介護報酬Q&A Ⅰ 全サービス 全サービス共通【01】 訪問系サービス共通【05】〔なし〕 通所系サービス共通【06】 Ⅱ 居宅サービス 1 居宅サービス共通【02】 <訪問系サービス> 2 訪問介護【11】 3 訪問入浴介護【12】 4 訪問看護【13】 5 訪問リハビリテーション【14】 6 居宅療養管理指導【15】 <通所サービス> 7 通所介護【16】 8 通所リハビリテーション【17】 <短期入所サービス> 9 短期入所生活介護【18】 10 短期入所療養介護【19】 <居住系サービス> 11 特定施設入居者生活介護【20】 <福祉用具・住宅改修> 12 福祉用具貸与【21】 13 特定福祉用具販売【22】 14 住宅改修【27】 <ケアマネジメント> 15 居宅介護支援・介護予防支援【23】 Ⅲ 施設サービス 1 施設サービス共通【03】 2 介護老人福祉施設【24】 3 介護老人保健施設【25】 4 介護療養型医療施設【26】 11 指定基準Q&A Ⅰ 全サービス 全サービス共通【01】 訪問系サービス共通【05】〔なし〕 通所系サービス共通【06】 12 23 Ⅱ 居宅サービス 1 居宅サービス共通【02】 <訪問系サービス> 2 訪問介護【11】 3 訪問入浴介護【12】 4 訪問看護【13】 5 訪問リハビリテーション【14】 6 居宅療養管理指導【15】 <通所サービス> 7 通所介護【16】 8 通所リハビリテーション【17】 <短期入所サービス> 9 短期入所生活介護【18】 10 短期入所療養介護【19】 <居住系サービス> 11 特定施設入居者生活介護【20】 <福祉用具・住宅改修> 12 福祉用具貸与【21】 13 特定福祉用具販売【22】 14 住宅改修【27】〔なし〕 <ケアマネジメント> 15 居宅介護支援【23】 16 介護予防支援【23】 27 31 49 50 65 67 71 95 113 123 128 131 132 133 140 Ⅲ 施設サービス 1 施設サービス共通【03】 2 介護老人福祉施設【24】 3 介護老人保健施設【25】 4 介護療養型医療施設【26】 153 178 193 207 Ⅳ 地域密着型サービス 1 地域密着型サービス共通【04】 217 <訪問通所サービス> 2 定期巡回・随時対応型訪問介護看護【40】 220 3 夜間対応型訪問介護【41】 222 4 認知症対応型通所介護【42】 224 <居住系サービス> 5 小規模多機能型居宅介護【43】 228 6 認知症対応型共同生活介護【44】 232 7 地域密着型特定施設入居者生活介護【45】 245 8 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介 護【46】 246 9 複合型サービス【47】 259 261 262 275 276 281 298 300 304 305 307 319 327 335 341 348 351 352 356 364 380 388 401 Ⅳ 地域密着型サービス 1 地域密着型サービス共通【04】 406 <訪問通所サービス> 2 定期巡回・随時対応型訪問介護看護【40】 412 3 夜間対応型訪問介護【41】 420 4 認知症対応型通所介護【42】 423 <居住系サービス> 5 小規模多機能型居宅介護【43】 429 6 認知症対応型共同生活介護【44】 440 7 地 域密着型特定施設入居者生活介護【45】 平成27年度報酬改定Q&A 463 Vol.1(平成27年4月1日) ①全サービス共通 464 ②訪問系サービス 訪問系サービス関係共通事項 465 訪問介護 466 訪問看護・介護予防訪問看護 471 ③通所系サービス 通所介護 472 通所介護,通所リハビリテーション,認知症 対応型通所介護共通 478 通所介護,療養通所介護,認知症対応型通所 介護共通 480 ④短期入所サービス等 小規模多機能型居宅介護,看護小規模多機能 型居宅介護共通 481 短期入所生活介護 481 ⑤訪問・通所リハビリテーション 訪問・通所リハビリテーション共通 483 通所リハビリテーション 486 ⑥特定施設入居者生活介護 488 ⑦施設サービス 介護福祉施設サービス,介護保健施設サービ ス,介護療養施設サービス,地域密着型介 護老人福祉施設入所者生活介護共通 492 介護福祉施設サービス,地域密着型介護老人 福祉施設入所者生活介護 492 介護療養型医療施設 496 ⑧その他の地域密着型サービス 定期巡回・随時対応型訪問介護看護,小規模 多機能型居宅介護及び看護小規模多機能型 居宅介護共通事項 498 定期巡回・随時対応型訪問介護看護 499 小規模多機能型居宅介護 501 認知症対応型共同生活介護 504 看護小規模多機能型居宅介護 504 ⑨福祉用具・居宅介護支援 福祉用具 505 居宅介護支援 506 介護療養型医療施設に関するQ&A(平成27 年4月28日) ◯介護療養型医療施設 510 Vol.2(平成27年4月30日) ①通所介護 512 ②リハビリテーション関連 訪問・通所リハビリテーション共通 513 訪問リハビリテーション 515 通所リハビリテーション 516 介護予防通所介護・介護予防通所リハビリテ ーション 523 ③介護老人福祉施設等 介護福祉施設サービス,地域密着型介護老人 福祉施設入所者生活介護 524 ④居宅介護支援 525 ⑤介護職員処遇改善加算・サービス提供体制強 化加算 介護職員処遇改善加算 528 サービス提供体制強化加算 536 ⑥短期入所生活介護 536 Vol.3(平成27年6月1日) ①訪問・通所リハビリテーション共通 ②通所リハビリテーション 〔なし〕 8 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介 護【46】 450 9 複合型サービス【47】 458 2 3 538 538 法令・通知 Ⅰ 単位数表関係告示 第39号 / 最 終 改 正:18.3.31老 老 発 第0331010号 ) 666 ⑵算定体制の届出:指定居宅サービスに要する費用の 額の算定に関する基準,指定居宅介護支援に要する 費用の額の算定に関する基準,指定施設サービス等 に要する費用の額の算定に関する基準,指定介護予 防サービスに要する費用の額の算定に関する基準, 指定介護予防支援に要する費用の額の算定に関する 基準,指定地域密着型サービスに要する費用の額の 算定に関する基準及び指定地域密着型介護予防サー ビスに要する費用の額の算定に関する基準の制定に 伴う介護給付費算定に係る体制等に関する届出にお け る 留 意 点 に つ い て(12.3.8老 企 第41号 / 最 終 改 正:27.3.27老介発0327第1号・老高発0327第1号・ 老 振 発0327第 1 号・ 老 老 発0327第 2 号: 別 紙12) 668 ○介護給付費算定に係る体制等状況一覧表 居宅サービス・施設サービス・居宅介護支援(別 紙1) 694 介護予防サービス・介護予防支援(別紙1-2) 707 地域密着型サービス・地域密着型介護予防サービ ス(別紙1-3) 714 保険者独自サービス(別紙1-4) 721 ○介護給付費算定に係る体制等に関する届出書等 指定事業者用・届出書(別紙2) 723 基準該当事業者用・進達書(別紙3) 724 地域密着型事業者等・介護予防支援事業者等・進 達書(別紙3-2) 725 ○基準該当サービスに係る上限率の設定(別紙4) 726 ○介護給付費の割引に係る割引率の設定 指定居宅サービス事業者等(別紙5) 727 地域密着型サービス事業者等(別紙5-2) 728 ○平面図(別紙6) 729 ○従 業者の勤務の体制及び勤務形態一覧表(別紙 7) 730 ○緊急時訪問看護加算・特別管理体制・ターミナル ケア体制(別紙8-1) 732 看護体制強化加算(訪問看護事業所) (別紙8- 2) 733 訪問看護体制(看護小規模多機能型居宅介護事業 所) (別紙8-3) 734 ○夜間看護体制(別紙9) 735 ○看護体制加算(短期入所生活介護) (別紙9-2) 736 ○看護体制加算(別紙9-3) 737 ○看取り介護体制(別紙9-4) 738 ○特定事業所加算 訪問介護事業所(別紙10) 739 居宅介護支援事業所(別紙10-2) 740 ○栄養マネジメント(別紙11) 741 541 ⑴1単位の単価:厚生労働大臣が定める1単位の単価 (24.3.13厚生労働省告示第94号)【全部改正:27.3.23厚 生労働省告示第93号】 542 ⑵利用者等告示:厚生労働大臣が定める基準に適合す る利用者等(24.3.13厚生労働省告示第95号)【全部 改正:27.3.23厚生労働省告示第94号】 550 ⑶大臣基準告示:厚生労働大臣が定める基準(24.3.13 厚生労働省告示第96号)【全部改正:27.3.23厚生労働 省告示第95号】 562 ⑷施設基準:厚生労働大臣が定める施設基準(24.3.13 厚生労働省告示第97号)【全部改正:27.3.23厚生労働 省告示第96号】 590 ⑸定数超過利用・人員基準欠如:厚生労働大臣が定め る利用者等の数の基準及び看護職員等の員数の基準 並びに通所介護費等の算定方法(12.2.10厚生省告示 第27号/最終改正:27.3.31厚生労働省告示第195号) 617 付:厚生労働大臣が定める利用者等の数の基準及び 看護職員等の員数の基準並びに通所介護費等の算 定方法の規定に基づき厚生労働大臣が定める地域 (12.2.10厚生省告示第28号/最終改正:15.3.14厚 生労働省告示第86号) 642 ⑹夜勤職員基準:厚生労働大臣が定める夜勤を行う職 員の勤務条件に関する基準(12.2.10厚生省告示第29 号/最終改正:27.3.23厚生労働省告示第89号) 643 ⑺支給限度額対象外の費用:介護保険法施行規則第68 条第3項及び第87条第3項に規定する厚生労働大臣 が定めるところにより算定した費用の額〔支給限度 額 告 示 〕(12.2.10厚 生 省 告 示 第38号 / 最 終 改 正: 27.3.23厚生労働省告示第97号) 651 ⑻特別地域加算の対象地域:厚生労働大臣が定める地 域(12.2.10厚生省告示第24号/最終改正:26.3.31厚 生労働省告示第199号) 653 付①:厚生労働大臣が定める特例居宅介護サービス 費等の支給に係る離島その他の地域の基準第六号 の規定に基づき厚生労働大臣が定める地域 (12.2.29厚生省告示第53号/最終改正:27.3.23厚 生労働省告示第98号) 654 付②:厚生労働大臣が定める地域第六号の規定に基 づき厚生労働大臣が定める地域(12.2.29厚生省告 示第54号/最終改正:12.12.28厚生省告示507号) 661 ⑼加算対象の中山間地域等(小規模事業所加算・サー ビス提供加算):厚生労働大臣が定める中山間地域 等の地域(21.3.13厚生労働省告示第83号/最終改 正:27.3.23厚生労働省告示第92号) 662 Ⅱ 介護報酬算定体制の届出 665 ⑴介護給付費の割引:指定居宅サービス事業者等によ る介護給付費の割引の取扱いについて(12.3.1老企 4 ⑷居宅サービスの栄養ケア・マネジメント等:居宅サ ービスにおける栄養ケア・マネジメント等に関する 事務処理手順例及び様式例の提示について(18.3.31 老老発第0331009号/最終改正:24.3.16老高発0316 第1号・老振発0316第1号・老老発0316第5号:別 紙15) 809 ⑸事業所評価加算:事業所評価加算に関する事務処理 手 順 及 び 様 式 例 に つ い て〔 抄 〕(18.9.11老 振 発 第 0911001号・老老発第0911001号/最終改正:24.3.16 老高発0316第1号・老振発0316第1号・老老発0316 第5号:別紙13) 815 ○サービス提供体制強化加算(別紙12~別紙12-4) 742 ○介護老人保健施設の基本施設サービス費等 在宅強化型の基本施設サービス費,在宅復帰・在 宅療養支援機能加算(別紙13) 757 療養型又は療養強化型の基本施設サービス費(別 紙13-2) 758 療養機能強化型の基本施設サービス費(別紙13- 3) 759 ○訪問看護事業所における定期巡回・随時対応型訪 問介護看護連携(別紙14) 760 ○定期巡回・臨時対応サービスに関する状況等(訪 問介護事業所)(別紙15) 761 ○サービス提供責任者体制の減算(別紙16) 762 ○訪問リハビリテーション事業所における社会参加 支援加算(別紙17) 763 ○通所リハビリテーション事業所における社会参加 支援加算(別紙18) 764 ○介護予防・日常生活支援総合事業費算定に係る体 制等(別紙19) 765 ○介護予防・日常生活支援総合事業者の事業費の割 引に係る割引率の設定(別紙20) 766 ○サービス提供責任者体制の減算(別紙21) 767 ○サービス提供体制強化加算(通所型サービス(独 自))(別紙22) 768 参考:システム変更に係る参考資料(平成27年3月 31日確定版) ①特定診療費算定・特別療養費算定に必要な事業 所届出項目(資料4) 769 ②留 意事項について(資料7)・別紙「既存サー ビス事業所の届出留意事項」 770 Ⅲ 事務処理手順例・様式例 Ⅳ 居住費・食費の低所得者対策 825 ⑴食事の基準費用額:介護保険法第51条の3第2項第 一号及び第61条の3第2項第一号に規定する特定介 護保険施設等及び特定介護予防サービス事業者にお ける食事の提供に要する平均的な費用の額を勘案し て厚生労働大臣が定める費用の額(17.9.7厚生労働 省告示第411号/最終改正:20.3.31厚生労働省告示 第194号) 826 ⑵居住等・滞在の基準費用額:介護保険法第51条の3 第2項第二号に規定する特定介護保険施設等におけ る居住等に要する平均的な費用の額及び施設の状況 その他の事情を勘案して厚生労働大臣が定める費用 の額並びに同法第61条の3第2項第二号に規定する 特定介護予防サービス事業者における滞在に要する 平均的な費用の額及び事業所の状況その他の事情を 勘案して厚生労働大臣が定める費用の額(17.9.7厚 生労働省告示第412号/最終改正:27.3.23厚生労働 省告示第107号) 827 ⑶食費の負担限度額:介護保険法第51条の3第2項第 一号及び第61条の3第2項第一号に規定する食費の 負担限度額(17.9.7厚生労働省告示第413号/最終改 正:27.3.31厚生労働省告示第195号) 833 ⑷居住費・滞在費の負担限度額:介護保険法第51条の 3第2項第二号に規定する居住費の負担限度額及び 同法第61条の3第2項第二号に規定する滞在費の負 担限度額(17.9.7厚生労働省告示第414号/最終改 正:27.3.31厚生労働省告示第195号) 834 ⑸低所得者の利用者負担額軽減〔通知〕:低所得者に 対する介護保険サービスに係る利用者負担額の軽減 制度の実施について(12.5.1老発第474号/最終改 正:27.4.3老発0403第2号) 836 777 ⑴栄養マネジメント加算・経口移行加算:栄養マネジ メント加算及び経口移行加算等に関する事務処理手 順 例 及 び 様 式 例 の 提 示 に つ い て(17.9.7老 老 発 第 0907002号/最終改正:27.3.27老介発0327第1号・ 老高発0327第1号・老振発0327第1号・老老発0327 第2号:別紙14) 778 付:栄養ケア・マネジメントの実施に伴う帳票の整 理について(17.9.7健習発第0907001号・老老発第 0907001号) 785 ⑵リハビリテーションマネジメント:リハビリテーシ ョンマネジメントの基本的考え方並びに加算に関す る事務処理手順例及び様式例の提示について (18.3.27老老発第0327001号/最終改正:27.3.31老老 発第0331第3号) 786 ⑶口腔機能向上加算等:口腔機能向上加算等に関する 事務処理手順例及び様式例の提示について(18.3.31 老老発第0331008号/最終改正:24.3.16老高発0316 第1号・老振発0316第1号・老老発0316第5号:別 紙14) 804 Ⅴ 介護給付費の請求 843 ⑴請求省令:介護給付費及び公費負担医療等に関する 費用等の請求に関する省令(12.3.7厚生省令第20号 /最終改正:27.3.31厚生労働省令第57号) 844 付:介護給付費及び公費負担医療等に関する費用等 の請求に関する省令第1条第2項第六号の規定に 基づき厚生労働大臣が定める医療又は介護に関す る 給 付(12.3.7厚 生 省 告 示 第56号 / 最 終 改 正: 5 法令・通知 請求書・明細書の記載 27.3.31厚生労働省告示第195号) 849 参考: 「介護給付費及び公費負担医療等に関する費 用等の請求に関する省令の一部を改正する省令」 の公布について(26.8.15老発0815第2号) 850 ⑵電子請求:電子情報処理組織を使用した請求に関し て厚生大臣が定める区分,事項及び方式並びに磁気 テープ,フレキシブルディスク又は光ディスクを用 いた請求に関して厚生大臣が定める方式及び規格に ついて(12.4.14老発第440号/最終改正:27.4.1老発 0401第8号) 852 付①:電子情報処理組織又は磁気テープ等による介 護給付費等又は総合事業費請求の届出等について (12.2.15・2.23介護保険制度施行準備室 事務連絡 /最終改正:27.4.1老健局介護保険計画課 事務連 絡) 854 付②:書面による請求に係る経過措置に関するQ& A(27.4.1老健局介護保険計画課 事務連絡) 863 ⑶その他の関係事務連絡 ①介護給付費請求書等の保管について(13.9.19老健 局介護保険課・老人保健課 事務連絡/最終改 正:27.4.1老健局介護保険計画課 事務連絡) 864 ②介護報酬の請求に係る消滅時効の起算日について (14.3.1老健局介護保険課・老人保健課 事務連絡) 865 ③公費負担優先の給付の対象となるサービスに係る 請求の事務等について(12.3.8介護保険制度施行 準備室) 866 Ⅵ 医療保険等との調整 理指導費の給付調整に係る留意事項について (24.10.16老 健 局 振 興 課・ 老 人 保 健 課 事 務 連 絡 ) 913 ⑸特養入所者についての診療報酬:特別養護老人ホー ム等における療養の給付の取扱いについて(18.3.31 保医発第0331002号/最終改正:24.3.30保医発0330 第9号) 914 付①:特別養護老人ホームにおける療養の給付の取 扱いについて(疑義解釈) (昭63.4.19保険発第37 号・健医老老発第33号) 918 付②: 「特別養護老人ホーム等における療養の給付 の取扱いについて」の運用上の留意事項について (18.4.24保険局医療課 事務連絡) 918 付③:特別養護老人ホーム等の医務室に係る保険医 療機関の指定の取扱いについて(24.3.26保険局医 療課 事務連絡) 919 付④: 「特別養護老人ホーム等における療養の給付 の取扱いについて」 (平成18年3月31日保医発第 0331002号)の一部改正に伴う留意事項等につい て(26.3.31社会・援護局障害保健福祉部障害福祉 課 事務連絡) 920 ⑹自立支援給付との調整:障害者の日常生活及び社会 生活を総合的に支援するための法律に基づく自立支 援給付と介護保険制度との適用関係等について (19.3.28障企発第0328002号・障障発第0328002号/ 最終改正:27.3.31障企発0331第1号・障障発0330第 5号) 922 付:障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援 するための法律に基づく自立支援給付と介護保険 制度の適用関係等に係る留意事項等について (27.2.18障害保健福祉部企画課・障害福祉課 事務 連絡) 925 871 ⑴医療保険の対象となる療養:厚生労働大臣が定める 療養(18.3.20厚生労働省告示第142号/最終改正: 24.3.26厚生労働省告示第161号) 872 ⑵要介護者等についての診療報酬(介護調整告示): 要介護被保険者等である患者について療養に要する 費用の額を算定できる場合(20.3.27厚生労働省告示 第128号/最終改正:27.3.31厚生労働省告示第195 号) 873 ⑶医療保険の対象となる訪問看護:訪問看護療養費に 係る訪問看護ステーションの基準等(抄)(18.3.6厚 生労働省告示第103号/最終改正:26.3.5厚生労働省 告示第64号) 883 ⑷医療・介護給付調整の留意事項(医療・介護調整通 知) :医療保険と介護保険の給付調整に関する留意 事項及び医療保険と介護保険の相互に関連する事項 等について(18.4.28老老発第0428001号・保医発第 0428001号 / 最 終 改 正:26.3.28保 医 発0328第 1 号 ) 885 参考①:医療保険及び介護保険におけるリハビリテ ーションの見直し及び連携の強化について (18.12.25老老発第1225003・保医発第1225001号/ 最終改正:27.3.31老老発0331第2号) 909 参考②:在宅患者訪問薬剤管理指導料と居宅療養管 Ⅶ 介護扶助 927 ■介護扶助 関係告示 ○指定介護機関介護担当規程(12.3.31厚生省告示第 191号) 928 ○生活保護法第54条の2第4項において準用する同 法第52条第2項の規定による介護の方針及び介護 の報酬(12.4.19厚生省告示第214号/最終改正: 24.3.29厚生労働省告示第181号) 928 ■介護扶助の運営要領等(通知) ○生 活保護法による介護扶助の運営要領について (12.3.31社 援 第825号 / 最 終 改 正:27.3.31社 援 発 0331第9号) 930 ○生活保護法による介護扶助の運営要領に関する疑 義について(13.3.29社援保発第22号/最終改正: 27.3.31社援保発0331第18号) 953 ○生活保護法の一部改正に伴う指定介護機関の指定 事務に係る留意事項等について(26.4.25社援保発 0425第15号) 958 参考:生活保護法の一部改正に伴う指定介護機関 6 の指定事務に係る協力について(依頼)(26.5.2 老高発0502第1号・老振発0502第2号・老老発 0502第2号) 961 ○介護扶助と障害者の日常生活及び社会生活を総合 的に支援するための法律に基づく自立支援給付と の 適 用 関 係 等 に つ い て(19.3.29社 援 保 発 第 0329004号/一部改正:25.3.29社援保発0329第3 号) 963 1129 介護給付費請求書等の記載要領について(13.11.16老老 発第31号/最終改正;27.3.27老介発0327第1号・老高発 0327第1号・老振発0327第1号・老老発0327第2号 別 紙13) 1 介護給付費請求書に関する事項 1130 2 介護予防・日常生活支援総合事業費請求書に関す る事項 1133 3 介護給付費明細書記載に関する事項 1136 4 介護予防・日常生活支援総合事業費明細書記載に 関する事項 1184 5 給付管理票に関する事項 1200 別表1:摘要欄記載事項 1206 別表2:保険優先公費の一覧 1214 別表3:特定診療費識別一覧 1217 別表4:特別療養費識別一覧 1219 別記:福祉用具貸与における商品コード等の明細書の 記載について 1220 参考:月額包括報酬の日割り請求にかかる適用 1221 サービス種類と適用可能公費の関係 1226 サービス利用票別表 1229 Ⅷ 介護予防・日常生活支援総合事業 965 ⑴ガイドライン告示:介護予防・日常生活支援総合事 業の適切かつ有効な実施を図るための指針(27.3.31 厚生労働省告示第196号) 966 ⑵基 本チェックリスト告示:介護保険法施行規則第 140条の62の4第二号の規定に基づき厚生労働大臣 が 定 め る 基 準(27.3.31厚 生 労 働 省 告 示 第197号 ) 973 参考:介護保険法第115条の45/介護保険法施行規 則第140条の62の4 974 ⑶介護保険事務処理システム:介護保険事務処理シス テム変更に係る参考資料〈抄〉(27.3.31老健局介護 保険計画課・振興課・老人保健課 事務連絡) 976 Ⅱ 介護予防・日常生活支援総合事業等関係 977 Ⅳ 介護給付費請求書・明細書及びインタフェース 関係 1000 ⑷事業所指定:平成27年4月の新しい総合事業等改正 介護保険法施行に係る事業所指定事務等の取扱いに ついて(27.2.24老健局振興課 事務連絡) 1084 ⑸住所地特例:平成27年4月の改正介護保険法施行に 係る住所地特例の取扱い(介護予防支援・介護予防 ケアマネジメント)について(27.2.27老健局振興課 事務連絡) 1110 参考資料:介護予防・日常生活支援総合事業ガイドラ イン(概要)(老健局振興課/平成27年6月8日・ 厚生労働省ホームページ掲載) 1116 7 ⑷一部のQAについては,原QAの構成等にもとづき サービス種別・基準種別を変えて掲載しています (指定基準Q&A内での基準種別のみの変更を除 き, 〔 〕で元の種別を注記) 。また,同一QAを複 数サービス種別に掲載している場合があります。 ⑸改正実施前の検討事項や改正時の経過措置などに係 る以下の通番のQAは掲載していません。 51,86,98,136,161,164,169,195,238,305,306,308,309, 凡例 ⑴介護報酬の解釈(第3巻)QA・法令編は,単位数 表編(第1巻)と指定基準編(第2巻)をさらに実 務的に活用するために必要となる情報として,「Q &A」 「関係法令・告示」「請求書・明細書の記載」 を掲載したものです。 ⑵法令・通知については,単位数表編・指定基準編と 同様に,平成27年4月改正に係る部分(改正箇所ま たは改正を含む段落)に下線を付しています。な お,全部改正についても同様に,実質改正部分に下 線を付しています(法令・通知Ⅰ⑴を除く)。 313,328,329,363,365,379,385,442,445,446,448,449, 451,452,456,470,490-495,503,509,510,546,576,581, 610,612,613,628,631,647,654,659,722-724,741,747, 768,799,822,826-829,834,837,843,871,909,910,935, 936,958,981,1027,1028,1048,1049,1085,1092,10971099,1101,1103,1214,1216,1218-1221,1223,1231-1233, 1322-1324,1326,1338,1397,1398,1416,1431 Q&Aの取扱い ⑴厚生労働省「介護サービス関係Q&A集の送付につ いて」 (平成26年5月30日・老健局総務課介護保険 指導室事務連絡)に掲載されたQ&Aについては当 事務連絡に準じて掲載し,さらに,別途平成27年度 介護報酬改定に関して発出されたQ&Aを収載して います。 ⑵「介護サービス関係Q&A集の送付について」に掲 載されたQAは,「介護サービス関係Q&A」の基 準種別(1人員/2設備/3運営/4報酬/5その 他)に応じ,「4報酬」部分を介護報酬Q&Aに, それ以外を指定基準Q&Aに,サービス種別単位で まとめています。 ⑶平 成27年度介護報酬改定に関するQ&Aは,平成 27年度報酬改定Q&Aとして別掲しました。 ⑹QAは,原則として次のとおり配列しています。 介護報酬Q&A:同一サービス種別のQAは単位数 表順に配列し,内容に応じて適宜見出しで区分 指定基準Q&A:同一基準種別のQAは指定基準順 で,同一内容は発出日順・元QA順で配列 ⑺個別QAについての「介護サービス関係Q&A」と 本書QAの対応は下記のとおりです。 ▶項目名に対して「小項目名」を追加 ▶QAが対象とする単位数表・留意事項通知,指定 基準・解釈通知の該当部分を「参考」で掲載 ▶その他の関係告示・通知等を「参照」で示す ▶平成27年度報酬改定Q&Aでは削除QAを掲載 本書でのQ&Aの掲載例(介護報酬Q&A・P203のQ16から一部抜粋) 「介護サービス関係Q&A」の項 目名を表示(原則として原文どお りで,一部内容を付加) ↓ 「介護サービス関係Q&A」の通番 (平成26年5月30日事務連絡版)を 表記(発出日・掲載番号順) ↓ Q&Aの具体的内容や,同一項目 内での内容の区分を示すために, 小項目名を付加 ↓ 968 21.4.17【57】37 Q16 ターミナルケア加算 ①転院後死亡した場合 ターミナルケアを実施途中に,緊急時や家族からの希望等により入所者が他医療機関に転院して死 亡した場合は,他医療機関に入院するまでのターミナルケア加算は算定可能か。 ←発出時期【掲載 文書No.】番号 ←質問を掲載 従来型老健については,死亡前に他医療機関に入院した場合であっても,死亡日を含めて30日を上限 ←回答を掲載 に,当該施設でターミナルケアを行った日数については算定可能。介護療養型老健については,入所者 の居宅又は当該施設で死亡した場合のみ算定可能であり,他医療機関で死亡した場合にあっては退所日 必要に応じて関 以前も含め算定できないもの。 連する法令・通 参 考 ←知を掲載(平成 介護報酬通知(平12老企40号) ・第2の6・⒀・ロ 27年 度 改 正 部 ロ ターミナルケア加算は,利用者等告示第六十五号に定める基準に適合するターミナルケアを受けた入所者 分 に 下 線 ), ま が死亡した場合に,死亡日を含めて30日を上限として,老人保健施設において行ったターミナルケアを評価 たは関連告示等 するものである。 参照部分を表記 死亡前に他の医療機関等に移った場合又は自宅等に戻った場合には,当該施設においてターミナルケアを直 接行っていない退所した日の翌日から死亡日までの間は,算定することができない。 (したがって,退所した 「介護サービス関係Q&A」原文 日の翌日から死亡日までの期間が30日以上あった場合には,ターミナルケア加算を算定することはできない。 ) サービス 通番 968 種別 基準種別 25介 護 老人保健 4 報酬 施設 項目 質問 (介護老人保健施設)ターミナルケ アを実施途中に,緊急時や家族から ターミナル の希望等により入所者が他医療機関 ケア加算 に転院して死亡した場合は,他医療 機関に入院するまでのターミナルケ ア加算は算定可能か。 回答 従来型老健については,死亡前に他医療機関に入院した場合であ っても,死亡日を含めて30日を上限に,当該施設でターミナル ケアを行った日数については算定可能。介護療養型老健について は,入所者の居宅又は当該施設で死亡した場合のみ算定可能であ り,他医療機関で死亡した場合にあっては退所日以前も含め算定 できないもの。 8 QA発出時期 番号 文書番号等 21.4.17 介護保険最新 情報Vol.79平 37 成21年4月 改 定 関 係Q&A (Vol.2) 「介護サービス関係Q&A」掲載文書一覧 No. 発出日 文書番号等※ 掲載文書 1 12.1.21 事務連絡 要介護者等以外の自費負担によるサービスの利用について 2 12.2.3 最新vol.35 認知症対応型共同生活介護における計画作成担当者の要件について 介護サービス事業者等と利用者の間で作成する契約書及び介護サービス事業者等が発行する領収証等に係 3 12.3.17 事務連絡 る印紙税の取扱い 4 12.3.31 最新vol.59 1介護報酬等に係るQ&A 2その他の日常生活費に係るQ&Aについて 5 12.4.28 最新vol.71 介護報酬等に係るQ&Avol.2 6 12.5.15 最新vol.74 介護報酬等に係るQ&Avol.3 7 12.6.12 最新vol.77 沖縄県からの「相当サービス」に関する照会に対する回答 1ショートスティ床の特別養護老人ホーム床としての一時的活用に関するQ&A 8 12.11.22 最新vol.93 2福祉用具貸与及び住宅改修の範囲の変更に係るQ&Aについて 9 13.3.28 最新vol.106 運営基準等に係るQ&A 10 13.8.29 最新vol.116 訪問通所サービス及び短期入所サービスの支給限度額の一本化に係るQ&A及び関連帳票の記載例 11 13.9.28 会議資料 全国介護保険担当課長会議資料Q&A 12 14.3.1 最新vol.122 介護報酬の請求に係る消滅時効の起算日について 13 14.3.19 最新vol.123 居宅サービスと実質的な「施設」との関係について 14 14.3.28 事務連絡 運営基準等に係るQ&A 15 14.5.14 最新vol.127 介護保険最新情報vol.127 16 15.3.31 通知 老計発0331002他 17 15.5.30 最新vol.151 介護報酬に係るQ&A 18 15.6.30 最新vol.153 介護報酬に係るQ&A(vol.2) 19 17.9.7 会議資料 全国介護保険指定基準・監査担当者会議資料 平成17年10月改定関係Q&A 20 17.10.13 改革vol.33 地域包括支援センター及び地域支援事業に関するQ&A 21 17.10.27 改革vol.37 平成17年10月改定Q&A(追補版)等について 22 17.11.4 改革vol.37-2 平成17年10月改定Q&A【追補版】の修正について 23 17.12.19 会議資料 全国介護保険・老人保健事業担当課長会議資料 地域密着型サービスに関するQ&A 24 18.1.26 改革vol.53 混合型特定施設の必要利用定員総数に関するQ&A 25 18.2.17 改革vol.60 「介護給付費算定に係る体制等状況一覧表(案) 」等の送付について 26 18.2.17 改革vol.61 老人保健事業及び介護予防事業に関するQ&A(その2)について 27 18.2.20 改革vol.63 混合型特定施設に関するQ&A 28 18.2.24 会議資料 全国介護保険担当課長ブロック会議資料Q&A 29 18.3.7 改革vol.70 老人保健事業及び介護予防事業に関するQ&A(その2)について 30 18.3.22 改革vol.78 平成18年4月改定関係Q&A(vol.1) 31 18.3.27 改革vol.80 平成18年4月改定関係Q&A(vol.2) 32 18.3.31 改革vol.88 介護老人福祉施設等に関するQ&A 33 18.4.21 改革vol.96 平成18年4月改定関係Q&A(vol.3) 34 18.4.21 改革vol.97 住所地特例対象施設に関するQ&A 有料老人ホーム及び適合高齢者専用賃貸住宅における特定施設入居者生活介護等の法定代理受領サービス 35 18.4.28 事務連絡 の利用について 36 18.5.2 改革vol.102 指定認知症対応型共同生活介護等に関するQ&A /平成18年4月改定関係Q&A(VOL4) 37 18.5.25 改革vol.106 指定認知症対応型共同生活介護等の減算に関するQ&A 38 18.6.8 改革vol.110 指定認知症対応型共同生活介護の計画作成担当者の欠員等に係る減算に関するQ&A 39 18.6.30 改革vol.114 平成18年4月改定関係Q&A(VOL5) ,平成18年7月改定関係Q&A(経過型介護療養型医療施設関係) 40 18.7.3 改革vol.117 平成18年4月改定関係Q&A(VOL6) 41 18.9.4 改革vol.127 介護老人福祉施設及び地域密着型サービスに関するQ&A 平成18年4月改定関係Q&Avol.7(事業所評価加算関係)及び老人保健事業及び介護予防事業等に関する 42 18.9.11 事務連絡 Q&A(追加・修正)vol.2 43 19.2.9 最新vol.5 平成18年4月改定関係Q&A問58の改訂についてvol.5 44 19.2.19 会議資料 全国介護保険・高齢者保健福祉担当課長会議資料 介護老人福祉施設及び地域密着型サービスQ&A 45 19.2.28 最新vol.6 「介護保険法上の事後規制について」等の送付についてvol.6 46 19.3.1 最新vol.7 「報酬請求指導マニュアル」に基づく加算請求指導に関するQ&Aについてvol.7 47 19.5.31 事務連絡 療養病床転換支援策(施設基準に係る経過措置等)等関係Q&A 48 19.6.1 事務連絡 (保険局医療課)疑義解釈資料の送付について(その8) 49 19.7.3 事務連絡 摂食機能療法の算定基準に係るQ&A 指定地域密着型サービス及び指定地域密着型介護予防サービスに係る指定の有効期間及びその更新等に係 50 19.10.9 最新vol.20 る周知並びに地域密着型(介護予防)サービスの実施に関するQ&A 51 19.10.25 最新vol.22 介護保険法に基づく指定訪問介護事業所が障害者自立支援法に基づく居宅介護を行う場合の取扱いについて 52 19.12.20 最新vol.26 同居家族等がいる場合における訪問介護及び介護予防訪問介護サービスの生活援助等の取扱い 53 20.4.21 事務連絡 介護療養型老人保健施設に係る介護報酬改定等に関するQ&A 54 20.8.25 最新vol.41 同居家族等がいる場合における訪問介護サービス等の生活援助等の取扱いについて 55 21.3.23 最新vol.69 平成21年4月改定関係Q&A(vol.1) 平成21年4月改定関係Q&A(通所リハビリテーションにおけるリハビリテーションマネジメント加算及 56 21.4.9 最新vol.74 び個別リハビリテーション実施加算関係) 57 21.4.17 最新vol.79 平成21年4月改定関係Q&A(vol.2) 58 21.5.13 最新vol.88 認知症専門ケア加算に係る研修要件の取り扱いについて 59 21.7.24 最新vol.104 適切な訪問介護サービス等の提供について 指定小規模多機能型居宅介護事業所における障害者自立支援法に基づく基準該当生活介護利用者等の受け 60 22.6.1 事務連絡 入れに関するQ&A 61 22.9.29 最新vol.166 「指定小規模多機能型居宅介護の基準に関するQ&A」の送付について 指定居宅サービス等の事業の人員,設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う指 62 23.9.30 最新vol.238 定,介護報酬等の取扱いについて 63 23.12.1 最新vol.249 ユニット型個室の特別養護老人ホームの設備に関するQ&Aについて 64 24.3.16 最新vol.267 平成24年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.1) (平成24年3月16日) 65 24.3.30 最新vol.273 平成24年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.2) (平成24年3月30日) 9 No. 発出日 文書番号等※ 掲載文書 66 24.4.25 最新vol.284 平成24年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.3)(平成24年4月25日) ※文書番号等で, 「介護保険最新情報」は「最新」,「介護制度改革information」は「改革」と略記しています 「平成27年度報酬改定Q&A」掲載文書一覧 発出日 27.4.1 27.4.28 27.4.30 27.6.1 掲載文書 平成27年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.1) 平成27年度介護報酬改定における介護療養型医療施設に関するQ&A 平成27年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.2) 平成27年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.3) ◆他巻の内容概要 1 2 単位数表編 指定基準編 ●介護報酬算定のポイント ●介護報酬の算定構造一覧 ●事業所・施設の指定等のあらまし Ⅰ居宅サービス等の基準 1居宅サービス 2地域密着型サービス 3居宅介護支援 Ⅰ在宅の要介護者へのサービス 1指定居宅サービス 2指定地域密着型サービス 3指定居宅介護支援 Ⅱ施設サービスの基準 1介護老人福祉施設 2介護老人保健施設 3介護療養型医療施設 Ⅱ要介護者への施設サービス 1指定介護老人福祉施設 2介護老人保健施設 3指定介護療養型医療施設 Ⅲ介護予防サービス等の基準 1介護予防サービス 2旧介護予防サービス 3地域密着型介護予防サービス 4介護予防支援 Ⅲ要支援者へのサービス 1指定介護予防サービス 2指定地域密着型介護予防サービス 3指定介護予防支援 Ⅳ事務処理手順例・様式例︵新規︶ Ⅳ指定基準関係告示・通知等 共通する告示・通知等 付 有料老人ホーム Ⅴ福祉用具購入費・住宅改修費 Ⅴサービス事業所関連-その他の主な通知等 ※Q&Aは,平成27年度改定関係のものを掲載 介護報酬Q&A Ⅰ 全サービス 全サービス共通【01】 訪問系サービス共通【05】〔なし〕 通所系サービス共通【06】 Ⅱ 居宅サービス 居宅サービス共通【02】 1 <訪問系サービス> 訪問介護【11】 2 訪問入浴介護【12】 3 訪問看護【13】 4 訪問リハビリテーション【14】 5 居宅療養管理指導【15】 6 <通所サービス> 通所介護【16】 7 通所リハビリテーション【17】 8 <短期入所サービス> 短期入所生活介護【18】 9 短期入所療養介護【19】 10 <居住系サービス> 特定施設入居者生活介護【20】 11 <福祉用具・住宅改修> 福祉用具貸与【21】 12 特定福祉用具販売【22】 13 住宅改修【27】 14 <ケアマネジメント> 居宅介護支援・介護予防支援【23】 15 Ⅲ 施設サービス 施設サービス共通【03】 1 介護老人福祉施設【24】 2 介護老人保健施設【25】 3 介護療養型医療施設【26】 4 Ⅳ 地域密着型サービス 地域密着型サービス共通【04】 1 <訪問通所サービス> 定期巡回・随時対応型訪問介護看護【40】 2 夜間対応型訪問介護【41】 3 認知症対応型通所介護【42】 4 <居住系サービス> 小規模多機能型居宅介護【43】 5 認知症対応型共同生活介護【44】 6 地域密着型特定施設入居者生活介護【45】 7 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護【46】 8 複合型サービス【47】 9 ※【 】は「介護サービス関係Q&A」でのサービス種別番号 10 − 11 − 12 23 27 31 49 50 65 67 71 95 113 123 128 131 132 133 140 153 178 193 207 217 220 222 224 228 232 245 246 259 全サービス共通 全サービス共通 Q1 利用者自己負担額の請求 10円単位の請求は可能か 年6月末に消滅時効が成立することになるが,通常,請求から支払まで2か月近く要することから, 平成14年6月中に請求した場合でも,支払が受けられないことになるのか。 84 12.4.28【5】Ⅳ 4 医療機関においては,従来より利用者負担は10円単位の請求であったため,同じ取扱をしても差 し支えないか。 そのような取扱はできない。 参 考 介護報酬通知(平12老企36号) ・第2の1・⑴〔居宅サービスの例〕 ⑴ 算定上における端数処理について ① 単位数算定の際の端数処理 単位数の算定については,基本となる単位数に加減算の計算(何らかの割合を乗ずる計算に限る。 )を 行う度に,小数点以下の端数処理(四捨五入)を行っていくこととする。つまり,絶えず整数値に割合を 地方自治法第236条第2項において,金銭の給付を目的とする普通地方公共団体の権利及び普通地方 公共団体に対する権利で金銭の給付を目的とするものの時効による消滅については,法律に特別の定め がある場合を除くほか,時効の援用を要せず,また,その利益を放棄することができないものとされて いる。 したがって,保険給付を受ける権利は,民法第147条に規定する時効の中断事由(承認等)に該当し ない限り,2年を経過したときに時効により消滅することになり,御質問の平成12年4月サービス提供 分に係る介護報酬を請求する権利は,平成14年6月末に時効により消滅することになる(介護保険法第 200条)。 このため,各市町村(保険者)においては,時効により消滅した保険給付の請求を消滅時効成立後に 受理し,審査支払を行うことはできないことから,管内のサービス事業者等に対し介護報酬の請求に係 る時効の考え方(時効の期間,起算点等)の周知に努めていただきたい。 ただし,介護報酬の支払請求は,民法第153条に規定する「催告」に該当することから,御質問のよ うに時効の成立前の平成14年6月中に請求がなされた場合には,報酬の支払は可能であると考えられる。 乗じていく計算になる。 (例)訪問介護(身体介護中心 30分以上1時間未満で388単位) ・事業所と同一の建物に居住する利用者にサービスを行う場合,所定単位数の90%を算定 388×0.9=349.2→349単位 Q4 加算の届出 ①報酬改定の影響により届出が間に合わなかった場合 1377 24.3.16【64】249 加算等に係る届出については,毎月15日(今年3月は25日)までに行わなければ翌月から算定で きないが,報酬改定の影響により届出が間に合わなかった場合の特例はないのか。 ・この事業所が特定事業所加算(Ⅰ)を算定している場合,所定単位数の20%を加算 349×1.2=418.8→419単位 *388×0.9×1.2=419.04として四捨五入するのではない。 ② 金額換算の際の端数処理 算定された単位数から金額に換算する際に生ずる1円未満(小数点以下)の端数については「切り捨 て」とする。 (例)前記①の事例で,このサービスを月に6回提供した場合(地域区分は1級地) 419単位×6回=2,514単位 4月1日から加算等の対象となるサービス提供が適切になされているにもかかわらず,届出が間に合 わないといった場合については,4月中に届出が受理された場合に限り,受理された時点で,ケアプラ ンを見直し,見直し後のプランに対して,利用者の同意が得られれば,4月1日にさかのぼって,加算 を算定できることとする取り扱いとなる。 なお,混乱を避けるため,その場合であっても,事業者は利用者に対し,ケアプランが事後的に変更 され,加算がさかのぼって算定される可能性があることを,あらかじめ説明しておくことが望ましい。 2,514単位×11.40円/単位=28,659.60円→28,659円 なお,サービスコードについては,介護職員処遇改善加算を除く加算等を加えた一体型の合成コードとし て作成しており,その合成単位数は,既に端数処理をした単位数(整数値)である。 Q2 要介護状態区分が月途中で変更の場合 どちらの区分で請求するか 301 12.4.28【18】22 要介護状態区分が月途中で変更になった場合の請求について 例えば4月15日に区分変更申請を行い,要介護2から要介護3に変更となった場合,14日まで「要介 護2」に応じた単位数で請求し,15日からは「要介護3」に応じた単位数で請求する。また,変更申請 中における当該月の報酬請求については,要介護状態区分の結果が判明した後に行うことになる。な お,4月分の区分支給限度基準額については,重い方の要介護状態区分である「要介護3」の区分支給 限度基準額を適用する。 Q3 請求に関する消滅時効 時効成立間際の請求 160 14.3.1【12】 Q5 加算の届出 ②体制状況一覧の期日までの提出の可否等 1378 24.3.16【64】250 介護給付費算定に係る体制状況一覧における介護職員処遇改善加算は,期日までに提出は必要か。 また,必要な添付書類はなにか。 介護職員処遇改善加算については,平成24年当初の特例を設けており,介護職員処遇改善交付金を受 けている事業所については,加算を算定する事業所とみなすため,介護給付費算定に係る体制状況一覧 における介護職員処遇改善加算の部分については,記載を省略しても差し支えない。 また,介護給付費算定に係る体制状況一覧における介護職員処遇改善加算に関する添付書類について は,介護職員処遇改善計画書等の届出を持って添付書類とすることとし,介護職員処遇改善計画書を複 数事業所でまとめて作成している場合についても,それぞれの事業所ごとに資料を添付する必要はない。 Q6 加算の届出 ③地域区分変更に係る体制状況一覧届出の必要性 1379 24.3.16【64】251 平成12年4月サービス提供分に係る介護報酬は,事業者による請求(代理受領)の場合,平成14 地域区分については,該当する市町村に存在するすべての事業所について変更となりますが,届出 は必要ありますか。 − 12 − − 13 − Ⅰ 全サービス 介護報酬・Ⅰ 全サービス 介護報酬・Ⅰ 全サービス 全サービス共通 介護給付費算定に係る体制状況一覧については,その内容に変更がある場合は届出が必要になるが, 地域区分については該当する地域に所在する事業所全てが変更になるもののため,指定権者において対 応可能であれば届け出は必要ない。 Q7 特定事業所加算(訪問介護)・サービス提供体制強化加算 ①取得見込者 769 21.3.23【55】2 特定事業所加算及びサービス提供体制強化加算における介護福祉士又は介護職員基礎研修課程修了 者若しくは一級課程修了者とは,各月の前月の末日時点で資格を取得している者とされているが,そ の具体的取扱いについて示されたい。 要件における介護福祉士等の取扱いについては,登録又は修了証明書の交付まで求めるものではな く,例えば介護福祉士については,平成21年3月31日に介護福祉士国家試験の合格又は養成校の卒業を 確認し,翌月以降に登録をした者については,平成21年4月において介護福祉士として含めることがで きる。また,研修については,全カリキュラムを修了していれば,修了証明書の交付を待たずに研修修 了者として含めることが可能である。 なお,この場合において,事業者は当該資格取得等見込み者の,試験合格等の事実を試験センターの ホームページ等で受験票と突合する等して確認し,当該職員に対し速やかな登録等を促すとともに,登 録又は修了の事実を確認するべきものであること。 Q8 特定事業所加算(訪問介護)・サービス提供体制強化加算 ②計画的な研修 770 21.3.23【55】3 特定事業所加算及びサービス提供体制強化加算の要件のうち,計画的な研修の実施に係る要件の留 意事項を示されたい。 訪問介護員等(訪問入浴介護従業者等を含む。以下問3及び問4〔次問〕において同じ。)ごとに研 修計画を策定されることとしているが,当該計画の期間については定めていないため,当該訪問介護員 等の技能や経験に応じた適切な期間を設定する等,柔軟な計画策定をされたい。 また,計画の策定については,全体像に加えて,訪問介護員等ごとに策定することとされているが, この訪問介護員等ごとの計画については,職責,経験年数,勤続年数,所有資格及び本人の意向等に応 じ,職員をグループ分けして作成することも差し支えない。 なお,計画については,すべての訪問介護員等が概ね1年の間に1回以上,なんらかの研修を実施で きるよう策定すること。 Q9 特定事業所加算(訪問介護)・サービス提供体制強化加算 ③定期的な健康診断 771 21.3.23【55】4 特定事業所加算及びサービス提供体制強化加算の要件のうち,定期的な健康診断の実施に係る要件 の留意事項を示されたい。 ては本人負担としても差し支えない(この取扱いについては,高齢者の医療の確保に関する法律により 保険者が行う特定健康診査については,同法第21条により労働安全衛生法における健康診断が優先され ることが定められているが,「常時使用する労働者」に該当しない訪問介護員等については,同条の適 用はないことから,同様の取扱いとして差し支えない。)。 Q10 サービス提供体制強化加算 ①勤続年数の通算 772 21.3.23【55】5 同一法人内であれば,異なるサービスの事業所(施設)における勤続年数や異なる業種(直接処遇 職種)における勤続年数も通算できるのか。さらに,事業所間の出向や事業の承継時にも通算できる のか。 また,理事長が同じであるなど同一グループの法人同士である場合にも通算できるのか。 同一法人であれば,異なるサービスの事業所での勤続年数や異なる職種(直接処遇を行う職種に限 る。)における勤続年数については通算することができる。また,事業所の合併又は別法人による事業 の承継の場合であって,当該施設・事業所の職員に変更がないなど,事業所が実質的に継続して運営し ていると認められる場合には,勤続年数を通算することができる。ただし,グループ法人については, たとえ理事長等が同じであったとしても,通算はできない。 Q11 サービス提供体制強化加算 ②産休・病欠等の期間の勤続年数への算入 773 21.3.23【55】6 産休や病欠している期間は含めないと考えるのか。 産休や介護休業,育児休業期間中は雇用関係が継続していることから,勤続年数に含めることができ る。 Q12 サービス提供体制強化加算 ③一つの病棟に複数の病床が混在する場合 774 21.3.23【55】8 一つの病棟内に介護療養病床とその他の病床(医療療養病床など)が混在する場合の,介護福祉士 の割合等の算出方法如何。 一つの病棟内に介護療養病床と医療療養病床等が混在する場合については,病棟単位で介護福祉士の 割合等を算出する。ただし,例外的に,病室単位で介護療養病床としての指定を受け,医療療養病床及 び介護療養病床各々において人員基準を満たしている場合については,介護療養病床として指定を受け ている病室に配置された職員のみで介護福祉士の割合等を算出することができることとする。 Q13 サービス提供体制強化加算 ④加算体制届出後に要件を下回った場合 775 21.3.23【55】10 「届出日の属する月の前三月について,常勤換算方法により算出した平均を用いる」こととされて いる平成21年度の1年間及び平成22年度以降の前年度の実績が6月に満たない事業所について,体 制届出後に,算定要件を下回った場合はどう取扱うか。 本要件においては,労働安全衛生法により定期的に健康診断を実施することが義務づけられた「常時 使用する労働者」に該当しない訪問介護員等を含めた,すべての訪問介護員等に対して,1年以内ごと に1回,定期的に医師による健康診断(常時使用する者に労働者に該当しない者に対する健康診断の項 目についても労働安全衛生法と同様とする)を,事業所の負担により実施することとしている。 また,「常時使用する労働者」に該当しない訪問介護員等に対する健康診断については,労働安全衛 生法における取扱いと同様,訪問介護員等が事業者の実施する健康診断を本人の都合で受診しない場合 については,他の医師による健康診断(他の事業所が実施した健康診断を含む。)を受診し,その者が 当該健康診断の結果を証明する書面を提出したときは,健康診断の項目を省略できるほか,費用につい サービス提供体制強化加算に係る体制の届出に当たっては,老企第36号等において以下のように規定 されているところであり,これに従った取扱いとされたい。 「事業所の体制について加算等が算定されなくなる状況が生じた場合又は加算等が算定されなくなる ことが明らかな場合は,速やかにその旨を届出させることとする。なお,この場合は,加算等が算定さ れなくなった事実が発生した日から加算等の算定を行わないものとする。」 − 14 − − 15 − 介護報酬・Ⅰ 全サービス 全サービス共通 具体的には,平成21年4月に算定するためには,平成20年12月から平成21年2月までの実績に基づい て3月に届出を行うが,その後平成21年1月から3月までの実績が基準を下回っていた場合は,その事 実が発生した日から加算の算定は行わないこととなるため,平成21年4月分の算定はできない取扱いと なる。 Q14 介護職員処遇改善加算 ①計画書における賃金改善実施期間 1353 24.3.16【64】224 介護職員処遇改善計画書における賃金改善実施期間はいつから,いつまでか。 加算における賃金改善を実施する期間であり,当該加算は平成24年4月から算定が可能となるため, その賃金改善実施期間についても原則4月(年度の途中で加算の算定を受ける場合,当該加算を受けた 月)から翌年の3月までとなる。 なお,交付金を受けている場合等により,賃金改善期間の重複が発生する等の理由がある場合は,賃 金改善実施期間を6月から翌年5月までとするなど柔軟な対応をとられたい。 Q15 介護職員処遇改善加算 ②賃金改善実施期間と算定月数の関係 1439 24.4.25【66】14 賃金改善実施期間は,加算の算定月数より短くすることは可能か。 加算の算定月数と同じ月数とすること。 Q16 介護職員処遇改善加算 ③賃金改善実施期間の開始時期 1440 24.4.25【66】15 介護職員処遇改善交付金を受けておらず,平成24年4月から新規に介護職員処遇改善加算を算定 する事業所について,国保連からの支払いは6月になるので,賃金改善実施期間を6月からとするこ とは可能か。 賃金改善実施期間は原則4月から翌年3月までの1年間とすることとしているが,6月からの1年間 として取扱うことも可能である。 Q17 介護職員処遇改善加算 ④計画書・報告書に関する証拠書類の基準 1354 24.3.16【64】225 介護職員処遇改善計画書や報告書に関する証拠書類として事業者から求める書類について,国から 基準は示されるのか。 労働基準法(昭和22年法律第49号)第89条に規定する就業規則や就業規則と別に作成している賃金・ 退職手当・臨時の賃金等に関する規程を想定している。 Q18 介護職員処遇改善加算 ⑤計画書・実施報告の様式変更の可否 1355 24.3.16【64】226 介護職員処遇改善計画書,実績報告の様式を変更してもよいか。 3月16日付け老発0316第2号〔平成27年3月31日老発0331第34号〕通知で様式例をお示ししたとおり であり,指定権者をまたいで複数事業所を一括して法人単位で介護職員処遇改善計画書を作成すること もあり,事務の簡素化の観点から,特段の事情のない限り同様式例を活用して頂きたい。 − 16 − 参 考 ◎参照→介護職員処遇改善加算に関する基本的考え方並びに事務処理手順及び様式例の提示について(平27老 発0331第34号) 【→1巻】 Q19 介護職員処遇改善加算 ⑥「介護職員処遇改善加算総額」欄の記載 1441 24.4.25【66】16 介護職員処遇改善実績報告書の「介護職員処遇改善加算総額」欄には保険請求分に係る加算総額を 記載するのか。 保険請求分に係る加算額(利用者1割負担分を含む)と区分支給限度基準額を超えたサービスに係る 加算額を合算した額を記載することとし,その内訳が分かるようにすること。 Q20 介護職員処遇改善加算 ⑦資質向上の支援に関する計画の具体的内容 1356 24.3.16【64】227 介護職員の資質向上の支援に関する計画には,具体的にどのような内容が必要か。 当該計画については,特に基準等を設けておらず,事業者の運営方針や事業者が求める介護職員像及 び介護職員のキャリア志向に応じて適切に設定されたい。 また,計画の期間は必ずしも賃金改善実施期間と合致しなくても良い。 なお,目標を例示すれば,次のようなものが考えられる。 ① 利用者のニーズに応じた良質なサービス提供するために,介護職員が技術・能力(例:介護技術, コミュニケーション能力,協調性,問題解決能力,マネジメント能力等)の向上に努めること。 ② 事業所全体での資格等(例:介護福祉士,介護職員基礎研修,訪問介護員研修等)の取得率向上 Q21 介護職員処遇改善加算 ⑧労働保険料の納付の適正性に関する確認方法 1357 24.3.16【64】228 介護職員処遇改善加算に係る,厚生労働大臣が別に定める基準の内容のうち,イ⑹の「労働保険料 の納付が適正に行われていること」について具体的に内容を確認すればよいか。 加算の算定をしようとする事業所における従事者に対する労働保険の加入状況が適切に行われている ことが必要となるため,労働保険保険関係成立届等の納入証明書(写)等を提出書類に添付する等によ り確認する。 Q22 介護職員処遇改善加算 ⑨実施報告書の提出期限 1358 24.3.16【64】229 実績報告書の提出期限はいつなのか。 各事業年度における最終の加算の支払いがあった月の翌々月の末日までに,介護職員処遇改善実績報 告書を提出する。 例:加算を算定する最後のサービス提供月が3月の場合,5月支払となるため,2か月後の7月末と なる。 Q23 介護職員処遇改善加算 ⑩交付金受給事業所における確認資料の提出 1359 24.3.16【64】230 キャリアパス及び労働保険納付に関する確認資料は,交付金申請事業所からも改めて提出を求める − 17 − 介護報酬・Ⅰ 全サービス 全サービス共通 Q29 介護職員処遇改善加算 ⑯実績報告で賃金改善額が加算額を下回った場合 必要があるか。 介護職員処遇改善交付金を受けている事業所について,都道府県に届出をする場合は,キャリアパス 及び労働保険納付に関する確認資料に変更がない場合,省略を可能とする。 また,指定都市又は中核市については,都道府県から指定事務等の一環として,これらの確認資料を 引き継ぐ場合については,省略を可能とする。 地域密着型サービスについて,新たに市町村に届出が必要となる場合については,都道府県に提出し ている資料と同様のものの提出が必要となる。 Q24 介護職員処遇改善加算 ⑪賃金改善計画等の周知方法 1360 24.3.16【64】231 賃金改善等の処遇改善計画の介護職員への周知方法の確認について,回覧形式で判子を押印した計 画書の写しを提出させること等が考えられるが,具体的にどのように周知すればよいか。 賃金改善計画等の周知については,全従事者が閲覧できる掲示板等への掲示や全従事者への文書によ る通知等が考えられるが,各法人・事業所において適切な方法で実施することが必要である。 Q25 介護職員処遇改善加算 ⑫労働に関する法令違反等の確認方法 1361 24.3.16【64】232 労働に関する法令に違反し,罰金以上の刑に科せられていないことは,どのようにして確認するの か。 事業所の指定を行う際と同様に,届出を行う事業所に誓約書等の提出を求めることにより確認する。 Q26 介護職員処遇改善加算 ⑬任用の際における職責等の定めの内容 1362 24.3.16【64】233 介護職員の任用の際における職責又は職務内容等の定めには,最低限,どのような内容が必要か。 職責や職務内容等については,特に基準等を設けておらず,事業者の運営方針等に基づいて設定する ことが必要である。 Q27 介護職員処遇改善加算 ⑭毎年の届出の必要性の有無 1363 24.3.16【64】234 〔編注:「平成27年度介護報酬改定に関するQ&A(vol.2)」問51により修正【532頁】〕 Q28 介護職員処遇改善加算 ⑮計画内容を変更した場合の届出の必要性の有無等 1364 24.3.16【64】235 介護職員処遇改善計画書の作成について,当該計画の内容が変更になった場合は,改めて都道府県 知事等に届け出る必要があるのか。また,当該計画は,事業年度を超えて作成することはできないと 解してよろしいか。 1366 24.3.16【64】237 実績報告で賃金改善額が加算額を下回った場合,これまでの交付金と同様,返還する必要があるの か。 加算の算定要件は,賃金改善額が加算による収入額を上回ることであり,加算による収入額を下回る ことは想定されないが,仮に加算による収入額を下回っている場合は,一時金や賞与として支給される ことが望ましい。 なお,悪質な事例については,加算の算定要件を満たしていない不正請求として全額返還となる。 Q30 介護職員処遇改善加算 ⑰期限までに実績報告が行われない場合 1367 24.3.16【64】238 期限までに実績報告が行われない場合は,実施期間中の当該加算は全額返還となるのか。 加算の算定要件で実績報告を行うこととしており,指定権者が実績報告の提出を求める等の指導を行 っているにも関わらず,実績報告の提出を行わない場合は,加算の算定要件を満たしていない不正請求 として全額返還となる。 Q31 介護職員処遇改善加算 ⑱平成24年4月の計画書作成・周知への対応 1368 24.3.16【64】239 通常,加算は実施した翌月以降に請求することとなる,4月から加算を算定しようとする場合,3 月中には介護職員処遇改善計画書を作成して従業員に周知しなければならないが,期間が短く対応が できないのではないか。 平成24年度に交付金の承認を受けていた介護サービス事業所等については,当該承認をもって,加算 の算定要件を満たしたものとみなし,平成24年5月末までに,介護職員処遇改善計画書及び計画書添付 書類を都道府県知事等に届出をすることで算定を可能とする経過措置を設定した。従って,この間に介 護職員処遇改善計画書を作成し,都道府県知事等に届け出ることが必要である。 Q32 介護職員処遇改善加算 ⑲計画書等の提出単位 1369 24.3.16【64】240 加算は,事業所ごとに算定するため,介護職員処遇改善加算の算定要件である介護職員処遇改善計 画書や実績報告書は,(法人単位ではなく)事業所ごとに提出する必要があるのか。 加算は,事業所毎に算定をするため事業所毎の届出が原則となるが,介護サービス事業所等を複数有 する介護サービス事業者等(法人である場合に限る。)である場合や介護サービス事業所等ごとの届出 が実態に鑑み適当でない場合,介護職員処遇改善計画書は,当該介護サービス事業者等が一括して作成 することができる。また,同一の就業規則により運営されている場合に,地域ごとや介護サービスごと に作成することができる。 Q33 介護職員処遇改善加算 ⑳作成単位ごとの計画書の届出様式 1370 24.3.16【64】241 加算を算定する際に提出した介護職員処遇改善計画書等に変更があった場合には,必要な事項を記載 した変更の届出を行う。なお,加算取得に影響のない軽微な変更については,必ずしも届け出を行う必 要はない。 また,介護職員処遇改善計画は収入額・支出額等を各年度,見直しをする必要があるため,各年毎に 作成することが必要である。 介護職員処遇改善計画書は全ての事業所で作成(複数事業所を一括で作成可能)する必要があり,複 − 18 − − 19 − 介護職員処遇改善計画書を単独事業所で作成する場合や同一県内の複数事業所を一括で作成する場 合など,どの様式で届け出ればよいか。 介護報酬・Ⅰ 全サービス 全サービス共通 数事業所を一括で作成する場合,事業所の一覧(添付資料1),都道府県状況一覧(添付資料2),市町 村状況一覧(添付資料3)を添付することとしている。 単独の事業所で介護職員処遇改善計画書を作成する場合は,添付書類は必要なく,同一県内の複数事 業所を一括で作成する場合は,事業所一覧(添付資料1)と市町村状況一覧(添付資料3)が添付資料 として必要になる。 Q34 介護職員処遇改善加算 利用料への反映 1371 24.3.16【64】242 介護職員処遇改善加算は,区分支給限度基準額に反映しないとありますが,利用料には反映される のか。 介護職員処遇改善加算は,区分支給限度基準額の算定には含まない。また,利用者には通常の介護報 酬算出方式に基づき算出した額の1割〔自己負担分〕を請求することになる。 Q35 介護職員処遇改善加算 計画書等の提出に係る事業所への受理通知等の送付 1372 24.3.16【64】243 介護職員処遇改善加算の算定要件として,介護職員処遇改善計画書や実績報告書を都道府県知事等 に提出することとなっているが,当該要件を満たしていることを証するため,計画書や実績報告書の 提出を受けた都道府県知事は,(介護給付費算定に係る体制等状況一覧表の「受理通知」は送付して いるがそれとは別途に)「受理通知」等を事業所に送付する必要があるのか。 加算の算定に係る事務を滞りなく行うために必要な事務については,他の加算同様に実施することが 必要である。 Q36 介護職員処遇改善加算 新規事業所での算定の可否 1373 24.3.16【64】244 Q39 介護職員処遇改善加算 平成24年当所の特例事業所の手続き等 1376 24.3.16【64】247 平成24年当初の特例で介護職員処遇改善交付金を受けていた事業所は,介護職員処遇改善加算で はどの様にみなされるのか。介護職員処遇改善交付金と要件を変更する場合や加算の取得を辞退する 場合はどの様な手続きが必要か。 平成24年当初の特例については,介護職員処遇改善交付金を受けている事業所については,平成24年 4月1日から下記の加算を算定する事業所とみなすこととなる。ただし,平成24年5月末日までに届出 に関する書類を指定権者に提出する必要がある。 また,加算の要件を交付金の時と変更する場合や新規に加算を取得する場合は,新規の届出が必要に なり,加算の取得を辞退する場合は,その旨の届出が必要である。 介護職員処遇改善交付金 介護職員処遇改善加算 100% 90% 80% ⇒ ⇒ ⇒ 加算(Ⅰ) 加算(Ⅱ) 加算(Ⅲ) Q40 介護職員処遇改善加算 加算算定時等の端数処理 1423 24.3.30【65】41 加算算定時に1単位未満の端数が生じた場合,どのように取り扱うのか。また同様に,利用者負担 の1円未満はどのように取り扱うのか。 通常の介護報酬における単位の計算と同等に,1単位未満の端数を四捨五入し,現行の他の加算と同 様になる。また,利用者負担についても現行の他の加算と同様に,介護職員処遇改善加算額から保険請 求額等を減じた額となる。 ※ なお,保険請求額は,1円未満の端数切り捨てにより算定する。 ※ 平成24年Q&A(vol.1)(平成24年3月16日)問248は削除する。 〔編注:「平成27年度介護報酬改定に関するQ&A(vol.2)」問50により修正【532頁】〕 Q37 介護職員処遇改善加算 賃金改善の方法 1374 24.3.16【64】245 交付金事業では,賃金改善は複数の給与項目で実施できたが,加算においても同様に取り扱うの か。一時金で改善してもよいのか。 介護職員処遇改善計画書には,増額若しくは新設した又はする予定である給与の項目の種類(基本 給,手当,賞与又は一時金等)等を記載することとしているが,基本給で実施されることが望ましい。 Q38 介護職員処遇改善加算 一部の介護職員を対象外とすることの可否 1375 24.3.16【64】246 Q41 介護職員処遇改善加算 区分支給限度基準額を超えた場合の算定方法 1437 24.4.25【66】12 介護報酬総単位数が区分支給限度基準額を超えた場合,介護職員処遇改善加算はどのように算定す るのか。 介護職員処遇改善加算は,サービス別の介護報酬総単位数にサービス別の加算率を乗じて算出する。 その上で,利用者負担を算出する際には,まず介護報酬総単位数が区分支給限度基準額を超えている か否かを確認した上で超えている場合には,超過分と当該超過分に係る加算は保険給付の対象外となる。 Q42 介護職員処遇改善加算 区分支給限度基準額超過時の取扱い 1438 24.4.25【66】13 交付金事業と同様に,賃金改善は常勤,非常勤等を問わず,また,一部の介護職員を対象としない ことは可能か。 複数のサービスを利用し,区分支給限度基準額を超えた場合,どのサービスを区分支給限度基準額 超過の取扱いとするのか。また,それは誰がどのように判断するのか。 介護職員処遇改善加算の算定要件は,賃金改善に要する額が加算による収入を上回ることであり,事 業所(法人)全体での賃金改善が要件を満たしていれば,一部の介護職員を対象としないことは可能で ある。 これまでの取扱いと同様に,いずれのサービスを区分支給限度基準額超過の取扱いとしても構わな い。また,ケアプラン作成時に,ケアマネジャーがどのサービスを区分支給限度基準額超過とするかに ついて判断する。 − 20 − − 21 − 介護報酬・Ⅰ 全サービス 通所系サービス 全サービス共通 Q43 介護職員処遇改善加算 市町村独自加算の取扱い 1442 24.4.25【66】17 地域密着型サービスの市町村独自加算については,介護従事者処遇改善加算の算定における介護報 酬総単位数に含めてよいか。 介護報酬総単位数に含める取扱いとなる。 Q44 一部ユニット型施設・事業所の報酬請求の取扱い 1118 23.9.30【62】5 更新時期に達する前の一部ユニット型施設・事業所においては,従前どおりの手続きで報酬請求を 行うのか。 当該施設・事業所の指定等の更新時期に達するまでは,従前どおり改正前の報酬告示に従って報酬請 求を行う。 通所系サービス Q1 同一建物居住者等に通所系サービスを行う場合の減算 通所が困難な建物の例 1179 24.3.16【64】55 「建物の構造上自力での通所が困難」とは,具体的にどのような場合か。 当該建物にエレベーターがない又は故障中の場合を指す。 参 考 介護報酬通知(平12老企36号) ・第2の7・⒁・②〔通所介護の例〕 ② なお,傷病により一時的に送迎が必要であると認められる利用者その他やむを得ない事情により送迎が必 要と認められる利用者に対して送迎を行った場合は,例外的に減算対象とならない。具体的には,傷病によ り一時的に歩行困難となった者又は歩行困難な要介護者であって,かつ建物の構造上自力での通所が困難で ある者に対し,2人以上の従業者が,当該利用者の居住する場所と当該指定通所介護事業所の間の往復の移 Q45 旧一部ユニット型施設・事業所の加算の取扱い 1119 23.9.30【62】6 一部ユニット型施設・事業所について,当該施設・事業所のユニット型部分とユニット型以外の部 分をそれぞれ別施設・事業所として指定した場合,専従要件や利用者の数などの加算の算定要件につ いてどのように考えればよいか。 算定要件として専従の職員配置を求めている加算については,当該職員が双方の施設・事業所を兼務 している場合には算定できない。 また,例えば「看護体制加算」など入所者数・利用者数に基づいた必要職員数を算定要件としている 加算については,双方の入所者数・利用者数の合計数に基づいて職員数を算出するものとする。 〔編注:上記については,介護老人福祉施設及び地域密着型介護老人福祉施設が併設されている施設に ついては適用を受けない。(「平成27年度介護報酬改定に関するQ&A(vol.1)」問135より)〕 Q46 旧一部ユニット型施設・事業所の初期加算の取扱い 1120 23.9.30【62】7 一部ユニット型施設・事業所について,当該施設・事業所のユニット型部分とユニット型以外の部 分をそれぞれ別施設・事業所として指定した場合,双方の施設間を異動した入所者について,初期加 算の算定をしてよいか。 初期加算は算定できない。 Q47 旧一部ユニット型施設・事業所の初期加算の取扱い 1121 23.9.30【62】8 動を介助した場合に限られること。ただし,この場合,2人以上の従業者による移動介助を必要とする理由 や移動介助の方法及び期間について,介護支援専門員とサービス担当者会議等で慎重に検討し,その内容及 び結果について通所介護計画に記載すること。また,移動介助者及び移動介助時の利用者の様子等につい て,記録しなければならない。 Q2 各所要時間区分の通所サービス費の請求 最低限の所要時間 1182 24.3.16【64】58 各所要時間区分の通所サービス費を請求するにあたり,サービス提供時間の最低限の所要時間はあ るのか。 所要時間による区分は現に要した時間ではなく,通所サービス計画に位置づけられた通所サービスを 行うための標準的な時間によることとされており,例えば通所介護計画に位置づけられた通所介護の内 容が7時間以上9時間未満であり,当該通所介護計画書どおりのサービスが提供されたのであれば,7 時間以上9時間未満の通所介護費を請求することになる。 ただし,通所サービスの提供の開始に際しては,あらかじめ,サービス提供の内容や利用料等の重要 事項について懇切丁寧に説明を行い同意を得ることとなっていることから,利用料に応じた,利用者に 説明可能なサービス内容となっている必要があることに留意すること。 Q3 所要時間を短縮した場合の算定 具体的な内容 1183 24.3.16【64】59 「当日の利用者の心身の状況から,実際の通所サービスの提供が通所サービス計画上の所要時間よ りもやむを得ず短くなった場合には通所サービス計画上の単位数を算定して差し支えない。」とされ ているが,具体的にどのような内容なのか。 一部ユニット型施設・事業所について,当該施設・事業所のユニット型部分とユニット型以外の部 分をそれぞれ別施設・事業所として指定した場合,サービス提供体制強化加算を算定する上で,前年 度の職員の割合はどのように算定すればよいか。 別施設・事業所として指定等した当該年度については,双方の施設・事業所を一体として前年度の実 績に基づき職員の割合を算出する。この場合,双方の施設・事業所においてサービス提供体制強化加算 を算定可能である。 翌年度については,別施設・事業所として指定等した以後の実績に基づいて,それぞれの施設・事業 所について職員の割合を算出する。 通所サービスの所要時間については,現に要した時間ではなく,通所サービス計画に位置付けられた 内容の通所サービスを行うための標準的な時間によることとされている。 こうした趣旨を踏まえ,例えば7時間以上9時間未満のサービスの通所介護計画を作成していた場合 において,当日の途中に利用者が体調を崩したためにやむを得ず6時間でサービス提供を中止した場合 に,当初の通所介護計画による所定単位数を算定してもよいとした。(ただし,利用者負担の軽減の観 点から,5時間以上7時間未満の所定単位数を算定してもよい。)こうした取り扱いは,サービスのプ ログラムが個々の利用者に応じて作成され,当該プログラムに従って,単位ごとに効果的に実施されて − 22 − − 23 − 介護報酬・Ⅰ 全サービス 通所系サービス 全サービス共通 いる事業所を想定しており,限定的に適用されるものである。 当初の通所介護計画に位置付けられた時間よりも大きく短縮した場合は,当初の通所介護計画を変更 し,再作成されるべきであり,変更後の所要時間に応じた所定単位数を算定しなければならない。 (例) ① 利用者が定期検診などのために当日に併設保険医療機関の受診を希望することにより6時間程度の サービスを行った場合には,利用者の当日の希望を踏まえて当初の通所サービス計画を変更し,再作 成されるべきであり,6時間程度の所要時間に応じた所定単位数を算定する。 ② 利用者の当日の希望により3時間程度の入浴のみのサービスを行った場合には,利用者の当日の希 望を踏まえて当初の通所サービス計画を変更し,再作成するべきであり,3時間程度の所要時間に応 じた所定単位数を算定する。 ③ 7時間以上9時間未満の通所介護を行っていたが,当日利用者の心身の状況から1∼2時間で中止 した場合は,当初の通所サービス計画に位置付けられていた時間よりも大きく短縮しているため,当 日のキャンセルとして通所介護費を算定できない。 ※ 平成15年Q&A(vol.1)(平成15年5月30日)通所サービス(共通事項)の問2は削除する。 参 考 介護報酬通知(平12老企36号) ・第2の7・⑴〔通所介護の例〕 所要時間による区分については,現に要した時間ではなく,通所介護計画に位置づけられた内容の通所介護 を行うための標準的な時間によることとされたところであり,単に,当日のサービス進行状況や利用者の家族 の出迎え等の都合で,当該利用者が通常の時間を超えて事業所にいる場合は,通所介護のサービスが提供され ているとは認められないものであること。したがって,この場合は当初計画に位置づけられた所要時間に応じ た所定単位数が算定されるものであること(このような家族等の出迎え等までの間の「預かり」サービスにつ いては,利用者から別途利用料を徴収して差し支えない。 ) 。また,ここでいう通所介護を行うのに要する時間 には,送迎に要する時間は含まれないものであるが,送迎時に実施した居宅内での介助等(着替え,ベッド・ 車椅子への移乗,戸締まり等)に要する時間は,次のいずれの要件も満たす場合,1日30分以内を限度とし て,通所介護を行うのに要する時間に含めることができる。 ① 居宅サービス計画及び通所介護計画に位置付けた上で実施する場合 ② 送迎時に居宅内の介助等を行う者が,介護福祉士,実務者研修修了者,介護職員基礎研修課程修了者,1 級課程修了者,介護職員初任者研修修了者(2級課程修了者を含む。 ) ,看護職員,機能訓練指導員又は当該 時間は,これらを踏まえて適正に設定する必要がある。 Q5 延長加算 ①所要時間の算定の取扱い 1185 24.3.16【64】61 延長加算の所要時間はどのように算定するのか。 延長加算は,実際に利用者に対して延長サービスを行うことが可能な事業所において,実際に延長サ ービスを行ったときに,当該利用者について算定できる。 通所サービスの所要時間と延長サービスの所要時間の通算時間が,例えば通所介護の場合であれば9 時間以上となるときに1時間ごとに加算するとしているが,ごく短時間の延長サービスを算定対象とす ることは当該加算の趣旨を踏まえれば不適切である。 ※ 平成15年Q&A(vol.1)(平成15年5月30日)通所サービス(共通事項)の問4は削除する。 Q6 延長加算 ②延長加算と延長サービス利用料の徴収 1186 24.3.16【64】62 延長加算と延長サービスにかかる利用料はどういう場合に徴収できるのか。 通常要する時間を超えた場合にかかる利用料については,例えば通所介護においてはサービス提供時 間が9時間未満において行われる延長サービスやサービス提供時間が12時間以上において行われる延長 サービスについて徴収できる。また,サービス提供時間が12時間未満において行われる延長サービスに ついて延長加算にかえて徴収できる。このとき当該延長にかかるサービス提供について届出は必要ない。 ただし,同一時間帯について延長加算に加えて利用料を上乗せして徴収することはできない。 (参考)通所介護における延長加算および利用料の徴収の可否 例① サービス提供時間が9時間で3時間延長の場合(9時間から12時間が延長加算の設定) 例② サービス提供時間が8時間で4時間延長の場合(8時間から9時間の間は利用料,9時間から12 時間が延長加算の設定) 例③ サービス提供時間が8時間で5時間延長の場合(8時間から9時間及び12時間から13時間の間は 利用料,9時間から12時間が延長加算の設定) 事業所における勤続年数と同一法人の経営する他の介護サービス事業所,医療機関,社会福祉施設等におい てサービスを利用者に直接提供する職員としての勤続年数の合計が3年以上の介護職員である場合 これに対して,当日の利用者の心身の状況から,実際の通所介護の提供が通所介護計画上の所要時間よりも やむを得ず短くなった場合には通所介護計画上の単位数を算定して差し支えない。なお,通所介護計画上の所 要時間よりも大きく短縮した場合には,通所介護計画を変更のうえ,変更後の所要時間に応じた単位数を算定 すること。 なお,同一の日の異なる時間帯に複数の単位(指定居宅サービス基準第93条に規定する指定通所介護の単位 をいう。以下同じ。 )を行う事業所においては,利用者が同一の日に複数の指定通所介護の単位を利用する場 合には,それぞれの通所介護の単位について所定単位数が算定されること。 ※ 平成15年Q&A(vol.1)(平成15年5月30日)通所サービス(共通事項)の問5は削除する。 〔編注:平成27年度介護報酬改定により,延長加算には「12時間以上13時間未満」「13時間以上14時間未 満」が新設されています〕 参 考 Q4 サービスの提供時間 所要時間区分の決定 1388 24.3.30【65】9 所要時間区分(5時間以上7時間未満,7時間以上9時間未満等)は,あらかじめ事業所が確定さ せておかなければならないのか。 各利用者の通所サービスの所要時間は,心身の状況,希望及びその置かれている環境を踏まえて作成 される通所サービス計画に位置づけられた内容によって個別に決まるものであり,各利用者の所要時間 に応じた区分で請求することとなる。運営規程や重要事項説明書に定める事業所におけるサービス提供 − 24 − 介護報酬通知(平12老企36号) ・第2の7・⑶〔通所介護の例〕 延長加算は,所要時間7時間以上9時間未満の通所介護の前後に連続して日常生活上の世話を行う場合につ いて,5時間を限度として算定されるものであり,例えば, ① 9時間の通所介護の後に連続して5時間の延長サービスを行った場合 ② 9時間の通所介護の前に連続して2時間,後に連続して3時間,合計5時間の延長サービスを行った場 合には,5時間分の延長サービスとして250単位が算定される。 また,当該加算は通所介護と延長サービスを通算した時間が9時間以上の部分について算定されるものであ るため,例えば, − 25 − ③ 8時間の通所介護の後に連続して5時間の延長サービスを行った場合には,通所介護と延長サービスの 1 居宅サービス共通 通算時間は13時間であり,4時間分(=13時間−9時間)の延長サービスとして200単位が算定される。 なお,延長加算は,実際に利用者に対して延長サービスを行うことが可能な体制にあり,かつ,実際に延長 サービスを行った場合に算定されるものであるが,当該事業所の実情に応じて,適当数の従業者を置いている 必要があり,当該事業所の利用者が,当該事業所を利用した後に,引き続き当該事業所の設備を利用して宿泊 する場合や,宿泊した翌日において当該事業所の通所介護の提供を受ける場合には算定することはできない。 Q1 要介護状態区分が月途中で変更の場合の請求 給付管理票等の記載 87 12.4.28【5】Ⅴ3 要介護状態区分が月の途中で変更になった場合,給付管理票や介護給付費明細書上に記載する要介 護状態区分や,区分支給限度額管理を行う訪問通所サービスや短期入所サービスの要介護状態区分等 をどう取り扱えばよいか。 月途中で区分変更があった場合の各帳票(当該月末)の要介護状態区分の記載内容は下記のとおり。 要介護状態区分 被保険者証 変更後の区分 サービス 利用票 サービス 利用票別表 給付管理票 変更前と後の区分を 記載 レセプト Q2 重い方の区分 月末の被保険者証と 同じ 認定有効期間 変更後の有効期間 限度額適用期間 変更後の有効期間 (但し重くなる場合は当月1日から,軽く なる場合は翌月1日から) 重い方の額とそれに対応する期間 同上を支給限度管理の基礎とするが記載は しない サービス利用票より転記 月末の被保険者証と 同じ 請求方法 サービス提供が月をまたがる場合の支給限度額管理 286 15.5.30【17】4 サービス提供が月をまたがる場合の支給限度額管理について サービス提供開始時刻の属する区分(前月)により支給限度額管理を行う。 Q3 短期入所サービスと訪問通所サービスの同日利用 退所日の算定可否 91 12.4.28【5】Ⅰ (1)① 1 介護老人保健施設及び介護療養型医療施設を退所(退院)した日及び短期入所療養介護のサービス 終了日(退所日)において,訪問看護費,訪問リハビリテーション費,居宅療養管理指導費及び通所 リハビリテーション費は算定できないとされているが,退所日において福祉系サービス(訪問介護 等)を利用した場合は別に算定できるか。 別に算定できる。ただし,施設サービスや短期入所サービスでも,機能訓練やリハビリを行えること から,退所(退院)日に通所介護サービスを機械的に組み込むといった計画は適正ではない。 Q4 短期入所サービスと訪問サービスの同日利用 入所当日の入所前利用 92 12.4.28【5】Ⅰ (1)① 2 介護老人保健施設及び介護療養型医療施設を退所(退院)した日及び短期入所療養介護のサービス 終了日(退所日)において,訪問看護費,訪問リハビリテーション費,居宅療養管理指導費及び通所 リハビリテーション費は算定できないとされているが,これは退所日のみの取扱で,入所当日の当該 入所前に利用する訪問通所サービスは別に算定できるのか。 − 26 − − 27 − Ⅱ 居宅サービス 居宅サービス共通 介護報酬・Ⅰ 全サービス 介護報酬・Ⅱ 居宅サービス 居宅サービス共通 入所(入院)当日であっても当該入所(入院)前に利用する訪問通所サービスは別に算定できる。た だし,施設サービスや短期入所サービスでも,機能訓練やリハビリを行えることから,入所(入院)前 に通所介護又は通所リハビリテーションを機械的に組み込むといった計画は適正でない。 Q5 居宅サービスと実質的な「施設」との関係 旧病室でのサービス提供 176 14.3.19【13】 病院の建物について,一旦病院の廃止届出(医療法によるもの)を行った後,改めて診療所として の開設届出を行い,廃止前の病院の病室(以下「旧病室」という。)部分を民間事業者に売却したも のがある。この場合において,当該民間事業者が当該旧病室部分をマンションと称してそのまま利用 し,高齢者を旧病室等に入所させ,当該建物内の診療所や近接した訪問介護・訪問看護事業所から入 所者に対して居宅サービスを提供することを予定しているが,このような居住形態については,医療 施設の一部と考えられ,居宅サービス費の算定はできないと考えるがいかがか。 お尋ねの事例のように,病院の病室であった部分に,改築などを行わずにそのまま高齢者を居住さ せ,一体的,継続的にサービス提供が行われている場合については,医療法上の病院として一定の基準 を満たす必要性の有無が十分に検討されるべきものと考える。 なお,介護保険法上の居宅サービス費の取扱いにおいて,医療法上の病院・診療所の病室・病床に当 たるか否かにかかわらず,お尋ねの事例のような居住空間は「居宅」の範疇に含まれず,また,介護保 険法第7条第6項〔第8条第2項〕の厚生労働省令に規定する居宅サービス費を算定できる「施設」の 中にも含まれないことから,貴見のとおり。 Q6 外泊時の居宅サービス利用 報酬算定は可能か 250 15.5.30【17】13 施設入所(入院)者が外泊した場合の居宅サービスの算定について 介護保険施設及び医療機関の入所(入院)者が外泊時に利用した居宅サービスについては,外泊時費 用の算定の有無にかかわらず,介護保険において算定できない。 Q7 特別地域加算等 ①各種加算の併算定の可否 776 21.3.23【55】11 特別地域加算(15%)と中山間地域等に居住するものへのサービス提供加算(5%),又は,中山 間地域等における小規模事業所加算(10%)と中山間地域等に居住するものへのサービス提供加算 (5%)を同時に算定することは可能か。 特別地域加算対象地域又は中山間地域等における小規模事業所加算対象地域にある事業所が通常のサ ービス実施地域を越えて別の中山間地域等に居住する利用者にサービスを提供する場合にあっては,算 定可能である。 Q8 特別地域加算等 ②小規模事業所の延訪問回数等に含めるもの 777 21.3.23【55】12 小規模事業所の基準である延訪問回数等には,外部サービス利用型特定施設入居者生活介護基本サ ービス費の訪問介護等の回数も含めるのか。 含めない。 Q9 特別地域加算等 ③月の途中で居住地が変わった場合 778 21.3.23【55】13 月の途中において,転居等により中山間地域等かつ通常の実施地域内からそれ以外の地域(又はそ の逆)に居住地が変わった場合,実際に中山間地域等かつ通常の実施地域外に居住している期間のサ ービス提供分のみ加算の対象となるのか。あるいは,当該月の全てのサービス提供分が加算の対象と なるのか。 該当期間のサービス提供分のみ加算の対象となる。 ※介護予防については,転居等により事業所を変更する場合にあっては日割り計算となることから,そ れに合わせて当該加算の算定を行うものとする。 Q10 特別地域加算等 ④加算率は個々にかけるのか,合計にかけるのか 26 12.3.31【4】Ⅴ 特別地域加算は,「一回につき所定単位数の100分の15に相当する単位数を所定単位数に加算す る」とあるが,個別のサービスコードごとの合成単位数に100分の15の加算の額を計算して積み上 げるのか,それともサービス利用票別表の記載例のようにサービス種類の単位数の合計に対して100 分の15を算定するのか。 特別地域加算の対象となるサービスコードの所定単位数の合計に対して100分の15を加算として算定 すること。〔訪問入浴介護・報酬〕 Q11 介護予防サービス ①日割りによる算定 641 18.4.21【33】18 介護予防通所介護を受ける者が同一市町村内において引越する場合や,介護予防サービスを受ける 者が新たに要介護認定を受け居宅介護サービスを受ける場合等により,複数の事業者からサービスを 受ける場合,定額制の各介護報酬を日割りにて算定することとなるが,日割りの算定方法如何。 日割りの算定方法については,実際に利用した日数にかかわらず,サービス算定対象期間(※)に応 じた日数による日割りとする。(用意された日額のサービスコードの単位数に,サービス算定対象日数 を乗じて単位数を算定する。) (※)契約日から契約解除日までの期間 詳しくは,「介護制度改革インフォメーションvol.76の月額包括報酬の日割り請求にかかる適用〈対 象事由と起算日〉」〔未掲載〕を参照されたい。〔通所介護・報酬〕 参 考 ◎参照→月額包括報酬の日割り請求にかかる適用(平成27年3月31日 厚生労働省老健局介護保険計画課・振 興課・老人保健課/事務連絡・Ⅰ 資料9) 【1221頁】 Q12 介護予防サービス ②月途中退居→介護予防訪問介護等(月定額の扱い) 762 20.4.21【53】20 介護予防特定施設入居者生活介護等を受けている者は,当該サービスの利用の間,月当たりの定額 報酬の介護予防訪問介護費等は算定できないとあるが,例えば,月途中に介護予防特定施設を退所 し,その後,介護予防訪問介護等を利用することはできないのか。 問のような場合には,介護予防訪問介護等に係る介護報酬については,1月から介護予防特定施設入 居者生活介護等の利用日数を減じて得た日数により日割りで請求することとしている。〔特定施設入居 者生活介護事業・運営〕 − 28 − − 29 − 介護報酬・Ⅱ 居宅サービス 訪問介護 ⑴要介護者に対する訪問介護の基本単位数の算定 Q13 介護予防サービス ③月途中で公費不適用の場合 763 20.4.21【53】22 介護予防訪問介護等の定額報酬サービスを利用している者が,月途中から公費適用となった場合, 日割り算定によることとしているが,月の途中から公費適用でなくなった場合の取扱いについて如何。 同様に日割り算定を行うこととしている。〔訪問介護・報酬〕 Q14 介護予防サービス ④月途中での要支援度の変更 764 20.4.21【53】23 2 訪問介護 ⑴要介護者に対する訪問介護の基本単位数の算定 Q1 「身体介護」及び「生活援助」の区分 安否確認・健康チェック 181 15.5.30【17】4 要支援認定区分が月途中に変更となった場合,介護予防通所介護等定額サービスの算定方法如何。 また,当該変更後(前)にサービス利用の実績がない場合の取扱い如何。 「訪問介護の内容が単なる本人の安否確認や健康チェックであり,それに伴い若干の身体介護又は 生活援助を行う場合には,訪問介護費は算定できない。」とされているが,具体的な内容について 1 平成18年3月16日に発出した「介護保険制度改革Information vol.76」において,日割りの対象事 由として要支援認定の区分変更〔未掲載〕をお示ししており,御指摘の場合は日割り算定となる。 2 ただし,報酬区分が変更となる前(後)のサービス利用の実績がない場合にあっては,報酬区分が 変更となった後(前)の報酬区分を算定することとし,サービス利用の実績がない報酬区分は算定し ない。〔通所介護・報酬〕 これは単なる本人の安否確認や健康チェックは訪問介護として算定できないことを規定しており,例 えば,訪問介護事業所を併設した高齢者向け集合住宅における訪問介護の利用実態を想定している。深 夜時間帯を含め24時間対応するいわゆる巡回型の訪問介護のサービス内容については,一般的には,身 体介護を中心とした介護として訪問介護費(身体介護中心型)を算定できる。 参 考 ◎参照→月額包括報酬の日割り請求にかかる適用(平成27年3月31日 厚生労働省老健局介護保険計画課・振 興課・老人保健課/事務連絡・Ⅰ 資料9) 【1221頁】 Q2 訪問介護の所要時間 ①1日複数回訪問時の間隔 185 15.5.30【17】12 「訪問介護を1日に複数回算定する場合にあっては,算定する時間の間隔は概ね2時間以上とす る。」にいう「概ね」の具体的な内容について 「概ね」の具体的内容については特に規定しておらず,利用者個々人の身体状況や生活実態等に応じ て判断されたい。 参 考 介護報酬通知(平12老企36号) ・第2の2・⑷・③ ③ 訪問介護は在宅の要介護者の生活パターンに合わせて提供されるべきであることから,単に1回の長時間 の訪問介護を複数回に区分して行うことは適切ではない。したがって,前回提供した指定訪問介護からおお むね2時間未満の間隔で指定訪問介護が行われた場合には,それぞれの所要時間を合算するものとする(緊 急時訪問介護加算を算定する場合を除く。 ) 。 ただし,⑸①〔20分未満の身体介護による頻回の訪問ができる場合〕の規定に該当する場合は,上記の規 定に関わらず,20分未満の身体介護中心型について,前回提供した指定訪問介護から2時間未満の間隔で提 供することが可能であり,所要時間を合算せずにそれぞれの所定単位数を算定するものとする。 Q3 訪問介護の所要時間 ②複数の事業者による1日複数回訪問 186 15.5.30【17】13 「訪問介護を1日に複数回算定する場合にあっては,算定する時間の間隔は概ね2時間以上とす る。」とされているが,複数の事業者により提供する場合の扱いについて 当該取扱いは同一事業者によるサービス提供に限られなく,複数の事業者によるサービス提供にも適 用される(なお複数の事業者の場合訪問介護費の分配は事業所相互の合議に委ねられる。)。 Q4 訪問介護の所要時間 ③複数の事業者による訪問介護員等の交代 187 15.5.30【17】14 「一人の利用者に対して複数の訪問介護員等が交代して訪問介護を行った場合も,1回の訪問介護 − 30 − − 31 − 全サービス共通 ⑴人員に関する基準 ⑵運営に関する基準 また,同一の事業者によって当該事業所に併設される事業所の職務であって,当該事業所の職務と同時並行 全サービス共通 的に行われることが差し支えないと考えられるものについては,それぞれに係る勤務時間の合計が常勤の従業 者が勤務すべき時間数に達していれば,常勤の要件を満たすものであることとする。例えば,1の事業者によ って行われる指定訪問介護事業所と指定居宅介護支援事業所が併設されている場合,指定訪問介護事業所の管 理者と指定居宅介護支援事業所の管理者を兼務している者は,その勤務時間の合計が所定の時間に達していれ ⑴人員に関する基準 Q1 常勤換算方法 出張や休暇の取扱い ば,常勤要件を満たすこととなる。 174 14.3.28【14】Ⅰ 常勤換算方法により算定される従業者が出張したり,また休暇を取った場合に,その出張や休暇に 係る時間は勤務時間としてカウントするのか。 常勤換算方法とは,非常勤の従業者について「事業所の従業者の勤務延時間数を当該事業所において 常勤の従業者が勤務すべき時間数で除することにより,常勤の従業者の員数に換算する方法」(居宅サ ービス運営基準第2条第八号等)であり,また,「勤務延時間数」とは,「勤務表上,当該事業に係るサ ービスの提供に従事する時間(又は当該事業に係るサービスの提供のための準備等を行う時間(待機の 時間を含む))として明確に位置づけられている時間の合計数」である(居宅サービス運営基準解釈通 知第2−2−⑵等)。 以上から,非常勤の従業者の休暇や出張(以下「休暇等」)の時間は,サービス提供に従事する時間 とはいえないので,常勤換算する場合の勤務延時間数には含めない。 なお,常勤の従業者(事業所において居宅サービス運営基準解釈通知第2−2−⑶における勤務体制 を定められている者をいう。)の休暇等の期間についてはその期間が暦月で1月を超えるものでない限 り,常勤の従業者として勤務したものとして取り扱うものとする。 参 考 第2条(定義) 七 常勤換算方法 当該事業所の従業者の勤務延時間数を当該事業所において常勤の従業者が勤務すべき時 間数で除することにより,当該事業所の従業者の員数を常勤の従業者の員数に換算する方法をいう。 通知:第2・2 用語の定義 ⑴ 「常勤換算方法」 Q2 旧一部ユニット型施設・事業所の兼務職員の常勤・非常勤の取扱い 1122 23.9.30【62】9 一部ユニット型施設・事業所について,当該施設・事業所のユニット型部分とユニット型以外の部 分をそれぞれ別施設・事業所として指定した場合,双方の施設を兼務する職員の常勤・非常勤の取扱 いはどのようにすべきか。 介護職員(特別養護老人ホーム,指定介護老人福祉施設,指定地域密着型介護老人福祉施設において は,介護職員と同様にケアを行う看護職員を含む。)については,双方の施設で兼務はできない。 その他の従業者については,双方の施設の勤務時間の合計が,当該施設において定められている常勤 の職員が勤務すべき時間数に達していれば,常勤の要件を満たすものとする。 ⑵運営に関する基準 Q1 その他の日常生活費【個人用の日用品】 ①最低限必要と考えられるものとは 29 12.3.31【4】1 個人用の日用品について,「一般的に要介護者等の日常生活に最低限必要と考えられるもの」と は,どういったものが想定されるのか。 歯ブラシ,化粧品,シャンプー,タオル等の日用品であって,利用者に一律に提供されるものではな く,利用者個人又はその家族等の選択により利用されるものとして,事業者(又は施設)が提供するも の等が想定される。 当該事業所の従業者の勤務延時間数を当該事業所において常勤の従業者が勤務すべき時間数(32時間を下回 参 考 る場合は32時間を基本とする。 )で除することにより,当該事業所の従業者の員数を常勤の従業者の員数に換 通所介護等における日常生活に要する費用の取扱いについて(平12.3.30老企54号) :別紙・⑺留意事項 算する方法をいうものである。この場合の勤務延時間数は,当該事業所の指定に係る事業のサービスに従事す ① ⑴から⑹の①に掲げる「身の回り品として日常生活に必要なもの」とは,一般的に要介護者等の日常生活 る勤務時間の延べ数であり,例えば,当該事業所が訪問介護と訪問看護の指定を重複して受ける場合であっ に最低限必要と考えられる物品(例えば,歯ブラシや化粧品等の個人用の日用品等)であって,利用者等の て,ある従業者が訪問介護員等と看護師等を兼務する場合,訪問介護員等の勤務延時間数には,訪問介護員等 希望を確認した上で提供されるものをいう。したがって,こうした物品を事業者又は施設がすべての利用者 としての勤務時間だけを算入することとなるものであること。 等に対して一律に提供し,すべての利用者等からその費用を画一的に徴収することは認められないものであ ⑵ 「勤務延時間数」 る。 勤務表上,当該事業に係るサービスの提供に従事する時間又は当該事業に係るサービスの提供のための準備 等を行う時間(待機の時間を含む。 )として明確に位置付けられている時間の合計数とする。なお,従業者1 人につき,勤務延時間数に算入することができる時間数は,当該事業所において常勤の従業者が勤務すべき勤 務時間数を上限とすること。 ⑶ 「常勤」 当該事業所における勤務時間が,当該事業所において定められている常勤の従業者が勤務すべき時間数(32 時間を下回る場合は32時間を基本とする。 )に達していることをいうものである。ただし,育児休業,介護休 業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律(平成3年法律第76号)第23条第1項に規定する所定 Q2 その他の日常生活費【個人用の日用品】 ②いわゆる贅沢品 個人用の日用品については,一般的に要介護者等の日常生活に最低限必要と考えられるものに限ら れることとされているが,それ以外の個人の嗜好に基づくいわゆる「贅沢品」については,費用の徴 収ができないのか。 サービス提供とは関係のない費用として徴収は可能である。 労働時間の短縮措置が講じられている者については,利用者の処遇に支障がない体制が事業所として整ってい る場合は,例外的に常勤の従業者が勤務すべき時間数を30時間として取り扱うことを可能とする。 − 262 − 30 12.3.31【4】2 − 263 − Ⅰ 全サービス共通 指定基準・Ⅰ 全サービス 27年度報酬改定Q&A(Vol.1) ①全サービス共通/②訪問系サービス 27年度報酬改定Q&A(Vol.1) 【全サービス共通】 常勤要件について もののため,指定権者において対応可能であれば届出は必要ない。 【訪問系サービス関係共通事項】 集合住宅減算について 問5 月の途中に,集合住宅減算の適用を受ける建物に入居した又は当該建物から退居した場合,月 の全てのサービス提供部分が減算の対象となるのか。 問1 各加算の算定要件で「常勤」の有資格者の配置が求められている場合,育児休業,介護休業等 育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律(平成3年法律第76号。以下「育児・介護休 業法」という。)の所定労働時間の短縮措置の対象者について常勤の従業者が勤務すべき時間数を 30時間としているときは,当該対象者については30時間勤務することで「常勤」として取り扱っ て良いか。 そのような取扱いで差し支えない。 問2 育児・介護休業法の所定労働時間の短縮措置の対象者がいる場合,常勤換算方法による人員要 件についてはどのように計算すれば良いか。 常勤換算方法については,従前どおり「当該事業所の従業者の勤務延時間数を当該事業所において常 勤の従業者が勤務すべき時間数(32時間を下回る場合は32時間を基本とする。)で除することにより, 当該事業所の従業者の員数を常勤の従業者の員数に換算する方法」であり,その計算に当たっては,育 児・介護休業法の所定労働時間の短縮措置の対象者の有無は問題にはならない。 集合住宅減算については,利用者が減算対象となる建物に入居した日から退居した日までの間に受け たサービスについてのみ減算の対象となる。 月の定額報酬であるサービスのうち,介護予防訪問介護費,夜間対応型訪問介護費(Ⅱ)及び定期巡 回・随時対応型訪問介護看護費については,利用者が減算対象となる建物に居住する月があるサービス に係る報酬(日割り計算が行われる場合は日割り後の額)について減算の対象となる。 なお,夜間対応型訪問介護費(Ⅰ)の基本夜間対応型訪問介護費については減算の対象とならない。 また,(介護予防)小規模多機能型居宅介護費及び看護小規模多機能型居宅介護費については利用者の 居所に応じた基本報酬を算定する。 ※平成24年度報酬改定Q&A(vol.1)(平成24年3月16日)訪問系サービス関係共通事項の問1は削 除する。 削 除 (平24.3.16問1)月の途中に,同一の建物に対する減算の適用を受ける建物に入居した又は当該建物から退去 した場合,月の全てのサービス提供分が減算の対象となるのか。 同一の建物に対する減算については,利用者が事業所と同一の建物に入居した日から退去した日までの (答) 間に受けたサービスについてのみ減算の対象となる。 問3 各事業所の「管理者」についても,育児・介護休業法第23条第1項に規定する所定労働時間 の短縮措置の適用対象となるのか。 労働基準法第41条第二号に定める管理監督者については,労働時間等に関する規定が適用除外されて いることから,「管理者」が労働基準法第41条第二号に定める管理監督者に該当する場合は,所定労働 時間の短縮措置を講じなくてもよい。 なお,労働基準法第41条第二号に定める管理監督者については,同法の解釈として,労働条件の決定 その他労務管理について経営者と一体的な立場にある者の意であり,名称にとらわれず,実態に即して 判断すべきであるとされている。このため,職場で「管理職」として取り扱われている者であっても, 同号の管理監督者に当たらない場合には,所定労働時間の短縮措置を講じなければならない。 また,同号の管理監督者であっても,育児・介護休業法第23条第1項の措置とは別に,同項の所定労 働時間の短縮措置に準じた制度を導入することは可能であり,こうした者の仕事と子育ての両立を図る 観点からは,むしろ望ましいものである。 また,月の定額報酬である介護予防訪問介護費,夜間対応型訪問介護費(Ⅱ)及び(介護予防)小規模 多機能型居宅介護費については,利用者が事業所と同一の建物に居住する日がある月のサービスに係る 報酬(日割り計算が行われる場合は日割り後の額)について減算の対象となる。なお,夜間対応型訪問 介護費(Ⅰ)の基本夜間対応型訪問介護費については減算の対象とならない。 問6 集合住宅減算について,「同一の敷地内若しくは隣接する敷地内の建物」であっても「サービ ス提供の効率化につながらない場合には,減算を適用すべきではないこと」とされているが,具体 的にはどのような範囲を想定しているのか。 平成24年度介護報酬改定と同様,介護給付費算定に係る体制状況一覧については,その内容に変更が ある場合は届出が必要になるが,地域区分については該当する地域に所在する事業所全てが変更になる 集合住宅減算は,訪問系サービス(居宅療養管理指導を除く)について,例えば,集合住宅の1階部 分に事業所がある場合など,事業所と同一建物に居住する利用者を訪問する場合には,地域に点在する 利用者を訪問する場合と比べて,移動等の労力(移動時間)が軽減されることから,このことを適正に 評価するために行うものである。 従来の仕組みでは,事業所と集合住宅(養護老人ホーム,軽費老人ホーム,有料老人ホーム,サービ ス付き高齢者向け住宅に限る。以下同じ。)が一体的な建築物に限り減算対象としていたところである。 今般の見直しでは,事業所と同一建物の利用者を訪問する場合と同様の移動時間により訪問できるも のについては同様に評価することとし,「同一敷地内にある別棟の集合住宅」,「隣接する敷地にある集 合住宅」,「道路等を挟んで隣接する敷地にある集合住宅」のうち,事業所と同一建物の利用者を訪問す る場合と同様に移動時間が軽減されるものについては,新たに,減算対象とすることとしたものである。 このようなことから,例えば,以下のケースのように,事業所と同一建物の利用者を訪問する場合と は移動時間が明らかに異なるものについては,減算対象とはならないものと考えている。 − 464 − − 465 − 地域区分 問4 地域区分の変更については,システムへの対応は,一括で行われると思うが,各事業所から地 域区分の変更のみの届出は不要か。 ⑵利用者等告示(平27告示94号) ⑵利用者等告示 平成27年3月23日 厚生労働省告示第94号 厚生労働大臣が定める基準に適合する利用者等 (旧;平成12年2月10日 厚生省告示第23号) (全部改正;平成24年3月13日 厚生労働省告示第95号) (全部改正;平成27年3月23日 厚生労働省告示第94号) 指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関 する基準(平成12年厚生省告示第19号),指定居 宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準 (平成12年厚生省告示第20号),指定施設サービス 等に要する費用の額の算定に関する基準(平成12 年厚生省告示第21号),指定地域密着型サービス に要する費用の額の算定に関する基準(平成18年 厚生労働省告示第126号),指定介護予防サービス に要する費用の額の算定に関する基準(平成18年 厚生労働省告示第127号)及び指定地域密着型介 護予防サービスに要する費用の額の算定に関する 基準(平成18年厚生労働省告示第128号)の規定 に基づき,厚生労働大臣が定める基準に適合する 利用者等(平成24年厚生労働省告示第95号)の全 部を次のように改正し,平成27年4月1日から適 用する。 定居宅介護支援事業所をいう。以下同じ。) の介護支援専門員が開催するサービス担当者 会議(指定居宅介護支援等の事業の人員及び 運営に関する基準第13条第九号に規定するサ ービス担当者会議をいい,指定訪問介護事業 所(指定居宅サービス等の事業の人員,設備 及び運営に関する基準(平成11年厚生省令第 37号。以下「指定居宅サービス等基準」とい う。)第5条第1項に規定する指定訪問介護 事業所をいう。)のサービス提供責任者(指 定居宅サービス等基準第5条第2項に規定す るサービス提供責任者をいう。)が参加し, 3月に1回以上開催されている場合に限る。) において,おおむね1週間のうち5日以上, 頻回の訪問を含む所要時間が20分未満の指定 訪問介護(指定居宅サービス等基準第4条に 規定する指定訪問介護をいう。以下同じ。) (身体介護に該当するものに限る。)の提供が 必要であると認められた利用者 厚生労働大臣が定める基準に適合す る利用者等 一 指定居宅サービスに要する費用の額の算定に 関する基準(平成12年厚生省告示第19号)別 表指定居宅サービス介護給付費単位数表(以下 「指定居宅サービス介護給付費単位数表」とい う。)の訪問介護費の注2の厚生労働大臣が定 める基準に適合する利用者 次のいずれにも該当する利用者 イ 要介護状態区分が,要介護1又は要介護2 である利用者であって,周囲の者による日常 生活に対する注意を必要とする認知症のもの 及び要介護3,要介護4又は要介護5である 利用者であって,疾病若しくは傷害若しくは それらの後遺症又は老衰により生じた身体機 能の低下が認められることから,屋内での生 活に介護を必要とするもの ロ 指定居宅介護支援事業所(指定居宅介護支 援等の事業の人員及び運営に関する基準(平 成11年厚生省令第38号)第2条に規定する指 二 指定居宅サービス介護給付費単位数表の訪問 介護費の注6の厚生労働大臣が定めるサービス 提供責任者 介護保険法施行規則(平成11年厚生省令第36 号)第22条の23第1項に規定する介護職員初任 者研修課程を修了した者(厚生労働大臣が定め るサービス提供責任者(平成24年厚生労働省告 示第118号)第一号及び第二号に掲げる者を除 く。) 三 指定居宅サービス介護給付費単位数表の訪問 介護費の注8の厚生労働大臣が定める要件 2人の訪問介護員等により指定訪問介護を行 うことについて利用者又はその家族等の同意を 得ている場合であって,次のいずれかに該当す るとき イ 利用者の身体的理由により1人の訪問介護 員等による介護が困難と認められる場合 − 550 − ロ 暴力行為,著しい迷惑行為,器物破損行為 等が認められる場合 ハ その他利用者の状況等から判断して,イ又 はロに準ずると認められる場合 四 指定居宅サービス介護給付費単位数表の訪問 看護費の注1の厚生労働大臣が定める疾病等 多発性硬化症,重症筋無力症,スモン,筋萎 縮性側索硬化症,脊髄小脳変性症,ハンチント ン病,進行性筋ジストロフィー症,パーキンソ ン病関連疾患(進行性核上性麻痺,大脳皮質基 底核変性症及びパーキンソン病(ホーエン・ヤ ールの重症度分類がステージ3以上であって生 活機能障害度がⅡ度又はⅢ度のものに限る。) をいう。),多系統萎縮症(線条体黒質変性症, オリーブ橋小脳萎縮症及びシャイ・ドレーガー症 候群をいう。),プリオン病,亜急性硬化性全脳 炎,ライソゾーム病,副腎白質ジストロフィー, 脊髄性筋萎縮症,球脊髄性筋萎縮症,慢性炎症 性脱髄性多発神経炎,後天性免疫不全症候群, 頚髄損傷及び人工呼吸器を使用している状態 五 指定居宅サービス介護給付費単位数表の訪問 看護費の注5の厚生労働大臣が定める基準 同時に複数の看護師等により指定訪問看護 (指定居宅サービス等基準第59条に規定する指 定訪問看護をいう。以下同じ。)を行うことに ついて利用者又はその家族等の同意を得ている 場合であって,次のいずれかに該当するとき イ 利用者の身体的理由により一人の看護師等 による指定訪問看護が困難と認められる場合 ロ 暴力行為,著しい迷惑行為,器物破損行為 等が認められる場合 ハ その他利用者の状況等から判断して,イ又 はロに準ずると認められる場合 六 指定居宅サービス介護給付費単位数表の訪問 看護費の注6の厚生労働大臣が定める状態 次のいずれかに該当する状態 イ 診療報酬の算定方法(平成20年厚生労働省 告示第59号)別表第一医科診療報酬点数表 (以下「医科診療報酬点数表」という。)に掲 げる在宅悪性腫瘍患者指導管理若しくは在宅 気管切開患者指導管理を受けている状態又は 気管カニューレ若しくは留置カテーテルを使 用している状態 ロ 医科診療報酬点数表に掲げる在宅自己腹膜 灌流指導管理,在宅血液透析指導管理,在宅 酸素療法指導管理,在宅中心静脈栄養法指導 管理,在宅成分栄養経管栄養法指導管理,在 宅自己導尿指導管理,在宅持続陽圧呼吸療法 指導管理,在宅自己疼痛管理指導管理又は在 宅肺高血圧症患者指導管理を受けている状態 ハ 人工肛門又は人工膀胱を設置している状態 ニ 真皮を越える褥瘡の状態 ホ 点滴注射を週3日以上行う必要があると認 められる状態 七 指定居宅サービス介護給付費単位数表の訪問 看護費の注11の厚生労働大臣が定める区分 イ 特別管理加算(Ⅰ) 第六号イに規定する状 態にある者に対して指定訪問看護を行う場合 ロ 特別管理加算(Ⅱ) 第六号ロ,ハ,ニ又 はホに規定する状態にある者に対して指定訪 問看護を行う場合 八 指定居宅サービス介護給付費単位数表の訪問 看護費の注12の厚生労働大臣が定める状態 次のいずれかに該当する状態 イ 多発性硬化症,重症筋無力症,スモン,筋 萎縮性側索硬化症,脊髄小脳変性症,ハンチ ントン病,進行性筋ジストロフィー症,パー キンソン病関連疾患(進行性核上性麻痺,大 脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病(ホ ーエン・ヤールの重症度分類がステージ3以 上であって生活機能障害度がⅡ度又はⅢ度の ものに限る。)をいう。),多系統萎縮症(線 条体黒質変性症,オリーブ橋小脳萎縮症及び シャイ・ドレーガー症候群をいう。),プリオ ン病,亜急性硬化性全脳炎,ライソゾーム 病,副腎白質ジストロフィー,脊髄性筋萎縮 症,球脊髄性筋萎縮症,慢性炎症性脱髄性多 発神経炎,後天性免疫不全症候群,頚髄損傷 及び人工呼吸器を使用している状態 ロ 急性増悪その他当該利用者の主治の医師が 一時的に頻回の訪問看護が必要であると認め る状態 九 指定居宅サービス介護給付費単位数表の訪問 リハビリテーション費のロの注の厚生労働大臣 が定める期間 社会参加支援加算を算定する年度の初日の属 する年の前年の1月から12月までの期間(厚生 労働大臣が定める基準に適合しているものとし − 551 − ⑵利用者等告示 Ⅰ 単位数表関係告示 Ⅱ 介護報酬算定体制の届出 ⑵算定体制の届出(体制状況一覧表の記載要領) 指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準,指 定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準,指定 施設サービス等に要する費用の額の算定に関する基準,指定 介護予防サービスに要する費用の額の算定に関する基準,指 定介護予防支援に要する費用の額の算定に関する基準,指定 地域密着型サービスに要する費用の額の算定に関する基準及 び指定地域密着型介護予防サービスに要する費用の額の算定 に関する基準の制定に伴う介護給付費算定に係る体制等に関 する届出等における留意点について (平成12年3月8日 老企第41号) (最終改正;平成27年3月27日 老介発0327第1号・老高発0327第1号・老振発0327第1号・老老発0327第2号) 指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関 する基準(平成12年2月厚生省告示第19号。以下 「居宅サービス単位数表」という。),指定居宅介 護支援に要する費用の額の算定に関する基準(平 成12年2月厚生省告示第20号。以下「居宅介護支 援単位数表」という。)及び指定施設サービス等 に要する費用の額の算定に関する基準(平成12年 2月厚生省告示第21号)については,本年2月10 日に公布されたところであるが,それぞれの介護 給付費の算定に係る体制等に関する届出に際して その届出項目及び届出様式の記載上の留意点等は 下記のとおりであるので,その取扱いについて遺 憾のないよう関係者に対し,周知徹底を図られた い。 記 第1 届出項目について 居宅サービス事業所,居宅介護支援事業所,介 護保険施設,介護予防サービス事業所,介護予防 支援事業所,地域密着型サービス事業所及び地域 密着型介護予防サービス事業所(以下「事業所・ 施設」という。)から届出を求める項目は,居宅 サービス単位数表,居宅介護支援単位数表,指定 施設サービス等に要する費用の額の算定に関する 基準(平成12年厚生省告示第21号)別表(以下 「施設サービス単位数表」という。),厚生労働大 臣が定める特定診療費に係る指導管理等及び単位 数(平成12年厚生省告示第30号。以下「特定診療 費単位数表」という。),厚生労働大臣が定める特 別療養費に係る指導管理等及び単位数(平成20年 厚生労働省告示第273号。以下「特別療養費単位 数表」という。),介護予防サービス介護給付費単 位数表,介護予防支援介護給付費単位数表,地域 密着型サービス介護給付費単位数表及び地域密着 型介護予防サービス介護給付費単位数表の中で, 介護給付費の算定に際して, ① 事前に都道府県知事又は市町村長(特別区の 区長を含む。以下同じ。)に届け出なければな らないことが告示上明記されている事項 ② 都道府県知事又は市町村長に対する届出事項 として特に規定されているものではないが, ・ 介護支援専門員が居宅サービス計画を策定す る際に支給限度額を管理する ・ 介護予防支援事業所の職員が介護予防サービ ス計画を策定する際に支給限度額を管理する ・ 審査支払機関及び保険者において介護給付費 の請求に対して適正な審査等を行う 上で必要な事項とし,居宅サービス事業所,居宅 介護支援事業所及び介護保険施設については, (別紙1)「介護給付費算定に係る体制等状況一覧 表(居宅サービス・施設サービス・居宅介護支 援)」(以下「体制状況一覧表」という。),介護予 防サービス事業所及び介護予防支援事業所につい ては,(別紙1−2)「介護給付費算定に係る体制 等状況一覧表(介護予防サービス・介護予防支 援)」(以下「体制状況一覧表」という。),地域密 着型サービス事業所,地域密着型介護予防サービ ス事業所については,(別紙1−3)「介護給付費 算定に係る体制等状況一覧表(地域密着型サービ ス・地域密着型介護予防サービス)」(以下「体制 等一覧」という。)に掲げる項目とする。 − 668 − 第2 (別紙2) 「介護給付費算定に係 る体制等に関する届出書(指定 事業者用)」の記載要領について ① 「届出者」及び「事業所・施設の状況」につ いては,事業所・施設の指定(許可)申請の 際,記載した事項を記載させること。 ② 「法人の種別」については,申請者が法人で ある場合に,その種別を記載させること。 ③ 「法人所轄庁」については,申請者が認可法 人である場合に,その所轄官庁の名称を記載さ せること。 ④ 「主たる事業所の所在地以外の場所で一部実 施する場合の出張所等の所在地」については, 複数の出張所(以下「サテライト事業所」とい う。)を有する場合は,適宜欄を補正し,全て のサテライト事業所の状況について記載させる こと。 ⑤ 「実施事業」については,当該事業欄に○印 を記載させること。 ⑥ 「異動等の区分」については,今回届出を行 う事業所・施設の異動の別(1新規・2変更・ 3終了)について記載させること。 ⑦ 「異動項目」については,体制状況一覧表で 選択した項目をそのまま記載させること。 ⑧ 「特記事項」については,変更の届出を行う 際,変更内容がわかるよう変更前の状況と変更 後の状況の詳細を記載させること。 第3 (別紙3) 「介護給付費算定に係 る体制等に関する進達書(基準 該当事業者用)」の記載要領につ いて ① 「届出者」及び「事業所の状況」について は,基準該当サービス事業所の登録申請の際, 記載した事項を記載させること。 ② 「市町村が定める率」については,全国共通 の介護報酬額に対して市町村の判断により定め る支給基準の上限を百分率(○○○%)で記載 させること。例えば,全国共通の介護報酬額と 同じ場合は,「100%」と記載させ,全国共通の 介護報酬額より5%減じる場合は,「95% 」と 記載させることになる。 なお,市町村が前記の率を設定し,あるいは 変更した場合は,(別紙4)「基準該当サービス に係る特例居宅介護サービス費,特例介護予防 サービス費,特例居宅介護サービス計画費及び 特例介護予防サービス計画費の支給に係る上限 の率の設定について」により届出を求めるもの とする。 ③ 「法人の種別」「法人所轄庁」「主たる事業所 の所在地以外の場所で一部実施する場合の出張 所等の所在地」「実施事業」「異動等の区分」 「異動項目」「特記事項」については,「介護給 付費算定に係る体制等に関する届出書(指定事 業者用)」と同様であるので,第2の②から⑧ までを準用されたい。 第4 (別紙3−2) 「介護給付費算定 に係る体制等に関する進達書 (地域密着型サービス事業者・地 域密着型介護予防サービス事業 者用)(介護予防支援事業者用)」 の記載要領について ① 「届出者」及び「事業所の状況」について は,地域密着型サービス事業所又は介護予防支 援事業所の登録申請の際,記載した事項を記載 させること。 ② 「市町村が定める単位の有無」については, 市町村の判断により定める単位の有無別(1 有・2無)について記載する。 ③ 「法人の種別」「法人所轄庁」「主たる事業所 の所在地以外の場所で一部実施する場合の出張 所等の所在地」「実施事業」「異動等の区分」 「異動項目」「特記事項」については,「介護給 付費算定に係る体制等に関する届出書(指定事 業者用)」と同様であるので,第2の②から⑧ までを準用されたい。 第5 体制状況一覧表の記載要領に ついて 1 各サービス共通事項 ① 「地域区分」は,厚生労働大臣が定める1単 位の単価(平27年厚生労働省告示第93号)第二 号に規定する地域区分をいい,事業所の所在す る地域の地域区分を記載させること。 ② 「割引」については,訪問介護,訪問入浴介 護,通所介護,短期入所生活介護,特定施設入 居者生活介護,介護福祉施設サービス,介護予 防訪問介護,介護予防訪問入浴介護,介護予防 通所介護,介護予防短期入所生活介護,介護予 − 669 − 介護給付費請求書・明細書の記載要領 1 介護給付費請求書 1介護給付費請求書に関する事項 介護給付費請求書等の記載要領について (平成13年11月16日 老老発第31号/最終改正;平成27年3月27日 老介発0327第1号・老高発0327第1号・老振発0327第1号・老老発0327第2号 別紙13) 様式第一(附則第二条関係) 平成 年 介護給付費請求書 月分 1 介護給付費請求書に関する事項(様式第一) 事業所番号 保 険 (別 名 者 称 〒 記)殿 請求事業所 下記のとおり請求します。 平成 年 月 - 所在地 日 連絡先 保険請求 サービス費用 区 分 件 単位数 ・点数 数 費用 合計 保険 請求額 特定入所者介護サービス費等 公費 請求額 利用者 負担 件数 費用 合計 利用者 負担 公費 請求額 保険 請求額 居宅・施設サービス 介護予防サービス 地域密着型サービス等 居宅介護支援・ 介護予防支援 合 計 公費請求 サービス費用 区 分 12 生 保 居宅・施設サービス 介護予防サービス 地域密着型サービス等 生 保 居宅介護支援・ 介護予防支援 10 感染症 21 障自・通院医療 15 障自・更生医療 19 原爆・一般 54 難病法 51 特定疾患等 治療研究 81 被爆者助成 86 被爆体験者 数 単位数 ・点数 費用 合計 特定入所者介護サービス費等 公費 請求額 37 条の 2 87 有機ヒ素・緊急措置 88 水俣病総合対策 メチル水銀 66 石綿・救済措置 58 障害者・支援措置(全 額免除) 25 中国残留邦人等 合 件 計 − 1130 − 件数 費用 合計 公費 請求額 ⑴ サービス提供年月 請求対象となるサービスを提供した年月を和暦で,「年」「月」それぞれ右詰で記載すること。 ⑵ 請求先 保険者名,公費負担者名等を記載すること。ただし,記載を省略して差し支えないこと。 ⑶ 請求日 審査支払機関へ請求を行う日付を記載すること。 ⑷ 請求事業所 ① 事業所番号 指定事業所番号又は基準該当事業所の登録番号を記載すること。 ② 名称 指定等を受けた際に届け出た事業所名を記載すること。 ③ 所在地 指定等を受けた際に届け出た事業所の所在地とその郵便番号を記載すること。 ④ 連絡先 審査支払機関,保険者からの問い合わせ用の連絡先電話番号を記載すること。 ⑸ 保険請求(サービス費用に係る部分) 保険請求の介護給付費明細書(生活保護の単独請求の場合を除く。)について居宅サービス・施設 サービス・介護予防サービス・地域密着型サービス等及び居宅介護支援・介護予防支援の2つの区分 ごとに,以下に示す項目の集計を行って記載すること。合計欄には2つの区分の合計を記載すること。 ① 件数 保険請求対象となる介護給付費明細書の件数(介護給付費明細書の様式ごとに被保険者等1人分 の請求を1件とする。)を記載すること。 ② 単位数・点数 保険給付対象の単位数及び点数の合計を記載すること。 ③ 費用合計 介護給付費明細書の保険請求対象単位数(点数)に単位数(点数)あたり単価を乗じた結果(小 数点以下切り捨て)の合計を記載すること(金額は保険請求額,公費請求額及び利用者負担の合計 額)。 ④ 保険請求額 介護給付費明細書の保険請求額の合計額を記載すること。 ⑤ 公費請求額 介護給付費明細書の公費請求額の合計額を記載すること。 ⑥ 利用者負担 介護給付費明細書の利用者負担額と公費分本人負担額を合計した額を記載すること。 ⑹ 保険請求(特定入所者介護サービス費等に係る部分) 保険請求の介護給付費明細書(生活保護の単独請求の場合を除く。)について以下に示す項目の集 計を行って記載すること。合計欄に同じ内容を記載すること。 ① 件数 特定入所者介護サービス費又は特定入所者介護予防サービス費(以下「特定入所者介護サービス − 1131 −
© Copyright 2024 ExpyDoc