資料6

2 月度JJC理事会資料
2015 年 2 月 26 日
労働問題委員会 野間
2 月度 JJC理事会ご報告(労働問題委員会)
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主な活動
1. 最低賃金・社会保障チーム活動報告
■アピンド MOU に基づく健康BPJSの 15 年 6 月 30 日まで納付延期に関して
2014 年 12 月健康保障制度機関(BPJS Kesehatan)および経営者協会(APINDO)間の覚書によると、2015 年 6 月 30 日までに行われ
る初期段階の医療施設/給付調整(COB)の整備が整うまでは保険料の支払い義務が生じないと記載されていると理解できるた
め、各社の加入状況、保険料の支払い状況は多岐にわたっており、保険料はいつから支払いを開始し、延滞罰金を科されるのか
等も含め、質問状を送付予定である。
一方 2/13 付けの APINDO と健康 BPJS の新たな合意についての文書によれば、納付延期に関しては次の条件がつけられている。
①2/28 までに支払延長の申請が必要。
②2015 年 1 月中に社員登録が完了していること。
③保険に入るのが困難である理由(初期診療所や COB の問題)と証明書を提出すること。
④APINDO の会員だけが対象である。
■健康BPJSに関するCOBの調整状況(生保分科会代表からの状況説明)
BPJS とは定期的に協議しているものの、BPJS が変更申請として、保険会社による代理登録、保険金の代理集金はできない、
COB 対象病院が 20 から 12 に縮小、一次診療の義務化、部屋のアップグレードをしない限り COB の対象としない、などという改定
要望を出してきており、対象保険会社はこれらの条件受け入れを保留している。COB 調整は、まだ混とんとした状態であると言わ
ざるを得ない。(背景には支出が収入を上回っているという実状があると思われる)
2. ビザ・ワークパーミットチーム活動報告
■RPTKA/TA-01/IMTA の申請受付規制の影響について
先日の BKPM 主催のワンストップサービスセミナーにおいて、労働移住省局長とイミグレ局長が出席し下記の項目が説明された。
・211VISA の緊急入国の定義は限定的で国の災害などにおいて海外から支援に来る場合に限る。
・インドネシア語試験は 4 月に規定、9 月に実施予定、手法については検討中。
・VISA・IMTA の手続きで TA01 をなくす。
・非居住者役員の労働許可(IMTA)取得義務に関するセミナー時の質問に対して、「必要」であると述べているが、会社法には
明記されておらず根拠も明確には説明されていない。
■その他
・非製造業のアドバイザーの IMTA が半年に制限されるケースが見受けられる。
3.
労働デモチーム活動報告
■MM2100 と EJIP 工業団地でのブカシ県警察署とのミーティングについて
・工業団地からデモ被害状況について説明。
・ブカシ警察署長からデモへの対応とデモ減少の状況、企業・組合・住民の融和の取組を説明。
・警察からは、デモの際、ビデオ・写真などで、人が特定できるような証拠を残してほしい。
誰が、いつ、何をやったかの記録があれば逮捕などが可能になる。
以上