2016年3月期 第1四半期決算補足資料

ブックオフコーポレーション株式会社
(東証一部:3313)
2016年3月期 第1四半期決算補足資料
Ⅰ.グループ中期事業計画における当期の位置づけ
Ⅲ.既存店実績(リユース店舗事業)
当期はグループ中期事業計画(「Ⅵ.グループ中期事業計画と進捗について」をご参照)で掲げた2020年3月期営業利益目標40億円、
及びその中間目標である2017年3月期営業利益目標30億円の達成に向けた準備の期と位置づけ。下記の2つの取組みに注力し、来
期の利益目標に向けた仕入増強と販売効率向上を目指す。
●四半期別前期比(直営店・国内)
「BOOKOFF」店舗
①「中古家電」を直営店全店で取扱い開始
②「店舗商品のヤフオク!出品」を直営店全店に導入
また、当期は上記取組みに伴う仕入増加等に対応する店舗パートアルバイトスタッフ人員の強化や、「中古家電」導入の認知向上に
向けた宣伝広告等の投資を積極的に行う。
Ⅱ.連結損益
単位:百万円
2016/3期1Q 構成比 2015/3期1Q 構成比
前期差
前期比
科目
17,700
18,785
△ 1,084
94.2%
売上高
15,993
90.4%
15,176
80.8%
+817 105.4%
リユース店舗事業
1,230
7.0%
1,069
5.7%
+160 115.0%
ブックオフオンライン事業
128
0.7%
68
0.4%
+59 187.2%
ハグオール事業
297
1.7%
2,405
12.8%
△ 2,108
12.4%
パッケージメディア事業
50
0.3%
65
0.3%
△ 15
77.0%
その他
10,720
60.6%
11,047
58.8%
△ 326
97.0%
売上総利益
10,632
60.1%
10,834
57.7%
△ 202
98.1%
販売管理費
88
0.5%
212
1.1%
△ 124
41.6%
営業利益
666
870
△ 203
リユース店舗事業
51
△ 44
+96
ブックオフオンライン事業
△ 132
△ 118
△ 14
ハグオール事業
△9
△ 43
+33
パッケージメディア事業
△ 10
△ 16
+6
その他
△
476
△
434
△
41
調整額(全社)
213
1.2%
214
1.1%
△
1
99.5%
営業外収益
72
0.4%
119
0.6%
△ 46
60.8%
営業外費用
229
1.3%
307
1.6%
△ 78
74.5%
経常利益
特別利益
29
0.2%
186
1.0%
△ 156
16.0%
特別損失
199
1.1%
121
0.6%
+78 164.6%
税金等調整前四半期純利益
206
1.2%
85
0.5%
+121 242.8%
法人税等
△7
36
0.2%
△ 43
親会社株主に帰属する四半期純利益(損失) (※)
(※)当1Q期間より「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益(損失)」を
「親会社株主に帰属する四半期純利益(損失)」としております。
【売上高】
□グループ全体
・ リユース店舗事業、ブックオフオンライン事業、ハグオール事業は増収となるも、前期に実施した「TSUTAYA」事業の譲渡の影響
により減収となった。
□リユース店舗事業
・ 「BOOKOFF」既存店
タイトルごとの需給バランスを反映した書籍の値付けオペレーションの改善に重点的に取り組んだことで、書籍の売上高が前年を
上回ったこと等により、既存店売上高は前年を上回った。
・ 「リユース」既存店
アパレルの前年割れをスポーツ用品・貴金属・時計・ブランド品等が補ったことにより、既存店売上高は前年を上回った。
【営業利益】
・ 「BOOKOFF」「リユース」既存店やブックオフオンライン事業は増収により売上総利益が増加した。一方で、来期の営業利益目標
達成に向けた仕入増加等に対応する店舗パートアルバイトスタッフを積極採用したこと等により販売管理費が増加した。これらの
結果、営業利益は前年を下回った。
・ 計画に対しては前倒しで進捗しているものの、引き続き来期の営業利益目標達成に向けた宣伝広告等の投資を行う方針により、
通期累計では計画通りになる見込み。
【親会社株主に帰属する四半期純損失】
・ 経常利益は黒字となるも、子会社ハグオールの事業モデル構築に向けた投資に伴う赤字の影響で、法人税等の負担率が高水
準であること等により親会社株主に帰属する四半期純利益は赤字となった(当社はグループ会社ごとに納税を行っており、連結
納税を行っておりません)。
「リユース」店舗
売上高
売上客数
仕入高
売上高
売上客数
仕入高
1Q
104.1%
98.4%
103.1%
105.3%
101.6%
110.7%
2Q
●商材別売上高実績(直営店・国内) 1Q期間
累計
「BOOKOFF」店舗
前期比 構成比 前期比 構成比
101.7%
19.6% 101.7%
19.6%
書籍(コミック)
103.3%
31.6% 103.3%
31.6%
書籍(コミック以外)
101.9%
11.3% 101.9%
11.3%
音楽
104.8%
13.4% 104.8%
13.4%
映像
102.9%
16.8% 102.9%
16.8%
ゲーム
5.1% 118.4%
5.1%
トレーディングカード・ホビー 118.4%
138.6%
2.1% 138.6%
2.1%
家電・携帯電話
64.7%
0.1%
64.7%
0.1%
その他
●商材別買取高実績(直営店・国内) 1Q期間
累計
「BOOKOFF」店舗
前期比 構成比 前期比 構成比
109.9%
38.7% 109.9%
38.7%
書籍
95.8%
51.2%
95.8%
51.2%
ソフトメディア
120.7%
10.2% 120.7%
10.2%
上記以外
上期
3Q
3Q累計
4Q
通期
1Q期間
累計
前期比 構成比 前期比 構成比
99.1%
57.4%
99.1%
57.4%
アパレル
131.1%
9.1% 131.1%
9.1%
スポーツ用品
105.6%
8.9% 105.6%
8.9%
雑貨・ベビー
22.6% 113.0%
22.6%
貴金属・時計・ブランド 113.0%
111.9%
2.0% 111.9%
2.0%
その他
「リユース」店舗
1Q期間
累計
前期比 構成比 前期比 構成比
109.2%
45.4% 109.2%
45.4%
アパレル
36.1% 109.8%
36.1%
貴金属・時計・ブランド 109.8%
116.4%
18.5% 116.4%
18.5%
上記以外
「リユース」店舗
Ⅳ.新規出店・リパッケージ(7月29日時点)
区分
店舗名
店舗パッケージ
14号千葉幕張
BOOKOFF SUPER BAZAAR
新規出店
名古屋新中島フランテ
BOOKOFF PLUS
ドン・キホーテ秋田
BOOKOFF PLUS
リパッケージ
横浜伊勢佐木モール
BOOKOFF PLUS
※ 上記の他、FC加盟店「BOOKOFF」3店舗を「BOOKOFF PLUS」にリパッケージ
所在地
千葉市花見川区
名古屋市中川区
秋田県秋田市
横浜市中区
OPEN
4月23日
4月23日
6月11日
7月19日
売場面積
753坪
535坪
437坪
280坪
Ⅴ.業績見通し(5月8日公表)
●第2四半期累計
科目
売上高
営業利益
経常利益
親会社株主に帰属する四半期純損失
●通期累計
科目
売上高
営業利益
経常利益
単位:百万円
2016/3期
35,500
△ 400
△ 200
△ 350
構成比
-
2015/3期
38,015
2
273
△ 131
構成比
0.0%
0.7%
-
増減額
△ 2,515
△ 402
△ 473
△ 218
増減率
93.4%
単位:百万円
2016/3期
構成比
2015/3期
構成比
増減額
増減率
75,000
74,347
+652
100.9%
500
0.7%
1,127
1.5%
△ 627
44.3%
1,000
1.3%
1,677
2.3%
△ 677
59.6%
300
0.4%
151
0.2%
+148
198.0%
親会社株主に帰属する当期純利益
※当社の収益のピークは下半期であるため、通期累計に対する第2四半期累計の利益構成比は毎年少ない傾向となっております。
ブックオフコーポレーション株式会社
(東証一部:3313)
Ⅵ.グループ中期事業計画と進捗状況について
事業方針
最大の買取
最大の販売
グループの総合力で最大に
店舗・ネットを通じて最大の販売効率を追及
4つのテーマ
「BOOKOFF」の変革
総合リユース店舗の拡大
「本のBOOKOFF」から
「何でもリユースのBOOKOFF」へ
大型化・複合化による圧倒的に強い
リユース店舗の拡大
ブックオフオンライン事業の拡大
ハグオールの事業拡大と収益化
中古本品揃え最大化の実現と
取扱い商材の拡張
事業モデル構築から
規模の拡大と収益獲得へ
目標とする経営指標
将来目標:営業利益100億円
当面の目標は2020年3月期までに営業利益40億円
「BOOKOFF」の変革
・中古家電の導入店舗は6月末時点で12店舗(直営店全体の3%)。
・「店舗商品のヤフオク!出品」は店舗とネットの商品併売オペレーションのシステム化による効率改善に伴い、今後の導入展開のスピード
を加速させる。導入店舗は6月末時点で59店舗(直営店全体の17%)。
総合リユース店舗の拡大
「BOOKOFF SUPER BAZAAR(BSB)」1館、「BOOKOFF PLUS(BOP)」2館を出店。また「BOOKOFF」単独店4店舗を「BOP」にリパッケージ(7/29時
点・FC含む)。累計では「BSB」は33館、「BOP」は41館となった。
ブックオフオンライン事業の拡大
今期は商品調達としての「BOOKOFF」店舗との連携と、販売としての「ヤフオク!」連携に注力。
ハグオール事業の事業拡大と収益化
今期は2017/3期の黒字化に向け引き続き事業モデル構築に注力。東京23区内を中心にした訪問買取サービスに加え、無人型総合買取
ロッカー「スマート買取」の開発、また、日本橋三越本店内への「総合買取ご相談窓口」の出店などを実施。