高輝度蓄光式安全製品 目次 1.蓄光とは? ・・・・・・・・・・・・・ P1 2.高輝度蓄光式安全製品 ・・・・・・・・ P2 3.従来の蓄光製品 ・・・・・・・・・・ P3 4.弊社の蓄光製品 ・・・・・・・・・・・ P4 5-1.性能(高輝度 + 超残光) ・・・・・・ P 5 5-2.性能(耐久性) ・・・・・・・・・・ P 6 6.設置・誘導方法 例 ・・・・・・・・・ P 7 7.参考掲載 資料 ・・・・・・・・・・・・ P 8 8.防災認定 ・・・・・・・・・・・・・・ P 9 1.蓄光 (ちっこう) とは? 光(紫外線)を吸収し、暗闇で発光。 ①励起状態 ①励起 ②りん光状態 ②りん光 蓄光製品 ①太陽や蛍光灯等の紫外線で光エネルギーを吸収(励起) ②吸収した光エネルギーを発光として放出(りん光) 1 2.高輝度蓄光式安全製品(こうきどちっこうしきあんぜんせいひん) 蓄光技術を利用した、誘導標識 自然災害から1人でも多くの命を守る為に 屋外での避難誘導を確立させます。 2 3. 従来の蓄光製品 本来蓄光製品には樹脂塗料(アクリル、ウレタン、エポキシ、ポリカ等)を使用しております。 樹脂塗料は紫外線に非常に弱く、直射日光が当たる場所等に設置すると 数か月程度、早いと1,2ヶ月で劣化(変色・蓄光能力激減・ひび割れ等)します。 ※また、UVカット剤を混入しても、UVカット剤が蓄光機能を失わせてしまいます。 左側 : 通常製品(階段ステップシリーズ) 右側 : 直射日光が当たる屋外へ約半年設置後の製品 ※右側、変色劣化を確認。 ひび割れを確認。 輝度性能の低下を確認。 3 4. 弊社の蓄光製品 紫外線劣化の弱点を克服した、業界初の屋外向け蓄光製品 特許出願中 青緑色 蓄光顔料 + 大手 シリコーンメーカー シリコーン 樹脂塗料ではなく シリコーン(Silicone)塗料を使用し 従来の蓄光製品の弱点であった紫外線等からの 劣化を防ぎ、耐久性の向上を図り開発に成功。 4 5-1.性能(高輝度・超残光) 照射後の経過時間と自己発光輝度(mcd/m²) 5mcd/m² 明るさの目安 区分 文字の確認も 可能な明るさ 200mcd/m² 非常に明るく、 はっきりと認識できる 励起停止後,720分後のりん光輝度 Ⅰ類 3mcd/㎡以上 10mcd/㎡未満 Ⅱ類 10mcd/㎡以上 12時間後でも 明確に視認可能! JIS Z 9097:2014 津波避難誘導標識システム 記載のりん光輝度区分 経過時間 20 60 120 720 発光輝度 810 265 125 14 輝度計 BM-5A (株式会社トプコン製) 試験試料 HPOシリーズ (分) (mcd/㎡) 光 源 キセノンランプ L2175 400μW/㎠で60分照射(励起) ※JIS Z 9097:2014 津波避難誘導標識システム 蓄光材料のりん光輝度試験に準じ、一般財団法人 日本塗料検査協会にて測定を実施。 ※その他、各耐久性試験を実施しております。次ページ参照。 5 5-2. 性能(耐久性) 屋外製品 壁面用 HPOシリーズ製品を(一般財団法人) 日本塗料検査協会 にて、各耐久試験を実施した結果です。 試験項目 試験結果 試験方法 耐洗浄性 表示面シンボルの判別ができる JIS K 5600-5-11:2014 塗料一般試験方法 第5部:塗膜の機械的性質-第11節:耐洗浄性に準ずる 耐酸性 表示面シンボルの判別ができる 一般財団法人 日本消防設備安全センター FESC E011-014 高輝度蓄光式誘導標識の試験基準及び判定基準(2014年8月29日) 11.耐薬品性試験に準ずる。 耐アルカリ性 表示面シンボルの判別ができる 一般財団法人 日本消防設備安全センター FESC E011-014 高輝度蓄光式誘導標識の試験基準及び判定基準(2014年8月29日) 11.耐薬品性試験に準ずる。 耐水性 表示面シンボルの判別ができる 一般財団法人 日本消防設備安全センター FESC E011-014 高輝度蓄光式誘導標識の試験基準及び判定基準(2014年8月29日) 8.耐水性試験に準ずる。 耐中性塩水噴霧性 割れ、膨れ、はがれ、光尺低下及び 著しい変色を認めない JIS K 5600-7-1:1999 塗料一般試験方法 第7部:塗膜の長期耐久性-1節 耐中性塩水噴霧性に準じ 中性塩水噴霧性試験を100時間行った。評価:割れ、膨れ、はがれ、光尺低下及び著しい変色の有無 耐湿性 割れ、膨れ、はがれ、光尺低下及び 著しい変色を認めない JIS K 5600-7-1:1999 塗料一般試験方法 第7部:塗膜の長期耐久性-2節 耐湿性(連続結露法) 4.温度差固定方式に準じ、耐湿性試験を100時間行った。 評価:割れ、膨れ、はがれ、光尺低下及び著しい変色の有無 耐衝撃性 割れ、はがれを認めない JIS Z 9107:2008 安全標識-性能の分類性能基準及び、試験方法 6.試験方法 6.2.3 耐衝撃性試験に準ずる。 評価:割れ及びはがれの有無 耐汚染性(口紅) 表示面のシンボルの判別ができる 一般財団法人 日本消防設備安全センター FESC E011-014 高輝度蓄光式誘導標識の試験基準及び判定基準(2014年8月29日) 11.耐汚染性試験に準ずる。 耐汚染性(墨汁) 表示面のシンボルの判別ができる 一般財団法人 日本消防設備安全センター FESC E011-014 高輝度蓄光式誘導標識の試験基準及び判定基準(2014年8月29日) 11.耐汚染性試験に準ずる。 耐汚染性(醤油) 表示面のシンボルの判別ができる 一般財団法人 日本消防設備安全センター FESC E011-014 高輝度蓄光式誘導標識の試験基準及び判定基準(2014年8月29日) 11.耐汚染性試験に準ずる。 耐候性(SW) 輝度 クラック等や、外観及び体積収縮なし JIS Z 9097 津波避難誘導標識システムの 蓄光材料のりん光輝度において、Ⅱ類に該当 熱衝撃性試験(Thrmal Cycle Test:TST):40⇔85℃(各15min,) 200cycle サンシャイン・ウェザーメーター(東洋精機製作所):1000hr JIS Z 8703に規定する温度23±2℃、相対湿度50±5%の暗室に48時間以上外光を遮断した状態で保管し JIS Z 8902に規定するキセノンランプを用い、紫外線強度(測定波長域360~480nm)400μW/㎠で60分照射し 20分後、60分後、120分後、720分後のりん光輝度測定を行う。 6 6. 設置・誘導方法 例 道路・歩道の標識に 階段や段差のある部分 道路・歩道面の行き先表示に 7 7. 参考掲載 資料 2014年9月23日(火) 中日新聞 掲載 2015年7月21日(火) 中部経済新聞 掲載 8 8. 防災認定 災害時に必要とされ、安全安心と認められる 防災製品等推奨品 災害時の安全誘導として 耐水性、耐候性、耐食性等に優れ 屋外で長期に使用が可能であり 高輝度蓄光式誘導標識として有効である 防災推奨番号 第E-0055号 内閣府・防災推進協議会 一般社団法人 防災安全協会 認定品 9
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