廃棄物処理業務仕様書 本仕様書は、地方独立行政法人明石市立市民病院(以下「甲」という。)が委託する廃棄 物処理業務の仕様を定めるものであり、受託者(以下「乙」という。)は、本仕様書に基づ き、誠実に業務を遂行するものとする。 (目的) 第1条 本仕様書は、 「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」並びに関係法令に従い、甲が 排出する一般廃棄物及び産業廃棄物(以下「廃棄物」という。)の処理を、乙が受託し適 正に処理することを目的とする。 (廃棄物の種類及び排出予定量) 第2条 廃棄物の種類及び排出予定量は別表のとおりとする。 (収集日時) 第3条 乙は、機密書類分を除く廃棄物を、原則、1月1日を除く毎日収集するものとす る。 2 乙は、甲が排出する機密書類分の一般廃棄物を、原則、毎月第4金曜日の午前9時に、 指定の倉庫から運び出し、収集するものとする。ただし、当該日が祝日である場合は、 当該日以前の直近の委託者の指定する平日に収集するものとする。 (収集・運搬及び処分方法) 第4条 乙は、廃棄物の収集、運搬及び処分の方法を、甲の指示に従い行うものとする。 2 乙は、一般廃棄物の内、機密書類についてはその収集、運搬及び処分に当たり、当該 廃棄物の機密保持、散逸防止を徹底しなければならない。 (資格等) 第5条 乙は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」第7条第1項及び同第14条第1項 の規定により甲にかかる処理に関する全ての許可を受けた一般廃棄物及び産業廃棄物処 理業者でなければならない。 2 乙は、産業廃棄物の処分を、 「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」第14条第6項の 規定に基づき、甲にかかる処理に関する全ての許可を受けた業者に行なわせることがで きる。 3 乙は処分業者の分も含め、一般廃棄物及び産業廃棄物処理の許可を受けたことを証明 する書類を甲に提出し、確認を受けなければならない。契約後、変更、更新等があった 場合には、速やかに提出、確認を受けなければならない。 (マニフェスト) 第6条 甲、乙は、産業廃棄物の収集・運搬及び処分につき、産業廃棄物の種類、数量等 を記した産業廃棄物管理票(マニフェスト)により確認を行なう。 (責任) 第7条 乙は、甲から委託された廃棄物を、受け入れから処分の完了まで、法令に基づき 適正に管理する責任を負う。この間に発生した事故は、その原因が甲の責に帰すべき場 合を除き、乙が責任を負うものとする。 2 乙は、前項の規定の信頼性を確保するため、損害賠償保険に加入するよう努めるもの とする。 (処分場所) 第8条 廃棄物を処分する場所は次の各号とする。 (1) 一般廃棄物:明石市大久保町松蔭1131 明石クリーンセンター (2) 産業廃棄物:許可を受けた処分地 (乙の従業員等) 第9条 乙は、乙の責任において、本業務を円滑に実施できる者を従業員として配置する ものとする。 2 乙は、配置した従業員の中に責任者を定めるものとする。 3 乙は、従業員の配置等を書面により届け出るものとし、以後、変更があったときも同 様とする。 (業務遂行注意事項) 第10条 業務遂行にあたっては、次の各号に注意しなければならない。 (1) 病院業務に支障を及ぼさないこと。また、業務に支障のおそれがあるときは事前 に甲へ連絡すること。 (2) 作業にあたっては、服装、用具を整え、事故防止に努めること。 (業務報告書) 第11条 乙は、月毎の業務終了後、業務報告書を作成し、甲に提出しなければならない。 (その他) 第12条 この仕様書に定めない細部事項は、甲乙協議の上、決定する。ただし、軽微な 事項は甲の指示に従うものとする。 2 収集・運搬・処分の業務全てに係る見積書の提出、委託契約の締結、委託料の請求及 び受領については乙が行い、別途、産業廃棄物に係る収集及び運搬に関する契約は、甲 と乙との間で締結し、処分に関する契約は、甲と乙の取引業者である処分業者との間で 締結する。 3 乙は、甲から受領した委託料から応分の額を処分業者に支払わなければならない。 別表 廃棄物の種類及び排出予定量 排出予定量(単位別) 可 燃 一 般 廃 棄 物 不 燃 ちり紙、ダンボール箱、新聞 紙、雑誌、厨芥ゴミ等 ビン、カン等 機密書類 産 業 廃 棄 物 1日当たり 1月当たり 1年当たり 1000㎏ 30,000㎏ 360,000㎏ 170㎏ 5,100㎏ 61,200㎏ 1,070㎏ 12,840㎏ 200㎏ 6,000㎏ 72,000㎏ 1,370㎏ 42,170㎏ 506,040㎏ - 輸液ボトル、チューブ等 アンプル等 廃棄物計
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