CFTC建玉報告

FUTURES 24 REPORT
DAIICHI COMMODITIES CO.,LTD.
2015 /11/23
CFTC建玉報告
CFTC建玉報告:
建玉報告:円/ドル、
ドル、ユーロ/
ユーロ/ドル(
ドル(11月17日時点)
日時点)
米商品先物取引委員会(CFTC)が20日に発表した建玉報告によると、17日時点のシカゴ・マーカンタイル
取引所(CME)IMM通貨先物円(対ドル)相場の大口投機筋(非商業部門)の売越幅は7万8611枚となり、前
週比1万1723枚拡大。投機筋は買いポジションを減らし、売りポジションを増やした。
期間中の円(対ドル)は下落。パリ同時多発テロ事件を受けた円買いが先行し、週明け16日に上伸。その後、
本邦7~9月期のGDPは事前予想を下回った(前期比0.2%減)が反応は薄く、大幅安でスタートした日本株
が下げ幅を縮小させると、円は売りなおされ、円安ドル高に振れる展開となった。また、期間後の18日公表さ
れた10月27、28日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は、参加者の大半が12月の会合まで
に利上げの条件が整うと予想していたことが明らかとなった。これを受けて年内の利上げ観測が一段と高まり、
ドル買いが活発化。しかし、反応は一時的で、すぐに発表前の水準に戻していた。
期間中のユーロ(対ドル)は下落。大口投機玉の売越幅は16万4177枚となり、前週比2万1238枚拡大。
ユーロ圏短期金融市場では、12月の欧州中央銀行(ECB)による0.1%ポイントの中銀預金金利引き下げ
を完全に織り込んだ。パリでの攻撃事件が最後の一押しとなった形。CMCマーケッツの首席市場アナリスト、
マイケル・ヒューソン氏は「パリの事件がなくても市場は弱めだったが、13日の事態を受けて追加緩和は確実
となった。焦点は緩和の度合いだ」と述べた。この流れから、欧米の金利差拡大見通しを背景にユーロ売りドル
買いが進行し、ユーロは今年4月以来、約7ヶ月ぶりの安値圏に値を沈めた。
円/ドル
日付
終値
枚数
ユーロ/ドル
終値
07/21
123.85
-62,314
1.0931
-112,976
07/28
123.50
-63,538
1.1056
-104,008
08/04
124.34
-79,716
1.0876
-113,394
08/11
125.05 -105,226
1.1033
-115,210
08/18
124.34
-90,130
1.1016
-92,732
08/25
118.79
-39,059
1.1512
-66,078
09/01
119.33
-15,555
1.1308
-67,857
09/08
119.75
-6,662
1.1193
-81,241
09/15
120.38
-26,814
1.1263
-84,202
09/22
120.11
-23,678
1.1114
-81,033
09/29
119.70
-22,052
1.1243
-87,660
10/06
120.16
-17,599
1.1266
-88,810
10/13
119.69
-13,832
1.1374
-80,576
10/20
119.80
-3,639
1.1341
-62,566
10/27
120.41
-33,911
1.1045
-105,934
11/03
121.02
-43,787
1.0957
-134,334
11/10
123.10
-66,888
1.0718
-142,939
11/17
123.39
-78,611
1.0635
-164,177
前週比
0.29
-11,723
-0.0083
ユ ー ロ/
ロ / ドル
枚数
-21,238
1.4000
CFTC建玉報告
CFTC 建玉報告
買 い越 し幅 : 枚
0
大口投機玉ネット
大口投機玉 ネット
ユーロ/
ユーロ / ドル
1.3000
-50,000
1.2000
-100,000
1.1000
-150,000
1.0000
-200,000
0.9000
12/16
3/10
6/2
8/25
-250,000
11/17
売 り 越 し幅 :枚
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神泉プレイスビル フューチャーズ・
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