平成 27 年度 施 政 方 針 富津市長 佐久間 清 治

平 成 27 年 度
施
政
方
針
平 成 27 年 2 月 23 日
富津市長 佐久間 清 治
施
政
方
針
(はじめに)
本日ここに、平成 27 年3月富津市議会定例会を招集し、平成 27 年度予算案をは
じめ、各議案の御審議をお願いするに当たり、市政運営の基本となる考え方を申し
上げ、市民の皆様並びに議員各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
昨年を顧みますと富津市観光ガイドブック「フッツアー」や富津岬周辺の手描き
マップ等を作成するとともに、市ホームページ等へ掲載するなど、本市の魅力を市
内外の多くの皆様に紹介いたしました。7月には長年の懸案でありました浅間山砂
利採取跡地の有効利用として関東最大級の太陽光発電施設、富津ソーラー発電所の
運転が開始されました。
本年に入り、1月には館山自動車道の4車線化工事の着工式が行われました。
その工事に合わせ(仮称)浅間山バスストップの設置が進められます。これにより、
首都圏等へのアクセスが飛躍的に向上し、通勤、通学、買い物等の生活圏域の拡大
により、人口減少が続いている市南部地域の定住化や活性化が図られます。
また、富津市の「まち、ひと、しごと」を創生するのが私の使命です。このため、
創意工夫のもと地域の特性に合った富津市版総合戦略を策定し、自らが考える施策
の展開につなげてまいります。
それでは、平成 27 年度の予算編成について、申し上げます。
(平成 27 年度予算編成)
平成 27 年度の予算編成は、昨年8月の中期収支見込みで財源不足が予測され、財
政調整基金残高が底をつく非常に厳しい財政状況であったことから、持続可能な富
津市に転換する「経営改革元年」の予算とするため、新たな予算編成方式として枠
配分方式を導入したところであります。
平成 27 年度の財政状況は、歳入の根幹をなす市税が大幅な減少見込みであること
から、税の公平性及び財源を確保するため、千葉県平均以上の徴収率を目指し、滞
納の発生を防止するとともに徴収を強化します。
歳出では、社会保障関係費等の増加により、財政構造が硬直化した状況にあるこ
とから、市民サービスの水準を維持しつつ、不足する財源対策として、常勤特別職
- 1 -
の報酬引下げ、一般職人件費の抑制、事業の選択と集中、負担金補助及び交付金の
見直しなどを行うものであります。
その結果、平成 22 年度以来5年ぶりに財政調整基金を取り崩さずに、当該年度の
歳入をもって歳出を賄う当初予算案が編成できたところであります。
予算規模といたしましては、一般会計は 156 億円で、対前年度比 1.6 パーセント
の減となったほか、国民健康保険事業特別会計で 77 億4千8百万円、後期高齢者医
療特別会計で4億6千6百万円、介護保険事業特別会計で 46 億1千9百万円、水道
事業会計で 23 億6千6百万円、温泉供給事業特別会計で 210 万円となり、全会計の
総額は 308 億 110 万円で対前年度比 1.7 パーセントの増となったところであります。
それでは、平成 27 年度の主な事業について、富津市第3次基本計画の施策体系を
基本としつつ、私の市政運営の柱に沿った形で申し上げます。
(自然と施設をいかしたまちづくり)
1点目に、自然と施設をいかしたまちづくりについて、申し上げます。
農林業の振興については、農業後継者等の担い手不足や農業従事者の高齢化、耕
作放棄地の増加等の問題があります。その問題を解決するため、地域・集落を対象
とした「人・農地プラン」の作成を推進し、プランを効率的・効果的に実行できる
よう農業経営に意欲のある経営体の育成・支援を行うとともに、農地の有効利用を
図り、耕作放棄地の解消を促進します。
畜産経営の安定を図るため、既存の飼料畑等と併せ飼料生産基盤の拡大を図るた
めに、高性能機械導入により生産量の向上を推進します。
農業の多面的機能の維持・発揮を図るとともに、地域活動や中山間地域の農業生
産活動を支援します。
野生鳥獣による農林産物への被害を防止し、安定した農林業所得の確保、生産意
欲の向上を図るため、有害鳥獣捕獲事業を実施し、地域ぐるみの被害防止対策を推
進します。
水産業の振興については、水産物の供給基地である漁港の整備を行い、安全で使
いやすい漁港を目指します。のり養殖業については、浸漬処理船の導入や共同利用
施設の整備を行い、生産者の経営安定を図ります。東京湾漁業総合対策事業を引き
続き行い、漁獲量の確保と漁業経営の安定を図ります。水産多面的機能発揮対策と
- 2 -
して漁業者が行う藻場、干潟等の維持、保全や漁場環境保全のための活動を支援し
ます。
天羽漁業協同組合の萩生・竹岡・金谷漁港の市場機能を竹岡漁港に集約するため、
岸壁の整備を行い、市場機能を強化します。
企業立地の推進については、約 380 ヘクタールの富津地区工業用地において、54
社の企業が進出し、残り約9ヘクタールとなっています。今後も、奨励金の交付等
により企業が進出しやすい環境整備を進め、優良企業の誘致を推進し、雇用の増大、
定住人口の増加及び財政基盤の強化を図るため、引き続き千葉県と連携してまいり
ます。
浅間山砂利採取跡地の活用については、関東最大級の出力を誇るメガソーラー事
業の南エリアが運転を開始し、北エリアについても本年中の完成に向け工事が進め
られています。
商工振興については、中小企業資金融資対策として、中小企業者の経営の安定を
図るため、金融機関の行う運転資金や設備資金の貸付融資を推進し、これに対する
利子補給事業も継続実施するとともに、融資要件を拡大します。
観光の振興については、観光協会など関係諸団体と連携し、各種イベントの開催
やスポーツ合宿、宿泊・滞在型観光の促進を図り、より多くのお客さまに訪れてい
ただける魅力ある観光地づくりを引き続き推進します。
また、市のホームページや観光ガイドブック、情報誌等を活用するとともに、観
光大使や各種メディアを通じて特産品を活用した食の観光も含め、観光地としての
魅力を発信します。
さらに、地域の魅力ある資源や特性を多くの人に知ってもらうため、おもてなし
キャラクター「ふっつん」を活用し、本市のイメージアップを図ります。
(安心して暮らしやすいまちづくり)
2点目の、安心して暮らしやすいまちづくりについて、申し上げます。
庁舎及び大貫駅周辺地区の社会資本整備総合交付金事業については、市道山王下
飯野線・下飯野線の整備を実施します。
道路については、市民生活の安全・安心の確保のため、市内幹線道路等の維持補
修を実施します。
- 3 -
橋梁については、通行の安全確保及び橋梁維持費の縮減のため、引き続き橋梁長
寿命化修繕計画に基づいた事業を推進します。
また、防犯灯整備事業として、全ての防犯灯をLED化し、市民生活の安全を確
保し、維持管理費を縮減します。
公共輸送網の整備については、高速バス利用者の利便性向上のため、東日本高速
道路株式会社の行う館山自動車道4車線化工事に合わせ、
(仮称)浅間山バスストッ
プ事業及び関連事業を進めてまいります。
市民の日常生活に必要な交通手段を確保するため、事業者と協議・検討を行い、生
活路線バスの維持に努めます。
高齢者や障がいのある人たちを対象に、平常時の見守り支援及び災害時の避難支
援を実施していた要援護者安心ネットワーク支援事業を「要援護者地域見守り事業」
に改め、平常時の見守り支援については、民間事業所の協力による高齢者見守り事
業の情報も活用するなど、引き続き要援護者の把握や孤独死防止等に努めてまいり
ます。
また、災害時の避難支援については、自治会や自主防災組織などの避難支援等関
係者に、要支援者の情報を提供することにより、災害時における地域支援体制の強
化を図ります。
防災対策の強化と防災意識の高揚を図るため、自主防災組織の設立及び育成に努
めるとともに、地域特性に応じた防災訓練を実施します。
今後、大規模地震の発生が予測されることから、住宅建築物の倒壊等による被害
の軽減を図るため、既存木造住宅の所有者に対し引き続き無料耐震相談会を実施し、
耐震診断や耐震改修を行う場合に費用の一部を助成し、耐震化の促進を図ります。
防災情報伝達体制を確立するため、防災行政無線のデジタル化整備を進めます。
消防体制については、災害発生時の現場対応力を高めるため、消防防災センター
の訓練施設等を活用し、消防職・団員への訓練を継続して行い、知識・技術の向上
を図るとともに、消防団員が災害活動において安全に活動できるよう、安全装備品
の充実を図ってまいります。
交通安全対策については、関係機関と連携し交通安全施設の整備を進めます。ま
た、子どもや高齢者の交通事故防止に向け、交通安全教育の強化や街頭啓発活動を
継続的に実施するなど、市民意識の醸成を図り交通事故防止に努めます。
- 4 -
消費生活をめぐるトラブルについては、訪問販売や通信販売、クレジット契約、
架空請求など複雑な事例もあることから、消費生活相談員による相談窓口を引き続
き開設します。
上水道事業については、運営の指針であります「富津市地域水道ビジョン」の推
進により、より多くの市民に安全で安心な水道水を安定的に供給するため、漏水防
止対策として老朽管改良工事及び災害に強い水道施設の耐震化を進めるとともに、
未給水区域の解消を図ってまいります。
また、今後の健全な上水道事業運営を見据え、君津地域水道事業統合・広域化の
協議検討を行ってまいります。
下水道事業については、公衆衛生の向上に寄与し、あわせて公共用水域の水質の
保全に資することを目的として、君津富津広域下水道組合で普及促進に努めており、
引き続き終末処理場の整備及び適正管理を行います。
環境保全対策については、大気汚染状況を監視するとともに、工場との協定に基
づく立入調査等を継続し、公害の未然防止と環境保全に努めます。
また、河川の水質調査を定期的に実施し、生活環境の保全を図ります。
廃棄物最終処分場については、県とともに立入検査を行い、継続的に監視を実施
します。
地球温暖化対策については、県の補助金を活用し、市民が行う住宅用太陽光発電
システム設置に対して支援します。
土砂等の埋立て等については、市民生活の安全を確保し、生活環境を保全するた
め、監視を強化し、事業の適正化を推進します。
不法投棄対策については、廃棄物の不法投棄を防止するため、広報等による啓発、
立看板の設置や投棄されやすい場所を重点的にパトロールします。
廃棄物減量化・再資源化については、ごみの分別等の周知に努めるとともに資源
ごみ回収活動に対し助成金を交付し、ごみの減量化及び資源化を推進します。
浄化槽の設置については、窒素やりん等の除去能力の高い高度処理型浄化槽の設
置に対し補助金を交付し、河川や海域のより一層の浄化を進め、生活環境の保全及
び公衆衛生の向上を図ります。
- 5 -
(青少年がのびのび育つまちづくり)
3点目として、青少年がのびのび育つまちづくりについて、申し上げます。
次代を担う青少年の育成に当たっては、富津を愛し、富津の未来を託せる児童・
生徒の育成のため、各学校間や学校と地域との連携を推進するとともに、指導補助
教員・特別支援教育指導員の配置等を通して、知・徳・体の調和がとれた人づくり
を目指すきめ細かな教育を今後も推進します。
外国語指導助手及び英語指導員を引き続き配置することにより外国語活動、外国
語教育及び国際理解教育の充実を図ります。
また、環小学校と関豊小学校の統合に伴い、関豊地区の児童・生徒の登下校の安
全確保のためにスクールバスを運行します。
学校施設の整備については、中学校武道場の改修工事を実施するとともに、児童・
生徒の学習環境を整備し、老朽化が進んでいる施設の長期的な活用を可能にするた
め、学校施設整備基本計画の策定を検討します。
給食施設の整備については、老朽化した富津小学校単独調理場を閉鎖し、4月か
ら大貫共同調理場に統合します。また、平成 28 年4月に飯野小学校単独調理場を大
貫共同調理場に統合するための施設整備等を実施し、安全・安心で安定的な学校給
食の提供を将来にわたり確保します。
生涯学習については、
「生涯学習推進計画」に基づき、市民一人ひとりが生涯を通
じて、いつでも、どこでも、誰でも楽しく学ぶことができ、その成果が活かされる
ような生涯学習社会の実現を目指すため、公民館・市民会館における各種講座等を
開催し、市民の学習を支援してまいります。
スポーツ・レクリエーションについては、市民の健康づくり、体力づくりの意欲
高揚を図り、生涯にわたってスポーツに親しんでもらえるよう、各種施設の利用の
促進に努めてまいります。
また、千葉県民マラソン大会をはじめ各種スポーツ大会やスポーツ教室等を開催
し、スポーツ・レクリエーションの振興を図ります。
文化財の保護と活用については、市内遺跡の発掘調査を実施するとともに、説明
板の設置や史跡案内等文化財の普及活動に努めます。
文化・芸術活動については、市民が芸術文化に親しみ、豊かな文化の向上と創造
の心が養われるよう、市民文化祭の開催を始めとして、引き続き市民を主体とした
- 6 -
文化活動の充実を図ります。
(健康で思いやりのあるまちづくり)
4点目として、健康で思いやりのあるまちづくりについて、申し上げます。
社会福祉については、乳幼児、障がい者、高齢者等、支援を必要とする人々が安
全で安心して暮らせるまちづくりを目指して、各種の福祉施策を実施してまいりま
す。
富津市社会福祉協議会及び各地区社会福祉協議会等、関係団体との連携を深めな
がら、地域福祉活動の推進を図ります。
高齢者福祉については、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らすことができる
よう支援体制を整えます。
障がい者福祉については、第4期障害福祉計画に基づき、居宅介護や施設入所支
援等の障がい福祉サービスの提供を行います。
また、放課後等デイサービス事業等の児童発達支援給付事業の障がい児福祉サー
ビスの提供を行います。さらに、障がい者虐待の防止を図るため引き続き 365 日 24
時間体制で相談業務を実施します。
相談支援事業としては、障がい者やその家族等からの障がい福祉に係る相談業務
を実施するほか、臨床心理士、言語聴覚士による保育所や学校等への巡回療育相談
等を通じて、発達障がいの早期発見、早期療育に努めます。
重度心身障害者医療費等助成事業については、制度改正に合わせて8月から現物
給付へ移行し、利用者の利便性の向上を図ります。
子育て支援については、平成 27 年度から始まる「富津市子ども・子育て支援事業
計画」に基づき、延長保育・一時保育・休日保育・病後児保育などの保育サービス
の維持・向上を図るとともに、放課後児童クラブの増設など子育ての不安感、負担
感の軽減を図る各種事業の実施に向け、取り組んでまいります。また、子育て家庭
への経済的支援として、引き続き中学3年生までの子ども医療費の助成を実施しま
す。
生活の安定と援護については、生活困窮者の最低生活を保障し、その自立を図る
ため、関係制度や福祉サービスの活用、また、新たに生活困窮者自立支援事業及び
被保護者就労支援事業を実施します。
- 7 -
男女共同参画社会の推進については、富津市男女共同参画のまちづくり条例の基
本理念に則り、市、市民及び事業者が連携して、男女が共に生き生きと暮らすこと
のできる男女共同参画のまちづくりを目指します。
保健・医療の充実については、高齢化や増加の一途をたどる生活習慣病、救急医
療等に対応するため、君津中央病院企業団の運営に必要な経費を負担し、地域医療
の充実を図ります。
母子保健については、母子の健康の保持、増進、健全な発育を支援するため、乳
幼児健診や乳幼児教室、母子相談等を開催し、きめ細かなサービスを提供するとと
もに妊婦乳児健康診査を実施します。
がん検診事業については、特定の年齢に達した方に対して、子宮頸がん、乳がん
及び大腸がん検診を無料で実施し、受診率の向上と早期発見を図ります。
生活習慣病予防対策については、生活習慣病の早期発見、早期治療のため、18 歳
から 39 歳までの方を対象とした若年健診を実施します。
国民健康保険事業については、第二期特定健康診査等実施計画及びデータヘルス
計画、いわゆる保健事業実施計画に基づき、安定した事業運営を行うため、特定健
康診査、特定保健指導等の保健事業を積極的に展開し、生活習慣病予防対策を強化
し、医療費の適正化に努めます。
後期高齢者医療被保険者を対象とした短期人間ドック費用助成事業を引き続き実
施し、被保険者の健康を守るとともに、医療費の適正化に努めます。
介護保険事業については、第6期介護保険事業計画に基づき、地域包括ケアシス
テムの構築のため介護保険サービスの提供体制を充実し、適正に介護保険給付を実
施するとともに、地域包括支援センターと連携し、介護予防事業や総合的な相談支
援業務、権利擁護事業等を行い、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らすことが
できることを目指してまいります。
(市民と対話をするまちづくり)
5点目として、市民と対話をするまちづくりについて、申し上げます。
新たに、市民の意見の施策への反映及び施策評価の方策として、事業仕分けを実
施します。
市民生活情報や市政情報の提供の一層の充実を図り、市政への市民参加を促すとと
- 8 -
もに、開かれた市政運営を推進することにより、市民が身近に感じられる市政を目指
します。
個人情報の保護については、市民の個人情報の適正な管理に万全の措置を講じます。
(効率的な市政運営に向けて)
最後に、ただいま申し上げてまいりました諸施策のほか、効率的な市政運営に向
けた取り組みについて、申し上げます。
今後は、今まで以上に基本計画、予算、決算及び組織の関連性を重視し、よりコ
ンパクトで機動的な市役所を構築してまいります。
社会保障・税番号制度については、平成 28 年1月から予定されている個人番号カ
ードの交付が、円滑に行えるよう適正な準備を講じてまいります。
第四次富津市行財政改革大綱・推進実施計画の推進については、現在、策定を進
めている経営改革プランとの融合を図った上で、引き続き市民が満足する行政サー
ビスを提供できる「質」の改革への転換を目指してまいります。
今後、富津市経営改革会議の意見をできる限り尊重し、持続可能な行財政運営に
転換するため、抜本的な経営改革を実行してまいります。
(むすび)
以上、平成 27 年度の施政にあたり、私の考え、また、それに基づく諸施策を申し
上げてまいりました。
私は、引き続き、誠実、対話、実行を基本理念に、
「安心して子育てできるまち」、
「安全・安心な富津市づくり」、「よりよい富津市づくり」、「いきいきとした富
津市づくり」に力を注ぎ、富津市政の発展に全力で取り組むことはもとより、平成
27 年度を将来にわたって持続可能な行財政運営に転換する「経営改革元年」とする
ため、不退転の決意で取り組みます。
どうか、市民の皆様並びに議員各位におかれましては、なお一層の御支援、御協
力を賜りますよう心からお願い申し上げます。
- 9 -