平成 26 年度 自己評価結果公表シート 平成 27 年 5 月 30 日 光の園幼稚園 1、本園の教育目標 ・ 生きる力の基礎を養うため、健やかな身体と豊かな心情を育てる ・ 「勇気と感動とやさしさと」をスローガンに、お話の世界に遊び、楽しく表現し、 輝くような心と感性に満ちた創造力を育む ・ 安心できる環境の中で「今日も幼稚園楽しみ」という気持ちで一日を始め、自分ら (平成 26 年度) しく伸び伸びと過ごす ◎ 取り組みに際して念頭においていること ・ 五感を使って自然に親しむ ・ お話の世界を楽しむ ・ 自分の思いやイメージを自由に表現する素地を作る ・ 人とのかかわりを大切にして人への信頼感をもつ 2、26 年度重点的に取り組む目標や計画 ① 環境としての自分や物的環境を日々振り返りながら試行錯誤を繰り返す中で「子 どもたちを中心に考える」ということを体得する ② 一人ひとりを多面的に、肯定的にとらえ、園全体で子どもたちを見守る ③ 学びの充実と実践 ④ つながりを意識し、見通しを立てて物事に取り組む ⑤ 子どもたちがいろいろな種類の遊びを経験し、継続的に遊びこめる環境や時間を 保障し、その中で子どもたちが心揺さぶられていることがらを丁寧に見つめる 3、評価項目および取組状況 評価項目 取り組み状況 ①環境としての自分や 行事や学期ごとの振り返り、教員間での分かち合いを通してモデ 物的環境を日々振り返 ルとしての保育者という意識や子どもの思いをつないで保育を りながら試行錯誤を繰 展開しようという意識を持ててきた。 り返す中で「子どもたち を中心に考える」という ことを体得する ②一人ひとりを多面的 教員一人ひとりは子どもやクラスの捉え方、その育ちのもとにな に、肯定的にとらえ、園 ったことは何か、これからの育ちの方向性や配慮の観点などを自 全体で子どもたちを見 分なりに考えて日々を過ごしている。しかし欠けている視点があ 守る ったことに年度途中で気づき、教員間で共有し、2~3 学期を過 ごした。日々の中で小さなことでも気づいたことがあれば子ども たちと話し合いの場を持ち、考えていくことも大切にしていきた い。 ③学びの充実と実践 学びを実践する場として機能している部分もあるが、取り入れに くいものもある。子どもも保育者もやってみようと思える環境作 りが大切だと思われる。 ④つながりを意識し、見 少しずつ活動や自由遊びにつながりや段階を追って取り組む姿 通しを立てて物事に取 勢が見え始めている。そうすることで子どもたちも「明日を楽し り組む みに」する姿も多いが、前後のつながりなく入ってくる遊びや一 日の流れの中で活動の切れ目がはっきりしすぎて子どもが戸惑 う姿もあるように感じられる。 ⑤子どもたちがいろい 継続的にみんなが遊べる場が保障されたことで自分でやってみ ろな種類の遊びを経験 ようという気持ちや順番交代、ものの扱い方、教え教えられる関 し、継続的に遊びこめる 係などの面で引き続き成長が見られた。いろいろな種類の遊びを 環境や時間を保障し、そ 提供できるよう遊びの場所を決めたり教員間で動きやすいよう の中で子どもたちが心 打ち合わせたりしたが、まだまだ改善の余地があるように思われ 揺さぶられていること る。各クラスでは子どもたちが次の日もしたいと思える活動が時 がらを丁寧に見つめる 期に合わせ、子どもの姿に合わせて展開されつつあった。今後も 継続的に取り組む必要がある。 4、26 年度の目標や計画の総合的な評価結果 年度途中にこれまでの日々の保育を見直すべき出来事があり、2~3 学期は子どもたちが 「自分で考える」ことを特に意識して保育をしてきた。それについての話し合いやそれぞ れの考えを聞き合うことで保育に丁寧さが出てくる、子ども自身に語らせるといったプラ スの面が見られてきた。引き続き取り組んでいきたい。 5、今後取り組むべき課題 課題 具体的な取り組み方法 ①子ども自身が「考える」ことを大切にし 考える機会、手立てなどを子どもと一緒に順 た保育を心がける を追って経験する ②一人ひとりを多面的に、肯定的にとらえ、 保育者同士で日々子どもたちの今の姿を共有 園全体で子どもたちを見守る し、一人ひとりの子どもの育ちを保育者全員 で支えるという意識をもって子どもと関わる 6、学校関係者の評価 特に指摘すべき点はなく、妥当であると認められる。
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