2014年度 中津工場・中津新田工場・大分事業所環境活動レポート

エコアクション 21
環境活動レポート
2014 年度
(2014 年 4 月
~
2015 年 3 月)
中津工場
大分事業所
中津新田工場
0002058
(作成日:2015 年 8 月 6 日)
中津工場・中津新田工場
1/21
目次
1. 組織の概要
1-1.
1-2.
1-3.
会社概要
認証・登録範囲の概要
事業の規模
2. 対象範囲
2-1.
2-2.
対象範囲と認証・登録範囲
実施体制
3. 環境方針
3-1.
3-2.
基本理念
行動指針
4. 環境目標
4-1.
4-2.
過去の環境負荷実績(2011 年~2013 年度)及び分析
環境目標
5. 環境目標の活動内容及び結果と評価
6. 環境関連法規制等の遵守状況の確認及び
評価の結果並びに違反、訴訟等の有無
7. 代表者による全体評価と見直しの結果
8. 次年度の取組内容
2/21
1. 組織の概要
1-1.
会社概要
社 名
代表者名
設 立
資本金
従業員数
太陽インダストリー株式会社
水口 真
1965年7月1日
3億円
494名(2015年3月31日現在)
・段ボールケースの製造・販売・包装資材の販売
・人工大理石・強化プラスチック(FRP)製造
・レジンコンクリート製品の製造及び梱包出荷業務の請負
事業内容
(全組織の概要)
事業所名
所在地
人員
本社
北九州市小倉南区湯川4丁目1-1
9
戸畑工場
北九州市戸畑区川代2丁目3-7
64
中津工場
大分県中津市上如水1342番地
95
中津新田工場 大分県中津市大新田425-2
北九州市小倉北区中島2-1-1
TOTO(株)小倉工場内
北九州市小倉南区舞ヶ丘1-1-1
舞ヶ丘事業所
TOTO舞ヶ丘工場内
大分県中津市大字是則700
中津事業所
TOTO(株)サニテクノ中津工場内
大分事業所
大分県臼杵市大字武山1894-1
小倉事業所
56
70
事業活動内容
組織全体の総務・経理・人事等の管
理業務
段ボールケース・包装資材の製造・
販売
人工大理石・樹脂成型品の製造
レジンコンクリート製品・FRP成
型品の製造
重量物段ボールケースの製造・販売
衛生陶器製品の製造及び梱包出荷業
務の請負
55 衛生陶器商品の梱包出荷業務の負担
衛生陶器製品の製造・検査及び梱包
出荷業務の請負
18 段ボールケース・包装資材の製造
127
3/21
1-2.
認証・登録範囲の概要
認証・登録名 太陽インダストリー株式会社 中津工場及び中津新田工場
化成品事業部長 佐藤 嘉一
代表者名
事業所名
環境管理責任者
担当者
連絡先
TEL0979-32-2024
中津工場
工場長 時枝 義則 事務局 丸山 浩治
FAX0979-26-2017
TEL0979-23-5055
中津新田工場 工場長 森永 美樹 事務局 松本 司
FAX0979-23-5156
1-3.
事業の規模 (事業年度:当年 4 月~翌年 3 月 従業員数:派遣・委託業者を含む)
項目
従業員数
床面積
従業員数
床面積
単位
人
㎡
人
㎡
2012年度 2013年度 2014年度
111
112
107
10,985
10,985
10,985
82
81
95
10,305
10,305
10,294
2.対象範囲
2-1.
対象範囲と認証・登録範囲
本社 管理本部 EA21認証・登録No.0006932
情報処理係
管理本部
本社管理部
経理係
人事係
戸畑工場 EA21認証・登録No.0000010
包装技術課
営業部
営業一課
営業二課
段ボール
事業部
管理部
戸畑製造課
業務課
品質管理課
中津工場 中津新田工場 EA21認証・登録No.0002058
新田製造課
新田製造部
大分事業所
製造一課
新田工場
製造二課
新田営業課
化成品
事業部
中津工場
製造一課
製造二課
中津営業課
品質管理課
技術部
技術一課
技術二課
EA21の活動は新田工場に所属の為、新田工場で取り組む
開発部
開発事業部
調査・診断グループ
TOTO(株)CSR活動の一環としてISO14001によるマネジメント
小倉事業所
舞ヶ丘事業所
構内事業部
製造課
物流課
製造課
中津事業所
検査課
物流課
4/21
2-2.
実施体制
代表者
中津工場
中津新田工場
環境管理責任者
環境委員会
環境管理責任者
事務局
部門長
部門長
部門長
環境委員会
事務局
部門長
部門長
部門長
部門長
開催頻度及び審議事項
体制名
・開催は原則 1回 /月行い、環境管理責任者が必要としたときに臨時委員会を
開催する。
・環境委員会は、以下の項目について審議を行う。
環境委員会
①環境活動実施計画の進歩状況と問題点及び今後の取組の報告
②3 ヶ月ごとに環境目標達成状況と取組状況の評価の報告
③環境パトロール実施の指摘事項の発表とその対応策
④教育訓練の実施内容、従業員からの要望事項、苦情、クレーム等の報告
⑤その他、環境に関する検討事項及び報告事項
職名
役職
役割・責任・権限
・環境方針の策定
代表者
・環境への取組(人・設備・費用)の準備
取締役
・環境管理責任者の任命
事業部長
・環境目標・環境活動レポートの承認
・代表者による全体の評価と見直し
・環境経営システムを構築し、維持する
環境管理責任者
工場長
・環境委員会の開催
・環境への負荷・取組の自己チェックの実施
・環境目標の策定
・環境委員会の事務局と環境管理責任者の補佐業務
事務局
任命者
・環境関連法規制等チェック表の作成
・環境に関する地域住民からの苦情の窓口
・環境関連文書・記録の保管と廃棄
・自部門の環境活動実施計画の作成と実施
部門長
部課長
・自部門の実施するための手順書の作成
・部下に対して、取組の指示と環境教育の推進
・環境委員会への積極的参加と計画の進歩管理
5/21
3.環境方針
3-1.
基本理念
太陽インダストリー株式会社中津工場・中津新田工場は、「太陽インダストリー株式会社
企業行動憲章」に基づき、段ボール製品と樹脂製品製造に携わる企業としての
責任を自覚し、企業活動と地球環境の調和を目指し、環境負荷の低減のために
環境保全活動に積極的に取り組みます。
3-2.
行動指針
1.環境目標を定め、定期的に見直し、継続的改善活動に努めます。
2.環境に関わるあらゆる法規制と、その他要求事項を遵守します。
3.当工場は、以下の項目について環境改善に取り組みます。
①
②
③
④
⑤
⑥
電力・灯油燃料等の消費に伴う二酸化炭素排出量の削減
工場より排出される産業廃棄物の削減
総排水量の削減
化学物質使用量の低減
事務用品等のグリーン購入
環境に配慮した製品の推進
4.地域、関係官庁と連携した環境保全活動に貢献します。
5.環境方針は全従業員に周知するとともに、環境教育を実施し、
環境に対する意識向上を図ります。
2014 年 5 月 1 日改訂
太陽インダストリー株式会社
中津工場・中津新田工場
化成品事業部長
佐藤
嘉一
6/21
4.環境目標
4-1.
過去の環境負荷実績(2011~2013 年度)及び分析
(1) 中津工場
項目
CO2排出量
電力消費量
化石燃料
産業廃棄物
一般廃棄物
(コピー用紙)
水使用量
使用禁止物質
・過去 3 年間の実績
単位
kg-CO2
2011年度
720,930
2012年度
669,648
2013年度
757,985
kg-CO2/百万円
Kwh
Kwh/百万円
L
L/百万円
kg
kg/百万円
kg
kg/百万円
㎥
㎥/百万円
870
887,748
1,072
155,818
188
362,220
437
811
0.98
3,183
3.8
939
856,470
1,201
136,470
191
311,120
436
764
1.07
2,310
3.2
955
907,944
1,144
163,894
207
302,920
382
918
1.16
3,075
3.9
-
不使用
不使用
不使用
上段:実績 下段:生産金額当たりの実績
※CO2 の総量を算出する時、排出量の計算時に排出係数が使用される
(2010 年度の九州電力の CO2 排出係数:0.385)
・分析
(分析)CO2 排出量は電気消費量と化石
燃料の総量と比例している為、3 年間の変
動は電気消費量と化石燃料と同じ傾向で
あります。生産金額当たりでは化石燃料と
同じ傾向であります。
7/21
(分析)電力消費量は品質向上の改善によ
り、2013 年度からは成形場に遠赤ヒータ
ー等を増やした為、総量が増えてます。
しかし、生産金額当たりでは生産性が向上
したことで、良い結果が出ています。
(分析)化石燃料の総量は気温と生産量で
大きく変わる為、この3年間では大きく生
産量の変動があります。生産金額当たりで
は、1年間通しては生産性は向上している
が冬場の生産が多かったことで、数値は高
かったです。
(分析)産業廃棄物の総量は 2011 年度
からは下がってきています。また、生産金
額当たりにおいても 2013 年度は歩留り
も大きく向上していたことで数値も大き
く下がってます。
8/21
(分析)2013 年度から印刷物の用紙変更
が一部あった為、総量も大きく増えてます。
総量の増加率が高かったことで、生産金額
当たりでも比例して数値が上がっています。
(分析)水使用量に関しては、総量と生産
金額当たりは比例であります。生産量とも
比例の状態であります。
(2) 中津新田工場
項目
CO2排出量
電力消費量
化石燃料
産業廃棄物
水使用量
使用禁止物質
・過去 3 年間の実績
単位
kg-CO2
kg-CO2/H
Kwh
Kwh/H
L
L/H
kg
kg/H
㎥
㎥/H
2011年度
319,711
2.99
508,176
4.75
52,401
0.49
144,820
1.35
1,164
0.0109
2012年度
334,034
2.58
531,718
4.11
52,668
0.41
195,160
1.51
876
0.0068
2013年度
333,706
2.34
511,793
3.59
56,177
0.39
148,340
1.04
1,069
0.0075
-
不使用
不使用
不使用
上段:実績 下段:労働時間当たりの実績
9/21
・分析
(分析)2012 年度から大分事業所の追加
によりグラフの傾向が変わってます。
(傾向
的には CO2 排出総量は増えたが、労働時
間当りの CO2 排出量は減少しています。)
2012 年度から 2013 年度に関しては、
CO2 排出総量と労働時間当りの CO2 排
出量は比例して減少しています。
(分析)2012 年度から大分事業所の追加
によりグラフの傾向が変わってます 。
(傾
向的には電力消費量は増えたが、労働時間
当たりの電力消費量は減少しています。
)
2012 年度から 2013 年度に関しては、
電力消費量と労働時間当たりの電力消費
量は比例して減少しています。
(分析)2012 年度から大分事業所が追加
されたが使用量は大分事業所は少ない為、
影響が少ないです。2012 年度から 2013
年度に関しては生産増により使用量は増加
したが労働時間当たりの化石燃料使用量は
減少しています。
10/21
(分析)2012 年度産業廃棄物の量は増え
たが、大分事業所の追加による事ではない
です。(大分事業所での廃棄物としては一
般ゴミのみの為) 2012 年度からは比例
して減少しています。
(分析)2012 年度から大分事業所が追加
されたが使用量は影響がないです。
(上水道
を必要とする製造設備がない為)
水使用
量と労働時間当たりでの数量は比例してい
ます。
4-2.
環境目標
・中津工場(生産金額当たり)
項目
CO2排出量
電力消費量
化石燃料
産業廃棄物
一般廃棄物
(コピー用紙)
水使用量
使用禁止物質
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
(基準値)
(▲1%)
(▲2%)
(▲3%)
kg-CO2/百万円
955
945
936
927
Kwh/百万円
1,144
1,133
1,121
1,110
L/百万円
206.6
205
202
200
kg/百万円
382
378
374
371
単位
kg/百万円
1.16
1.15
1.14
1.13
㎥/百万円
-
3.88
不使用
3.84
不使用
3.80
不使用
3.76
不使用
*全ての項目(特定品目のロス率除く)で 2013 年度実績を基準値として目標値を見直す
(2014 年度~)
11/21
・中津新田工場(労働時間当たり)
項目
単位
CO2排出量
2010年度 2014年度 2015年度 2016年度
(推定基準値)
(▲4%)
(▲5%)
(▲6%)
kg-CO2/H
2.92
2.80
2.77
2.74
電力消費量
Kwh/H
4.17
4.01
3.96
3.92
化石燃料
L/H
0.55
0.53
0.52
0.52
産業廃棄物
kg/H
1.32
1.26
1.25
1.24
水使用量
㎥/H
0.0096 0.0093 0.0092
使用禁止物質
不使用
不使用
不使用
化学物質
グリーン購入
把握
把握
把握
製品の環境配
大分事業所追加により、2010年度の基準値を推定基準値に変更
0.0091
不使用
把握
5.環境目標の活動内容及び結果と評価
(1) 中津工場(生産金額当たりで判定)
・取組結果
項目
単位
CO2排出量
kg-CO2/百万円
945
939
○
電力消費量
Kwh/百万円
1,133
1,151
×
化石燃料
L/百万円
205
191.2
○
産業廃棄物
kg/百万円
378
475
×
一般廃棄物
(コピー用紙)
kg/百万円
1.15
1.11
○
㎥/百万円
3.84
4.72
×
-
不使用
不使用
○
使用禁止物質
(判定基準:○ 達成
×
2014年度目標値 2014年度実績値
判定
未達成)
※CO2 排出量の計算時に排出係数が使用されます。
(2010 年度の電気事業者別二酸化炭素排出係数:0.385)
12/21
・取組目標に対しての主な活動内容及び評価(中津工場)
2014年度環境目標に対する計画と活動内容
Ⅰ)中津工場
項目
2014年度取組目標
2014年度の主な取組活動内容
評価
・電力測定器による調査と改善の継続
・高効率蛍光灯切換の推進継続
・エリアごとの消費電力の調査
・2013年度からエコネットを導入し、
工場全体での現在の消費電力が
見られるようになった。
しかし、各エリアでの消費電力の状況は
把握が出来ていなかった。
・空調機の設備更新により消費電力が
大きく削減出来たと思われます。
また、エリア調査では消費電力の
高いと思われた5個所のエリア分析
が出来た。今後も引き続き消費電力
の分析を行いながら各職場の
削減活動を続けていって欲しい。
・削減活動をするに当たり、エリアごとの
分析が必要と判断した。
2014年12月から2つ目のエコネットを
取付け、消費電力の負荷が大きそうな
エリアから調査を開始した。
電 力
(省エネ)
・事務所、休憩室のエアコンは30年程度経過
していた為、電力を大きく消費していた。
ランニングコストを試算しても数年で
回収できそうだったこともあり、
GHP(ガスヒートポンプ)に入替えをした。
消費電力としては、10分の1程度に
抑えることが出来た。
電力測定器
各工場、エリアごとに消費電力を詳細に調査
取組活動
内容の一例
項目
2014年度取組目標
2014年度の主な取組活動内容
評価
・暖房機の適切使用と温度管理の徹底
・ボイラー稼働のこまめな管理の継続
・ボイラー熱を消費する設備の稼働管理
・灯油仕様の暖房機をLPG仕様の暖房機に
交換した(二機)。
※二機の内一機はGHP灯油仕様のボイラーを
・老朽化設備の更新の時に、燃料変更
により予定通りの化石燃料削減が出来
ていた。
LPG仕様のボイラーに交換した(一機)
化石燃料
・燃焼率の高い二機の交換により、
化石燃料使用量を削減出来た。
取組目標に関しては、毎月の活動報告も
あり徹底管理した。
第一工場GHP設備
取組活動
内容の一例
第二工場GHP設備
・取組目標に関しても、活動が定着し
ていた。
灯油仕様のボイラーからLPG仕様の設備へ変更
灯油式の暖房機からLPガス式へ設備変更
13/21
項目
2014年度取組目標
2014年度の主な取組活動内容
・歩留り向上
・分別の推進
・品質会議の開催
・各部門毎に毎月品質会議を行い、不良品を ・1年間を通して品質会議の定着が
削減することによって、産業廃棄物の量を 身を結んだと思います。
削減した。(歩留りの向上)
今後も引き続き継続願います。
・分別の推進に関しては、廃棄物置き場を
集約することにより削減意識が向上した。
産業廃棄物
項目
2014年度取組目標
2014年度の主な取組活動内容
評価
・今期取り組みの強化
・一般廃棄物を捨てる毎に計量し、全ての
エリアでの一般廃棄物の排出量の把握を
行った。
・2013年度までとは違った活動を
行ったことにより、各エリアでの
削減目標も立てやすくなったと
思われる。
市焼却ゴミ量調査
市焼却ゴミ量調査表(エリアごとに)
市焼却ゴミ量集計表(状況)
一般廃棄物
取組み活動
内容の一例
項目
化学物質
評価
シートをそのまま挿入
2014年度取組目標
2014年度の主な取組活動内容
評価
・使用量の把握
・成分確認
・2014年度の10月から特化則の法律変更
に伴い、SDSの変更分の更新依頼を
行った。
・SDSを各エリア(現場)に設置した
ことにより、化学物質の取扱者
でもすぐに見れるようになったと
思います。
・SDSの保管方法を事務所のみから各エリア
でもすぐ見れるように設置した。
また、毎月の環境委員会で使用量の
把握をおこなった。
各現場ごとに設置し見える化を実施
取組み活動
内容の一例
14/21
(2)中津新田工場(労働時間当たりで判定)・・・(大分事業所含む)
・取組結果
項目
単位
CO2排出量
kg-CO2/H
2.80
2.13
○
電力消費量
Kwh/H
4.01
3.06
○
化石燃料
L/H
0.53
0.39
○
産業廃棄物
kg/H
1.26
1.00
○
水使用量
㎥/H
0.0093
0.0054
○
使用禁止物質
-
不使用
不使用
不使用
化学物質
グリーン購入
製品の環境配慮
-
把握と一部取組
把握と一部取組
○
(判定基準:○ 達成
×
2014年度目標値 2014年度実績値
判定
未達成)
※CO2 排出量の計算時に排出係数が使用されます。
(2010 年度の電気事業者別二酸化炭素排出係数:0.385)
・取組目標に対しての活動内容及び評価(中津新田工場、大分事業所)
2014年度環境目標に対する計画と活動内容
Ⅰ)中津新田工場、大分事業所
項目
電 力
(省エネ)
2014年度取組目標
・電力測定器による調査と改善
・高効率蛍光灯切換の推進継続
電力測定器
2014年度の主な取組活動内容
空調の適温管理や照明器具の部分消
灯は日常行っているが、電力測定器
の警報が鳴った時は空調を停止する
等を行った。
評価
電力測定器設置による見える化で節
電意識が向上、消費電力削減活動が
実施されていた。
空調適温管理
取組活動
内容の一例
15/21
項目
化石燃料
2014年度取組目標
2014年度の主な取組活動内容
・灯油流量検針による使用量調査
ボイラー熱を必要とする設備の稼働
・ボイラー稼働のこまめな管理の継 時間を把握しボイラーの稼働を最小
続
限に抑えた。又、環境委員会で使用
量の報告を行い、適正かの管理をし
た。
評価
化石燃料削減活動においては、環境
委員会で使用量の報告もあり、生産
量に対しての管理がされていた。
灯油ボイラータイマー管理
取組活動
内容の一例
項目
2014年度取組目標
・製品不良率の削減
・配合設備の定期的メンテナンス
産業廃棄物 ・陶磁器屑の自社リサイクル品の検討
項目
2014年度取組目標
総排水量
(節水)
・雨水及び排水処理水の再利用の継続
・節水の呼掛け継続
・水道メーター検針による使用量の調
査把握と漏水確認
水洗ブース上水道使用量の把握
2014年度の主な取組活動内容
各課別で製品不良率を把握し環境委員
会で報告した。5S活動も定着し歩留
も向上し事で産業廃棄物の量も削減出
来た。
2014年度の主な取組活動内容
湿式設備で上水道を必要としない設備
に雨水及び排水処理水を優先的に利用
し、再利用水の使用を有効活用した。
又、使用量も把握した。日々、上水道
メーター検針を行い、漏水していない
か調査を行い異常があれば即時に処置
を行った。
評価
製品不良率を随時、環境委員会で報告
出来ていた。今後も引き続き、不良率
の把握を行い、歩留の向上に努めて下
さい。
評価
湿式設備の稼働が多かった為、上水道
の使用量が増えた。しかし、その設備
からの排水に対しては問題なく再利用
されていた。結果的には、総量は増え
た。
再利用水設備 水洗ブース・湿式加工機
16/21
項目
2014年度取組目標
化学物質
・有害化学物質使用量の把握
・PRTR制度に基づくSDSの活用
・使用禁止物質の不使用管理
2014年度の主な取組活動内容
評価
2014年、10月から特化法則の変更に
伴いSDSの変更分の更新依頼を行っ
た。又、SDSの保管を各部門ごと
に、すぐ確認出来る場所に設置した。
SDSの活用によりリスクアセスメン
トとその結果に基づく対策を行い、労
働災害を防止した。又、従業員教育へ
の利用が出来ている。
2014年度の主な取組活動内容
評価
現場での保管状況(SDS)
取組活動
内容の一例
項目
2014年度取組目標
その他
・再生アセトンの購入の把握
・リュースパレットの状況把握
・コピーの裏紙使用量の把握
再生アセトンの購入量及び再生量を把
握、又リュースパレットの状況把握も
行った。大分事業所ではコピー裏紙の
使用は不可の為、中津新田工場で利用
し、使用枚数の把握を行った。
環境委員会の場で随時、把握した数量
を報告されている。
・環境保全への取組み(地域環境に配慮)
地域の清掃活動に積極的に参加や工場敷地外(周辺)のゴミや缶拾いや除草作業を実施。
・地域での河川の清掃活動に参加
・工場周辺の道路のゴミ拾い及び除草作業
17/21
6.環境関連法規制等の遵守状況の確認及び評価の結果
並びに違反、訴訟等の有無
(1)環境関連法規等チェック結果は以下の通りです。
・中津工場
チェック月
法令名
遵守事項
2015年4月
対象設備
確認
評価
処理の委託先業者
一般廃棄物
選択基準
○
守られている
委託契約基準
○
業者別に契約書が整えられて
いる
○
保管している
○
2014年5月30日に産廃管理
票交付状況報告書提出済み
廃棄物置場
○
守られている
防火管理者
○
守られている
消防計画
○
守られている
危険物保安監督
者
○
守られている
消防用設備
○
点検結果報告書提出済み
コンプレッサー
○
2014年10月27日に測定実
施済み
コンプレッサー
○
守られている
スチレン
○
2014年6月18日に法規通り
提出されている
第一・二種
○
守られている
浄化槽
○
検査済み
浄化槽
○
2014年3月7 日に 検査 実施
済み
産業廃棄物
廃棄物 マニフ ェスト交付と保管
マニフェスト
処理法 期間
マニフ ェスト交付状況の
様式第3号
報告
廃棄物保管基準
防火管理者選任(解
任)届出書
消防 計画 作成 (変
更)届出書
消防法
危険物保安監督者
変更届書
消防用設備等点検
結果報告書
敷地の境界線での
騒音規 測定結果
制法 特定施設の設置及
び変更届出書
排出量・移動量の
PRTR 届出対象事業
法
SDSの交付保管
法定検査
浄化槽
法
定期点検
18/21
・中津新田工場
チェック月
法令名
2015年4月
遵守事項
対象設備
確認
評価
処理の委託先業者
一般廃棄物
選択基準
○
守られている
委託契約基準
○
業者別に契約書が整えられて
いる
○
保管している
○
2014年6月18日に産廃管理
票交付状況報告書提出済み
廃棄物置場
○
守られている
防火管理者
○
守られている
消防計画
○
守られている
危険物保安監督
者
○
守られている
消防用設備
○
コンプレッサー
○
コンプレッサー
○
守られている
スチレン
○
2014年4月24日に法規通り
提出されている
第一・二種
○
守られている
浄化槽
○
検査済み
浄化槽
○
2014年11月4日に検査実施
済み
産業廃棄物
廃棄物 マニフ ェスト交付と保管
マニフェスト
処理法 期間
マニフ ェスト交付状況の
様式第3号
報告
廃棄物保管基準
防火管理者選任(解
任)届出書
消防 計画 作成 (変
更)届出書
消防法
危険物保安監督者
変更届書
消防用設備等点検
結果報告書
敷地の境界線での
騒音規 測定結果
制法 特定施設の設置及
び変更届出書
排出量・移動量の
PRTR 届出対象事業
法
SDSの交付保管
法定検査
浄化槽
法
定期点検
2014年7月3日に点検結果
報告書提出済み
2014年10月6日に測定実施
済み
(2)過去 3 年間にわたる環境関連法規への違反、訴訟等の有無は以下の通りです。
項 目
有無
備 考
法規の違反
無
上記遵守状況の確認と評価をした結果、過去3年間違反等
はありませんでした。
訴 訟
無
周辺住民からの苦情、利害関係者からの訴訟も、過去3年
間ありませんでした。
19/21
7.代表者による全体評価と見直しの結果
・中津工場
実施日
準
工場の対応者
備
提供された資料
平成27年4月27日(月) 9:00~ 中津工場
各工場の環境管理責任者・環境事務局
提出資料リストによる資料は、全て準備されていた。
・全体的には、システムが有効的に機能していると判断す
る。
環境経営シス テムが 但し、4,11目標達成状況について、3ヶ月連続で未達の場
有 効に 機能 して 合に発行する是正処置の対策を掘下げた方が良い様に思われ
いるか
る。
(昨今の業績変動により、BMも変動しているので、新年度に
向けて目標設定の考え方を是正する必要がある。)
評
価
・PDCAについて、4,10緊急事態訓練では、サイクルを回
せていない。
環 境へ の取 組は ・月次の委員会で次月の予定等を委員で共有する必要があ
適 切に 実施 され る。
ているか
※4,7教育・訓練も同様と見なす。
・環境パトロールの実施方法について、見直す必要がある。
環 境方 針の 変更
無
有無
有:・廃棄物排出量の削減について基準値を見直し、新年度
環 境目 標の 変更 は基準値(実績値)に対して、1%削減
(総排出量も同様とする。)
見 有無
直
し
要 求事 項の 変更
無
有無
その他特記事項
・記録類の確認捺印覧について、電子印を廃止し、必ず押印
実施する事。
20/21
・中津新田工場
準
備
評
価
実施日
2015年4月27日(月) 11:00~ 中津新田工場
工場の対応者
各工場の環境管理責任者・環境事務局
提供された資料
提出資料リストによる資料は、全て準備されていた。
・全体的には、システムが有効的に機能していると判断す
環境経営シ ス テ ムが る。
有 効に 機能 して 但し、内部監査で指摘があった、環境中長期目標設定書の中
いるか
の使用禁止物質の不使用管理に於ける取組み部門表記は誤解
を招く恐れが有るので修正する事。
環 境へ の取 組は ・適切に実施されている。
適 切に 実施 され
ているか
環 境方 針の 変更
無
有無
見
直
し
有:2010年度BMに対し5%減(当初の中長期目標設定書通
環 境目 標の 変更 り)にて継続中
有無
要 求事 項の 変更
無
有無
・4,8コミュニケーションの記録については、中津工場の様
その他特記事項 に実施時の写真等を記録として保存すれば具体性が増すので
検討してください。
8.次年度の取組内容
Ⅰ)中津工場・中津新田工場
項目
電 力
(省エネ)
2015年度取組目標(中津工場)
・電力調査で負荷が大きい箇所で
の削減活動。
・空調設備のGHP導入推進。
項目
電 力
(省エネ)
化石燃料
産業廃棄物
総排水量
(節水)
・廃プラ(樹脂袋)の排出量の削
減
・製造工程での不良品削減活動
・水使用量の多い設備(湿式等)
の水吐出量の削減
2015年度取組目標(中津新田工場)
・電力測定器による調査と改善
・高効率蛍光灯へ全灯切換
・化石燃料を必要とする設備稼働時間の
把握とタイマー管理
・陶磁器屑の排出量の削減
・製品不良率の削減活動
産業廃棄物
・湿式設備に使用する上水道の削減
総排水量
(節水)
※2014年度までの活動の中で、定着している活動内容は省略しています。
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