自信をもって高校生活に! 大樹(たいじゅ)

第21号
岡山県立岡山操山中学校
発行日 平成27年3月14日
指導課通信
大樹(たいじゅ)
自信をもって高校生活に!
岡山操山中学校11期生の皆さん、御卒業お
めでとうございます。
皆さんは平成24年4月、岡山操山中学校第
11期生として本校に入学され、今日に至るま
で真摯で直向きな姿勢で学校生活に取り組み、
3年間で心身ともに大きく成長されました。こ
れまで懸命な努力を積み重ねてこられた卒業
生の皆さんに、私は心からの敬意を表したいと
思います。
校長 松沢 克彦
目次:
校長あいさつ
1
「卒業生の皆さんに
贈る言葉」
2
「平成26年度青少年
のインターネット利
用環境実態調査よ
り」
3
インターネット啓発
リーフレット
(保護者向け)
4
~
7
Congratulations
4月の行事予定
8
もう一つの自信は、何かを成し遂げることに
よって身に付ける自信(Doingの自信)です。
子供は成長に伴って遊びや勉強などの様々な
活動を経験し、その中で「私は勇気をもって挑
戦すれば多くのことを克服できる」という自信
を身に付けます。この自信を持つ人はさらに新
しい事に挑戦し、より大きな自信を得ることが
できます。
しかし、ある人が何かの原因で「Beingの自
信」が不十分なまま成長した場合、その人は
皆さんは、この岡山操山中学校において、習 「Beingの自信」を「Doingの自信」で代替し、
得した知識や技能を活かし、仲間と協力しなが 「ありのままの自分」ではなく「何かを達成し
ら課題を探究し解決することの大切さを学び、 成功した自分」で自分を支えようとする可能性
様々な人々や様々な考え方と出会って視野を があります。
日本から世界にまで広げることの大切さを学
心理学者の肥後功一先生は「高校時代には成
ばれたのではないでしょうか。岡山操山中学校 績という『Doingの自信』で自分を支えてきた
で学ばれた、このような大切な事柄を岡山操山 人も、大学に入った後に『Beingの自信』の不
高校でも活かすとともに、ぜひ他の人々にも伝 足が明らかになる場合があります。例えば、就
えてほしいと思います。
活失敗という経験を繰り返すと、周囲から見れ
ば活動(Doing)の失敗という問題でも、本人
さて、私は常々、楽しく積極的な中学・高校 は自分の存在(Being)が認められない問題と
生活の秘訣は「自信をもつこと」にあると考え 捉え、深刻な精神状態になる場合もあります。」
ています。この自信には二つの種類がありま と言われています。
す。
皆さんもまず、「Beingの自信」を十分に確
一つは、自分の存在そのものに対する自信
(Beingの自信)です。例えば、人間の新生児 認してください。自分の存在に価値があると確
は泣いて寝るだけで笑顔も見せません。しか 信できることはとても大切なのです。それとと
し、そのような我が子を母親は無条件に受け入 もに、皆さんは、学校行事や部活動などの様々
れ、抱きしめて世話をします。この最初の人間 なことに挑戦して「Doingの自信」を増し加え
関係が子供に「自分の存在は無条件で受け入れ て下さい。
大切なのは、自分の欠点や弱点に目を留める
られている」という自信を与えます。その子は
成長後も自分の存在を肯定的に受け入れ、自分 のではなく、まず自分の長所や強みに目を向
け、それをさらに伸ばすことを考えることで
を大切に考えることができます。
「他人と比較して学力や能力が高いから自分 す。例えば、不得意科目の成績だけを見て嘆く
に価値があるのではない。自分の存在そのもの のではなく、まず得意な科目をさらに伸ばして
に素晴らしい価値があり、同じように他のすべ 自信の源にすることです。そうすれば、苦手科
ての人々にも価値があるのだ。」このように考 目を克服しようという勇気も湧いてきます。
えることができる人は最も幸せな人だと思い
ます。そして、家庭はもちろん、学校やクラス
Boys and Girls , Be Confident !
も、生徒一人ひとりの「Beingの自信」を高め
これが楽しく積極的な高校生活を創り上げ
る集団となり、教師も生徒もまず互いに「あり る秘訣です。
のままで」受け入れ合う集団とならなければな
らないと考えます。
OKAYAMA SOZAN JUNIOR HIGH SCHOOL
第21号
【卒業生の皆さんへ贈る言葉】
ご卒業おめでとうございます。それぞれが新しい進路を迎えるにあたり,
次の二つの言葉を贈りたいと思います。
一つ目は,
人生は一冊の問題集である
この岡山操山中学校で精神的にも肉体的にもひと回りも,ふた回りも大きくなったことだと思います。し
かし,成長とともに良いこともたくさん学びましたが,悪いこと,人生の闇の部分も見たり聞いたり囓った
りしたはずです。それも勉強です。なぜなら,人生には色々なことがあって,必ずしも光り輝く部分ではな
い,闇の部分だって現実には存在しているからです。だからと言って,闇を肯定しているわけではありませ
ん。実際にあることは認めても,その正当性を断じて認めるわけにはいきません。
これからのみなさんは闇の存在も知りつつも,「光」を求めて欲しい,「積極的な思い」で生活して欲し
いのです。苦しいこともあるでしょう。悲しいこともあるでしょう。悔しいことも,怒りに心乱れる時もあ
るでしょう。でも,負けてはいけません。なぜなら『人生は一冊の問題集』であるからです。
人間生きていると,あたかも問題集を開くかのように,次々と新しい問題がやってくるものです。みなさ
んはもちろん,世の中の人間は誰もが,この問題集を解きながら人生を送っているのです。等しく全員が問
題集を与えられています。しかも,その問題集は,人によって書かれている問題が違うのです。だから,人
の生活を見ていると,簡単そうに見えたり,楽しそうに見えたりして,うらやましい思いを抱くこともある
かもしれません。でも,その人であっても,ある時は難しい問題と格闘しているかも知れないのです。だか
ら,うらやんでも仕方ないのです。
人間一人ひとりに与えられた問題集を一つ一つ解決していくことが,人生そのものであると言われていま
す。自分で解けない問題は一つもありません。必ず解決するはずです。だから最後まで決して投げることな
く,地道にコツコツと解決の糸口を探してみてください。必ず解けます。
二つ目は,
今から
ここから
自分から
変わろう
なかなか自分と真剣に向き合うことが少なかったと思います。「明日になったら始めよう」「先生や親に
言われたら始めよう」等と口実を作っては,何事も先延ばしにしていたことはありませんか。
何をするにも,先に延ばしていても,いずれは自分に返ってきます。
「今から,ここから,自分から変わる」と決心して,これからの新しい高校生活にその決意を生かして常
に実行出来る人になってください。
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大樹(たいじゅ)
「平成26年度青少年のインターネット利用環境実態調査より」
青少年の7割台後半が,インターネット接続機器でインターネットを利用しています。 インターネットを利用する機器は,スマー
トフォン(42.9%),ノートパソコン(23.0%),携帯ゲーム機(18.5%),、タブレット(12.6%),デスクトップパソコン(11.0%),携帯音楽
プレイヤー(9.5%)となっています。年代別で見てみると,いずれかの機器でインターネットを利用する割合は,総数:76.0%,小
学生:53.0%,中学生:79.4%,高校生:95.8%と,年代があがるにつれて,高い数値を示しています。また,子どもがインター
ネットを使うことに関して心配なことがある保護者は,利用率と同じで7割台後半となっています。
そのために,インターネット接続機器を利用するにあたり,各家庭で何かルールを決めているかを聞いたところ,「利用する時間
を決めている」が33.6%で最も多く,次いで「守るべき利用マナーを決めている」が26.2%,「利用料金の上限を決めている」が
22.3%,「利用する場所を決めている」が19.1%などとなっています。しかし,青少年のインターネットの使い方についての家庭の
ルールに関しては,青少年の実態と保護者の認識とのギャップが見られ,「ルールを決めている」との回答は,いずれの年代でも
保護者の回答が青少年の回答を上回っていることがわかりました。
もう少しで1年間が終わります。4月には,新年度がスタートしますので,この春休みにもう一度,各家庭でのルールを見直して
みるのもよいのではないでしょうか。ここに紹介しました結果は,内閣府のホームページの子ども・若者育成支援に載っていま
す。
(注)内閣府HP
平成26年度青少年のインターネット利用環境実態調査より引用
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大樹(たいじゅ)
【保護者向け普及啓発用リーフレット(平成26年1月版)】
内閣府では,多くの青少年が初めてスマートフォン,タブレット等を手にする春の卒業・進学・新入学の時期を踏まえ,青少年が
安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備のため,保護者に対する重点的な啓発活動を実施しています。
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岡山県立岡山操山中学校
Congratulations!(入賞おめでとう)
9月以降に行われた各種コンクール・試合等で優秀な成績を収
めた部活動、個人を紹介します。(県大会以上)
★第4回岡山県児童生徒絵画展
特選 ****③
全国大会
★高円宮杯第66回全日本中学校英語弁論大会
弁論の部 出場 ****③
★第8回アートクラブグランプリ in SAKAI
(全国中学校美術部作品展)
佳作 ****③
★第9回全日本小学生中学生書道紙上展
ベスト100
****②,****②
岡山県大会
★第60回全日本中学校通信陸上競技大会 岡山大会
男子800m
第4位 ****③
男子400m
第6位 ****③
女子100mH
第6位 ****③
★平成26年度岡山県ジュニア陸上競技選手権大会
女子走り幅跳び
第2位 ****③
男子800m
第2位 ****③
男子400m
第2位 ****③
男子C走り幅跳び
第2位 ****①
★平成26年度岡山県中学校秋季水泳競技大会
女子200mバタフライ 第3位 ****①
女子100mバタフライ 第2位 ****①
女子100m平泳ぎ
第2位 ****①
★岡山県中体連部長表彰
水泳競技の部
****③
★平成26年度岡山県中学校
秋季バスケットボール競技大会 県大会出場
★第18回 ALL OKAYAMA WINTER CUP
バスケットボール部 第4位
★第55回岡山県吹奏楽コンクール
指導課通信
金賞
★第39回岡山県中学校弁論大会
弁論の部 日本放送協会岡山放送局長賞
****③
★算数・数学の自由研究作品コンクール
県優秀賞 ****①
★高円宮杯第66回全日本中学校英語弁論大会
○岡山県大会 弁論の部 第3位 ****③
暗唱の部 第1位 ****①
★第7回岡山城東高校杯中学生英語スピーチコンテスト
弁論の部 第3位 ****①
★第64回岡山県児童生徒科学研究発表会
優秀賞 ****③
★第60回青少年読書感想文岡山県コンクール
協議会長賞 ****③,****③,****③
★第46回岡山県アンサンブルコンテスト
クラリネット4重奏 金賞
****③,****③,****③,****③
金管打楽器8重奏
****③,****③,****③,****③
****③,****③,****②,****②
★第4回おかやま新聞コンクール
新聞づくりの部
岡山市教育長 ****①
入選 ****①,****①
****①,****①
****①
★第161回県下小中学校書き初め展覧会
金賞 ****②
金賞 ****②,****①
****①
★第21回犬養木堂顕彰児童生徒書道展
県郷土文化財団理事長賞 ****②
★第32回岡山県児童生徒新春競書
倉敷市長賞 ****②
特賞 ****①,****②,****②
****③,****③
特選 ****①,****①,****①
****①,****①,****①
****①,****①
****②,****②,****②
****②,****②,****②
****②,****②,****②
****②,****②
****③,****②,****③
****③,****③,****③
4月の主な予定
4/ 7(火)入学式準備・転退任式・新任式
4/ 8(水)入学式・始業式・対面式
1年学年懇談会
4/ 9(木)2・3年進級テスト
1年新入生テスト
4/11(土)新入生歓迎会
OKAYAMA SOZAN JUNIOR HIGH SCHOOL
4/15(水)保護者参観・懇談会
4/21(火)3年全国学力学習状況調査
1年岡山県学力学習状況調査
4/24(金)1年閑谷研修
~25(土)