簡単・確実!魚類用新標識「腰帯切断法」

簡単・確実!魚類用新標識「腰帯切断法」
腹鰭除去標識の信頼性が向上しました
ひれ切除:ハサミで鰭を根元から切る ⇒ 簡単だけど不確実
ひれ抜去:ペンチで支持骨ごと鰭を抜く ⇒ 確実だけど難しい
腰帯切断:ニッパーで支持骨ごと鰭を切取る ⇒ 簡単で確実
平成26 年標識群の標識354日経過後の
再生鰭条数(n=129)
60
52.1
ペチっ…と
割合(%)
50
手応え明瞭♪
40
28.9
2本も少ない
と一目瞭然!
30
20
7.4
10
7.4
通
常
の
鰭
条
数
4.1
0.0
0.0
0
0
1
2
3
4
5
鰭 条 数 (本)
6
○ 摘んで切るから逃さない
○ ハサミよりも深く切れる
○ 左利きの人でも楽々作業
294日後(飼育)
注:カサゴ以外の魚種での標識試験は未実施ですが,応用可能です
・ 薄刃で背面に段差のないプラスチック用ニッパーが適します。
・ ニッパーは事前に刃砥ぎと咬み合わせの調整が必要です。
・ 丈夫で砥ぎやすい鋼材製で,大きめの刃が適します。
三重県水産研究所 企画・資源利用研究課
Mie Fisheries Research Institute
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