平 成 27 年 度 第 2 四 半 期 ( 平 成 27 年 度 上 期 ) 決 算 に 関 す る 主 な 質 疑 応 答 平 成 27 年 度 第 2 四 半期 ( 平 成 27 年 度 上 期 ) の 業 績 等 に 関 し ま し て 、 皆 さ ま か ら お問い合わせの多いご質問への回答を、以下の通り掲載致します。 な お 、 決 算 発 表 の 概 要 に つ き ま し て は 、「 記 者 発 表 」 資 料 を ご 参 照 く だ さ い 。 http://www.smfg.co.jp/investor/financial/latest_statement/201 6_3/h2709_4_01.pdf 1 . 平 成 27 年 度 上 期 実 績 関 連 Q1.S M F G 連 結 の 親 会 社 株 主 に 帰 属 す る 中 間 純 利 益 の 前 年 比 減 益 要 因 に つ い て 教 えてください。 A1. S M F G 連 結 の 親 会 社 に 帰 属 す る 中 間 純 利 益 は 3,881 億 円 と 、 前 年 比 ▲ 914 億 円の減益となりました。 連結粗利益は、三井住友銀行との連携効果もあり、SMBC日興証券において 株式委託手数料収入や引受手数料が伸びたこと、SMBCコンシューマーファ イナンスにおいて、保証残高の伸び等により増益となったことに加え、三井住 友カードにおいて、クレジットカード関連業務収益が増加したこと等により 626 億 円 増 益 の 1 兆 5,127 億 円 と な り ま し た 。 一 方 で 、ト ッ プ ラ イ ン 収 益 強 化 に 向 け た 経 費 投 入 に よ り 、連 結 営 業 経 費 が ▲ 480 億円の増加となったこと、関連会社株式に係るのれんの減損を主因に、持分法 に よ る 投 資 損 益 が ▲ 434 億 円 減 少 し 、 損 失 に 転 じ た こ と 、 加 え て 、 三 井 住 友 銀 行 に お け る 戻 り 益 の 縮 小 等 に よ り 、 連 結 与 信 関 係 費 用 が ▲ 1,129 億 円 の 増 加 と な っ た こ と 等 か ら 連 結 経 常 利 益 は 、 ▲ 1,487 億 円 減 益 の 6,318 億 円 と な り ま し た。 Q2. 三 井 住 友 銀 行 単 体 の 与 信 関 係 費 用 の 前 年 比 増 加 要 因 に つ い て 教 え て く だ さ い 。 A2. 三 井 住 友 銀 行 単 体 の 与 信 関 係 費 用 は 、 △ 276 億 円 の 戻 り 益 で す が 、 前 年 比 で は ▲ 966 億 円 の 増 加 と な り ま し た 。 経済環境が堅調に推移する中、取引先企業の実態に応じたきめ細かな対応等も あり、新規劣化は引き続き抑制されておりますが、過去に引当を計上していた 大口先からの戻りが減少したことに加え、足許の貸倒実績等を踏まえた引当率 の低下幅が縮小したことによるものです。 1 Q3. S M F G 連 結 の 持 分 法 に よ る 投 資 損 益 の 減 益 要 因 に つ い て 教 え て く だ さ い 。 A3. 持 分 法 に よ る 投 資 損 益 は 、市 場 価 格 の 下 落 に よ り イ ン ド ネ シ ア の 持 分 法 適 用 関 連 会 社 B T P N ( PT Bank Tabungan Pensiunan Nasional Tbk ) 株 式 に つ い て の れ ん の 減 損 処 理 を 実 施 し た こ と を 主 因 に 、 ▲ 434 億 円 の マ イ ナ ス と な り ま し た。 Q4. 平 成 27 年 9 月 末 の 普 通 株 式 等 Tier1 比 率 に つ い て 教 え て く だ さ い 。 A4. S M F G 連 結 ベ ー ス の 平 成 27 年 9 月 末 の 普 通 株 式 等 Tier1 比 率 は 11.72% と なりました。 2. 業 績 目 標 関 連 Q5. 平 成 27 年 度 の S M F G 連 結 の 親 会 社 株 主 に 帰 属 す る 当 期 純 利 益 目 標 に つ い て 、 前年比の増減要因を教えてください。 A5. 平 成 27 年 度 の 親 会 社 株 主 に 帰 属 す る 当 期 純 利 益 は 、前 年 比 で 約 + 100 億 円 増 益 の 7,600 億 円 を 目 標 と し て お り ま す 。 連結粗利益は、三井住友銀行において、前年度好調でありました市場営業部門 収益を減益計画としている一方、SMBC日興証券をはじめとするグループ各 社 で 成 長 を 図 る こ と に よ り 、 約 + 500 億 円 の 増 益 を 見 込 ん で お り ま す 。 一方、トップライン収益の増強に向けた経費投入を引き続き行うこと、 B T P N 株 式 に 係 る の れ ん の 減 損 処 理 を 織 り 込 ん で い る こ と 、与 信 関 係 費 用 が 、 足許の経済環境等を踏まえ、三井住友銀行において、前年度の戻り益からゼロ へ と 約 ▲ 800 億 円 の 減 益 を 見 込 ん で い る こ と 等 か ら 、S M F G 連 結 経 常 利 益 は 、 前 年 比 ▲ 1,000 億 円 減 益 の 1 兆 2,200 億 円 を 目 標 と し て お り ま す 。 親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、前年度の税制改正に伴い、 S M F G 連 結 ベ ー ス で 約 ▲ 300 億 円 の 税 負 担 が 発 生 し ま し た が 、 そ の 影 響 が な くなること、法人税の実効税率引き下げによる税負担の減少等により、増益の 目標としております。 2 3. そ の 他 Q6. 政 策 保 有 株 式 の 削 減 方 針 に つ い て 教 え て く だ さ い 。 A6. S M F G 連 結 ベ ー ス 国 内 上 場 株 式 の 簿 価 残 高 は 、 平 成 27 年 度 9 月 末 で 約 1 兆 8,000 億 円 と な っ て お り ま す 。当 社 は 、 「財務基盤の更なる強化に向けて、 株価変動リスクの継続的な縮減に取り組み、G-SIFIsに相応しいレベル の 株 式 の 普 通 株 式 等 Tier1( C E T 1 )資 本 に 対 す る 比 率 を 実 現 す る べ く 、ま ずは5年程度で株式のCET1に対する比率の半減に目途をつける」ことを掲 げ て お り 、今 後 も 引 き 続 き 、お 客 さ ま と 確 り 対 話 し な が ら 、相 互 の 理 解 の も と 、 削減目標の達成に向け取り組んでいく方針です。 なお、今後のCET1の状況次第ではありますが、上場株式残高の最大3割程 度 、 金 額 で 5,000 億 円 程 度 の 削 減 を イ メ ー ジ し て お り ま す 。 Q7. 中 期 経 営 計 画 の 財 務 目 標 に 対 す る 進 捗 状 況 に つ い て 教 え て く だ さ い 。 A7. 中 計 経 営 計 画 に 掲 げ た 財 務 目 標 に つ い て は 、総 じ て 想 定 の 範 囲 内 で 進 捗 し て お ります。具体的には以下の通りです。 連結粗利益: 連 結 ROE: 連 結 当 期 純 利 益 RORA: + 4.4 % *1 ( 目 標 : + 15 % 程 度 *2 ) . 10.8 % *1 (目標: 10 % 程 度 ) 1.18% *1 ( 目 標 : 1 %程度) *1 連結経費率: 56.3 % 普 通 株 式 等 Tier1 比 率 *3 : 12.1 % *1 ( 目 標 : (目標: . . 50 % 台 半 ば ) . 10 % 程 度 ) . *1 年 率 換 算 *2 2016 年 度 の 連 結 粗 利 益 の 2013 年 度 比 成 長 率 *3 バ ー ゼ ル Ⅲ 完 全 実 施 時 の 定 義 で の 算 出 ( 平 成 31 年 3 月 末 に 適 用 さ れ る 定 義 に 基 づ く ) Q8. 株 主 還 元 方 針 に つ い て 教 え て く だ さ い 。 A8. 当 社 と い た し ま し て は 、健 全 経 営 を 確 保 し つ つ 、中 期 経 営 計 画 で 掲 げ た R O E 10% と い う 指 標 に 拘 り 、 持 続 的 な 成 長 を 実 現 す る こ と で 、 株 主 価 値 を 向 上 さ せ るとともに、株主還元の強化にも努めたいと考えております。株主還元につき ましては、経済環境や金融規制の動向、収益の見通しや資本の状況等を踏まえ ながら、1株当たり配当の安定的な引上げなどにより、強化に取り組んでまい ります。 平 成 27 年 度 の 普 通 株 式 1 株 当 た り 配 当 予 想 は 、 年 間 150 円 、 中 間 配 当 75 円 と しております。 3 本資料には、当社グループの財政状態及び経営成績に関する当社グループ及びグループ各社経営陣の見解、判 断 ま た は 現 在 の 予 想 に 基 づ く 、「 将 来 の 業 績 に 関 す る 記 述 」 が 含 ま れ て お り ま す 。 多 く の 場 合 、 こ の 記 述 に は 、 「 予 想 」、「 予 測 」、「 期 待 」、「 意 図 」、「 計 画 」、「 可 能 性 」 や こ れ ら の 類 義 語 が 含 ま れ ま す が 、 こ の 限 り で は あ り ません。また、これらの記述は、将来の業績を保証するものではなく、リスクと不確実性を内包するものであ り、実際の業績は、本資料に含まれるもしくは、含まれるとみなされる「将来の業績に関する記述」で示され たものと異なる可能性があります。実際の業績に影響を与えうるリスクや不確実性としては、以下のようなも のがあります。国内外の経済金融環境の悪化、当社グループのビジネス戦略が奏功しないリスク、合弁事業・ 提携・出資・買収及び経営統合が奏功しないリスク、海外における業務拡大が奏功しないリスク、不良債権残 高及び与信関係費用の増加、保有株式に係るリスクなどです。こうしたリスク及び不確実性に照らし、本資料 公表日現在における「将来の業績に関する記述」を過度に信頼すべきではありません。当社グループは、いか なる「将来の業績に関する記述」について、更新や改訂をする義務を負いません。当社グループの財政状態及 び経営成績や投資者の投資判断に重要な影響を及ぼす可能性がある事項については、本資料のほか、有価証券 報 告 書 等 の 本 邦 開 示 書 類 や 、 当 社 が 米 国 証 券 取 引 委 員 会 に 提 出 し た Form 20-F 等 の 米 国 開 示 書 類 、 当 社 グ ル ー プが公表いたしました各種開示資料のうち、最新のものをご参照ください。 4
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