第三者割当による新株式発行に関するお知らせ

平成 27 年7月 30 日
各 位
会 社 名
株式会社エコグリーン
(コード番号 3188 TOKYO PRO Market)
代表者名 代 表 取 締 役 石井 光暢
問合せ先 執行役員企画戦略室長 中山 礼子
T E L
03-3537-3240
U R L
http://www.eco-g.com/
第三者割当による新株式発行に関するお知らせ
当社は、平成 27 年7月 30 日開催の取締役会において、第三者割当による新株式の発行(以
下、
「本第三者割当増資」といいます。
)を行うことを決議いたしましたのでお知らせいたします。
なお、本日公表いたしました、
「株式会社EGインベストメントによる当社株式に対する公開
買付けに関する賛同意見表明のお知らせ」に記載のとおり、当社は株式会社EGインベストメン
ト(以下「EGインベストメント」といいます。
)による当社の普通株式に対する公開買付け(以
下「本公開買付け」といいます。)に賛同の意見を表明しております。
記
Ⅰ.第三者割当により発行される新株式の募集
1.募集の概要
(1)
払
(2)
発 行 新 株 式 数
込
期
普通株式 1,737,269 株
(3)
発
1株につき金 900 円
(4)
発行価額の総額
1,563,542,100 円
(5)
募集または割当方法
第三者割当の方法により、ジャパン・リニューアブル・エナジ
行
価
日
額
(割当予定先)
平成 27 年9月 18 日から平成 27 年 12 月 31 日
ー株式会社(以下「JRE」といいます。)の 100%子会社で
あるEGインベストメント(当社の株券等を取得及び保有す
ることを目的として設立された会社です。)に対して
1,737,269 株を割り当てます。
(6)
そ
の
他
上記各号については、金融商品取引法の規定による特定証券
情報及び当社の発行者情報が当社のウェブサイト
(http://www.eco-g.com)に公表されていることを条件とし
ます。また、本第三者割当増資は、①本公開買付けが成立し、
本公開買付けに係る決済が完了していること、②当社の臨時
株主総会における特別決議により本第三者割当増資の実行が
承認されること、③当社株式の上場廃止手続が行われ、上場
廃止の効力が生じる見込みがあること、④石井光暢氏を除く
1
当社の株主の一部が本公開買付けに応募しなかった場合には
全部取得条項付株式の取得その他の方法により、当社の株主
をEGインベストメント及び石井光暢氏のみとする手続が完
了していること及び⑤当社において取得予定の工場用地にて
事業活動を行うために必要な許認可の取得に重大な支障とな
り得る事由が存在していないこと(詳細については、
「3(2)
調達する資金の具体的な使途」をご参照下さい。
)等を条件と
して実行されます。
(注) 本第三者割当増資に関しては、平成 27 年9月 18 日から同年 12 月 31 日までを会社法上
の払込期間として決定しておりますが、本第三者割当増資に係る当社とEGインベストメ
ントとの間の平成 27 年7月 30 日付株式引受契約においては、平成 27 年9月 18 日又は当
事者間で別途合意する日を払込期日として合意しております。
2.募集の目的及び理由
当社は、平成9年5月に東京都江戸川区に木材専門の運搬業者として設立後、廃木材を
収集運搬し、再資源化した木材チップ(以下、「木質バイオマス」といいます。)の販路
を独自開拓して、運搬部門にあわせた販売を開始いたしました。平成16年11月には茨城県
真壁郡(現桜川市)に木材チップを保管する真壁ストックヤードをオープンし、需給バラ
ンスの変動に左右されにくい供給体制を整えました。また、平成18年5月には自社の木質
バイオマス事業施設を千葉県八日市場市(現匝瑳市)にオープンしたほか、平成22年11月
には木質バイオマス燃料のさらなる普及を目的とした子会社、株式会社バイオイノベーシ
ョンを設立いたしました。当社の事業領域は、木材に特化した調達・製造加工・貯蔵・販
売といった活動で構成されており、平成26年度には年間約14.3万トンの木質バイオマスを
流通させております。このように、後発でありながら、機動的な販売網と強固な営業力を
活用し、成長を継続させております。このような当社における今後のさらなる生産能力の
拡大、事業規模の拡大の為には成長資金が必要であります。そのため、当社は、平成25年
10月に、将来の資金調達及び社会的信用力の向上を目的として東京証券取引所TOKYO PRO
Marketへ上場いたしました。しかし、当市場の性質から、広く公募での増資を行うことは
難しく、私募での資金調達の方法も合わせて模索して参りました。
一方、EGインベストメントの100%親会社であるJREは、再生可能エネルギーによる
発電事業を目的として、平成24年8月に設立され、発電プラントの調査、計画、設計、建
設、保有並びに売電事業等、発電事業の立ち上げから保有運営まで、一貫して取り組んで
おります。平成25年5月に茨城県水戸市及び城里町にまたがる敷地に、約13,000世帯分の
消費電力をまかなうことができる約40メガワットの太陽光発電所を起工して以来、現在は
日本国内に12ヵ所の太陽光発電所及び1ヵ所の風力発電所を所有・運転しております。J
REでは、「再生可能エネルギーの供給拡大を通じてエネルギーの多様化に貢献するこ
と」を使命として、事業展開を加速させています。JREには、再生可能エネルギーを含
む発電事業に豊富な経験を持つメンバーが多数在籍し、発電事業の立ち上げから保有運営
2
までの全てをJREが自ら事業主として取り組むことで長期的に再生可能エネルギー発電
所を運営する体制を敷いております。JREは、これまで太陽光と風力発電プロジェクト
を中心に事業展開してまいりましたが、バイオマス発電の取り組みについても検討してお
ります。バイオマス発電に取り組むには、先ずは燃料となるバイオマス資源を長期的・安
定的に調達する仕組みの確保が必要であるとの認識から、その方法について種々検討して
まいりました。
JREは、当社がこれまで継続的に木質バイオマスの取扱量を拡大しており、当社が持
つ営業力から今後も取扱量を拡大させることが出来るものと認識しており、また、当社に
おいても、今後のさらなる処理能力の拡大、事業規模の拡大の為には成長資金が必要であ
り、JREの資金力を活用することは、当社の事業拡大には必要なこととなります。
このような状況下において、JREは平成26年10月から、JREと、当社の代表取締役
かつ筆頭株主である石井光暢氏との間で、今後のバイオマス発電業界及び当該業界におけ
る両社の在り方について意見交換を行ってまいりました。その中で、JREが再生可能エ
ネルギープロジェクトの運営をさらに拡大させる観点及び当社グループが中長期的な成長
を達成させる観点から、JREが当社をバイオマス発電事業に進出する上でのビジネスモ
デルにおける重要な位置づけとなる会社とした上で、両社が有するサービス及びノウハウ
を結集することが、両社のさらなる成長に寄与するとの考えに至り、平成27年2月26日
に、JREは当社に対して、当社株式を取得することに関心があり、今後、両社間で協議
したい旨の意向を表明しました。当社としては、資金力及び発電所施設の運営力に強みを
持つJREは、大量の建築廃材の回収とチップ化に強みを持つ当社との間で相互補完的な
関係を構築可能な相手先であること、また、これまで多くのプロジェクト開発とそこでの
マネジメント力を発揮してきたJREの豊富なノウハウは、今後当社がさらなる設備投資
を進め企業規模の拡大を検討するにあたり、事業戦略や企業統治といった経営課題の解決
に資するものであることから、JREとの取組みにより当社の一層の成長が期待できると
の考えのもと、JREとの協議を開始しました。以来JREと当社は、両社の企業価値向
上に向けた関係構築の可能性について、複数回にわたって協議・検討を行い、その結果、
現時点においてJREは、本公開買付け及び本第三者割当増資を通じてJREと当社が資
本関係を構築することにより、JREにて今後計画している建築廃材を用いたバイオマス
発電所向けの燃料の調達を長期間安定的に確保することができ、中長期的な成長材料・重
要な新規事業としてバイオマス発電に取り組んでいけるとの認識に至りました。また当社
においては、当社が保有する経営資源やノウハウを活用できること、本公開買付け成立後
に予定されている本第三者割当増資の資金により木材バイオマス生産・加工のための工場
を新設し事業拡大を進められること、またJREという安定的な販売先を確保することが
建築廃材市場及びバイオマス発電業界における当社規模の拡大、企業価値の向上、プレゼ
ンスの強化につながるとの考えに至りました。また、太陽光発電、風力発電に加えてバイ
オマス発電についても積極的に取り組むというJREの成長目標も、バイオマス燃料の生
3
産者である当社の事業拡大に資するものと認識しております。
さらに、JREは、両社の企業価値の最大化を目指すには、共通の事業戦略のもとで緊
密に連携し一体となって事業展開することが重要であり、そのためには単なる提携ではな
く当社がJREグループの一員となって事業経営を行うことが望ましいと判断しました。
また、当社も、両社の経営資源及びノウハウを最大限に有効活用するには、当社がJRE
グループの一員として強固な関係の中で事業連携を行うことが望ましいと判断しました。
今後は、バイオマス発電に関し、中長期的視点に立ち、燃料供給から発電に至るまでグル
ープ内で完結させ、安定的かつ機動的に事業を展開してまいります。
そのため、JREと当社は、当社の株券等を取得及び保有すること等を主たる事業の内
容として設立され、JREがその発行済株式(20,000株)の全てを所有するEGインベス
トメントを公開買付者及び割当予定先として、本公開買付け及び本第三者割当増資を行う
ことを合意いたしました。当該合意に基づき、EGインベストメントは、当社を連結子会
社とすることを目的に、本公開買付けを実施すること及び当社の実施する本第三者割当増
資を引き受けることを決定し、当社は、本公開買付けに賛同の意見を表明するとともに、
EGインベストメントを割当予定先として本第三者割当増資を行うことを決定いたしまし
た。ただし、本第三者割当増資は、当社がJREグループの一員としての事業体制を構築
するための一連のスキームの一部として行うものであるため、本第三者割当増資は、①本
公開買付けが成立し、本公開買付けに係る決済が完了していること、②当社の臨時株主総
会における特別決議により本第三者割当増資の実行が承認されること、③当社株式の上場
廃止手続が行われ、上場廃止の効力が生じる見込みがあること、④石井光暢氏を除く当社
の株主の一部が本公開買付けに応募しなかった場合には、全部取得条項付株式の取得その
他の方法により、当社の株主をEGインベストメント及び石井光暢氏のみとする手続が完
了していること、及び⑤当社において取得予定の工場用地にて事業活動を行うために必要
な許認可の取得に重大な支障となり得る事由が存在していないこと(詳細については、
「3(2)調達する資金の具体的な使途」をご参照下さい。)等を前提条件として実行さ
れます。
本第三者割当増資により株式の希薄化が生じることとなりますが、本第三者割当増資を
通じた資金調達により既存事業におけるシナジー及び事業拡大を実現することが、経営の
安定及び当社の企業価値及び株主価値の向上につながることになると認識しております。
一方で、当社の将来の事業拡大に関しては、当社の中長期的な成長が可能である反面、燃
料調達から発電に至るバイオマス事業全体を新たにJREと共同して行うことは、当社に
とって新規事業の立ち上げに等しく、また、JREの資金力を活用したとしても相当の投
資が必要と考えられることから、現時点で想定できない未知のリスクも考えられます。そ
のため、株主の皆様をそのリスクに晒すことは好ましくないとの観点から、非公開化する
ことが妥当であるとの結論に至りました。本公開買付けにおいては、本第三者割当増資を
含むJREとの事業提携によって生じる企業価値向上分をプレミアムとして公開買付価格
4
に加算しておりますので、株主の皆様には、当社の企業価値向上を見越した利益を享受し
ていただけます。したがって、本公開買付け及び本第三者割当増資を含む一連の取引は、
株主の皆様の株主価値向上につながるものと認識しております。
なお、EGインベストメントが本第三者割当増資により引受ける普通株式の株主となっ
た場合、EGインベストメントは議決権数が本第三者割当増資完了後の総議決権数の
70.47% (小数点第三位を四捨五入、なお、当該割合は、EGインベストメントが、本公
開買付けにより当社の発行済普通株式の全て(石井光暢氏が所有する当社株式を除く。)
を取得することを前提として計算しております。)となるため、会社法第 206 条の2第1
項に規定する特定引受人となります。当社監査役3名(いずれも社外監査役)全員は、本
第三者割当増資の発行条件は資金使途に照らして相当であって特に有利な条件での発行に
該当していないことその他法令上必要な手続が行われていること等を踏まえて、会社法第
206 条の2第1項に規定する特定引受人に該当する公開買付者に対する本第三者割当増資
の実施は、適法かつ相当である旨の意見を表明しております。なお、当社は社外取締役を
置いておりませんので、取締役会の判断と異なる社外取締役の意見はございません。
3.調達する資金の額、使途及び支出予定時期
(1)調達する資金の額
払込金額の総額(円)
発行諸費用の概算額(円)
差引手取概算額(円)
1,563,542,100
17,500,000
1,546,042,100
(注)1.発行諸費用の概算額には、消費税等は含まれておりません。
2.発行諸費用の概算額の内訳は、ファイナンシャルアドバイザリー費用 700 万円、登記
費用 550 万円、その他諸費用 500 万円であります。
(2)調達する資金の具体的な使途
当社は、本第三者割当増資における調達資金のうち約 9.5 億円を土地の取得に、残額
の約 6.5 億円を工場建設資金に充当する予定です。当社は、平成 27 年3月 25 日付で、
木質バイオマスの生産・加工のための新工場建設に係る関東の工場用地につき売買契約
を締結しましたが、事業活動を行うために必要な許認可の取得に重大な支障となり得る
事由が存在していないことが当該売買契約及び本第三者割当増資の実行前提条件とな
っております。当該許認可が予定通り得られた場合、平成 27 年度中に、本第三者割当増
資に係る手取概算額の一部を当該土地の購入費用に充当し、その残額を、平成 28 年度中
に、上記新工場建設に係る建設費用に充当する予定ですが、当該許認可の取得に重大な
支障となり得る事由が存在している場合、本第三者割当増資は実行されません。調達し
た資金を実際に支出するまでは、当社取引銀行の口座にて管理する予定です。また、工
場建設に関する不足額が生じた場合には借入れ等の手段で調達する予定です。
4.資金使途の合理性に関する考え方
本第三者割当増資における調達資金の使途については、上記「3.調達する資金の具体
5
的な使途及び支出予定時期
(2)調達する資金の具体的な使途」に記載のとおりであ
り、調達した資金を新工場建設資金として使用し、企業成長を加速させることが、中長期
的な当社の企業価値向上に資するものであり、かかる資金使途は合理的と判断しておりま
す。
5.発行条件等の合理性
(1)払込金額の算定根拠及びその具体的内容
発行価額の決定に際しては、本第三者割当増資の発行価額の公正性を担保すべく、独
立した第三者算定機関である株式会社プルータス・コンサルティング(以下「プルー
タス・コンサルティング」といいます。)に当社の株式価値の算定を依頼し、平成27
年7月29日付で株式価値算定書を取得しました。プルータス・コンサルティングによ
る当社の株式価値の算定結果は、777円~855円であり、本第三者割当増資の発行価額
900円は、算定結果の上限を5%上回る価額となっております。また、本第三者割当増
資に係る取締役会決議日の直前取引日である平成25年10月31日のTOKYO PRO Marketに
おける当社株式の終値は900円であり、当該終値からディスカウントはないことから
も、割当予定先に特に有利な発行価額に該当しないと判断しております。
なお、本第三者割当増資を決議した取締役会に出席した当社監査役3名(いずれも社
外監査役)全員からも、上記と同様の理由により、上記発行価額が割当予定先に特に
有利な発行価額に該当せず、適法である旨の意見を得ております。
(2)発行数量及び株式の希薄化の規模が合理的であると判断した根拠
本第三者割当増資により増加する株式数は、普通株式 1,737,269 株(議決権数 17,372
個)であり、現在の当社発行済株式数 960,000 株(議決権数 9600 個)に対する割合は
180.97%(総議決権数に対する割合は 180.96%)(小数点第三位を四捨五入)となり、
大幅な希薄化が生じることになります。
もっとも、「3.調達する資金の具体的な使途及び支出予定時期」に記載のとおり、
本第三者割当増資により調達した資金を新工場建設資金として使用し、企業の成長を加
速させることが、中長期的な当社の企業価値向上に資するものと判断しております。こ
れに加えて、本第三者割当増資は、当社がJREグループの一員としての事業体制を構
築するための一連のスキームの一部として行うものであり、当社が、EGインベストメ
ントの連結子会社となることで、JREグループと強固なパートナー関係を構築するこ
とができ、このことは今後の当社のさらなる成長及び企業価値の向上に資するものであ
ると判断しております。
以上のとおり、本第三者割当増資により、当社の企業価値の向上につながると考えて
いるため、その発行数量及び株式の希薄化の規模は合理的であると判断しました。なお、
本第三者割当増資の発行新株式数である普通株式 1,737,269 株は、当社のさらなる成長
及び企業価値の向上のための積極的な設備投資のために必要な資金の額を踏まえて、E
6
Gインベストメントとの間で協議の上、決定したものであります。
6.割当予定先の選定理由等
(1)割当予定先の概要
(1)名称
株式会社EGインベストメント
(2)所在地
東京都港区六本木六丁目 2 番 31 号
六本木ヒルズノース
タワー15 階
(3)代表者の役職・氏名
代表取締役
中川
隆久
(4)事業内容
1.不動産の取得、保有及び処分
2.有価証券の取得及び保有
3.匿名組合等への出資及び匿名組合財産の運営管理
4.発電プラント(風力発電、太陽光発電、燃料電池、バ
イオマス発電その他自然エネルギー発電)に関する事前
調査、計画、設計、関連資材調達及び販売、土木工事、建
設、運転、保守点検事業並びに売電事業
(5)資本金
500 百万円
(6)設立年月日
平成 27 年6月 25 日
(7)発行済株式数
20,000 株
(8)決算期
12 月
(9)従業員数
―
(10)主要取引先
―
(11)主要取引銀行
―
(12)大株主及び持株比率
ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社
100%
(13)当事会社間の関係
資本関係
該当事項はありません。
人的関係
該当事項はありません。
取引関係
該当事項はありません。
関連当事者への
該当事項はありません。
該当状況
(14)最近3年間の経営成績及び財政状態
平成 27 年6月 25 日に設立された会社であり、設立後、事業年度が終了していない
ため、財務諸表は作成されておりません。
(注)1.当社は、当社が割当予定先との間で締結する新株引受契約において、割当予定先、
その主たる親会社、株主及びその子会社並びにそれらの役員が反社会的勢力とは関
係が無い旨の表明保証を払込日までに受ける予定でおります。
上記に加え、当社は社内規程に基づいた調査を行い、割当予定先、その主たる親
会社、株主及びその子会社並びにそれらの役員が反社会的勢力との関係を有してい
る事実が確認できなかったことを確認し、東京証券取引所に対し、確認書を提出し
ております。
2.EGインベストメントは、本第三者割当増資の払込み予定日(平成27年9月18日)
までに、本件第三者割当増資の払込資金に充当することを目的として、JREに対
して890,000,000円の第三者割当増資を行う予定であり、これによりEGインベスト
7
メントの資本金の額は945,000,000円に増加する予定とのことです。
(2)割当予定先を選定した理由
前記「2.募集の目的及び理由」に記載しましたとおり、JREは、資金力及び発電所施設
の運営力に実績を持ち、バイマス発電事業への参入を計画していることから、当社の事業戦略
上、資金調達による事業拡大とバイオマスチップ販売先の獲得を同時に適える、理想的なパー
トナーであると考えられます。また、JREは、当社の営業力及び実績を評価しており、バイ
オマス発電事業参入に当たり、当社を重要なパートナーと位置付けております。このような理
由から、JREと強固なパートナー関係を構築することが、当社の企業価値の向上に資するも
のと判断し、JREの 100%子会社であるEGインベストメントを割当予定先に選定いたしま
した。
(3)割当予定先の保有方針
割当予定先であるEGインベストメントは、当社株式を長期保有する方針であることを口
頭で確認しております。
(4)割当予定先の払込みに関する財産の存在について確認した内容
当社は、EGインベストメントより、本第三者割当増資の払込期間前までに、本第三者割当
増資の払込資金に充当することを目的として、JREに対して 890,000,000 円の第三者割当
増資を行う予定である旨の説明を受けております。
7.募集後の大株主及び持株比率
募集前(平成 27 年3月 31 日現在)
石井 光暢
募集後
82.98%
品川開発株式会社
4.79%
鮫島 正継
2.08%
株式会社十字屋
1.09%
ジャパンウェイスト株式会社
1.04%
鮫島 ひろみ
1.04%
小林 祐一
0.94%
興津 亮一
0.83%
野村 利和
0.73%
中村 忠雄
0.63%
興津 明美
0.63%
株式会社EGインベストメント
70.47%
石井
29.53%
光暢
(注) 1.小数点第三位を四捨五入しています。
2.募集前の持株比率は、平成27年3月31日現在の株主名簿に記載された保有株式を
もとに計算しております。
3.本第三者割当増資は、本公開買付けの成立を含む一連の取引により、当社の株主
がEGインベストメント及び石井光暢氏のみとなることを前提条件として実施さ
れるものです。EGインベストメントは、石井光暢氏を除く当社の全ての株主
8
(20名)それぞれとの間で、平成27年7月30日付で公開買付応募契約を締結し、
各株主が所有する当社株式を本公開買付けに応募する旨の合意を得ているのとこ
とですので、募集後の持株比率は、EGインベストメントが、本公開買付けによ
り当社の発行済普通株式の全て(石井光暢氏が所有する当社株式を除く。)を取得
することを前提として計算しております。
8.今後の見通し
本第三者割当増資が平成28年3月期の当社の業績に与える影響は精査中であり、今後、開
示すべき事項が生じた場合は、判明次第速やかに公表いたします。
9.企業行動規範上の取引等に関する事項
本第三者割当増資の全株式をEGインベストメントが引き受けた場合、株式の希薄化率
が180%を超え、また、同社の議決権割合が過半数を超え、支配株主の異動が生じるた
め、東京証券取引市場の企業行動規範に関する規則により、経営者から一定程度独立した
者による当該割当の必要性及び相当性に関する意見の入手又は当該割当にかかる株主総会
決議等による株主の意思確認のいずれかの手続が求められます。
そのため、当社は本第三者割当増資にかかる株主の意思確認の手続として、臨時株主総
会を開催し、第三者割当増資に関する議案を付議する予定です。詳細は、本日公表いたし
ました「TOKYO PRO Marketにおける当社株式の上場廃止申請、定款の一部変更及び臨時株
主総会招集のための基準日設定に関するお知らせ」をご参照下さい。
10.最近3年間の業績及びエクイティ・ファイナンスの状況
(1)最近3年間の業績(連結)
平成25年3月期
売上高(千円)
平成26年3月期
平成27年3月期
1,374,196
1,626,423
1,675,301
営業利益(千円)
46,878
53,627
76,149
経常利益(千円)
60,036
75,897
74,559
当期純利益
64,740
△42,323
45,881
1株当たり当期純利益
(円)
104.30
△44.09
47.79
1株当たり配当金(円)
-
-
-
1株当たり純資産(円)
366.71
322.75
346.82
(注) 当社は、平成 25 年7月 12 日開催の当社取締役会の決議に基づき、平成 25 年8月1日付
で株式1株につき 2,000 株の株式分割を行っております。平成 25 年 3 月期の期首に当該株
式分割が行われたと仮定して1株当たり当期純利益金額、1株当たり当期純損失金額又は
1株当たり純資産額を算定しております。
(2)現時点における発行済株式数の状況(平成 27 年3月 31 日現在)
株式数
9
発行済み株式数に対する比率
発行済株式数
960,000
100.0%
(3)最近の株価の状況
①最近3年間の状況
平成 26 年3月期
平成 27 年3月期
始
値
900 円
―円
高
値
900 円
―円
安
値
900 円
―円
終
値
900 円
―円
(注) 当社は、平成 25 年 10 月 30 日に株式を上場いたしましたので、平成 25 年3月期の売買
実績はございません。
②最近6か月の状況
該当期間については売買実績がありません。
③発行決議日前営業日株価
平成 27 年7月 29 日については売買実績がありません。
(4)最近3年間のエクイティ・ファイナンスの状況
該当ありません。
以
10
上
株式会社エコグリーン
普通株式
発行要領
1.募集株式の種類
普通株式
2.募集株式の数
1,737,269 株
3.募集株式の払込金額
1株につき金 900 円
4.募集株式の払込金額
1,563,542,100 円
5.申込期日
平成 27 年9月 18 日から同年 12 月 31 日
6.払込期日
平成 27 年9月 18 日から同年 12 月 31 日
7.増加する資本金及び資本準備金の額
資本金
781,771,050 円
資本準備金
781,771,050 円
8.発行方法及び割当先及び割当数
第三者割当の方法により、次の者に以下のとおり割り当てる。
株式会社EGインベストメント
1,737,269 株
11