平成27年第2回広尾町議会定例会 第1号

平成27年第2回広尾町議会定例会
第1号
平成27年6月8日(月曜日)
〇議事日程
1 会議録署名議員の指名
2 議会運営委員会報告
3 会期の決定について
4 諸般の報告
5 行政報告
6 報告第
3号
繰越明許費繰越計算書について
7 報告第
4号
株式会社広尾産業流通振興公社の経営状況について
8 承認第
5号
専決処分の承認を求めることについて
9 承認第
6号
専決処分の承認を求めることについて
10 議案第47号
財産の取得について
11 議案第48号
財産の取得について
12 議案第49号
広尾町税条例の一部を改正する条例の制定について
13 議案第50号
広尾町手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について
14 議案第51号
広尾町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
15 議案第52号
広尾町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
16 議案第53号
広尾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
17 議案第54号
広尾町公営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について
18 議案第55号
公有水面の埋立てに関し、意見を述べることについて
19 議案第56号
辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について
20 議案第57号
辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について
21 議案第58号
広尾町過疎地域自立促進市町村計画の変更について
22 議案第59号
平成27年度広尾町一般会計補正予算(第2号)について
23 議案第60号
平成27年度広尾町港湾管理特別会計補正予算(第1号)について
24 議案題61号
平成27年度広尾町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について
25 議案第62号
平成27年度広尾町下水道事業特別会計補正予算(第1号)について
26 議案第63号
平成27年度広尾町国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第1号)に
ついて
27 議案第64号
平成27年度広尾町介護保険特別会計補正予算(第1号)について
28 議案第65号
平成27年度広尾町介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)につい
て
29 議案第66号
平成27年度広尾町国民健康保険病院事業会計補正予算(第1号)につい
- 1 -
て
30 議案第67号
平成27年度広尾町水道事業会計補正予算(第1号)について
〇出席議員(13名)
1番
北 藤
3番
浜 頭
5番
佐 藤
7番
利
通
2番 志
村 國
昭
勝
4番 前
崎
茂
春
一
6番 山
谷 照
夫
星 加
廣
保
8番 小
田 英
勝
9番
小 田
雅
二
10番 田
中
巧
11番
旗 手
恵
子
12番 堀
田 成
郎
13番
渡 辺
富久馬
〇欠席議員(0名)
〇出席説明員
町
副
町
長
村
瀨
優
長
野
田
充
利
会
計
管
理
者
堂
場
則
彦
兼
出
納
室
長
堂
場
則
彦
長
鈴
木
孝
俊
補 佐
田
中
靖
章
総
総
務
務
課
課 長
企
画
課
長
長
田
吉
弘
税
務
課
長
菅
原
康
博
住
民
課
長
雄
谷
幸
裕
課 長
大
林
勝
則
保 健 福 祉 課 長 補 佐
齊
藤
美 津 雄
地域包括支援センター長
菅
原
樹 美 恵
健康管理センター長
佐
藤
清
美
特別養護老人ホーム所長
厚
谷
幸
則
兼養護老人ホーム所長
厚
谷
幸
則
特別養護老人ホーム次長
西
脇
秀
司
農
長
金
井
秀
司
場 長
金
井
秀
司
水 産 商 工 観 光 課 長
保
志
建
長
芳
賀
紀
夫
補 佐
北
藤
盛
通
保
兼
建
健
福 祉
林
町
営 牧
設
設
課
課
課 長
- 2 -
悟
上
下
水 道
課 長
道
淳
一
兼下水終末処理センター長
道
淳
一
上 下 水 道 課 長 補 佐
小
川
浩
司
港
長
道
端
隆
三
国 保 病 院 事 務 長
今
井
啓
容
長
中
村
孝
夫
長
笹
原
長
澤
田
佳
幸
兼学校給食センター所長
澤
田
佳
幸
管
補 佐
松
田
哲
典
ひ ろ お 幼 稚 園 長
道
尚
子
田
英
昭
長
田
英
昭
兼 海 洋 博 物 館 長
田
英
昭
湾
課
〈 教 育 委 員 会 〉
教
育
委
教
育
管
社
兼
員
理
理
課
課 長
会
教 育
図
書
課 長
館
博
社 会 教 育 課 長 補 佐
金
曽
則
雄
図
奥
村
京
子
長
宮
脇
昭
道
長
鈴
木
孝
俊
委 員
青
木
達
彌
長
本
間
長
木
下
利
夫
長
鈴
木
孝
俊
長
新
海
敏
春
秀
司
書
館 長
補 佐
〈選挙管理委員会〉
委
員
併
書
記
〈 監 査 委 員 〉
代
併
表
監 査
書
記
司
〈 公 平 委 員 会 〉
委
併
員
書
記
〈 農 業 委 員 会 〉
会
併
事
務
局
長
金
井
事
務
局
次
長
早
川
- 3 -
修
〇出席事務局職員
事
務
局
長
本
間
総
務
係
長
坂
本
- 4 -
司
和
子
開会
午前10時00分
◎開会の宣告
1、議長(渡辺) ただいまから、平成27年第2回広尾町議会定例会を開会します。
直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
◎日程第1
会議録署名議員の指名
1、議長(渡辺) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、4番、前崎茂議員、10番、田中巧議員を指
名します。
◎日程第2
議会運営委員会報告
1、議長(渡辺) 日程第2、議会運営委員会報告を行います。
本報告書は、各自お手元に配付しております。
ここで、委員長の報告を求めます。
こ だ
議会運営委員会委員長、小田英勝議員、報告願います。
こ
だ
1、議会運営委員会委員長(小田)
議会運営委員会所管事務調査報告書。
平成27年第1回定例会で承認を得た所管事務調査を下記のとおり実施したので、会議規則第77条
の規定により報告いたします。
記。
1、委員会の開催状況。
(1)、開催日、平成27年6月3日水曜日であります。
(2)、(3)、(4)、(5)については、記載のとおりでございますので、省略いたします。
2、調査の内容。
(1)、議会の運営に関する事項について。
①、平成27年第2回定例会の会期は、6月8日月曜日から10日水曜日までの3日間とする。
②、議事日程予定表は、各議員に送付済みであります。
③、意見書案については、議会運営委員会の開催時において1件であり、本会議に提案するよう
協議、了承いたしました。
④、追加議案については、最終日10日に審議することで了承した。
以上、報告を終わります。
1、議長(渡辺) 以上で、報告を終わります。
◎日程第3
会期の決定について
- 5 -
1、議長(渡辺) 日程第3、会期の決定についてを議題とします。
この件は、さきに議会運営委員会が開催され、ただいま審議結果について委員長から報告があり
ました。本件に対する委員長の報告は、本日8日から6月10日までの3日間とするものです。
お諮りします。委員長の報告どおり会期は本日8日から10日までの3日間にしたいと思いますが、
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本定例会の会期は、本日8日から6月10日までの3日間とすることに決しました。
◎日程第4
諸般の報告
1、議長(渡辺) 日程第4、諸般の報告を行います。
議会の動向ですが、各自お手元に配付したとおりですので、後ほどごらんいただきたいと思いま
す。
次に、本定例会に町長から承認2件、報告2件、議案21件を受理しております。ほかに意見書1
件を受理しております。
次に、説明員の出席につきましては、別紙一覧表のとおり委任の申し出のあった関係者の出席を
求めております。
次に、監査委員より平成27年2月から平成27年4月までの例月出納検査の報告があり、報告書は
各自お手元に配付しておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
また、一部事務組合議会の報告につきましても配付しておりますので、ごらんいただきたいと思
います。
一般質問は6人の議員から通告があり、6月9日に行います。
以上で、諸般の報告を終わります。
◎日程第5
行政報告
1、議長(渡辺) 日程第5、行政報告を行います。
町長から行政報告の申し出がありますので、発言を許します。
村瀨町長。
1、町長(村瀨) それでは、第2回広尾町議会定例会、ご参集いただきまして、まことにありが
とうございます。
行政報告をさせていただきます。
最初に、平成26年度広尾町北方圏交流振興会の決算状況についてであります。
決算状況につきましては、サンタメール事業の収入が1,776万6,618円、支出が1,632万7,613円で、
収支差額143万9,005円が翌年度繰越額となっております。
次に、サンタメールの申込件数及び発送通数でありますが、申込件数は7,255件でメールの発送
- 6 -
通数が前年より4,838通多い2万2,345通となりまして、8年ぶりに2万台の通数になったところで
あります。この要因といたしましては、子どもの夢を応援するプロジェクトによる企業からの支援
と日本郵便株式会社北海道支社に協力をいただき、郵送による申し込みが増えたものであります。
以上が、広尾町北方圏交流振興会の決算状況についてであります。
2点目であります。
平成26年度一般社団法人広尾町水産加工排水処理公社の決算状況についてであります。
決算状況につきましては、排水処理量2万3,984立方メートル、稼働日数は365日であります。
収支の状況でありますが、収入金額2,115万5,740円に対し、支出金額2,114万652円で、差額の1
万5,088円が当期剰余金となります。
以上で、排水処理公社の決算状況の報告とさせていただきます。
3点目であります。
広尾町地域防災計画の見直しについてであります。
広尾町地域防災計画については、平成19年に大幅な改正を行い、その後も必要に応じ計画の見直
しを行ってきたところであります。平成25年6月に改正されました災害対策基本法等を踏まえ、昨
年、国の防災基本計画や北海道地域防災計画が修正されたところであります。本町におきましても、
法改正の内容を踏まえ、昨年度、広尾町地域防災計画の見直しを行いました。
主な改正点、内容であります。
1点目でありますが、住民等の円滑かつ安全な避難の確保であります。一定期間滞在するための
避難所と緊急時の避難場所を区別して指定するとの改正法に伴いまして、「一時避難場所」から
「緊急避難場所」へと名称を変更いたしました。また、まちづくり意見公募などの意見を踏まえて、
その緊急避難場所の一部について避難場所の見直しを行いました。
2点目は、被災者保護対策の改善であります。1点目の緊急避難場所の見直しと同様に、収容の
ための避難所の指定につきましても、一部見直しを行ったところであります。まちづくり意見公募
によるご意見や従来の指定避難所の適正等を総合的に勘案し、見直しを行ったものであります。
3点目は、その他の法改正等に伴う修正であります。土砂災害予防計画の一部見直しをはじめ、
その他軽微な文言の修正など、多岐にわたり北海道の地域防災計画との整合性を図り、これに準拠
する形で見直しを行ったところであります。
なお、本計画につきましては、災害対策基本法の定めるところにより、北海道知事への報告義務
があり、これらの協議が終了次第、本計画を印刷・製本し、議会をはじめ関係機関、町内会に配付
する予定でありますので、よろしくお願いをいたします。
次に、4点目の地域共生型福祉施設の建設についてであります。
地域でのニーズに合わせて障がい者が住みなれた地域で自立した生活を送れるよう、広尾町障害
者計画で障がい者グループホームの設置、誘致を計画しておりましたが、このたび民間事業者が国
の補助制度を活用して障がい者グループホームを含む共生型施設の建設準備を進めております。
設置予定者は、株式会社O2(オーツー)代表取締役尾矢利昭氏であります。
設置場所につきましては、広尾町公園通南2丁目9番地の2であります。お手元の資料に位置図
- 7 -
をつけているところであります。お目通しをいただければと思っております。施設につきましては、
1ユニット6部屋、木造2階建てであります。
建築床面積は265平方メートルで、子どもや高齢者などの交流拠点施設も併設する予定でありま
す。
年度内の完成を目指しておりまして、国の補助金が決定後、補助金に係る補正予算を提案させて
いただきますけれども、施設設置後は福祉関係団体が民間事業者と連携して子どもからお年寄りま
で多世代間交流、健常者と障がい者の交流など、地域で暮らす町民がお互いに理解し、助け合う地
域共生型社会を促進してまいります。
5点目であります。
十勝地域におけるドクターヘリについてであります。
医師と看護師を乗せて救急現場に向かうドクターヘリに関しましては、平成26年に道南圏に導入
されたことで、十勝は道内で唯一空白地域となりました。この対策を町村会等で検討した結果、現
状では十勝単独での導入は困難であり、道東ドクターヘリの運航圏域拡大を要請することになりま
した。十勝管内19市町村長連名で道東圏に対しまして、十勝地域における運航圏拡大に関する要請
書を5月13日に提出しております。
また、道北ドクターヘリにつきましても、要請日程を調整中であります。
今後、運航圏の拡大が決定後、10月からの本格運航開始に向けて加入時負担金を19市町村で均等
負担することになっております。全道で唯一空白地域を道東ドクターヘリと道北ドクターヘリが連
携することで、交通事故や災害等で一刻を争う重傷を負った際に、より迅速な救急医療を提供する
ことが可能になると考えております。
次に、6点目の工事請負契約の締結についてであります。
工事名は、浄水場機械設備工事であります。
契約の相手方は、札幌市中央区北1条東2丁目5番2号であります。メタウォーター株式会社北
海道営業所所長髙橋春樹であります。
契約額は、3億2,940万円であります。
工期は、平成27年5月29日から平成28年2月29日までであります。
工事の概要でありますが、施工場所につきましては、広尾町白樺通南2丁目1番地の2でありま
す。浄水場施設の膜処理設備一式であります。
指名業者等の状況についてであります。メタウォーター株式会社北海道営業所、オルガノ株式会
社北海道支店、新栄クリエイト株式会社の3業者をもって入札をしております。落札率は98.1%で
あります。
次、2つ目の工事名でありますが、浄水場電気設備工事であります。
契約の相手方、札幌市中央区大通東7丁目1番118、北海道富士電機株式会社取締役社長大貝新
一であります。
契約額は、1億4,256万円であります。
工期は、平成27年5月29日から平成28年2月29日までであります。
- 8 -
工事の概要でありますが、施工場所は広尾町白樺通南2丁目1番地の2であります。浄水場に係
る電気の高圧受変電設備、低圧配電設備ほかであります。
指名業者等の状況であります。北海道富士電機株式会社、株式会社東日本計装、新栄クリエイト
株式会社、北海道三菱電機販売株式会社、株式会社日星電機、美和電気工業株式会社札幌支店の6
業者であります。落札率は92.9%であります。
次に、雑紙の資源回収についてであります。
さきの6月2日に開催されました南十勝複合事務組合議会におきまして、雑紙を資源回収するた
めの保管庫の新築実施設計の予算が議決されまして、平成28年4月から幕別町忠類地区、大樹町、
広尾町の雑紙を資源回収することになりました。今後は雑紙の種類、資源回収する上での出し方な
ど、構成3町で確認の上、さまざまな方法で町民の皆様にお知らせをして雑紙の資源回収に向けた
準備を進めてまいります。
なお、雑紙保管庫新築実施設計及び建設工事に伴います本町の負担金につきましては、9月の定
例会に提案をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。
以上、行政報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
1、議長(渡辺) 特に行政報告に対する質問は、9日の一般質問時に発言を許しますので、本日
の午後5時までに具体的内容を記載した文書をもって通告願います。
総務常任委員会報告を行います。
本報告は所管事務調査であり、報告書は各自お手元に配付しております。
ここで、委員長の報告を求めます。
総務常任委員会委員長、山谷照夫議員、報告願います。
1、総務常任委員会委員長(山谷)
総務常任委員会所管事務調査報告書。
平成27年第1回定例会で承認を得た所管事務調査を下記のとおり実施したので、会議規則第77条
の規定により報告します。
記。
1、委員会の開催状況でありますが、(1)、開催日は、平成27年5月20日水曜日です。
(2)から(6)までにつきましては、記載のとおりでありますので、省略させていただきます。
2、調査の内容でありますが、(1)、養護老人ホーム及び特別養護老人ホームの管理運営につ
いて。
両施設の管理運営について、資料に基づき説明を受けた。
1)、養護老人ホーム「かもめ」の現状等。
養護老人ホームは昭和39年に開設されたが、施設の老朽化に伴い平成11年に現在の施設に移転改
築された。全室個室対応とし、特別養護老人ホームとの共用で100名の入所者が同時に利用できる
食堂兼多目的ホールを備えた先駆的な施設である。
近年は、介護認定を受け、それぞれの状態に合わせた介護サービスを受ける入所者が増えている
- 9 -
現状にあるため、入所者個々の現状を踏まえたきめ細かな生活支援を行っている。
平成27年度においては、アロマテラピーや音楽レクリエーション、軽運動による機能回復訓練な
どを実施する予定である。また、特別養護老人ホーム同様に介護予防ボランティアポイント制事業
の受け入れ事業所となっており、施設での有効な生活支援につなげたい。
平成27年4月1日現在の入所者の状況は、入所者49人(男12人、女37人)の平均年齢が84.55歳、
要支援を除く平均介護度は2.5であり、入所者のうち45人が広尾町からの入所者である。待機者に
ついては45人となっている。
職員の状況は、所長以下24名で、正職員が8名、パートを含めた臨時職員が16名となっている。
また、介護職の有資格者は、延べ数で介護支援専門員2名、介護福祉士3名、介護職員初任者研修
(旧ヘルパー2級)4名である。
年間行事については、季節ごとの開催行事のほかにボランティアグループ等によるさまざまな慰
問が行われている。
2)、特別養護老人ホーム「つつじ苑」の現状等。
特別養護老人ホームは、昭和56年に部屋数13室(4人部屋12室、2人部屋1室)で開設し、平成
6年から短期入所、ショートステイ(定員10名)も併設して運営している。平成11年度に養護老人
ホーム移転に伴う食堂兼多目的ホールの改修を行い、平成13年度に屋根、外壁、給排水及び廊下・
トイレなどの大規模修繕を行い、現在に至っている。
入所者の介護度の重度化が進んでいることもあり、平成26年度からは重篤な症状を持った方がホ
スピスのように静かに過ごせるよう、看取り介護を開始している。また、平成27年度からは養護老
人ホームと同様にアロマテラピーや音楽レクリエーション、軽運動による機能回復訓練を実施して
いる。
平成27年4月1日現在の入所者の状況は、入所者49人(男13人、女36人)の平均年齢が85.78歳、
平均介護度は4.43であり、入所者のうち44人が広尾町からの入所者である。待機者については49人
となっている。
職員の状況は、所長以下42名で、正職員が17名、パートを含めた臨時職員が25名となっている。
また、介護職の有資格者は、延べ数で介護支援専門員5名、介護福祉士13名、介護職員初任者研修
(旧ヘルパー2級)10名である。
年間行事については、養護老人ホームとほぼ同様に行われている。
委員からは、①、臨時職員の正職員化及び待遇改善、②、ボランティアポイント制事業の受け入
れ事業になったことによる効果などについて質疑があり、これに対し町からは臨時職員の待遇改善
には努力したい。また、ポイント制については、ボランティアの増加につながるよう施設としても
努力したいとの回答があった。
(2)、学校施設の現状と今後の方向性について。
学校施設の現状と今後の方向性について説明を受けた。
1)、豊似小・中学校施設の状況。
豊似小学校校舎については、平成22年に耐震診断を実施したが、建物構造が補強コンクリートブ
- 10 -
ロック造のため、日本建築学会の「補強コンクリートブロック造設計基準」に照らして判定を受け
た結果、耐震基準に達せず、耐震改修も困難なことが判明した。また、平成25年に実施した耐力度
調査においても、調査区画6区画のうち3区画が基準を下回った。
豊似小学校体育館については、平成19年に実施した耐震診断においては大規模な地震に対して倒
壊または崩壊する危険があるとされたが、平成21年に耐震改修を行ったところ基準を上回った。
豊似中学校校舎についても、小学校同様耐震基準に達せず、耐震改修も困難なことが判明した。
また、平成25年に実施した耐力度調査においても、調査区画8区画のうち5区画が基準を下回った。
豊似中学校体育館については、平成20年に耐震診断を実施し、大規模な地震に対して倒壊または
崩壊する危険性があるとされ、平成21年に耐震改修を行ったものの、基準には達せず、これ以上の
耐震改修は困難とされた。さらに、平成25年に実施した耐力度調査においても、調査区画2区画と
も基準を下回った。
2)、広尾町立各小・中学校児童生徒及び豊似小・中学校の学年別児童生徒数の推移。
広尾町立各小・中学校児童生徒の推移及び豊似小・中学校における学年別児童生徒の推移につい
て説明を受けた。それによると、豊似小学校においては、平成34年度以降複式3学級となる可能性
が高く、また豊似中学校においても、平成36年度以降複式学級となる可能性が高い。その結果、中
学校においては、教職員配置基準から教頭、養護教諭、事務職員の配置がなく、学習や集団生活、
学校行事などの観点から、さまざまな問題を抱えることとなる。
3)今後の方向性。
教育委員会としては、方向性についてまだ結論を出してはいない。今まで保護者等へのアンケー
トを実施したり、話し合いを行ってきたが、今後も地域の声を十分に聞きながら結論を出したいと
考えている。
委員からは、校舎の建てかえを含めた豊似小・中学校に関する対応が遅いとの指摘があった。ま
た、結論を出す時期などについて質疑があり、これに対して教育委員会からは、地域との話し合い
を継続した上で8月ころには結論を出したいと考えているとの回答があった。
以上、所管事務調査報告書といたします。
1、議長(渡辺) 以上で、報告を終わります。
これより質疑に入ります。質疑の発言を許します。
(「なし」の声あり)
質疑を終結します。
以上で、総務常任委員会報告を終わります。
産業常任委員会報告を行います。
本報告は所管事務調査であり、報告書は各自お手元に配付しております。
ここで、委員長の報告を求めます。
産業常任委員会委員長、田中巧議員、報告願います。
- 11 -
1、産業常任委員会委員長(田中)
産業常任委員会所管事務調査報告書。
平成27年第1回定例会で承認を得た所管事務調査を下記のとおり実施したので、会議規則第77条
の規定により報告いたします。
記。
1、委員会の開催状況。
(1)、開催日、平成27年5月28日木曜日。
(2)、開催場所、株式会社アルムシステム清信畜産育成牧場でございます。
(3)から(4)、(5)、(6)と記載のとおりですので、省略いたします。
2、調査の内容。
(1)、バイオマス発電について。
株式会社アルムシステム清信畜産牧場のバイオガスプラント発電所の現地において、バイオマス
発電について資料に基づき、株式会社アルムシステム本社事業部顧問の仙石氏及び株式会社土谷特
殊農機具製作所専務土谷氏から説明を受けた。
1)、事業運営者、株式会社アルムシステム清信畜産育成牧場。
2)、事業の目的。
十勝バイオマス産業都市構想に基づく地域バイオマス産業化推進事業として、バイオガスプラン
トの発電及び熱利用並びに液肥の肥料使用などを通じ地域循環型農業を目的とする。
清信畜産育成牧場では、バイオマス(家畜ふん尿)をバイオガスプラントにおいて発酵させ、メ
タンガスを製造・収集し発電を行っており、発電によって得られた電気は北海道電力に売電してい
る。また、発酵後の残渣である消化液については、有機肥料として農地に利用している。
3)バイオガス発電事業開始までの経緯。
①、平成25年8月23日、農林水産省に対し、平成24年度地域バイオマス産業化推進事業実施計画
(補助金申請を含む)申請書を提出しております。
②、平成25年9月3日、事業の承認を得、9月27日に補助金の交付を決定されております。
③、工期は、平成25年10月19日から平成26年12月31日(第1期工事から第3期工事まで)であり
ます。
④、北海道電力に対しての売電開始は、平成27年1月22日からでございます。
4)、バイオガスプラントの設備投資金額は、投資資金税込みで2億9,000万円、うち補助金が8,
600万円です。
5)、発電実績(電力受給契約100キロワットアワー、キロワットアワー当たり39円、税抜き)。
1月22日から売電を開始し、1月から3月までの売電は2月が最高であり、売電量は4万2,000
キロワットアワー、売電金額においては176万9,000円となっておりました。
なお、年間の売電金額は約3,000万円との説明を受けました。
以上で、所管事務調査の報告を終わります。
1、議長(渡辺) 以上で、報告を終わります。
- 12 -
これより質疑に入ります。質疑の発言を許します。
(「なし」の声あり)
質疑を終結します。
以上で、産業常任委員会報告を終わります。
◎日程第6
報告第3号
1、議長(渡辺) 日程第6 報告第3号 繰越明許費繰越計算書についての報告を行います。
村瀨町長。
1、町長(村瀨) 報告第3号 繰越明許費繰越計算書についてであります。
平成26年度広尾町一般会計繰越明許費は、別紙のとおり翌年度に繰り越したので、地方自治法施
行令第146条第2項の規定に基づき報告をさせていただくものであります。
次のページ、2ページをお願いいたします。別紙の繰越計算書であります。
2款1項、事業名、地方版総合戦略策定基礎調査事業から8款1項、南十勝消防事務組合負担金
までの全6件でありまして、合計金額が1億6,291万4,000円であります。翌年度繰越額の合計も同
額の1億6,291万4,000円でありまして、財源の内訳につきましては、おのおの記載のとおりであり
ます。
よろしくお願いを申し上げます。
1、議長(渡辺) 特に確認することがあれば、発言を許します。
(「なし」の声あり)
以上で、報告第3号
◎日程第7
繰越明許費繰越計算書についての報告を終わります。
報告第4号
1、議長(渡辺) 日程第7、報告第4号 株式会社広尾産業流通振興公社の経営状況についての
報告を行います。
村瀨町長。
1、町長(村瀨) 報告第4号であります。株式会社広尾産業流通振興公社の経営状況について報
告を申し上げます。
当公社における広尾町の持ち株は120株でありまして、全株式220株の2分の1以上の出資比率で
あることから、地方自治法第243条の3第2項の規定により、経営状況に関する書類を提出するも
のであります。
広尾町の意見といたしましては、平成26年度決算に関する書類は的確であり、また平成27年度事
業計画及び予算については適切であると認めたところであります。
平成26年度は、主力取引であるカタログ販売及びテレビショッピングにおきまして、イクラ、シ
- 13 -
シャモの売り上げがやや伸びたところでありますが、売り上げ原価の経費が伸びたため、また売掛
金の貸倒引当金の計上によりまして41万6,213円の純損失となり、翌年度繰越利益金は317万8,133
円となっているところであります。
今後におきましても、設立目的に沿って一層努力するよう指導監督をしてまいりたいと考えてお
ります。
詳細につきましては、担当課長より補足説明をいたしますので、よろしくお願いを申し上げます。
1、議長(渡辺) 次に、補足説明をさせます。
保志水産商工観光課長。
1、水産商工観光課長(保志) それでは、平成26年度(第32期)株式会社広尾産業流通振興公社
事業報告についてご説明いたします。
別添事業報告書1ページをお開きください。
1の会社の概要についてであります。
発行株式総数は1株5万円で発行総数220株、資本金は1,100万円となっております。持ち株数の
内訳につきましては、広尾町ほか4団体で記載のとおりとなっております。
次に、2の平成26年度事業状況報告についてであります。
平成26年度におきましては3,848万円の売り上げがありましたが、売上原価等の経費や売掛金に
よる貸倒引当金の計上により、当期は純損失が41万6,213円となりました。
物産販売事業につきましては、株式会社ディノス・セシールとのカタログ及びテレビショッピン
グ販売で、イクラについては1,965ケース、シシャモにつきましては、雌50尾が1,990ケース、雌特
大20尾が180ケース、イクラとシシャモのセットは2,000ケースとなったものであります。
次に、産地直送販売でありますが、北海道銀行及び東急百貨店など取引先との販売を行ったとこ
ろであります。
以上で、平成26年度事業報告とさせていただきます。
事業報告書の2ページをお開き願います。
平成26年度(第32期)決算報告についてであります。
まず、3ページから5ページまでの表の構成についてでありますが、上段左側より科目、前期決
算額、前期構成比、今期決算額、今期構成比となっております。
最初に、平成26年度貸借対照表についてでございます。決算額のみを説明させていただきます。
まず、資産の部でございます。Ⅰの流動資産からⅢの繰延資産までの資産の部合計が2,867万564
円となり、前年比21万8,665円の減少となっております。
次に、4ページをお開き願います。
負債の部でございます。Ⅰの流動負債の未払金、未払法人税等、未払消費税の負債の部合計が11
1万6,431円となっております。
純資産の部につきましては、Ⅰの株主資本の合計が2,755万4,133円となるものです。
- 14 -
したがいまして、負債、純資産の部合計が2,867万564円となり、資産の部合計と同額となるもの
であります。
次に、5ページの損益計算書でございます。Ⅰの売上高が3,848万378円となり、前年比181万4,3
58円の増加となっております。
次に、Ⅱの売上原価ですが、商品仕入高が3,172万9,107円で、当期売上総利益は675万1,271円と
なり、前年比38万6,327円の減少となりました。売上総利益からⅢの販売費及び一般管理費の671万
1,911円を差し引いた営業利益については3万9,360円となり、これにⅣの営業外収益8,478円を加
え、経常利益が4万7,838円となるものであります。これに特別利益14万6,747円と特別損失43万79
8円を差し引きし、下段になりますが、税引前当期純損失の23万6,213円に法人税及び住民税の18万
円を加えまして、41万6,213円が当期損失となったものでございます。特別損失につきましては、
決算時におけるディノスからの未収金が430万7,988円となったもので、これの貸倒引当金としまし
て10%分である43万798円を計上したことが会計上の処理により純損失の一因となっております。
次に、6ページにつきましては、販売費及び一般管理費の計算内訳でございます。後ほどごらん
願います。
次に、7ページの財産目録をごらん願います。資産の部としまして、Ⅰ、流動資産、Ⅱ、固定資
産を加えた資産の部合計は2,867万564円となります。
8ページは、負債の部であります。Ⅰの流動負債の部の合計は111万6,431円となっており、資産
の部合計額から負債の部合計額を差し引いた2,755万4,133円が差し引き正味財産となるものでござ
います。
9ページにつきましては、決算報告書監査に関する意見書でございます。
10ページは、剰余金の処分に関する承認についてであります。1)の1、前期繰越利益金359万4,
346円に当期純損失41万6,213円を差し引き、3)、次期繰越利益剰余金を317万8,133円としたもの
であります。
11ページは、平成27年度事業計画についてであります。平成27年度につきましては、物産販売事
業について、株式会社ディノス・セシールとのテレビショッピング及びカタログ販売事業を中心と
した事業展開を計画しており、新商品の開発、販売の強化の計画を予定しております。
12ページは、本年計画に伴う収支予算でありますが、当期純利益を見込んだ予算書となっており
ます。
イクラ、シシャモを中心とした販売売上高を3,200万円とし、売上原価、一般管理費を差し引い
た営業利益を90万円とし、そこから営業外損益である利益、費用を差し引きし、経常利益を96万円
とするものであります。それから、法人税及び住民税の18万円を支出した78万円を当期純利益とす
るものであります。
13ページは、役員の状況であります。
以上で、説明を終了します。
1、議長(渡辺) 特に確認することがあれば、発言を許します。
- 15 -
(「なし」の声あり)
以上で、報告第4号
株式会社広尾産業流通振興公社の経営状況についての報告を終わります。
休憩します。
午前10時46分
休憩
午前11時00分
再開
再開します。
◎日程第8
承認第5号及び日程第9 承認第6号
1、議長(渡辺) 日程第8、承認第5号 専決処分の承認を求めることについてと日程第9、承
認第6号
専決処分の承認を求めることについての2件を一括議題とします。
提出者に提案理由の説明を求めます。
村瀨町長。
1、町長(村瀨) それでは、承認第5号 平成26年度広尾町一般会計補正予算(第14号)並びに
承認第6号
平成26年度広尾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)の専決処分の承認を求
めることについて一括して報告し、承認を求めるものであります。
議案書の4ページから8ページであります。
地方自治法第179条第1項の規定により次の事件を専決処分したので、同条第3項の規定により
これを報告し、議会の承認を求めるものであります。
次のページであります。
専決処分の理由であります。後期高齢者医療保険料額の確定による事業精算に伴い、後期高齢者
医療特別会計の財源調整に特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らか
であると認め、専決処分をさせていただきました。
処分日につきましては、平成27年3月31日であります。
6ページであります。
平成26年度広尾町一般会計補正予算(第14号)であります。
第1条は歳出予算の補正でありまして、補正後の歳出予算の金額は、「第1表
歳出予算補正」
によるとするものであります。
7ページであります。
歳出の3款1項社会福祉費の追加及び12款予備費の整理であります。
10ページをお願いいたします。
平成26年度広尾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)であります。
第1表は歳入予算の補正でありまして、補正後の歳入予算の金額は、「第1表
によるとするものであります。
- 16 -
歳入予算補正」
11ページであります。
歳入の1款1項後期高齢者医療保険料の減額及び2款繰入金の整理であります。内容であります
が、先ほど申し上げましたところでありますが、後期高齢者医療特別会計の平成26年度の保険料額
の確定による事業精算について、おのおの専決処分により予算を処置したものであります。
以上、提案説明とさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。
1、議長(渡辺) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。本件2件に対する質疑の発言を許します。
(「なし」の声あり)
以上で、質疑を終結します。
お諮りします。本件2件は討論を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本件2件は討論を省略します。
これより承認第5号
専決処分の承認を求めることについてと承認第6号 専決処分の承認を求
めることについてを一括採決します。
お諮りします。本件2件は、承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本件2件は承認することに決しました。
◎日程第10
議案第47号
1、議長(渡辺) 日程第10、議案第47号 財産の取得についてを議題とします。
提出者に提案理由の説明を求めます。
村瀨町長。
1、町長(村瀨) 議案第47号の財産の取得についてであります。
財産を取得するに当たり、地方自治法第96条第1項第8号並びに議会の議決に付すべき契約及び
財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるとするものであります。
事業名でありますが、児童福祉会館会議用椅子・テーブル等購入事業であります。
取得財産は、会議用椅子400脚、会議用机140台ほかであります。
取得目的でありますが、会議用の椅子、机の老朽化に伴う更新購入であります。
取得価格は、1,181万3,040円であります。
契約の相手方は、広尾町丸山通北2丁目23番地、広尾大同印刷株式会社、代表取締役角高紀であ
ります。
予定工期でありますけれども、本議案の議決後、平成27年9月30日までとするものであります。
- 17 -
指名業者等の状況であります。広尾大同印刷株式会社、笹川文具店、有限会社タカダ薬局の3業
者をもって入札をしております。落札率は99.4%であります。
以上、提案理由とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
1、議長(渡辺) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。本案に対する質疑の発言を許します。
(「なし」の声あり)
以上で、質疑を終結します。
お諮りします。本案は討論を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本案は討論を省略します。
これより議案第47号
財産の取得についてを採決します。
お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
◎日程第11
議案第48号
1、議長(渡辺) 日程第11、議案第48号 財産の取得についてを議題とします。
提出者に提案理由の説明を求めます。
村瀨町長。
1、町長(村瀨) 議案第48号 財産の取得についてであります。
財産を取得するに当たり、地方自治法第96条第1項第8号並びに議会の議決に付すべき契約及び
財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるとするものであります。
事業名でありますが、健康管理システム購入事業であります。
取得財産は、ホストサーバーほかOA機器一式であります。
取得目的は、健康管理システム更新整備であります。
取得価格は、1,512万円であります。
契約の相手方は、釧路市春採8丁目2番10号、株式会社エイチ・シー・シー、代表取締役藤野博
昭であります。
予定工期でありますが、本議案の議決後、平成28年3月31日までとするものであります。
指名業者等の状況であります。当該更新業務の指名業者の選定に当たりましては、保管している
データを移行するため現システムに精通しており、住民基本台帳情報とも連動が必要なため、株式
会社エイチ・シー・シーと契約を行ったものであります。落札率は95%であります。
- 18 -
以上、提案理由とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。
1、議長(渡辺) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。本案に対する質疑の発言を許します。
(「なし」の声あり)
以上で、質疑を終結します。
お諮りします。本案は討論を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本案は討論を省略します。
これより議案第48号
財産の取得についてを採決します。
お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
◎日程第12
議案第49号
1、議長(渡辺) 日程第12、議案第49号 広尾町税条例の一部を改正する条例の制定についてを
議題とします。
提出者に提案理由の説明を求めます。
村瀨町長。
1、町長(村瀨) 議案第49号 広尾町税条例の一部を改正する条例の制定について提案理由を申
し上げます。
本案につきましては、地方税法等の一部を改正する法律が平成27年3月31日公布されたことに伴
い、広尾町税条例の一部を改正する条例につきまして関連する条文を改正するものであります。
主な改正内容でありますが、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関す
る法律、いわゆる番号法の改正に伴う所要の措置に伴う改正が主なものであります。
詳細につきましては担当課長から補足説明をいたしますので、よろしくお願いを申し上げます。
1、議長(渡辺) 次に、補足説明をさせます。
菅原税務課長。
1、税務課長(菅原)
それでは、補足説明をさせていただきます。
説明は、お配りをしております議案資料の町税条例の一部改正の概要で説明をさせていただきま
す。
- 19 -
なお、新旧対照表につきましては、一部改正の概要で説明いたします改正項目に沿って条文の追
加、文言の整理を行ったものでありますので、説明は省略をさせていただきます。
それでは、議案資料の1ページから順次説明をいたします。
1ページをごらんいただきたいというふうに思います。
改正項目1、用語であります。番号法の改正に伴う所要の改正を行うものであります。また、法
人にあっては「法人番号等」を加える措置を講ずるものであります。
改正項目2でございます。均等割の税率です。町民税、均等割の税率適用区分の基準であります
資本金等の額につきまして、資本金と資本準備金の合算額を下回る場合には法人町民税均等割の税
率区分の基準を資本金と資本準備金の合算額とする改正であります。
改正項目3であります。所得割の課税標準であります。所得税法におきまして、国外に転出する
方に対する譲渡所得の課税の特例が創設されてございます。個人住民税につきましては、所得税法
の例によらないとする規定の追加が行われた改正でございます。
改正項目の4、町民税の申告であります。改正項目1同様、番号法の改正に伴う所要の改正でご
ざいます。
改正項目5でございます。法律改正による項の繰り下げ措置であります。
改正項目6、7につきましては、法人税法の改正に伴う条文の整理を行ったものであります。
改正項目8、町民税の減免から改正項目16、特別土地保有税の減免までにつきましては、番号法
により個人番号及び法人番号等を加える規定の整備でございます。
改正項目17でございます。個人の町民税の住宅借入金等特別税額控除であります。個人住民税に
おける住宅ローン制度の適用期限を延長する改正であります。これまで現行39年までを平成41年ま
で2年間延長となるものであります。
改正項目18でございます。新築住宅等に対する固定資産税の減額の規定を受けようとする者がす
べき申告であります。これにつきましても、番号法により個人番号及び法人番号を加える規定の整
備であります。
改正項目19であります。平成28年度または平成29年度における土地価格の特例であります。土地
の価格の特例について、現行平成25年度及び26年度に限っていた特例期間を平成28年度及び平成29
年度の固定資産税に限り特例期間を改正するものであります。
最後に、本改正条例の附則についてでありますけれども、公布の日から施行し、平成27年4月1
日から適用するものでございます。ただし、各号に掲げる規定の適用時期につきましては、それぞ
れ記載させていただいているところでありますので、よろしくお願いをいたします。
以上で、補足説明を終わります。
1、議長(渡辺) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。本案に対する質疑の発言を許します。
(「なし」の声あり)
以上で、質疑を終結します。
- 20 -
お諮りします。本案は討論を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本案は討論を省略します。
これより議案第49号
広尾町税条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
◎日程第13
議案第50号
1、議長(渡辺) 日程第13、議案第50号 広尾町手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定に
ついてを議題とします。
提出者に提案理由の説明を求めます。
村瀨町長。
1、町長(村瀨) 議案第50号 広尾町手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について提案
理由を申し上げます。
本案は、「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」が「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適
正化に関する法律」に法律名が改正されたことに伴う関連条文の改正であります。
この改正は、平成27年5月29日から適用するものであります。
以上、提案理由とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
1、議長(渡辺) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。本案に対する質疑の発言を許します。
(「なし」の声あり)
以上で、質疑を終結します。
お諮りします。本案は討論を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本案は討論を省略します。
これより議案第50号
広尾町手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
- 21 -
◎日程第14
議案第51号
1、議長(渡辺) 日程第14、議案第51号 広尾町介護保険条例の一部を改正する条例の制定につ
いてを議題とします。
提出者に提案理由の説明を求めます。
村瀨町長。
1、町長(村瀨) 議案第51号 広尾町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について提案理
由を申し上げます。
本案は、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する
法律による介護保険法の改正により、平成27年4月から消費税による公費を投入して低所得者の保
険料軽減を行う仕組みが設けられました。このことにより、公費負担軽減の対象となる第1段階の
第1号被保険者の保険料について、保険料基準額に対する割合を0.5から0.45に軽減し、保険料の
年額を2万4,000円(月額2,000円)と定めるものであります。
詳細につきましては担当課長から補足説明をいたしますので、よろしくお願い申し上げます。
1、議長(渡辺) 次に、補足説明をさせます。
大林保健福祉課長。
1、保健福祉課長(大林)
議案第51号 広尾町介護保険条例の一部を改正する条例の制定につい
て補足説明をさせていただきます。
議案資料の26ページをお願いいたします。
介護保険条例一部改正の概要でありますが、消費税による公費を投入し、平成27年4月から低所
得者の第1号保険料の軽減を図るものであります。公費負担軽減は、所得の低い第1段階の被保険
者を対象に実施するものであります。
1、負担割合の変更ですが、新第1段階の保険料基準額に対する割合を0.5から0.45に軽減しま
す。年額保険料が2万6,400円から2万4,000円になるものであります。
2の財源でありますが、公費負担軽減に要する費用の2分の1が国庫負担金、4分の1が道補助
金で交付される予定で、広尾町の負担は4分の1であります。
次の27ページに、介護保険料の公費投入前と公費投入後の第1段階を載せてございます。
次の28ページですが、介護保険条例の新旧対照表であります。今回の改正で第3条第2項と附則
の第6条第6項、下線を引いてある部分でございますが、新たに追加となる条項であります。
附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行し、平成27年4月1日から適用するもので
ございます。
以上で、終わらせていただきます。
- 22 -
1、議長(渡辺) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。本案に対する質疑の発言を許します。
(「なし」の声あり)
以上で、質疑を終結します。
お諮りします。本案は討論を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本案は討論を省略します。
これより議案第51号
広尾町介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
◎日程第15
議案第52号
1、議長(渡辺) 日程第15、議案第52号 広尾町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定
についてを議題とします。
提出者に提案理由の説明を求めます。
村瀨町長。
1、町長(村瀨) 議案第52号 広尾町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について提
案理由を申し上げます。
今回の改正につきましては、医療保険制度の安定的運営を図るため、国民健康保険法の一部を改
正する法律等の施行に伴う関連条文の改正であります。
新旧対照表は、議案資料の29ページであります。
この改正は、平成27年4月1日から適用するものであります。
以上、提案理由とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
1、議長(渡辺) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。本案に対する質疑の発言を許します。
(「なし」の声あり)
以上で、質疑を終結します。
お諮りします。本案は討論を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本案は討論を省略します。
- 23 -
これより議案第52号
広尾町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決しま
す。
お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
◎日程第16
議案第53号
1、議長(渡辺) 日程第16、議案第53号 広尾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制
定についてを議題とします。
提出者に提案理由の説明を求めます。
村瀨町長。
1、町長(村瀨) 議案第53号 広尾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
提案理由を申し上げます。
本案は、国民健康保険税について負担の適正化を図るため、賦課限度額の見直し及び所得の少な
い被保険者に対して保険税の軽減を拡大するものであります。
賦課限度額の見直しにつきましては、基礎課税額の限度額は「51万円」を「52万円」に、後期高
齢者支援金等の課税限度額を「16万円」から「17万円」に、介護納付金の課税限度額を「14万円」
から「16万円」に引き上げるものであります。また、所得が低い世帯への保険税軽減制度のうち5
割軽減、2割軽減の基準額を拡大するものであります。
詳細につきましては、担当課長から補足説明をいたしますので、よろしくお願いを申し上げます。
1、議長(渡辺) 次に、補足説明をさせます。
雄谷住民課長。
1、住民課長(雄谷)
それでは、議案第53号
広尾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例
の制定について補足説明させていただきます。
今回の条例の一部改正につきましては、地方税法の一部を改正する法律の施行に伴い改正を行う
ものでございます。
議案資料の30ページをごらん願います。
一部改正の概要でありますが、今回の改正は2つございます。
まず1つ目は、保険税賦課限度額の改定であります。生活習慣病の増加、医療技術の進歩により
まして、医療給付費等が増加する一方で、被保険者の所得が伸びない現状にあります。中間所得層
の被保険者の負担に配慮した保険税の見直しをするため、基礎限度額に係る賦課限度額を現行の
- 24 -
「51万円」から「52万円」に1万円引き上げ、後期高齢者支援金分に係る賦課限度額を現行の「16
万円」から「17万円」に1万円引き上げ、介護納付金に係る賦課限度額を現行の「14万円」から
「16万円」に2万円引き上げる改正を行うものでございます。全体では、現行の賦課限度額81万円
を4万円引き上げまして、85万円に改正するものであります。
2つ目は、所得が低い世帯への保険税軽減の拡大であります。
国民健康保険税は、世帯の所得が一定の基準額以下の場合、7割、5割、2割軽減されますが、
今回の改正では5割軽減と2割軽減の基準を拡大するものでございます。
30ページの下段の表をごらん願います。
ここで大変申しわけございません、訂正させていただきます。この下段の表の5割軽減の欄の一
番下、拡大内容の記述でございますが、「基準額が引き上げられられます」となっておりますので、
「られ」の2文字を削除願います。それと、隣の2割軽減の欄でございますが、26年度までの欄の
「33万円+45万円×被保険者」、漢字の「者」が抜けておりますので、1文字追加願います。その
下の欄、27年度以降の欄につきましても同じでございます。「33万円+47万円×被保険者」、漢字
1文字を追加願います。大変申しわけございません。
引き続きまして、説明を続けさせていただきます。
5割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定におきまして、被保険者に乗ずるべき金額を現
行の「24万5,000円」から「26万円」に引き上げ、2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算
定におきまして、被保険者数に乗ずるべき金額を現行の「45万円」から「47万円」に引き上げ、軽
減措置の拡大を図るものでございます。
次のページの31ページをお願いいたします。
今回の改正によります試算を26年度と27年度で比較してお示ししております。
試算につきましては、平成26年度の課税実績で平成27年3月31日現在の被保険者について試算し
ております。3つの表がございますが、まず左側の基礎課税額では表の中段にあります軽減の状況
です。軽減の5割世帯は26年度が143世帯でありますが、27年度では13世帯増えまして156世帯にな
る試算でございます。2割世帯数については、26年度が119世帯でありますが、27年度では5世帯
減りまして114世帯と試算しております。これは、26年度は2割軽減の対象になっていた世帯が今
回の改正によりまして5割軽減の対象になったことによるものでございます。軽減世帯全体では、
26年度が701世帯でありますが、27年度は709世帯になりますので、新たに8世帯が2割軽減の対象
になると試算しております。賦課限度額を超過する世帯数でありますが、61世帯で変わらないと試
算しております。
真ん中の表の後期高齢者支援金等課税額では、表の中段の軽減の世帯数につきましては、先ほど
説明しました基礎課税額と同じ世帯数になっております。賦課限度額を超過する世帯でありますが、
26年度は71世帯でありますが、27年度は10世帯減りまして61世帯になると試算しております。
右側の表で、介護納付金課税額では、軽減の5割世帯は26年度は64世帯でありますが、27年度で
は6世帯増えまして70世帯になると試算しております。2割世帯数につきましては、26年度が53世
帯でありますが、27年度では3世帯減りまして50世帯と試算しております。これも2割軽減から5
- 25 -
割軽減の対象になったことによるものであります。軽減世帯全体では26年度は277世帯であります
が、27年度では280世帯になりますので、新たに3世帯が2割軽減の対象になると試算しておりま
す。
今回の賦課限度額の改正によりまして全体で130万2,000円の増収、軽減の拡大によりまして50万
円の減収になると試算しております。
議案資料32ページからの新旧対照表をごらん願います。
第2条第2項では基礎課税額の、第3項では後期高齢者支援金と課税額の、第4項では介護納付
金課税額の賦課限度額を下線のとおり改正するものでございます。
21条につきましては、第2条の改正並びに低所得に係る保険税の軽減措置の拡大に伴う改正を下
線のとおり行うものでございます。
以上、補足説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
1、議長(渡辺) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。本案に対する質疑の発言を許します。
前崎議員。
1、4番(前崎) それでは、議案第53号について質疑をいたしたいと思います。
まず、今回の賦課限度額の引き上げの関係ですけれども、平成26年度については81万円が、今回
4万円引き上げて85万円となっております。この限度額は今まで何回か引き上げをされております
けれども、平成18年度の賦課限度額、当時、国保医療分と介護納付金分だけでありますけれども、
当時の賦課限度額は幾らなのかご説明いただきたいと思います。
それから、国保の総収入に占める国庫支出金の割合なのですけれども、実は1984年までは医療費
の国庫負担の割合というのが45%だったのですけれども、それ以後この国庫負担の割合が38.5%に
削減された経緯がありますけれども、その1984年と直近の国保の総収入に占める国庫支出金の割合、
それぞれどのようになっているかご説明いただきたいと思います。
1、議長(渡辺) 雄谷住民課長。
1、住民課長(雄谷)
まず、賦課限度額、平成18年度の状況でございます。基礎課税分としては
53万円、介護納付金で9万円、合わせまして62万円の限度額でございます。27年度につきましては、
今提案させていただいております基礎額が52万円、介護納付金が16万円、後期高齢者支援金分で17
万円、合わせまして85万円の限度額でございます。
続きまして、国庫負担の割合の状況でございますが、全国の市町村国保全体の直近で公表されて
います決算ベースでの数値になりますが、2012年度の決算ベース、決算ベースと申しますのは国民
健康保険事業年報からの数字でございますが、市町村国保の総収入に占める国庫支出金の割合でご
ざいますが、23%という現状で、決算ベースでは23%となっております。
- 26 -
以上です。
1、議長(渡辺) 前崎議員。
1、4番(前崎) 2012年の国庫支出金の割合、23%という説明だったのですけれども、1984年当
時、先ほど医療費の国庫負担の割合が45%までだったときのそのときの国保の総収入に占める国庫
支出金の割合は何%か、それ再度ご説明いただきたいと思います。
あと、この21条関係なのですけれども、いわゆる低所得者世帯の軽減額の拡大の関係なのですけ
れども、実は昨年度もこの5割軽減、2割軽減の軽減額の拡大でこの総額が414万5,000円だったの
ですけれども、このいわゆる保険税の減収に伴う補填財源というのが国保安定基金負担金で北海道
が4分の3、市町村が4分の1で補填されていたのですけれども、今回の提案は金額は小さいので
すけれども、この補填財源の内容はどのようになっているのか、あわせてご説明いただきたいと思
います。
1、議長(渡辺) 雄谷住民課長。
1、住民課長(雄谷)
大変失礼しました。国庫支出金の割合でございますが、1984年です。49.8
%というような数値で公表されております。これは全国市町村国保全体としての割合でございます。
続きまして、補填の関係でございますが、今回の改正による補填というわけではなくて、軽減措
置に対する全体の措置で、財源補填ということで、議員からもありましたように国民健康保険基盤
安定負担金という制度の中で軽減額の4分の3が北海道の負担金で、2分の1が町の負担になるわ
けですが、そのほかに7割軽減と5割軽減の軽減になる保険者数に応じて支援される保険者支援分
というところもございます。ここが北海道では4分の1支援していただけますし、国の負担金とし
てもここの部分につきましては7割、5割軽減の被保険者数に一定の支援率を掛けた部分の2分の
1が国のほうでも補填していただけるような内容になっております。
以上です。
1、議長(渡辺) 前崎議員。
1、4番(前崎) 実は、厚生労働省で平成24年1月24日に「市町村国保の現状について」という
ことで、厚労省の保健局から市町村国保の抱える構造的な問題ということで示しております。この
中で特に挙げているのが、1つとしては「年齢構成が高く、医療費水準が高い」、それから2点目
が「所得水準が低い」ということで国保の91万円に対して健保組合は195万円、そういうような数
字を示しております。加えて、無所得世帯割合も22.8%と。それから、3点目が「保険料負担が重
い」ということで、市町村国保は9.1%、健保組合は半分の4.6%というような、厚生労働省がこう
いった認識を示しているわけであります。
- 27 -
この中で、先ほどの説明では、平成18年度の限度額が62万円に対して今回85万円に引き上げる提
案ですけれども、約1.4倍、37%の増という形になっております。実は以前、平成11年の国保医療
分の賦課限度額の関係なのですけれども、このとき国の、いわゆる地方税法で定めた限度額、これ
が53万円でしたけれども、広尾町は独自に4万円引き下げて49万円にしていた経緯がございます。
広尾町のいわゆる低所得者対策といいますか、そういった意味で同時に下げた経緯がありますけれ
ども、非常に毎年こういった限度額の引き下げというのは限界に達しているのではないかと。やは
り国庫負担の割合を1984年水準の45%に戻すべきではないかということで、地方議会でも意見書を
上げておりますけれども、このような例えば国に対する国庫負担の割合の引き上げを求めていくべ
きではないかというふうに思いますが、それについてお答えいただきたいと思います。
1、議長(渡辺) 野田副町長。
1、副町長(野田) ただいま議員からご指摘を受けましたこの国保会計につきましては、以前か
ら議論をされているところでございます。皆保険ということで最終的には保険、医療こういったこ
とを見定めながら被保険者、保険料を担っていただいているということでございます。今ご指摘の
ございました、国の負担が年々下がっているという状況、それに伴って地方自治体がそれを補うと
いう、そんな現象になろうかというふうに思ってございます。
安定的にこの会計を運営するために、さらなる国の負担割合、これを求めるべくあらゆる機会を
通しまして国に要望をしてまいりたいというふうに思ってございます。
1、議長(渡辺) ほかに。
(「なし」の声あり)
以上で、質疑を終結します。
これより議案第53号
広尾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを討論し
ます。
まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
前崎茂議員。
1、4番(前崎) 議案第53号 広尾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定に反対討
論をいたします。
本案の第2条関係の賦課限度額を現行の81万円から4万円引き上げて85万円にするものでありま
す。
平成18年度の賦課限度額62万円から比べると、約4割の37%、23万円もの大幅な増加となってお
ります。中間所得層の負担軽減を図るため、高額所得者に応分の負担を求めるためといいますが、
所得割額や応益割額が高過ぎるため、高額所得者とは言えない人まで限度額世帯となっております。
1984年には国保の総収入に占める国庫支出金の割合は約5割、49.8%あったものが、2012年には
- 28 -
23%に大幅に減額されています。国庫負担の増額なしに限度額引き上げだけでは国保財政の窮迫は
解決できるものではありません。
本案は軽減割合に係る軽減額の増額もあわせて提案されておりますが、賦課限度額の上昇分がそ
れを超える内容の引き上げであります。
よって、本案に反対をいたします。
1、議長(渡辺) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
6番、山谷照夫議員。
1、6番(山谷) 議案第53号 広尾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、
私は賛成の立場で討論いたします。
厳しい財政状況が続く中、中間所得者層の負担に配慮した国保税の見直しであり、増加傾向にあ
る医療費の財源について担税力を考慮しながら確保しなければなりません。
また、低所得者への国保税の軽減拡大を図る改正にもなっています。国では、国保税の限度額を
基礎賦課額では51万円から52万円に、後期高齢者支援金等賦課額では16万円から17万円に、介護納
付金賦課額では14万円から16万円に、それぞれ引き上げる決定が既になされているところでありま
す。
本町は、苦しい財政状況にありながら、平成26年度の国保会計には一般会計から1億4,000万円
を繰り入れしなければならない現状にあります。担税力のある方にさらなる負担を求めるのは大変
心苦しいところでありますが、本町の国保事業の現状からやむを得ないものと考え、本案に賛成す
るものであります。
1、議長(渡辺) これをもって討論を終了します。
これより議案第53号
広尾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを起立に
より採決します。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。
(賛成者起立)
起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
昼食のため、休憩いたします。
午前11時48分
休憩
午後
再開
1時00分
再開します。
- 29 -
◎日程第17
議案第54号
1、議長(渡辺) 日程第17、議案第54号 広尾町公営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定
についてを議題とします。
提出者に提案理由の説明を求めます。
村瀨町長。
1、町長(村瀨) 議案第54号の広尾町公営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について提
案理由を申し上げます。
本案は、紅葉団地について、市街地から離れ、買い物、通院・通学に不便なことから入居希望者
が少なく、現在、空き室の割合が25%となっています。このことから、紅葉団地の入居率の向上を
図るため、豊似団地、野塚団地、新野塚団地、音調津団地と同様に入居収入基準を引き上げること
により、収入の比較的高い世帯の入居を可能にするため、本条例の一部を改正するものであります。
以上、提案理由とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
1、議長(渡辺) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。本案に対する質疑の発言を許します。
(「なし」の声あり)
以上で、質疑を終結します。
お諮りします。本案は討論を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本案は討論を省略します。
これより議案第54号
広尾町公営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定についてを採決しま
す。
お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
◎日程第18
議案第55号
1、議長(渡辺) 日程第18、議案第55号 公有水面の埋立てに関し、意見を述べることについて
を議題とします。
提出者に提案理由の説明を求めます。
村瀨町長。
1、町長(村瀨) 議案第55号の公有水面埋立てに関し、意見を述べることについて提案理由を申
- 30 -
し上げます。
議案書の27ページと28ページに埋め立ての位置図、それから平面図が添付してありますので、あ
わせてごらんをいただきたいと思います。
本埋め立てにつきましては、十勝港の北地区の第3ふ頭つけ根の公共事業用地の積み出し施設前
の公有水面であります。現在、南ふ頭に係留しているタグボートが8月から10月のイカ漁の最盛期
において外来漁船の利用で混雑することから、港内の他の岸壁を代替利用して係留しております。
貨物船の接岸の際はさらに移動を行っており、大型船舶の航行支援業務の安全かつ効率的なポート
サービスのため、係留施設を建設するものであります。
今般、公共事業用地の積み出し施設から幅を3メートル前面に出し、全体の延長が140.08メート
ルとなり、420.33平方メートルの公有水面の埋め立てが必要となったものであります。意見につき
ましては、本公有水面の埋め立てについては、異存がないとするものであります。
以上、提案理由とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
1、議長(渡辺) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。本案に対する質疑の発言を許します。
(「なし」の声あり)
以上で、質疑を終結します。
お諮りします。本案は討論を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本案は討論を省略します。
これより議案第55号
公有水面の埋立てに関し、意見を述べることについてを採決します。
お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
◎日程第19
議案第56号∼日程第20
議案第57号
1、議長(渡辺) 日程第19、議案第56号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について
と日程第20、議案第57号
辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更についての2件を一括議題
とします。
提出者に提案理由の説明を求めます。
村瀨町長。
1、町長(村瀨) それでは、議案第56号及び議案第57号について、一括して提案理由を申し上げ
ます。
- 31 -
本案は、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1
項の規定に基づき、辺地に係る総合整備計画の策定及び変更することについて議会の議決をいただ
き、総務大臣へ提出するものであります。事前の協議におきまして、北海道知事から異議のない旨
回答をいただいております。
最初に、議案第56号であります。
辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定についてであります。
辺地については、紋別辺地であります。
30ページをお願いいたします。
1、辺地の概況から2、公共的施設の整備を必要とする事情については、省略をいたします。
3の公共的施設の整備計画は、平成27年度から平成31年度までの5か年であります。計画事業に
つきましては集会施設ほか1事業、事業費は6,293万円であり、そのうち辺地対策事業債予定総額
が5,560万円となっております。
次、31ページであります。
議案第57号
辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更についてであります。
辺地については、野塚辺地であります。
次、32ページであります。
1の辺地の概況から2の公共的施設の整備を必要とする事情については、省略をいたします。変
更部分のみ説明させていただきます。
3の公共的施設の整備計画、平成23年度から平成27年度までの5か年間の計画でありますが、ス
クールバス購入事業につきましては、野塚小学校の閉校に伴い、スクールバスの更新の必要がなく
なったため、辺地総合整備計画から削除するものであります。
交通道路につきましては、事業を変更するものであり、変更後の施設名括弧書きを「楽古2号橋
補修事業ほか3事業」とし、変更後の金額については上段に括弧書きで、変更前の金額は下段に示
しているところであります。
次のページです。
交通道路の野塚8線道路改良舗装工事につきまして、新たに登載をするものであります。
なお、辺地対策事業債につきましては、後年度以降に発生する元利償還金の8割が地方交付税に
よって措置されるものであります。
以上、提案理由とさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。
1、議長(渡辺) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。本案2件に対する質疑の発言を許します。
(「なし」の声あり)
以上で、質疑を終結します。
お諮りします。本案2件は討論を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
- 32 -
異議なしと認めます。
よって、本案は討論を省略します。
これより議案第56号
辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定についてと議案第57号
辺地
に係る公共的施設の総合整備計画の変更についてを採決します。
お諮りします。本案2件は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本案2件は原案のとおり可決されました。
◎日程第21 議案第58号
1、議長(渡辺) 日程第21、議案第58号 広尾町過疎地域自立促進市町村計画の変更についてを
議題とします。
提出者に提案理由の説明を求めます。
村瀨町長。
1、町長(村瀨) 議案第58号の広尾町過疎地域自立促進市町村計画の変更について提案理由を申
し上げます。
本案は、過疎地域自立促進特別措置法第6条第1項の規定に基づき策定した広尾町過疎地域自立
促進市町村計画を変更するに当たり、北海道が定める当計画事務処理要領に基づき議会の議決を求
めるものであります。
次のページをお願いいたします。
左側から、計画の区分、変更前、変更後となっております。
主な変更箇所といたしましては、公園長寿命化整備事業の新規登載、港湾直轄整備に内港地区、
水面貯木場造成事業に水面貯木場整備工事の追加、それから36ページの上段でありますが、茂寄4
号道路幅の変更、汚水処理施設共同整備事業の新規事業の追加、公共施設解体撤去事業に旧職業訓
練センター解体撤去、次37ページでありますが、上段に保育所施設整備事業に保育所統合施設外構
工事及び保育所施設備品、病院建物等整備事業にボイラー改修工事、博物館・伝習館運営事業に屋
上防水改修工事を、それぞれ追加登載する内容であります。
いずれの事業も過疎対策事業債を活用し、事業の実施をする見込みのものでありまして、変更案
の全てにおいて北海道と事前協議が調っているところであります。議決後は、総務大臣、農林水産
大臣、国土交通大臣に提出をする運びとなっているところであります。
以上、提案理由とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。
1、議長(渡辺) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。本案に対する質疑の発言を許します。
(「なし」の声あり)
- 33 -
以上で、質疑を終結します。
お諮りします。本案は討論を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本案は討論を省略します。
これより議案第58号
広尾町過疎地域自立促進市町村計画の変更についてを採決します。
お諮りします。本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
◎日程第22
議案第59号∼日程第30
議案第67号
1、議長(渡辺) 日程第22、議案第59号 平成27年度広尾町一般会計補正予算(第2号)につい
てから、日程第30、議案第67号 平成27年度広尾町水道事業会計補正予算(第1号)についてまで
の9件を一括議題とします。
提出者に提案理由の説明を求めます。
村瀨町長。
1、町長(村瀨) それでは、議案第59号から議案第67号まで一括して提案理由を申し上げます。
今回の補正の主な内容でありますけれども、4月1日付人事異動及び共済費の負担金率の変更に
伴います人件費関係の所要の調整、整理並びに地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金の充当
事業の追加、子ども農山漁村交流による地域活性化モデル事業の関連経費の計上、社会保障・税番
号制度システム改修関連経費の追加、商工振興事業補助金の追加、国から補助採択された栄町団地
3号棟の屋上防水改修工事等に関しまして、事業執行に要する費用の追加を行ったものが主なもの
であります。
最初に38ページでありますが、議案第59号
平成27年度広尾町一般会計補正予算(第2号)につ
いてであります。
第1条でありますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,206万4,000円を追加し、歳入歳出予算の
総額を101億6,829万1,000円とするものであります。
第2項につきましては、補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による
とするものであります。
第2条は地方債の補正でありまして、地方債の変更を第2表でお示しをしております。
次、42ページであります。
第2表の地方債補正の変更であります。限度額の変更でありまして、公営住宅整備事業債から過
疎対策事業債につきまして、事業債の変更に伴います限度額を変更するものであります。町債の合
計に110万円を追加し、13億7,160万円とするものであります。
- 34 -
なお、歳入歳出の詳細につきましては、総務課長より補足説明をいたします。
次、43ページをお願いいたします。
議案第60号、本案は、平成27年度広尾町港湾管理特別会計補正予算(第1号)は、次に定めると
ころによるとするものであります。
第1条は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,800万円を追加し、歳入歳出予算の総額を1億4,700
万円とするものであります。
第2項につきましては、補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による
とするものであります。
第2条は地方債の補正でありまして、地方債の変更を第2表でお示しをするものであります。
今回の補正の内容でありますが、人事異動等の整理のほか、水面貯木場施設整備事業に関しまし
て、事業執行に要する費用の追加を行ったものであります。
次、44ページであります。
歳入であります。
4款1項町債1,800万円の追加につきましては、港湾施設整備の事業費追加に伴うものでありま
す。
次のページ、歳出であります。
1款1項港湾管理費の減額でありますが、人事異動に伴う整理であります。
3款1項港湾施設整備費の追加でありますが、水面貯木場の木材流失防止設備として通船ゲート
部にブロックを設置するものであります。図面につきましては、議案資料の38ページから40ページ
でありますので、お願いをいたします。
次、議案書46ページであります。
第2表の地方債補正の変更であります。
限度額の変更でありまして、港湾整備事業債並びに過疎対策事業債につきまして、事業費の変更
に伴います限度額を変更するものであります。
町債の合計に1,800万円を追加し、4,020万円とするものであります。
47ページであります。
議案第61号であります。
本案は、平成27年度広尾町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによ
るとするものであります。
第1条は、歳入歳出予算の総額からそれぞれ11万6,000円を減額し、歳入歳出の総額を6,588万4,
000円とするものであります。
第2項については、「第1表 歳入歳出予算補正」によるとするものであります。
48ページであります。
歳入でありますが、一般会計からの繰入金を減額するものです。
次に、歳出です。
水道施設の事故対応として管理職員特別勤務手当の計上及び共済費の負担金率の変更に伴います
- 35 -
人件費関係の所要の調整、整理であります。
50ページをお願いいたします。
議案第62号についてであります。
本案は、平成27年度広尾町下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる
とするものであります。
第1条は、歳入歳出予算の総額からそれぞれ6万8,000円を減額し、歳入歳出の総額を4億7,333
万2,000円とするものであります。
第2項については、「第1表 歳入歳出予算補正」によるとするものであります。
第2条は地方債の補正でありまして、地方債の追加及び変更を第2表でお示しするものでありま
す。
次、51ページであります。
歳入です。
4款1項一般会計繰入金16万8,000円の減額。
7款1項町債10万円の追加につきましては、資本費平準化債の追加であります。
歳出の補正内容であります。
1款1項一般管理費でありますが、下水道施設の事故対応として管理職員特別勤務手当の計上、
扶養形態変更に伴う各手当及び共済率の負担金率の変更に伴います人件費関係の所要の調整、整理
であります。
2款1項事業費の追加であります。施設個別排水処理施設の排水改良のため、測量調整委託料を
計上するものであります。
3款1項公債費は、財源充当の補正であります。
第2表、地方債補正の追加及び変更であります。
地方債の追加は、公共下水道事業に係る過疎対策事業債の追加。
変更は、公共下水道事業に係る公共下水道事業債及び個別排水処理施設整備事業債の減額、資本
費平準化債は確定見込みによる整理であります。
町債の合計から追加分と変更分の補正額を合わせまして10万円を追加し、補正後の合計を1億4,
700万円とするものであります。
次に、54ページの議案第63号であります。
本案は、平成27年度広尾町国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第1号)は、次に定めると
ころによるとするものであります。
第1条は、歳入歳出予算の総額からそれぞれ416万円を減額し、歳入歳出の総額を13億884万円と
するものであります。
第2項については、「第1表 歳入歳出予算補正」によるとするものであります。
55ページであります。
歳入であります。一般会計からの繰入金を減額するものです。
次に、歳出であります。人事異動及び共済費の負担金率の変更に伴います人件費関係の所要の調
- 36 -
整、整理であります。
57ページであります。
議案第64号についてであります。
本案は、平成27年度広尾町介護保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによると
するものであります。
第1条は、歳入歳出予算の総額からそれぞれ356万2,000円を減額し、歳入歳出の総額を6億8,80
3万8,000円とするものであります。
第2項につきましては、「第1表
歳入歳出予算補正」によるとするものであります。
今回の補正の内容であります。
介護保険の制度改正により、低所得者の介護保険料軽減に伴う保険料の減額並びに制度改正に伴
う介護保険システムの改修費用の計上及び人事異動等の整理を行ったものであります。
58ページの歳入であります。
1款1項介護保険料146万1,000円の減額。
2款1項共同設置費負担金76万6,000円の減額。
3款2項国庫補助金につきましては、介護保険システム改修に係る国庫補助金の計上であります。
7款1項繰入金334万3,000円の減額は、一般会計からの繰入金を減額するものであります。
次に59ページ、歳出であります。
人事異動及び共済費の負担金率の変更に伴います人件費関係の所要の調整、整理並びに制度改正
に伴う費用の計上であります。
60ページです。
議案第65号についてであります。
本案は、平成27年度広尾町介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところ
によるとするものであります。
第1条は、歳入歳出予算の総額からそれぞれ206万8,000円を減額し、総額を2億6,813万2,000円
とするものであります。
第2項は、「第1表
歳入歳出予算補正」によるとするものであります。
61ページの歳入であります。
一般会計からの繰入金であります。
62ページ、歳出であります。
扶養形態変更に伴う各手当並びに共済費の負担金率の変更に伴います人件費関係の所要の調整、
整理及び玄関前看板の解体撤去費用の計上であります。
63ページです。
議案第66号についてであります。
第1条は、平成27年度広尾町国民健康保険病院事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるとこ
ろによるとするものであります。
第2条の収益的収入及び支出であります。予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次
- 37 -
のとおり補正するものであります。
支出で第1款第1項医業費用から157万円を減額し、同款第3項の予備費に同額を追加して整理
をするものであります。
第3条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費でありますが、職員給与費であり
まして、157万円を減額するものであります。補正の内容であります。人事異動及び共済費の負担
金率の変更に伴います人件費関係の整理であります。
次に、64ページであります。
議案第67号についてであります。
第1条は、平成27年度広尾町水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによるとす
るものであります。
第2条の収益的収入及び支出でありますが、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を
次のとおり補正するものであります。
収入で、第1款第2項営業外収益から7万9,000円を減額するものであります。
次に、支出であります。第1款第1項営業費用から37万7,000円を減額、同款第2号営業外費用
から132万5,000円を減額するものであります。
第3条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費でありますが、職員給与費であり
まして、47万2,000円を減額するものであります。
補正の内容であります。水道施設の事故対応として管理職員の特別勤務手当の計上並びに共済費
の負担金率の変更に伴います人件費関係の所要の調整、整理及び水道料金システム保守管理委託料
の計上、支払い利息の確定による企業債利息の減額であります。
以上、議案第59号から議案第67号までの補正予算について提案理由の説明といたします。よろし
くお願い申し上げます。
1、議長(渡辺) これをもって提案理由の説明を終わります。
お諮りします。本案9件は、議長を除く議員全員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これ
に付託の上、審査したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
よって、本案9件は、予算審査特別委員会に付託の上、審査することに決しました。
ここで、本委員会の委員長、副委員長を互選するため、予算審査特別委員会の開催を願います。
委員会条例第9条第2項の規定により、年長であります星加廣保議員に臨時委員長をお願いします。
本会議を休憩します。
午後
1時29分
休憩
午後
1時34分
再開
- 38 -
再開します。
諸般の報告をします。
先ほど設置されました予算審査特別委員会が休憩中に開催され、正副委員長の互選がなされた旨
通知がありましたので、報告します。
委員長には佐藤春一議員、副委員長には浜頭勝議員が互選されました。
以上で、報告を終わります。
◎散会の宣告
1、議長(渡辺) 以上をもちまして、本日の日程は全て終了しました。
明日9日は午前10時から本会議を開きます。なお、議事日程は当日配付しますので、ご了承願い
ます。
本日は、これにて散会します。
散会
- 39 -
午後 1時34分