学生の時には気付かなかった 自由度の魅力。 研修医になってから その良さを実感しています。 RyuMIC研修医の声 No.3 ふくはら ちさと 2年目 普久原 智里 プログラム「てぃだ」 RyuMIC 2年目研修医の普久原 智里です。 まず研修病院選択の際1番魅力に感じたのは,大学病院には幅広い分 野のスペシャリストが集まっているという点です。私は,初期研修では 臨床に対する姿勢を身につけたいと考えていました。診察や手技はもち ろんですが,それ以上に,日常診療の中で疑問を感じた時にどう考えど う解決すればよいのかを初期研修の2年でしっかり身につけ,3年目から の専門に進みたいと考えました。そうなると,各分野のスペシャリスト の臨床を身近で学べる大学病院での研修はもってこいでした。 実際の研修スケジュール 4月 1年目 2年目 5月 6月 2内 7月 8月 9月 10月 1外 3内 地域医療 1内 3内 11月 12月 1月 2月 救急(ハート) 内科(ハート) 3月 精神 1内 それでもやはり大学病院しか知らないというのは不安でした。いわゆるcommon diseaseも一通りは診 られるようになりたいと考えました。RyuMICは多数の市中病院の多数の診療科の中から研修を選択す ることが可能でした。 学生の頃は初期研修がどんなものなのか具体的には分かりませんでしたが,自分の研修に対して もっているイメージを実現できるのはRyuMICなのかなと考えていました。そしてRyuMICで1年ちょっ と研修した今,学生のときの考えは間違えてなかったと思えます。 研修してみて気付いた魅力は,研修する診療科を自由に選択できる点です。 研修を始める前にまず1年目の12ヶ月のローテーションを計画しますが,必修診療科や必修疾患を考 えると,ほぼ12ヶ月が埋まります。1年目の研修が半分終了した頃,2年目のローテーションを考えま す。1年目で選択しなかった診療科,1年目に選択して興味を持った診療科,将来専門にしたい診療科, など選び方は様々です。1年目の研修も終わりに近づき,2年目になってくると,研修医でいられる時 間のカウントダウンを感じるのか,研修したい診療科がより具体的になってきます。そんなときに RyuMICの魅力が発揮されます。私の場合,2年目の最初に腎臓内科で2ヶ月研修しましたが,まだまだ 学び足りないという思いが強く,2年目後半に予定していた診療科を腎臓内科に変更しました。 RyuMICの研修医はみなそれぞれRyuMICの選択自由度の高さをうまく利用してオリジナルの研修プログ ラムを作って研修しています。中には2年間の大部分を市中病院で研修し,数ヶ月だけ大学病院で研 修するという研修医もいます。 このように自分で自分の将来を見据えてオリジナルのプログラムを作ることができるRyuMICでの研修 はやっぱり魅力的だと思います。
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