OpticStudio™ 15.5

1 目次
2
概要....................................................................................................................................................... 3
3
ライセンスとインストール...................................................................................................................... 3
4
5
6
3.1
ネットワーク ソフトキー ライセンス(Professional と Premium のみ) ......................................... 3
3.2
新規 SafeNet ライブラリ(全エディション).................................................................................... 4
3.3
キードライバーのインストーラへの追加(全てのエディション) ................................................... 4
3.4
32 ビット版プログラムの最終版 ................................................................................................... 4
面とオブジェクト .................................................................................................................................... 5
4.1
グリッド位相補間オプション(全エディション)............................................................................... 5
4.2
BMP/TIF から DAT への変換ツール(全エディション) ............................................................... 6
4.3
チェビシェフ面の改善(全エディション) ........................................................................................ 7
解析....................................................................................................................................................... 8
5.1
オブジェクト エディタの強化(Professional、Premium のみ) ....................................................... 8
5.2
部分的コヒーレント像解析での正規化フラグのスキップ(全エディション) ................................. 8
5.3
面位相モジュロ 2 オプション(全エディション)........................................................................... 8
ツール ................................................................................................................................................... 9
6.1
み)
7
最適化................................................................................................................................................... 9
7.1
8
9
アセンブリの分解での OpticStudio プロパティデータの読み込み(Professional、Premium の
....................................................................................................................................................... 9
メリット関数ウィザードの各境界条件オペランド(全エディション)............................................... 9
ライブラリ ............................................................................................................................................ 10
8.1
金属コーティング(全エディション) ............................................................................................. 10
8.2
Edmund 光学レンズカタログの更新(全エディション) ............................................................... 10
8.3
Thorlabs レンズ カタログの更新(全エディション) ..................................................................... 10
8.4
Atoptical Co., Ltd. 原器リスト(全エディション) ......................................................................... 10
8.5
Mikrop AG 原器リストの更新(全エディション) .......................................................................... 10
プログラミング ..................................................................................................................................... 11
9.1
ZOS-API.NET 強化(Premium、Professional のみ) .................................................................. 11
9.2
Code V ファイル コンバータ(全エディション) ............................................................................ 11
10
ユーザー インターフェース ............................................................................................................. 11
10.1
解析機能のアクティブ オーバーレイ(全エディション) .......................................................... 11
10.2
2D、3D レイアウトの改善 ........................................................................................................ 13
10.3
シェーデッド モデル レイアウト注釈(全エディション)............................................................ 13
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11
10.4
レイアウトの距離測定ツール(全エディション) ...................................................................... 14
10.5
レイアウトのダイナミック スケール バー(全エディション) .................................................... 15
10.6
解析機能のダイナミック プロットへの変換(全エディション) ................................................. 16
10.7
フットプリントダイアグラムの改善(全エディション) ............................................................... 17
10.8
エディタ ツールバーのエディタ更新ボタン(全エディション) ................................................. 17
10.9
ピックアップと共にセルの貼り付け(全エディション) ............................................................. 18
10.10
エラー・警告メッセージ コントロール(全エディション) ........................................................... 19
10.11
BSDF ファイルの再読み込み(Premium、Professional のみ) .............................................. 19
バグ修正 ......................................................................................................................................... 19
2 概要
OpticStudio 15.5 はより高速な最適化と強力なホログラム、回折モデリング機能と共に便利で柔軟なラ
イセンス テクノロジーをもたらします。ソフトキー ライセンスがハード キーに加えてオプションとして初
めてネットワーク キーに提供されます。ネットワーク ソフトウェア ライセンスでは柔軟な管理ができるチ
ェックイン、チェックアウト機能を提供します。ガラスと空気の境界の制約を使用する結像光学系とアフ
ォーカル光学系の最適化は大きく改善されました。この変更によりわずかな時間で性能を向上させるこ
とができます。最先端の高解像度位相マスクをモデル化する新機能が追加されました。加えて、多くの
既存機能が強化されています。
3 ライセンスとインストール
3.1 ネットワーク ソフトキー ライセンス(PROFESSIONAL と PREMIUM のみ)
ソフトキー ライセンスが既存のハードキー ライセンス(USB ドングル)に加えてオプションとして追加さ
れました。このリリースでネットワーク ソフトキー ライセンスはチェックイン、チェックアウト機能と共に利
用できます。ユーザーが遠隔地で作業を行う間はライセンスをチェックアウトして組織のネットワークや
インターネットから切断して利用することができます。この機能により USB ポートのない仮想、クラウド
ベースのマシン上で OpticStudiio を実行することへの扉も開かれます。IT 管理者は管理者コントロー
ル パネルでライセンス使用数、最大チェックアウト期間、その他にも多くをコントロールすることができ
ます。コンピュータが複数のライセンスを認識している場合、エンド ユーザーは自分が使用しているラ
イセンスをコントロールすることができます。また、どのネットワーク ライセンスが利用できるかを決める
ためにライセンス使用率を閲覧することができます。新機能のライセンス マネージャーが下に示されて
います。ライセンス マネージャーではチェックイン、チェックアウト機能と同じように利用できるライセン
スに関する情報が表示されます。
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スタンドアローン ソフト キーライセンスは将来のリリースで利用できるようになります。
3.2 新規 SAFENET ライブラリ(全エディション)
ソフトキー ライセンスを支援するために新規 SafeNet ライセンス ライブラリが追加されました。
3.3 キードライバーのインストーラへの追加(全てのエディション)
SafeNet Sentinel キー ドライバーが OpticStudio インストーラ パッケージに prerequisites の一部とし
て追加されました。現在必要なのは OpticStudiio インストーラを起動することだけで、ローカル マシン
上に必要なソフトウェアが全てインストールされます。
3.4 32 ビット版プログラムの最終版
OpticStudio 15.5 では 32 ビットプログラムを使用できるソフトウェアの最後のエディションとなります。こ
れは 32 ビット版のダウンロード統計に基づいて決定されました。ここ数年に構築されたほとんど全て
のコンピュータが 64 ビット オペレーティング システムを搭載しています。OpticStudio の 64 ビット版は
32 ビット版のように RAM が 3 GB までに制限されておらず、より効率的にマルチスレッド化されます。
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4 面とオブジェクト
4.1 グリッド位相補間オプション(全エディション)
グリッド位相面の補間フラグでは補間しないオプションを利用できるようになりました。これは ピクセル
内の任意の場所に到達する光線には同じ位相(OPD)が適用されることを意味しています。位相の傾き
は以前と同じ隣接するピクセルを計算に使用する手法を用いて計算されます。この機能は高度なホロ
グラフィック、回折光学素子向けにピクセルで構成された位相マスクをモデル化できるように追加され
ました。三つの補間オプション(双三次スプライン、線形、なし)の比較を下図に示します。
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グリッド位相で定義した面のレンズ データ エディタ(LDE)に補間フラグを確認できます。
4.2 BMP/TIF から DAT への変換ツール(全エディション)
白黒の BMP、TIF 画像を OpticStudio DAT 形式に変換するツールです。DAT ファイルは面のプロパテ
ィ ダイアログでのインポート ツールを用いてグリッド サグ、または、グリッド位相面に取り込まれます。
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この機能により位相点の画像として容易に表現される複雑で高解像度の位相マスクをモデル化できる
ように追加されました。このツールでは RGB 画像の R チャンネル、または、白黒のビットマップを使用
します。このツールのダイアログとサンプル ビットマップを下図に示します。
この機能はファイル リボンの変換ファイル形式メニューで確認できます。
4.3 チェビシェフ面の改善(全エディション)
チェビシェフ面を通過する光線追跡アルゴリズムが改善されました。この面の再帰的係数がキャッシュ
に格納され、光線の交点をより高速に計算できるようになりました。テストでは光線追跡速度は 6 倍ま
で改善されています。使用している多項式係数が多いほど、性能の改善は大きくなります。将来のリリ
ースでは他の再帰的な多項式にもこの改善を適用します。
この機能は LDE の面タイプ 一覧で確認できます。
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5 解析
5.1 オブジェクト エディタの強化(PROFESSIONAL、PREMIUM のみ)
オブジェクト エディタにいくつかの改善が実施されました。プロパティのペインではカテゴリーやファイス
のグループ プロパティへの見出しを使用するようになりました。オブジェクトの特定の面を選択するた
めに設定ダイアログの新規のマルチ選択リスト ボックスが追加されています。一度に複数のフェイスが
選択されているときは類似のパラメータのソルブを同時に変更できます。オブジェクト エクスプローラの
ツリーのサイズをスクロールすることなくツリー全体を見られるように変更することができます。プロパテ
ィのツリーは透明な背景となりました。
この機能はプログラムがノンシーケンシャル モードのときの設定リボンで確認できます。
5.2 部分的コヒーレント像解析での正規化フラグのスキップ(全エディション)
正規化をスキップするチェック ボックスが部分的コヒーレント像解析に追加されました。この設定は異
なる光学系の性能を比較することができるように追加されました。
この機能は部分的コヒーレント像解析の設定ダイアログで確認できます。
5.3 面位相モジュロ 2 オプション(全エディション)
面の位相と面の位相断面表示では位相データ モジュロ 2 がある場合にモジュロ 2 スイッチが利用
できるようになりました。この機能は回折レリーフ面をより容易に表示できるように追加されました。
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この機能は解析リボンの面メニューで確認できます。
6 ツール
6.1 アセンブリの分解での OPTICSTUDIO プロパティデータの読み込み
(PROFESSIONAL、PREMIUM のみ)
OpticStudio のプロパティ データは Creo、Inventor、Solidworks アセンブリを分解する際に構成部品か
ら読み込まれます。加えて、構成部品はそのプロパティ データから適切な名称が付けられます。
この機能はファイル リボンの分解メニューで確認できます。
7 最適化
7.1 メリット関数ウィザードの各境界条件オペランド(全エディション)
メリット関数での境界制約オペランドを実行する新しい方法が開発されました。シーケンシャル メリット
関数ウィザードでガラスと空気の境界条件が、一つのオペランドにまとめるのではなく各面に対して個
別に定義されるようになりました。制約を複数の目標値に分けることで減衰最小二乗法により良い微分
係数の情報が得られます。テスト ケースでは 18 倍まで速度の改善がみられています。
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この機能はメリット ファンクション エディタでの最適化ウィザードで確認できます。
8 ライブラリ
8.1 金属コーティング(全エディション)
銀、金、一酸化ケイ素がコーティング カタログに追加されました(COATING.DAT)。これらの材質はコー
ティングされたミラーをシミュレーションするために使用されます。
この機能はライブラリ リボンのコーティング カタログで確認できます。
8.2 EDMUND 光学レンズカタログの更新(全エディション)
Edmund 光学レンズ カタログは更新され、新規非球面レンズと数百種の軸外し放物面が追加されまし
た。
この更新はライブラリのレンズ カタログで確認できます。
8.3 THORLABS レンズ カタログの更新(全エディション)
Thorlab レンズ カタログは更新され、新規光学素子と暗号化コーティングが追加されました。
この更新はライブラリのレンズ カタログで確認できます。
8.4 ATOPTICAL CO., LTD. 原器リスト(全エディション)
Atopical Co., Ltd. の新規原器リストが利用できるようになりました。
このリストはライブラリ リボンの原器リストで確認できます。
8.5 MIKROP AG 原器リストの更新(全エディション)
Mikrop AG の更新された原器リストを利用できるようになりました。
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このリストはライブラリ リボンの原器リストで確認できます。
9 プログラミング
9.1 ZOS-API.NET 強化(PREMIUM、PROFESSIONAL のみ)
追加ツールと解析にアクセスできる API にコマンドが追加されました。次の機能性コマンドが追加され
ました。







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
Convert To NSC Group Tool
Calculate Merit Function Asynchronously
Scale Lens Tool
Merit Function Wizards
Tolerancing Tool
Tolerance Wizard
Lens Catalog
Insert Lens via the Lens Catalog
Copy System
Copy Rows
Single Ray Trace Methods
Ability to use Column Headers as Parameter Names in Arguments in Non-Sequential Mode
9.2 CODE V ファイル コンバータ(全エディション)
ユーザーからのフィードバックに基づいてファイル変換マクロにいくつかの改善がされました。次の変更
が加えられました。







環状、円形ミラー アパチャーに対応
ズームコマンド処理に対応。視野指定、ズーム指定コマンドの追加
マルチコンフィグレーション変換機能の改善
グループ コントロール コマンドの追加
x(6).y(6) 形式を追加するための MIL ナンバー ガラスの修正
二点ホログラフィック制約に関連するコマンドのサポート
ビネッティング ファクタ変換を改善してマルチ コンフィグレーションのビネッティング ファクタに
対応
この改善はファイル リボンのファイル形式を変換で確認できます。
10 ユーザー インターフェース
10.1 解析機能のアクティブ オーバーレイ(全エディション)
新しいアクティブ オーバーレイ機能がダイナミック 2D プロットで利用できるようになりました。あるプロ
ットから同じタイプのべつのプロットへのデータの追加、あるプロットから同じ x 軸単位を使用している
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別のプロットへのデータの追加、複数のモンテカルロ公差解析からあるプロットへのデータの追加がで
きるようになりました。オーバーレイされたデータは動的でデータ マーカーのような機能と共に機能しま
す。色や線タイプのようなプロット スタイルはオーバーレイされたプロットでコントロールすることができ
ます。この機能jはタイプに関係なく単に二つのグラフィックスを取り、静的なグラフィックとしてオーバー
レイした古いオーバーレイ機能に置き換わります。
この機能は任意のプロットやグラフィック解析のツールバーで確認することができます。
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10.2 2D、3D レイアウトの改善
2D、3D レイアウトはシェーデッド モデルと同じパラダイムへと変換されました。これにより 3D 空間マウ
ス装置を用いた機能を含む相互作用のモードが追加できるようになりました。3D レイアウトの注釈は
改善されました。この変更により古いベクター グラフィック形式に比べて複雑な光学系のレイアウトの
性能が改善しました。
この機能は解析リボンで確認することができます。
10.3 シェーデッド モデル レイアウト注釈(全エディション)
シェーデッド モデル レイアウトでは注釈を利用できるようになりました。この機能では注釈を配置する
場所に一時的な注釈平面を作製することができます。これはデータ表示に対して使用される切断面に
よく似ています。この注釈面は作成した複数の注釈を保持しておいて、ユーザーが注釈を加えることを
止めたときに閉じられます。
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この機能はシェーデッドモデルレイアウトのツールバーで確認することができます。
10.4 レイアウトの距離測定ツール(全エディション)
2D、3D、シェーデッド レイアウトがレイアウトでの任意の二点間の距離を測定するツールが含まれるよ
うになりました。この機能では上記の注釈と同じ任意の接断面を使用することができます。
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この機能はレイアウト ウィンドウのツールバーで確認することができます。
10.5 レイアウトのダイナミック スケール バー(全エディション)
2D、3D、シェーデッド モデル レイアウトでは光学系で光線や光学素子のスケールを迅速に評価する動
的スケールバーが含まれるようになりました。表示がズーム インやアウトされれば、それに応じてスケ
ール バーはサイズを変更します。
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解析リボンのシステム ビューア セクションのレイアウトで確認できます。
10.6 解析機能のダイナミック プロットへの変換(全エディション)
二つの新規の解析機能(スルー フォーカス スポット ダイアグラム、全視野スポット ダイアグラム)が新
しいダイナミック プロット形式に変換されました。このプロットではダイナミック データ表示コントロール
が利用できるようになりました。
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この機能はシーケンシャル モードの解析リボンの光線とスポットで確認することができます。
10.7 フットプリントダイアグラムの改善(全エディション)
フットプリント ダイアグラム データの表示方法の改善はズーム イン、アウト機能です。以前のフットプリ
ント ダイアグラム上でのズーミングはフットプリントが歪むことがありました。
この機能はシーケンシャル モードの解析メニューの光線とスポットメニューで確認することができます。
10.8 エディタ ツールバーのエディタ更新ボタン(全エディション)
エディタとウィンドウ更新オプションが LDE、NSCE、MCE、システム エクスプローラに追加されました。
このオプションではユーザーがエディタとシステム エクスプローラに変更が加えられた際にシステム更
新方法をコントロールすることができます。
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この機能は LDE、NSCE、MCE、システム エクスプローラのツールバーで確認できます。
10.9 ピックアップと共にセルの貼り付け(全エディション)
コピーされたセルからピックアップ ソルブと共にコピーされた値を貼り付ける右クリック オプションです。
この機能はレンズ データ エディタ(LDE)とノンシーケンシャル コンポーネント エディタ(NSCE)にありま
す。
この機能は任意のセルを右クリックしてエディタ中のコンテキスト メニューで確認できます。
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10.10 エラー・警告メッセージ コントロール(全エディション)
処理方法を指定することであるエラー・警告メッセージを非表示にするプロジェクト環境設定にあるオプ
ションです。現在 は光学素子が多過ぎる、現在のカタログに定義しているガラスがないことに伴った
CAD 操作に関する警告があります。
この機能は設定リボンのプロジェクト環境設定のメッセージ ボックス セクションで確認できます。
10.11 BSDF ファイルの再読み込み(PREMIUM、PROFESSIONAL のみ)
散乱モデルが BSDF のときに NSC エディタのオブジェクト プロパティ > 散乱ダイアログに「再読み込
み」ボタンが追加されました。この機能でディスク上で修正して OpticStudio に再読み込みできるように
なりました。
この機能は面のプロパティ ダイアログやオブジェクト プロパティのコート/散乱 セクションの散乱セクシ
ョンで確認することができます。
11 バグ修正






ZOS-API を介して与えられた設定で FFT PSF サンプリング設定に対する入力は下線の前のテキ
ストを加えるように変更されました。これは Python が列挙値名に下線を続けることができないため
です。
後面がテッセレートされたときのンシーケンシャル モードにおける GRIN を通過する光線追跡アル
ゴリズムが変更されました。
ディテクタ ビューアのピーク強度と総パワーの単位の表示が不正確でしたが修正されました。
NSC のフレネル 1 オブジェクトのピッチ角度入力の補間が明確化されました。深さパラメータが各
溝を生成するのに使用されたとき、参照面までの最終後ピッチは常に希望の深さに到達するような
溝の終端で生成されました。代わりに周波数パラメータが使用されたとき、ピッチは全溝幅が希望
の周波数に合うような溝の要求された点から開始します。加えてこのピッチは最も外側の溝には使
用されません。言い換えれば、フレネル レンズの外側のエッジで「不活性」なフェイスはありません。
公差データ エディタで定義されたレンズ ウェッジ エラーは ISO 10110 エレメント図面に正確に反
映されるようになりました。
コスト エスティメータで提供されるコスト見積もりは現地通貨に関係なく正確に US ドルで与えられ
るようになりました。
Copyright ©Zemax, LLC 2015. All Rights Reserved.



ZOS-API で返される波面収差マップのデータは常に回転角が 0 度で計算されるようになりました。
これによりユーザー インターフェースの解析で得られるテキスト結果に一致します。
対称性タイプが PlaneSymmetrical のとき不完全な(例えば、全球に拡張されてない)入力 BSDF
ファイルのデータは全球にゼロが引き延ばされます。
オペランドの入力値で使用されている面が LDE から削除されたときの、メリット ファンクションから
オペランドを削除することに関する問題が修正されました。
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