平成27年6月17日 「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づく 産業廃棄物処理施設の維持管理の状況について (平成27年5月分) 1、廃棄物処理施設の概要 1)中間処理(焼却)施設 ・設置年月日 平成10年1月14日 ・設置場所 熊本県水俣市浜松町73番1 JNC株式会社 水俣製造所 八幡焼却場 ・処理施設の種類 焼却施設 ・処理する廃棄物の種類及び処理能力 汚 泥 13.6㎥/日 廃 油 18.4㎥/日 廃プラスチック類 3.76㎥/日 2)最終処分(安定型埋立)施設 ・設置年月日 昭和36年8月1日 ・設置場所 熊本県水俣市浜松町71番地先 JNC株式会社 水俣製造所 八幡安定型最終処分場 ・処理施設の種類 安定型埋立 ・処理する廃棄物の種類 廃プラスチック類、ゴムくず、がれき類、金属くず ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず ・処理する廃棄物の処理能力 埋立面積 250,000㎡ 埋立容量 300,000㎥ 残余埋立容量 11,725㎥ ※平成27年3月31日現在 2、維持管理計画について 1)中間処理(焼却)施設 ⅰ 常に燃焼温度は、800℃~850℃以上になるように制御し、完全燃焼につとめ、ダイオキシン類の発生を防止する。 ⅱ 排ガス中の一酸化炭素、ばいじん、塩化水素については連続モニターにより監視する。 ⅲ 排ガス中のばいじん、塩化水素、硫黄酸化物、窒素酸化物は2ヶ月毎、ダイオキシン類は年1回外部測定機関にて 測定を実施している。 ⅳ 排ガスについて大気汚染防止として以下の自主基準値を定めている。 ・硫黄酸化物:9.0(K値) ・窒素酸化物:230ppm(O2=12vol%) ・ばいじん:0.1g/㎥N(O2=12vol%) ・HCL:400mg/㎥N (O2=12vol%) ・ダイオキシン類:4ngTEQ/㎥N ※ばいじん中のダイオキシン類:2ngTEQ/㎥N 2)最終処分(安定型埋立)施設 平成10年6月17日より前に設置の許可を受け、同日以降変更を行っていないため、公表を免除されている。 (廃棄物の処理及び清掃に関する法律 附則(平成二二年五月一九日法律第三四号)抄 第4条第3項) 1/6 3、維持管理の状況に関する情報 1)中間処理(焼却)施設 ①処分した産業廃棄物の各月ごとの種類及び数量 別添表1参照 ②燃焼室中の燃焼ガスの温度に関する事項 ⅰ.測定を行った位置 燃焼室 最頂部 ⅱ.測定の結果の得られた年月日 連続 ⅲ.測定の結果 別添トレンド1参照 ③集塵器に流入する燃焼ガスの温度に関する事項 ⅰ.測定を行った位置 集じん器入口 ⅱ.測定の結果の得られた年月日 連続 ⅲ.測定の結果 別添トレンド2参照 ④煙突から排出される排ガス中の一酸化炭素の濃度に関する事項 ⅰ.測定を行った位置 集じん器出口 ⅱ.測定の結果の得られた年月日 連続 ⅲ.測定の結果 別添トレンド3参照 ⑤煙突から排出される排ガス中のダイオキシン類の濃度及びばい煙濃度に関する事項 ⅰ.排ガスを採取した位置 集じん器出口 ・ダイオキシン類の濃度(1回以上/年 測定) 排ガス採取日 平成26年6月 5日 結果報告日 測 定 結 果 (ng-TEQ/㎥N、O2=12vol%換算) 平成26年7月 3日 0.050 ・ばい煙濃度(1回以上/6ヶ月 測定) 測 定 結 果 排ガス採取日 結果報告日 平成27年 4月10日 4月21日 ばいじん 窒素酸化物 塩化水素 硫黄酸化物 g/㎥N (O2=12vol%) volppm (O2=12vol%) mg/㎥N (O2=12vol%) volppm 0.04 45 <5 ― ⑥焼成炉内の温度 該当する焼成炉が無いため未掲載 ⑦ばいじんの除去を行った年月日 ばいじんが堆積する設備が無いため未掲載 2)最終処分(安定型埋立)施設 ①処分した産業廃棄物の各月ごとの種類と数量及び、検査 別添表2参照 ②安定型埋立施設維持管理状況 別添表3・4・5参照 2/6 【焼却施設】 別添表1 ①処分した産業廃棄物の各月ごとの種類及び数量 平成27年度分 単位 : トン 産業廃棄物の種類 年 月 汚泥 廃油 廃プラ 合計 平成27年 4月 79.392 333.802 413.194 5月 72.906 207.447 280.353 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平成28年 1月 2月 3月 【安定型埋立施設】 別添表2 ①処分した産業廃棄物の各月ごとの種類と数量及び、検査 平成27年度分 単位 : トン 産 業 廃 棄 物 の 種 類 年 月 廃プラ ゴムくず 金属くず ガラス・コンクリー ト・陶器くず 合計 がれき類 安定型廃棄物以外の 混入等の検査 検査回数 混入等が認め られた年月日 平成27年 4月 1.570 1.570 7 ― 5月 0.630 0.630 5 ― 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平成28年 1月 2月 3月 3/6 平成27年4月分 備考 焼却物減少に伴う炉停止 5/5~5/8、5/16~5/24 ・毎日10時の記録 別添トレンド1 ②焼却室中の燃焼ガスの温度 900 温度【℃】 850 800 750 700 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 日 別添トレンド2 ③集塵器に流入する燃焼ガスの温度 210 温度【℃】 200 190 180 170 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 日 別添トレンド3 濃度【ppm】 ④煙突から排出される排ガス中の一酸化炭素の濃度 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 日 4/6 ②安定型埋立施設維持管理状況 ・地下浸透水(1回/月) 別添表3 平成27年度 測 定 結 果 採取日 平成27年 平成28年 結果報告日 COD(mg/L) 異状の有無 地下浸透水が基準に 適合しなかった場合 措置を講じた 講じた措置 年月日 の内容 4月 9日 平成27年 4月24日 1.2 無 ― ― 5月14日 5月27日 1.0 無 ― ― 6月 6月 7月 7月 8月 8月 9月 9月 10月 10月 11月 11月 12月 12月 1月 平成28年 1月 2月 2月 3月 3月 ・施設の点検 別添表4 平成27年度 異 状 の 有 無 点検年月日 平成27年 擁壁 排水管 臭気 覆土 4月28日 無 無 無 無 ― ― 5月26日 無 無 無 無 ― ― 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平成28年 擁壁等が損壊する恐れが あると認められた場合 1月 2月 3月 5/6 措置を講じた 講じた措置 年月日 の内容 ②安定型埋立施設維持管理状況 別添表5 ・地下水検査項目(1回/年) 採取年月日 平成25年1月10日 平成26年1月9日 平成27年1月15日 結果報告日 平成25年1月21日 平成26年1月22日 平成27年1月27日 カドミウム <0.0003 <0.0003 <0.0003 全シアン 不検出 不検出 不検出 鉛 <0.001 <0.001 0.002 六価クロム <0.005 <0.005 <0.005 砒素 <0.001 <0.001 <0.001 総水銀 <0.0005 <0.0005 <0.0005 アルキル水銀 - - 不検出 ポリ塩化ビフェニル(PCB) - - 不検出 トリクロロエチレン <0.003 <0.003 <0.001 テトラクロロエチレン <0.001 <0.001 <0.001 ジクロロメタン <0.002 <0.002 <0.002 四塩化炭素 <0.0002 <0.0002 <0.0002 1,2-ジクロロエタン <0.0004 <0.0004 <0.0004 1,1-ジクロロエチレン <0.01 <0.01 <0.01 1,1,1-トリクロロエタン <0.1 <0.1 <0.1 1,1,2-トリクロロエタン <0.0006 <0.0006 <0.0006 1,3-ジクロロプロペン <0.0002 <0.0002 <0.0002 チウラム - - <0.0006 シマジン - - <0.0003 チオベンカルブ - - <0.002 ベンゼン <0.001 <0.001 <0.001 セレン <0.001 <0.001 <0.001 1,2-ジクロロエチレン - <0.004 <0.004 塩化ビニルモノマー - <0.0002 <0.0002 1,4-ジオキサン - <0.005 <0.005 測定結果(異常の有無) 無 無 無 措置を講じた年月日 - - - 講じた措置の内容 - - - 水質検査の結果、基準 に適合しなかった場合 ※不検出とは、その結果が当該方法の定量限界を下回ることをいう。 6/6
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