・療育施設・矯正教育の現 場における実践家の解釈過程―、 戦後日本における幼稚園・保育所の普 及の地域差、 戦後初期の教員養成改革―「大学における教員養成」の成立 と一般教養の位置づけ― [心理学コース/領域] 認知、発達、社会、人格、臨床の専任教員が指導し、各専門研究の深化、高 <後期>子育て期の夫婦関係と自己成長 ―夫婦の相互性と時間的展望との関連 ―、 「母親になる」体験をとおした女性臨床家の職業的発達―妊娠、 出産、 子育ての体験と臨床活動の交差― [応用社会学コース/社会学・社会政策領域] 現代社会の諸問題 (コミュニケーション、メディア、ジェンダー、権力、差 別、地域、家族、福祉、医療など)を、社会学を中心とする社会科学の理論と 方法によって解明し、実践的な解決策の提案へと繋ぎます。 【就職先一例】 <前期>法務省、外務省、東京都庁、西宮市役所、労働金庫、スルガ銀行、リ コー、 講談社、日本赤十字 <後期>関西大学、東洋大学、同志社大学、日本大学、龍谷大学、日本社会事 業大学、 北京科技大学、慶南大学 【学位論文題目例】 <前期>「障害者役割」に関する考察――肢体不自由の若者たちへのインタビュー調 査を通じて、 自然葬と死者供養――散骨・樹木葬希望者へのインタビュー調 度で広範囲な研究方法論や知識を獲得できます。また心理学の先端的研 査からの一考察、外国人労働者と日本の社会保障制度、Girls' 究 (神経生理学、生涯発達心理学、国際比較研究、メディア心理学、健康心理 ―女の子コミュニケーションの「楽しさ」と「難しさ」 、カウンセリングの社会 学、 発達精神病理学など) についても学ぶことができます。 【就職先一例】 <前期>公務員 (法務省、家庭裁判所調査官補、東京都心理職、大阪府福祉 職)、一般民間企業 talk― 的構築、 「恋愛依存症」という語り <後期>レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル 「家族」の質的研究、外見を めぐる問題経験の社会学的考察、高齢者介護政策の転換と家族介 護への現金支払い、近代日本における「衛生」の展開と受容につ <後期>大学常勤職 (北海道大学、新潟大学、千葉大学、埼玉大学、大阪市立 いての社会学的研究、現代日本の母親規範と自己アイデンティテ 大学、横浜市立大学、相模女子大学、横浜女子短期大学など) 、日本 ィ、摂食障害からの回復、中国の歴史変動と 「共和国同齢人」のラ 学術振興会特別研究員、 本学 (人間発達教育研究センター) 研究員 イフコース 【学位論文題目例】 <前期>クロスモーダルの再認とプライミング、説得的な談話の生成―論 理力を育成する言語表現法の教育―、 日本人女性における女性雑誌広告 とボディイメージの関連―内面化・社会的比較傾向を通して <後期>子どもはどのように他者を理解していくのか―パーソナリティ特性推 論の発達過程―、 人はなぜ生涯学び続けるか―放送大学学生の学習動機づ けと学習方略の検討―、 携帯電話の使用が対人関係に及ぼす影響 ―小 [保育・児童学コース/領域] 発達心理学、教育学、保育学、人間行動学、社会学など多様な境界領域か ら保育・児童学を研究する教員を配置し、テーマの焦点化、研究方法論の 検討プロセスを重視しながら研究室を決めていきます。社会人入学者が 多いのも特徴です。 【就職先】 学生から大学生を対象に―、 児童・思春期の抑うつ傾向の遺伝と環境 <前期>短大講師、 保育現場への就職、 一般企業 ―心理社会的要因との関連を巡って― <後期>4年制大学講師、短大講師、従来の教職に戻る [発達臨床心理学コース/領域] 教員は、病院、学校、司法、産業領域などの臨床経験を持つ研究者であり、 研究的な視点と臨床的視点の両方の訓練を受けることが可能です。前期 課程は臨床心理士資格認定協会の第1種指定校です。後期課程の学生は 臨床心理士を取得している者が多く、研究は臨床実践的、臨床応用的であ り、 臨床もできる研究者への道を目指します。 【学位論文題目例】 <前期>預かり保育の実施状況と幼稚園職員の意識―幼稚園における育児の社 会化に関する一考察―、 幼児期の心の理論の発達と説得能力の発達と の関連―日本と中国の比較を通して―、幼少の接続期における子どもの 学びに関する研究―学びをつなぐ「共感」性― <後期>小学校初任教師の成長・発達の契機から捉えた育成論の構築―協 働学習を通した管理職の形成的介入に視点を当てて― 4 ジェンダー社会科学専攻/ジェンダー学際研究専攻 http://www.dc.ocha.ac.jp/gender/m_index.html 所属研究者情報 http://researchers2.ao.ocha.ac.jp/search?m=home&l=ja ジェンダー社会科学専攻 前期課程 ジェンダー学際研究専攻 後期課程 生活政策学コース 地理環境学コース 開発・ジェンダー論コース ジェンダー論領域 [博士前期課程:ジェンダー社会科学専攻] ジェンダー視点を手がかりとして、既成の学問体系とその所産を反省 [博士後期課程:ジェンダー学際研究専攻] (ジェンダー論領域) 的にみなおし、人間・自然・社会にかかわる諸現象をグローバルな視野 をもって学際的・複眼的に解明する分析力、問題解決に向けて提案しう る実践力の涵養をめざします。各領域における研究者はもとより、男女 共同参画社会構築の担い手、グローバル化する世界における国際的な活 動、地域社会に根差した草の根的な活動などに貢献しうる人材を育成し ます。広く社会科学、人文科学、自然科学の学問領域を横断しつつ新し い知の体系を切り拓き、国内外のジェンダー研究センター、UNDPなど 国際機関とも連携して、ジェンダー研究の確立と発展を担う拠点と学び ィア」の採択をうけ、ジェンダー研究教育の拠点形成として平成17年4 月に設立されました。平成5年に創設された人開発達学専攻女性学講座 からの歴史を受け継ぎ、博士後期課程において学際研究の視点からジェ ンダー研究の確立・重点化をはかる日本で初めての専攻です。専攻の教 員は、それぞれの学問領域を土台に現代の社会的課題を分析する授業内 容を提供しています。修了生の博士論文は、ジェンダーの視点から既存 の学問分野に新たな視野を提示した事が評価され、ジェンダー法学会賞、 の場を提供します。 ジェンダー社会科学専攻(博士前期課程)の修了者は、本学博士後期 課程(ジェンダー学際研究専攻を中心として他専攻も含む)及び留学も 含 め 他 大 学 大 学 院 へ の 進 学 者 と、 国 家・ 地 方 公 務 員 や 国 際 公 務 員、 NPO・NGO職員、企業の研究部門など高度な専門職としての就職者に 分かれます。また、ジェンダー社会科学専攻では社会人入試を実施して おり、働きながら学び続ける学生も少なくありません。 生活政策学コース:少子高齢化、女性と労働、家族生活の多様化など、 生活のなかで生じる諸問題を、法学、政治学、社会学、経済学など、社 会科学の方法論をもって解明します。 地理環境学コース:グローバル化の中で変容する地域と空間を人間-環 境関係、社会経済の空間性、国際関係、社会開発、健康と福祉、移動と 場所のアイデンティティなどの視点から研究します。 開発・ジェンダー論コース:グローバル化における女性、ジェンダ ーと開発(GAD)、またフェミニズム・セクシュアリティに関わる歴史・ 理論研究、各国制度・政策比較研究などの広範な分野を学びます。 [修士論文題目例] グローバル都市におけるエスニック空間の多様性─東京圏に在住するバ ングラデッシュ人を事例として─(H26) ● アンカラの都市開発とゲジェコンドゥ住民─都市空間・場所をめぐる表 象と交渉─(H25) ● 東日本大震災の被災地における生活環境被害と療養患者世帯の生活 (H25) ● 育児期の共働き家庭における家計管理に関する夫婦間相互調整(H24) ● 男性が介護する/看取るということ(H24) ● 戦後日本における「市民社会」論(H24) ● 都市空間とアート─東京文化発信プロジェクトを事例に─(H24) ● インドにおける「ジェンダーと開発」と自助グループの役割─政府主導 の取り組みとSEWAの事例から─(H24) ● 水子供養の歴史的変遷と現在的意味(H24) ● 横浜華僑社会におけるジェンダー規範とエスニック・アイデンティティ の変容(H23) ● BL的妄想のセクシュアリティ(H23) ● 少年犯罪における修復的司法の導入可能性(H22) ● 中国女性農民工のライフコースと家族生活(H22) ● 外国籍児童生徒の教育支援における学校と「地域」の連携に関する研究 (H22) ● 台湾集集大地震後の先住民族コミュニティ開発運動(H22) ● 企業の雇用管理におけるワークライフバランスに関する研究(H21) ● 在日クルド人難民─国境をまたぐ家族の生活誌(H20) ● 近年の受賞図書 5 本専攻は、本学21世紀COEプログラム「ジェンダー研究のフ口ンテ 女性史学賞、人文地理学会学会賞、経済地理学会賞、山川菊栄賞、河上 肇賞、日中韓地理学会YoungGeographerPrize、赤松良子ユース賞、 日本人口学会優秀論文賞、在外韓人学会や程ヶ谷基金等の優秀論文賞な どを受賞しています。 [博士論文題目例] 民間企業における職場規範が女性の就業行動に与える影響の実証分析 (H26) ● <化外>の<おなご>のフェミニズム─岩手・麗ら舎読書会の思想と活 動の軌跡を読む─(H26) ● 中国・深圳華僑城テーマパークにおける空間の表象と少数民族若者の日 常実践(H26) ● カウラ事件(1944年)の研究─捕虜の日々を生きた日本兵たちの「日 常」からの再考察─(H26) ● 現代カイロで女性学校教員として生きること─日常的実践からの中東ジ ェンダー論再考─(H26) ● 冷戦初期における日系アメリカ人の朝鮮戦争従軍経験─ジェンダーとエ スニシティの視座から─(H26) ● 同性婚をめぐる法的議論における婚姻概念の変容─アメリカとカナダの 事例を中心に─(H25) ● ひとり親の父の役割遂行における資源と葛藤─アイデンティティ理論の アプローチから─(H25) ● 「おんなのこ」として性風俗世界に生きる─ある東京の無店舗型SMク ラブを通して見た都市的 性 様式に関する研究─(H25) ● 「慰安婦」問題と「償い」のポリティクス─「女性のためのアジア平和 国民基金」を中心に─(H25) ● 女性医師M.P.ジャコービーの月経成因論の一考察─19世紀後半米国に おける科学知のジェンダー・バイアスをめぐって─(H25) ● 子ども時代の貧困経験が人的資本形成に及ぼす影響─貧困の世代間連鎖 の実証分析─(H25) ● 河田嗣郎の男女平等思想とジェンダー(H25) ● 日本における〈人身取引〉言説の生成と展開─外国籍移動女性をめぐる ポリティクス─(H24) ● 日本におけるDV被害者支援と民間シェルターの役割に関する─考察 (H 24) ● [両専攻のキャリアパスと進路] ◆博士前期課程→就職(家庭裁判所調査官、内閣府、総務省、国立国会図書館、長野県庁、短大専任講師、高校教員、 海外協力隊、リクルートマネージメントソリューションズ、ソニー、日本経済新聞社、時事通信社、富士通総研、 日本総研、大和総研、リンクアンドモティベーションなど) ◆博士前期課程→本学後期課程進学→就職 大学教員等(岩手大学・立教大学・横浜国立大学・実践女子大学・福岡女子大学・天理大学・神戸学院大学・松 本大学・帝京平成大学・ノッティンガム大学の教員、国立社会保障・人口問題研究所研究員など) ◆博士前期課程→他大学後期課程進学(東京大学・一橋大学・ロンドン大学など) ◆他大学博士前期課程→本学博士後期課程→就職 大学教員等: (東京外国語大学・日本大学・アモイ大学・フランクフルト大学・メキシコ国立自治大学・奈良教育 大学・法政大学の教員、国立女性教育会館専門員など) アジア工科大学院大学(タイ)との研修交流 ラ イ フ サ イ エ ン ス 専 攻 http://www.dc.ocha.ac.jp/life/m_index.html 所属研究者情報 http://researchers2.ao.ocha.ac.jp/search?m=home&l=ja 前期課程 生命科学コース 人間・環境科学コース 食品栄養科学コース 遺伝カウンセリングコース ライフサイエンス専攻 後期課程 生命科学領域 人間・環境科学領域 食品栄養科学領域 遺伝カウンセリング領域 疾患予防科学領域 平成25年度に採択された博士課程教育リーディングプログラムを実施するために新設した副専攻「グローバル理工学プログラム」の履修生として、この 副専攻を履修することができます。 英語のLifeは、命、生命そのものに留まらず、生活や人生までも含む広 どの手法を駆使して、教育・研究をおこなっています。 い意味を持っています。 ライフサイエンス専攻では、 この広い意味でのLife 修士論文では「大麦と米の混炊に関する研究―大麦のウルチ・モチ性 を科学の対象としています。現代的な諸課題に立ち向かい、解決策を模索 の差異について―」「チアミンの加熱生成物について」 「ピーマンの苦味 する時にこそ、生命の仕組みにまで立ち返って考える事が重要だからです。 成分とその機能性に関する研究」 、博士論文では、 「脂肪性肝疾患に対す 生命の基本的な仕組みを解き明かすサイエンス、そして、解き明かされた るトコトリエノールの効果とその作用機序の解明」などの研究をおこな 真実を現実の生活に役立てるためのサイエンス、両者を切り離して考える っています。 のではなく、両輪として研究を進めていくところに本専攻の特徴がありま す。 基礎科学とその応用、社会課題の解決と実践。これらの重層的な活動を、 [遺伝カウンセリングコース/領域] 遺伝カウンセリングは、疾患の遺伝学的関与について、その医学的・ 学生皆さん、ひとりひとりの頭脳と行動で形にする必要があります。それ 心理学的影響、および家族への影響を人々が理解し適応していくことを は決して簡単なことではありません。しかし、高度化した社会にしっかり 援助するプロセスです。情報提供と心理支援の両者から構成され、疾患 と目を向け、確かな足取りで踏み出すために、不可欠な力であると考えて の発生および再発率の評価のための家族歴・病歴の解析、遺伝医学に関 います。本専攻の各分野で扱われている研究や課題はどれもやりがいのあ する教育、来談者が十分な情報を得て理解した上での自律的選択や来談 る分野であることは間違いありません。学生の皆さんには、ライフサイエ 者のリスクや状況への適応を促進するためのカウンセリングが含まれま ンスの未来を担う、国際的な研究者に育って頂きたいと思います。 す。当コースでは、広汎な分野で活躍できる優れた遺伝カウンセラーの ライフサイエンス専攻は、前期課程では4コース、後期課程では5領域 専門的教育と,遺伝カウンセリングに関わるさまざまな研究を行ってい から構成されています。また、グローバル理工学プログラム、コア・サイ ます。修士論文では「クライエントのリスク評価に与える遺伝カウンセ エンス・ティーチャープログラム、SHOKUIKUプログラムの各副専攻プ リングの介入効果の検討」、博士論文では「無侵襲的出生前遺伝学的検査 ログラムがあります。グローバル理工学プログラムについては本誌別ペー (NIPT)における遺伝カウンセリングの役割」などが発表されています。 ジをご覧ください。SHOKUIKUプログラムについては、修了時に、 「お この新規学問領域を開拓したいという意欲ある学生を求めます。 茶の水女子大学専門食育士」の称号が与えられます。 [疾患予防科学領域] [生命科学コース/領域] 超高齢化とそれに伴う医療費増大などの解決策のひとつとして期待さ 生命科学コースでは、変動する環境の中で生きる生物の真の姿を理解 れているのが、 「疾患予防科学」です。2014年4月に設置された本領域 するために、生物の普遍性と多様性の両面を対象として、遺伝子・ゲノ では、お茶の水女子大学・東京医科歯科大学・学習院大学・北里大学と ム・生体分子・細胞・個体といったさまざまなレベルで基礎研究をおこ いう東京の中心に拠点を置く4大学が、互いの強みを活かし連携しなが なっています。前期課程では、大学院授業の受講と研究に携わることで、 ら疾患予防科学の大学院博士後期課程教育を行い、国際的に活躍できる 生命科学を含む幅広い分野での研究・開発の推進者として社会で活躍で 課題発見・問題解決型人材を育成することを目標としています。疾患モ きる力を養います。後期課程では自ら研究を構築し、生命科学の創造者 デル動物での脂質代謝異常、遺伝子変異とタンパク質機能の生命情報学 として活躍できる力を身に付けます。修士論文では「神経細胞のアポト 的解析、ウィルス感染の分子機構に関わる計算科学などの研究に携わる ーシスに及ぼす脂質メディエーターの働き」「ツバキ科植物におけるカフ 一方で、連携授業を通して医学、歯学、薬学、理学の視点から疾患予防 ェイン合成酵素遺伝子の多様性」「マウス小脳顆粒前駆細胞におけるイン 科学の概略を把握し高い俯瞰力が育成されます。データサイエンス特論、 テグリンの機能解析」、博士論文では「ミドリイシ属サンゴ幼生の着生変 マネジメント特論、国際動向特論、知的財産特論を学ぶことにより、高 態を制御する海底岩盤上バクテリア相について」などの研究をおこなっ い専門性を活かしつつ女性リーダーサイエンティストとして自立できる ています。 能力も養われます。 [人間・環境科学コース/領域] [就職先の例] わたしたちの生活の諸問題を工学的アプローチから解決することをめ ● 博士前期課程 ざし、多面的なアプローチによって研究を行うコースです。生活の諸場 したちの生活を向上させるための改良方策を提案し、研究成果を具体的 ライオン、花王、帝人ファイバー、日東紡績、日本たばこ産業、白元、日研化学、 ワコール、大塚製薬、日本イーライリリー、日本食品分析センター、日本繊維製 品品質技術センター、明治製菓、キッコーマン、日清製粉、旭化成アミダス、ア ステラス製薬、旭硝子、タニタ、シチズン電子、本田技研工業、日本製紙クレシア、 共同印刷、白洋舎、TOTO、スウェーデンハウス、住宅金融公庫、鹿島建設、日 立製作所、日立アプライアンス、日立GE ニュークリア・エナジー、みずほ総合 研究所、野村総合研究所、日本総合研究所、読売新聞、日本IBM、富士通、新日 鉄ソリューションズ、JR 東日本、NECソフト、パナソニック、キユーピ−、高 砂香料、NTTドコモ、NTT東日本、公立高校、私立高校、農林水産省、東京都庁、 味の素ゼネラルフーズ、東京ガス、ヤマサしょうゆ、オリエンタルランド なデザインとして社会に提案・還元していただきたいと思います。修士 ● 博士後期課程 論文では「浄水処理プロセスにおける紫外線照射による藻類増殖抑制と お茶の水女子大学、北海道教育大学、岩手大学、秋田大学、茨城大学、筑波大 学、東京大学、千葉大学、山梨大学、信州大学、金沢大学、名古屋大学、京都大 学、大分大学、首都大学東京、福島県立医科大学、順天堂大学、日本医科大学、 東京医科大学、北里大学、東邦大学、城西大学、日本獣医生命科学大学、法政大 学、茨城キリスト教大学、高崎健康福祉大学、中部大学、山梨学院大学、Univ. of Tennessee、Brown Univ.、浙江大学、スイス・ヌシャテル大学、公立中学、 私立高校、理化学研究所、産業技術総合研究所、国立医薬品食品衛生研究所、東 京都神経科学総合研究所、東京都老人総合研究所、癌研究所、放射線医学総合研 究所、宇宙航空研究開発機構、国立精神・神経医療研究センター、農研機構食品 総合研究所、製品評価技術基盤機構、国立がん研究センター、埼玉県立がんセン ター、特許庁、科学技術振興機構、経済産業省、東京都、佐藤製薬、大塚製薬、 エーザイ、ファンケル、タイテック、ノバルティスファーマ、三菱化学メディエ ンス、ファルコバイオシステムズ、日本アイ・ビー・エム 面に立脚した新たな都市・住居デザインの提案・設計、心地よさを追求 した建築照明計画、人間の神経・生理機能の工学解析と人間工学機器設計、 消臭・高吸水性材料等の開発、安全快適な水環境のための消毒・有害物 質除去技術、持続可能性を担保する環境評価、身体的側面を中心とした 人類の進化、変異・適応等の分析などの研究を展開しています。学生の 方には、人間と環境のインターフェースを科学的・工学的に捉え、わた メカニズム解明」、博士論文では「日常生活中での足圧計測を目的とした 靴型デバイス」などの研究を行っています。 [食品栄養科学コース/領域] 食物を美味しく食べる方法や、生活習慣病の予防、食の安全性などの 問題を解析、解決することを目指し、食物や栄養に関する基礎的研究か ら応用開発や臨床対応までできる食物と栄養のスペシャリストを育て、 大学教員や食品企業の研究者や開発者、管理栄養士のリーダーを育成す ることを目的としています。食品の機能、嗜好性、安全性、健康や疾病 と食品の関連などを有機化学、生化学、分子・細胞生物学、統計疫学な 6 理 学 専 攻 http://www.dc.ocha.ac.jp/sci/m_index.html 所属研究者情報 http://researchers2.ao.ocha.ac.jp/search?m=home&l=ja 理学専攻 前期課程 4 コース 数学コース 物理科学コース 化学・生物化学コース 情報科学コース 後期課程 4 領域 数学領域 物理科学領域 化学・生物化学領域 情報科学領域 平成25年度に採択された博士課程教育リーディングプログラムを実施するために新設した副専攻 「グローバル理工学プログラム」 の履修生として、 この副専 攻を履修することができます。 [専攻の目的 博士前期課程] 日本は、若年層の割合が減り、老齢化社会が急速に始まり、若者が社会を 支える時代となりつつあります。これからも日本に求められている役割 ・高分子におけるスケーリング的振る舞いおよびトポロジーと 排除体積の効果 (平成26年度、 博士) は、自然科学・応用科学に関わる研究と開発です。これは、高い専門知識 ● 化学・生物化学コース/領域 を基礎としており、実際の社会に役立つ技術にも結びついています。科学 ・Interaction analysis of HIV-1-antibody 2G12 and glycans using FMO and MD methods(平成24年度、 修士) の諸分野で研究と開発に携わる女性の力が求められています。理学専攻 は、数学、物理、化学・生物化学、情報科学の分野において高い専門的知識 と基礎的な広い分野の知識を身につけ、自分で考える創造力のある学生を 育成することを目的とします。そして、女性の活躍が期待されるテクノロ ジーの分野で要求される高くて広い知識を備えた人を育てます。社会に 進出して、活躍する女性のライフコースを重視して、それに役立つような 教育と研究をサポートします。 [専攻の目的 博士後期課程] 現代の科学分野は、境界領域、学際領域に大きな進展が見られます。理 学博士の果たす役割は、自然科学・応用科学に関わる研究と開発の中で、 今まで以上に重要性が増しています。高度専門職業人の養成のニーズを 踏まえ、専門知識を幅広く組み合わせることによって高い応用力を養って いく教育を行い、それまでの限られた専門分野から新しい分野に進出でき ・新規ポリフィリニルアミドおよびウレアの創製と立体特性 (平成25年度、 修士) ・高活性を持つリコンビナントヒト膵リパーゼの調製と その糖結合性の解析(平成25年度、 修士) ・溶液中での分子内水素結合におけるプロトンロケーションと そのダイナミックス―核磁気緩和による研究(平成24年度、博士) ・Theoretical Study on Intermolecular Interactions in Complexes of Cyclodextrins with Bile Acids and Bile Salts. (平成25年度、 博士) ・ライブイメージングを目指したバクテリア表層修飾 (平成25年度、博士) ・平面吸着型金属ポルフィリン自己組織化分子層修飾電極の触媒活性に関 する研究(平成26年度、 修士) ・動的立体特性を利用したセンサー分子の開発 (平成26年度、博士) ● 情報科学コース/領域 る幅広い知識を持った研究者を育てます。境界領域、学際領域で貢献が果 ・女性の美しさを支援するユビキタスコンピューティング (平成24年度、 博士) たせるように、多くの異なる分野の人と協力して研究を進め、ターゲット ・日常生活に適したゆるやかなインターフェース(平成24年度、博士) を見つける能力を育成します。特に、家庭と仕事を両立させる女性のライ ・Practicable Type Debugging for Functional Languages (平成25年度、 博士) フコースを重視します。 [学位論文題目の例](平成24∼26年度のものからの抜粋) ● 数学コース/領域 ・不確定特異点の形式解、 漸近解について (平成24年度、 修士) ・継続渡し形式の型主導部分評価器における正当性の証明 (平成25年度、 博士) ・ユニバーサルデザインを指向する吹き出し型字幕表現の設計と評価 (平成26年度、 博士) ・擬リーマン多様体の測地完備性について (平成24年度、 修士) ・Ubiquitous Computing System for Improving Daily Behaviors (平成26年度、 博士) ・アルティン相互法則と二次体の二次拡大上での素イデアル分解 (平成24年度、 修士) 修士論文題目一覧は情報科学コースのホームページで閲覧可能 ・整数論におけるRiemann-Rochの定理 (平成25年度、 修士) ・リーマン面からの調和写像の収束について (平成25年度、 修士) [就職先の例] ・不確定特異点における微分方程式系の解とエアリー関数 (平成25年度、 修士) 博士前期課程 ソニー、東芝、パナソニック、日立製作所、三菱電機、トヨタ自動車、本田技 ・有限体上の誤り訂正符号系列の存在条件について (平成26年度、 修士) 研工業、日産自動車、マツダ、キヤノン、ニコン、コニカミノルタ、オリンパ ・Explicit computations for the drift and the entropy of the random walks on free products of cyclic groups. (平成26年度、修士) ス、リコー、JR東日本、JR東海、JR西日本、日本電信電話 (NTT研) 、N ・擬リーマン空間型における等径超曲面 (平成26年度、修士) ・ENUMERATION OF SPATIAL 2-BOUQUET GRAPHS UP TO FLAT VERTEX ISOTOPY(平成25年度、 博士) ● 物理科学コース/領域 ・量子ビットのテレポーテーションにおける古典雑音の影響に関する 研究 (平成24年度、 修士) TTドコモ、NTT東日本、NTTソフトウェア、NTTデータ、KDDI、ソフ トバンク、日本電気、富士通、富士ゼロックス、日本アイ・ビー・エム、日本 ユニシス、マイクロソフト、シスコシステムズ、グーグル、ヤフー、楽天、ド ワンゴ、リクルートホールディングス、野村総合研究所、日本総合研究所、 アクセンチュア、みずほ総合研究所、セントラル硝子、富士フィルム、ブリ ジストン、三菱ガス化学、三菱レイヨン、中外製薬、日本製薬、明治製薬、ア ステラス製薬、島津製作所、東レ、東ソー、大日本印刷、凸版印刷、NHK、技 ・中性子小角散乱法による第2種超伝導体の磁束状態の研究 (平成25年度、 修士) 術評論社、セガトイズ、バンダイ、日本銀行、三菱東京UFJ銀行、北陸銀行、 ・Constraints on extra U(1) models from perturbative gauge coupling unification(平成25年度、 修士) ル医科大学、カブール大学、バンドン工科大学、特許庁、統計センター、市原 ・高圧力下におけるイミダゾリウム系イオン液体の相変化 (平成26年度、修士) ・冷却原子気体におけるベーテ仮設の厳密解を用いた 量子多体効果の研究 (平成24年度、 博士) ・粉粒体における動的ジャミング転移 ─高速流抵抗則からのアプローチ─ (平成25年度、 博士) 7 ・Radiation Hydrodynamic Studies of Line-Driven Disk Wind in Active Galactic Nuclei(平成25年度、 博士) ゴールドマン・サックス証券、中部電力、日本原子力研究開発機構、カブー 市、埼玉県公立中学校、 公立私立中学・高等学校 博士後期課程 東芝、第一三共製薬、お茶の水女子大学、東京大学、京都大学、九州大学、東 北大学、筑波大学、東京農工大学、山梨大学、和歌山大学、奈良女子大学、愛 知学院大学、独協医科大学、国立情報額研究所、理化学研究所、原子力安全 日本学術振興会特別研究員 基盤機構、 海洋研究開発機構、 ※ 生活工学共同専攻(仮称) 博士前期・後期課程 研究教育の目的及び特色 現在、理工系女性人材は極めて不足している状況にあり、高度な理工系専門知識を有する女性人材の育成が喫緊の課題となっています。理工系 のなかでも、とりわけ、生活者の視点をもった女性研究者・技術者の育成・活躍は、今後の日本の産業界を支える活力の源となり得ると言えます。 生活工学共同専攻では、工学諸分野の基礎から応用までを幅広く理解した上で、人間生活における諸課題を柔軟に捉え研究する能力を有する女性 人材の育成を目的とします。 生活者視点からの工学の推進、そして人と暮らしを中心とした物づくりの実践を通じて、学際融合型の生活工学教育・研究を展開します。科学 技術にライフスタイルを合わせるのではなく、ライフスタイルに合わせた科学技術の創造が求められています。本専攻では、安心・安全で豊かな 未来の社会・生活を創造すべく、生活に関連する諸課題を生活者の視点に立ち、工学的手法に基づき解決できる人材を育成します。 カリキュラムの特徴 生活工学が対象とする主な分野 前期課程:基礎科目群においては、生活工学の基盤となる理工系科目基礎力 を養うとともに、社会に有為な技術者となるべく倫理・知財につ いても学ぶ。専門応用科目群においては、Project Based Learning (PBL)として、 「持続可能性デザイン」ならびに「いのちを 守るデザイン」のPBL科目が設けられるとともに、生活工学デザ インワークショップ(LIDEE)における、現実的課題が設定されたワ ークショップ演習を通じて、人間の行動や生活を中心とした「HumanCentered」ライフ・ イノベーションの創造プロセスを学ぶ。 また、インターナショナルワークショップとして、建築や環境工 学分野など、生活工学分野における海外著名研究室を一定期間招 へいし、教員・学生共同で教育研究を実践する。これらの学修を 通じて、工学的観点からの生活関連課題解決にはコラボレーショ ンが重要であることを理解する。 後期課程:基礎科目群において、生活工学分野における最先端の研究内容を、 主指導教員、副指導教員を交えたゼミナール形式にて学修するこ とで、博士論文研究を纏め上げるための基礎力を養成する。また、 専門科目群における、教員の専門分野に直結した科目学修を通じ て、個別研究課題の遂行に必要となる事項を学修する。 衣環境材料学、衣服科学、福祉工学、人間医工学、ユビキタス・コンピュー ティング、土木環境システム、環境創成評価学、居住空間環境学、建築学、 建築計画学など。 学位種類(予定) 前期課程:修士(工学) 、修士(学術) 後期課程:博士(工学) 、博士(学術) 入学対象 前期課程:理工学系、家政学系等関連分野の4年制大学を卒業した女子、高 等専門学校専攻科を卒業した女子、あるいは企業等から派遣され る学士の学位を持つ女性社会人 後期課程:共同専攻修了者,他大学院において関連分野の博士前期課程を修 了した女子、ならびに企業等から派遣される修士の学位(または それと同等以上の学力)をもつ女性社会人 ◎博士後期課程には社会人を積極的に受入れます。夏期休暇などにおける集 中講義、また、夜間や土曜開講など柔軟に対応する事で、修学しやすい環境を 整えます。女性のライフイベントに配慮した長期履修制度を設ける予定です。 想定する進路 前期課程:生活関連理工系企業における製品開発。公務員(技術専門職、研 究職等)など。 後期課程:生活者の視点を重視した革新的生活支援技術を創出できるグロー バルリーダーとして、研究機関・企業などでの中核的研究者・研 究開発リーダー・研究開発マネージャー、大学教員など。 ※共同専攻とは、文部科学省によって設けられた、大学における教育課程の共同実施制度に基づいて運営される専攻です。複数の大学が相互に教育 研究資源を有効に活用しつつ、共同で教育プログラムを編成する仕組みを創設するものです。生活工学共同専攻では、奈良女子大学との間でこれを 行います。教育研究資源を有効活用することで、質の高い教育研究を提供するとともに、新たな学際的・先端的領域への先導的な対応を目指します。 ※平成28年度設置予定。設置認可申請中。 上記の内容は予定であり、変更する場合があります。 学外との連携支援強化 <都内4大学が連携した「学際生命科学東京コンソーシアム」による大学院教育> バイオの時代が叫ばれて久しい中、生命科学への社会の期待はますます高まるばかりです。生命科学には、新たな学際領域を開拓し、新産業の 基盤となる可能性が秘められています。進歩と深化が著しい生命科学分野全体をカバーしつつ、高度な教育と研究を提供し続けるためには、単独 の大学の枠を超えた大学間連携教育が有効です。 本学は、東京医科歯科大学、北里大学、および学習院大学と連携し、お互いの特色を活かしつつ最新の生命科学分野を補完して教育・研究を推 進するための教育組織として、「学際生命科学東京コンソーシアム」を2009年3月に設立しました(以下、東京コンソーシアムと略す) 。 博士前期課程では、4大学間の単位互換制度を体系化させて、生命科学分野の科目(生命科学系)とそれを取り巻く学際領域科目(化学・物理系、 情報・数理系、生命倫理・社会医学系、キャリア、科学英語、留学生特別科目、英語講義)から構成される「共通シラバス」を作成しています(ウ ェブ版も公開中。http://dpsc.cf.ocha.ac.jp/DPSC/syllabus/) 。研究指導においても、4大学連携での指導制度(学外アドバイザー教員、委 託研究副指導など)があり、他大学の教員のアドバイスや研究指導を受けることによって研究が発展するとともに、学位の質が保証されます。さ らに、本学独自のOG座談会や企業説明会をはじめとする大学院学生への充実したキャリア支援に加えて、東京コンソーシアムで行っている4大 学連携の合同企業説明会や短期企業インターン制度などを利用できます。 博士後期課程においては、 2014年度より本学大学院ライフサイエンス専攻内に「疾患予防科学領域」が新たに設置されました。同時に、東 京医科歯科大学大学院にも疾患予防科学コースが開講され、他の2大学とも連携したPh.D.教育研究体制がスタートしました。超高齢化とそれに 伴う医療費増大などの解決策として期待されている分野が、疾患予防科学です。50社以上の企業・学協会などのステークホルダーを対象に、博 士人材としての必要な要素を調査した結果をもとに、疾患予防科学を俯瞰できる力、データ解析力、コミュニケーション力、およびマネジメント 力を高めるための授業科目を設置しました。所属研究室で専門研究を極めながら、これら連携科目を履修することにより、疾患予防科学の高い専 門性と社会で役立つ能力の両方を併せ持つ女性リーダー人材が育成されます(本領域の詳細はhttp://dpsc.cf.ocha.ac.jp/DPSC/) 。 芝浦工業大学、物質・材料研究機構(NIMS)と連携して進める「女性研究者研究活動支援事業」 本学、芝浦工業大学、物質・材料研究機構(NIMS)は、平成26年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業「女性研究者研究活動支援事業(連携 型) 」 (平成26年度から3年間)に共同申請し、採択されました。工学分野の女性研究者割合は依然として低く、その割合を増加させることは喫緊 の課題です。国立の女子大学として女性研究者を多数養成・輩出してきた本学、私立大学として工学系人材の養成・輩出に力を注いできた芝浦工大、 世界トップレベルの研究機関であるNIMSの3機関が協働・連携し、 「工学系の女性研究者比率の向上」の課題に取り組みます。本学の大学院生、女 性研究者にとっても魅力ある事業です。 • 研究活動、キャリアパスを広げる機会 NIMSでのインターンシップ、芝浦工大との研究交流等を通じて、本学で行う研究分野を発展させる形で、工学系分野に研究活動やキャリアパ スを広げる機会が得られます。 • 研究力、教育力、運営力をアップするプログラムを実施 専門英語のライティングやプレゼンテーションのトレーニング、競争的資金獲得セミナー、指導力やカウンセリング理論の講義等のプログラム が実施されます。大学院生も受講できます。 • 女性研究者研究活動支援事業の実績と発展 本学では、2006年度から、子育てをしながら優れた研究を行う本学所属の常勤女性教員に研究補助者を配置する支援を実施してきました。こ の支援により、研究業績の向上、獲得ファンドの増加、上位職への昇進などの成果が得られています。子育てに加えて看護や介護に携わる研究 者への支援も拡大してきましたが、この連携事業でも、さらなる発展を図ります。 詳しくは次のWebページをご覧ください:http://www-w.cf.ocha.ac.jp/leader/renkei/ 8 【副専攻プログラム】 大学院では専門性を深めることはもちろんですが、同時に視野を広げることも重視しています。そのために、各専攻の専門教育の充実を図るだけでなく、 領域横断的な副専攻プログラムを設けています。 ○男女共同参画リソース・プログラム 男女共同参画アドバイザーや各地の男女共同参画センター及び女性センターの専門員や管理職、JICAなどの国際機関の女性に関わる案件の専門家など実 務家育成を目途としている。さらに、研究者であれば、大学及び研究機関での男女共同参画やセクシュアル・ハラスメントに関する見識のある人材を、 文化マネージメント専従の専門家に対しては、ジェンダー視点からのアイディアによる企画展示ができる人材を、そして企業においては、広く人事・キ ャリア形成のアドバイザーや男女共同参画の視点で企画・運営ができる人材を育成することを目指している。 ○日本文化論プログラム 本学大学院では、大学院修了後に国際的な場で社会貢献を行う人材(留学生を含む)の育成を積極的に推進しています。こうした学生が日本文化と日本 的思惟方法を理解することは、日本文化理解の適切な国際標準の形成に資するでしょう。さらに、グローバル化に伴う価値一元化傾向に対する批判的視 点を積極的に提示し、それを通じて多様な文化の共生を促進する一助となることも期待されます。 ○コア・サイエンス・ティーチャー(CST)プログラム 理学部出身の大学院生を指導力と教材開発力に優れた小・中学校教員に育てることを目指します。本プログラムを受講することで、今後地域のリーダー となって理科教育を改善できる人材を養成することを目標とします。 ○探究力・活用力養成型教師教育プログラム 教育学や児童学、教科に関する科目の背景にある専門的な内容をもつ科目群と、附属学校園と連携した教育実践的な内容の科目群を、博士前期課程に提 供するものです。それにより在籍学生に、自身が研究領域としている深い専門知識に根ざしながら、子どもの実態に即した、知識・技能の「探究力」や「活 用力」を育成する方法の習得を促すことを目的としています。 ○SHOKUIKUプログラム 大学院博士課程における文理融合を目指すもので、どの専攻に所属する学生も履修することができます。また、ベーシックコースとアドバンスコースを 設け、ベーシックコースは、博士前・後期課程のいずれからでも履修できます。食の学問領域を4部門(食教育、食科学、食環境、食文化)に大別し、教育 及び研究を進めることを基本とし、学際的基盤に立った食に関する幅広い専門性と実践力をもつ高度専門家の早期育成を目指します。コース修了者は、 「お 茶の水女子大学専門食育士」の認定が受けられます。 ○グローバル理工学プログラム(博士課程教育リーディングプログラム) リーディングプログラムの案内を参照ください。(p.11) 【共通科目】 博士課程には専門科目だけではなく、すべての専攻の学生向けに共通科目を設置しています。共通科目は、博士前期課程、後期課程いずれの学生も履修 することができます。副専攻プログラム等、専門教育に限らない幅広い範囲の科目が設定されています。 特に特色のある科目として以下のキャリア開発特論、グローバル女性リーダー特論が挙げられます。また、英語アカデミック・ライティング、英語アカ デミック・プレゼンテーションといった国際的に活躍する研究者にとって必要な英語で論文を書き、発表をするための訓練を行う科目を開講しており、 多くの学生が受講しています。各科目はただ講義を受けるだけではなく、自らの研究についての発表を行う等、実践的な内容となっています。 ○キャリア開発特論 「博士人材としての能力開発」を目的として、4講座(各2単位)があります。キャリア開発特論(基礎編) 、同(応用編) 、同(実践編) 、同(ロールモデ ル編)があり、履修は必ずこの順に取ることもありません。基礎編は、 イノベーションの学校 東京大学i.schoolのエグゼキュティブ・フェロー他の講師 や企業の女性社員等を迎え、 「10年後の女性キャリアの展望」をテーマで、20時間集中(6月毎土)の集中ワークショップで議論をしています。応用編は、 「キャリア形成のリテラシー強化」の観点から、本学教員によるディベート道場と、ブリティッシュ・カウンシル講師によるビジネス&アカデミック・ラ イティングで構成されています。実践編は、「キャリア実現へのスキル開発」を目指し、産官学民の各セクターのリーダーによる現状の解説や、コミュニ ケーションスキル向上のための対面型授業を行っています。ロールモデル編は、 「なりたい自分、活かす自分」をテーマに博士号・修士号を取得している 身 近なお姉さん 世代の若手の企業家や社会の第一線で夢を実現して活躍している女性に毎回登壇いただき、双方向で対話型の授業をしています。 ○グローバル女性リーダー特論 国際社会の中でリーダーシップを発揮する上で必要なマインド、スキルを醸成することを目的とし、4講座(基礎編、応用編、ロールモデル編、実践編) を展開しています。基礎編は、多様なものの見方、俯瞰的な思考を獲得することや、そうした見方、考え方をもとに「しなやかに」リーダーシップを発 揮するためのスキルトレーニングとしてアサーションを取り入れている点が特徴的です。実践編は、企業の最前線で活躍している女性リーダーをお招きし、 生の事例をベースにしたオリジナルのケーススタディに取り組み、実践力を高めることに力を入れています。ロールモデル編は、国際社会で活躍するロ ールモデルとなる方をお招きし、その方のキャリアを紐解きながら、リーダーシップを発揮するためにどのようなスタンスが必要で、どのようなプロセ スが必要かを追究します。応用編は、相手を惹きつける、相手の納得を得るための「魅力ある」プレゼンテーションを展開するための具体的スキルの獲 得をめざします。少人数制で、ビデオ撮影も行い、受講生一人ひとりに丁寧にフィードバックをし、各々の個性を見ながら、各人の「魅力」を引き出す お手伝いをします。 9 『お茶大流』女性研究者育成 ―私たちはグローバルに活躍する女性研究者を育成します― 最高水準の研究教育環境を提供します 歴 史 と 実 績 を 背 景 に 、女 性 研 究 者 を 育 成 し ま す 女性のライフコースを重視します 少 人 数 教 育 に よ り 、そ の 人 の 能 力 を 伸 ば す 指 導 を お こ な い ま す 女性リーダー誕生を支援します 本学大学院の特色 学位取得までのプロセス 女性リーダー 女性研究者育成 キャリアパス 学際的専門研究 博士論文 キャリアパス 支援 卓越した専門性 学際研究の展開 後期課程 修士論文 研究の基礎構築 複数指導制 様々な女性支援 前期課程 女性のライフコース重視 多様な研究領域 1 2 3 4 5 複数指導制 博士前期課程から複数指導制をとり、 多様な研究視点の導入を可能にします。 学 際 性・国 際 性 柔軟かつ領域横断的思考を育て、 グローバル化する 世界に通用する国際性を備えた女性研究者の育成をめざ します。 キャリアパス ライフコースに配慮しながらキャリアパスを提案します。 長期履修制度で学位取得をサポート 介護、子育て、又は社会人等、大学院へ通うための十分な 時間を確保できない学生向けに、長期履修制度で学位取 得をサポートします。 後期課程からの入学も支援 後期課程からの入学も奨励し、 行き届いた指導をおこないます。 年 度 別 博 士 前 期 課 程 学 位 授 与 者 数( 過 去 5 年 間 ) 学 位 平 成 22 年 度 (人) 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 修 士( 人 文 科 学 ) 88 73 86 63 修 士( 社 会 科 学 ) 33 30 31 35 45 修 士( 理 学 ) 103 90 105 89 101 修 士( 生 活 科 学 ) 34 24 32 24 26 修 士( 学 術 ) 15 7 5 7 5 273 224 259 218 233 計 56 年 度 別 博 士 後 期 課 程 学 位 授 与 者 数( 過 去 5 年 間 ) 学 位 平 成 22 年 度 (人) 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 博 士( 人 文 科 学 ) 17 19 21 20 23 博 士( 社 会 科 学 ) 12 12 10 11 11 博 士( 理 学 ) 14 19 14 16 15 博 士( 生 活 科 学 ) 3 4 3 1 2 博 士( 学 術 ) 10 6 8 9 7 計 56 60 56 57 58 ※論文博士含む 10 文部科学省「博士課程教育リーディングプログラム」採択 グローバル理工学副専攻プログラム 「みがかずば」の精神に基づきイノベーションを 創出し続ける理工系グローバルリーダーの育成 本博士課程プログラムでは、 特に女性人材が不足している理工系分野において、物理・数学・情報を基盤的な素養として持ち、社会の様態やニーズの変化に即 応でき、 必要なイノベーションを創出し続けることのできる高い柔軟性をもった、グローバルに活躍できる博士人材を養成します。 博士前期・後期課程一貫制の 「グローバル理工学副専攻」において、ライフサイエンス専攻・理学専攻各コースの学生が、多数の外国人教員を含む各分野の専 門家に導かれて、学習・研究を進めています。2015年3月現在13名が在籍しており(うち1名は留学生)、毎年、15名の入学枠を予定しています。この副専 攻は、 ライフサイエンス専攻または理学専攻に所属し、 博士後期課程に進学予定の学生が対象となります。 〇英語による基盤科目講義で基盤力と語学力を強化 基盤科目 (数学・物理・情報・化学・生物・工学) を英語により学修し、 グローバルリーダーに欠かせない英語力や幅広い基盤知識を身につけます。 〇グローバル力の強化 英語によるリベラルアーツ科目や、 リーダー教育、 キャリア教育、IT技術教育などを通じて、 グローバルリーダーシップを養います。 プログラムが提供する大学院共通科目 2T`F\W8o|:<jnrd3 !&(.#)- DZ]=pz 0(($) "+( (%'"%"'(1 0DZ]=fbst.m/1 0(($) "+( (%'"%"'(1 0DZ]=fbst.u/1 0(($) ")#) (%'"%"'(1 0DZ]=fbst.`-^YP^/1 0(($) ")#) (%'"%"'(1 0DZ]=fbst.g/1 0(($) "%#&*)' $%'"%"'(1 ]-L-pz 0(($) "%#&*)' $%'"%"'(1 0F`-S^k]-L-st.m/1 0(($) "# ()'+%'"%"'(1 0F`-S^k]-L-st.u/1 0(($) "# ()'+%'"%"'(1 0F`-S^k]-L-st.`-^YP^/1 0(($) " % $%'#) (%'"%"'(1 0F`-S^k]-L-st.g/1 0(($) " % $%'#) (%'"%"'(1 0T`IAEQURIXaQst1 0(($) "$ $' $$$%"%+%'"%"'(1 0=@Q]-Mg1 0(($) "$ $' $$$%"%+%'"%"'(1 y}64. '"')(/ ",.'+*.$. 0(($) " "%(%&+%'"%"'(1 wpz 0(($) ") (%'"%"'(1 0w=CPVNE,T_KaO-H[a1 0(($) " ()%'+%'"%"'(1 0T_KaO-H[ae{~1 0(($) "*")*'$')(%'"%"'(1 0G?BaJ,]-P>aF1 57vxch 0G?BaJ,\?O>aF.m/1 0qe1 0w=CPVNE,\?O>aF1 0qe1 20F`-S^ij1;l93 /0 ,.%.#)- 0'%!)(#)*+1 0F`-S^{1 0'%!)(#)*+1 0F`-S^{1 (写真 Essential Culture and Arts for Global Leadersの課外授業で歌舞伎鑑賞) 〇チームワーク研究を実践する Project Based Team Study(PBTS) 本プログラムの最大の特徴であるPBTSとは、専門分野の異なる学生がチームを組み、現代社会における 課題を自主的に設定します。グローバルダイバーシティを実現した外国人教員や、外国の大学で学位を 取得した日本人教員の指導のもとで研究を推進し、理工学的アプローチによって課題解決を目指すとと もに、 各チームで英語の副論文を共同執筆します。 〇産業界で活躍する人材を育成 産・官・学の連携のもと、 国内・海外の著名な企業や研究機関から多彩な人材をプログラム担当者に迎え、 博士人材の実社会への進出を促進! 履修者は在学中に海外研修を履修します。 【リーディングプログラムHP】http://www-w.cf.ocha.ac.jp/leading/ (写真 PBTSの授業) 【グローバル理工学副専攻HP】http://www-w.cf.ocha.ac.jp/scitech/ 詳しい資料やプログラムについてのお問い合わせ先 リーディング大学院推進センター(人間文化創成科学研究科・全学共用研究棟6階) [email protected] 研究を支援する豊富な研究所・センター 研究機能強化のための戦略的研究組織 ○グローバル女性リーダー育成研究機構 ・グローバルリーダーシップ研究所 ・ジェンダー研究所 ○人間発達科学研究所 教育研究を支援するセンター群 ○全学教育システム改革推進本部 ・教育開発センター ・外国語教育センター ・総合学修支援センター ・リーディング大学院推進センター ○国際本部 ・グローバル教育センター ・グローバル協力センター ○グローバル人材育成推進本部 ・グローバル人材育成推進センター ○センター本部 【研究推進部】 <教育研究部門> ・生活環境教育研究センター ・糖鎖科学教育研究センター ・ソフトマター教育研究センター ・比較日本学教育研究センター ・生命情報学教育研究センター ・シミュレーション科学教育研究センター ・教育研究特設センター <基盤部門> ・情報基盤センター ・共通機器センター ・ラジオアイソトープ実験センター ・動物実験施設 【社会連携部】 ・湾岸生物教育研究センター ・サイエンス&エデュケーションセンター ・ライフワールド・ウオッチセンター 【お茶大コミュニティー支援部】 ・保健管理センター ・学生・キャリア支援センター 11 女性研究者・女性リーダー育成のために ―さまざまな支援プログラムが用意されています― 各 種 奨 学 基 金 ・ 助 成 制 度( 大 学 院 生 対 象 ) 基金の名称 授与対象者 奨学金の額 平成 26年度 授与人数 1 桜蔭会研究奨励賞 (予約型奨学金) 本学学部を卒業し、引き続き本学大学院博士前期課程に進学する者(学内進 学者)で、学業、人物ともに優れた者 200,000円 20名 2 博士後期課程研究奨励賞 (予約型奨学金) 本学大学院博士前期課程を修了し、引き続き本学大学院博士後期課程に進 学する者(学内進学者)で、学業、人物ともに優れた者 600,000円 10名 3 錦織チサエ奨学金 (予約型奨学金) ※新設 本学大学院博士前期課程を修了し、引き続き本学大学院博士後期課程に進 学する者(学内進学者)で、学業、人物ともに優れた者 500,000円 2名 4 海外留学支援事業 お茶の水女子大学120周年記念 桜蔭会国際交流奨励賞 5 アジア女性研究者 支援事業 本学大学院博士後期課程修了者又は在学生で、成績 優秀かつ将来が嘱望される者のうち海外研修を希望 する者 本学学生として留学後、アジアの各地域において研 究者又は各界の指導者として活躍し来日研修を希望 する者 0名 2,000,000円 を限度 0名 ①大学間交流協定に基づく交換留学派遣学生等として留学(1年を限度)し、 留学先の大学に留学期間中の授業料を納付する者 ②留学期間中、本学の授業料免除の全額免除を受けていない者 (①∼②のすべてを満たす者) 本学の授業料の 年額又は年額の 2分の1に 相当する額が上限 0名 6 海外留学特別奨学金 7 国際交流事業基金 大学間交流協定に基づく交換留学派遣学生のうち、選考時の総合評価点が 高い者 300,000円を限度 3名 8 富永ふみ教育基金 本学正規課程の私費外国人留学生で発展途上国の国籍を有し、成績、人物 ともに優秀であり、経済的支援を必要とする者 300,000円 1名 9 育児支援奨学金 本学の正規学生で本学が設置する保育所を利用する者 原則、保育料の半額 6名 100,000円 2名 30,000円 2名 10 大学院研究科奨学基金 本学大学院博士後期課程において研究に従事し、その成績顕著な者 11 保井・黒田奨学基金 自然科学関係の研究に従事し、その成績顕著な者 12 被服学奨学基金 被服学関係の研究に従事し、その成績顕著な者 100,000円 0名 13 食物学奨学基金 食物学関係の研究に従事し、その成績顕著な者 100,000円 1名 14 家庭経営学奨学基金 家庭経営学関係の研究に従事し、その成績顕著な者 100,000円 1名 100,000円 1名 100,000円 0名 15 池田摩耶子記念奨学基金 16 池田重記念奨学基金 1.本学大学院において国際的な研究に従事し、成績顕著な者 2.学部、大学院に私費で在学する外国人留学生で成績顕著な者 17 湯浅年子記念特別研究員奨学基金 本学出身者、在学する者又は附属高等学校出身者で、自然科学関係の研究 に従事し、その成績顕著な者 250,000円 1名 18 数学奨学基金 本学出身者又は本学大学院博士前期課程及び学部に在学する者で、数学の 成績顕著な者 100,000円 1名 19 化学科(宮島直美)奨学基金 本学理学部化学科4年生、大学院博士前期課程理学専攻化学・生物化学コー ス1年生及び大学院博士後期課程理学専攻化学・生物化学領域に在学する 者で、成績等顕著な者 100,000円 4名 1年目 2,000,000円 2年目 1,000,000円 0名 20 竹村和子海外研修奨学基金 本学大学院に在学する者で、成績顕著な者 21 竹村和子奨学基金 本学大学院博士前期課程に在学する者で、成績顕著な者 50,000円 1名 22 菅聡子奨学基金 本学大学院博士後期課程において日本語日本文学関係の研究に従事し、そ の成績顕著な者 250,000円 0名 23 矢部吉禎・矢部愛子奨学基金 本学学部又は大学院に在学する者で、植物学又は数学を学ぶ者のうち、学 業や研究能力に優れ、本奨学金による経済的支援を必要とする者 500,000円 2名 入学料・授業料 〇入学料 282,000円 (予定額) 〇授業料 前期分 267,900円 (年額 535,800円) (予定額) 入学時および在学中に授業料の改訂が行われた場合は、 改訂時から新授業料が適用されます。 (注)ライフサイエンス専攻遺伝カウンセリングコースについては、認定遺伝カウンセラー資格取得に当たって、遺伝カウンセリング実習研修費が別途、必要となり ます。 12 ライフコース支援 …女性のキャリアとライフコースの両立 お茶の水女子大学では、平成17年4月1日から、国立大学法人では 初めての附属学校部の所属となる保育所「いずみナーサリー」を発 足しました。 保育所の敷地面積は、175平方メートル、保育室は冬期でも幼児が 素足で快適に過ごせるように床暖房装置を備えています。また、附 属幼稚園の園庭に隣接しているため、保育所の幼児と幼稚園の園児 がコミュニケーションをとれるようなつくりとなっており、幼保連 携の研究の場としても注目されています。大学の中にある保育所と して、単なる預かり所ではなく、生涯にわたる女性の学習を保障す る場、乳幼児の発達と保育研究の場、子育て支援の場、支援研究の 場となるような新しい保育と研究施設を目指しています。 なお、本学の正規学生でいずみナーサリーを利用するものには、 原則、保育料の半額を補助する「育児支援奨学金」制度があります。 ▼いずみナーサリー http://www.ocha.ac.jp/izumi/index.html い ず み ナ ー サ リ ー の 概 要 (http://www.ocha.ac.jp/izumi/index.html) 定 員 入 所 対 象 児 保 育 時 間 利 用 形 態 保 育 料 1日26名 <年齢>生後6ヶ月∼4月1日現在で満3歳未満 <保護者>大学関係者(学生・教職員・その他)・外部(大学関係者からの紹介を受けた者) 月∼金 8:30∼17:30 月ぎめ保育(就労・研究のニーズに合わせた利用日数選択型) 時間預かり保育 利用日数・方法に合わせた料金設定 (本大学の学部生・大学院生は保育料の一部を育児支援奨学金として受けられます) ナーサリー利用者の声 私には現在、1歳8ヶ月の息子がいます。修士を取得後、民間企業に5年間勤 務し、専業主婦を経て、博士後期課程に入学しました。2年次に、出産・育児 のため1年間休学し、息子が1歳を過ぎた昨年10月に復学しました。復学後、 安心して研究を続けられるのは、いずみナーサリーのおかげです。人見知り する性格の息子ですが、愛情たっぷりに見守ってくださるナーサリーの先生 方と心優しいお友達に恵まれ、毎日楽しく、豊かな時間を過ごしています。 育児支援奨学金による経済面の支援も大変助かっています。研究室でも快く 受け入れてもらい、息子と一緒に参加するゼミでは、息子がバンバンと机を 叩いて研究室の学生を鼓舞する場面もあります。親子で充実した時間を過ご せることに心から感謝しております。 人間文化創成科学研究科 ライフサイエンス専攻 生命科学領域 博士後期課程3年 坂爪 明日香 研究スペース 図書館2階奥に、 大学院生専用の研究スペースが用意されています (PC設置) 。 論文作成に有用なデータベースや文献管理ツールで快適に利用できる環境が 整えられています。 複写物図書取り寄せ 無料化 これは、 本学が他校に先駆けて実践した学生研究支援の一例です。 他大学所蔵資料の複写を取り寄せる際、料金が無料となります (図書の返送 料を除く) 。 13 本学独自の研究員制度 RF制度 みがかずば研究員制度利用者の声 リサーチフェローは、本学での学位取得者 (課程博士)を対 私は、 特別研究員制度を、 大学が組織として個人を大切にし長い目で女 象に、 公募により採用されます。 性研究者を育てようとする取り組みだと実感しています。博士号取得 雇用期間は原則として一年間で、 研究活動に従事します。 後に職がない中、 身分と所属を保障してもらえたことで、 実験環境や学 内外協力者を得て研究を続けることができました。研究の中断 (在学中 の出産・育児) で失った測定技術も取り戻すことができ、 子どもが保育 研究院研究員制度 園生活を継続することも叶いました。研究員を経て希望の職に就けた 研究院研究員は、本学での学位 (博士)取得者すべてを対象 今は、 循環調節を主とした運動時の身体の生理的応答について、 研究所 に、 公募により毎年50人程度採用されます。本学研究員とし の一員として所員や学生と協 ての所属証明を与えられます。 力し合って研究しています。 日本女子体育大学附属基礎 研究員(みがかずば研究員)制度 体力研究所 助教 大槻曜生 優れた女性研究者の継続的な研究活動を支援するととも に、女性研究者が研究中断後に円滑に研究現場に復帰する機 (みがかずば研究員:平成24 年10月1日∼平成25年3月 会を提供します。 31日) 小石川寮について 本学から徒歩3分の場所に、全室個室の大学院生 (留学生を除く)向けの寮が用意されています。寮は在寮生同士が自治会を組織して 運営しています。例年2∼3月に学生からの申請に基づき、 入居許可者を決定します。 なお、 外国人留学生向けの寮として、 国際学生宿舎 (板橋区) が用意されています。 1 収容定員 定員 77名 2 入寮資格 実家から大学まで2時間以上離れていること(新幹線、飛行機は使用しない) なお、実家の家計から独立した生計を営んでいる者は資格あり 3 入寮判定 収入証明書及び住民票などの提出書類を元に総合的に家計を判断し入居の可否を判定する 4 寄 宿 料 5 居室設備 個室(9.45㎡) 机、椅子、ベッド、クローゼット (小) 、吊り棚・エアコン *トイレ、洗面所、お風呂共同 ネット接続は指定業者と別途契約 6 共有施設 談話室(1F)、公衆電話(1F) 、 洗濯機 (各階2台)、乾燥機(各階1台) 風呂(各階 シャワー室 浴室1室ずつ)、補食室(各階 湯沸器、冷蔵庫、テーブルセット完備) 7 自 治 会 自治会役員(寮長、副寮長、検針、 会計、渉外、防火・防犯、管理、新聞・自転車)を各寮生が分担している。 ・任期は半期〔前期(6月∼11月) 、 後期(12月∼5月)〕・その他に鍵当番、各フロアの係分担・フロア掃除当番等がある。 月額4,300円 (他に光熱水料及び自治会費等、 フロア毎に共益費等の負担あり) 新卒で化粧品業界に入り、 約15年間 「美と健康」 関連の仕事をしていました。 ライフワークのテーマとして新たに 「食」 を加えたいと考え、 管理栄養士を取得 し、 さらに専門性を高めるために本校 の調理学研究室で研究生活を始めた のが40代になってからでした。日々 実感しているのは、 人はいくつからでも 学ぶことができるということ。お茶の 水女子大学には、 指導力のある先生方 が多く、卒業後の目指す姿も身近に存 在します。また、 奨学金制度が充実して いるため、 女性の多様なライフスタイル にあった学びの環境が 整っています。 是非、 みなさんも自分の道を見つけてく ださい。 人間文化創成科学研究科 ライフサイエンス専攻 食品栄養科学 コース 博士前期課程2年 郡山貴子 私は学部卒業後、 国内外の日本語学 校で外 国人に日本 語を教えてきまし た。仕事をしていく中で、 日本語に関す る知識をさらに深めたいと思うように なり、大学院博士前期課程に進学しま した。今現在も日本語教師として働き ながら、 大学院に通っています。 実は学部卒業後すぐに進学すること も考えました。しかし、 大学で学んだこ とが仕事の助けになったり、仕事で経 験したことが大学の授業や研究に活か されることもしばしばあり、 今は現場を 経験してから進学してよかったと思って います。 人間文化創成科学研究科 比較社会文化学専攻 日本語日本文 学コース 博士前期課程2年 河野礼実 ※学生の学年は2015年3月現在 14 国際交流 ―お茶の水女子大学から世界につなぐ教育と研究― [ 大学院生を対象とした海外での研究・留学支援 ] 海外での研究活動や協定大学への留学を支援する様々なプログラムや制度があります。 (詳細はhttp://www-w.ao.ocha.ac.jp/intl/) 派遣プログラム及び助成制度 ■大学間交流協定に基づく交換留学 ■海外語学研修(マンチェスター大学、モナシュ 大学間交流協定締結大学 64校(平成27年3月1日現在) アジア 北米 ● インドネシア国立芸術大学デンパサール校 ● 南オレゴン大学 (アメリカ) (インドネシア) ● 韓国芸術総合学校舞踊院 (大韓民国) ● カリフォルニア大学サンディエゴ校 (アメリカ) 大学、オタゴ大学、ニューサウスウェルズ大学、 ● 慶北大学校 (大韓民国) *1 ● カリフォルニア大学デービス校 (アメリカ) カリフォルニア大学リバーサイド校、ハル大学) ● 啓明大学校 (大韓民国) ● カリフォルニア大学リバーサイド校 ● 建国大学校 (大韓民国) ■協定校主催短期研修(梨花女子大学校、淑明女 (アメリカ) ● 高麗大学校 (大韓民国) ● ヴァッサ一大学 (アメリ力) 子大学校、慶北大学校、国立台湾大学、ブッパ ● 淑明女子大学校 (大韓民国) *2 ● パーデュ一大学 (アメリカ) タール大学、トムスク国立教育大学) ● 同徳女子大学校 (大韓民国) ■バーギシェ・ブッパタール大学研修留学大学院生 派遣事業 ■口ンドン大学東洋・アフリカ研究学院(SOAS) ● 釜山大学校 (大韓民国) ヨーロッパ ● 梨花女子大学校 (大韓民国) ● オックスフォード大学クイーンズコレッジ ● アジア工科大学院大学 (タイ) (イギリス) ● タマサー卜大学 (タイ) ● マンチェスター大学 (イギリス) ● チェンマイ大学 (タイ) ● ハル大学 (イギリス) との大学院ダブルディグリー(DDP・複数学位) ● プリンス・オブ・ソンクラ大学 (タイ) ● ロンドン大学キングスカレッジ (イギリス) プログラム ● 開南大学 (台湾) ● ロンドン大学東洋・アフリカ研究学院 ● 国立政治大学 (台湾) (イギリス) ● 国立台北芸術大学 (台湾) ● 国立ナポリ大学オリエンターレ (イタリア) ● 国立台湾大学 (台湾) ● コッレージョ・ヌォーヴォ(イタリア) ● 大連外国語学院 (中国) ● サピエンツァ ローマ大学(イタリア) ■グローバル協力センターによる国際調査 ● 復旦大学歴史学系 (中国) ● 先端研究国際大学院大学(SISSA) ■海外における日本語教育実習プログラム ● 北京外国語大学 (中国) ■「湯浅年子記念特別研究員奨学基金」による海 ● 国立ハノイ教育大学 (ベトナム) ● リンショーピン大学 (スウェーデン) ● ハノイ大学 (ベトナム) ● スロバキア工科大学 (ス口バキア) ● ベトナム科学技術アカデミー・ゲノム機関 ● カレル大学 (チェコ) ■「女性リーダーを創出する国際拠点の形成」事 業によるプログラム 外派遣 ■お茶の水女子大学120周年記念桜蔭会国際交 流奨励賞海外留学支援事業 ■ジェンダー研究センターによる「AIT―お茶大」 学生交換プログラム ■日本学生支援機構による海外留学支援制度 (短期派遣・長期派遣) その他の奨学金として、民間団体奨学金、外国政府等奨 学金及び大学独自の奨学金「国立大学法人お茶の水女子 ● 北京大学歴史学系 (中国) (ベトナム) (イタリア)*1 ● ウィーン工科大学 (オース卜リア) ● ケルン大学 (ドイツ) ● ブレーメン応用科学大学(ドイツ) 中東 ● アンカラ大学 (トルコ) オセアニア ● バーギシェ・ブッパタール大学(ドイツ) ● セントリア先端科学大学(フィンランド) ● タンペレ大学 (フィンランド) ● ス卜ラスブール大学 (フランス) ● ニューサウスウェルズ大学 (オーストラリア) ● パリ市立工業物理化学高等専門大学 ● モナシュ大学 (オーストラリア) (フランス) ● オタゴ大学 (ニュージーランド) ● パリ・ディド口 (パリ第7)大学(フランス) アフリカ ● フランス研究開発機関(フランス) ● カイロ大学 (エジプト) ● マンソウラ大学 (エジプト) 大学国際交流事業基金海外留学奨学金」等があります。 ● ブレーズ・パスカル (クレルモン第2) 大学 (フランス) ● ボルドー第一大学 (フランス)*1 ● ワルシャワ大学 (ポーランド) ● ブカレスト大学 (ルーマニア) ● 卜ムスク国立教育大学 (ロシア) *1 学生派遣の協定はありません。 *2 学部生のみ派遣。 交換留学 (オタゴ大学 (ニュージーラ ニューサウスウェールズ大学(オーストラリア) 15 ンド) にて) 留学経験者の声 ⃝交換留学生 リンショーピン大学はスウェーデンの南西部、穏やかでのんびりとした雰囲気の都市に位置しています。私は、社会福 祉を福祉先端国と言われるスウェーデンで学びたく交換留学に応募しました。修士課程の途中から留学するというこ とで不安もありましたが、現地の先生から話をお聞きしたり、各国の学生との意見交換、そして自治体の福祉施設やソ ーシャルワーカーの職場を訪問するなどの機会に恵まれ、留学に来られて本当に良かったと感じています。また、長期 留学生向けの奨学金のおかげで、物価が高い国ですが安心して生活することができました。 人間文化創成科学研究科 ジェンダー社会科学専攻 生活政策学コース 博士前期課程2年 小林美晶 派遣大学:リンショーピン大学(スウェーデン) ⃝バーギシェ・ブッパタール大学研修留学大学院生派遣事業 海外で実際に生活を送ること。その経 験から得るものは計り知れません。 クラスメートと談笑しているときに気付 くことや、 ただ街を歩くことなど、 一つひ とつが新鮮でした。そうした機会を通 じて、 日本と異なる点の発見やそれらを 受け入れる寛容さ、 そして様々な視点で 物事を見る大切さなどを学び、大いに 刺激を受けました。留学という経験が 自らにもたらすものに、 現代社会でしな やかに生きるコツのようなものを感じ ています。 今後どのような進路を選択するとして も、 この留学経験は様々な場面で良い 影響を及ぼすことを確信しています。 修士1年生の後期をドイツで過ごしま した。専門分野の授業を英語で受ける ことができ、履修した単位は単位認定 されるので修士課程修了に必要な単位 も認められます。この留学を経験した ことで語学能力、 コミュニケーション能 力の向上に加え、 専門分野の基礎的分 野理解に繋がる勉強ができ、 多方面で スキルアップをすることができました。 就職活動、 修論活動に極力影響が出な いように配慮されていたこともとても よかったです。また、 月8万円の奨学金 を寮の費用や生活費に回すことができ たので金銭的負担を極力減らすことが できました。理学専攻修士進学生に特 にこの制度の活用をお勧めします。 人間文化創成科学研究科 理学専攻 物理科学コース 博士前期課程1年 二階堂瑞希 人間文化創成科学研究科 理学専攻 物理科学コース 博士前期課程1年 渡邊真唯 ⃝研究留学 私は有機合成の研究室に在籍し、研究を行う中、シンポジウムで発表する機会をいただくこともでき ました。奨学金により家賃、 光熱費など生活費を賄い、 休日にはルームメイトと観光や買い物を楽し みました。英語圏で留学生が多いこともあり、いつの間にか躊躇せずに英語を話す度胸が身に付き、 日常表現をはじめ、科学的表現、発表、質疑応答の表現など多くを吸収することが出来ました。また 世界トップレベルの学生と話せたことは研究に対する意欲向上に繋がり、今後、国際的な場で活躍 したいという気持ちをいっそう強く持ちました。 人間文化創成科学研究科 理学専攻 化学・生物化学領域 博士後期課程2年 野上栄美子 派遣大学:ミシガン大学(アメリカ) ⃝日本語教育実習 2014年の夏、UNSWでの日本語教育実習に参加しました。ここでは大学で日本語を学ぶ学生 を前に、UNSWで行われている教育実践を生で感じることができます。実際の教育現場に約50 日という長い期間、それも授業をまるごと任せてもらえる実習は、お茶大ならではの貴重なものだと 思います。また奨学金制度もありますので、金銭面でも安心して参加することができます。今回の 実習が初めての「生の現場」 でしたが、 参加したおかげで日本語教育とも真剣に向き合うことができ、 帰国後には非常勤の仕事も得ることができました。 人間文化創成科学研究科 比較社会文化学専攻 日本語教育コース 博士前期課程1年 山田琴菜 派遣大学:ニューサウスウェールズ大学(オーストラリア) ※学生の学年は2015年3月現在 16 大学院入試情報 ▼http://www.ao.ocha.ac.jp/ 前期課程入試要項 実施専攻・コース及び募集人員 専攻 コース ○印:各入試を実施するコース 8月入試 (平成27年10月入学(注1)・平成28年4月入学) 募集人員 一般入試 人間発達科学専攻 ジェンダー 社会科学専攻 ライフサイエンス 専攻 理学専攻 推薦入試 募集人員 一般入試 社会人 特別入試 日本語日本文学コース − − − ○ − アジア言語文化学コース − − ○ ○ − 英語圏・仏語圏言語文化学 コース − − − ○ − − − − ○ ○ − − − ○ − 歴史文化学コース − − − ○ − 生活文化学コース − − ○ ○ − 舞踊・表現行動学コース − − − ○ − 音楽表現学コース − − − ○ − 教育科学コース − − ○ ○ − 心理学コース − − ○ ○ − − − − ○ − 応用社会学コース − − − ○ − 保育・児童学コース − ○ ○ ○ ○ 生活政策学コース ○ − − ○ ○ ○ − − ○ ○ 開発・ジェンダー論コース − − − ○ ○ 生命科学コース ○ − − ○ − ○ − − ○ − ○ − − 遺伝カウンセリングコース ○ − 数学コース ○ 物理科学コース ○ 日本語教育コース 比較社会文化学専攻 社会人 特別入試 2月入試(平成28年4月入学) 思想文化学コース 発達臨床心理学コース 地理環境学コース 人間・環境科学コース 食品栄養科学コース 化学・生物化学コース 若干名 若干名 18名 (注2) 40名 (注2) 70名 (注2) 情報科学コース 60名 (注2) 27名 (注2) 18名 (注2) 40名 (注2) ○ − − △(注3) − ○ − ○ ○ − − ○ − ○ − − ○ ○ ○ 70名 (注2) ○ − ○ ○ [8月入試] 出願期間(注4):平成27年7月21日(火)∼23日(木) 【必着】 試験期日(注5):平成27年8月20日(木)・8月21日(金) 合格発表日:平成27年8月28日(金)正午 [2月入試] 出願期間(注4):平成27年12月16日(水)∼24日(木) 【必着】 試験期日(注5):平成28年2月4日(木)・2月5日(金) 合格発表日:平成28年2月12日(金)17時 (注1)一覧で下線のついた次のコース・入試についてのみ、10月入学を希望できる。 [実施する専攻・コース] ライフサイエンス専攻 生命科学コース、人間・環境科学コース、食品栄養科学コース 理学専攻 数学コース、物理科学コース、化学・生物化学コース、情報科学コース ただし、10月入学の場合は、27年度の専攻・コースに所属し、27年度の授業科目を履修することになること、 また、27年度の専攻・コースの担当教員から志望教員を選ぶことになるので、注意すること。 (注2)8月・2月実施の全コース及び全入試を含めた人数である。 (注3) 「遺伝カウンセリングコース」の2月入試は、8月入試で定員が充足された場合、実施しない。2月入試の実施の有無は、 11月30日(月)までに本学南門掲示板及びホームページ(http://www.ao.ocha.ac.jp/)上で通知する。 (注4)出願要件によっては、個別の資格審査出願期間がある。詳細は、必ず学生募集要項を確認すること。 (注5)専攻・コースによって日程(時間割)は異なる。詳細は学生募集要項を確認すること。 ※ 1 平成28年4月設置予定の「生活工学共同専攻」については、募集人員7名となります。 なお入試については、平成27年11月(試験場:お茶の水女子大学)、12月(試験場:奈良女子大学)に実施される予定です。 詳細については、設置認可後(平成27年9月以降)に公表する生活工学共同専攻案内及び募集要項を参照してください。 17 後期課程入試要項 実施専攻・領域及び募集人員 専攻 ○印:各入試を実施する専攻 領域 募集人員 (注1) 9月入試 3月入試 比較社会文化学専攻 国際日本学領域、言語文化論領域、比較社会論領域、表象芸術論領域 27名 × ○ 人間発達科学専攻 教育科学領域、心理学領域、発達臨床心理学領域、社会学・社会政策領域、保育・ 児童学領域 14名 × ○ ジェンダー学際研究専攻 ジェンダー論領域 4名 × ○ ライフサイエンス専攻 生命科学領域、人間・環境科学領域、食品栄養科学領域、遺伝カウンセリング 領域(注2)、疾患予防科学領域 13名 ○ ○ 理学専攻 数学領域、物理科学領域、化学・生物化学領域、情報科学領域 13名 ○ ○ [9月入試] 【必着】 出願期間(注3):平成27年7月29日(水)∼7月31日(金) 試験期日(注4):平成27年9月3日(木) 合格発表日:平成27年9月11日(金)正午 [3月入試] 出願期間(注3):平成28年1月12日(火)∼15日(金) 【必着】 試験期日(注4):平成28年3月3日(木)・3月4日(金) 合格発表日:平成28年3月11日(金)17時 (注1)募集人員には、一般入試以外の進学者選考の募集人員を含む。 (注2)ライフサイエンス専攻遺伝カウンセリング領域については、9月入試のみ実施する。 (注3)出願要件によっては、個別の資格審査出願期間がある。詳細は、必ず学生募集要項を確認すること。 (注4)選考方法の詳細は学生募集要項を確認すること。 ※2平成28年4月設置予定の「生活工学共同専攻」については、募集人員2名となります。 なお入試については、平成27年11月(試験場:お茶の水女子大学) 、12月(試験場:奈良女子大学)に実施される予定です。 詳細については、設置認可後(平成27年9月以降)に公表する生活工学共同専攻案内及び募集要項を参照してください。 学生募集要項等の請求について 大学院への進学をお考えの方は、 必ず、学生募集要項を取り寄せ、 詳細をご確認ください。また、社会情勢等により、試験期日が急 きょ変更になる可能性もあります。変更があった場合は、 ホームページで通知いたしますので、 ホームページで最新情報を確認し てください。 配布時期 博士前期課程学生募集要項(願書) 博士後期課程学生募集要項(学外者用 願書) 6月下旬 博士後期課程学生募集要項(学内進学者用 願書) 請求方法 (1)大学のホームページから請求する場合 大学のホームページからテレメールを利用して学生募集要項(願書付き)の資料が請求できます。 詳しくは入試課ホームページをご覧ください。 http://www.ao.ocha.ac.jp/application.html (2)インターネット(パソコン・スマートフォン・携帯電話)または自動音声応答電話で請求する場合 ①下記のいずれかの方法でテレメールにアクセスしてください。 ・インターネット(パソコン・スマートフォン・携帯電話)の場合 http://telemail.jp(パソコン・スマートフォン・携帯電話各社共通) ・電話の場合 IP電話:050-8601-0101(24時間受付) IP電話への通話料金は一般電話回線からは日本全国どこからでも3分毎に約12円です。 ②お茶の水女子大学資料請求番号(6桁)をプッシュまたは入力してください。 博士前期課程学生募集要項(願書) 563120 博士後期課程学生募集要項(学外者用 願書) 542340 ③操作方法については、ガイダンスに従ってください。 ※(1)、(2)いずれの場合も、請求方法についての不明点は、テレメールカスタマーセンターにお問い合わせください。 tel:050-8601-0102(9:30∼18:00受付) 18 至埼玉 山手線 京成線 成田空港 お茶の水女子大学 池袋 茗荷谷 日暮里 護国寺 JR 中央線 丸ノ内線 上野 御茶ノ水 有楽町線 成田エクスプレス 市ヶ谷 東京 新宿 最寄駅までのご案内 至千葉 ※時間はおおよその目安です 東京駅 茗荷谷駅 東京メトロ丸ノ内線(約 10 分) 浜松町 品川駅 東京駅 茗荷谷駅 JR 山手線 (約7分) 東京メトロ丸ノ内線 (約 10 分) 浜松町駅 羽田空港 東京モノレール (約 30 分 ) 池袋駅 東京駅 JR 山手線 (約 10 分) 東京モノレール 渋谷 品川 茗荷谷駅 東京メトロ丸ノ内線 (約 10 分) 東京メトロ丸ノ内線(約 5 分) 東京メトロ有楽町線(約 5 分) 京急電鉄 茗荷谷駅 護国寺駅 羽田空港 至横浜 N 茗荷谷駅 池袋駅 新宿駅 JR 山手線 (約 10 分) W 東京メトロ丸ノ内線(約 5 分) 護国寺駅 東京メトロ有楽町線(約 5 分) 最寄駅までのご案内 国立大学法人お茶の水女子大学 大学院人間文化創成科学研究科 ※時間はおおよその目安です 東京駅 茗荷谷駅 東京メトロ丸ノ内線(約 10 分) 品川駅 Graduate School of Humanities and Sciences, Ochanomizu University 発行:2015年4月 羽田空港 〒112-8610 東京都文京区大塚 2-1-1 池袋駅 東京駅 茗荷谷駅 JR 山手線 (約7分) 東京メトロ丸ノ内線 (約 10 分) 浜松町駅 東京モノレール (約 30 分 ) 東京駅 JR 山手線 (約 10 分) 茗荷谷駅 東京メトロ丸ノ内線 (約 10 分) 東京メトロ丸ノ内線(約 5 分) 2-1-1 Otsuka, Bunkyo-ku, Tokyo , Japan 112-8610 TEL 03-5978-5105 FAX 03-5978-5545 http://www.ocha.ac.jp E S 東京メトロ有楽町線(約 5 分) 茗荷谷駅 護国寺駅 茗荷谷駅 池袋駅 新宿駅 JR 山手線 (約 10 分) 東京メトロ丸ノ内線(約 5 分) 護国寺駅 東京メトロ有楽町線(約 5 分)
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