安全データシート - Cabot Corporation

安全データシート
ISO 11014-1/ ANSI 基準 Z400.1-2004/ JIS Z 7253:2012 に従って作 改訂日
改訂日:
:
成
30-6-2015
JIS 7253:2012によれば、危険有害性の物質または混合物には安全データシート(SDS)を提供しなければならない。こ
の製品は、この規格による分類基準を満たさない。したがって、この種の文書は規格の範囲外であり、各項目の要件
は該当しない。
1. 化学物質
化学物質/調剤および会社
調剤および会社
調剤および会社/企業情報
企業情報
製品特定名
製品名
製品名:
:
IJX 782-1
製品コード
製品コード:
:
IJX782-1
その他の識別手段
別名
別名:
:
表面改質カーボンブラック分散液
登録番号
情報なし
化学薬品の推奨用途および使用制限
推奨用途
推奨用途:
印刷インキ
使用制限
使用制限:
該当せず
安全データシートの提供者の詳細
キャボットコーポレーション
キャボットコーポレーション インクジェット着色剤事業部
157 Concord Road
50 Rogers Road
Billerica, MA 01821
Haverhill, MA 01835
UNITED STATES
UNITED STATES
米国マサチューセッツ州ビレリカ市コ Tel: 1-978-556-8400
ンコルドロード157、01821
Fax: 1-978-556-0976
Tel: 1-978-663-3455
Fax: 1-978-670-6955
緊急連絡電話番号
緊急連絡電話番号:
:
CHEMTREC 日本(東京) 03-4520-9637
国際化学品輸送緊急センター:+1 703-741-5970 または +1-703-527-3887
CHEMTREC US 1-800-424-9300 または 1-703-527-3887
2. 危険有害性の要約
化学物質または混合物の分類
混合物はGHS(Globally Harmonized System)の分類基準とラベル表示基準の危険有害物質に分類される
皮膚の感作
区分 1
ラベル要素
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製品コード
製品コード:
: IJX782-1
製品名
製品名:
: IJX 782-1
改訂日
改訂日:
: 30-6-2015
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注意喚起語
注意喚起語:
:
警告
危険有害性情報
危険有害性情報:
:
H317 - アレルギー性皮膚反応を起こすおそれ
注意書き - 予防
粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーの吸入を避けること 汚染された作業服は作業所から持ち出すことは許可され
ません。 保護手袋を着用すること
注意書き - 対応
特別な治療が必要である(このラベルの .?を見よ)
皮膚
皮膚に付着した場合:多量の水と石鹸で洗うこと
皮膚刺激または発疹が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること
汚染された衣類を再使用する場合には洗濯をすること
注意書き - 廃棄
内容物/容器を承認を受けている廃棄物処理施設に廃棄すること
他に分類できない危険有害性
他に分類できない危険有害性(
(HNOC)
)
主な暴露経路
主な暴露経路:
:
皮膚, 眼
眼への接触
眼への接触:
:
炎症を起こすことがあります. 眼との接触を避けます。。
皮膚への接触
皮膚への接触:
:
感作を引き起こすおそれ。 炎症を起こす可能性がある。皮膚との接触を防ぐ。。
吸入
吸入:
乾燥した製品、エアロゾルおよび/またはミストからの粉塵は、気道を刺激するお
それがある。 機械装置および乾燥した製品から粉塵、エアロゾルおよび/または
ミストが形成される場所には適切な局所排気装置を設けること。 セクション8も
参照のこと。
経口摂取
経口摂取:
:
健康悪影響は予想されない。 項目11を参照。
発がん性
発がん性:
:
IARC (国際がん研究機関), NTP (国家毒性プログラム), OSHA (労働安全衛生局),
ACGIH (米国産業衛生専門家会議)、 EU (欧州連合)に記載されているいかなる物
質も含まない。
標的臓器影響
標的臓器影響:
:
皮膚
暴露による医学的状態の悪化
暴露による医学的状態の悪化:
:
アレルギー反応
可能性のある環境影響
可能性のある環境影響:
:
環境に対して危険有害性であるとは予想されない。しかし、製品は水に分散性な
ので環境への放出は避けなければならない。。
3. 組成および成分情報
:
別名
別名: 表面改質カーボンブラック分散液。
混合物はGHS(Globally Harmonized System)の分類基準とラベル表示基準の危険有害物質に分類される。
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製品コード
製品コード:
: IJX782-1
製品名
製品名:
: IJX 782-1
改訂日
改訂日:
: 30-6-2015
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化学物質名
CAS番号
番号
重量
重量%
%
水
Modified Carbon
Black
1,2-ベンゾイソチアゾ
ール-3-オン
7732-18-5
NOT ASSIGNED
84-86
14-16
2634-33-5
<0.1
ENCS
日本の化 安衛法
安衛法(
(ISHL)
)番号
審法の既存・新規
化学物質
Present
-
日本
日本GHS分類
分類
データなし
Aquatic Chronic
1
Skin Irrit. 2
Aquatic Acute 1
STOT SE 2
Skin Sens. 1A
Eye Dam. 1
Acute Tox. Oral
4
4. 応急措置
応急措置
皮膚への接触
石鹸と水でよく洗うこと。発赤、腫れ、かゆみ、灼熱感が生じた場合には、医者
の手当てを受けること。。
眼への接触
直ちに多量の水で15分間眼を洗うこと。充血、腫れ、かゆみ、灼熱感、視覚障害
が生じた場合には、医師の手当てを受けること。。
吸入
咳、息切れ、その他の呼吸異常が生じた場合には、空気の新鮮な場所に移すこと
。症状が続く場合には、医者の手当てを受けること。必要な場合には、標準的な
応急処置法を用いて通常呼吸を回復させること。。
経口摂取
経口摂取:
:
無理に吐かせないこと。意識があればコップ数杯の水を飲ませること。意識のな
い者には口から何も与えてはならない。。
急性症状および遅発症状の最も重要な徴候症状および作用チハツ
症状
症状:
:
アレルギー性皮膚反応を起すことがあります。 最も重要な周知の症状および影響
は、セクション2および/またはセクション11に記載されている。
直ちに行う手当ておよび必要とされる特別な治療の指示
医師に対する注意事項
医師に対する注意事項:
:
症状に応じた処置を行うこと。
5. 火災時の措置
適切な消火剤
適切な消火剤:
:
現地の状況および周囲環境に適した消火方法を用いること。
使ってはならない消火剤
使ってはならない消火剤:
:
情報なし。
化学物質から生じる特有の危険有害性
化学物質から生じる特有の危険有害性:
:
情報なし。
危険有害性燃焼生成物
危険有害性燃焼生成物:
:
一酸化炭素。 二酸化炭素 (CO2)。 硫黄酸化物。
消火を行う者のための保護具および注意事項
消火を行う者のための保護具および注意事項:
:
火災時には、自給式呼吸装置を着用すること。 適切な保護具を着用すること。
6. 漏出時の措置
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製品コード
製品コード:
: IJX782-1
製品名
製品名:
: IJX 782-1
改訂日
改訂日:
: 30-6-2015
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人体に対する注意事項、保護具および緊急時措置
人体に対する注意事項
人体に対する注意事項:
:
個人用保護具を使用すること。 皮膚、眼または衣類との接触を避けること。 乾
燥物からの粉じん、エアロゾルおよび/またはミストの生成を避けること。 充分
な換気を確保すること。
環境に対する注意事項
環境に対する注意事項:
:
環境に対する注意事項
環境に対する注意事項:
:
環境への放出を避けること。 水への分散性。 流出を封じ込めできない場合には
、現地の管轄当局に通報しなければならない。
封じ込めおよび浄化の方法および器材
封じ込め方法
封じ込め方法:
:
安全に行えるなら、それ以上の流出または漏洩を防ぐこと。
浄化方法
浄化方法:
:
不活性物質に吸収させること。 回収し、適切な表示の容器に移すこと。 セクシ
ョン13を参照のこと。
7. 取扱いおよび保管上の注意
安全取扱注意事項
安全取扱注意事項
安全取扱注意事項:
:
皮膚および眼への接触を避けること。 乾燥物からの粉じん、エアロゾルおよび
/またはミストの生成を避けること。 機械装置および乾燥した製品から粉塵、エ
アロゾルおよび/またはミストが形成される場所には適切な局所排気装置を設ける
こと。 換気が不十分な場合には、適切な呼吸装置を着用すること。
混蝕禁止物質を含む、安全な保管条件キンシ
保管条件
保管条件:
:
容器を換気の良い乾燥した涼しい場所に密閉して保管すること。 適切な表示のあ
る容器に保管すること。 強酸化剤と一緒に保管してはならない。
混蝕禁止物質
混蝕禁止物質:
:キンシ
塩素酸塩のような強酸化剤、臭素酸塩、および硝酸塩。
8. ばく露防止および保護措置
暴露ガイドライン
暴露ガイドライン:
:
.
この特定の製品には暴露限界が設定されていない。各成分の暴露限界を以下に示す。
この特定の製品には暴露限界
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製品コード
製品コード:
: IJX782-1
製品名
製品名:
: IJX 782-1
改訂日
改訂日:
: 30-6-2015
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カーボンブラック、
カーボンブラック、CAS登録番号
登録番号
1333-86-4
アルゼンチン:3.5mg/m3、TWA
オーストラリア:3.0mg/m3、TWA吸引性
ベルギー:3.6mg/m3、TWA
ブラジル:3.5mg/m3、TWA
カナダ(オンタリオ州):3.0mg/m3、TWA吸引性
中国:4.0mg/m3、TWA;8.0 mg/m3、STEL
コロンビア:3.0mg/m3、TWA吸引性
チェコ:2.0mg/m3、TWA
フィンランド:3.5mg/m3、TWA;7.0mg/m3、STEL
フランス - INRS:3.5mg/m3、TWA/VME吸引性
香港:3.5mg/m3、TWA
インドネシア:3.5mg/m3、TWA/NAB
アイルランド:3.5mg/m3、TWA;7.0mg/m3、STEL
イタリア:3.0mg/m3、TWA吸引性
日本 厚生労働省告示 195号 管理濃度 3.0 mg/m3
日本産業衛生学会勧告値:4.0mg/m3、TWA;1.0mg/m3、TWA吸入性
韓国:3.5mg/m3、TWA
マレーシア:3.5mg/m3、TWA
オランダ - MAC:3.5mg/m3、TWA吸入性
ノルウェイ:3.5mg/m3、TWA
スペイン: 3.5mg/m3、TWA(表示限界値)
スウェーデン:3.0mg/m3、TWA
イギリス - WEL:3.5mg/m3、TWA吸引性;7.0mg/m3、STEL吸引性
米国 ACGIH - TLV::3.0mg/m3、TWA吸引性
米国 OSHAPEL:3.5mg/m3、TWA
Taiwan: 3.5 mg/m3 TWA, 7 mg/m3 STEL
(1) 特に「吸入性」または「吸引性」と明記しない限り、暴露限界は「総」暴露限界の値を表す。吸引性暴露限界は
総暴露限界よりも、約3倍厳しく規制すべきであることが証明されている。
(2) Cabot Corporationは、その世界中の施設において、吸引性画分を米国ACGIH TLV(暴露限界値)である3.0mg/m3(
TWA)未満に管理している。
AGW:
:Arbeitsplatzgrenzwert(
(作業環境基準値
作業環境基準値)
)
INRS:
:Institut National de Recherche et de Securite (安全保障研究所
安全保障研究所
安全保障研究所)
MAC:
:Maximaal Aanvaarde Concentraties (最大許容濃度
最大許容濃度
最大許容濃度)
MHLW:
:Ministry of Health, Labor and Welfare(
(厚生労働省
厚生労働省)
)
NABS - Nilai Ambang Batas (暴露限界値
暴露限界値
暴露限界値)
OEL:
:職業性暴露限界
PEL:
:Permissible Exposure Limit (許容暴露限界
許容暴露限界
許容暴露限界)
SOH:
:Society of Occupational Health(
(産業衛生学会
産業衛生学会)
)
STEL: Short Term Exposure Limit (短時間暴露限界
短時間暴露限界
短時間暴露限界)
TLV: Threshold Limit Value(
(暴露限界値
暴露限界値)
TRGS:
:Technische Regeln fur Gefahrstoffe (ドイツ危険有害物質に関する技術規則
ドイツ危険有害物質に関する技術規則
ドイツ危険有害物質に関する技術規則)
TWA:
:Time Weighted Average (時間加重平均
時間加重平均
時間加重平均)
US ACGIH:
:United States American Conference of Governmental Industrial Hygienists (米国産業衛生専門家会議
米国産業衛生専門家会議
米国産業衛生専門家会議)
US OSHA:
:United States Occupational Safety and Health Administration (米国労働安全衛生局
米国労働安全衛生局
米国労働安全衛生局)
)
VME:
:Valeur Moyenne d'Exposition(
(暴露平均濃度
暴露平均濃度)
)
WEL:
:作業環境濃度
VLA-ED: Valor límite ambiental de exposicíon diaria (日暴露限度の環境値
日暴露限度の環境値
日暴露限度の環境値)
設備対策
設備対策:
:
確実に十分な換気を行って暴露を最小限に抑えること。 機械装置および乾燥した
製品から粉塵、エアロゾルおよび/またはミストが形成される場所には適切な局所
排気装置を設けること。
個人用保護具
個人用保護具[PPE]
呼吸器の保護
呼吸器の保護:
:
局所排気装置では不充分な場合には、承認を受けた呼吸マスクが必要になる。。
手の保護
手の保護:
:
手の汚れを防止するために、保護手袋を着用すること。
眼/顔の保護
顔の保護 :
眼/顔面保護具を着用すること。 サイドシールド付き保護眼鏡(またはゴーグル)
を着用すること。
皮膚および身体の保護具
皮膚および身体の保護具:
:
保護服を着用すること。 衣類を毎日洗濯すること。 作業着は、作業場所以外で
着用しないこと。
その他
その他:
:
優良産業衛生安全慣行に従って取り扱うこと。 緊急用洗眼設備および安全シャワ
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製品コード
製品コード:
: IJX782-1
製品名
製品名:
: IJX 782-1
改訂日
改訂日:
: 30-6-2015
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9. 物理的および化学的性質
物理的状態
物理的状態:
:
外観
外観:
:ガイカン
色:
液体
着色した液体
黒色
臭い
臭い:
:
臭いのしきい値
臭いのしきい値:
:
特性
pH:
:
融点
融点/凝固点
凝固点
凝固点:
:
沸点
沸点/
/沸点範囲
沸点範囲:
:
蒸発速度
蒸発速度:
:
蒸気圧
蒸気圧:
:
蒸気濃度
蒸気濃度:
:
密度
密度:
:
かさ密度
かさ密度:
:
値
7.9-8.9
備考
なし
該当せず
方法
情報なし
~ 100 °C
情報なし
情報なし
情報なし
@ 20 +/- 1.0 °C
情報なし
1.072 g/ml
20°Cにおける比重
における比重
における比重:
:
1.2 g/cm3
水への溶解度
水への溶解度:
:
不溶性だが易分散性
溶解度
溶解度:
:
分配係数
分配係数(
(n-オクタノール
オクタノール
オクタノール/水
水
):
:
分解温度
分解温度:
:
粘性
粘性:
:
1.8 - 2.5 cP
動粘性率
動粘性率:
:
動的粘度
動的粘度:
:
酸化特性
酸化特性:
:
軟化点
軟化点:
:
VOC含有率
含有率 (%):
:
% 揮発量 (体積比
体積比
体積比):
85
% 揮発分 (重量比
重量比
重量比):
@ 20 °C
情報なし
情報なし
情報なし
情報なし
情報なし
該当せず
情報なし
該当せず
情報なし
情報なし
表面張力
表面張力:
74 mN/m
爆発特性
爆発特性:
:
引火点
引火点:
:
燃焼性
燃焼性(
(固体、気体
固体、気体)
)
空気中での可燃限界
空気中における爆発限界
空気中における爆発限界上限
上限
上限(g/m3):
:
空気中における爆発限界
空気中における爆発限界下限
下限
下限(g/m3):
:
自然発火温度
自然発火温度:
:
最低着火温度
最低着火温度:
:
該当せず
該当せず
情報なし
情報なし
情報なし
情報なし
情報なし
情報なし
情報なし
情報なし
情報なし
情報なし
情報なし
情報なし
情報なし
情報なし
最低着火エネルギー
最低着火エネルギー:
着火エネルギー
着火エネルギー:
最大爆発絶対圧
最大爆発絶対圧:
最大圧力上昇速度
最大圧力上昇速度:
:
燃焼速度
燃焼速度:
:
Kst値
値:
粉じん爆発区分
粉じん爆発区分:
10. 安定性および反応性
反応性
反応性:
:
強酸化剤に接触すると発熱反応を生じるおそれがある。
安定性
安定性:
:
安定。
爆発データ
セクション9も参照のこと。
機械的衝撃に対する感度
機械的衝撃に対する感度:
:
なし。
静電放電に対する感度
静電放電に対する感度:
:
なし。
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製品コード
製品コード:
: IJX782-1
製品名
製品名:
: IJX 782-1
改訂日
改訂日:
: 30-6-2015
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危険有害性反応の可能性
危険有害性反応の可能性:
:
通常のプロセス下ではない。
危険有害な重合
危険有害な重合:
:
危険有害な重合は起こらない。
避けるべき条件
避けるべき条件:
:
知見なし。
混蝕禁止物質
混蝕禁止物質:
:キンシ
塩素酸塩のような強酸化剤、臭素酸塩、および硝酸塩。
危険有害な分解生成物
危険有害な分解生成物:
:
一酸化炭素。 二酸化炭素 (CO2)。 硫黄酸化物。
11. 有害性情報
提供される情報は、類似製品の成分および毒性学についてのデータに基づく。
急性毒性
経口 LD50:
LD50/経口/ラット = > 2000 mg/kg。
吸入 LC50:
製品の物理的特性のため、適切な検査法はない
皮膚 LD50:
製品自体についてのデータはない。
皮膚腐食性および皮膚刺激性
皮膚腐食性および皮膚刺激性:
:
一次刺激性評点=0.5/8
軽度の皮膚の刺激
眼に対する重篤な損傷性眼刺激性
眼に対する重篤な損傷性眼刺激性:
:上限グループの平均値 10.7、 変更後のKay and Calendra区分システムによると
、わずかに炎症性。
感作
感作:
皮膚感作性物質を含む。
生殖細胞変異原性
エームズ試験において変異原性でない, 中国のハムスターの肺細胞に染色体異常
なし。
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製品コード
製品コード:
: IJX782-1
製品名
製品名:
: IJX 782-1
改訂日
改訂日:
: 30-6-2015
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発がん性
IARC (国際がん研究機関), NTP (国家毒性プログラム), OSHA (労働安全衛生局),
ACGIH (米国産業衛生専門家会議)、 EU (欧州連合)に記載されているいかなる物
質も含まない。 製品は試験されていない。以下の情報は原材料(カーボンブラッ
ク)に関する情報である
。
。 動物毒性
動物毒性:
:
ラット、経口、継続期間 2 年。
影響:腫瘍は発生せず。
マウス、経口、継続期間 2 年。
影響:腫瘍は発生せず。
マウス、経皮、継続期間 18 か月。
影響:皮膚腫瘍は発生せず。
ラット、吸入、継続期間 2 年。
標的臓器:l肺。
影響:炎症、線維形成、腫瘍。
備考:ラット肺における腫瘍は、カーボンブラック自体の肺における特定の化学的
影響よりも、むしろ「肺過負荷」に関連すると考えられる。ラットにおけるこれ
らの影響は、他の多くの難溶性無機粒子についての研究で報告されており、ラッ
トに種特異的であると考えられる(ILSI、2000)。同様の環境および実験条件下に
おいて、他の種(すなわち、マウスおよびハムスター)ではカーボンブラックに対
しても他の難溶性粒子に対しても腫瘍は認められない。
。 有病率調査
有病率調査(
(ヒトのデータ
ヒトのデータ)
):
英国におけるカーボンブラック生産労働者についての研究(Sorahan、2001年)では
、5か所の工場のうち2か所で肺がんのリスクが増加していることが明らかになっ
たが、その増加はカーボンブラックの暴露量とは関連していなかった。そのため
、著者は肺がんリスクの増加はカーボンブラック暴露に起因するものであるとは
考えなかった。ドイツで行われた、1つの工場のカーボンブラック生産労働者に関
する調査(Morfeld、2006年;Buechte、2006年)においても同様な肺がんリスクの増
加が明らかになったが、Sorahan、2001年(英国における調査)と同様に、カーボン
ブラックへの暴露との関連性は見いだせなかった。米国における18か所の工場を
対象とした大規模な調査においては、カーボンブラック生産労働者の肺がんリス
クは減少していることが明らかになった(Dell、2006年)。これらの研究結果に基
づき、2006年2月の国際がん研究機関(IARC)作業部会は、ヒトにおける発がん性の
証拠は不十分であると結論している(IARC、2010年)。
このIARCによるカーボンブラックの評価以後に、SorahanとHarrington(2007年)は
対立暴露仮説を用いて英国での調査データを再分析し、5か所の工場のうち2か所
でカーボンブラックへの暴露と正の関連性があることを発見している。Morfeldと
McCunney(2009年)は同じ暴露仮説をドイツの同齢集団に適用したが、逆に彼らは
カーボンブラックへの暴露と肺がんリスクには関連性がないことを明らかにして
おり、このためSorahanとHarringtonが用いた代替的な暴露仮説は裏付けられてい
ない。
総合的に判断すると、これらの詳細な調査の結果からは、カーボンブラックへの
暴露とヒトの発がんリスクとの因果関係は証明されていない。
。 IARC 発がん性分類
発がん性分類:
:
IARC は 2006 年に、カーボンブラックのヒトに対する発がん性の有無を評価する
ため実施したヒトの健康調査から「不十分な証拠」が存在するとした同機関の評
定を再確認した。IARC は、カーボンブラックの発がん性に関する動物実験におい
て「不十分な証拠」が存在するとの結論を下した。IARC の総合的評価は、カーボ
ンブラックは「ヒトに対して発がん性の可能性がある(グループ 2B)」である。こ
の結論は、2種以上の動物実験において1種が発がん性を示した場合にこのように
分類すること要求している IARC のガイダンスに基づいている
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製品コード
製品コード:
: IJX782-1
製品名
製品名:
: IJX 782-1
改訂日
改訂日:
: 30-6-2015
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カーボンブラックの溶剤抽出物を用いた 1 件のラット研究においては経皮投与に
より皮膚腫瘍が認められ、数件のマウス研究においては皮下注射後に肉腫が認め
られた。IARC は、カーボンブラック抽出物が動物における発がん物質である「不
十分な証拠」があると結論づけた(グループ 2B)。
。 ACGIH 発がん性区分
発がん性区分:
動物実験では発がん性が確認されたが、ヒトの発がん性との関連は未知(区分A3
発がん性物質)。
。 評価
評価:
:
化学品の分類および表示に関する世界調和システムに基づく自社分類ガイダンス
を適用すると、カーボンブラックは発がん性物質には分類されない。カーボンブ
ラックおよびその他の難溶性粒子のような、不活性、難溶性粒子に対して反復し
て暴露した結果として、ラットに肺腫瘍が誘発される。ラットの腫瘍は、肺過負
荷に関連した二次的な非遺伝子毒性機序の結果である。これは、ヒトにおける分
類との関連性が疑わしい種特異的な機序である。この見解を支持したとすると、
特定標的臓器毒性に関する CLP ガイダンスについて疑問が生じる。反復暴露(
STOT-RE)には、ヒトに関連しない機序に基づく肺過負荷が引用されている。ヒト
の健康調査からは、カーボンブラックへの暴露は発がん性のリスクを増加させな
いことが示されている。。
STOT - 単回暴露
単回暴露:
:
情報なし。
STOT - 反復暴露
反復暴露:
:
情報なし。
吸引性呼吸器有害性
吸引性呼吸器有害性:
:
情報なし。
12. 環境影響情報
提供される情報は、類似製品の成分および毒性学についてのデータに基づく。
水生毒性
水生毒性:
:
魚 LC50 (96 時間): > 100 mg/l
ミジンコ magna EC50 (48 時間): > 100 mg/l
藻 EC50 (72 時間, 成長反応停止): > 100 mg/l
活性スラッジ EC50 (呼吸反応停止): > 1000 mg/l
環境運命
残留性・分解性
物質の物理化学的特性により予想されない。
生物蓄積
物質の物理化学的特性により予想されない。
移動性
移動性:
:
水に不溶性だが、分散性が高い。
環境区画への分散
環境区画への分散:
:クカク
分散性。
その他の有害影響
その他の有害影響:
:
情報なし。
13. 廃棄上の注意
免責事項:この項目に記載されている情報は、このMSDSの項目3に記載の意図された状態で出荷された製品に関するも
のです。汚染または加工処理により、廃棄物の特性および要件が変化する可能性があります。規則は空容器、内張、
すすぎ液にも適用されることがあります。都道府県および地方の規則が国の規則と異なっている場合があります。
廃棄上の注意
廃棄上の注意:
:
適用法令に従って廃棄すること。 廃棄方法を選択する際、本製品は水に分散性の
特性を有するので埋め立ては推奨されない。 空容器の廃棄についても同様の注意
を払うこと。 再利用は推奨されない。
14. 輸送上の注意
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ページ
ージ
ペ
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製品コード
製品コード:
: IJX782-1
製品名
製品名:
: IJX 782-1
改訂日
改訂日:
: 30-6-2015
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日本規則
船舶安全法
決定していない
輸送規則の意味において、危険であるとは分類されない。
DOT
UN/ID番号
番号
正式輸送品目名
危険有害性クラス
容器等級
規定されていません
規定されていません
規定されていません
規定されていません
ICAO(
(航空輸送
航空輸送)
)
UN/ID番号
番号
正式輸送品目名
危険有害性クラス
容器等級
規制されていない
規制されていない
規制されていない
規制されていない
IATA
UN/ID番号
番号
正式輸送品目名
危険有害性クラス
容器等級
規制されていない
規制されていない
規制されていない
規制されていない
IMDG
UN/ID番号
番号
正式輸送品目名
危険有害性クラス
容器等級
規制されていない
規制されていない
規制されていない
規制されていない
UN/ID番号
番号
正式輸送品目名
危険有害性クラス
容器等級
規制されていない
規制されていない
規制されていない
規制されていない
UN/ID番号
番号
正式輸送品目名
危険有害性クラス
容器等級
規制されていない
規制されていない
規制されていない
規制されていない
RID
ADR
15. 適用法令
日本規則
次の法律で規制されている物質を含まない:
労働安全衛生法
労働安全衛生法(
(ISHL)
)届出物質
届出物質:
: 規定されていません。
監視
監視(
(指定
指定)
)化学物質
規定されていません。
消防法
消防法:
規定されていません。
毒物及び劇物取締法
毒物及び劇物取締法:
規定されていません。
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製品コード
製品コード:
: IJX782-1
製品名
製品名:
: IJX 782-1
改訂日
改訂日:
: 30-6-2015
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国際インベントリー
TSCA - 米国有害物質規制法セクション8(b)、インベントリー
DSL/NDSL - カナダ国内物質リスト/非国内物質リスト
EINECS/ELINCS - 欧州既存商業化学物質インベントリー/欧州新規届出商業用化
学物質リスト
ENCS
日本の化審法の既存・新規化学物質
IECSC - 中国現有化学物質名録
KECL - 韓国既存化学物質目録
PICCS - フィリピン化学品・化学物質インベントリー
AICS - オーストラリア既存化学物質インベントリー
NZIoC - ニュージーランド化学物質インベントリー
TCSI - 台湾化学物質物質インベントリー
適合する
適合しない
適合する
適合する
適合する
適合する
適合する
適合する
適合しない
適合する
注記事項
注記事項:
: インクジェット及びトナーのカートリッジ中の化学成分は、カートリッジ完成品で輸入される場合、以
下の各国ではアーティクルとして届出免除になる場合があります。カナダ(但しオンタリオ州を除く)、日本、ニュー
ジーランド。詳細は弊社営業部門へお問い合わせください。。
16. その他の情報
保健医療情報システム(HMIS)危険有害性等級
HMIS指標: * - 慢性的、 0 - 通常、 1 - やや危険有害性
、 2 - 危険有害性、 3 - 非常に危険有害性、 4 - 致命的
健康危険有害性
健康危険有害性:
: 1*
引火性
引火性:
: 0
物理的危険有害性
物理的危険有害性:
: 0
地域の連絡先
・
・
105-0012
東京都港区芝大門2-5-5
住友芝大門ビル3F
Tel: 81-3-6820-0255
Fax: 81-3-5425-4500
・
免責事項
免責事項:
:
記載されている情報は、Cabot Corporationが正確であると考える情報に基づくものです。明示的、黙示的にかかわ
らず、その内容を保証することを目的としたものではありません。この情報は、単に情報および検討資料として提供
されるものであり、その使用および信頼性に関してCabotは一切の法的責任を負わないものとします。英語以外の文
書と、それに対応する英語版の該当部分との間に相違がある場合には、英語版が優先されるものとします。
作成者
作成者:
:
改訂日
改訂日:
:
®
Cabot Corporation安全衛生環境部門
30-6-2015
および 'TM' はCabot Corporationの登録商標であることを示します。。
の登録商標であることを示します。。
安全データシートの終端
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