平成 27 年8月 14 日 各 位 会 社 名 株 式 会 社 ジ パ ン グ 代 表 者 名 代表取締役社長 松藤 民輔 (コード:2684) 問 合 せ 先 専務取締役管理本部長 亀田 学 (TEL:03-5468-3690) 営業外費用の発生及び債務超過状態に関するお知らせ 当社は、平成 28 年3月期第1四半期連結会計期間において、営業外費用が発生する見込みと なり、また、連結会計において債務超過の状態となったため、下記のとおりお知らせいたします。 なお、フェニックス銘柄制度においては、国内市場での上場廃止基準にあるような1年以内の 解消への猶予期間は設けておらず、当該状況下においても、引き続き当社株式の売買は取扱証券 会社で可能であります。 記 1.営業外費用の発生について 支払手数料 当第1四半期連結会計期間において、131 百万円を計上する見込みとなりました。 これは、主に米国子会社における現地金融機関からの借入に関連して支払われた手数料で あります。 2.債務超過状態について ① 債務超過に至った経緯 当社は、当第1四半期連結会計期間末において、たな卸資産(リーチパッド上の鉱石)の評 価損 4,386 百万円を計上した結果、1,317 百万円の債務超過となりました。 この評価損は、スタンダード鉱山における近時の金生産量の減少傾向を受け、当第1四半期 連結累計期間において、第三者機関におけるリーチパッド上の鉱石の評価、すなわち、リーチ パッド上にある既積鉱石中の金含有量のうち、回収が見込まれる金量から回収済の金量を差引 いた金量(在庫金量)に関する評価を実施しました。 この結果、リーチパッド上の鉱石に係る評価損 4,386 百万円を売上原価に計上することとな ったためであります。 ② 今後の見通し まず、当該評価減は、今後の回収見込み金量に対するものであり、現行の金生産量が直ち に大幅に減少するものではございません。 また、評価はその時点における見積りに基づくものであり、実際の金生産量が今回の評価 結果を超えて発生する可能性もございます。この場合、原価性が極めて低い売上計上が可能と なり、加えて、金価格の上昇が見込まれる場合には、回復を実現するまでに要する時間は更に 短縮されるものと考えております。 その上で、当社グループでは、債務超過解消のため、新たな戦略的成長を見据えた事業資 金の確保並びに財務基盤の健全化及び安定化を目的とした資金調達を進めていく一方、不採算 鉱山からの戦略的撤退を含めた金生産事業に対する抜本的な事業構造改革を行ってまいりま す。金価格の動向をみつつ、新たな設備投資を抑制し、最低限の費用にて金生産事業を継続維 持しつつ、経済効果性の維持が困難であり企業価値の毀損につながる可能性が高いと判断され る鉱山につきましては、戦略的な撤退を含めた検討及び実施を速やかに実現してまいります。 加えて、人員配置の適正化、売上原価の低減並びに販売費及び一般管理費の削減を図り、支出 の抑制に努めてまいります。 以 上
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