スィン スクリューチューブ 12 φ以下

株式会社三和鉄工
THIN
SCREW-TUBE
スィン
スクリューチューブ
12φ以下
排気排熱の有効利用で省エネ効果
排気排熱の有効利用による省エネ効果を上げるには、細管を多数束ねた
熱交換器が有効とされていますが12φ以下の 細管(ベア管)では高効
率な 排気排熱の有効利用 には課題がありました。
弊社ではこの課題を改善する為、12φ以下のベア管に転造加工を施し
たスクリューチューブ(コルゲート/ローフィン) を開発しました。
伝熱効率の向上、内部容積の減少(小型化)を計ることが出来、又、肉厚
管使用で耐久性耐食性の持続性を高めます。
そしてU字及びヘアピン曲げ加工も行う事が可能です。本年2013年度
内に5φのスクリューチューブも提供出来る様、努力いたしております。
(現状9φまで)
材質、ピッチ、螺旋形状、条数、表面処理etc、相談頂ければ対応致します。
U 字加工・ヘアピン曲げ加工
※加工範囲5φ∼25φ
※特許出願中
断面図
【図 1】
工場排熱・エンジン排熱回収スターリングエンジン用
高耐熱・高負荷熱交換器の1ユニット。
主伝熱管は三和鉄工製、外径φ9の転造・曲げステン
レス管を用いている。
ヘッダは鋳経テクノ製、材質SCS13で、伝熱管とは真
空炉中ニッケルロウ付けで接続される。
表面はアルテックα : 酸化アルミ系コーティングで保
護され、約900℃の耐熱性を持つ。
伝熱面積1.72㎡相当。内部に作動流体として2. 0MPa
のヘリウムガスが封入される。
MDI社製10kw 出力のスタ一リングエンジンは同ユ
ニット熱交換器を4つ使用して製作され、2013年度末
にプロトタイプ販売開始の予定。
【図 2】
水平対向式10kwスターリングエンジンに利用され
る、三和鉄工製の転造フインチューブ。
同エンジンは農業廃棄物バイオマス燃焼・焼却炉に熱
交換器部を差込み、使用する。
2013年度中にカンボジア向けに出荷され、現地農村
の籾殻や農業廃棄物を燃料にして、無電化地域の電化
に用いられる予定である。
伝熱面積8.15㎡ 相当、
内部に作動流体として2. 0MPa
のヘリウムガスが封入される。
籾殻には大量のシリカが含まれるため、燃焼器内、伝
熱管にはガラス状のシリカが大量に付着して徐々に発
電性能が低下する。
ガラス状付着物を金属棒で定期的に叩き落とす作業を
行うため、通常のフインチューブではフィンが破損して
しまうが、三和鉄工製の転造台形フインチューブであ
れば、シリカ除去作業においてフィンが破損しないと
いう特徴があり、性能を維持できる。
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